JPH0540533A - 電子装置の温度検出システム - Google Patents

電子装置の温度検出システム

Info

Publication number
JPH0540533A
JPH0540533A JP19677491A JP19677491A JPH0540533A JP H0540533 A JPH0540533 A JP H0540533A JP 19677491 A JP19677491 A JP 19677491A JP 19677491 A JP19677491 A JP 19677491A JP H0540533 A JPH0540533 A JP H0540533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
diode
data
voltage
calibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19677491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Suzuki
正博 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP19677491A priority Critical patent/JPH0540533A/ja
Publication of JPH0540533A publication Critical patent/JPH0540533A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、特性の揃ったダイオードの
選択を行なうことなく、精度のよい温度測定を行うこと
により、信頼性と経済性を向上することのできる温度検
出システムを提供することにある。 【構成】 温度検出校正手段9は、冷却対象部1に電源
供給しないで集積回路素子2の温度を変更する温度変更
手段10と、該温度変更手段10で変更された集積回路
素子2の温度を計測する温度計測手段11と、該温度計
測手段11で計測された温度データと電圧検出手段5で
検出されたダイオード3の電圧データとの相関を求め、
求められたダイオード3の温度依存性の校正データを出
力する制御手段12とを有する。温度変換手段7は、制
御手段12から出力される校正データを書込み該校正デ
ータに基づきダイオード3の電極間の電圧データを温度
データに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセッサユニットや
プロセッサモジュールなど電子装置内の対象部の集積回
路素子内に設けたダイオードの順方向電圧の温度依存性
を利用して、集積回路素子のジャンクション温度を検出
し、該ジャンクション温度の検出データに基づき、例え
ば冷却ファンの回転を制御する電子装置の温度検出シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8(a)は、従来の温度検出システム
の構成を示す図、図8(b)は、温度検出部の回路構成
図である。温度検出システムは、冷却対象部(例えば基
板)1の一端に設けた特定の集積回路素子(以下、LS
Iと称する。)LSI2と、該LSI2内に設けたダイ
オード3と、該ダイオード3の順方向電圧の温度依存性
を利用してジャンクション温度を検出する温度検出回路
部40とを備えている。
【0003】温度検出システムは、冷却対象部1上の複
数個のLSI20のジャンクション温度を特定LSI2
により代替的に検出するべく、LSI2は、図8(b)
に示すようにLSI部20ー1とダイオード3とを備え
ている。
【0004】温度検出回路部40は、ダイオード3に所
定量の電流を供給する定電流回路4と、ダイオード3に
所定量の順方向電流を流した時にダイオード3の電極間
に発生する電圧を検出する電圧検出回路5とを備えてい
る。
【0005】このような温度検出システムは、LSI2
内部に設けたダイオード3の順方向電圧が温度により変
化する現象、すなわち順方向電圧の温度依存性を利用し
てLSI部20ー1のジャンクション温度を検出し、温
度検出データに基づいて冷却装置55の温度を一定値に
なるように制御する。なお、ファン50は、冷却装置5
5内部に備えられ、冷却空気51はファン50から基板
10に送風される。
【0006】図9はダイオードの順方向電圧の温度依存
特性を示す図である。図中、横軸はダイオード3のジャ
ンクション温度X(℃)であり、縦軸はダイオード3の
順方向電圧の温度依存性に基づく順方向電圧Y(v)で
ある。かかるダイオードの温度依存特性、すなわち電圧
対温度の特性曲線はX=f(Y)として得られる。
【0007】通常少なくとも電子装置の温度検出範囲で
ある0℃〜15℃程度のスパンでは、ほぼ直線性を有す
るので、X=ay+b(a,bは定数)とすることが可
能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダイオ
ード3の順方向電圧依存特性を利用した従来の温度検出
システムにあっては、次のような問題があった。すなわ
ち、ダイオードの特性(つまり、係数a,bの値)は、
特に製造ロット間でバラツキが大となり、例えば常温で
の出力電圧800mvに対して±30〜40mvのバラ
ツキは避けられない。このような場合には、温度依存係
数を1.5mv/℃とすると、±30〜40mvの出力
電圧のバラツキは、±20〜27℃の温度バラツキに相
当するため、ダイオード3の精度の良い温度検出は不可
能となる。
【0009】そこで、精度の良い温度検出をするために
は、特性が一定なダイオード3、すなわち係数a,bの
値がある範囲にあるダイオードを有する集積回路素子を
選択して用いる必要がある。このダイオードの選択は大
変な作業であり、またその選択によって集積回路素子の
コストが高くなってしまう。
【0010】本発明の目的は、特性の揃ったダイオード
の選択を行なうことなく、精度のよい温度測定を行うこ
とにより、信頼性と経済性を向上することのできる温度
検出システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために下記の構成とした。図1は本
発明の原理図である。図1を参照して本発明を説明す
る。
【0012】温度検出校正手段9は、冷却対象部1に電
源供給しないで集積回路素子2の温度を変更する温度変
更手段10と、該温度変更手段10で変更された集積回
路素子2の温度を計測する温度計測手段11と、該温度
計測手段11で計測された温度データと電圧検出手段5
で検出されたダイオード3の電圧データとの相関を求
め、求められたダイオード3の温度依存性の校正データ
を出力する制御手段12とを有する。温度検出校正手段
9は、例えばプロセッサユニットモジュールレベルでダ
イオード3の電圧対温度特性曲線を得るものである。
【0013】温度変換手段7は、制御手段12から出力
される校正データを書込み該校正データに基づきダイオ
ード3の電極間の電圧データを温度データに変換する。
また、温度検出校正手段9は、ダイオード3の温度依存
性の校正データを得るべく、定電流手段22と、電圧検
出手段23と、制御手段12により、電圧検出手段23
で検出されたダイオード3の電圧データと温度計測手段
11で計測された温度データとの相関によって求められ
たダイオード3の校正データを、各冷却対象部1に対応
させて書き込む記憶手段25とを備え、運用時に、記憶
手段25からの校正データを温度変換手段7に書き込
む。
【0014】また、温度検出校正手段9は、温度校正作
業が終了した後に冷却対象部1に通常運用時と同一状態
で電力を供給する電源30と、温度校正作業が終了した
後に通常運用時と同一状態で冷却対象部1を冷却する冷
却機構6を運転し温度変換手段7から出力される集積回
路素子2の温度データに基づき冷却機構6が正常か否か
を判定する冷却機構制御装置31とを備えた。
【0015】
【作用】本発明によれば、次のような作用を呈する。温
度検出校正手段9により、集積回路素子2の温度が変更
され、変更された集積回路素子2の温度が計測され、計
測された温度データとダイオード3の電圧データとの相
関が求められ、求められたダイオード3の電圧対温度特
性曲線の係数などの校正データが温度変換手段7に書き
込まれる。この校正データを用いて温度変換手段7によ
りダイオード3の電極間の電圧データを温度データに変
換するから、ダイオード3にバラツキがあっても、ダイ
オード3の温度検出の精度を向上でき、しかも特性の揃
ったダイオードの選択を行なう必要がなくなる。よって
電子装置の信頼性と経済性を向上できる。
【0016】また、温度検出校正手段9に有する電圧検
出手段23で検出されたダイオード3の電圧データと温
度計測手段11で計測された温度データとの相関によっ
て求められたダイオード3の校正データを、記憶手段2
5に各冷却対象部1に対応させて書き込むから、冷却対
象部1毎にダイオード3の温度検出の精度を向上でき
る。
【0017】また、冷却機構制御装置31により温度変
換手段7から出力される集積回路素子2の温度情報に基
づき冷却機構6の正常または異常が判定されるから、冷
却機構の試験が行え、プロセッサモジュールの信頼性を
高めることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図2は本
発明に係る温度検出システムの実施例1の構成図であ
る。なお、図2において、図8に示す部分と同一部分に
ついては、同一符号を付して説明する。
【0019】温度検出システムは、冷却対象部1に配置
された特定のLSI2に内蔵するダイオード3の順方向
電圧の温度依存性を利用して同一冷却対象部1に実装さ
れたLSI20のジャンクション温度を検出するもので
あり、冷却対象部1と、温度検出回路部8と、温度検出
回路部校正装置9ー1とを有する。
【0020】冷却対象部1は、例えばプロセッサユニッ
トまたはプロセッサモジュールであり、下部には冷却対
象部1を冷却するための冷却機構6が設けられている。
冷却対象部1の一部にはダイオード3を内蔵した特定の
LSI2が設けられ、このLSI2の下端にはLSI2
の温度を検出するための温度センサー13が設けられて
いる。
【0021】温度検出回路部8は、特定LSI2内部に
設けたダイオード3に所定値の電流を供給する定電流回
路4と、ダイオード3に所定値の電流を流した時にダイ
オード3の順方向電圧を検出する電圧検出回路5と、ダ
イオード3の温度依存特性の校正データを記録させたE
EPROM70及びこの校正データに基づいてダイオー
ド3の順方向電圧データを温度情報に変換するマイクロ
プロセッサ80を有する温度変換回路7とを備えてい
る。
【0022】温度検出回路部校正装置9ー1は、冷却対
象部1に対して電源未供給時に、LSI2の温度を変更
するLSI温度変更部10と、LSI2の近傍に配置さ
れた温度センサー13により、変更されたLSI2の温
度を検出してこの検出出力を計測するLSI温度計測部
11と、このLSI温度計測部11で計測された温度デ
ータと読み取りバス14を介する電圧検出回路5で検出
されたダイオード3の電圧データとの相関を求め、求め
られたダイオード3の温度依存性の校正データを書き込
みバス15を介して温度変換回路7内部のEEPROM
70に書込制御するコントローラ12とを有する。
【0023】校正データは、例えば電圧対温度特性曲線
の校正係数a,bあるいは温度しきい値などである。こ
のように構成された装置によれば、冷却対象部1の電源
未供給時に、LSI温度変更部10によって、LSI2
の温度が変更されると、LSI温度変更部10の近傍に
配置された温度センサー13により、変更されたLSI
2の温度が検出され、この検出出力がLSI温度計測部
11により計測されることで温度データが得られる。
【0024】そしてコントローラ12によって、LSI
温度計測部11で計測された温度データと電圧検出回路
5で検出されたダイオード3の電圧データとの相関が求
められる。この両者の相関は、例えば温度X1=20゜
Cのときの検出電圧Y1=mVを求め、さらに温度X2
=60゜Cのときの検出電圧Y2=mVを求めて X=aY+b にそれぞれ代入して連立方程式を解くことにより、校正
データとしての校正係数a,bを定める。
【0025】求められたダイオード3の温度依存性の校
正データとしての校正係数a,bが温度変換回路7内部
のEEPROM70に書込まれる。さらにEEPROM
70に書き込まれた校正データとしての校正係数a,b
を用いて、温度変換回路7によって、ダイオード3の順
方向の電圧データが温度情報に変換されるから、ダイオ
ード3にバラツキがあっても、ダイオード3の温度検出
の精度を向上できる。しかも複数個のダイオード3の中
から特性の揃ったダイオードの選択を行なう必要がなく
なり、作業が簡単になる。よって電子装置の信頼性と経
済性を向上できる。
【0026】<実施例2>次に本発明の実施例2につい
て説明する。図3は本発明の実施例2の構成を示す図で
ある。
【0027】実施例2は、実施例1のより具体的な例で
あり、温度検出回路部校正装置9ー2が、冷却対象部1
と、この冷却対象部1を内蔵し且つ温度変更指令により
LSI2の温度を常に一定の温度に保つLSI温度変更
部としての恒温層10ー1と、この恒温層10ー1内部
に配置され且つLSI2の近傍に配置された温度センサ
ー13によりLSI2の温度と同一となる温度を検出し
検出された検出出力を計測するLSI温度計測部11
と、このLSI温度計測部11で計測された温度データ
と電圧検出回路5で検出されたダイオード3の電圧デー
タとの相関を求め、求められたダイオード3の温度依存
性の校正データを温度変換回路7内部のEEPROM7
0に書込制御するコントローラ12とからなることを特
徴とする。
【0028】なお、温度検出回路8の構成は、実施例1
の構成と同一である。このような実施例2にあっても、
温度検出回路部校正装置9ー2により求めた校正データ
を用いるから、実施例1と同様にダイオード3を用いて
LSI2のジャンクション温度測定の精度を向上するこ
とができる。
【0029】<実施例3>次に本発明の実施例3につい
て説明する。図4は本発明の実施例3の構成を示す図で
ある。実施例3は、冷媒液を循環させる冷媒供給装置1
0ー3により基板10上に配置されたLSI20を冷却
するものである。
【0030】実施例3においては、実施例1のより具体
的な例であり、冷却対象部1として液冷プロセッサモジ
ュール1ー3を用い、LSI温度変更部としての冷媒供
給装置10ー3と、LSI2の温度と同一となる供給冷
媒温度を計測するLSI温度計測部11に有する温度セ
ンサー13と、コントローラ12とからなる温度検出回
路部校正装置9ー3を有することを特徴とする。
【0031】冷却供給装置10ー3は、水などの冷媒液
を供給するためのポンプ18と、冷媒液を冷却するため
の冷凍機19ー1と、冷媒液を加熱するためのヒータ1
9ー2と、冷媒液の流量を計測する流量計21とを有す
る。
【0032】16は冷媒供給装置10ー3と特定LSI
2間、あるいは冷媒供給装置10ー3とLSI20間に
配置される熱接合であり、56は冷媒液52を循環させ
るパイプである。
【0033】この温度検出システムは、温度検出回路部
校正祖装置9ー3によりダイオード3の温度依存特性の
校正データを温度変換回路7内部のEEPROM70に
書き込み、校正データに基づき温度検出回路部8を介し
てLSI20のジャンクション温度を検出するから、温
度検出精度は3℃以内が充分に期待できる。
【0034】<実施例4>次に本発明の実施例4につい
て説明する。図5は本発明の実施例4の構成を示す図、
図6は電子装置運用時における動作を説明するための図
である。
【0035】実施例4は、定電流回路22と、電圧検出
回路23と、LSI温度変更部10と、LSI計測部1
1と、コントローラ12と、フロッピディスク25を内
蔵するフロッピディスクドライバ24とをからなる温度
検出回路部校正装置9ー4を有し、前述した温度検出回
路部8を不要としたことを特徴とするものである。
【0036】このように構成された装置によれば、ダイ
オード3の温度依存特性の校正時には、温度検出回路部
8を用いずに、温度検出回路部校正装置9ー4に内蔵さ
れた定電流回路22と電圧検出回路23とにより独自に
ダイオード3の電圧データを検出し、算出したダイオー
ド3の電圧対温度依存特性の校正データやその他温度し
きい値を、フロッピディスクドライバ24を経由して、
各冷却対象部1毎に固有のフロッピディスク25に予め
記入しておく。
【0037】次に電子装置運用時の動作を図6を参照し
て説明する。まず、冷却機構6を動作させておく。次に
フロッピディスクドライバ24を作動させると、フロッ
ピディスク25からダイオード3の電圧対温度依存特性
の校正データやその他温度しきい値が読み出されて電子
装置全体の制御装置26に取り込まれる。そうすると、
制御装置26は、校正時における冷却対象部1とフロッ
ピディスク25からのダイオード3の電圧対温度依存特
性の校正データなどとが対応しているか否かを確認し、
対応しているときにはフロッピディスク25からの校正
データなどを温度変換回路7内部のEEPROM70に
書き込む。
【0038】次に制御装置26は、電源制御装置28を
起動し、電源制御装置28によりプロセッサモジュール
1の電源27が起動して、プロセッサモジュール1に電
源供給される。
【0039】以上の校正作業が終了すると、通常の運用
が行われる。このように各冷却対象部1に対応させてフ
ロッピディスク25に各校正データを書き込むので、各
冷却対象部毎にダイオード3の温度依存特性を校正でき
るから、精度のよい温度検出が行える。
【0040】<実施例5>次に本発明の実施例5につい
て説明する。図7は本発明の実施例5の構成を示す図で
ある。
【0041】温度検出校正手段9ー5は、温度校正作業
が終了した後にプロセッサユニットまたはプロセッサモ
ジュール1に通常運用時と同一状態で電力を供給する電
源30と、温度校正作業が終了した後に通常運用時と同
一状態で冷却対象部1を冷却する冷却機構6を運転し温
度変換回路7から出力されるLSI2の温度データに基
づき冷却機構6が正常か否かを判定する冷却機構制御装
置31とを備えることを特徴とする。
【0042】このように構成された装置によれば、校正
作業終了後に通常運用時と同状態で冷却機構6を運転
し、冷却対象部1別に通常運用時と同状態で電力を供給
し、温度検出回路部8を通してLSI2の温度を計測す
ることによって、冷却機構6が正常か否かを判定するの
で、冷却機構の試験を行え、プロセッサモジュール1の
信頼性を高めることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、温度検出校正手段9に
より、計測された温度データとダイオード3の電圧デー
タとの相関が求められ、求められたダイオード3の電圧
対温度特性曲線の係数などの校正データが温度変換手段
7に書き込まれる。この校正データを用いて温度変換手
段7によりダイオード3の電極間の電圧データを温度デ
ータに変換するから、ダイオード3にバラツキがあって
も、ダイオード3の温度検出の精度を向上でき、しかも
特性の揃ったダイオードの選択を行なう必要がなくな
る。また、高精度の温度データを基にして各種処理を実
行できるための電子装置システムの信頼性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明に係る電子装置の温度検出システムの実
施例1の構成を示す図である。
【図3】本発明に係る電子装置の温度検出システムの具
体的な実施例2の構成を示す図である。
【図4】本発明に係る電子装置の温度検出システムの具
体的な実施例3の構成を示す図である。
【図5】本発明に係る電子装置の温度検出システムの実
施例4の構成を示す図である。
【図6】実施例4の電子装置運用時の動作を説明するた
めの図である。
【図7】本発明に係る電子装置の温度検出システムの実
施例5の構成を示す図である。
【図8】従来の温度検出システムの構成を示す図であ
る。
【図9】ダイオードの順方向電圧の温度依存特性を示す
図である。
【符号の説明】
1・・冷却対象部 2・・特定LSI 3・・ダイオード 4・・定電流回路 5・・電圧検出回路 6・・冷却機構 7・・温度変換回路 8・・温度検出回路部 10・・LSI温度変更部 11・・LSI温度計測部 12・・コントローラ 13・・温度センサー 16・・熱接合 18・・ポンプ 19ー1・・冷凍機 19ー2・・ヒータ 20・・LSI 20ー1・・LSI部 21・・流量計 22・・校正装置の定電流回路 23・・校正装置の電圧検出回路 24・・フロッピディスクドライバ 25・・フロッピディスク 26・・電子装置全体の制御装置 27,30・・プロセッサユニット/モジュール電源 28・・電源制御装置 29,31・・冷却機構制御装置 50・・ファン 51・・冷却空気 52・・冷媒液 55・・冷却装置 56・・パイプ 70・・EEPROM(イーイーピーロム) 80・・マイクロプロセッサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却対象部(1)に配置された特定の集
    積回路素子(2)に内蔵するダイオード(3)に一定量
    の電流を定電流手段(4)で流し、該ダイオード(3)
    の電極間に発生する電圧を電圧検出手段(5)で検出
    し、該検出電圧に基づき、ダイオード(3)の順方向電
    圧の温度依存性を利用して同一冷却対象部(1)に実装
    された集積回路素子(20)のジャンクション温度を検
    出する電子装置の温度検出システムにおいて、 前記冷却対象部(1)に電源供給しないで集積回路素子
    (2)の温度を変更する温度変更手段(10)、該温度
    変更手段(10)で変更された集積回路素子(2)の温
    度を計測する温度計測手段(11)、該温度計測手段
    (11)で計測された温度データと前記電圧検出手段
    (5)で検出されたダイオード(3)の電圧データとの
    相関を求め、求められた前記ダイオード(3)の温度依
    存性の校正データを出力する制御手段(12)を有する
    温度検出校正手段(9)と、 前記制御手段(12)から出力される校正データを書込
    み該校正データに基づき前記ダイオード(3)の電極間
    の電圧データを温度データに変換する温度変換手段
    (7)とを備えたことを特徴とする電子装置の温度検出
    システム。
  2. 【請求項2】 前記温度検出校正手段(9)は、前記ダ
    イオード(3)の温度依存性の校正データを得るべく、
    定電流手段(22)と、電圧検出手段(23)と、前記
    制御手段(12)により、前記電圧検出手段(23)で
    検出された前記ダイオード(3)の電圧データと前記温
    度計測手段(11)で計測された温度データとの相関に
    よって求められた前記ダイオード(3)の校正データ
    を、前記各冷却対象部(1)に対応させて書き込む記憶
    手段(25)とを備え、 運用時に、前記記憶手段(25)からの校正データを前
    記温度変換手段(7)に書き込むことを特徴とする請求
    項1の電子装置の温度検出システム。
  3. 【請求項3】 前記温度検出校正手段(9)は、温度校
    正作業が終了した後に前記冷却対象部(1)に通常運用
    時と同一状態で電力を供給する電源(30)と、温度校
    正作業が終了した後に通常運用時と同一状態で前記冷却
    対象部(1)を冷却する冷却機構(6)を運転し前記温
    度変換手段(7)から出力される集積回路素子(2)の
    温度データに基づき冷却機構(6)が正常か否かを判定
    する冷却機構制御装置(31)とを備えたことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の電子装置の温度検出
    システム。
JP19677491A 1991-08-06 1991-08-06 電子装置の温度検出システム Withdrawn JPH0540533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19677491A JPH0540533A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 電子装置の温度検出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19677491A JPH0540533A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 電子装置の温度検出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540533A true JPH0540533A (ja) 1993-02-19

Family

ID=16363411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19677491A Withdrawn JPH0540533A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 電子装置の温度検出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0540533A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008157052A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Densei Lambda Kk ファン回転数制御回路
EP3065176A1 (en) 2015-03-05 2016-09-07 Renesas Electronics Corporation Electronics device
KR20160108214A (ko) 2015-03-05 2016-09-19 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 전자 장치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008157052A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Densei Lambda Kk ファン回転数制御回路
EP3065176A1 (en) 2015-03-05 2016-09-07 Renesas Electronics Corporation Electronics device
KR20160108214A (ko) 2015-03-05 2016-09-19 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 전자 장치
US10247616B2 (en) 2015-03-05 2019-04-02 Renesas Electronics Corporation Electronics device
US11175189B2 (en) 2015-03-05 2021-11-16 Renesas Electronics Corporation Electronics device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7394271B2 (en) Temperature sensing and prediction in IC sockets
US10082846B2 (en) Temperature sensing system
US7607823B2 (en) Leak detector comprising a self-heated thermistor control circuit
US8602645B2 (en) Temperature detection system
CN103105506B (zh) 检测传感器的热时间常数的风速计
US7140263B2 (en) Anemometer circuit
KR20070114310A (ko) Ic 소켓의 온도 감지 및 예측
US7740402B2 (en) Fluid detector
JP2005009965A (ja) 熱式空気流量計
CN103777095A (zh) 电路的冷却部的异常检查系统
JP2008118149A (ja) 電子機械的アセンブリ、および電子装置を熱交換部材に熱結合する方法
US20040086008A1 (en) Method and system for providing thermal control of superluminescent diodes
CN106374814A (zh) 电动机驱动装置以及探测方法
JP6171826B2 (ja) 電子装置、電子装置の制御方法及び電子装置の制御プログラム
JPH0540533A (ja) 電子装置の温度検出システム
JP2003106886A (ja) 熱式流量計
WO2011152776A1 (en) Temperature measurement system and method for a temperature measurement system comprising at least one thermocouple
US4612894A (en) Control system for an engine having air passage
JP4037723B2 (ja) 熱式流量計
JPH04340757A (ja) 電子装置の温度検出システム
JP3369933B2 (ja) 水有無検出方法
JP2000131379A (ja) 電子部品の熱抵抗の測定方法、および測定システム
JPH09312359A (ja) 半導体集積回路の内部温度測定方法ならびにこれを用い た半導体集積回路の冷却方法および冷却装置
JPH0378940B2 (ja)
JPH11272343A (ja) 安定化電源の恒温化性能検査装置および検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112