JPH09171771A - 高圧反転現像方法および装置 - Google Patents

高圧反転現像方法および装置

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JPH09171771A
JPH09171771A JP34937595A JP34937595A JPH09171771A JP H09171771 A JPH09171771 A JP H09171771A JP 34937595 A JP34937595 A JP 34937595A JP 34937595 A JP34937595 A JP 34937595A JP H09171771 A JPH09171771 A JP H09171771A
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JP
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carbon layer
pressure water
pressure
panel member
nozzles
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JP34937595A
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Yoshinori Inagaki
好則 稲垣
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Sony Corp
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルのコーナの部分等に現像不足が発生せ
ず、均一に現像可能な高圧反転現像方法および装置を提
供する。 【解決手段】 パネル部材10は、カーボン層を下に向
けて、クランプ21,22,23,24により現像ステ
ーションに固定される。固定されたパネル部材の下側に
は分水器30が配置されている。分水器30の上面に
は、上方に向けて高圧水(約25Kgf/cm2)33を噴射
角度50度で噴射する複数のノズル31,32が一定の
ピッチで2列設けられている。分水器は、高圧水供給装
置からの高圧水をノズル31,32から噴射しつつ、矢
印Tで示される方向(カーボンストライプの延びる方向
に同じ)に水平に往復動を行い、噴射される高圧水33
により、パネル部材の基材の上のカーボン層の中に形成
された溝形成体の上のカーボン層を取り除き、基材の上
に残留するカーボン層によってカーボンストライプを形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラウン管パネル
を形成するための基材と、前記基材のストライプ形成面
上に形成されたカーボン層とを有し、前記カーボン層に
は、それぞれが所定の幅および所定の高さとを有し、所
定の間隔で平行に前記基材の前記ストライプ形成面に接
して延びる複数のストライプ状の溝形成体が形成された
パネル部材に、カーボンストライプを形成する高圧反転
現像方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、ブラウン管パネルを形成するため
の基材の画像形成面となるストライプ形成面の上にカー
ボンストライプ(CS)を形成する基本的な工程について図
3を参照して簡単に説明する。基材51の上に複数のPV
P (ポリビニルピロリドン)のストライプ52を所定ピ
ッチで平行に形成する(図3(a))。これらのストラ
イプ52および露出している基材51のストライプ形成
面を覆うようにカーボンを塗布し、所定の処理を行っ
て、カーボン層53を形成する(図3(b))。次に、
過酸化水素水を用いて、ストライプ52を分解すること
により、高圧水で剥離可能なように柔軟にさせたストラ
イプ状の溝形成体54として、パネル部材50を形成し
ている(図3(c))。このような溝形成体54を含む
カーボン層53の上に高圧水を噴射して、溝形成体54
の上に存在した薄いカーボン層および溝形成体54を取
り除き、溝形成体54の間にあって、残留したカーボン
層により、所定ピッチで平行に配置された複数のカーボ
ンストライプ55を基材51のストライプ形成面の上に
形成している。
【0003】上記工程のうち、パネル部材を図3(c)
の状態から図3(d)の状態に加工する従来の装置が、
図4(a)および図4(b)の正面図および平面図によ
り示されている。回転軸が機械中心軸に沿って設定さ
れ、矢印Rの向きに回転するターンテーブル60の下面
に、中心軸がターンテーブル60の回転軸と同軸となる
ようにパネル部材50が固定され、ターンテーブル60
と一緒に回転している。この場合、パネル部材50のカ
ーボン層53は下方に面し水平となるように固定されて
いる。ターンテーブル60に固定されたパネル部材50
の直下には上方に高圧水を噴射する複数のノズル71が
固定された分水器70が揺動可能に支持されている。こ
の場合、分水器70は、中心軸がターンテーブル60の
回転軸を含む直線上を左右に移動するように、矢印Sの
方向に水平に揺動する。また、ノズル71から噴射され
る高圧水は、約4Kgf/cm2の圧力を有し、図4(c)に示
されるように頂角が110°〜115°になる円錐状に
噴射されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の装置にお
いては、パネルを回転させているために、パネルのコー
ナの部分(図4(b)においてKで示されている)に水
が溜まり易く、現像不足がそこに発生することがあり、
コーナ以外の所でも現像の強いところと弱いところが発
生するという傾向があった。また、ノズルから噴射され
る高圧水の噴射角度を110°〜115°と広げて均一
かつ広範囲にカバーできるようにしていたが、かえって
周辺部分に圧力の弱いところが発生するということが分
かった。
【0005】そこで本発明の目的は、パネルのコーナの
部分に現像不足が発生せず、全体が均一に現像可能な高
圧反転現像方法および装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、パネルを形成するための基材と、前記基材
のストライプ形成面上に形成されたカーボン層とを有
し、前記カーボン層には、それぞれが所定の幅および所
定の高さとを有し、所定の間隔で平行に前記基材の前記
ストライプ形成面に接して延びる複数のストライプ状の
溝形成体が形成されたパネル部材にカーボンストライプ
を形成する高圧反転現像方法において、前記パネル部材
のストライプ形成面の幅一杯に延びる直線に沿って、前
記パネル部材のストライプ形成面にほぼ直角に高圧水を
噴射し、前記直線状に噴射される高圧水が前記ストライ
プ形成面上のカーボン層の全体に噴射されるように、前
記噴射される高圧水と前記カーボン層との相対位置を、
カーボン層に平行に、かつ、前記幅一杯に延びる直線に
直交する方向にずれるように移動させ、前記移動により
前記カーボン層全体の上に前記高圧水を噴射して、前記
溝形成体上のカーボン層および溝形成体を取り除き、前
記基材の上に残留するカーボン層によりカーボンストラ
イプを形成するようにしたことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記噴射する高圧水が、
ほぼ25Kgf /cm2 の圧力をもち、前記噴射する高圧水
が延びる方向は、前記溝形成体が延びる方向に直交し、
前記噴射される高圧水と前記カーボン層との相対位置が
ずれる方向は、前記溝形成体が延びる方向であることを
特徴とする。また、本発明は、前記パネル部材が、カー
ボン層を下方に向けて水平に固定され、前記高圧水は、
前記カーボン層に向けて上方に噴射し、前記噴射が前記
カーボン層の全体に平均になされるように、前記カーボ
ン層の溝形成体の延びる方向に水平に往復移動されるこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記パネル部材が、
カーボン層を下方に向けて水平に保持され、前記高圧水
は、前記カーボン層に向けて上方に噴射するように固定
され、前記パネル部材は、前記噴射が前記カーボン層の
全体に平均になされるように、前記カーボン層の溝形成
体の延びる方向に水平に往復移動されることを特徴とす
る。
【0008】さらに、本発明は、パネルを形成するため
の基材と、前記基材のストライプ形成面上に形成された
カーボン層とを有し、前記カーボン層には、それぞれが
所定の幅および所定の高さとを有し、所定の間隔で平行
に前記基材の前記ストライプ形成面に接して延びる複数
のストライプ状の溝形成体が形成されたパネル部材にカ
ーボンストライプを形成する高圧反転現像装置におい
て、前記パネル部材のストライプ形成面のカーボン層に
所定の距離をもって対向し、かつ、直線状に複数配置さ
れ、前記カーボン層に向けて高圧水をほぼ直角に噴射す
るノズルと、前記複数のノズルに高圧水を供給する高圧
水供給装置と、前記ノズルから噴射される高圧水が前記
ストライプ形成面上のカーボン層の全体に噴射されるよ
うに、前記複数のノズルと前記カーボン層との相対位置
をカーボン層に平行に、かつ、複数のノズルが配置され
る直線方向に直交する方向にずらすように変化させ、相
対位置が変化する前記高圧水により、前記溝形成体上の
カーボン層および溝形成体を取り除き、前記基材の上に
残留するカーボン層によりカーボンストライプを形成す
る相対位置変化装置とを有することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記複数のノズルが噴射
する高圧水が、ほぼ25Kgf /cm2の圧力をもち、前記
複数のノズルは分水器として一体化され、前記複数のノ
ズルが直線状に配置される直線方向は、前記溝形成体が
延びる方向に直交し、前記直線状に配置された複数のノ
ズルと前記カーボン層との相対位置がずれる方向は、前
記溝形成体が延びる方向であることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記分水器が、前記直線状に配置された
複数のノズルからなる列を、複数具備していることを特
徴とする。また、本発明は、前記パネル部材が、カーボ
ン層を下方に向けて水平に固定され、前記複数のノズル
は、前記高圧水を前記カーボン層に向けて上方に噴射
し、前記相対位置変化装置は、前記噴射が前記カーボン
層の全体に平均になされるように、前記複数のノズルを
前記カーボン層の溝形成体の延びる方向に水平に往復移
動させることを特徴とする。また、本発明は、前記パネ
ル部材が、カーボン層を下方に向けて水平に保持され、
前記複数のノズルは、前記高圧水を前記カーボン層に向
けて上方に噴射するように固定され、前記相対位置変化
装置は、前記噴射が前記カーボン層の全体に平均になさ
れるように、前記パネル部材を前記カーボン層の溝形成
体の延びる方向に水平に往復移動させることを特徴とす
る。また、本発明は、前記各ノズルから噴射される高圧
水が、前記パネル部材のカーボン層に向かって円錐の形
状をなすように開くが、その円錐の頂角は50度以内に
制御されていることを特徴とする。
【0010】本発明の高圧反転現像方法および高圧反転
現像装置においては、パネル部材を回転させることな
く、直線に沿って噴射する高圧水を、パネル部材のカー
ボン層の上に噴射し、噴射する高圧水を前記直線に直角
な方向に平行移動し、噴射する高圧水でカーボン層の全
面を掃引する。そのため、パネル部材のコーナに水の溜
まりを作ることなく、噴射される高圧水は、カーボン層
の全面に平均に当たっている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。図1(a)および図1(b)は、本発明の実
施の形態に係わる高圧反転現像装置のそれぞれ正面図お
よび平面図、図1(c)は、図1(a)および図1
(b)で示される高圧反転現像装置に用いられているノ
ズルを示す拡大図である。
【0012】すでに説明したもの(図3(c)参照のこ
と)と同様なパネル部材10が、搬送システム(不図
示)によって現像ステーションに搬送されてくる。パネ
ル部材10は、現像ステーションの正規の位置に到着す
ると、下側からの高圧水の圧力に対抗する等の目的のた
めにクランプ21,22,23,24により、カーボン
層を下に向けて現像ステーションに固定される。固定さ
れたパネル部材10の下側には所定間隔をあけて分水器
30が配置されている。分水器30の上面には、上方に
向けて高圧水(約25Kgf/cm2 )33を噴射する複数の
ノズル31,32が一定のピッチで設けられている。本
例の場合、直線状に配置された複数のノズル31の第1
の列と、複数のノズル32の第2の列とが設けられ、第
1,第2の列は、噴射が均一になるように、相手に対し
ノズルの配置ピッチの半分だけずらされている。また、
高圧を保つのに有利なように高圧水33の噴射角度(円
錐の形状に噴射する円錐の頂角)は、図1(c)に示す
ように約50°に狭められている。
【0013】分水器30は、高圧水供給装置(不図示)
から供給される高圧水33をノズル31,32から噴射
しつつ、矢印Tで示される方向に水平に往復動を行い、
噴射される高圧水33により、パネル部材10の基材の
上のカーボン層の中に形成された溝形成体(基材の上に
形成された複数のPVP (ポリビニルピロリドン)のスト
ライプが、過酸化水素水を用いて分解されたものであっ
て、高圧水で剥離しやすいように柔軟にさせられたも
の)の上のカーボン層および溝形成体を取り除き、基材
の上に残留するカーボン層によってカーボンストライプ
を形成する。
【0014】分水器30に往復動を行わせる分水器駆動
機構40は、図2に示すように、分水器30を搭載した
移動テーブル41と、移動テーブル41を水平面で矢印
Tの直線方向にガイドするテーブルガイド42と、移動
テーブルの前部に固定されたコの字形アーム43と、モ
ータ46によって矢印RRの方向に回転させられる回転
円盤45と、一端がコの字形アーム43の中間のアーム
に回転自在に取り付けられ、他端が回転円盤45の外縁
に近いところに回転自在に取り付けられた連結アームと
から構成されている。カーボンストライプの形成が完了
したパネル部材10は、現像ステーションから取り除か
れるなり、搬送装置によって後続の工程に搬送されるな
りして、再び次のパネル部材に対する処理を開始する。
【0015】このように、一直線状に並べられて噴射す
る高圧水により、パネル部材のカーボン層の上を直線的
に掃引するようにして、現像を行うことにより、パネル
部材のコーナに水が溜まることもなく、また、カーボン
層が形成されたストライプ形成面のどこにおいても噴射
高圧水に対する条件は同じであるから、カーボン層のど
こにおいても現像は均一に行われる。また、噴射角度を
小さくして圧力の分散を防ぎ、噴射圧力を高めているの
で、カーボンの落ち残りやレジスト残り等が発生しなく
なり、反転現像不足による不良がなくなった。
【0016】なお、上述の実施の形態においては、現像
ステーションで分水器30が往復動を行うものとした
が、分水器30は固定で、パネル部材10を往復動させ
てもよいし、パネル部材10は、搬送装置にクランプで
固定されたまま、現像ステーションに搬送されてきて、
現像ステーションを現像に適する速度で通過することに
より、高圧水による現像処理を受け、引き続いて後続の
処理のために、搬送装置で運び出されるように自動化し
てもよい。分水器30を固定する場合においては、分水
器30に高圧水を供給するホース等に余計な負荷を与え
ないという利点がある。また、分水器30のノズル3
1,32は2列としたが、平均に噴射できるのであれば
1列でもよいし、あるいは、3列以上としてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高圧反転現
像方法および高圧反転現像装置は、パネル部材を回転さ
せることなく、直線に沿って噴射する高圧水を、パネル
部材のカーボン層の上に噴射し、噴射する高圧水を前記
直線に直角な方向に平行移動し、噴射する高圧水でカー
ボン層の全面を掃引することにより、パネル部材のコー
ナに水の溜まりを作ることなく、カーボンストライプの
均一な現像を行うことができる。また、高圧水の圧力を
容易に上げることができるため、カーボンの落ち残りや
レジスト残り等が発生しなくなり、反転現像不足による
不良を低減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施の形態に係わる高圧反
転現像装置を示す正面図、(b)は、(a)の平面図、
(c)は、(a)および(b)で示される高圧反転現像
装置に用いられているノズルを示す拡大図である。
【図2】図1の分水器に往復動を行わせる分水器駆動機
構を示す構成図である。
【図3】(a)〜(d)は、ブラウン管パネルを形成す
るための基材のストライプ形成面の上にカーボンストラ
イプを形成する各工程を示す図である。
【図4】(a)は、従来の高圧反転現像装置を示す正面
図、(b)は、(a)の平面図、(c)は、(a)およ
び(b)で示される高圧反転現像装置に用いられている
ノズルを示す拡大図である。
【符号の説明】
10 パネル部材 21,22,23,24 クランプ 30 分水器 31,32 ノズル 33 高圧水 40 分水器駆動機構 41 移動テーブル 42 テーブルガイド 43 コの字形アーム 44 連結アーム 45 回転円板 46 モータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルを形成するための基材と、前記基
    材のストライプ形成面上に形成されたカーボン層とを有
    し、前記カーボン層には、それぞれが所定の幅および所
    定の高さとを有し、所定の間隔で平行に前記基材の前記
    ストライプ形成面に接して延び、高圧水で剥離可能に前
    処理された複数のストライプ状の溝形成体が形成された
    パネル部材にカーボンストライプを形成する高圧反転現
    像方法において、 前記パネル部材のストライプ形成面の幅一杯に延びる直
    線に沿って、前記パネル部材のストライプ形成面にほぼ
    直角に高圧水を噴射し、 前記直線状に噴射される高圧水が前記ストライプ形成面
    上のカーボン層の全体に噴射されるように、前記噴射さ
    れる高圧水と前記カーボン層との相対位置を、カーボン
    層に平行に、かつ、前記幅一杯に延びる直線に直交する
    方向にずれるように移動させ、 前記移動により前記カーボン層全体の上に前記高圧水を
    噴射して、前記溝形成体上のカーボン層および溝形成体
    を取り除き、前記基材の上に残留するカーボン層により
    カーボンストライプを形成するようにした、 ことを特徴とする高圧反転現像方法。
  2. 【請求項2】 前記噴射する高圧水は、ほぼ25Kgf /
    cm2 の圧力をもち、前記噴射する高圧水が延びる方向
    は、前記溝形成体が延びる方向に直交し、前記噴射され
    る高圧水と前記カーボン層との相対位置がずれる方向
    は、前記溝形成体が延びる方向である請求項1記載の高
    圧反転現像方法。
  3. 【請求項3】 前記パネル部材は、カーボン層を下方に
    向けて水平に固定され、前記高圧水は、前記カーボン層
    に向けて上方に噴射し、前記噴射が前記カーボン層の全
    体に平均になされるように、前記カーボン層の溝形成体
    の延びる方向に水平に往復移動される請求項1または2
    記載の高圧反転現像方法。
  4. 【請求項4】 前記パネル部材は、カーボン層を下方に
    向けて水平に保持され、前記高圧水は、前記カーボン層
    に向けて上方に噴射するように固定され、前記パネル部
    材は、前記噴射が前記カーボン層の全体に平均になされ
    るように、前記カーボン層の溝形成体の延びる方向に水
    平に往復移動される請求項1または2記載の高圧反転現
    像方法。
  5. 【請求項5】 パネルを形成するための基材と、前記基
    材のストライプ形成面上に形成されたカーボン層とを有
    し、前記カーボン層には、それぞれが所定の幅および所
    定の高さとを有し、所定の間隔で平行に前記基材の前記
    ストライプ形成面に接して延びる複数のストライプ状の
    溝形成体が形成されたパネル部材にカーボンストライプ
    を形成する高圧反転現像装置において、 前記パネル部材のストライプ形成面のカーボン層に所定
    の距離をもって対向し、かつ、直線状に複数配置され、
    前記カーボン層に向けて高圧水をほぼ直角に噴射するノ
    ズルと、 前記複数のノズルに高圧水を供給する高圧水供給装置
    と、 前記ノズルから噴射される高圧水が前記ストライプ形成
    面上のカーボン層の全体に噴射されるように、前記複数
    のノズルと前記カーボン層との相対位置をカーボン層に
    平行に、かつ、複数のノズルが配置される直線方向に直
    交する方向にずらすように変化させ、相対位置が変化す
    る前記高圧水により、前記溝形成体上のカーボン層およ
    び溝形成体を取り除き、前記基材の上に残留するカーボ
    ン層によりカーボンストライプを形成する相対位置変化
    装置と、 を有することを特徴とする高圧反転現像装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のノズルが噴射する高圧水は、
    ほぼ25Kgf /cm2の圧力をもち、前記複数のノズルは
    分水器として一体化され、前記複数のノズルが直線状に
    配置される直線方向は、前記溝形成体が延びる方向に直
    交し、前記直線状に配置された複数のノズルと前記カー
    ボン層との相対位置がずれる方向は、前記溝形成体が延
    びる方向である請求項5記載の高圧反転現像装置。
  7. 【請求項7】 前記分水器は、前記直線状に配置された
    複数のノズルからなる列を、複数具備している請求項5
    または6記載の高圧反転現像装置。
  8. 【請求項8】 前記パネル部材は、カーボン層を下方に
    向けて水平に固定され、前記複数のノズルは、前記高圧
    水を前記カーボン層に向けて上方に噴射し、前記相対位
    置変化装置は、前記噴射が前記カーボン層の全体に平均
    になされるように、前記複数のノズルを前記カーボン層
    の溝形成体の延びる方向に水平に往復移動させる請求項
    5ないし7のいずれか1項記載の高圧反転現像装置。
  9. 【請求項9】 前記パネル部材は、カーボン層を下方に
    向けて水平に保持され、前記複数のノズルは、前記高圧
    水を前記カーボン層に向けて上方に噴射するように固定
    され、前記相対位置変化装置は、前記噴射が前記カーボ
    ン層の全体に平均になされるように、前記パネル部材を
    前記カーボン層の溝形成体の延びる方向に水平に往復移
    動させる請求項5ないし7のいずれか1項記載の高圧反
    転現像方法。
  10. 【請求項10】 前記各ノズルから噴射される高圧水
    は、前記パネル部材のカーボン層に向かって円錐の形状
    をなすように開くが、その円錐の頂角は50度以内に制
    御されている請求項5ないし9のいずれか1項記載の高
    圧反転現像装置。
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