JPS63318444A - 空気調和機の除霜制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空冷ヒートポンプ式空気調和機の除霜制御装置
に関するものである。

従来の技術 従来、空冷ヒートポンプ式空気調和機において暖房運転
時での室外熱交換器への着霜によるｙ分能力の低下防止
に除霜制御がなされており、この構成について以下図面
を参照しながら説明する。

第３図は、一般的な空気調和機の冷凍システム図である
。

第３図において、１は圧縮機、２は四方弁、３は室内熱
交換器、４は減圧器、６は室外熱交換器であり順次連通
して接続され冷凍サイクルを構成している。圧縮機１か
ら吐出された冷媒は、図中に示す如く冷房運転時には実
線、暖房運転時には破線の如く切換弁としての四方弁２
により夫々切換えられる。

このような空気調和機において、暖房運転時、蒸発器と
なる室外熱交換器に霜が付着し、成長してゆく。このた
め一般には圧縮機の運転時間が所定時間に達し、かつ室
外熱交換器４の配管温度が所定値以下になると、霜が付
着したと見なし除霜信号を出力することにより四方弁２
を切換え、冷凍サイクルを暖房サイクルから冷房サイク
ルにして室外熱交換器４に高圧高温冷媒が送られ、付着
した霜を除去する。これにより、室外熱交換器４の配管
温度が所定値以上になるか、又は前記冷房サイクル運転
時間が所定時間に達することにより、除霜終了信号を出
力し、四方弁２を切換えることにより、元の暖房サイク
ルに戻し、暖房運転を再開させるものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では暖房運転時間及び除
霜開始の室外熱交換器の配管温度と、除霜運転時間及び
除霜終了の室外熱交換器の配管温度を各々一定値として
いる為、外気温条件によっては着霜状態が異なる場合、
すなわち、高温高湿時には室外熱交換器への霜の付着ス
ピードは速く、短時間で室外熱交換器の配管温度は所定
値以下になるが暖房運転時間が所定値に達しない為除霜
開始が遅れ、着霜量の増加により、暖房能力が極端に低
下してしまったり、又低温低湿時には室外熱交換器にほ
とんど着霜しないにもかかわらず、所定の条件が満たさ
れると除霜運転に入り、暖房運転を停止させてしまう空
除霜により、快適な空気調和ができず又無、駄な電力を
消費するといった欠点を有していた。

本発明は上記の問題点に鑑み、暖房運転時における除霜
に対して、過度な着霜量を防止し、除霜時間を短縮する
と共に空除霜を防止することを目的とした空気調和機の
除霜制御装置を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点を解決するため、外気温を検出する
外気温度検出器と、室外熱交換器の配管温度を検出する
配管温度検出器と前記外気温度検出器が検出した温度を
入力し所要暖房運転時間を設定する運転時間設定手段と
所要除霜時間を設定する除霜時間設定手段と、前記配管
温度検出器が検出した温度を入力し、配管温度を一定時
間測定して着霜を検出する着霜検出手段と、この測定信
号に基づき除霜終了時の室外熱交換器の配管温度を設定
する除霜終了温度設定手段を備えたものである。

作　　用 本発明は上記のような構成により、外気条件により、暖
房運転時間の設定と除霜運転時間の設定を各々設定する
と共に室外熱交換器の着霜検出温度にて除霜終了温度を
設定することにより、着霜状態に合わせた除霜が可能と
なる。

実施例 本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。第１
図において、１け圧縮機、２は四方弁、３は室内熱交換
器、４は減圧器、５は室外熱交換器、６は外気温度を検
出する外気温度検出器、７は室外熱交換器６の配管部の
温度を検出する配管温度検出器である。外気温度検出器
６および配管温度検出器７によシ検出された温度信号は
電気的信号に変換され８の制御装置に入力している。制
御装置８の主要部分はマイクロコンピュータ９にて構成
されている。このマイクロコンピュータ９には、外気温
度検出器６からの出力を入力し暖房の運転時間を設定す
る運転時間設定手段１０および除霜時間を設定する除霜
時間設定手段１１と、配管温度検出器７の出力を入力し
一定時間測定して着霜を検出する着霜検出測定手段１２
と、この着霜判定に基づき除霜終了の配管温度を設定す
る除霜終了温度設定手段１３とが具備されている。

この様な構成からなる冷凍サイクル装置において、第２
図のフローチャートをもとにその動作を説明する。

暖房運転が開始されると、ステップ２１にて外気温度を
一定時間毎に検出し、ステップ２２．２３で検出された
外気温度に応じてあらかじめ決められた所定の暖房運転
時間および除霜時間が設定される。ステップ２４におい
て設定された暖房運転時間が経過したかどうかの判断を
行ない、暖房運転時間が経過しておれば、ステップ２６
で配管温度の検討を行なう。配管温度が一定時間以上所
定の数値以下であれば、ステップ２６であらかじめ決め
られた所定の除霜終了時の配管温度を設定すると共に、
ステップ２７にて配管温度が除霜を開始させるための所
定の値以下になったかどうかを判定し、所定の値以下で
あれば、ステップ２８にて除霜開始する。この除霜につ
いては従来から行なわれている冷凍システムを冷房シス
テムに四方弁２を切換える方式である。除霜を開始した
後、ステップ２９において前記ステップ２６にて設定し
た除霜終了の配管温度以上になったかどうかを配管温度
検出器７の温度入力にて判定し、設定値以上であればス
テップ３１の除霜を終了し暖房運転に復帰させる。また
配管温度がまだ設定値以上でないが、ステップ２２で設
定した除霜時間を経過しておれば、ステップ３１の除霜
終了となり暖房運転に戻るものである。

このような動作において、外気温が高温多湿の着霜し易
い条件では主に暖房運転時間を短かく設定しておくこと
により、着霜過多による暖房能力の低下と除霜時間の短
縮化がはかれる。又外気温が低温で着霜しにくい条件に
おいては、暖房運転時間を長く、除霜時間を短く設定し
、又除霜開始及び終了の配管温度を低く設定しておくこ
とにより、低外気での、暖房運転効果の向上、除霜時間
の短縮並びに空除霜の防止といったことができるもので
ある。

発明の効果 以上の説明からも明らかなように本発明の空気調和機の
徐開制御装置は、外気温を検出してその条件により暖房
の運転時間設定手段と除霜時間設定手段により着霜条件
に応じた暖房運転時間と着霜状態に応じた除霜時間が定
められ、又配管温度検出からの除霜終了温度設定手段に
より、着霜開始時の条件に合わせて終了温度を決めてい
る。

以上のような構成から、高温多湿の着霜し易い条件での
暖房運転中の室外熱交換器への着霜過多による暖房能力
低下での快適性低下とエネルギーの無駄な使用を防止す
ると共に、低温時の着霜しにくい条件での長時間暖房運
転と短時間除霜による快適性の向上と９除霜防止による
省エネルギー化をはかるといった実用上きわめて効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空気調和機の除霜制御
装置の配管図、第２図は同第１図め除霜制御のだめのプ
ログラムの一例を示すフローチャート、第３図は従来の
空気調和機の冷凍システムの配管図である。 ６・・・・・・外気温度検出器、７・・・・・・配管温
度検出器、１０・・・・・・運転時間設定手段、１１・
・・・・・除霜時間設定手段、１２・・・・・・着霜検
出測定手段、１３・・・・・・除霜終了温度設定手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名６−
一一タト気ｊ４りζＬ１蝙ト出）ま。 ７−−−酢ＩＥ易浅膀七退 ｌθ−−−１松将関Ｖ定手、役 ｌ／−−一除霜絣開役史手１段 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外気温を検出する外気温度検出器と、室外熱交換器の配
   管温度を検出する配管温度検出器とを備え、前記外気温
   度検出器が検出した温度を入力信号として、必要暖房運
   転時間を判定する運転時間設定手段と、必要除霜時間を
   判定する除霜時間設定手段と、前記配管温度検出器が検
   出した温度を入力信号として、着霜状態の配管温度を一
   定時間測定し着霜を検出する着霜検出測定手段と、前記
   着霜検出測定手段からの測定信号に基づき除霜終了時の
   室外熱交換器温度を設定する除霜終了温度設定手段とを
   備えたことを特徴とする空気調和機の除霜制御装置。