JPH09152252A - 結霜結露検知装置 - Google Patents

結霜結露検知装置

Info

Publication number
JPH09152252A
JPH09152252A JP31390595A JP31390595A JPH09152252A JP H09152252 A JPH09152252 A JP H09152252A JP 31390595 A JP31390595 A JP 31390595A JP 31390595 A JP31390595 A JP 31390595A JP H09152252 A JPH09152252 A JP H09152252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
voltage
frost
thermistor
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31390595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Aoki
寧 青木
Junichi Kita
純一 喜多
Hiroshi Nakano
博司 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP31390595A priority Critical patent/JPH09152252A/ja
Publication of JPH09152252A publication Critical patent/JPH09152252A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Defrosting Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高検出精度、コストダウン、および小型化の達
成。 【解決手段】CPU5、D/A変換器7および電圧電流
変換器10からなる検出電流供給手段によって基準電圧
発生用パルスP1および自己発熱用パルスP2を交互に繰
り返してなる検出用パルス電流信号I1をサーミスタ2
に供給する。そして、CPU5およびメモリ6からなる
判定手段が、基準電圧発生用パルスP1によってサーミ
スタ2に発生する基準電圧V1Eを基にして閾値Tを作成
したうえで、自己発熱用パルスP2によってサーミスタ
2に生じる自己発熱電圧V2Eと閾値Tとを比較して結霜
結露を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の除霜装置
等に用いられる結霜結露検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、結霜結露検知装置として、特
開平1−312378号公報に示すように、熱交換器の
自動除霜装置において霜センサとして用いられたものが
ある。この結霜結露検知装置50は図4に示すように、
感熱素子であるサーミスタ51と、加熱手段である加熱
ヒータ52とを備えており、これらは蒸発器53の蒸発
パイプ54に設けたステイ55に取り付けられて構成さ
れている。なお、符号56は蒸発パイプ54に設けられ
た冷却フィンである。
【0003】この結霜結露検知装置50は、加熱ヒータ
52によってサーミスタ51を加熱してその抵抗値を強
制的に下げるように構成されており、サーミスタ51上
の霜露の有無によって変動するサーミスタ抵抗値の変動
量を測定することで、サーミスタ51の熱伝導度変化を
検出している。サーミスタ51はその上に霜露が形成さ
れると、加熱ヒータ52からサーミスタ51への熱伝導
度が悪くなるので、熱伝導度の変化を検出すればサーミ
スタ51上や、サーミスタ51が配置された環境、すな
わち、蒸発パイプ54付近に霜露が形成されたか否かを
検出できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された従来の結霜結霜検知装置50では、サーミス
タ51と加熱ヒータ52との熱結合状態が霜露検出精度
に多大な影響を及ぼし、これらの熱結合を高精度に維持
しないと正確な霜露検出ができないという問題があっ
た。
【0005】さらには、霜露検出にサーミスタ51と加
熱ヒータ52という複数の部品を設けるため、その分だ
け部品点数が増加してコストアップを招くうえ、装置が
大型化するという問題もあった。
【0006】したがって、本発明においては、高検出精
度、コストダウン、および小型化を達成することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明においては、感温抵抗体と、基準電圧
発生用パルスおよび自己発熱用パルスを交互に繰り返し
てなる検出用パルス電流信号を前記感温抵抗体に供給す
る検出電流供給手段と、前記基準電圧発生用パルスによ
って前記感熱抵抗体に発生する基準電圧を基にして閾値
を作成し、前記自己発熱用パルスによって前記感熱抵抗
体に生じる自己発熱電圧と該閾値とを比較して結霜結露
を判定する判定手段とを備えて結霜結露検知装置を構成
した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実
施の形態である結霜結露検知装置1の構成を示すブロッ
ク図である。
【0009】この結霜結露検知装置1は、サーミスタ
(NTC)2を有するセンサ系3と制御系4とを備えて
いる。制御系4は、CPU5とメモリ6とD/A変換器
7とA/D変換器8と入出力部9とを備えている。
【0010】CPU5は検出用パルス電圧信号V1およ
びトリガパルスV2の作成制御と、センサ系3から出力
されるセンサ電圧信号Vbの測定制御とを行っている。
【0011】メモリ6には、測定時における温度環境と
サーミスタ2の電圧変化との間の関係を示す環境温度テ
ーブルが格納されている。
【0012】D/A変換器7はCPU5が作成したパル
ス作成信号S1およびトリガパルス作成信号S2をD/A
変換することで検出用パルス電圧信号V1およびトリガ
パルスV2を作成し、検出用パルス電圧信号V1をセンサ
系3に、トリガパルスV2をA/D変換器8にそれぞれ
出力している。
【0013】A/D変換器8は、センサ系3が出力する
センサ電圧信号VbをA/D変換してCPU5に供給し
ている。
【0014】入出力部9はCPU5が霜発生を検知して
発生させる霜検知信号S3を外部に出力するようになっ
ている。
【0015】センサ系3は、サーミスタ2の他に電圧電
流変換器10と増幅器11とを備えている。
【0016】電圧電流変換器10は制御系4が出力する
検出用パルス電圧信号V1を検出用パルス電流信号I1
変換してサーミスタ2に供給している。
【0017】増幅器11は、サーミスタ2が発生させる
サーミスタ電圧Vaを増幅してせンサ電圧信号Vbにし
て制御系4に供給している。
【0018】次に、検出用パルス電流信号I1とトリガ
パルスV2の信号形態を図2に基づいて説明する。検出
用パルス電流信号I1は、図2(a)に示すように、サ
ーミスタ2がほとんど自己発熱しない程度のパルス幅
(電流供給時間幅)T1を有する短パルスP1と、短パル
スP1と同一の電流レベルであってかつサーミスタ2が
十分自己発熱できる程度のパルス幅(電流供給時間)T
3を有する長パルスP2とを備えている。そして、検出用
パルス電流信号I1はこれらパルスP1,P2を、短パル
スP1→長パルスP2の間の時間間隔T2、長パルスP2
短パルスP1の間の時間間隔T4をそれぞれ開けたうえで
繰り返す信号形態となっている。なお、時間間隔T2
サーミスタ2において短パルスP1の電流印加による影
響が完全に排除される時間間隔に設定されており、時間
間隔T4はサーミスタ2において長パルスP2の電流印加
による影響が完全に排除される時間間隔に設定されてい
る。
【0019】トリガパルスV2は、図2(b)に示すよ
うに、短長パルスP1,P2それぞれの立ち下がりに同期
したパルスを有する信号形態となっている。
【0020】次に、上記構成を備えた結霜結露検知装置
1による結霜結露検知動作を説明する。すなわち、CP
U5は、検出用パルス作成信号S1およびトリガパルス
作成信号S2をD/A変換器7に出力し、これら信号
1,S2をここでD/A変換させることで検出用パルス
電圧信号V1とトリガパルスV2とを作成する。さらに
は、CPU5は、D/A変換器7で作成した検出用パル
ス電圧信号V1を電圧電流変換器10に、トリガパルス
2をA/D変換器8にそれぞれ出力させる。
【0021】電圧電流変換器10では、入力された検出
用パルス電圧信号V1を検出用パルス電流信号I1に変換
してサーミスタ2に供給する。サーミスタ2は供給され
た検出用パルス電流信号I1によって駆動されてサーミ
スタ電圧Vaを発生させる。サーミスタ2で発生したサ
ーミスタ電圧Vaは増幅器11において増幅されてセン
サ電圧信号VbとなってA/D変換器8に出力される。
センサ電圧信号Vbは図2(c)に示すように信号形態
となる。すなわち、センサ電圧信号Vbは、検出用パル
ス電流信号I1の短パルスP1によって発生する電圧パル
スPv1と、長パルスP2によって発生する電圧パルスP
2とを交互に繰り返す信号形態となる。
【0022】なお、図2(c)では、増幅後のセンサ電
圧信号Vbを示すが、増幅前のサーミスタ電圧Vaにお
いても同様の信号形態となるのはいうまでもない。
【0023】センサ電圧信号Vbが入力されたA/D変
換器8では、同時に入力されるトリガパルスV2に同期
してセンサ電圧信号Vbの電圧値を取り込んでA/D変
換する。すなわち、A/D変換器8は短パルスP1の立
ち下がりに同期して発生する電圧パルスPv1の最終電
圧V1Eを取り込んでA/D変換するとともに、長パルス
2の立ち下がりに同期して発生する電圧パルスPv2
最終電圧V2Eを取り込んでA/D変換する。
【0024】最終電圧V1Eを発生させる短パルスP1
サーミスタ2がほとんど自己発熱しないパルス幅
(T1)となっているので、最終電圧V1Eは短パルスP1
発生時の環境温度に応じた電圧値となる。一方、最終電
圧V2Eを発生させる長パルスP2はサーミスタ2が十分
自己発熱するパルス幅(T3)となっているので、最終
電圧V2Eは長パルスP2によって自己発熱してその抵抗
値が低下した状態におけるサーミスタ2の電圧値とな
る。
【0025】制御系4は、これら最終電圧V1E,V2E
基にして次のようにして結霜結露を判定している。すな
わち、サーミスタ2は長パルスP2によって自己加熱す
ることで、長パルスP2立ち上がり時の電圧パルスPv2
の電圧に比して長パルスP2立ち下がり時の電圧パルス
Pv2の電圧(最終電圧V2E)が低くなる。このとき、
サーミスタ2が結霜結露状態であると、霜や露によって
サーミスタ2が発する熱が霜や露によって吸熱されるた
め、無霜無露状態と結霜結露状態とを比べれば、結霜結
露状態のサーミスタ2の温度上昇が小さくなる。したが
って、長パルスP2立ち下がり時における電圧パルスP
2の最終電圧V2Eも、無霜無露状態と結霜結露状態と
を比べれば結霜結露状態の最終電圧V2Eの方が高くな
る。
【0026】そこで、無霜無露状態と結霜結露状態との
間の最終電圧V2Eの閾値Tを設定し、この閾値Tをメモ
リ6に記憶しておく。なお、閾値Tは、測定時の環境温
度によって変動するため、閾値Tと環境温度とを対応さ
せた環境温度テーブルとしてメモリ6に格納しておく。
【0027】このような環境温度テーブルをメモリ6に
格納しておいたうえで、CPU5は、まず、入力された
最終電圧V1Eとメモリ6に格納している温度環境テーブ
ルとを照らし合わして、測定時の環境温度における閾値
Tを取り出す。さらには、CPU5は、次に入力される
最終電圧V2Eと取り出した閾値Tとを比較する。そし
て、最終電圧V2Eの方が小であるならば無霜無露状態で
あると判定して、霜露検知信号S3を送信しない。一
方、最終電圧V2Eの方が大であるならば結霜結露状態で
あると判定して、霜露検知信号S3を送信する。霜露信
号S3は入出力部7から外部に出力される。なお、図2
(c)では、結霜結露状態を二点鎖線で示し、無霜無露
状態を実線で示している。
【0028】ところで、霜露付着状態のサーミスタ2に
通電する場合における最終電圧V2Eの変化を詳細に述べ
ると次のようになる。すなわち、検出用パルス電流信号
1の電流値が大でかつ長パルスP2のパルス幅も大であ
って、長パルスP2によってサーミスタ2の表面部位に
付着している霜露がある程度溶解する状態であると、長
パルスP2によってサーミスタ2表面部位の霜露が溶解
することでサーミスタ2表面には空気層が形成されるこ
とになる。このような空気層が形成されると、サーミス
タ2は空気層および空気を含んだ霜露によって覆われる
ことになって、これら空気層と霜露とがサーミスタ2に
対して断熱層として作用してサーミスタ2の放熱を押さ
え込む結果、無霜無露状態における長パルスP2の最終
電圧V2Eより結霜結露状態における長パルスP2の最終
電圧V2Eの方が低くなる。
【0029】これに対して、検出用パルス電流信号I1
の電流値が小でかつ長パルスP2のパルス幅も小であっ
て、長パルスP2ではサーミスタ2に付着している霜露
を溶解させることでできない状態で結霜結露状態となる
と、サーミスタ2の熱容量がみかけ上増加したことにな
る。そのため、長パルスP2によって発生するサーミス
タ2の熱は霜露によって吸熱されるだけとなる結果、無
霜無露状態における長パルスP2の最終電圧V2Eより結
霜結露状態における長パルスP2の最終電圧V2Eの方が
高くなる。
【0030】本実施の形態では、検出用パルス電流信号
1の電流値を比較的小さくしかつ長パルスP2のパルス
幅も小として長パルスP2ではサーミスタ2に付着して
いる霜露をほとんど溶解させることができない信号形態
に長パルスP2を設定している。そのため、長パルスP2
の最終電圧V2Eと閾値Tとを比べて長パルスP2の最終
電圧V2Eの方が高い場合に結霜結露と判断している。
【0031】このように、結霜結露検出装置1では、検
出用パルス電流信号I1という単一の信号によって、サ
ーミスタ2の駆動と、サーミスタ電圧信号Vaの取り出
しを行うようになっている。そのため、サーミスタ2を
駆動する構成とサーミスタ電圧信号Vaを取り出す構成
とを統合することが可能となって、その分、構成が簡単
になっている。また、検出用パルス電流信号I1を構成
する短パルスP1と長パルスP2とが同一の電流レベルに
なるので、サーミスタ2に発生する最終電圧V1Eと最終
電圧V2Eとをそのまま比較することができ、これら最終
電圧V1E,V2Eを比較するために互いの信号レベルを
調整するといった動作を行う必要がなく、その分、回路
構成が簡略化されている。
【0032】ところで、上述した結霜結露検出装置1で
は、短パルスPと長パルスP2とを繰り返してなる検
出用パルス電流信号I1を作成して結霜結露を判定して
いたが、この他、次のような結霜結露検出装置20でも
結霜結露を検出することができる。なお、この結霜結露
検出装置20は、検出用パルス電流信号I1に相当する
検出用パルス電流信号I2の構成、および検出用パルス
電流信号I2を基にした検出動作が結霜結露検出装置1
と異なるだけであって、装置の構成そのものは上述した
結霜結露検出装置1と同様であるので、以下の説明で
は、図1の構成を基にして説明する。
【0033】この結霜結露検出装置20は、検出用パル
ス電流信号I2およびトリガパルスV3に特徴がある。す
なわち、検出用パルス電流信号I2は、図3(a)に示
すように、サーミスタ2が十分自己発熱できる程度のパ
ルス幅(電流供給時間)T5を有するパルスP3を備えて
いる。そして、検出用パルス電流信号I2はパルスP3
時間間隔T6を開けて繰り返して発生させる信号形態と
なっている。なお、時間間隔T6はサーミスタ2におい
てパルスP3の電流印加による影響が完全に排除される
時間間隔に設定されている。
【0034】トリガパルスV3は、図3(b)に示すよ
うに、パルスP3の立ち上がり、立ち下がりにそれぞれ
同期したパルスを有する信号形態となっている。
【0035】次に、上記構成を備えた結霜結露検知装置
20による結霜結露検知動作を説明する。すなわち、C
PU5は、検出用パルス作成信号S1’,トリガパルス
作成信号S2’をD/A変換器7に出力し、これら信号
1’,S2’をここでD/A変換させることで検出用パ
ルス電圧信号V1’とトリガパルスV3とを作成する。さ
らには、CPU5は、D/A変換器7で作成した検出用
パルス電圧信号V1’を電圧電流変換器10に、トリガ
パルスV3をA/D変換器8にそれぞれ出力する。
【0036】電圧電流変換器10では、入力された検出
用パルス電圧信号V1’を検出用パルス電流信号I2に変
換してサーミスタ2に供給する。サーミスタ2では入力
された検出用パルス電流信号I2によって駆動されてサ
ーミスタ電圧Va’を発生させる。サーミスタ電圧V
a’は増幅器11で増幅されてセンサ電圧信号Vb’と
なってA/D変換器8に出力される。
【0037】センサ電圧信号Vb’は図3(c)に示す
ように信号形態となる。すなわち、センサ電圧信号V
b’は、検出用パルス電流信号I2のパルスP3によって
発生する電圧パルスPv3を繰り返す信号形態となる。
【0038】センサ電圧信号Vb’が入力されたA/D
変換器8では、同時に入力されるトリガパルスV3に同
期してセンサ電圧信号Vb’の電圧値を取り込んでA/
D変換する。すなわち、A/D変換器8はパルスP3
立ち上がりに同期する電圧パルスPv3の初期電圧V3F
を取り込んでA/D変換するとともに、パルスP3の立
ち下がりに同期する電圧パルスPv3の最終電圧V3E
取り込んでA/D変換する。
【0039】初期電圧V3Fはサーミスタ2が自己発熱を
開始してしない状態における電圧であるので、この初期
電圧V3FはパルスP3発生時の環境温度に応じた電圧値
となる。一方、最終電圧V3Eはサーミスタ2が十分自己
発熱した状態における電圧であるので、最終電圧V3E
パルスP3によって自己発熱してその抵抗値が低下した
状態におけるサーミスタ2の電圧値となる。
【0040】制御系4は、これら初期電圧V3F,V3E
基にして結霜結露を判定しているのであるが、その判定
方法は前述した実施の形態と同様であるのでその説明を
省略する。
【0041】この結霜結露検出装置20には次のような
特徴がある。すなわち、結霜結露を検出する信号である
電圧パルスPv3の初期電圧V3Fおよび最終電圧V
3Eを、検出用パルス電流信号I2中に含まれる単一のパ
ルスP3から取り出しているために、結霜結露の検出に
要する時間を若干短縮化できるものの、これら電圧
3F,V3Eを取り出す構成により高い精度が要求され
て、その分構成が若干複雑化する。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、サーミス
タとの熱結合の変動によって検出精度に多大な影響を及
ぼす加熱手段を別途設ける必要がなくなり、その分、結
霜結露の検出精度を高めることができる。また、加熱手
段から要らなくなった分、部品点数が削減されてコスト
ダウンおよび小型化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施の形態に係る結霜結
露検出装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における信号のタイミングチ
ャートである。
【図3】第2の実施の形態における信号のタイミングチ
ャートである。
【図4】従来例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
5 CPU 6 メモリ 7 D/A変換器 10 電圧電流変換器 I1 検出用パルス電流信号 P1 短パルス P2 長パルス T 閾値 Pv1 電圧パルス Pv2 電圧パルス V1E 電圧パルスPv1の最終電圧 V2E 電圧パルスPv2の最終電圧 I2 検出用パルス電流信号 P3 パルス Pv3 電圧パルス V3F 電圧パルスPv3の初期電圧 V3E 電圧パルスPv3の最終電圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感温抵抗体と、 基準電圧発生用パルスおよび自己発熱用パルスを交互に
    繰り返してなる検出用パルス電流信号を前記感温抵抗体
    に供給する検出電流供給手段と、 前記基準電圧発生用パルスによって前記感熱抵抗体に発
    生する基準電圧を基にして閾値を作成し、前記自己発熱
    用パルスによって前記感熱抵抗体に生じる自己発熱電圧
    と前記閾値とを比較して結霜結露を判定する判定手段と
    を備えていることを特徴とする結霜結露検知装置。
  2. 【請求項2】 前記基準電圧発生用パルスは前記感温抵
    抗体がほとんど自己発熱しない程度の短パルスであり、
    前記自己発熱用パルスは前記感温抵抗体が十分自己発熱
    可能な長パルスであることを特徴とする請求項1記載の
    結霜結露検知装置。
  3. 【請求項3】 感温抵抗体と、 検出用パルス電流信号を前記感温抵抗体に供給する検出
    電流供給手段と、 前記検出用パルス電流信号の立ち上がり位置において前
    記感熱抵抗体に生じる基準電圧を基にして閾値を作成
    し、前記検出用パルス電流の立ち下がり位置において前
    記感熱抵抗体に生じる自己発熱電圧と前記閾値とを比較
    して結霜結露を判定する判定手段とを備えていることを
    特徴とする結霜結露検知装置。
JP31390595A 1995-12-01 1995-12-01 結霜結露検知装置 Pending JPH09152252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31390595A JPH09152252A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 結霜結露検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31390595A JPH09152252A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 結霜結露検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09152252A true JPH09152252A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18046937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31390595A Pending JPH09152252A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 結霜結露検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09152252A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6821016B2 (en) Infrared clinical thermometer and temperature state estimation method, information notification method, and measurement operation method thereof
US4980673A (en) Ice detector circuit
US5140135A (en) Adaptive ice detector circuit
JP2717424B2 (ja) 車両用ウィンドシールドの着霜防止装置
US7467547B2 (en) Fluid-measuring device and fluid-measuring method
JP2672110B2 (ja) 形状記憶アクチュエータ
JP2007225612A (ja) レベル・センサおよびその作動方法、およびその製造方法およびその使用法
JPH09152252A (ja) 結霜結露検知装置
JPH09178328A (ja) 着霜検知装置
JPH0915183A (ja) 結露または湿度検知装置
JP3116003B2 (ja) 液位検知装置
JPH09264655A (ja) 結霜結氷センサおよび結霜結氷の検出方法
EP0494226B1 (en) Adaptive ice detector circuit
JPH09306637A (ja) ヒータ制御装置
JP2003121227A (ja) 熱式流量計
JPS60107368A (ja) 熱記録装置
JP2001338781A (ja) Led相対輝度のハードウエアモデル化
JPH10197070A (ja) 電気温水器
JPH0540533A (ja) 電子装置の温度検出システム
JP3407530B2 (ja) 液面検知装置
JPH05288113A (ja) 内燃機関の吸入空気流量検出装置
JP2000215990A (ja) ガスセンサ―用光源の白熱ランプ駆動方法
JP2011095192A (ja) 熱式流速計測装置、熱式流速計測装置の流速計測方法及びプログラム
JP2005278070A (ja) 周波数安定度検出回路
JP2009229097A (ja) 熱式流量計