JP2001039559A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001039559A
JP2001039559A JP11215933A JP21593399A JP2001039559A JP 2001039559 A JP2001039559 A JP 2001039559A JP 11215933 A JP11215933 A JP 11215933A JP 21593399 A JP21593399 A JP 21593399A JP 2001039559 A JP2001039559 A JP 2001039559A
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JP
Japan
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sheet
insert
paper
image forming
image
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Pending
Application number
JP11215933A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
Shokyo Ko
松強 黄
Nobuo Sekiguchi
信夫 関口
Rieko Akiba
理恵子 秋庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to JP11215933A priority Critical patent/JP2001039559A/ja
Publication of JP2001039559A publication Critical patent/JP2001039559A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のシートと、第2のシートとが供給され
る場合、第2のシートの供給が確実に行えるようにす
る。 【解決手段】 画像形成装置100は、第1のシートP
が積載される第1シート積載手段53,54から供給さ
れた第1のシートに画像を形成する画像形成手段62
と、第1のシートを第1シート積載手段から画像形成手
段を経て、排出シート積載手段85,86に搬送するシ
ート搬送手段60,17,4,8と、第2のシートIが
積載される第2シート積載手段20と、第2のシートを
第2シート積載手段からシート搬送手段の画像形成手段
より下流側に搬送するシート差し込み搬送手段16と、
シート搬送手段及びシート差し込み搬送手段のシート搬
送動作を制御するシート搬送制御手段と、を備え、差し
込み搬送手段に第2のシートがあるとき、シート搬送制
御手段が、第2シート積載手段からの後続の第2のシー
トの供給を停止するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1のシートと、
第2のシートとが供給される複写機、ファクシミリ、プ
リンタ、及びこれらの複合機器等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の本体から排出され
る画像形成済みのシート(以下、「画像形成済紙」と称
する」)に、仕分け、綴じ、積載、孔空けなどの後処理
を施すシート処理装置が知られている。
【0003】これらの、シート処理装置の1例として、
画像形成を施さないシートを、画像形成紙の束に挿入す
るシート挿入装置(以下、「インサータ」と称する)が
知られている。インサータによって挿入された画像形成
を施さないシート(以下、「インサート紙」と称する)
と画像形成済紙は、孔明け、綴じ等の後処理を行うシー
ト処理装置の1例である孔明け装置、ステイプラ等によ
って合体されて束に作成される。
【0004】インサータは、インサート紙を画像形成装
置の画像転写部や定着部を通過させずにシート処理装置
へ排出することができるため、例えば、白黒画像形成装
置に接続されたシート処理装置のインサータにカラー印
刷されたインサート紙を載置すれば、表紙がカラーで本
文が白黒の出力束を得ることができる。
【0005】このインサータに載置されたインサート紙
は、画像形成装置本体から搬送される画像形成済紙とは
異なる搬送路を通り、しかも、大概の場合、インサータ
の搬送路の長さは、画像形成装置本体からの経路に比べ
短距離な構成になっている。したがって、本体からの給
紙の後でインサータからインサート紙を搬送させる場合
は、本体からの画像形成済紙よりも後に、シート処理装
置の積載トレイヘ到達するように、シート搬送開始を遅
らせている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、画像形成装置本
体からの画像形成済紙の搬送とインサータからのインサ
ート紙の搬送とを交互に行うような場合、前のインサー
タ搬送が開始されるよりも前に、次のインサータ搬送開
始タイミングが到来してしまうことがある。インサータ
に載置されたインサート紙の搬送の可否の判定の一要素
として、インサート紙の有無の判定があるが、このよう
なタイミングではインサータはインサート紙の有り無し
の判定をすることができない。
【0007】従来このような問題を解決するために、載
置されているインサート紙の枚数を検知する方法が種々
提案されているが、それらの実施は、センサ数の増大や
センサメカ構成の複雑化につながるため、制御が難しく
なつとともに、生産コストが高くなる。
【0008】本発明は、第1シートと第2シートとの搬
送距離が異なっていても両方のシートの供給を確実に行
える画像形成装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、第1のシートが積載される第1シート積載手段と、
前記第1シート積載手段から供給された前記第1のシー
トに画像を形成する画像形成手段と、前記第1のシート
を前記第1シート積載手段から前記画像形成手段を経
て、排出シート積載手段に搬送するシート搬送手段と、
第2のシートが積載される第2シート積載手段と、前記
第2のシートを前記第2シート積載手段から前記シート
搬送手段の前記画像形成手段より下流側に搬送するシー
ト差し込み搬送手段と、前記シート搬送手段及び前記シ
ート差し込み搬送手段とのシート搬送動作を制御するシ
ート搬送制御手段と、を備え、前記差し込み搬送手段に
前記第2のシートがあるとき、前記シート搬送制御手段
が、前記第2シート積載手段からの後続の第2のシート
の供給を停止するようになっている。
【0010】本発明の画像形成装置は、前記差し込み搬
送手段に前記第2のシートがあるとき、前記シート搬送
制御手段が、前記第1シート積載手段からの第1のシー
トの供給を停止するようになっている。
【0011】本発明の画像形成装置は、前記シート搬送
制御手段が、前記シート搬送手段と前記シート差し込み
搬送手段との搬送動作を制御して、前記第1のシートと
前記第2のシートとで複数部のシート束が形成されるよ
うに前記排出シート積載手段に前記第1のシートと前記
第2のシートとを排出する場合であって、前記シート差
し込み搬送手段に前記第2のシートがあるとき、前記第
2シート積載手段からの後続の第2のシートの供給を停
止するようになっている。
【0012】本発明の画像形成装置は、前記シート搬送
制御手段が、前記シート搬送手段と前記シート差し込み
搬送手段との搬送動作を制御して、前記第1のシートと
前記第2のシートとでシート束が形成されるように前記
排出シート積載手段に前記第1のシートと前記第2のシ
ートとを排出する場合であって、第2のシート差し込み
搬送手段に第2のシートがあるとき、前記第1シート積
載手段からの前記第1のシートの供給を停止するように
なっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1において、画像形成装置100は、原
稿Dを読み取る原稿読取装置101と、記録紙に画像を
形成する画像形成装置本体102、およびシート処理装
置103等から構成されている。
【0015】原稿読取装置101は、原稿積載トレイ5
0にセットされた原稿Dを、原稿台ガラス78上の読み
取り位置に搬送し、その後、排出位置まで搬送する自動
原稿給送部51、読み取り位置に搬送された原稿Dに光
を照射するランプ79、原稿の画像を検出するCCDラ
インセンサ(以下、「CCD」と称する)76、及び、
原稿Dからの光をCCD76に導く反射ミラー72,7
3,74、原稿の画像をCCD76上に結ぶレンズ75
などから構成されている。
【0016】画像形成装置本体102は、異なるサイズ
の記録紙S(Sl、S2)を積載することが可能な複数
の記録紙格納部53,54と、記録紙を給紙する記録紙
給紙部55,56と等を有している。
【0017】符号61は、前述した原稿読取装置101
により読み取られた画像情報に基づいてレーザー光を走
査して画像形成部62の感光体上に潜像(トナー像)を
形成するレーザースキャナを示している。符号62は、
感光体58上に形成されたトナー画像を記録紙Sに転写
する画像形成部を示している。
【0018】記録紙格納部53,54から給紙された記
録紙Sは、シート搬送路57を経てシート搬送路60へ
搬送されるようになっている。このシート搬送路60
は、記録紙Sを搬送ローラ65まで搬送するようになっ
ている。
【0019】画像形成部62によって画像が形成された
記録紙Sは、搬送ベルト63、記録紙上のトナー画像を
軟化溶融して定着させる定着ローラ対64、搬送ローラ
対65により、シート処理装置103の搬送路へと搬送
される。
【0020】シート処理装置(以下、「フィニッシャ」
と称する)103は、画像形成装置本体102から給送
された記録紙Sを搬送する入口ローラ対1と、インサー
タ104を有する。インサータ104は、インサート処
理を行う装置である。
【0021】以下、インサート処理に関して説明する。
【0022】インサート処理とは、図1に示すインサー
タ104のトレイ20にセットされたシート(以下、
「インサート紙」と称する)Iを画像形成装置本体10
2を通さずにサンプルトレイ85、スタックトレイ86
のいずれかに給送する処理であり、フィニッシャ103
に送り込まれる画像形成装置本体102からの画像を形
成された画像形成済紙同士間に、インサート紙Iをイン
サート(中差し)する処理のことである。
【0023】インサート紙セット検知センサ27は、ト
レイ20上にインサート紙Iがセットされているか否か
を検知するためのセンサである。インサータ104のト
レイ20には、1対の幅方向規制板28がインサート紙
Iの幅方向にスライド自在に配置されている。1対の幅
方向規制板28は、トレイ20に載置されるインサート
紙Iの幅方向を規制して、インサート紙Iの給送時の安
定性を確保している。1対の幅方向規制板28には、内
部のスライドボリュームが接続されており、幅方向規制
板28を動かす事によって、インサート紙Iの幅方向の
サイズが識別できるような構成になっている。
【0024】インサータ給紙検知センサ29とインサー
ト紙検知センサ30は、搬送中のインサート紙Iを検知
し、インサート紙Iの搬送状態を検出するのに使用され
るとともに、インサート紙Iの搬送方向長さの検出にも
使用される。
【0025】インサータ給紙検知センサ29とインサー
ト紙検知センサ30を用いたインサート紙Iの搬送方向
の長さの検出方法について説明する。
【0026】インサータ104のトレイ20にセットさ
れているインサート紙Iは、ここでは図示しないソレノ
イドによって上下動可能な給紙ローラ21と、上のロー
ラが搬送方向に回転し、下のローラが搬送方向と逆方向
に回転する分離ローラ22とにより、トレイ20にセッ
トされている最上部のインサート紙Iから順次給送され
るようになっている。
【0027】給送されたインサート紙Iは、インサータ
給紙センサ29によってインサート紙Iの先端を検知す
ることでインサート紙Iの供給が確認され、搬送ローラ
23,24,25によって順次搬送される。
【0028】インサート紙検知センサ30によってイン
サート紙Iの先端が検知された場合、インサート紙I搬
送ローラ23,24,25,26を不図示の伝達機構を
介して回転させるインサート搬送駆動モータM1を駆動
しているパルスクロックのカウントを不図示のカウンタ
が開始する。
【0029】その後、インサータ給紙センサ29におい
てインサート紙Iの後端が通過したことが検知される
と、インサート搬送クロックのカウントを停止し、イン
サート紙Iの搬送方向長さの計測を完了し、カウント値
とインサート紙検知センサ30とインサータ給紙センサ
29との距離からインサート紙Iの搬送方向の長さを検
出する。そして、インサート紙Iは、搬送ローラ26に
よって搬送ローラ2へ搬送される。
【0030】インサータ104のトレイ20には、ユー
ザによりフェイスアップの状態でインサート紙Iがセッ
トされるものとし、給紙ローラ21、分離ローラ22に
より最上部のインサート紙Iから順次給送する。インサ
ート紙Iは、インサータ104からのインサート紙搬送
ローラ23,24,25,26を介し、そのままサンプ
ルトレイ85またはスタックトレイ86へ搬送されるの
で、フェイスダウン状態で排出される。
【0031】また、原稿積載トレイ50にはユーザによ
りフェイスアップの状態で複数枚原稿Dがセットされ
る。画像読取装置101では、最上位の原稿から順次読
み取り処理を行う。また、画像形成装置本体102にお
いて画像形処理が行われた記録紙(画像形成済紙)をフ
ェイスダウンの状態でフィニッシャ103へ送り込む場
合は、画像形成済紙Sを一度、搬送ローラ66側へ送り
込んだ後、スイッチバックして、フィニッシャ103へ
送り込む。
【0032】また、画像形成済紙をフェイスアップの状
態でフィニッシャ103へ送り込む場合は、スイッチバ
ックさせないように搬送ローラ66側には送り込まず、
画像形成済紙をそのままフィニッシャ103へ送り込
む。
【0033】即ち、インサータ104を用いてインサー
ト処理を行う場合、画像形成装置本体102側にてイン
サート紙をスイッチバックさせ、フェイスダウンの状態
でフィニッシャ103へ送り込むようにし、フィニッシ
ャ103側では、インサート紙をそのままサンプルトレ
イ85、またはスタックトレイ86にフェイスダウンの
状態で排出する。これにより、インサータ104からの
インサート紙Iと画像形成装置本体102からの画像形
成済紙のフェーイスを合わせることができる。
【0034】符号2,3は、画像形成済紙またはインサ
ート紙Iを搬送する搬送ローラを示す。符号31は、搬
送される画像形成済紙またはインサート紙Iの通過をシ
ート搬送路17側で検知するシート検知センサを示して
いる。符号34は、搬送されてくる画像形成済紙または
インサート紙Iの後端付近に孔を明けるパンチユニット
を示している。符号5は、画像形成済紙またはインサー
ト紙Iの搬送途上に配置された比較的大径のローラ(以
下、「バッファローラ」と称する)を示している。な
お、シート搬送路17は、記録紙を入口ローラ対1から
バッファローラ5まで搬送するとともに、途中からイン
サートシートを搬送するようになっている。
【0035】そのバッファローラ5は、外側周囲に配さ
れた各押し付けころ12,13,14によって画像形成
済紙またはインサート紙Iがロール面に押圧されて画像
形成済紙またはインサート紙Iを搬送するようになって
いる。
【0036】第1の切り換えフラッパ11は、ノンソー
トパス4とソートパス8とを選択的に切り換えるように
なっている。第2の切り換えフラッパ10は、画像形成
済紙またはインサート紙Iを一時的に貯えるためのバッ
ファパス15とソートパス8とにを切り換えるようにな
っている。符号33は、ノンソートパス4内の画像形成
済紙またはインサート紙Iを検知するシート検知センサ
を示している。符号32は、ソートパス8内の画像形成
済紙またはインサート紙Iを検知するシート検知センサ
を示している。符号6は、ソートパス8の経路の設けら
れた搬送ローラを示している。
【0037】符号84はシートを一時的に集積し、集積
された画像形成済紙またはインサート紙Iを整合し、ス
テイプルユニット80によってステープル処理を行うた
めに設けられた中間トレイ(以下、「処理トレイ」と称
する)82、およびこの処理トレイ82に積載された画
像形成済紙またはインサート紙Iを整合する整合板88
を含む処理トレイユニットを示している。
【0038】処理トレイ82の排出端側には、束排出ロ
ーラを構成する一方の排出ローラ、ここでは、固定側と
しての排出ローラ83bが配置されている。符号7はソ
ートパス8に配され、画像形成済紙またはインサート紙
Iを処理トレイ84上に排出するための第1の排出ロー
ラを示している。符号9はノンソートパス4に配され、
画像形成済紙またはインサート紙Iをサンプルトレイ
(第1の積載トレイ)85上に排出する第2排出ローラ
を示している。
【0039】符号83aは揺動ガイド81に支持されて
い、該揺動ガイド81が閉じ位置に来たとき、下排紙ロ
ーラ83bに加圧的に当節されて処理トレイ82上の画
像形成済紙またはインサート紙Iをスタックトレイ(第
2の積載トレイ)86上に束排出するための上排出ロー
ラを示している。
【0040】符号87は、スタックトレイ86、サンプ
ルトレイ85上に積載されるシート束の後端縁(束排出
方向に対しての後端縁)を突き当て支持する束積載ガイ
ドを示している。束積載ガイド87は、シート処理装置
103の外装を兼ねている。
【0041】以上の構成において、画像形成装置100
は、原稿読取装置101の自動原稿給送部51に原稿を
セットし、原稿読取装置101の操作部40からユーザ
が所望の設定を行い、動作開始を指定することで、画像
形成動作を開始する。
【0042】まず、原稿読取装置101が原稿の読み取
りを行うと同時に、画像形成装置本体102が設定され
た記録紙格納部53,54から記録紙の給紙を開始し、
記録紙を57,60シート搬送路57,60を介して画
像形成部62へ搬送する。
【0043】画像形成装置本体102は、原稿読取装置
101で読み取った画像情報に基づいて形成されたトナ
ー画像を、給紙した記録紙に転写して、定着ローラ対6
4を通過させてシート上に固定する。この結果、トナー
像が形成された記録紙は、画像形成済紙となる。
【0044】そして、シート処理装置103では、画像
形成済紙及びインサート紙Iの搬送、パンチ、シートの
分類、ステイプルの処理を行った後、画像形成済紙及び
インサート紙Iを出力する。
【0045】図2は、画像形成装置100の制御ブロッ
ク図である。CPU171は、画像形成装置100の基
本制御を行うようになっており、制御プログラムが書き
込まれたROMl74と、処理を行うためのRAM17
5と、入出カ(I/O)ポート173とがアドレスバ
ス、データバスにより接続されている。
【0046】入出カポート173には、画像形成装置を
制御する、モータ、クラッチ等の各種負荷(不図示)
や、記録紙の位置を検知するセンサ等の入力部(不図
示)が接続されている。CPUl71は、ROMl74
の内容にしたがって入出力ポート173を介して順次入
出力の制御を行い画像形成動作を実行するようになって
いる。CPUl71には操作部40が接続されており、
操作部40の表示手段、キー入力手段を制御するように
なっている。操作者はキー入力手段をとおして、画像形
成動作モードや、表示の切り替えをCPUl71に指示
し、CPUl71は画像形成装置100の状態や、キー
入力による動作モード設定の表示を行う。CPUl71
には、イメージセンサ部109で電気信号に変換された
信号を、処理する画像処理部170と、処理された画像
を蓄積する画像メモリ部300が接続されている。
【0047】次に、図3に基づいて、この画像処理部1
70を説明する。
【0048】図1に示すレンズ75を介しCCDセンサ
76に結像された原稿画像は、ブラック(Black)
の輝度のデータとして入力され、CCDセンサ76によ
りアナログ電気信号に変換される。変換された画像情報
は、アナログ信号処理部(不図示)に入力され、サンプ
ル&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後に、
A/D変換部501でアナログ・デジタル変換(A/D
変換)し、デジタル化された信号を、シェーディング補
正(原稿を読み取るセンサのばらつき、および原稿照明
用ランプの配光特性の補正)をする。その後、log変
換部502に送られる。10g変換部502では、入力
された輝度データを濃度データに変換するためのLUT
が格納されており、入力されたデータに対応するテーブ
ル値を出力することによって、輝度データを濃度データ
に変換する。その後、変倍処理部503により所望の倍
率に画像を変倍して、γ補正部504に入力される。γ
補正部504では濃度データを出力する際に、プリンタ
の特性を考慮したLUTによる変換を行い、操作部40
で設定された濃度値に応じた出力の調整を行う。その
後、2値化部505へ送られる。2値化部505では多
値の濃度データが2値化され、濃度値が「0」あるいは
「255」となる。8ビット(bit)の画像データ
は、2値化され「0」または「1」のlビットの画像デ
ータに変換され、メモリに格納する画像データ量は小さ
くなる。しかし、画像を2値化すると、画像の階調数は
256階調から2階調になるため、写真画像のような中
間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の劣化
が著しい。そこで、2値データによる擬似的な中間調表
現をする必要がある。
【0049】ここでは、2値のデータで擬似的に中間調
表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。この方法
は、ある画像の濃度がある敷居値より大きい場合は「2
55」の濃度データであるとし、ある敷居値以下である
場合は「0」の濃度データであるとして2値化した後、
実際の濃度データと2値化されたデータの差分を誤差信
号として、回りの画素に配分する方法である。
【0050】誤差の配分は、あらかじめ用意されている
マトリクス上の重み係数を2値化によって生じる誤差に
対して掛け合わせ、回りの画素に加算することによって
行う。これによって、画像全体での濃度平均値が保存さ
れ、中間調を擬似的に2値で表現することができる。2
値化された画像データは、画像メモリ部300へ送ら
れ、画像蓄積される。画像メモリ部300は、高速のペ
ージメモリと複数のページ画像データを蓄積可能な大容
量のメモリ(本実施例では、ハードデイスク)を有して
いる。ハードディスクに格納された複数の画像データ
は、原稿読取装置に設けられた操作部40で指定された
編集モードに応じた順序で出力される。
【0051】例えば、ソートの場合、自動原稿給送部5
1から読み取った原稿束の画像を順に出力する。ハード
ディスクから一旦格納された原稿の画像データを読み出
し、これを複数回繰り返して出力する。これにより、ビ
ンが複数あるソータと同じ役割を果たすことができる。
画像メモリ部300から出力した画像データは画像形成
装置本体102にあるスムージング部506に送られ
る。スムージング部506では、2値化した画像の線端
部が滑らかになるようにデータの補間を行い、露光制御
部120へ画像データを出力する。露光制御部120
は、前述の処理により画像データを記録紙に形成する。
【0052】次に画像メモリ部300を図4に基づいて
説明する。
【0053】画像メモリ部300では、DRAM等のメ
モリで構成されるページメモリ部301に、メモリコン
トローラ部302を介して画像処理部170からの2値
画像の書き込み、プリンタ部305への画像読み出し、
大容量の記憶装置であるハードディスク304への画像
の入出力ののアクセスを行う。
【0054】メモリコントローラ部302は、ページメ
モリ301のDRAMリフレッシュ信号の発生を行い、
又、外部I/F処理部400、画像処理部170、ハー
ドディスク304からのページメモリ部301へのアク
セスの調停を行う。更に、メモリコントローラ部302
は、CPUl71の指示に従い、ページメモリ部301
への書き込みアドレス、ページメモリ部301からの読
み出しアドレス、読み出し方向などの制御をする。それ
により、CPUl71はページメモリ部301に複数の
原稿画像をならべてレイアウトを行い、プリンタ部に出
力する機能や、画像の一部分のみ切り出して出力する機
能や、画像回転機能を制御する。
【0055】次に、インサート給紙処理を説明する。図
6、図7はインサート処理手順を示すフローチャートで
ある。この処理プログラムはROMl74に格納されて
おり、CPUl71によって実行される。CPUl71
は、ユーザによってコピースタートキー614が押下さ
れたと判断した場合(ステップSl001)、コピース
タートキーが押下される前に、ユーザによってインサー
タ動作が選択されているか否かを判断する(ステップS
l002)。
【0056】CPUl71は、ユーザによってインサー
ト動作が選択されていると判断した場合、ステップSl
003を実行する。ステップSl002において、ユー
ザによってインサート動作が選択されていないと判断し
た場合は、画像形成動作を実行した後(ステップSl0
ll)、JOBが終了したかどうかの判断を行う(ステ
ップSl0l2)。
【0057】ステップSl0l2において、JOBが終
了したと判断した場合は、ステップSl00lへ戻り、
JOBが終了していないと判断した場合は、ステップS
l0llへ戻り画像形成動作を継続する。
【0058】ステップSl003では、インサータトレ
イ20にインサート紙Iがセットされているか否かを判
断する。インサート紙がセットされているか否かは、イ
ンサート紙セット検知センサ27(図1参照)によって
検知される。ステップSl003でインサータトレイ2
0にインサート紙がセットされていると判断した場合、
ステップSl004を実行する。ステップSl003に
おいて、インサータトレイ20にインサート紙がセット
されていないと判断した場合、ステップSl002を実
行し、インサートトレイ20にインサート紙がセットさ
れるのを待つか、または、インサートモードが解除され
るのを待つ。
【0059】ステップSl004では、ユーザーによリ
インサータ紙サイズ入力が行われているか否かを判断す
る。インサート紙サイズの入力は、トレイ20上にイン
サート紙がセットされ、インサート紙検知センサ27に
よって検知されると、操作部40の表示パネル620の
画面が図5の状態から不図示の画面に自動的に変わり、
複数のサイズキーの内から、ユーザーが所望のサイズキ
ーを選択して押すことによって行われる。ステップSl
004で、インサータ紙サイズ入力がされていない場合
には、ステップSl004に戻り、ユーザによってイン
サート紙のサイズデータが指定されるのを待つ。ステッ
プSl004で、サイズ入力がされている場合には、ス
テップSl005に移行する。
【0060】ステップSl005では、ユーザによって
指定されたインサート紙の幅方向の長さデータと、幅方
向規制板28の内部スライドボリュームによって検出さ
れたインサート紙の幅データが等しいかどうか判断す
る。ステップSl005においてユーザによって指定さ
れたインサート紙の幅方向の長さデータと、幅方向規制
板28の内部スライドボリュームによって検出されたイ
ンサート紙の幅データが等しくいないと判断した場合、
ステップSl004に戻り、再度ユーザによって正しい
サイズを指定してもらうまで待つ。
【0061】ステップSl005においてユーザによっ
て指定されたインサート紙の幅方向の長さデータと、幅
方向規制板28の内部スライドボリュームによって検出
されたインサート紙の幅データが等しいと判断した場
合、ユーザによって指定されたサイズデータをインサー
ト紙のサイズセットデータとして格納する(ステップS
l006)。そして、順次用紙搬送動作を開始する(ス
テップSl007)。
【0062】その後、ステップSl0l0へ移行し、J
OBが終了したかどうかの判断をする。
【0063】ステップSl0l0において、JOBが終
了したと判断した場合は、ステップSl00lに戻り、
JOBが終了していないと判断した場合は、ステップS
l007に戻り、JOBが終了するまで、順次用紙出力
動作S1007を繰り返し、インサート動作および画像
形成動作を継続する。
【0064】図7は、インサータ動作の詳細を説明する
フローチャートである。図7の、ステップSll0lに
おいてインサート処理動作が開始されると、フィニッシ
ャ103の給紙ソレノイドをオンにし、給紙ローラ21
を下降させる。その後、インサータの給紙モータ、分離
モータ、インサータ搬送モータの駆動を開始する(ステ
ップSll02)。
【0065】ステップSll03では、インサータ給紙
検知センサ29によってインサート紙Iの先端を検知し
たか否かを判断する。ステップSll03で、インサー
タ給紙検知センサ29でインサート紙の先端を検知して
いない場合には、ステップSll03に戻り、インサー
ト紙Iの先端を検知するまで待つ。ステップSll03
で、インサータ給紙検知センサ29によってインサート
紙Iの先端を検知した場合には、ステップSll04へ
移行し、インサート紙Iが搬送ローラ23に到達するま
での所定時間待つ(ステップSll04)。
【0066】所定時問経過後、給紙ソレノイドをオフ
し、給紙ローラ21を上昇させ(ステップSll0
5)、給紙モータ、分離モータの駆動を停止する(ステ
ップSll06)。次に、ステップSll07におい
て、インサート紙検知センサ30によってインサート紙
Iの先端を検知するのを待つ。インサート紙検知センサ
30によってインサート紙Iの先端を検知したと判断し
た後、インサータ搬送モータを駆動しているクロックパ
ルスのカウントを開始する(ステップSll08)。
【0067】その後、インサータ給紙検知センサ29に
よってインサート紙Iの後端を検知するのを待つ(ステ
ップSll09)。インサータ給紙検知センサ29によ
ってインサート紙Iの後端を検知したと判断した後、イ
ンサータ搬送モータを駆動しているクロックパルスのカ
ウントを終了する(ステップSlll0)。そしてカウ
ントした値から搬送中のインサート紙Iの搬送方向の長
さを算出する(ステップSllll)。
【0068】算出したインサート紙Iの搬送方向の長さ
が、図6のステップSl006で格納したサイズセット
データの搬送方向長さに対して所定範囲内であるかどう
かを判断する(ステップSlll2)。ステップSll
l2において、算出したインサート紙Iの搬送方向の長
さが、図6のステップSl006で格納したサイズセッ
トデータの搬送方向長さに対して所定範囲以上違ってい
ると判断した場合、インサート紙Iに対するパンチ動作
設定を解除する(ステップSlll3)。そして、イン
サート紙Iに対する排紙トレイの設定をサンプルトレイ
85に設定する(ステップSlll4)。
【0069】ステップSlll2で、ステップSlll
lにおいて算出したインサート紙Iの搬送方向の長さ
が、図6のステツプSl006で格納したサイズセット
データの搬送方向長さに対して所定範囲内であると判断
した場合、ステップSlll5に移行する。ステップS
lll5では、インサート紙検知センサ30によってイ
ンサート紙Iの後端を検知したか否か判断する。
【0070】ステップSlll5でインサート紙Iの後
端を検知していない場合には、ステップSlll5に戻
る。ステップSlll5でインサート紙Iの後端を検知
した場合には、ステップSlll6へ移行し、インサー
ト紙Iの後端が搬送ローラ26を通過するまでの所定時
間待つ。
【0071】その後、ステップSlll7へ移行し、イ
ンサート紙搬送モータの駆動を停止し、終了する。
【0072】次に、図1で述べた、画像形成装置本体1
02の複写動作を設定する操作部40を図5に基づいて
説明する。
【0073】図5において、符号621は、電源が入っ
ていることを示すパワーランプを示している。パワーラ
ンプ621は、パワースイッチ613により、電源のO
N/OFFの切り替えに合わせて、点灯、消灯するよう
になっている。テンキー622は、画像形成枚数の設定
やモード設定の数値入力のに使用するキーである。
【0074】クリアーキー623は、テンキー622で
入力した設定のクリアーをするキーである。リセットキ
ー616は、設定された画像形成枚数や動作モードや選
択給紙段等のモードを既定に戻すキーである。スタート
キー614は、ユーザーの押下により画像形成装置本体
102が画像形成動作を開始するキーである。スタート
キー614の中央にはスタート可能か否かを示す赤色と
グリーンのLED(不図示)があり、スタートができな
い場合は、赤色のLEDが点灯し、スタート可能な場合
はグリーンのLEDが点灯する。ストップキー615
は、複写動作を停止させるキーである。
【0075】ガイドキー617は、押下下げられた後
に、他のキーを押下すると、そのキーにより設定できる
機能の説明が表示パネルに表示させるキーである。この
ガイド表示を解除する場合は、再度ガイドキー617を
押下ることで行う。ユーザー設定キー618は、ユーザ
ーがこのキーを押下すると画像形成装置本体の設定を変
更できるキーである。ユーザーが変更できる設定は、例
えば、自動的に設定をクリアーするまでの時間や、リセ
ットキーを押下した時のモードの既定値の設定等であ
る。割り込みキー619は、画像形成動作中にこのキー
を押下すると、他の画像形成動作を中止して、DF51
を使用しないでコピーを行うキーである。
【0076】液晶等で構成される表示パネル620は、
詳細なモード設定を容易にすべく、設定モードに応じて
表示内容が変わるようになっている。又、表示パネルの
表面はタッチセンサになっている。
【0077】図5の例では、複写動作モードの設定画面
の例を示している。図5では、表示パネル620内に
は、符号624乃至632で示すキーが設けられてお
り、このキーの表示の位置を触れることでキーの押下を
判断して、モードを設定するようになっている。記録紙
段の選択キー627は、このキーを押下すると、カセッ
ト53,54のいずれから給紙を行うかを設定し、表示
パネル620に表示するようになっている。符号628
〜631は複写動作の複写倍率を設定するキーを示して
いる。
【0078】応用モードの設定キー626は、押下られ
ると、多重動作や縮小レイアウトモード、表紙・合紙モ
ード等の応用機能モードの設定する画面が表示パネルに
表示される。両面動作の設定キー624は、例えば、片
面原稿から両面出力を行う「片―両モード」、両面原稿
から両面出力を行う「両―両モード」、両面原稿から2
枚の片面出力を行う「両―片モード」の4種類の両面モ
ードの設定を行うキーである。ソートキー625は、フ
ィニッシャー103の動作モードの設定や、画像メモリ
を用いての出力紙の仕分けモード設定するキーである。
【0079】表示パネル620内のキーの表示は通常の
表示の他に、表示のキーのモードが設定できない場合
は、表示の線を点線(網掛け)にすることで、そのキー
が操作できないことを表わすようになっている。
【0080】図5の例では、表示パネル620の上方と
下方には複写動作の設定された内容の表示や、現在の動
作状態を表示する。
【0081】次に、図6のS1007で説明したインサ
ート紙出力動作について、本実施形態における動作を図
8を用いて説明する。
【0082】まず、S601において、動作開始の指示
がないか否かを調べ、指示が来ていなければS601へ
戻り、来ていればS602へ進む。S602においては
インサート動作の実行か、画像形成動作の実行かを調
べ、インサート動作の実行であればS603へ進み、画
像形成動作の実行であればS607へ進む。
【0083】S603においてはインサート紙搬送路1
6(図1参照)中にインサート紙Iが存在するか否かを
調べ、存在する場合はS603へ戻り、インサート紙搬
送路16中のインサート紙Iが排出完了するまで待つ。
インサート紙搬送路16中にインサート紙Iが存在しな
ければS604へ進み、インサータトレイ20にインサ
ート紙があるか否かを調べ、インサータトレイ20にイ
ンサート紙があればS606へ進んで図7で説明したイ
ンサート動作を実施する。
【0084】なお、インサート紙搬送路16中のインサ
ート紙Iがあるか否かの判断は、センサ29,30,3
1のインサート紙の検知の有無に基づいて行われる。す
なわち、3つのセンサ29,30,31がインサート紙
を検知していないとき、インサート紙搬送路16にイン
サート紙が無いと判断される。
【0085】S604においてインサータトレイ20に
インサート紙がなければS605ヘ進んでインサータ動
作NGとして動作を中断する。一方、S607において
は記録紙Sが指定された記録紙格納部53,54にある
かどうかを調べ、記録紙SがあればS608へ進み画像
形成動作を実行し、なければS609へ進んで画像形成
動作NGとして動作を中断する。
【0086】(他の実施形態)図6のS1007で説明
したインサート紙出力動作について、本実施形態におけ
る動作を図9を用いて説明する。
【0087】まず、S701において、動作開始の指示
がないか否かを調べ、指示が来ていなければS701へ
戻り、来ていればS702ヘ進む。S702においては
インサート動作の実行か、画像形成動作の実行かを調
べ、インサート動作の実行であればS704へ進み、画
像形成動作の実行であればS703へ進む。
【0088】S703においては搬送路中にインサート
紙Iが存在するか否かを調べ、存在する場合はS703
へ戻り、インサート紙搬送路16中のインサート紙Iが
排出完了するまで待つ。インサート紙搬送路16中にイ
ンサート紙Iが存在しなければS707へ進み、記録紙
Sが指定された記録紙格納部53,54にあるかどうか
を調べ、記録紙SがあればS708へ進み画像形成動作
を実行し、なければS709へ進んで画像形成動作NG
として動作を中断する。
【0089】一方、S702においてインサート動作の
実行であればS704へ進んでインサータトレイ20に
インサート紙があるかを調べ、インサータトレイにイン
サート紙があればS706へ進んで図7で説明したイン
サート動作を実施する。S704においてインサータト
レイ20にインサート紙がなければS605へ進んでイ
ンサータ動作NGとして動作を中断する。
【0090】以上説明したように、本実施形態の画像形
成装置100は、記録紙(第1のシート)Pが積載され
る記録紙格納部(第1シート積載手段)53,54と、
この記録紙格納部から供給された記録紙に画像を形成す
る画像形成部(画像形成手段)62と、記録紙を記録紙
格納部から画像形成部を経てサンプルトレイ(排出シー
ト積載手段)85あるいはスタックトレイ(排出シート
積載手段)86に搬送するシート搬送路(シート搬送手
段)57,60,17,4,8と、インサート紙(第2
のシート)が積載されるインサータトレイ(第2シート
積載手段)20と、インサート紙をインサータトレイ2
0からシート搬送路57,60,17,4,8の画像形
成部62より下流側に搬送するインサート紙搬送路(シ
ート差し込み搬送手段)16と、シート搬送路と及びイ
ンサート紙搬送路とのシート搬送動作を制御するCPU
(シート搬送制御手段)171とを備え、インサート紙
搬送路にインサート紙があるとき、CPUが、インサー
タトレイからのインサート紙の供給を停止するようにな
っているので、生産コストの上昇や、制御の複雑化を招
くことなくインサート紙を確実に搬送することができ
る。
【0091】また、本実施形態の画像形成装置は、画像
形成装置本体から記録紙を搬送開始する場合において、
インサート紙搬送路にインサート紙があるとき、CPU
が、記録紙格納部からの記録紙の供給を停止するように
なっているので、生産コストの上昇や、制御の複雑化を
招くことなくインサート紙を確実に搬送することができ
る。
【0092】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、第2シート積
載手段から第2のシートが供給するとき、シート差し込
み搬送手段から先の第2のシートが完全にシート搬送手
段に送り出されてから、次の第2のシートの供給を開始
するようになっているため、生産コストの上昇や、制御
の複雑化を招くことなく第2のシートを確実に搬送する
ことができる。
【0093】本発明の画像形成装置は、第1シート積載
手段から第1のシートが供給するとき、シート差し込み
搬送手段から先の第2のシートが完全にシート搬送手段
に送り出されてから、第1のシートの供給を開始するよ
うになっているため、生産コストの上昇や、制御の複雑
化を招くことなく第2のシートを確実に搬送することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の正面概略断面図であ
る。
【図2】図1の画像形成装置の制御ブロック図である。
【図3】図2の制御ブロック図における画像処理部の制
御ブロック図である。
【図4】図2の制御ブロック図における画像メモリ部の
制御ブロック図である。
【図5】画像形成装置の複写動作等を設定する操作部の
平面図である。
【図6】画像形成装置の動作開始時のフローチャート図
である。
【図7】インサータの動作を説明するフローチャート図
である。
【図8】画像形成装置のインサート紙、記録紙の出力動
作の制御フローチャート図である。
【図9】画像形成装置の他の実施形態のインサート紙、
記録紙の他の実施形態の出力動作の制御フローチャート
図である。
【符号の説明】
S 記録紙(第1のシート) D 原稿 I インサート紙(第2のシート) M1 インサート搬送駆動モータ SW1乃至SW4 スイッチ 4 ノンソートパス(シート搬送手段) 5 ソートパス(シート搬送手段) 16 シート搬送路(シート差し込み搬送手段) 17,57,60 シート搬送路(シート搬送手段) 20 インサータトレイ(第2シート積載手段) 29 インサータ給紙検知センサ 30 インサート紙検知センサ 31 シート検知センサ 53,54 記録紙格納部(第1シート積載手段) 62 画像形成部(画像形成手段) 85 サンプルトレイ(排出シート積載手段) 86 スタックトレイ(排出シート積載手段) 100 画像形成装置 101 原稿読取装置 102 画像形成装置本体 103 シート処理装置 104 インサータ 171 CPU(シート搬送制御手段)
フロントページの続き (72)発明者 関口 信夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 秋庭 理恵子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA01 FB02 HC28 MA03 MA09 MA23 MB03 MB13 MC21 MC26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシートが積載される第1シート積
    載手段と、 前記第1シート積載手段から供給された前記第1のシー
    トに画像を形成する画像形成手段と、 前記第1のシートを前記第1シート積載手段から前記画
    像形成手段を経て、排出シート積載手段に搬送するシー
    ト搬送手段と、 第2のシートが積載される第2シート積載手段と、 前記第2のシートを前記第2シート積載手段から前記シ
    ート搬送手段の前記画像形成手段より下流側に搬送する
    シート差し込み搬送手段と、 前記シート搬送手段及び前記シート差し込み搬送手段と
    のシート搬送動作を制御するシート搬送制御手段と、を
    備え、 前記差し込み搬送手段に前記第2のシートがあるとき、
    前記シート搬送制御手段が、前記第2シート積載手段か
    らの後続の第2のシートの供給を停止することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記差し込み搬送手段に前記第2のシー
    トがあるとき、前記シート搬送制御手段が、前記第1シ
    ート積載手段からの第1のシートの供給を停止すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シート搬送制御手段が、前記シート
    搬送手段と前記シート差し込み搬送手段との搬送動作を
    制御して、前記第1のシートと前記第2のシートとで複
    数部のシート束が形成されるように前記排出シート積載
    手段に前記第1のシートと前記第2のシートとを排出す
    る場合であって、前記シート差し込み搬送手段に前記第
    2のシートがあるとき、前記第2シート積載手段からの
    後続の第2のシートの供給を停止することを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記シート搬送制御手段が、前記シート
    搬送手段と前記シート差し込み搬送手段との搬送動作を
    制御して、前記第1のシートと前記第2のシートとでシ
    ート束が形成されるように前記排出シート積載手段に前
    記第1のシートと前記第2のシートとを排出する場合で
    あって、第2のシート差し込み搬送手段に第2のシート
    があるとき、前記第1シート積載手段からの前記第1の
    シートの供給を停止することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
JP11215933A 1999-07-29 1999-07-29 画像形成装置 Pending JP2001039559A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018205432A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 キヤノン株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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