JPH0886557A - 着霜検知器 - Google Patents

着霜検知器

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JPH0886557A
JPH0886557A JP6223482A JP22348294A JPH0886557A JP H0886557 A JPH0886557 A JP H0886557A JP 6223482 A JP6223482 A JP 6223482A JP 22348294 A JP22348294 A JP 22348294A JP H0886557 A JPH0886557 A JP H0886557A
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JP
Japan
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container
frost
opening
detector
temperature
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Pending
Application number
JP6223482A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Nojiri
俊幸 野尻
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ISHIZUKA DENSHI KK
Original Assignee
ISHIZUKA DENSHI KK
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Publication date
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Priority to ITMI950887A priority patent/IT1274420B/it
Priority to KR1019950011685A priority patent/KR0157725B1/ko
Priority to CN95106380A priority patent/CN1126817A/zh
Priority to ES009501199A priority patent/ES2131431B1/es
Priority to DE19523316A priority patent/DE19523316C2/de
Publication of JPH0886557A publication Critical patent/JPH0886557A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/02Detecting the presence of frost or condensate

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形でかつ環境条件に対して安定であり、着
霜検知精度が優れた再現性の良い着霜検知器を提供する
ものである。 【構成】 空洞部2を有する容器1にスリット状の開口
部3が形成され、サーミスタ等の感熱素子4が空洞部2
内に配置され、そのリード4aが金属板5に設けられた
貫通孔5aから夫々外部に突出し、リード4aが金属板
5に固定され、スリット状の開口部3が着霜によって閉
塞されることにより、容器1内が周囲雰囲気と遮断され
て、容器1内の温度が低下し、未着霜状態の時の温度と
の温度差によって着霜量を検出するものである。又、容
器を二つ設け、夫々に感熱素子を配置し、一方に開口部
を設け、他方を密封して温度補償用感熱素子として着霜
検知の精度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種産業機器や冷蔵庫
等の冷蔵機器に用いられる除霜機の着霜検知器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫では、そこに組み込まれて
いる熱交換器の冷却フィン表面への着霜が機器の冷却効
率を低下させ、これを放置したまま運転を続ければ、消
費エネルギ効率が著しく低下して不経済になるだけでな
く故障の原因ともなる。このために、冷蔵庫等では一定
時間冷却器を動作させてその積算時間が所定の時間に達
すると、ヒータ動作に切り換えて除霜を行い、一定時間
経過した後にヒータへの通電を終了させる方法が一般に
行われている。
【0003】この方法は、除霜の開始は時間で制御する
ことができるが、着霜状態は冷蔵庫の周囲温度、湿度、
扉の開閉頻度、庫内に入れた物の状態(温度、蒸発量、
熱容量等)により異なる。従って、着霜状態は、単に時
間だけで制御することはできない。又、この方法は実際
の着霜状態を検知するものではないために、未着霜状態
でも除霜動作が行われたり、又は過着霜状態であっても
除霜動作が行われない場合が発生し、エネルギ効率の悪
い冷却運転が行われていた。
【0004】そして、このような状況下で次のような着
霜検知方法が開発されている。 (1)光学的手段を用いた方法として、図12(a)に
示すように、発光器20と受光器21を用い、発光器2
0から照射される光が反射面22上で反射するときに、
着霜量に応じて受光器21に入射する光の屈折率又は入
射光の入射角のずれによる光量の変化を検知して着霜の
発生を検知する。 (2)温度差を検知する方法は、着霜前後の冷却器又は
周囲の温度差を検知して着霜の発生を検知する。 (3)圧電振動子の共振周波数の変化を検出する方法
は、図12(b)に示すように、ハウジング23に設け
られた弾性支持体24に圧電振動子25を支持し、その
表面に電極26を設けたものを用い、圧電振動子25の
表面に霜が付着すると共振周波数が変化することを利用
したものである。着霜量が所定値以上のときの周波数の
変化を検知して着霜状態にあると判定して着霜の発生を
検知する。 (4)コンプレッサの運転積算時間、ドアの開閉数、外
気温等の条件をマイコンを使用して積算し、制御プログ
ラムによって着霜状態を想定して着霜の有無を判定す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
着霜検知方法は以下のような欠点がある。 (1)の光学的検出方法は、検知部の小型化が難しく、
検知精度の維持のために、光の反射面の清掃等の定期的
なメインテナンスが必要となり、更に、回路構成が複雑
になり、コストアップとなる欠点があった。 (2)の温度差を検出する方法は、検出着霜量のバラツ
キが大きく検出精度が得られないなど実用上の問題点が
多い欠点がある。 (3)の圧電振動子を用いる方法は、振動子上へのゴミ
等の付着や冷蔵機器内部からの振動や外部からの振動の
影響で誤動作する欠点がある。 (4)のコンプレッサの運転積算時間等による方法は、
季節、天候、使用状況などにより着霜の程度が異なるた
めに用途によってはエネルギ効率が悪くなる欠点があっ
た。
【0006】本発明は、上記の欠点に鑑みなされたもの
であって、小形でかつ環境条件に対して安定であり、着
霜検知精度に優れた再現性の良い着霜検知器を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の着霜検知器は、熱伝導性を有する容
器と、前記容器内に突出した感熱素子と、前記容器に設
けられた着霜によって閉塞される開口部とからなること
を特徴とするものである。本発明の第2の着霜検知器
は、熱伝導性を有する容器と、前記容器内の第1と第2
の空洞部と、前記第1の空洞部を形成する前記容器に設
けられた着霜により閉塞される開口部と、前記第1の空
洞部に突出する第1の感熱素子と、前記第2の空洞部に
突出する第2の感熱素子とからなることを特徴とするも
のである。本発明の第3の着霜検知器は、熱伝導性を有
する容器と、前記容器内に突出する第1の感熱素子と、
前記容器に設けた着霜により閉塞される開口部と、前記
容器の形成部材に穿設された空洞に密封固着された第2
の感熱素子とからなることを特徴とするものである。本
発明の第4の着霜検知器は、前記1乃至3の着霜検知器
の容器が四角形又は蒲鉾状又は球面状の何れかであるこ
とを特徴とするものである。
【0008】本発明の第5の着霜検知器は、熱伝導性を
有し、夫々が円筒状又は球体状又は球面状の何れかの形
状を有する第1と第2の容器と、前記第1の容器に設け
られた着霜により閉塞される開口部と、前記第1と第2
の容器の仕切板と、前記第1と第2の容器の略中央に設
けられたフランジと、前記第1と第2の容器内に夫々突
出する第1と第2の感熱素子とからなることを特徴とす
るものである。本発明の第6の着霜検知器は、前記第1
乃至5の着霜検知器の開口部をスリット状に形成したこ
とを特徴とするものである。本発明の第7の着霜検知器
は、前記第1乃至5の着霜検知器の容器がアルミニウ
ム、亜鉛、銅、鉄、チタン又はこれら各々の金属を主成
分とする合金からなることを特徴とするものである。本
発明の第8の着霜検知器は、前記第1乃至5の着霜検知
器の容器に設けられた開口部の少なくとも一つが水抜き
用を兼ねることを特徴とするものである。本発明の第9
の着霜検知器は、前記第1乃至5の着霜検知器に於い
て、スリット状に形成した前記開口部の幅を着霜量の設
定に用いることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の第1の着霜検知器は、容器の空洞部内
に感熱素子が配置され、この容器に開口部が設けられて
いるので、開口部を通して外気雰囲気の温度を感熱素子
で検出し、開口部が着霜によって閉ざされると空洞部内
の感熱素子は着霜検知器が取り付けられた熱交換器の冷
却フィンの温度を検知する。着霜の検知は、着霜による
開口部の閉塞によって、その前後の温度差を感熱素子で
検知して着霜状態を検知するものである。又、本発明の
第2の着霜検知器は、着霜によって開口部を閉塞して温
度を検出する感熱素子を収納する容器と、周囲雰囲気の
変動による検知誤差を無くすために温度補償用の感熱素
子を収納する容器とを設けたものであり、両者の構造を
同じにすることによって熱時定数が同じになり、冷却フ
ィン温度の変動を両方の感熱素子で同時に検出すること
で周囲の温度の影響を相殺して着霜前後の温度差を精度
よく検出するものである。
【0010】又、本発明の第3の着霜検知器は、容器の
空洞部内に第1の感熱素子が配置され、冷却フィンの温
度を検出する第2の感熱素子が容器部材に穿設された空
洞内に密封固着されており、第2の感熱素子で冷却フィ
ンの温度を検出することによって検出の誤差を発生させ
ることなく、検出精度を高めることができる。又、本発
明の第4の着霜検知器は、感熱素子が収納される容器の
形状を四角形又は蒲鉾状又は球面状の何れかに選択する
ことによって、冷凍機器槽内の気流を考慮して着霜が良
好となる最良な形状とすることができる。又、本発明の
第5の着霜検知器は、フランジを設けて冷凍機器槽内と
熱交換器の冷却フィンの一部に設けた孔に取り付けるの
に適した形状としたものであり、容器の形状は冷凍機器
槽内の気流を考慮して着霜が良好となる最良な形状とす
ることにより、検出精度を高めるものである。
【0011】又、本発明の第6の着霜検知器は、前記第
1乃至第5の着霜検知器の開口部がスリット状であり、
着霜によって同時に開口部が閉塞されるので、温度変化
が急峻となり、検出感度を高めることができる。又、本
発明の第7の着霜検知器は、前記第1乃至第5の着霜検
知器の容器を熱導伝性の良好な材質を用いて形成したも
のであり、着霜検出の応答性を高めることができる。
又、本発明の第8の着霜検知器は、前記第1乃至第5の
着霜検知器に水抜きを兼ねる開口部を設けて、水抜き用
の孔として用いることによって、除霜時の水滴が容器内
に溜まらないので、検出精度を高めることができる。
又、本発明の第9の着霜検知器は、スリットの幅を着霜
量(厚さ)の設定に用いることで定量的な着霜検出がで
きる。
【0012】〔実施例〕以下、本発明の実施例について
図に基づいて説明する。 (実施例1)図1は、本発明の着霜検知器の一実施例を
示している。同図(a)は斜視図であり、同図(b)は
分解斜視図である。同図(a),(b)に於いて、1は
アルミニウム、銅等の金属からなる熱伝導性を有する容
器であり、その少なくとも一面にスリット状の開口部3
が設けられ、その内側が空洞部2と外気とが通じる開口
部3が設けられている。又、容器1には取付用孔7aが
設けられた舌片7が設けられている。容器1の空洞部2
には周囲温度を検知するためのサーミスタ素子等による
感熱素子4が容器1の内壁に接触しないように配置され
ている。感熱素子4のリード線4aは金属板5に設けら
れた貫通孔5aに挿通させて金属板5に絶縁固着され、
リード線4aが外部に導出されている。金属板5は、螺
子6を貫通孔6aに挿通させて容器1に設けられた螺子
孔に螺合させて、開放部8を塞ぐように固定される。
【0013】図1(c)は、容器1の変形例を示す分解
斜視図であり、熱交換器の冷却フィン上に直接取り付け
る場合には、容器1の底面部分は必ずしも必要がなく、
その底面部分が開放された構造としてもよい。更に、こ
の実施例の場合は、この金属板5は容器1と一体に形成
してもよい。感熱素子4は開放された底面から挿入する
ことができる。尚、実施例では、容器1の形状は四角形
であるが、球面体又は蒲鉾状としても良いことは明らか
である。
【0014】次に、上記実施例の着霜検知器の動作につ
いて説明する。この着霜検知器は、冷蔵機器槽内の熱交
換器の冷却フィンに取り付けられ、その槽内の温度は約
10℃に保持され、熱交換器の冷却フィン表面温度は、
例えば、−10℃に設定される。即ち、着霜検知器が装
着される場所は、熱交換器の冷却フィン表面温度と周囲
温度との温度差が発生する。最初、着霜検知器表面は未
着霜状態であるので、開口部3は開放されている。従っ
て、空洞部2内は開口部3を通して槽内の温度の影響を
受け、空洞部2内の感熱素子4は槽内の温度を検出す
る。感熱素子4は冷却フィンの表面温度より若干高い温
度を検出する。そして、時間が経過するとともに着霜検
知器表面に霜が付着し、更に、着霜が進むにつれて開口
部3が塞がれ、空洞部2内は外気との通気が悪化する。
そして、最終的に開口部3が霜によって完全に塞がれる
と、空洞部2内の温度は、冷却フィンの温度と略同じに
なる。
【0015】この着霜検知器は、予め着霜前の温度と、
着霜後の温度の変化を検知することによって、その温度
差から着霜を検知することができる。しかしながら、冷
却フィンの表面温度は熱交換器の運転及び停止によっ
て、或いは、周囲空気の外乱等の影響を受けて変動する
ために、上記実施例のように一つの感熱素子で温度変化
を検知する方法では、検知誤差を生じるおそれがあり、
周囲の状況に応じた着霜状態を正確に検知するのが難し
い場合がある。感熱素子を一つ備える着霜検知器では、
着霜前の温度から低下してある定常状態が一定時間経過
して始めて着霜を検出するように着霜検出回路を組むこ
とで、正確に着霜状態を検出することができる。しか
し、より確実な着霜検知器とし、温度補償用感熱素子を
備える実施例について以下に説明する。
【0016】(実施例2)図2は、本発明に係る着霜検
知器の他の実施例を示す図であり、同図(a)はその組
み立て図であり、同図(b)は分解斜視図である。同図
(a),(b)に於いて、1はアルミニウム、銅等の金
属からなる熱伝導性の容器であり、その容器1には空洞
部2,2′が設けられ、それらの一方が開放部8,8′
となっている。空洞部2が形成された容器1には少なく
とも一面に冷凍機器槽内の雰囲気が空洞部2に通じるス
リット状の開口部3が設けられている。又、容器1の側
面には取付用孔7aを形成した舌片7が設けられてい
る。容器1の空洞部2,2′には周囲温度を検知するた
めのサーミスタ素子等による感熱素子4,4′が容器1
の内壁に接触しないように夫々挿入されて配置されてい
る。感熱素子4,4′のリード線4a,4a′は金属板
5に設けられた貫通孔5aに夫々挿通され、夫々金属板
5に絶縁固着されて外部に導出されている。金属板5は
螺子6によって容器1の開放部8,8′を塞ぐように固
定される。空洞部2′は密封される。
【0017】尚、上記実施例の着霜検知器を熱交換器の
冷却フィン等に直接取り付ける場合は、図3に示すよう
に、容器1の底面部分は必ずしも必要とせず、開放状態
であってもよい。このような着霜検知器では、舌片7の
取付用孔7aに螺子等を挿入して冷却フィンに設けられ
た螺子孔に螺合させて取り付ける。これらの実施例に於
いても、容器1の形状は四角形に限らず、蒲鉾状又は球
面状であってもよい。
【0018】次に、上記実施例の着霜検知動作について
説明する。先に説明したように、冷凍機器の槽内の温度
を約10℃とし、その熱交換器の冷却フィンの表面温度
を、例えば、−10℃にする。最初、着霜検知器表面は
未着霜状態であるから、開口部3を介して空洞部2内の
雰囲気は外気と通じており、感熱素子4は槽内の温度を
検出する。一方、感熱素子4′は冷却フィンによって冷
却された空洞部2′内の温度を検出する。従って、感熱
素子4,4′は空洞部2,2′内の温度を検出すること
で、冷蔵機器の槽内の温度と冷却フィン表面温度を検出
する。
【0019】感熱素子4,4′で検出された温度の差
は、図4に示される着霜検出回路によって検出すること
ができる。図4に於いて、4,4′は夫々空洞部2,
2′に設けられた感熱素子であり、感熱素子4,4′と
抵抗R1,R2及び可変抵抗R3がブリッジ回路を構成
している。感熱素子4,4′によって検出温度に温度差
がある場合、感熱素子4′の抵抗値は一定であるが、感
熱素子4の抵抗値が変化するので、感熱素子4と感熱素
子4′との接続点と、可変抵抗R3の摺動接点間に出力
電圧V0 が発生し、出力電圧V0 の電位が温度差を表し
ている。
【0020】図5は、図4の着霜検出回路による出力結
果をグラフに表したものである。図の横軸が着霜量(霜
の厚さ)であり、縦軸が温度差を示している。図3の実
施例の実験結果では、未着霜状態では1℃の温度差が発
生した。そして、時間が経過するにつれて、着霜検知器
の表面に霜が付着し、開口部3の開口面積が減少して空
洞部2の外気の流通が減少し、空洞部2,2′内の雰囲
気の温度差が縮小する。更に、霜の付着が増えて開口部
3が塞がると空洞部2,2′内部の雰囲気の温度が等し
くなり、感熱素子4,4′で検知される温度差は零とな
る。従って、空洞部2,2′内の温度差を検知すれば、
着霜量(霜の厚さ)を検知することができる。冷蔵機器
の運転及び停止による冷却フィンの温度変動の影響は、
温度補償用の感熱素子4′により補正することができる
ので極めて正確に着霜量を検出することができる。尚、
この着霜検知器は、開口部3のスリットの幅が2mmの
場合であり、開口部3のスリットの幅を変えることによ
って異なった着霜量を検出することができることは明ら
かである。
【0021】(実施例3)図6及び図7は、本発明に係
る着霜検知器の他の実施例を示している。これらの実施
例は、取付用孔が形成された舌片が設けられていない実
施例であり、着霜検知器が装着される側に係止具が設け
られていれば、このような構成でもよい。図6(a)は
その斜視図であり、同図(b)はそのX−X線に沿った
断面図である。同図(a)に於いて、図2の実施例との
相違点は、着霜検知器を実装するための取付用孔が設け
られた舌片が容器1に設けられていないことにあり、他
の構成は図2の実施例と同一であるのでその構成の説明
は省略する。
【0022】図7(a)は放熱フィンに実装された状態
を示す斜視図であり、同図(b)はそのX−X線に沿っ
た断面図である。図7の実施例は、容器1の底部が開放
されており、図6の実施例の金属板5が容器1に一体に
形成され、その開放面が冷却フィン9に固着されてい
る。感熱素子4,4′は、その開放面から挿入すること
により、金属板5を設けなくとも組み込みができる。図
6,図7の実施例の動作は、上記実施例と同様であるの
でその説明は省略する。
【0023】(実施例4)図8は、本発明に係る着霜検
知器の他の実施例を示している。同図(a)はその斜視
図であり、同図(b)はその分解斜視図である。同図
(a)は、アルミニウム、銅等の金属からなる熱伝導性
の容器1に開口部3,3a,3bが設けられている。容
器1の底部部材には空洞10が穿設され、この空洞10
にサーミスタ等の感熱素子4′を挿入し、感熱素子4′
は密封される。容器1の底部側面に舌片7が形成され、
取付用孔7aが設けられている。空洞部2内には感熱素
子4′と同特性の感熱素子4が配置されている。開口部
3a,3bはスリット状であり、その隙間に霜が付着す
ると、外気の流通が妨げられ、空洞部2の温度の変化を
もたらす。更に、開口部3a,3bは空洞部2内の除霜
後の水を外部に引き抜くための開口部である。感熱素子
4′は容器1の底部に設けられた空洞10に収納されて
樹脂等で密封され、容器1の温度変化を正確に検出す
る。
【0024】尚、感熱素子4′が挿入される空洞は、実
施例のように容器1の底部に限定することなく、容器1
の側部に空洞を穿設し、その空洞に感熱素子4′を埋め
込んで密封固着してもよいことは明らかである。又、容
器1に水抜き用の開口部3a,3bを設けることによっ
て、除霜時の水が空洞部2内に溜まって凍結することに
よる熱容量の変化を防止できるので、正確に温度差が計
測でき、着霜量を高精度に検出することができる。又、
この実施例では、未着霜時の感熱素子4,4′の温度差
は大きく、霜によって完全に開口部3,3a,3bが塞
がった状態での温度差は、実施例2,3のように零とな
らない。しかし、先に説明したようなブリッジ回路によ
って着霜状態の出力電圧を零にすることもできる。又、
着霜状態における出力電圧をレベル検出器で検出するこ
とも可能である。
【0025】尚、実施例1乃至3に於いて、金属板5
は、感熱素子4,4′を固定するためのものであって、
必ずしも金属板である必要はなく、殊に、容器底部が開
放されている場合は容器1と金属板5を一体にしてもよ
いし、金属板5は樹脂材料を使用してもよい。更に、着
霜によって閉塞される開口部を容器の各面に形成するこ
とにより、冷凍機器内の温度をあらゆる面から雰囲気温
度の変化を捉えることができる。
【0026】(実施例5)図9は、本発明に係る着霜検
知器の他の実施例を示している。同図(a),(b)は
それら実施例のその斜視図である。図9(a)は、熱伝
導性を有する蒲鉾状の容器11に仕切板12が設けら
れ、二つの空洞部が形成されている。容器11はアルミ
ニウム,銅等の金属から形成されている。一方の空洞部
は容器11に設けられた開口部3を通して外気と通じて
いる。これらの空洞部内には、サーミスタ素子等による
感熱素子4,4′が突出している。容器11の底板部に
は取付用孔7aが形成された舌片7が設けられ、容器1
1とその底板部が分離するようになされ、感熱素子4,
4′を絶縁固着した後に、容器11を底板部に組み込む
か、容器11の底部を開放した構造とし感熱素子4,
4′を取り付け、その後、容器11と底板部とを一体に
形成する。その後、舌片7の取付用孔7aに螺子等を用
いて冷却フィンに取り付けられる。感熱素子4′は密封
される。
【0027】図9(b)は、半球状の容器13に仕切板
12が設けられ、二つの空洞部が形成されている。一方
の空洞部は容器11に設けられた開口部3を通して外気
と通じている。これらの空洞部内には、感熱素子4,
4′が突出している。底板に舌片7が設けられ、取付用
孔7aが設けられている。半球状の容器13は底板部に
螺合させて形成されており、感熱素子4,4′を半球状
の容器13に絶縁固着した後に、半球状の容器13を底
板部に螺合させて取り付け、感熱素子4′は密封され
る。尚、実施例5は、実施例1乃至4とは異なり、着霜
によって閉塞される開口部3が曲面に形成されており、
冷凍機器槽内の気流が着霜検知器に導入され易い利点が
ある。又、開口部3は水抜きが容易になし得るように、
底板部分まで開口するとよい。
【0028】(実施例6)図10は、本発明に係る着霜
検知器の他の実施例を示している。同図(a)はその斜
視図であり、同図(b)はそのX−X線に沿った断面図
である。同図(a),(b)に於いて、14,15はア
ルミニウム,銅等の金属からなる熱伝導性を有する中空
円柱状の容器であり、容器14にはその周囲に着霜によ
って閉塞される開口部3が設けられている。容器14,
15は仕切板16bに取り付けられ、仕切板16bはフ
ランジ16と一体に形成され、取付用孔16aが設けら
れている。容器14,15は仕切板16bに螺合させて
取り付けられ、容器14,15内にサーミスタ素子等に
よる感熱素子4,4′が突出している。
【0029】着霜検知器の装着は冷却フィン9になさ
れ、冷却フィン9に開口部を形成し、その開口部に容器
15を挿入し、フランジ16の取付用孔16aにボルト
を挿入して冷却フィン9に取り付ける。容器14は、そ
の周囲に開口部3が形成され、冷凍機器槽内の気流が容
器14内を容易に通過するので、正確に温度の検出がな
される。従って、着霜検知が極めて精度良くなし得る。
【0030】(実施例7)図11は、本発明に係る着霜
検知器の他の実施例を示している。同図(a)は斜視図
であり、同図(b)はその断面図である。同図(a),
(b)に於いて、17,18は球状の容器であり、容器
17には容器全体に開口部3が形成されている。容器1
7,18はアルミニウム,銅等の金属からなる熱伝導性
を有するものである。容器17,18は仕切板19bに
螺合させて取り付けられる。仕切板16bは取付用孔1
9aが形成されたフランジ19と一体に形成され、容器
17,18はフランジ19を熱交換器内の冷却フィンに
固着して夫々突出するように取り付けられる。容器1
7,18内にサーミスタ素子等による感熱素子4,4′
が突出し、それらのリード線4a,4a′が仕切板19
bに設けられた貫通孔に挿通されて絶縁固着されてい
る。
【0031】この実施例は、球状の容器17の全体に楕
円状の開口部3が設けられ、360°の全方位の雰囲気
温度を検知することができる。容器17の感熱素子4に
よって冷凍機器内の温度を検出し、容器18で冷却フィ
ンの温度を検出することによって、着霜検出の精度を高
めることができる。尚、この実施例では、容器17の全
面に楕円状の開口部3が形成されているが、この実施例
に限定することなく、スリット状であってもよい。
【0032】上述のように、本発明の着霜検知器は、容
器に設けられた感熱素子により、容器の周囲に設けられ
た開口部を通して流入する冷凍機器内の雰囲気温度を検
出し、開口部を着霜によって塞ぐことにより、容器内の
温度が熱交換機の冷却フィンの表面温度に略等しくな
り、未着霜状態と着霜状態における温度差を検出するこ
とにより、着霜量を検出するものである。更に、温度検
出にあたり、容器に二つの空洞部を設け一方を温度補償
用として用いることにより着霜検出の精度を高めたもの
である。
【0033】上記実施例1乃至7では、その容器1の材
質として上記の実施例の金属以外に亜鉛、鉄、チタン等
の金属、或いは、アルミニウム、銅、亜鉛、鉄、チタン
等を主成分とする合金であってもよい。又、図8の実施
例に示した水抜き用の開口部3a,3bは、他の実施例
にも適用できることは明らかである。又、上記実施例で
は、金属板を螺子で容器に固定しているが、金属板を容
器に溶接して固定してもよいし、金属以外の樹脂等で形
成してもよいし、容器1の底面が開放されているもので
は、容器1と金属板5を一体に形成してもよい。
【0034】又、上記実施例に於いて、容器に設けられ
た開口部はスリット状が好適であるが、実施例のように
開口部を平行に形成することなく、スリット状開口部を
H状、T字状、或いは楕円状としてもよい。更に、スリ
ット状開口部が放射状に複数のスリットを設け、実質的
に一個の開口部としてもい。又、霜が容易に着霜し易い
ように、開口部の内側面に厚みを設けるとよい。開口部
のスリット幅が広ければ開口部を塞ぐまでの着霜時間は
長くなり、狭ければ短時間で塞がれるので、開口部のス
リット幅は、予め設定された着霜量(霜の厚さ)に応じ
てその幅を設定すればよい。更に、スリットの幅は、除
霜時に霜の融解によって発生する水滴の表面張力によっ
てスリットが塞がらない程度の大きさを有する形状とす
るとよい。又、水滴がスリットに沿って容易に落下する
ような位置、即ち、スリットの長手方向が上下となるよ
うに着霜検知器を実装するとよい。
【0035】
【発明の効果】上記のように、本発明の着霜検知器は、
開口部を有する熱伝導性の良好な容器内に配置した感熱
素子によって、冷凍機器槽内の雰囲気温度と着霜によっ
て開口部が塞がった状態の温度とを検知し、その温度差
によって着霜状態を検知するものであり、温度差によっ
て着霜を検知するものであり、ゴミの付着や振動等の環
境条件の影響を受け難い利点がある。
【0036】又、本発明の着霜検知器は、着霜検知器の
一方の開口部を有する空洞部内に配設した感熱素子によ
って未着霜状態の温度と開口部が閉塞された着霜状態の
温度とを検知するとともに、他方の空洞部内に配設した
感熱素子によってその容器内の温度(冷却フィンの温
度)を検出し、冷却フィンの影響を最も受ける空洞部内
に配設した感熱素子を温度補償用として用いて、上記の
ような環境条件に強い利点に加え、この温度補償用感熱
素子によって外的な温度条件を相殺できるので、再現性
よく正確に温度差を検出して着霜量を確実に検出できる
利点がある。
【0037】又、本発明の着霜検知器は、従来の着霜検
知器に比べて非常に簡単な構造であり、ゴミの付着や振
動等の環境条件の影響を受け難いばかりでなく、保守点
検が容易であり、而も、製造が容易で、安価である利点
がある。又、本発明の着霜検知器は、冷凍機器の除霜装
置の着霜検知器として用いれば、除霜の開始時点を正確
に検出して、必要なときだけ除霜運転できるためエネル
ギ効率のよい冷却運転が可能である。又、本発明の着霜
検知器は、容器が熱伝導性の良好な材質によって形成さ
れており、熱応答特性が良好であるとともに、空洞部が
球状或いは円筒状の曲面を有する容器であり、冷凍機器
内の雰囲気温度を効率良く検出できる着霜検出感度を高
めることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る着霜検知器の一実施例を
示す斜視図、(b)はその分解斜視図、(c)は容器の
変形実施例を示す分解斜視図である。
【図2】(a)は本発明に係る着霜検知器の他の実施例
を示す斜視図、(b)はその分解斜視図である。
【図3】本発明に係る着霜検知器の他の実施例を示す分
解斜視図である。
【図4】着霜検出回路の回路図である。
【図5】着霜検出回路の出力特性を示す図である。
【図6】(a)は本発明に係る着霜検知器の他の実施例
を示す斜視図、(b)はそのX−X線に沿った断面図で
ある。
【図7】(a)は本発明に係る着霜検知器の他の実施例
を示す斜視図、(b)はそのX−X線に沿った断面図で
ある。
【図8】(a)は本発明に係る着霜検知器の他の実施例
を示す斜視図、(b)はその分解斜視図である。
【図9】(a),(b)は本発明に係る着霜検知器の他
の実施例を示す斜視図である。
【図10】(a)は本発明に係る着霜検知器の他の実施
例を示す斜視図、(b)はそのX−X線に沿った断面図
である。
【図11】(a)は本発明に係る着霜検知器の他の実施
例を示す斜視図、(b)はそのX−X線に沿った断面図
である。
【図12】(a)は従来の光学式の着霜検知器であり、
(b)は圧電振動子による着霜検知器である。
【符号の説明】
1,11,14〜18 容器 2,2′ 空洞部 3,3a,3b 開口部 4,4′ 感熱素子 5 金属板 6 螺子 7 舌片 7a 取付用孔 8,8′ 開放部 9 冷却フィン 10 空洞 12 仕切板 16,19 フランジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導性を有する容器と、前記容器内に
    突出する感熱素子と、前記容器に設けた着霜により閉塞
    される開口部とを有することを特徴とする着霜検知器。
  2. 【請求項2】 熱伝導性を有する容器と、前記容器内の
    第1と第2の空洞部と、前記第1の空洞部を形成する前
    記容器に設けられた着霜により閉塞される開口部と、前
    記第1の空洞部に突出する第1の感熱素子と、前記第2
    の空洞部に突出する第2の感熱素子とからなることを特
    徴とする着霜検知器。
  3. 【請求項3】 熱伝導性を有する容器と、前記容器内に
    突出する第1の感熱素子と、前記容器に設けた着霜によ
    り閉塞される開口部と、前記容器の形成部材に穿設され
    た空洞に密封固着された第2の感熱素子とからなること
    を特徴とする着霜検知器。
  4. 【請求項4】 前記容器が四角形又は蒲鉾状又は球面状
    の何れかであることを特徴とする請求項1,2,3に記
    載の着霜検知器。
  5. 【請求項5】 熱伝導性を有し、夫々が円筒状又は球体
    状或いは球面状の何れかの形状を有する第1と第2の容
    器と、前記第1の容器に設けられた着霜により閉塞され
    る開口部と、前記第1と第2の容器の仕切板と、前記第
    1と第2の容器の略中央に設けられたフランジと、前記
    第1と第2の容器内に夫々突出する第1と第2の感熱素
    子とからなることを特徴とする着霜検知器。
  6. 【請求項6】 前記開口部をスリット状に形成したこと
    を特徴とする請求項1,2,3,4,5に記載の着霜検
    知器。
  7. 【請求項7】 前記容器がアルミニウム、亜鉛、銅、
    鉄、チタン又はこれら各々の金属を主成分とする合金か
    らなることを特徴とする請求項1,2,3,4,5に記
    載の着霜検知器。
  8. 【請求項8】 前記容器又は前記容器に設けられた開口
    部の少なくとも一つが水抜き用を兼ねることを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5に記載の着霜検知器。
  9. 【請求項9】 スリット状に形成した前記開口部の幅を
    着霜量の設定に用いることを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5に記載の着霜検知器。
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