JPH11148769A - 冷凍装置の除霜制御装置 - Google Patents

冷凍装置の除霜制御装置

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JPH11148769A
JPH11148769A JP31484997A JP31484997A JPH11148769A JP H11148769 A JPH11148769 A JP H11148769A JP 31484997 A JP31484997 A JP 31484997A JP 31484997 A JP31484997 A JP 31484997A JP H11148769 A JPH11148769 A JP H11148769A
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JP
Japan
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temperature
defrosting
thermo
defrost
frost
Prior art date
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Pending
Application number
JP31484997A
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English (en)
Inventor
Masaki Uno
正記 宇野
Takashi Ikeda
孝志 池田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH11148769A publication Critical patent/JPH11148769A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却器への着霜量を正確に検出し、効率良く安
定した除霜制御を行う冷凍装置の除霜制御装置を提供す
る。 【解決手段】本発明は、温度センサーが冷凍装置の運転
を開始するサーモオン温度となり冷却運転を開始してか
ら、運転を停止するサーモオフ温度となり運転を停止す
るまでの冷却運転時間を計測する冷却運転時間計測手段
1と、着霜による冷却能力の低下により、冷却運転時間
が長くなったことで、冷却器に所定の着霜が生じたこと
を検知し、自動的に除霜動作を開始させる除霜制御手段
2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫におけ
る冷却器等に付着した霜を除去する方式であるオフサイ
クル,電気ヒータまたはホットガス除霜等の方式を用い
る冷凍装置の除霜制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵庫においては、一般的に霜が付
着する。そして、従来の冷凍装置における除霜制御に
は、例えば、実開昭58−192377号公報に記載の発明のよ
うな冷却器に付着する霜の量に係わらず、圧縮機の動作
時間を積算することにより、除霜を行うタイミングを決
定する方法や、除霜時間を設定するだけの常に一定の時
間が経過した時に除霜を行う除霜制御方式があった。
【0003】また、特願平4−122716 号(明細書参照)
に記載の発明のような冷却器前後の空気温度を検出して
除霜を行う除霜制御方式があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の冷凍装置における除霜制御では、冷却器への着霜
量は貯蔵物の種類や冷蔵庫扉の開閉による外気の浸入等
冷蔵庫の使い方によって変化するにもかかわらず、予め
設定された除霜周期及び除霜時間で除霜を行っており、
実際の着霜状態とは無関係に行われる。
【0005】そのため、固定された除霜周期では、着霜
量が少なく除霜の必要がない場合でも不必要に除霜が行
われ、この無駄除霜による電力の浪費および庫内温度の
上昇が発生してしまう。逆に、着霜量が多い場合は冷却
不良及び除霜不良が発生するといった問題があった。
【0006】また、従来の冷凍装置における除霜制御に
は、無駄除霜を防止するために着霜量を検出する手段と
して、冷却器前後の空気温度を検出して除霜を行う方式
があるが、冷却器前後の空気温度は外気温度,冷凍装置
の設置条件等により大幅に変化する値であり、また、そ
の検出対象の値の変化が着霜量の変化とは必ずしも一致
しないので着霜量を正確に検出できないという問題があ
った。
【0007】そこで、本発明の目的は、冷却器への着霜
量を着霜による冷却能力の低下により正確に検出し、効
率良く安定した除霜制御を行う冷凍装置の除霜制御装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の冷凍装置の除霜制御装置は、庫内温度を制
御する温度センサーを有する冷凍装置の除霜制御におい
て、前記温度センサーが検出する温度が冷凍装置の運転
を開始するサーモオン温度となり運転を開始してから、
運転を停止するサーモオフ温度となり運転を停止するま
での冷却運転時間を計測する手段と、着霜による冷却能
力の低下により、サーモオン温度からサーモオフ温度と
なるまでの冷却運転時間が長くなったことで、冷却器に
所定の着霜が生じたことを検知し、自動的に除霜動作を
開始させる除霜制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明の冷凍装置の除霜制御装置
は、庫内温度を制御する温度センサーを有する冷凍装置
の除霜制御において、予め設定された所定時間長である
除霜周期内に、温度センサーが検出する温度が冷凍装置
の運転を開始するサーモオン温度となり運転を開始して
から、運転を停止するサーモオフ温度となり運転を停止
するまでの冷却運転時間を計測する手段と、前記冷却運
転時間が予め設定しておいた時間より長くなった時間を
積算する積算手段と、前記積算手段による積算時間に応
じて次回の除霜周期の時間長さを自動的に可変する除霜
周期可変手段を備えたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の冷凍装置の除霜制御装置
は、温度センサーが検出する温度が冷凍装置の運転を開
始するサーモオン温度となり運転を開始した後、着霜量
が多いため予め設定しておいた時間内にサーモオフ温度
とならない場合、自動的に除霜動作を開始させる除霜制
御手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本羽発明の実施の形態であ
る冷凍装置の除霜制御装置を図1〜図4により説明す
る。
【0012】図1は本発明の第一の実施の形態に係わる
除霜制御装置の除霜制御動作のブロック図を示す。
【0013】この除霜制御装置は冷却運転時間計測手段
1と、除霜制御手段2とを備え、除霜制御を行ってい
る。
【0014】図2は図1のブロック図に示される除霜制
御装置の時間経過に対する温度センサーの検出温度の変
化状態を示す。
【0015】冷凍装置が冷却運転を開始するサーモオン
温度Taと、冷却運転を停止するサーモオフ温度Tbを
予め設定しておく。冷却器への着霜が進むにつれ、着霜
により冷却能力が低下するため冷却運転時間計測手段1
によって計測される冷却運転時間Tcが長くなってい
く。そして、この冷却運転時間Tcが予め設定された値
より長くなったことを検知し、除霜制御手段2により自
動的に除霜動作を行う。
【0016】また、サーモオン温度Taとなり、冷却運
転を開始した後、着霜量が急激に増加したため温度セン
サーが検出する温度が予め設定された時間を経過しても
サーモオフ温度Tbにならない場合、着霜量過多と判断
し、自動的に除霜動作を開始させる。
【0017】このように冷却運転時間の変化により冷却
器への着霜量を正確に検出することができるので、除霜
を最適なタイミングで行うことができ、着霜量過少によ
る無駄除霜,着霜量過多による冷却不良及び除霜不良の
発生を防止でき、省エネルギーかつ効率良く安定した除
霜制御を行うことができる。さらに、着霜量が急激に増
加しサーモオフ温度にならない場合でも、自動的に除霜
動作を開始させることができるので、着霜量の急増にも
迅速に対応できる。
【0018】図3は、本発明の第二の実施の形態に係わ
る除霜制御装置の除霜制御動作のブロック図を示す。こ
の除霜制御装置は冷却運転時間計測手段1と、冷却運転
時間が予め設定しておいた時間より長くなった時間を積
算する積算手段3と、積算手段3による積算時間に応じ
て次回の除霜周期の時間長さを自動的に可変する除霜周
期可変手段4とを備え、除霜制御を行っている。
【0019】図4は図3のブロック図に示される除霜制
御装置の除霜周期可変手段4の周期を変化させる条件の
一例を示す。
【0020】予め設定しておいた除霜周期内における、
冷却運転時間が予め設定しておいた時間より長くなった
時間を積算する積算手段3によって積算された積算時間
Tdに応じ、除霜周期可変手段4により次回の除霜周期
の時間長さを自動的に可変する。
【0021】また、サーモオン温度Taとなり、冷却運
転を開始した後、着霜量が急激に増加したため温度セン
サーが検出する温度が予め設定された時間を経過しても
サーモオフ温度Tbにならない場合、もしくは積算時間
Tdが除霜周期内に予め設定された時間を経過した場合
は着霜量過多と判断し、自動的に除霜動作を開始させ
る。
【0022】このように冷却運転時間の変化により冷却
器への着霜量を正確に検出するとともに、冷却運転時間
の変化により除霜周期を可変するので、除霜を最適な周
期で行うことができる。さらに、着霜量が急激に増加し
た場合などは、除霜周期時間が経過する前でも自動的に
除霜動作を開始させることができるので、着霜量の急増
にも迅速に対応できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、貯
蔵物の種類や冷蔵庫扉の開閉による外気の浸入等冷蔵庫
の使い方によって変化する冷凍装置の冷却器への着霜量
を、冷却運転時間の変化により正確に検出することがで
きるので、除霜を最適なタイミングで行うことができ、
着霜量過少による無駄除霜,着霜量過多による冷却不良
及び除霜不良の発生を防止でき、省エネルギーかつ効率
良く安定した除霜制御を行うことができる冷凍装置の除
霜制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係わる除霜制御装
置の除霜制御動作のブロック図である。
【図2】図1のブロック図に示される除霜制御装置の時
間経過に対する温度センサーの検出温度の変化状態を示
すグラフである。
【図3】本発明の第二の実施の形態に係わる除霜制御装
置の除霜制御動作のブロック図である。
【図4】図3のブロック図に示される除霜制御装置の除
霜周期を変化させる条件の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…冷却運転時間計測手段、2…除霜制御手段、3…積
算手段、4…除霜周期可変手段、Ta…サーモオン温
度、Tb…サーモオフ温度、Tc…冷却運転時間、Td
…積算時間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内温度を制御する温度センサーを有する
    冷凍装置の除霜制御において、前記温度センサーが検出
    する温度が冷凍装置の運転を開始するサーモオン温度と
    なり運転を開始してから、運転を停止するサーモオフ温
    度となり運転を停止するまでの冷却運転時間を計測する
    手段と、着霜による冷却能力の低下により、サーモオン
    温度からサーモオフ温度となるまでの冷却運転時間が長
    くなったことで、冷却器に所定の着霜が生じたことを検
    知し、自動的に除霜動作を開始させる除霜制御手段を備
    えたことを特徴とする冷凍装置の除霜制御装置。
JP31484997A 1997-11-17 1997-11-17 冷凍装置の除霜制御装置 Pending JPH11148769A (ja)

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JP31484997A JPH11148769A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 冷凍装置の除霜制御装置

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JP31484997A JPH11148769A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 冷凍装置の除霜制御装置

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JPH11148769A true JPH11148769A (ja) 1999-06-02

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ID=18058360

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JP31484997A Pending JPH11148769A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 冷凍装置の除霜制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114485008A (zh) * 2022-01-10 2022-05-13 珠海格力电器股份有限公司 制冷时间控制方法、控制装置及制冷设备
CN115468363A (zh) * 2022-09-23 2022-12-13 珠海格力电器股份有限公司 冰箱、化霜控制方法、存储介质

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114485008A (zh) * 2022-01-10 2022-05-13 珠海格力电器股份有限公司 制冷时间控制方法、控制装置及制冷设备
CN114485008B (zh) * 2022-01-10 2023-01-20 珠海格力电器股份有限公司 制冷时间控制方法、控制装置及制冷设备
CN115468363A (zh) * 2022-09-23 2022-12-13 珠海格力电器股份有限公司 冰箱、化霜控制方法、存储介质
CN115468363B (zh) * 2022-09-23 2023-08-29 珠海格力电器股份有限公司 冰箱、化霜控制方法、存储介质

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