JPH09171330A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09171330A
JPH09171330A JP7330188A JP33018895A JPH09171330A JP H09171330 A JPH09171330 A JP H09171330A JP 7330188 A JP7330188 A JP 7330188A JP 33018895 A JP33018895 A JP 33018895A JP H09171330 A JPH09171330 A JP H09171330A
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JP
Japan
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paper
sheet
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Pending
Application number
JP7330188A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Saito
齋藤達彦
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH09171330A publication Critical patent/JPH09171330A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定部数が2以上の場合であっても、コレー
トモードおよびアンコレートモードのうちの複写生産性
の高い方のモードで自動的に複写を行えるようにするこ
と。 【解決手段】 転写器15の位置でトナー像が転写され
た複写用紙を定着装置23に搬送してから再度転写位置
に搬送する用紙循環装置H3と、複数枚の原稿Giを設定
された部数Rだけ複写する際に、複数枚の原稿Giを最
初から最後まで1頁づつ複写する作業を前記設定部数R
だけ繰り返すコレートモードと、複数枚の原稿Giを原
稿1枚毎に設定部数Rづつ順次複写するアンコレートモ
ードとの中の複写生産性の高い方のモードを選択するコ
レート・アンコレート選択手段と、選択されたモードで
複写作業を実行する画像形成制御装置とを備えた画像形
成装置U。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラテンガラス上
面に設置され、原稿給紙信号に応じて原稿給紙トレイに
上下に重ねて収容された原稿を下側から取出し、プラテ
ンガラス上面の複写位置に搬送し、前記複写位置で複写
されれた原稿を前記原稿給紙トレイ上の原稿の上側に排
出する循環式原稿搬送装置を備えた複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記循環式原稿搬送装置を備えた
複写機において、複数枚の原稿を設定された部数だけ複
写する際に、複数枚の原稿を最初から最後まで1頁づつ
複写する作業を前記設定部数だけ繰り返すコレートモー
ドと、複数枚の原稿を原稿1枚毎に設定部数づつ順次複
写するアンコレートモードとのいずれかを選択するコレ
ート・アンコレート選択手段を備えたものが知られてい
る。このような複写機においては、コレートモード、ア
ンコレートモードの選択は、複写完了後の作業に応じ
て、ユーザが設定するようになっている。前記複写完了
後の作業を問題にしない場合は、複写生産性の高い方
(複写完了までの時間の短い方)のモードを選択した方
が都合が良い。
【0003】従来、前記コレートモードおよびアンコレ
ートモードの選択を行えるようにした複写機として次の
技術(J01)が知られている。 (J01)特開平1−314263号公報記載の技術。 この公報には、RDHモード(同期露光モード、本発明
のコレートモードに対応)およびADFモード(停止露
光モード、本発明のアンコレートモードに対応)を備え
た複写機が記載されている。この公報に記載された複写
機は、停止露光選択時において、複写部数が1部のとき
は同期露光に自動的に変更するようにして、複写時間の
短縮を図れるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(前記(J01)の問題点)前記(J01)の技術は、設定
部数が1の場合についてのみ考慮されているだけで、設
定部数が2以上の場合に複写の生産性を向上させる技術
についてはなんら具体的に記述されていない。
【0005】本発明は、前述の事情に鑑み、下記(O0
1)の記載内容を課題とする。 (O01)設定部数が2以上の場合であっても、コレート
モードおよびアンコレートモードのうちの複写生産性の
高い方のモードで自動的に複写を行えるようにするこ
と。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0007】(第1発明)前記課題を解決するために、
本出願の第1発明の画像形成装置(U)は、下記の要件
を備えたことを特徴とする、(Y01)複写機本体(U
2)のプラテンガラス(A1)上面に設置され、原稿給紙
信号に応じて原稿給紙トレイ(TRg)に上下に重ねて
収容された原稿(Gi、i=1、2、3、・・・、以下i=1、2、3、・・
・を省略のことあり)を下側から取出し、プラテンガラ
ス(A1)上面の複写位置に搬送し、前記複写複写位置
で複写された原稿(Gi)を前記原稿給紙トレイ(TR
g)上に排出する循環式原稿搬送装置(U1)、(Y02)
前記プラテンガラス(A1)上面の複写位置の原稿画像
を像担持体(12)表面に結像させて、前記像担持体
(12)表面に前記原稿画像の潜像を形成する潜像形成
装置(1+13)、(Y03)前記像担持体(12)表面
の潜像をトナー像に現像する現像装置(14)、(Y0
4)前記像担持体(12)表面に沿う所定の転写位置に
おいて前記像担持体(12)表面の前記トナー像を複写
用紙に転写する転写器(15)、(Y05)画像形成用の
複写用紙を収納する給紙トレイ(TR1〜TR5)、(Y
06)給紙信号に応じて前記給紙トレイ(TR1〜TR5)
からの給紙を開始する給紙装置(K)、(Y07)前記給
紙トレイ(TR1〜TR5)から給紙された前記複写用紙
を前記転写位置に搬送する第1用紙搬送装置(H1)、
(Y08)前記転写位置で複写用紙に転写されたトナー像
を定着する定着装置(23)、(Y09)前記定着装置
(23)でトナー像が定着された複写用紙を収容する排
出用紙収容装置(U3)、(Y010)前記転写位置から、
順次前記定着装置(23)および排出用紙収容装置(U
3)に複写用紙を搬送する第2用紙搬送装置(H2)、
(Y011)前記転写位置でトナー像が転写された複写用
紙を前記定着装置(23)に搬送してから再度前記転写
位置に搬送する用紙循環装置(H3)、(Y012)複数枚
の原稿(Gi)を設定された部数(R)だけ複写する際
に、複数枚の原稿(Gi)を最初から最後まで1頁づつ
複写する作業を前記設定部数(R)だけ繰り返すコレー
トモードと、複数枚の原稿(Gi)を原稿1枚毎に設定
部数(R)づつ順次複写するアンコレートモードとのい
ずれかを選択するコレート・アンコレート選択手段、
(Y013)前記用紙循環装置(H3)の搬送路長さ(L)
を前記用紙循環装置内を搬送される複写用紙の存在可能
な最大枚数(N)で除した値である給紙のピッチ(P
0)で前記用紙循環装置(H3)内に複写用紙を循環させ
ながら、前記コレートモードおよびアンコレートモード
のうちの前記コレート・アンコレート選択手段により選
択されたモードで複写作業を実行する画像形成制御装置
(C)、(Y014)前記コレートモードおよびアンコレ
ートモードにおいて複数枚の原稿(Gi)を設定された
部数(R)だけ複写する際に、複写開始から複写終了ま
でに必要な前記ピッチ(P0)の数を出力する手段(す
なわちピッチ数出力手段)と、前記コレートモードおよ
びアンコレートモードにおける算出したピッチ数を比較
する手段(すなわちピッチ数比較手段)と、その比較結
果からピッチ数の少ない方のモ−ドを選択する手段(す
なわち最適モ−ド選択手段)とを有する前記コレート・
アンコレート選択手段。
【0008】(第2発明)また、本出願の第2発明の画
像形成装置(U)は、前記第1発明の画像形成装置
(U)において、下記の要件を備えたことを特徴とす
る、(Y015)排出される複写用紙を積層状態で収容す
る複数のビントレイ(28i、i=1、2、・・・)を有
し、前記排出される複写用紙を、同一の原稿画像の複写
用紙毎に同一のビントレイに収容するスタックモード
と、排出される複写用紙を1枚づつ仕分けて収容するソ
ートモードとを有するソータ(28)を備えた前記排出
用紙収容装置(U3)、(Y016)前記ソータ(28)を
コレートモードが選択された場合には前記スタックモー
ドで作動させ、前記アンコレートモードが選択された場
合には前記ソートモードで作動させる前記画像形成制御
装置(C)。
【0009】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (第1発明の作用)本出願の第1発明の画像形成装置
(U)には、循環式原稿搬送装置(U1)が複写機本体
(U2)のプラテンガラス(A1)上面に設置されてい
る。この循環原稿搬送装置(U1)は、原稿給紙信号に
応じて原稿給紙トレイ(TRg)に上下に重ねて収容さ
れた原稿(Gi)を下側から取出し、プラテンガラス
(A1)上面の複写位置に搬送し、複写後原稿を取出し
てから前記原稿給紙トレイ(TRg)上に排出する一連
の処理を自動的に行なう。その際、前記循環式原稿搬送
装置(U1)は、原稿(Gi)をプラテンガラス(A1)
上面上を移動させながら露光させることも出来るし、露
光の間静止させることも出来る。つぎに前記画像形成装
置(U)の複写機本体(U2)内部上方に配置された一
連の現像関係装置の作用を簡単に述べる。まず潜像形成
装置(1+13)により、前記プラテンガラス(A1)
上面の複写位置の原稿(Gi)を露光し、原稿画像の反
射光を、前記像担持体(12)上に結像させて潜像を形
成し、それを現像装置(14)においてトナ−像に現像
し、さらにそのトナ−像を、像担持体(12)表面の回
転途上所定の転写位置において転写器(15)により複
写用紙上に転写する。
【0010】複写用紙の給送と処理の手段としては、複
写機本体(U2)内中央部から下部にかけて、複数の給
紙トレイ(TR1〜TR5)が、上下に配置され、内部に
各種サイズの複写用紙を収納している。この給紙トレイ
(TR1〜TR5)の複写用紙送出し端側に配置されてい
る給紙装置(K)に前記画像形成制御装置(C)より給
紙信号が到来すると、所定の前記給紙トレイ(TR1〜
TR5)から複写用紙を送り出す。送り出された複写用
紙は、第1用紙搬送装置(H1)により転写位置に搬送
され、前記転写器(15)によりトナ−像が転写され
る。この転写されたトナー像は前記第2用紙搬送装置
(H2)により定着装置(23)に送られ、定着処理を
受けた後、排出用紙収容装置(U3)に排出される。さ
らに、複写用紙の表裏反転を要する場合等については、
定着装置(23)を出た、1回複写済みの用紙は、用紙
循環装置(H3)により中間トレイ(TR0)に送り込ま
れて表裏反転その他の2回目の用紙捌きを受け、転写位
置に再送される。
【0011】コレート・アンコレート選択手段のピッチ
数出力手段は、コレートモードおよびアンコレートモー
ドにおいて複数枚の原稿(Gi)を設定された部数
(R)だけ複写する際に、複写開始から複写終了までに
必要な前記ピッチ(P0)の数を出力する。コレート・
アンコレート選択手段のピッチ数比較手段は、前記コレ
ートモードおよびアンコレートモードにおける算出した
ピッチ数を比較する。コレート・アンコレート選択手段
の最適モ−ド選択手段は、前記ピッチ数比較手段の比較
結果からピッチ数の少ない方のモ−ドを選択する。この
ようにして、コレート・アンコレート選択手段は、複数
枚の原稿(Gi)を最初から最後まで1頁づつ複写する
作業を前記設定部数(R)だけ繰り返すコレートモード
と、複数枚の原稿(Gi)を原稿1枚毎に設定部数
(R)づつ順次複写するアンコレートモードとのうちの
ピッチ数の少ない方のモ−ドを選択する。
【0012】画像形成制御装置(C)は、前記用紙循環
装置(H3)の搬送路長さ(L)を、前記用紙循環装置
内を搬送される複写用紙の存在可能な最大枚数(N)で
除した値である給紙のピッチ(P0)で前記用紙循環装
置(H3)内に複写用紙を循環させながら、前記コレー
トモードおよびアンコレートモードのうちの前記コレー
ト・アンコレート選択手段により選択されたモードで複
写作業を実行する。
【0013】(第2発明の作用)本出願における第2発
明の画像形成装置(U)では、前記排出用紙収容装置
(U3)に排出される用紙は、同一の原稿画像の複写用
紙毎に同一のビントレイ(28i、i=1、2、・・・)に
収容するスタックモードと、排出される複写用紙を1枚
づつ仕分けて収容するソートモードとを有するソータ
(28)の前記ビントレイ(28i、i=1、2、・・・)
に収容される。前記画像形成制御装置(C)は、前記ソ
ータ(28)を、コレートモードが選択された場合には
前記スタックモードで作動させ、前記アンコレートモー
ドが選択された場合には前記ソートモードで作動させ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら、本発明
の画像形成装置としての複写機の実施の形態の例(実施
例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定される
ものではない。また、説明の簡明化のために、以下原稿
Gi(i=1、2、・・・・・)は原稿Giあるいは単に原稿、
また複写用紙は単に用紙とそれぞれ略称する。図1は、
複写機本体U2およびその上面に設置された循環式原稿
搬送装置U1を有する複写機(画像形成装置)Uの実施
例の正面断面図である。図2は同実施例の複写機の制御
部分である画像形成制御装置Cの説明図である。
【0015】図1において、複写機本体U2の本体側プ
ラテンガラスA1上面に原稿循環式の自動原稿搬送装置
(以下原稿搬送装置と略称)U1が設置されている。こ
の原稿搬送装置U1は、複写しようとする各種サイズの
原稿Gi(i=1,2,…,n,…、図示せず)が重ね
て載置される原稿給紙トレイTRkを有している。原稿
給紙トレイTRkに載置された原稿はプラテンガラスA1
上の複写位置に搬送され、複写済みの原稿Giは前記原
稿給紙トレイTRkに戻されるように構成されている。
このような原稿搬送装置U1は従来公知である。
【0016】次に図1により、前記複写機本体U2を説
明する。複写機本体U2上面の透明なプラテンガラスA1
の下方には、画像書込装置としての露光光学系1が配置
され、また、プラテンレジ位置に露光系レジセンサ(プ
ラテンレジセンサ)Spが配置されている。この露光光
学系1は、移動可能なランプユニット2を有しており、
このランプユニット2は、原稿照明用のランプ3と第1
ミラー4とが一体化されて構成されている。また、前記
露光光学系1は、前記ランプユニット2の移動速度の1
/2の速度で移動する移動ミラーユニット5を有してい
る。この移動ミラーユニット5は、第2ミラー6および
第3ミラー7から構成されている。また、前記露光光学
系1は、レンズ8、第4ミラー9、第5ミラー10およ
び第6ミラー11等をも有している。そして、前記ラン
プユニット2が原稿に対して平行に図1中左右方向に移
動し、前記移動ミラーユニット5が前記ランプユニット
2の移動速度の1/2の速度で1/2の距離だけ移動す
ると、原稿Giとレンズ8との間の距離は一定に保たれ
るので、その間、前記ランプ3によって照明された原稿
の反射光は、前記露光光学系1を通って像担持体(以下
像担持体とも言う)12上に収束されるように構成され
ている。前記像担持体12の周囲には、その像担持体1
2の回転方向に沿って帯電用チャージャ13、現像ユニ
ット14、転写用チャージャ(以下、転写器)15およ
びクリーナユニット16等が配設されている。
【0017】また、前記複写機本体U2には、下方に向
かって順次、用紙を収容する第1給紙トレイTR1、第
2給紙トレイTR2、両面複写時等に使用する一時スト
ック用の中間トレイTR0、第3給紙トレイTR3、第4
給紙トレイTR4、大量用紙を収容する第5給紙トレイ
TR5が着脱自在に収納されている。そして前記第1給
紙トレイTR1に対応して第1送出しロールR11、第1
さばきロール装置R12、第1テイクアウェイロール装置
R13が配設されており、前記第1テイクアウェイロール
装置R13の手前には第1フィードセンサSN1が配設さ
れている。そして前記各給紙トレイTR2〜TR5に対し
ても同様の送出しロールR21、…R51、さばきロール装
置R22、…R52、テイクアウェイロール装置R23、…R
53、フィードセンサSN2、…SN5等が配設されてい
る。また、前記中間トレイTR0に対しては、送出しロ
ールR01、テイクアウェイロール装置R03、フィードセ
ンサSN0等が配設されている。
【0018】前記各給紙トレイTR1〜TR5から送り出
された各用紙は前記第1フィードセンサSN1および用
紙レジセンサSNyによって検出され、用紙レジロール2
0のレジゲ−ト21に当接し、その位置(用紙レジ位置
という)で一旦停止されるように構成されている。この
用紙レジ位置にある用紙の先端は前記レジゲ−ト21に
当接して先端が丸く湾曲した状態になっており、この状
態で前記レジゲ−ト21が開くと、用紙はトナー像の転
写位置(前記像担持体12および転写用チャージャ15
の間)に搬送されるように構成されている。
【0019】また前記複写機本体U2には、前記像担持
体12と転写用チャージャ15との間すなわちトナー像
の転写位置を通過した転写済み用紙を像担持体12から
剥離させて搬送する搬送機構22が配置されている。前
記搬送機構22によって搬送された転写終了紙は、定着
装置23で定着され、直接排出される場合には排出ロー
ラ24から排出用紙収容装置U3に排出されるように構
成されている。一方、定着された用紙を前記中間トレイ
R0を経由して循環させ再度転写する場合には、前記定
着装置23から排出ローラ24に入る前で、下方に配設
されている分岐路25に用紙を導く様に構成されてい
る。そして前記排出ローラ24または分岐路25への分
岐点には、用紙の搬送方向を切り替えるための切替ゲー
ト26が配置されている。なお、紙詰まり有無の検出お
よび定着終了後の前記切替ゲート26の作動との同期取
りのために、定着装置23の直後に定着装置排出センサ
SNfが配置されれている。
【0020】前記排出用紙収容装置U3は、この実施例
では複写機本体U2とは別体に構成されており、且つ複
写機本体U2に一体的に連結して使用されるように構成
されている。そして、本実施例の排出用紙収容装置U3
は、その上端部に設けたトップトレイ(後述のソータ2
8を使用しない場合に使用するトレイ)27、その下方
に設けた複数のビントレイ28i(i=1,2,…)を
有するソータ28、および前記トップトレイ27または
ソータ28に選択的に用紙を搬送するための切替ゲート
29等を備えている。
【0021】図2は、前記複写機本体U2およびそれに
接続された原稿搬送装置U1の制御部分の説明図であ
る。図2において、原稿搬送装置側のコントローラC1
は、原稿有無センサS1、原稿レジセンサS2、原稿の所
定位置通過等を検出する各種センサSi(i=3,4,
…)等の検出信号の入力に応じて原稿搬送用のモータ、
クラッチ(図示せず)等の原稿搬送用作動装置U12を所
定のタイミングで制御する制御信号を出力する機能を有
している。なお、原稿搬送装置U1の構成および制御方
法は、従来公知の種々の方法を採用することが可能であ
る。また前記原稿搬送装置側コントローラC1には、複
写機本体U2側の本体側コントローラC2からの信号(原
稿スタート信号、原稿送りモードを指定する信号、原稿
交換指令信号等)が入力されている。前記原稿搬送装置
側コントローラC1は、原稿給紙トレイTRgに載置され
た用紙を循環させた際に、原稿搬送装置U1に設けられ
た前記各種センサS1,S2,…により得られる信号か
ら、原稿サイズ情報、原稿枚数信号、原稿有無の検出信
号等を複写機本体U2の本体側コントローラC2に出力し
ている。
【0022】複写機本体U2は、ユーザインターフェー
スUIを有しており、ユーザインターフェースUIは、
コピースタートキー31、両面、片面のコピーモードを
選択するモード選択キー32、給紙トレイ選択キー3
3、数値入力用のテンキー34、倍率設定キー35、原
稿枚数入力キ−36、コピー部数を設定するコピー部数
設定キー37、表示部38等を有している。複写機本体
U2の本体側コントローラC2には、前述した原稿搬送装
置U1およびユーザインターフェースUIからの入力信
号の他に、複写機本体U2自体に配置された中間トレイ
用フィードセンサSN0、第1〜第5フィードセンサS
N1〜SN5、用紙レジセンサSNy、および定着装置排
出センサSNfからの各種検出信号が入力されている。
【0023】前記本体側コントローラC2は、複写機本
体U2に設置された前記各種センサおよび前記原稿搬送
装置側コントローラC1からの各種入力信号に応じて、
所定のタイミングで次に説明する各種駆動回路D0〜D
8,…等にそれらの作動信号を出力している。このた
め、前記本体側コントローラC2に内蔵されている前記
不揮発性メモリMeには、複写機本体U2の露光光学系
1、用紙送出しロールR01〜R51、用紙レジロール20
等の駆動を制御するためのプログラムおよびデータ類が
記憶されている。
【0024】前記中間トレイTR0および第1〜第5給
紙トレイTR1〜TR5に対応する用紙取出装置駆動回路
D0およびD1〜D5は、前記複写機本体U2の本体側コン
トローラC2から入力される用紙取り出し用の作動信号
に応じて、モータM0〜M5等の駆動電流を出力するよう
に構成されている。前記各モータM0〜M5には、テイク
アウェイロール装置R03〜R53が連結されているほか
に、クラッチCr0〜Cr5を介して、送出しロールR01〜
R51が接続されており、また、前記各モータM1〜M5に
はさばきロール装置R12〜R52が接続されている。そし
て、前記各種送出しロールR01〜R51やさばきロール装
置R12(R02?)〜R52には、前記ユ−ザインタ−フェ−
スUI上で選択された用紙が収納された給紙トレイTR
i(i=0〜5)あるいは選択されたモ−ドに対応する
中間トレイTR0のいずれかに対応する、クラッチCri
(i=0〜5)のいずれかのみが作動し、駆動力が伝達
されるように構成されている。
【0025】上記の構成要素の内、符号R03、R11〜R
53、M0〜M5、Cr1〜Cr5で示された要素から、用紙を
転写位置に供給する第1用紙搬送装置H1(=R03+R1
1〜R53+M0〜M5+Cr1〜Cr5)が構成されている。
また、前記搬送機構22、排出ローラ24、切替ゲ−ト
26、およびそれらを駆動する機構(図示せず)等から
前記転写位置から前記排出用紙収容装置U3へ用紙を排
出する第2用紙搬送装置H2(=22+24+26)が
構成されている。また、前記搬送機構22、分岐路2
5、切替ゲ−ト26、中間トレイTR0、送出しロール
R01、テイクアウェイロール装置R03〜R23、モータM
0〜M2、クラッチCr0等から、前記転写位置でトナー像
が転写された用紙を前記定着装置23下流側の分岐路2
5から中間トレイTR0に搬送し、さらに前記転写位置
に搬送する用紙循環装置H3(=22+25+26+T
R0+R01+R03〜R23+M0〜M2+Cr0)が構成され
ている。
【0026】像担持体回転駆動回路D6は、前記複写機
本体U2の本体側コントローラC2から入力される作動信
号に応じて、モータM6の駆動電流を供給するように構
成されている。そして、モータM6が駆動されると、前
記像担持体12が回転するように構成されている。ま
た、モータM6が駆動された状態でクラッチCr6が接続
されると、用紙レジロール20が作動するように構成さ
れている。
【0027】露光光学系搬送装置駆動回路D7は、前記
複写機本体U2の本体側コントローラC2から入力される
作動信号に応じて、露光光学系駆動モータM7の駆動電
流を供給するように構成されている。そして、露光光学
系駆動モータM7が駆動されると、前記露光光学系1が
作動されるように構成されている。また、切替ゲート作
動回路D8は本体側コントローラC2から入力される作動
信号に応じて、切替ゲート26の駆動電流を供給するよ
うに構成されている。さらに、図2に示す排出用紙収容
装置コントローラC3は、前記切替ゲート29およびソ
ータ28を駆動する切替ゲート作動回路D11およびソー
タ作動回路D12の制御信号を出力している。
【0028】前記本体側コントローラC2は、前記各入
力信号に応じて、複数枚の原稿を設定された部数だけ複
写する際に、複数枚の原稿を最初から最後まで1頁づつ
複写する作業を前記設定部数だけ繰り返すコレートモー
ドと、複数枚の原稿を原稿1枚毎に設定部数づつ順次複
写するアンコレートモードとのいずれかを選択するコレ
ート・アンコレート選択手段(図2参照)としての機能
を有している。前記コレート・アンコレート選択手段の
機能は、本体側コントローラC2の不揮発性メモリMeに
記憶されたプログラムにより実現されている。
【0029】次に前記コレート・アンコレート選択手段
の機能について説明する。まず、前記用紙循環装置H3
は、次のモードでの複写の際に、転写位置から転写位置
に用紙を循環させる。 (1)S/Dモード(シングル/デュープレックスモー
ド、すなわち片面原稿→両面複写モ−ド) (2)COCモード(コピーオンコピーモード、すなわ
ち2枚の原稿画像を同一画面上に合成複写するモード) (3)EDIT2PASSモ−ド(エデイット2パスモ
ード、すなわち片面原稿→片面複写モ−ドにおいて、同
一原稿面を部分に分けて同一用紙に2回複写するモー
ド)
【0030】前記(1)〜(3)の各モードでの複写に
おいて、複写部数Rが多い場合には、複写生産性を向上
させるために、前記用紙循環装置の用紙循環搬送路内に
極力多数枚の用紙を循環させる事が行なわれる。この循
環あるいは存在可能な用紙枚数の最大値(最大循環枚
数)Nは、前記用紙循環搬送路の長さ(循環路長)Lお
よび用紙の搬送方向の長さ(用紙搬送方向サイズ)によ
り定まる。前記循環路長Lは複写機ごとに一定である
が、用紙搬送方向サイズは、用紙の種類(B5、A4、
B4、A3等)とその用紙循環搬送路上に置く向きによ
り異なる。前記循環路長Lを、用紙循環搬送路内に存在
可能な用紙の最大枚数Nで割った値P0(=L/N)
は、複写過程における用紙搬送の間隔の基準値であり、
これをピッチP0と言うことにする。また、前記ピッチ
P0だけ用紙が前進する時間をピッチ時間とする。
【0031】この複写生産性は、基本的に最初の用紙の
複写開始から最後の用紙の複写終了までの複写所要時間
の長さ、言い換えればピッチ時間×所要ピッチ数で表わ
されるが、この内、ピッチ時間は前記の如く前記循環路
長Lと最大循環枚数Nとが決まれば一定となるので、個
々の複写生産性は結局複写終了までの前記所要ピッチ数
の大小で評価することができる。
【0032】前記所要ピッチ数は、コレートモードと、
アンコレートモードとで異なるほか、原稿枚数Gおよび
複写部数R等によって異なる。したがって、原稿枚数G
および複写部数Rに応じて、両モードの中で前記所要ピ
ッチ数の少ない方のモードを選択することにより、常に
高い生産性での複写が可能になる。また前記(2)CO
Cモードの場合の複写生産性の評価は前記(1)S/D
モードの場合と同じである。
【0033】次に図3〜6により、A4SEF(A4Sh
ortEdgeFeed:A4用紙の短辺を先頭にして搬送する場
合)の用紙が、用紙循環搬送路内に存在可能な最大枚数
がN=7の場合を例にとって、前記コピーモード
(1)、(3)の場合の所要ピッチ数の計算方法(すな
わち、複写所要時間の計算方法)を説明する。図3はS
/Dモードで複写する場合の複数枚の原稿を最初から最
後まで1頁づつ複写する作業を前記設定部数だけ繰り返
すコレートモードでの所要ピッチ数の説明図である。図
4はS/Dモードで複写する場合の複数枚の原稿を原稿
1枚毎に設定部数づつ順次複写するアンコレートモード
での所要ピッチ数の説明図である。図5はEDIT2P
ASSモ−ドの場合におけるコレートモードでの所要ピ
ッチ数の説明図である。図6はEDIT2PASSモ−
ドの場合におけるアンコレートモードでの所要ピッチ数
の説明図である。前記図3〜6中、破線(−−)は原稿
も用紙も対応しないピッチ、バツ印で消した番号(以
下、×等と表示)はその番号の原稿の複写は行なわれ
ず空送りされるピッチ、そして、、・・・は実際にそ
の原稿の複写が行なわれるピッチを示す。
【0034】まず、図3のケ−ス(イ)の場合につき説
明する。ケ−ス(イ)は、N=7、G=2(すなわち原
稿2枚)、R=3(すなわち複写部数3部)の場合であ
る。この場合、1枚目の原稿(図中)を転写位置で1
番目のピッチにある用紙に複写してからその用紙が用紙
循環搬送路を回って表裏反転して再度転写位置に搬送さ
れて来るまでに計7ピッチ分の時間が経過し、8ピッチ
目に同じ用紙が転写位置に戻りその裏面への原稿の複
写が終わる。すなわち8ピッチで一部目の用紙への表裏
複写が完了する。この間の所要ピッチ数は、1部目の複
写に要するピッチ数の図示に見るように、2G+(N−
G−1)ピッチとなる。2部目の用紙への原稿の複写
は、前記の複写用紙のつぎに新しい用紙を送出してお
けば、間を置かずに引続き行なわれる。以下2部目の裏
面への原稿の複写は、1部目同様、の複写から数え
て8ピッチ目に終了する。これを複写部数R回繰り返せ
ば、2GR+(N−G−1)Rピッチが全所要ピッチ数
となる。
【0035】これが、コレートモードで原稿を循環させ
ながら複写を行なう場合の所要ピッチ数である。同様に
して、複写原稿枚数を4枚に増した(ロ)のケ−スで見
ても、所要所要ピッチ数は上述の式で表わされる。但し
原稿枚数Gが多くなり、(ハ)のケ−スのように用紙循
環搬送路上に存在し得る最大枚数Nを超えると、(イ)
および(ロ)のケ−スに存在した破線(−−)の無駄な
ピッチは無くなり、所要ピッチ数は2GRとなる。ま
た、以上の各ケ−スでは原稿枚数Gは偶数であったが、
これが奇数であっても同様の関係は成立する。但しこの
場合、Nとの大小判定および所要ピッチ数の計算にはG
+1を代入して計算する。これは最後の奇数数目の原稿
の裏面も原稿が存在するような形で空送りし、対応する
用紙も表裏反転し転写器15を通してトップトレイ27
またはソータ28のビントレイ28iに排出し、それ迄
に積み重ねられた複写済み用紙と表裏を揃える事に対応
する。
【0036】つぎに、図4のアンコレートモードの場合
につき説明する。このケ−ス(イ)、(ロ)とも、N、
G、Rの値は図3のコレートモードの場合とそれぞれ同
じに揃えてある。アンコレートモードにおいては、図示
の如く1番目の原稿は所要部数Rだけ続けて複写され
るが、1番目のピッチにあった原稿の複写用紙が用紙
循環搬送路を一巡して再度転写位置に戻り、その裏面へ
の原稿の複写が終わるまで8ピッチを要する事はコレ
ートモードの場合と同じである。2番目、3番目のピッ
チにあった用紙についても同様である。異なる所は、
の複写が全部終ったのに引き続き、原稿の複写が行な
われ始め、以下原稿と原稿の関係と同様のピッチ間
関係が原稿と原稿の間にも生じる。それぞれの表裏
対になったR部単位の表裏複写の組に対する所要ピッチ
数は、図示の如く2R+(N−R)となり、これが[G
/2]回繰り返されて全複写が完了することになる。
【0037】但し複写部数Rが多くなり、(ハ)のケ−
スのように用紙循環搬送路上に存在し得る最大枚数Nを
超えると、(イ)および(ロ)のケ−スに存在した破線
(−−)の無駄なピッチは無くなり、所要ピッチ数はG
Rとなる。また、以上の各ケ−スでは原稿枚数Gは偶数
であったが、これが奇数であっても同様の関係は成立す
る。但しこの場合も、前記コレートモードにおけると同
様、GにはG+1を代入して計算する。これは最後の奇
数数目の原稿の裏面も原稿が存在するような形で空送り
し、対応する用紙も表裏反転し転写器15を通して各ビ
ントレイ28iに排出し、それ迄に積み重ねられた複写
済み用紙と表裏を揃える事に対応する。
【0038】以上、S/Dモ−ドの場合における所要ピ
ッチ数の算式を纏めれば次の如くになる。 (1)S/D、コレートモードの場合 (1a)G<N 所要ピッチ数=2GR+(N−G−
1)R (1b)G≧N 所要ピッチ数=2GR (2)S/D、アンコレートモードの場合 (2a)R<N 所要ピッチ数=GR+(N−R)[G
/2] (2b)R≧N 所要ピッチ数=GR 但し、Gは原稿枚数(奇数の時はNとの大小判定および
最少ピッチ数計算の両方においてG+1を代入)、Rは
複写部数、Nは用紙の用紙循環搬送路内に存在可能な最
大枚数である。
【0039】つぎに図5,図6により、EDIT2PA
SSモードでの所要ピッチ数の算式を説明する。EDI
T2PASSモ−ドは既に述べた如く、片面原稿→片面
複写であるが、同一原稿の同一用紙への再複写方式であ
るので、用紙の表裏反転への考慮は要らないが、同一用
紙の循環を待つ制約条件はS/Dモードの場合と同じで
ある。
【0040】まず、図5のコレートモード、ケ−ス
(イ)の場合につき説明する。ケ−ス(イ)は、N=
7、G=2、R=3の場合である。なお、図中の記号類
も図3におけると同じであるが、追加として、等の
番号中濃色のもの(以下、濃色等と表示)は、通常の
(白地の)等の番号の原稿部分が複写された後、2回
目に複写される残余原稿部分の複写を表わしている。図
5において、1枚目の原稿(図中)を転写位置で1番
目のピッチにある第1部目の用紙に部分複写してからそ
の用紙が用紙循環搬送路を回って再度転写位置に搬送さ
れて来るまでに計7ピッチ分の時間が経過し、8ピッチ
目に同じ用紙が転写位置に戻りその残余部分の原稿の複
写が終わる(濃色)。すなわち8ピッチで一部目の用
紙への複写が完了する。この間の所要ピッチ数は、1部
目の複写に要するピッチ数の図示に見るように、N+G
ピッチとなる。そしてそれがR回繰り返されて複写が全
部完了するのでその間の所要ピッチ数は、(N+G)R
となる。これがコレートモードにおいて用紙の循環待ち
を最小に留めた所要ピッチ数の算式である。また、原稿
枚数Gが多くなり、Nを超えるようになると、図3と同
条件の(ハ)に見られるように1部の複写を終えるのに
2G、全複写部数を得るのには2GRのピッチ数が最小
限必要となる。
【0041】図6のアンコレートモードにおける所要ピ
ッチ数も図4のS/Dのアンコレートモードのケ−スに
類似の形で配列され、(イ)のケ−スに見られるように
原稿を完全に複写し終わるまでには最小N+Rピッチ
を要し、それがG回繰り返されて複写が全部完了するこ
とになる。またこの場合も、Rが多くなってNを超える
ようになると、用紙の循環待ちの制約が無くなり、原稿
の設定部数複写を得るのに2R、全原稿の複写を得る
のには2GRのピッチが最小限必要となる。なお以上、
図4のEDIT2PASSモードを通じては、用紙の表
裏反転処理は無いので、Gの奇数偶数に拘わらず、上記
の算式が適用される。
【0042】以上、EDIT2PASSモードにおける
所要ピッチ数の算式を纏めれば次の如くになる。 (3)EDIT2PASS、コレートモードの場合 (3a)G<N 所要ピッチ数=(G+N)R (3b)G≧N 所要ピッチ数=2GR (4)EDIT2PASS、アンコレートモードの場合 (4a)R<N 所要ピッチ数=(R+N)G (4b)R≧N 所要ピッチ数=2GR 但し、Gは原稿枚数、Rは複写部数、Nは用紙の用紙循
環搬送路内に存在可能な最大枚数である。
【0043】本発明の画像形成制御装置Cは、前記式
(1)〜(4)により、与えられた複写の方式(S/D
モ−ド、COCモ−ド、あるいはEDIT2PASSモ
−ド)と条件(Nは用紙の用紙循環搬送路内に存在可能
な最大枚数N、原稿枚数Gおよび複写部数R)の下で、
コレートモードおよびアンコレートモドそれぞれにおけ
る複写完了までの所要ピッチ数を算出する前記ピッチ数
出力手段と、この両方のピッチ数を比較する前記ピッチ
数比較手段と、その結果所要ピッチ数の少ない(すなわ
ち複写生産性の高い)方のモードを自動的に選択する最
適モ−ド選択手段とから構成されるコレート・アンコレ
ート選択手段を本体側コントローラC2のメモリMeに内
蔵している。そして、選択されたモードで本画像形成装
置Uを作動させるため、前記本体側コントロ−ラC2
が、そのユ−ザインタ−フェ−ス(UI)および各種セ
ンサ類からの入力信号受信と各装置駆動回路への信号送
信のみならず、原稿搬送装置側コントロ−ラC1との指
令およびデ−タの送受信、さらに排出用紙収容装置コン
トロ−ラC3への制御信号送信が出来るよう、構成され
ている。
【0044】(実施例の作用)次に、図7〜図9および
図10〜12を用いて前述の構成を備えた前記実施例の
作用を説明する。図7〜図9は、S/DモードまたはC
OCモードと、EDIT2PASSモ−ドで作動する際
の、前記コレート・アンコレート選択手段の処理を示す
フローチャートである。これらのフローチャートの各ス
テップの処理は、前記図2に示す本体側コントローラC
2を構成するマイコンのメモリMeに記憶されたプログラ
ムに従って行われる。
【0045】図10〜図12は、図7〜図9の処理フロ
ーチャートの基礎となる両モードにおける複写所要ピッ
チ数の比較と選択の事例の説明図である。図10はS/
DモードにおいてN=7、G=6、R=2の場合の所要
ピッチ数の説明図で、図10Aはコレートモード、図1
0Bはアンコレートモードの場合を示している。図11
はS/DモードにおいてN=7、G=2、R=5の場合
の所要ピッチ数の説明図で、図11Aはコレートモー
ド、図11Bはアンコレートモードの場合を示してい
る。図12はEDIT2PASSモ−ドにおいてN=
7、G=2、R=5の場合の所要ピッチ数の説明図で、
図12Aはコレートモード、図12Bはアンコレートモ
ードの場合を示している。
【0046】まず、図10〜図12によりコレート・ア
ンコレート両モ−ドにおける複写所要ピッチ数の比較と
選択の実例を示し、次に図7〜図9でその処理フロ−を
説明することにする。図10〜図12における表現は前
出の図3〜図6と同様、丸印の数字(例、)はその数
字の原稿の複写が行なわれることを示し、丸印数字の行
列は左から順に各ピッチ位置で該当数字の原稿の複写が
行なわれて行く状況を表わしている。行列下部の矢印の
数字は、その間送られる(消費される)搬送路上のピッ
チ数を示す。また丸印の数字がバツが付いている時
(例、×)は、原稿と用紙は空送りのみされ、複写は
行なわれない(表裏反転のみなどの)ことを示し、丸印
の代わりの破線(−−)は、ピッチのみ送られて用紙も
存在しない(用紙の循環待ちのケ−スなどの)ことを示
す。
【0047】図10Aはコレートモードのケ−スで、原
稿が循環するので、最初にの原稿の複写が行なわれ、
次にの原稿が空送りされ、次にの複写が行なわれ
る。今N=7なので、が複写された用紙が用紙循環搬
送路を一巡し表裏反転してから転写位置に戻って来るま
でに7ピッチを要し、したがって原稿が複写され終る
のは8ピッチ目であることも既に図3で説明した通りで
ある。このようにして、原稿6枚全部の複写が2部終る
のには図示の如く24ピッチを要することになる。これ
を前出の式(1a)で求めても同じ結果が得られる。こ
のケ−スを図10Bのアンコレートモードに代えて見る
と、の原稿を2部複写した用紙2部がそれぞれ一巡し
て裏面に原稿を複写され終るのに8ピッチ目を要し、
それに引き続き新しい用紙に原稿の複写がなされるこ
とも既に図3で説明した通りである。このサイクルが3
回繰り返されて同じ複写が全部終了するのに必要なピッ
チ数は27となる。これを前出の式(2a)でチェック
しても同じ結果が得られる。従ってこの図10の場合
は、所要ピッチ数の少ないアンコレートモードを選択す
ることにより複写生産性が高くなる。
【0048】次の図11の場合は図10と同じS/Dモ
−ドで、原稿枚数Gが少なく、複写部数Rが多い場合で
ある。ピッチの使われ方の説明は省略するが、結果とし
て図11Aコレートモードでは所要ピッチは40、図1
1Bのアンコレートモードでは12であり、この場合は
アンコレートモードの方が遥かに複写生産性が高いこと
になる。
【0049】次に図12の場合について説明する。図1
2はEDIT2PASSモ−ドに代わるが、ピッチの使
われ方はS/Dモードにおけると見掛け上同じである
(例えば図11A対図12A参照)。但しこの場合は用
紙の表裏反転は行なわれない。また、図中濃い丸印数字
(例、濃色)は、1回目に白地の丸印数字の原稿部分
が複写された後の、2回目の残余原稿部分の複写が行な
われる事を示す。この場合の所要ピッチ数は、図10A
のコレートモードでは45、図10Bのアンコレートモ
ードでは24となり後者の方が複写生産性が高い。図示
はしないが、このEDIT2PASSモ−ドでも、例え
ば図10と同じ複写条件(N=7、G=6、R=2)の
場合には所要ピッチ数は26対54となり、コレートモ
ードを選択することが奨められる。
【0050】次に、前記図10〜図12で示した複写所
要ピッチ数の比較とそれに基づくコレ−ト・アンコレー
ト選択手段の具体的作用を図7〜9の処理フローチャー
トにより説明する。装置および制御の説明においては適
宜図1〜図2を引用する。まず図7のステップST1
(ステップ1、以下略)において、コピースタートキー
31が押されたか否かを判断する。ノー(N)の場合は
ステップST1を繰り返し実行して入力を待つ。ユーザ
は図1の原稿搬送装置U1上に原稿を載せて、コピー枚
数N、複写倍率等をユーザインターフェースUIから入
力する。そして、コピースタートキー31を押すとステ
ップST1の結果がYes(Y、以下略)となり、ステ
ップST2に移る。ステップST2においては、自動原稿
搬送モードか否かを判断する。すなわち原稿有無センサ
S1が原稿有りを検出している場合はイエス(Y)とな
り、すなわち原稿自動搬送モードと判断し、原稿無しの
場合にはノー(N)となる。ノー(N)の場合はプラテ
ンモードである。ステップST2においてノー(N)の
場合はステップST6に移り、イエス(Y)の場合はス
テップST3に移る。
【0051】ステップST3において原稿枚数Gの入力
有無を判断する。これは原稿枚数入力キー36が入力さ
れた後、テンキー34から原稿枚数Gの入力が有ったか
否かにより判断する。これがノー(N)の場合はステッ
プST5に移り、イエス(Y)の場合はステップST4に
移る。ステップST4では給紙トレイTR1〜TR5が選
択されたか否か判断する。これはトレイ選択キー33に
より給紙トレイTR1〜TR5が選択されているか否かを
判断する。この結果がイエス(Y)の場合は給紙トレイ
TR1〜TR5内の用紙サイズが分かっているのでステッ
プST6に移る。このステップST4がノー(N)の場合
は用紙のサイズが不明であるので、原稿サイズを検出す
るため、ステップST5に移る。
【0052】ステップST5においては、原稿搬送装置
U1を作動させて原稿を一巡させ、原稿枚数Gおよび原
稿サイズを検出する。なお、この原稿循環による原稿サ
イズ(幅および搬送方向長さ)検出の技術は従来公知で
ある。次にステップST6において使用する用紙の搬送
方向のサイズを決定する。使用する用紙のサイズは、原
稿サイズおよび複写倍率に応じて決定される。次にステ
ップST7において、用紙循環搬送路内に存在可能な用
紙の最大枚数Nを決定する。このNは循環路長Lと用紙
の搬送方向サイズによって定まる値であり、前記本体側
コントローラC2を構成するマイコンのメモリMeに記憶
されているテーブルのデータを読み出すことにより決定
する。
【0053】つぎに、図8のステップST8に移り、複
写モ−ドの判別を行なう。すなわち、ユ−ザインタ−フ
ェ−スUIのモ−ド選択キ−からの入力によりS/Dあ
るいはCOC(以下、COCは省略)モ−ドであるか否
かを判別し、イエス(Y)の場合はステップST9以下
のS/Dモードの処理に移る。ノー(N)の場合は図9
のEDIT2PASSモ−ドの処理に飛ぶ。
【0054】図8のステップST9ではS/Dモードに
特有のGの奇数偶数の判別を行ない、奇数の場合はステ
ップST10において、G=G+1として、ダミ−原稿枚
数を加える処理を行なう。以下、Gが奇数の場合は内部
処理的にはこの変更したGの値を一貫して使用する(外
部へのレポ−ト出力等の場合は元のGを保存しておいて
使う)。以下、ステップST11からステップST20まで
は、前記N、G、Rの組み合わせの仕分け(ステップS
T11、ステップST12、ステップST16)と、それぞれ
の組み合わせに対するコレート・アンコレート両モード
の大小比較処理(ステップST14、ステップST17、ス
テップST19)とである。前出の所要ピッチ数の算式と
の対応を記せば、ステップST14は式(1b)対(2
a)、ステップST17は式(1a)対(2b)、ステッ
プST19は式(1a)対(2a)の比較である。前記比
較結果に応じてステップST13、ステップST15、ステ
ップST18、ステップST20に移り、コレートモードま
たはアンコレートモードのいずれかが選択される。なお
ステップST12でイエス(Y)の場合、すなわち、(1
b)対(2b)の比較のケ−スでは計算の要無くアンコ
レートモード(ステップST13)へ飛ぶ。
【0055】図10のケ−スにおける処理の流れは、ス
テップST9→ステップST11→ステップST16→ステ
ップST19→ステップST18となる。また図11のケ−
スにおける処理の流れは、同じであるがステップST19
からステップST20に行くところのみが異なる。
【0056】次に図9のEDIT2PASSモ−ドの処
理フロ−につき説明するが、その構成は、Gの偶奇判別
と修正処理のステップが無いほかは図8と同様である。
すなわち、ステップST21からステップST30までは、
前記N、G、Rの組み合わせの仕分け(ステップST2
1、ステップST22、ステップST26)と、それぞれの組
み合わせに対するコレート・アンコレート両モードの大
小比較ブロック(ステップST24、ステップST27、ス
テップST29)とである。前出の所要ピッチ数の算式と
の対応を記せば、ステップST24は式(3b)対(4
a)、ステップST27は式(3a)対(4b)、ステッ
プST29は式(3a)対(4a)の比較である。前記比
較結果に応じてステップステップST23、ステップST
25、ステップST28、ステップST30に移り、コレート
モードまたはアンコレートモードのいずれかが選択され
る。なお、(3b)対(4b)のケ−スでは両モ−ドの
ピッチ数は等しくなるのでアンコレートモードを取るこ
とにしてある。図12のケ−スにおける処理の流れは、
ステップST21→ステップST26→ステップST29→ス
テップST30となる。
【0057】以上のコレート・アンコレート選択手段の
設定結果を受けて、選択されたコレート・アンコレート
モードいずれかのモ−ドによる実際の複写作動の制御を
行ない、コレートモードの場合は排出用紙収容装置U3
のソータをスタックモードで作動させ、アンコレートモ
ードの場合は排出用紙収容装置U3のソータをソートモ
ードで作動させて、各モードに応じたビントレイ28i
の自動選定と収納制御を行なう。
【0058】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)排出用紙収容装置は複写機本体と一体に構成さ
れた単一の排紙トレイにより構成することも可能であ
る。 (H02)マイコンを用いたコントローラの代わりにワイ
ヤードロジック回路を用いて構成することも可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)任意の複写条件に応じて、自動的に複写時間の
短い複写モ−ド(コレ−トまたはアンコレート)を選定
して複写を行なえるので、複写生産性が向上する。 (E02)また、前記最適複写モ−ドの自動選択に加え
て、排出用紙収容装置における用紙の収容先も、コレー
トモードならスタックモード、アンコレートモードなら
ばソ−トモードと自動的に選択する様に構成した場合に
は、一貫した自動選択化により、操作が簡易化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、複写機本体U2およびその上面に設置
された自動原稿搬送装置U1を有する複写機(画像形成
装置)Uの実施の形態の例(すなわち、実施例)の正面
断面図である。
【図2】図2は同実施例の複写機の制御部分の説明図で
ある。
【図3】 図3はS/Dモードで複写する場合の複数枚
の原稿を最初から最後まで1頁づつ複写する作業を前記
設定部数だけ繰り返すコレートモードでの所要ピッチ数
の説明図である。
【図4】 図4はS/Dモードで複写する場合の複数枚
の原稿を原稿1枚毎に設定部数づつ順次複写するアンコ
レートモードでの所要ピッチ数の説明図である。
【図5】 図5はEDIT2PASSモ−ドの場合にお
けるコレートモードでの所要ピッチ数の説明図である。
【図6】 図6はEDIT2PASSモ−ドの場合にお
けるアンコレートモードでの所要ピッチ数の説明図であ
る。
【図7】図7は、S/DモードまたはCOCモードと、
EDIT2PASSモ−ドで作動する際の、コレート・
アンコレート選択手段の処理を示フローチャートであ
る。
【図8】図8は前記図7の続きのフローチャートであ
る。
【図9】図9は前記図8の続きのフローチャートであ
る。
【図10】図10はS/DモードにおいてN=7、G=
6、R=2の場合の複写所要ピッチ数の比較と選択の事
例の説明図で、図10Aはコレートモード、図10Bは
アンコレートモードの場合である。
【図11】 図11はS/DモードにおいてN=7、G
=2、R=5の場合の複写所要ピッチ数の比較と選択の
事例の説明図で、図11Aはコレートモード、図11B
はアンコレートモードの場合の事例である。
【図12】 図12はEDIT2PASSモ−ドにおい
てN=7、G=2、R=5の場合の複写所要ピッチ数の
比較と選択の事例の説明図で、図12Aはコレートモー
ド、図12Bはアンコレートモードの場合である。
【符号の説明】
A1…プラテンガラス、C…画像形成制御装置、Gi…原
稿、H1…第1用紙搬送装置、H3…用紙循環装置、K…
給紙装置、L…搬送路長、N…用紙循環装置内を搬送さ
れる複写用紙の存在可能な最大枚数、P0…ピッチ、R
…部数、TR1〜TR5…給紙トレイ、TRg…原稿給紙
トレイ、U…画像形成装置、U1…循環式原稿搬送装
置、U2…複写機本体、U3…排出用紙収容装置、12…
像担持体、14…現像装置、15…転写器、23…定着
装置、27…トップトレイ、28…ソータ、28i…ビ
ントレイ、(1+13)…潜像形成装置、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】前記中間トレイTR0および第1〜第5給
紙トレイTR1〜TR5に対応する用紙取出装置駆動回路
D0およびD1〜D5は、前記複写機本体U2の本体側コン
トローラC2から入力される用紙取り出し用の作動信号
に応じて、モータM0〜M5等の駆動電流を出力するよう
に構成されている。前記各モータM0〜M5には、テイク
アウェイロール装置R03〜R53が連結されているほか
に、クラッチCr0〜Cr5を介して、送出しロールR01〜
R51が接続されており、また、前記各モータM1〜M5に
はさばきロール装置R12〜R52が接続されている。そし
て、前記各種送出しロールR01〜R51やさばきロール装
置R12〜R52には、前記ユ−ザインタ−フェ−スUI上
で選択された用紙が収納された給紙トレイTRi(i=
0〜5)あるいは選択されたモ−ドに対応する中間トレ
イTR0のいずれかに対応する、クラッチCri(i=0
〜5)のいずれかのみが作動し、駆動力が伝達されるよ
うに構成されている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の要件を備えたことを特徴とする画像
    形成装置、(Y01)複写機本体のプラテンガラス上面に
    設置され、原稿給紙信号に応じて原稿給紙トレイに上下
    に重ねて収容された原稿を下側から取出し、プラテンガ
    ラス上面の複写位置に搬送し、前記複写位置で複写され
    た原稿を前記原稿給紙トレイ上に排出する循環式原稿搬
    送装置、(Y02)前記プラテンガラス上面の複写位置の
    原稿画像を像担持体表面に結像させて、前記像担持体表
    面に前記原稿画像の潜像を形成する潜像形成装置、(Y
    03)前記像担持体表面の潜像をトナー像に現像する現像
    装置、(Y04)前記像担持体表面に沿う所定の転写位置
    において前記像担持体表面の前記トナー像を複写用紙に
    転写する転写器、(Y05)画像形成用の複写用紙を収納
    する給紙トレイ、(Y06)給紙信号に応じて前記給紙ト
    レイからの給紙を開始する給紙装置、(Y07)前記給紙
    トレイから給紙された前記複写用紙を前記転写位置に搬
    送する第1用紙搬送装置、(Y08)前記転写位置で複写
    用紙に転写されたトナー像を定着する定着装置、(Y0
    9)前記定着装置でトナー像が定着された複写用紙を収
    容する排出用紙収容装置、(Y010)前記転写位置か
    ら、順次前記定着装置および排出用紙収容装置に複写用
    紙を搬送する第2用紙搬送装置、(Y011)前記転写位
    置でトナー像が転写された複写用紙を前記定着装置に搬
    送してから再度前記転写位置に搬送する用紙循環装置、
    (Y012)複数枚の原稿を設定された部数だけ複写する
    際に、複数枚の原稿を最初から最後まで1頁づつ複写す
    る作業を前記設定部数だけ繰り返すコレートモードと、
    複数枚の原稿を原稿1枚毎に設定部数づつ順次複写する
    アンコレートモードとのいずれかを選択するコレート・
    アンコレート選択手段、(Y013)前記用紙循環装置の
    搬送路長さを、前記用紙循環装置内を搬送される複写用
    紙の存在可能な最大枚数で除した値である給紙のピッチ
    で前記用紙循環装置内に複写用紙を循環させながら、前
    記コレートモードおよびアンコレートモードのうちの前
    記コレート・アンコレート選択手段により選択されたモ
    ードで複写作業を実行する画像形成制御装置、(Y01
    4)前記コレートモードおよびアンコレートモードにお
    いて複数枚の原稿を設定された部数だけ複写する際に、
    複写開始から複写終了までに必要な前記ピッチの数を出
    力する手段(すなわちピッチ数出力手段)と、前記コレ
    ートモードおよびアンコレートモードにおける算出した
    ピッチ数を比較する手段(すなわちピッチ数比較手段)
    と、その比較結果からピッチ数の少ない方のモ−ドを選
    択する手段(すなわち最適モ−ド選択手段)とを有する
    前記コレート・アンコレート選択手段。
  2. 【請求項2】下記の要件を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置、(Y015)排出される複写用
    紙を積層状態で収容する複数のビントレイを有し、前記
    排出される複写用紙を、同一の原稿画像の複写用紙毎に
    同一のビントレイに収容するスタックモードと、排出さ
    れる複写用紙を1枚づつ仕分けて収容するソートモード
    とを有するソータを備えた前記排出用紙収容装置、(Y
    016)前記ソータをコレートモードが選択された場合に
    は前記スタックモードで作動させ、前記アンコレートモ
    ードが選択された場合には前記ソートモードで作動させ
    る前記画像形成制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321482A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005321482A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、画像形成装置及び後処理装置

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