JPH09178328A - 着霜検知装置 - Google Patents

着霜検知装置

Info

Publication number
JPH09178328A
JPH09178328A JP7343975A JP34397595A JPH09178328A JP H09178328 A JPH09178328 A JP H09178328A JP 7343975 A JP7343975 A JP 7343975A JP 34397595 A JP34397595 A JP 34397595A JP H09178328 A JPH09178328 A JP H09178328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
frost
compressor
heat
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7343975A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Nojiri
俊幸 野尻
Shinichi Saito
信一 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIZUKA DENSHI KK
Original Assignee
ISHIZUKA DENSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISHIZUKA DENSHI KK filed Critical ISHIZUKA DENSHI KK
Priority to JP7343975A priority Critical patent/JPH09178328A/ja
Priority to DE69623041T priority patent/DE69623041D1/de
Priority to US09/091,102 priority patent/US6038872A/en
Priority to EP96940144A priority patent/EP0871002B1/en
Priority to PCT/JP1996/003486 priority patent/WO1997024568A1/ja
Priority to CN96199370A priority patent/CN1110673C/zh
Priority to KR10-1998-0704633A priority patent/KR100371213B1/ko
Publication of JPH09178328A publication Critical patent/JPH09178328A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/02Detecting the presence of frost or condensate

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知用感熱素子と補償用感熱素子を用い、そ
の温度差によって着霜量を検出する着霜検知器を使用し
た着霜検知装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 検知用感熱素子1aと補償用感熱素子1
bからなる着霜検知器1と、着霜検知器1の出力信号を
増幅する増幅回路2と、増幅回路2の出力電圧を設定レ
ベルと比較する比較回路3と、コンプレッサ及び冷却フ
ァン4の運転状態を検知する動作検知回路5と、動作検
知回路5と比較回路3との出力電圧によって着霜量を検
出する判定回路6とからなる着霜検知装置であり、コン
プレッサ及び冷却ファン4が動作しているときのみ比較
回路3からの出力を受け入れるようにして着霜量を検出
する着霜検知装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種産業機器や冷
却器の着霜検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵庫は、そこに組み込まれている
熱交換器の冷却ファン表面への霜の付着が機器の冷却効
率を低下させ、これを放置したままで運転を続ければ、
消費エネルギー効率が著しく低下して不経済になるだけ
でなく故障の原因ともなる。このために、家庭用冷蔵庫
などでは庫内の温度を検知してコンプレッサをオン−オ
フさせるとともに、タイマを用いて一定時間冷却動作さ
せ、その積算時間が所定の時間に達すると、ヒータ動作
に切替えて除霜を行い、除霜運転終了後、一定時間経過
するとヒータへの通電を終了させる除霜方法が一般に用
いられている。
【0003】この方法では除霜の開始は時間によって制
御できるが、着霜状態は冷蔵庫の周囲温度、湿度、扉の
開閉頻度、庫内に入れた物の状態、例えば、温度、蒸発
量、熱容量等により異なるため、単に時間だけで制御す
ることはできない。又、この方法は実際の着霜状態を検
知するものではないために、未着霜状態でも除霜動作が
行われたり、又は、過着霜状態であっても除霜動作が行
われない場合が発生し、エネルギー効率の悪い冷却運転
が行われる。
【0004】このような従来の除霜方法の欠点を解消す
るために、各種の着霜検知方法が開発されているが誤動
作や検知精度等の面で実用上問題点が多い欠点があっ
た。図6は、冷凍庫や冷蔵庫に使用するために提案され
た結霜結露検知装置の一例であり、例えば、特開平2−
115678号公報で開示されている。この結霜結露検
出装置は、近接配置された一対の感熱素子R1とR2が
設けられ、それぞれに電流供給源が設けられている。感
熱素子R1とR2の一方の感熱素子に対して空気中で自
己発熱して温度上昇を生じさせる程度の発熱電流源と
し、他方の感熱素子に対してはその温度上昇が無視でき
る程度の比較基準電流源とする。そして、発熱電流源か
ら電流供給を受ける感熱素子は常に比較基準電流源から
の電流供給を受ける他方の感熱素子よりも高い温度に保
持されている。
【0005】そして、このように予め互いに温度差が与
えられている上記一対の感熱素子上に結霜又は結露が生
じると、このような固体及び液体は空気よりも熱伝導率
が大きいので、高温に保持された感熱素子からその表面
に付着している霜又は露を介して熱の放散作用が生じ
る。このような放散作用によって感熱素子の温度が低下
し、他方の一定温度に保持されている感熱素子との温度
差が小さくなる。この温度差を演算回路で求めて予め設
定した値と比較し、基準値よりも小さいときに結霜結露
状態にあるものと判定するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の結霜結露検知装
置を冷凍冷蔵庫等に適応しようとすると、次のような欠
点がある。家庭用冷凍冷蔵庫では、一般に、冷却運転の
ときにコンプレッサと冷却ファンが同時に動作する方式
である。その結霜結露検知装置が図7(a)に示されて
おり、結霜結露検知器10が感熱素子10aと10bの
直列回路からなり、その出力電圧Vaが増幅回路11に
入力され、その出力電圧V1が比較回路12に入力され
ている。レベル設定回路13から基準電圧Vrが比較回
路12に入力されている。図7(b)に示すようにコン
プレッサは、庫内に設置した温度センサによって庫内温
度を検知して庫内温度が一定になるようにオン−オフ動
作を繰り返す。しかし、通常の使用状態では、コンプレ
ッサのタイミングチャートのように一定の繰り返し動作
となる。コンプレッサが時刻t1 で運転開始して時間が
経過すると、エバポレータ(冷却器)及び結霜結露検知
装置の感熱素子に霜が付着し感熱素子R1とR2間の温
度差が縮小し、増幅回路2の出力電圧V1のレベルは徐
々に低下していく。
【0007】しかし、着霜検知器に霜が十分に成長しな
い状態でコンプレッサ及び冷却ファンが停止した場合、
即ち、図7(b)の時刻tS に示すように、信号電圧V
1が比較器12の設定レベルVrまで降下しない状態で
コンプレッサ及び冷却ファンが停止した場合、感熱素子
R1,R2の温度差に対応した出力電圧V1は、時刻t
C に示すように、初期値の状態に戻る。その結果とし、
信号電圧V1は設定レベルVr以下になるので信号電圧
V2が出力される。即ち、従来の着霜検知装置では、着
霜運転状態でもないにもかかわらず霜を検知して、除霜
状態になる欠点がある。このように、コンプレッサ及び
冷却ファンが動作している時は正常に動作しているが、
コンプレッサ及び冷却ファンが停止すると正常に動作し
なくなる欠点がある。
【0008】本発明は、上述の課題に鑑みなされたもの
であり、検知用感熱素子と補償用感熱素子を用いてその
温度差から着霜量を検出する着霜検知器を使用した着霜
検知装置を提供することを目的とするものである。又、
本発明は、コンプレッサ及び冷却ファンの動作に依存し
て誤動作が生じない着霜検知装置を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成する為になされたものであり、請求項1に記載され
た発明は、検知用感熱素子と補償用感熱素子からなる着
霜検知器と、前記着霜検知器の出力信号を増幅する増幅
回路と、前記増幅回路の出力電圧を設定レベルと比較す
る比較手段と、コンプレッサ及び冷却ファンの運転状態
を検知する動作検知回路と、前記動作検知回路と前記比
較回路の出力電圧によって着霜の有無を判定する判定回
路とを備えることを特徴とする着霜検知装置であり、動
作検知回路によりコンプレッサ及び冷却ファンの運転状
態を監視しながら判定回路の出力に基づいて着霜を検知
している。
【0010】又、請求項2に記載の発明は、検知用感熱
素子と補償用感熱素子からなる着霜検知器と、前記着霜
検知器の出力信号を増幅する増幅回路と、前記増幅回路
の出力電圧を設定レベルと比較する比較手段と、コンプ
レッサ及び冷却ファンの運転状態を検知する動作検知回
路と、前記動作検知回路の出力信号によって動作する遅
延パルス発生回路と、前記遅延パルス発生回路のパルス
出力信号と前記比較回路の出力電圧によって着霜の有無
を判定する判定回路とを備えることを特徴とする着霜検
知装置であり、コンプレッサ及び冷却ファンの運転状態
を監視して、動作検知回路の動作に応じた遅延パルスを
発生させてその遅延パルスに同期させて判定回路からの
出力に基づいて着霜を検知するものである。
【0011】又、請求項3に記載の発明は、検知用感熱
素子と補償用感熱素子からなる着霜検知器と、前記着霜
検知器の出力信号を増幅する増幅回路と、前記増幅回路
の出力電圧を設定レベルと比較する比較手段と、コンプ
レッサ及び冷却ファンの運転状態を検知する動作検知回
路と、前記コンプレッサ及び冷却ファンの何れもが動作
したときに前記動作検知回路が出力する出力信号によっ
て動作する遅延パルス発生回路と、前記遅延パルス発生
回路のパルス出力信号と前記比較回路の出力電圧によっ
て着霜の有無を判定する判定回路とを備えることを特徴
とする着霜検知装置であり、コンプレッサ及び冷却ファ
ンの何れもが作動した際に動作検知回路からの出力に応
じた遅延パルスを発生するようにし、判定回路の出力を
遅延パルスに同期させて出力させることにより所定の時
間が経過した後に着霜量を検知している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る着霜検知装置
の一実施形態について図面を参照して説明する。図1
は、本発明に係る着霜検知装置の一実施形態を示す回路
図である。同図に於いて、着霜検知装置は着霜検知器1
と、着霜検知器1の出力信号を増幅する増幅回路2と、
着霜量に応じて設定した設定レベル(基準電圧)と増幅
回路2の出力とを比較する比較回路3と、比較回路3に
供給される設定レベル(基準電圧)を発生するレベル設
定回路8と、コンプレッサ及び冷却ファン4の動作停止
を検出する動作検知回路5と、コンプレッサ及び冷却フ
ァン4の動作に対応して着霜の有無を検出する判定回路
6とから構成されている。
【0013】因に、着霜検知器1について、図2を参照
して説明すると、同図(a)はその斜視図であり、同図
(b)はそのX−X線に沿った断面図である。同図に於
いて、着霜検知器1は検知用感熱素子1aと補償用感熱
素子1bと、これらの素子を収納する容器11とからな
り、これらの素子により構成される回路から得られるの
電位差、即ち、温度差から着霜量を検出するセンサであ
る。
【0014】着霜検知器1は、図2に示すように、仕切
壁11aが設けられた容器11に蓋体14が設けられ、
空間12a,12bが形成され、空間12aには間隙1
3が設けられ、空間12a内に検知用感熱素子1aが設
けられ、密封された空間12bには補償用感熱素子1b
が設けられている。検知用感熱素子1a及び補償用感熱
素子1bのリード線10a,10bが蓋体14から外部
に引き出されている。この着霜検知器が冷蔵庫内に装着
され、間隙13に霜が付着していない状態では、庫内の
空気が間隙13を介して流入するので、検知用感熱素子
1aと補償用感熱素子1bとの温度差が発生する。しか
し、間隙13に霜が付着して閉塞されると検知用感熱素
子1aと補償用感熱素子1bとが空間12a,12bに
閉塞された状態、即ち、物理的条件が同一となるので検
知用感熱素子1aと補償用感熱素子1bの抵抗が等しく
なる。その結果、各素子の端子間電圧が等しくなり温度
差が零となる。本発明の着霜検知装置に使用される着霜
検知器は、上記のような動作原理に基づいており、両感
熱素子の温度差によって着霜状態を検知する着霜検知装
置である。
【0015】更に、詳細に説明すると、着霜検出器1
は、図1に示すように、検知用感熱素子1aと補償用感
熱素子1bが電圧源Eと接地間に直列接続されており、
検知用感熱素子1aと補償用感熱素子1bの抵抗値をそ
れぞれRa,Rbとすると、その出力電圧Vaは以下の
ように表される。 Va=E・Rb/(Ra+Rb) ………………(1)
【0016】又、温度が上昇して検知用感熱素子1aの
抵抗値Raが低下すると、補償用感熱素子1bの端子間
電圧は、(1)式は以下のように表される。 Va=E・Rb/〔(Ra−ΔRa)+Rb〕……(2) 但し、補償用感熱素子1bの抵抗値Rbは一定である。
Eは印加電圧、(Ra−ΔRa)は検知用感熱素子1a
の抵抗値を示している。
【0017】着霜検知器1の出力Vaは増幅回路2に入
力されて増幅され、その出力電圧V1が比較回路3に入
力される。又、比較回路3には、レベル設定回路8から
の設定レベル(基準電圧)Vrが入力されており、出力
電圧V1と設定レベルVrとが比較回路3で比較され
る。出力電圧V1が設定レベルVrより低下すると、比
較回路3からの出力電圧V2が判定回路6に入力され、
コンプレッサ4の動作に応じて動作検知回路5から出力
電圧V3に同期して判定回路6から出力され、着霜量が
検出される。
【0018】次に、本発明に係る着霜検知装置の他の実
施形態について図3を参照して説明する。同図の着霜検
知装置は、着霜検知器1と、着霜検知器1の出力電圧V
aを増幅する増幅回路2と、検出すべき着霜量に応じて
定めた設定レベル(基準電圧Vr)と増幅回路2の出力
電圧V1とを比較する比較回路3と、コンプレッサ及び
冷却ファン4の何れもの動作停止を検出する動作検知回
路5と、動作検知回路5の出力に応じて遅延したパルス
を発生する遅延パルス発生回路7と、遅延パルス発生回
路7からの遅延パルスに対応して着霜の有無を検出する
判定回路6とから構成されている。
【0019】遅延パルス発生回路7は、動作検知回路5
がオン状態となった後、一定時間T1が経過する毎に遅
延パルスが発生する回路である。比較回路3は、増幅回
路2の出力電圧V1が設定レベル(着霜量)を越えたか
否かを判定する回路である。判定回路6は、比較回路3
の出力電圧V2と遅延パルス発生回路7からの遅延パル
スに同期させて着霜の有無を検出するものである。この
遅延パルスは、コンプレッサ4の運転と停止を繰り返す
場合、運転開始直後はエバポレータ(冷却器)が十分に
冷却されていないために、増幅回路2の出力電圧は不安
定になり、このためにコンプレッサ4の動作検知回路5
の次段に遅延パルス発生回路7を設けて、コンプレッサ
4の運転開始時から一定時間(T1)遅延してパルスを
判定回路6に入力するようにしている。
【0020】続いて、図3の実施形態における着霜検知
装置の動作について、図4のタイミングチャート図を参
照して説明する。同図に於いて、(a)はコンプレッサ
4の動作を示す動作波形であり、(b)は動作検知回路
5の出力波形を示し、(c)は遅延パルス発生回路7か
らのパルス波形を示し、(d)は増幅回路2の出力波形
を示し、(e)は比較回路3の出力波形を示し、(f)
は判定回路6の出力波形を示している。
【0021】先ず、着霜検知装置は冷蔵庫内に装着され
ており、冷蔵庫のコンプレッサ4は庫内温度を検知して
オン─オフ動作を繰り返し、冷蔵庫内の温度が設定温度
まで下がるとコンプレッサ4は停止する。同図(a)に
示すように、コンプレッサ4の動作に応じて、同図
(b)に示すように、コンプレッサ4のオン─オフ動作
に連動して動作検知回路5は信号電圧V3を出力する動
作検知回路5に示すようにパルス状の出力波形が得られ
る。同図(c)に示すように、動作検知回路5の出力が
遅延パルス発生回路7に入力され、時間T1の周期でパ
ルスが発生し、判定回路6に入力される。時刻t1 でコ
ンプレッサ4が動作を開始する。その時点では着霜検知
器1の間隙13には、まだ霜が付着していないので、検
知用感熱素子1aと補償用感熱素子1bとの温度差に対
応する電圧V1が設定レベルVrより十分高いレベルに
ある。コンプレッサ4が2回目の動作時(時刻t3 )で
も着霜検知器1の間隙13に霜が付着され始めている
が、その間隙13が閉塞されていないので、電圧V1は
設定レベルVrより十分高いレベルにある。動作検知回
路5の信号電圧V3がオン状態となると、同図(c)に
示すように、遅延パルス発生回路7が作動して遅延パル
スを出力する。
【0022】コンプレッサ4が時刻t5 で3回目の動作
を開始すると、まだ着霜検知器1の間隙13が霜によっ
て閉塞されていない。しかし、時刻t6 になると、間隙
13が霜によって閉塞され、着霜検知器1の出力レベル
は設定レベルVrより低下する。時刻t6 では、同図
(e)に示すように、時刻t6 でHレベルに反転する。
一方、同図(f)に示すように、遅延パルスP1に同期
して、判定回路6の出力が時刻t7 でLレベルからHレ
ベルに反転する。着霜を検出して判定回路6の出力電圧
V5はオン状態になる。
【0023】次に、本発明の他の実施形態について図5
を参照して説明する。上記実施形態では、コンプレッサ
と冷却ファンの動作と停止をドアの開閉に応じて別個に
行う方式の冷凍冷蔵庫の場合に適応されるが、通常、コ
ンプレッサと冷却ファンが運転と停止動作を同時に行う
とは限らない。従って、このようなコンプレッサと冷却
ファンが別個に動作する方式の冷凍冷蔵庫では以下のよ
うな実施形態とする。
【0024】図5の着霜検知装置は、コンプレッサ4a
と冷却ファン4bの動作を個別に監視しており、他の部
分は図3の実施形態と同一である。この実施形態では、
コンプレッサ4aと冷却ファン4bを別々に監視してコ
ンプレッサ4aと冷却ファン3bの両者が何れも動作し
ているときのみ動作検知回路5の信号電圧V3がオンと
なって遅延パルス発生回路7が動作して遅延パルスが出
力される。遅延パルス発生回路7は、パルス電圧V4を
出力する。
【0025】一方、エバポレータ(冷却器)に取り付け
た着霜検知器1の表面の着霜量が増えると検知感熱素子
1a側に設けられた間隙13が閉塞するために、検知用
感熱素子1aと補償用感熱素子1bの温度差が無くなり
電圧V1が設定レベル値以下になる。そして、比較回路
3の出力電圧V2がオン状態となる。パルス信号V4と
出力電圧V2がオンすると判定回路6の出力電圧V5が
オン状態となり、エバポレータが着霜状態にあることを
検知することができる。従って、図5の実施形態では、
コンプレッサ4aと冷却ファン4bの動作を個別に監視
し、同時に動作して始めて動作検知回路5から出力が発
生されるようにすることによって、誤動作を解消したも
のであり確実に着霜を検出し得る利点がある。
【0026】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、着霜検
知器を冷凍冷蔵庫内のエバポレータ(冷却器)に取り付
けて、コンプレッサ及び冷却ファンの運転状態を検知
し、これらのコンプレッサ及び冷却ファンの信号電圧
と、着霜検知器の出力によって着霜の有無を判定する判
定回路とから構成された着霜検知装置を設けることによ
り、誤動作を解消できる利点がある。
【0027】又、本発明によれば、エバポレータへの霜
の付着状態を的確に検知できるために、従来のように過
着霜状態での効率の悪い運転や未着霜状態での除霜運転
を行う必要がなくなるので、消費エネルギ効率の良好な
冷却運転を行う冷凍冷蔵庫を除霜操作ができる着霜検知
装置を提供できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着霜検知装置の一実施形態を示す
回路図である。
【図2】(a)は、本発明に係る着霜検知装置に使用さ
れる着霜検知器を示す斜視図、(b)はそのX−X線に
沿った断面図である。
【図3】本発明に係る着霜検知装置の他の実施形態を示
す回路図である。
【図4】図3の着霜検知装置の動作を説明するためのタ
イミングチャート図である。
【図5】本発明に係る着霜検知装置の他の実施形態を示
す回路図である。
【図6】従来の着霜検知装置の一例を示す回路図であ
る。
【図7】(a)は従来の着霜検知装置の他の例を示す回
路図、(b)はそのタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 着霜検知器 1a 検知用感熱素子 1b 補償用感熱素子 2 増幅回路 3 比較回路 4 コンプレッサ(及び冷却ファン) 5 動作検知回路 6 判定回路 7 遅延パルス発生回路 8 レベル設定回路 10a,10b リード線 12a,12b 空間 13 間隙 14 蓋体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知用感熱素子と補償用感熱素子からな
    る着霜検知器と、 前記着霜検知器の出力信号を増幅する増幅回路と、 前記増幅回路の出力電圧を設定レベルと比較する比較手
    段と、 コンプレッサ及び冷却ファンの運転状態を検知する動作
    検知回路と、 前記動作検知回路と前記比較回路との出力電圧によって
    着霜の有無を判定する判定回路とを備えることを特徴と
    する着霜検知装置。
  2. 【請求項2】 検知用感熱素子と補償用感熱素子からな
    る着霜検知器と、 前記着霜検知器の出力信号を増幅する増幅回路と、 前記増幅回路の出力電圧を設定レベルと比較する比較手
    段と、 コンプレッサ及び冷却ファンの運転状態を検知する動作
    検知回路と、 前記動作検知回路の出力信号によって動作する遅延パル
    ス発生回路と、 前記遅延パルス発生回路のパルス出力信号と前記比較回
    路の出力電圧によって着霜の有無を判定する判定回路と
    を備えることを特徴とする着霜検知装置。
  3. 【請求項3】 検知用感熱素子と補償用感熱素子からな
    る着霜検知器と、 前記着霜検知器の出力信号を増幅する増幅回路と、 前記増幅回路の出力電圧を設定レベルと比較する比較手
    段と、 コンプレッサ及び冷却ファンの運転状態を検知する動作
    検知回路と、 前記コンプレッサ及び冷却ファンの何れもが動作したと
    きに前記動作検知回路が出力する出力信号によって動作
    する遅延パルス発生回路と、 前記遅延パルス発生回路のパルス出力信号と前記比較回
    路の出力電圧によって着霜の有無を判定する判定回路と
    を備えることを特徴とする着霜検知装置。
JP7343975A 1995-12-28 1995-12-28 着霜検知装置 Pending JPH09178328A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7343975A JPH09178328A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 着霜検知装置
DE69623041T DE69623041D1 (de) 1995-12-28 1996-11-28 Vorrichtung zum anzeigen von eisbildung
US09/091,102 US6038872A (en) 1995-12-28 1996-11-28 Frost detecting device
EP96940144A EP0871002B1 (en) 1995-12-28 1996-11-28 Frosting detection device
PCT/JP1996/003486 WO1997024568A1 (fr) 1995-12-28 1996-11-28 Dispositif de detection de givre
CN96199370A CN1110673C (zh) 1995-12-28 1996-11-28 结霜检测装置
KR10-1998-0704633A KR100371213B1 (ko) 1995-12-28 1996-11-28 착상검지장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7343975A JPH09178328A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 着霜検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09178328A true JPH09178328A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18365683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7343975A Pending JPH09178328A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 着霜検知装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6038872A (ja)
EP (1) EP0871002B1 (ja)
JP (1) JPH09178328A (ja)
KR (1) KR100371213B1 (ja)
CN (1) CN1110673C (ja)
DE (1) DE69623041D1 (ja)
WO (1) WO1997024568A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013253739A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Fuji Electric Co Ltd 冷凍,冷蔵ショーケースの防露ヒータ通電制御装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6467282B1 (en) 2000-09-27 2002-10-22 Patrick D. French Frost sensor for use in defrost controls for refrigeration
DE10315524A1 (de) * 2003-04-04 2004-10-14 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältegerät und Betriebsverfahren dafür
TWI320633B (en) * 2006-03-22 2010-02-11 Asustek Comp Inc Fan system with hysteresis character and method thereof
US20100066168A1 (en) * 2008-09-17 2010-03-18 Joseph Gamliel Powering a direct current air conditioner using solar cells
KR102536378B1 (ko) * 2018-03-26 2023-05-25 엘지전자 주식회사 냉장고 및 그 제어방법
CN108613473B (zh) * 2018-04-02 2019-08-23 合肥美的电冰箱有限公司 风冷冰箱及其化霜的控制方法、控制系统、控制器
DE102021126837A1 (de) 2021-10-15 2023-04-20 Audi Aktiengesellschaft Betriebsverfahren für eine Kälteanlage im Wärmepumpenbetrieb bei tiefen Umgebungstemperaturen und Kraftfahrzeug mit einer derart betriebenen Kälteanlage

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531631Y2 (ja) * 1975-03-24 1978-01-18
JPS54152246A (en) * 1978-05-19 1979-11-30 Matsushita Refrig Co Defrosting control device
JPS54157360A (en) * 1978-05-31 1979-12-12 Sharp Corp Defrosting control system
JPS55143482U (ja) * 1979-03-31 1980-10-14
DE3001019A1 (de) * 1980-01-12 1981-07-23 Danfoss A/S, 6430 Nordborg Abtauvorrichtung fuer den verdampfer einer kaelteanlage
US4373349A (en) * 1981-06-30 1983-02-15 Honeywell Inc. Heat pump system adaptive defrost control system
JPS5913876A (ja) * 1982-07-15 1984-01-24 松下冷機株式会社 除霜制御装置
JPS60181557A (ja) * 1984-02-28 1985-09-17 松下電器産業株式会社 空気調和機の除霜運転制御装置
US4882908A (en) * 1987-07-17 1989-11-28 Ranco Incorporated Demand defrost control method and apparatus
JPH01225883A (ja) * 1988-03-04 1989-09-08 Matsushita Refrig Co Ltd 冷凍機の制御装置
JPH0638019B2 (ja) * 1988-10-20 1994-05-18 株式会社村田製作所 結霜結露検知装置
KR960001986B1 (ko) * 1991-01-31 1996-02-08 삼성전자주식회사 냉장고의 제상제어회로 및 그 방법
US5257506A (en) * 1991-03-22 1993-11-02 Carrier Corporation Defrost control
US5345775A (en) * 1993-03-03 1994-09-13 Ridenour Ralph Gaylord Refrigeration system detection assembly
EP0644386B1 (en) * 1993-09-22 1998-02-25 Whirlpool Europe B.V. Method for dynamically controlling frost formation on a refrigerator evaporator and refrigerator in which such method is implemented
JPH07260326A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Toshiba Corp 冷蔵庫の除霜制御装置
JPH0886557A (ja) * 1994-09-19 1996-04-02 Ishizuka Denshi Kk 着霜検知器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013253739A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Fuji Electric Co Ltd 冷凍,冷蔵ショーケースの防露ヒータ通電制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0871002B1 (en) 2002-08-14
CN1110673C (zh) 2003-06-04
KR19990072228A (ko) 1999-09-27
WO1997024568A1 (fr) 1997-07-10
DE69623041D1 (de) 2002-09-19
CN1206456A (zh) 1999-01-27
EP0871002A1 (en) 1998-10-14
KR100371213B1 (ko) 2003-03-15
US6038872A (en) 2000-03-21
EP0871002A4 (ja) 1998-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09178328A (ja) 着霜検知装置
US4294081A (en) Freezing refrigerator
JPH06213548A (ja) 冷蔵庫
JPH10300319A (ja) 冷蔵庫
US5533350A (en) Defrost control of a refrigeration system utilizing ambient air temperature determination
US5502976A (en) Air conditioning apparatus
JPH09264655A (ja) 結霜結氷センサおよび結霜結氷の検出方法
JP2003207255A (ja) 冷蔵庫及びその制御方法
JPH0634259A (ja) 電気冷蔵庫
JPH08136092A (ja) 冷凍装置
JPH06273233A (ja) 輻射熱センサ
JPS60226688A (ja) 除霜制御装置
KR100547421B1 (ko) 냉장고의 결빙감지장치
JP2680687B2 (ja) オープンショーケースの霜取制御方法
JPH10197135A (ja) 結霜結氷センサおよび結霜結氷の検出方法
JP2000180014A (ja) 冷蔵庫の制御装置
JPH09152252A (ja) 結霜結露検知装置
JPH1151531A (ja) 製氷検知器
JP2001112455A (ja) 食品の解凍制御方法およびその解凍庫
JPH04161776A (ja) 貯蔵庫の除霜制御装置
JPH11148769A (ja) 冷凍装置の除霜制御装置
KR100577417B1 (ko) 냉장고 및 제어방법
JPH10197134A (ja) 結霜結氷センサおよび結霜結氷の検出方法
JPH08247605A (ja) 冷蔵庫
JP2002090035A (ja) 庫内の着霜検知機構

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051108