JPH1138713A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Info

Publication number
JPH1138713A
JPH1138713A JP9192862A JP19286297A JPH1138713A JP H1138713 A JPH1138713 A JP H1138713A JP 9192862 A JP9192862 A JP 9192862A JP 19286297 A JP19286297 A JP 19286297A JP H1138713 A JPH1138713 A JP H1138713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
bundle
processing
image
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9192862A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Ishizuka
大介 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9192862A priority Critical patent/JPH1138713A/ja
Publication of JPH1138713A publication Critical patent/JPH1138713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート処理装置の積載手段で収集・整合され
たシート束の束処理の可否を早期に判断して、後続のシ
ートの排出・束処理の無駄を最小限に抑える。 【解決手段】 整合トレイ63に排出されて整合される
シート束のシート枚数、束厚を搬送パス検知センサ7
0、束厚検知センサ69により計測し、この計測値によ
り、実際に束処理を行う束厚を予め予測し、シート束の
束処理可否を断手段により早期に判断して、束処理不可
能の時に、シート処理装置へのシート排出、シートへの
画像形成等を選択的に停止可能に制御することで、排出
シートの無駄、画像形成動作の無駄等を最小限に抑え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理装置に
係り、詳しくは、例えば、複写機等のシート排出部の下
流側に接続され、複数のシートを収集し、シート束とし
て糊付け、ステイプル綴じ等の束処理を加えるバインド
装置、ステイプル装置等のシート処理装置の制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚のシートを収集し、束処理
を行うような装置には、製本装置、ステイプル装置など
が挙げられ、これらの装置は画像形成して整合されたシ
ート束を綴じるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シート処理装置では、操作部で処理可能な範囲での紙枚
数を入れたにも関わらず、紙種によっては、すべてのコ
ピーを終了、収集後にシート束の束厚を測定し、この束
厚の測定結果によりシート束の束処理が不可能であると
いうエラーを出すものである。
【0004】これは、すべてのコピーを行った後に、シ
ートの処理が不可能と判断してしまうため、この場合の
コピー動作および転写紙は、無駄になってしまうという
問題があった。
【0005】本発明は、積載手段で収集・整合されたシ
ート束の束処理の可否を早期に判断することで、後続の
シートの排出・束処理の無駄を最小限に抑えるようにし
たシート処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
排出される複数のシートを収集して積載する積載手段
と、該積載上のシート束に製本等の束処理を行う束処理
手段と、備えるシート処理装置において、前記収集され
るシートの枚数を検知するシート枚数検知手段と、前記
シート束の厚さを検知する束厚検知手段と、前記シート
枚数検知手段により検知されたシート枚数及び前記束厚
検知手段により検知された束厚により、実際に束処理を
行う束厚を予測し、シート束の処理の可否を判断する判
断手段と、該判断手段の判断に基づいて、装置の制御を
行う制御手段と、を有することを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、制御手段は、前記
判断手段の判断に基づいて、シート処理装置へのシート
排出及びシート処理装置の束処理を制御することを特徴
とする。
【0008】請求項3に係る発明は、前記判断手段がシ
ートの束処理が不可能であると判断した場合、エラー処
理の表示を行う表示手段を有することを特徴とする。
【0009】請求項4に係る発明は、前記シート束の束
処理が不可能と判断された場合、前記積載手段へのシー
ト排出を継続するか否かを選択可能な選択手段を有する
ことを特徴とする。
【0010】[作用]以上構成に基づき、排出されてシ
ート処理装置に搬入されるシートは、積載手段上に収集
・整合されて積載され、このシート束は束処理手段によ
り束処理される。
【0011】シート枚数検知手段により検知されたシー
ト枚数と、束厚検知手段により検知されたシート束厚と
により、実際に処理を行うシートの束厚を予測して、シ
ート束の束処理の可否を早期に判断する。束処理が不可
能の場合に、シート処理装置へのシートの排出等の無駄
な動作が防止され、例えば、画像形成したシートの場合
には、シートへの無駄な画像形成動作が最小限に抑えら
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】
〈実施の形態1〉図1は本発明に係るシート処理装置が
適用されている画像形成装置の概略構成を示す図であ
る。
【0013】図1において、1は画像記録部(以下プリ
ンタと称する)、2は画像読み取り部(以下リーダー)
3は操作部(以下オペレーターコントロールユニット:
OCU)、4は転写紙給紙部、7は製本装置、8は仕分
け装置(ソータ)である。
【0014】リーダー部2は、原稿を読み取り位置まで
給送する原稿給送装置(以下ADF)200と、原稿画
像を光学的に読みとるスキャナー250から構成されて
いる。
【0015】このリーダー部2の具体的な動作説明につ
いては後述する。
【0016】OCU3は、ディスプレイおよび操作用キ
ーボード(あるいはタッチパネル式ディスプレイ)等で
構成されていて、枚数設定、部数設定、画像の編集、加
工などユーザが行う様々な設定の入力と、選択されたモ
ード、マシンの状態を示す表示等が行われる。
【0017】後述する動作可能優先モードの選択も、こ
のOCU3から行われる。
【0018】給紙部4は、転写紙(シート)を収納する
転写紙給紙トレイ401、転写紙を搬送する転写紙搬送
部402から構成され、OCU3から入力されたジョブ
の画像形成に必要なシートを給紙トレイから選択し、プ
リンタ部1に送る。
【0019】また、画像形成装置本体としてのプリンタ
部1は、リーダー部2で読み取った画像、あるいは、コ
ンピュータ端末や、ファクシミリなど様々な外部機器
(図示せず)から送られてくる画像を可視像化し、給紙
部4から給紙されたシートに画像形成する。1aは、搬
送されたシートPに画像を形成する感光ドラム(画像形
成手段)を示し、この感光ドラム1aの回りには、静電
写真方式で画像形成するのに必要な周知の部品が配設さ
れている。
【0020】このプリンタ部1には、図6に示すような
大容量プリントバッファメモリ(以下PBM)15を備
えており、ADFから入力された画像や外部入力機器か
ら送られてきた画像を蓄積し、蓄積後にページ入れ替え
などのソーティングを行う。プリンタ部1の具体的な動
作説明についても後述する。
【0021】製本装置7は、プリンタ部1で記録媒体と
してのシートに記録された出力紙を整合し、製本処理す
る。
【0022】仕分け装置8は、プリンタ部1で記録媒体
に記録された出力紙を装置内の各ビン上に仕分けする。
【0023】図1における画像形成装置の基本的な動作
について説明する。
【0024】ユーザがリーダー部2のADF200上に
原稿をセットし、OCU3でモードの設定および複写開
始を指定すると、ADF200は原稿を1枚づつ給送
し、スキャナー250で読み取る。
【0025】スキャナー250では、露光された原稿画
像をCCDラインセンサ111で光電変換し、電気信号
として読み取る。読み取られた画像信号は、後述する画
像処理部11(図11)で各種の処理を施されたあと圧
縮処理され、プリンタ部1のPBMl5に転送される。
【0026】プリンタ部1では、前述したOCU3から
のユーザ設定に応じてPBMl5から画像が順次読み出
され、読み出された画像は、感光体露光のための光信号
に変換される。以下は、通常の電子写真プロセスの帯
電、露光、潜像、現像、転写、分離、定着工程を経てシ
ートP上に記録される。
【0027】記録されたシートPは、製本装置7により
丁合い・積載、もしくは製本装置7の下流への搬送路を
通り、仕分け装置8により仕分け、積載される。
【0028】以上が、図1の画像形成装置の概略構成に
おける説明である。
【0029】次に、図2を用いて、リーダー部2の動作
について説明する。
【0030】図2は、先述したADF200とスキャナ
ー250の構成を示した図である。
【0031】図2において、201は原稿を積載する原
稿トレイ、202は原稿露光およびその反射光を受け取
る第1ミラー台、203は流し読み原稿読み取り位置、
204はブックモードスキャン読み取り位置、205は
給紙部、206は流し読み原稿読み取り位置203まで
の搬送路、207は流し読み原稿読み取り位置203で
読み取った片面原稿を排出する搬送路、208は流し読
み原稿読み取り位置203で読み取った原稿の裏面を、
再び流し読み原稿読み取り位置203に搬送するための
搬送路、209は原稿裏面を流し読み原稿読み取り位置
203で読み取った後、排出する搬送路である。
【0032】ここで、流し読み原稿読み取りとは、第1
ミラー台202を流し読み原稿読み取り位置203に固
定したまま、原稿トレイ201から送られる原稿を読み
取り位置上を移動させることによりスキャンする方式の
ことである。
【0033】原稿の流れは、搬送路につけられた矢印方
向に沿って搬送される。ここで、原稿裏面を読み取る場
合は、表面を読み取った画像の鏡像画像となって読み取
られてしまう。その鏡像画像を正像画像に直すための処
理に付いては、後述の画像処理部11のところで述べ
る。
【0034】実線矢印が片面原稿の流し読み、点線矢印
が両面原稿の流し読み搬送方向を示している。
【0035】この流し読み原稿読み取り方式に対し、ブ
ックモードスキャン時には読み取り位置204上に置か
れた原稿を動かさず、第1ミラー台、および第2ミラー
台などの光学機器を移動させながらスキャンすることに
より原稿を読み取る。
【0036】いずれも原稿に対し、読み取り部が相対的
に動いていくことにより、原稿を走査することで読み取
る。原稿露光による反射光は、レンズ210を通過した
後CCD111上に投影され、光電変換される。
【0037】図2に示す本構成では、搬送路206は縦
送り(ポートレイト送り)のA4原稿が2枚分が入る長
さで構成されている。また、搬送路208も同様、縦送
り(ポートレイト送り)のA4原稿が2枚分が入る長さ
で構成されており、搬送路206、208ともA3横送
り(ランドスケープ送り)の場合は1枚入る。
【0038】給紙トレイ201上に置かれる原稿は原稿
表面を上側に、また、先頭ページが一番上に積載される
フェースアップ先頭ページ処理である。片面流し読みの
際には、実線矢印に沿って順次原稿が読み取られていく
が、両面流し読みの際、ハーフサイズ原稿(A4縦、B
5縦、B5縦)は、異なる紙送りシーケンスを取る。
【0039】ハーフサイズ原稿は2枚づつ給紙し、流し
読み原稿読み取り位置203で読み取られた2枚を、搬
送路208を介して裏面読み取りを行う。そして、裏面
読み取りの2枚目の読み取り終了と同時に、次の2枚の
原稿の表面読み取りが始まるシーケンスを取る。
【0040】すなわち、原稿は1ページ目表、2ページ
目表、1ページ目裏、2ページ目裏、3ページ目表、4
ページ目表、3ページ目裏・・・という順序で読み取ら
れていく。
【0041】実施の形態のADF200では、原稿トレ
イ201に置かれた原稿は、再び原稿トレイ201上に
戻ることはない、すなわち、非循環式原稿給送装置であ
る。また、給紙部205、搬送路206、207、20
8、209は、独立的に駆動可能な構成を取っており、
個々に駆動、停止、および速度制御が可能である。
【0042】ADF200の制御は、OCU3からの指
定、およびマシンの状態に基づいてコントローラ123
が制御する。
【0043】図2において、211は搬送路206内の
待機ポジション、212は搬送路208内の待機ポジシ
ョンである。これらは、後述するプリントバッファメモ
リPBM15の状態に応じて、搬送路内に原稿を停止さ
せるときの位置で、紙検知センサ通過時間と搬送速度よ
り位置制御が行われる。
【0044】次に、図3を用いて、読み取った画像デー
タに対する画像処理部11を詳細に説明する。
【0045】原稿読み取り位置にきた原稿の反射光をラ
インセンサ111で受光し、光電変換することによっ
て、RGBの電気信号を発生させる。ここで作られた画
像信号は、アナログ/デジタル変換部110で増幅後、
デジタル画像信号に変換される。
【0046】デジタル化されたRGB信号は、シェーデ
ィング/色空間変換部113で黒補正、白補正(シェー
ディング補正)、色補正(マスキング)の処理を行うこ
とで正規化および標準化される。標準化されたRGB信
号は、2色分離部14で輝度/濃度変換および黒赤2色
分離処理を行い、黒画像信号115と赤画像信号116
を作り出す。これ以降の処理は、黒画像信号用と赤画像
信号用の各々独立した回路構成になっていて、並列して
行われる。
【0047】次のフィルター回路117、118では、
画像読み取り時のMTF低下を回復させるためと、網点
原稿読み取り時に発生するモアレパターンを弱めるため
のフィルタリングを行う。119、120のページメモ
リーでは、最大A3サイズまでの画像を1ページ分記憶
できるだけの容量を持つ。双方向原稿フィーダーによっ
て読み取られた画像は、正方向読み取りに対して逆方向
読み取り画像は、鏡像画像として読み取られる。
【0048】ここで鏡像として読み取られた画像を、さ
らに鏡像処理を行うことで、正像に変換する制御を行う
のが、このページメモリー119、120である。
【0049】また、画像の特定エリアを他の場所に移動
するCut&Paste機能図4(a)を実現するため
の処理や、複数枚の入力原稿画像を次段の変倍回路12
5、126で50%に縮小して、4枚の画像を1枚の用
紙上に形成する縮小レイアウト機能図4(b)等も、コ
ントローラ123からのメモリー制御信号124によっ
てページメモリー119、120上で行われる。
【0050】125、126の変倍回路では、前述した
縮小レイアウト機能実現時だけではなく通常の画像サイ
ズ変換を行う。画像装飾127、128は、画像装飾処
理部では、図5に示すように原稿画像620に対してエ
リア指定を行うことで、ネガポジ反転処理621、網掛
け処理622、画像部への網のせ処理623等の機能を
実現する。
【0051】濃度変換テーブル129、130は、プリ
ンターのリニアリティ特性を補正するためのガンマ変換
と、操作部から使用者が入力した濃度調整レベルとを、
画像データに反映させるための処理を行う。ここまでの
画像データは、8ビットの256階調信号であるが、1
31、132の誤差拡散処理では、プリンターで表現で
きる4ビット16階調の画像信号に変換する。この階調
数変換時に生じる濃度むらを、ある面積でみたときにキ
ャンセルせるために、誤差を拡散する。以上が、画像処
理部11で行われる画像信号処理である。
【0052】次に、プリントするための大量ページの画
像を記憶するPBM(プリントバッファメモリ)15
を、図6を用いて説明する。
【0053】PBM15に入力される黒画像信号13
3、赤画像信号134は、150、153の可変長可逆
圧縮方式の圧縮処理によって、コード化される。可変長
可逆とは、圧縮時のデータ量はその入力画像によって異
なるが、伸張処理後には入力画像と全く同じものを復元
できる性質を持ち、JPEG等の固定長非可逆圧縮方式
と対比されるものである。可変長可逆圧縮方式は、M
H、Q−CODER、Lempel Ziv等の方式が
あるが、どれでも構わない。
【0054】151、154はPBM15の中のメモリ
ー部で、半導体メモリーまたはハードディスクと、それ
らのアドレッシングを行うコントロール部分で構成され
る。パンフレットモード(1・Nページ、2・N−1ペ
ージ、、、それぞれを1ページ内に構成する)等のペー
ジ入れ替えを行うときは、このメモリー部151、15
4内のアドレッシングをコントロールする事で実現す
る。
【0055】そして、プリントアウトする画像は、メモ
リー部151、154から読み出し、152、156の
伸張処理部で再び元の画像データに復元される。ここで
の読み出しタイミングは、黒画像データ135は、黒画
像形成に必要なタイミングで、赤画像データ136は、
赤画像形成に必要なタイミングでそれぞれ独立で読み出
される。
【0056】このメモリー部151、154の画像デー
タは、基本的に全てのジョブを記憶する。その動作説明
を図7を用いて説明する。
【0057】図中の15は、PBMの概念図を示す。図
7(a)では、5002は現在プリント中のコピージョ
ブで、150ページの原稿を100部コピーするもので
ある。1〜150ページまでを、1部づつ順番に読み出
した後、プリントアウトし、その後フィニッシング処理
を行っている。
【0058】5003は、次に行うジョブとして待機し
ているもので、外部機器から要求されたプリンタージョ
ブで、50ページ60部をフィニッシング摺るジョブで
ある。さらに、5004は、200ページ50部という
コピージョブで、画像読み取りを行っている途中であ
る。ここでは、PBM15がフル状態になり読み取り動
作は、一時的に中断することになる。
【0059】5002のジョブは、その間継続して行わ
れ、最終部の100部目を1〜150ページまでプリン
トすると同時に、出力済みの画像は、記憶しておく必要
が無くなり、待機中のジョブ5004の画像に順次置き
換えていく。
【0060】ジョブ5002が終了した時点で、順番を
待っていたジョブ5003のプリントが開始する。
(b)図の5005は、PBMの空いた部分を示してお
り、メモリー容量の許す限り他のジョブの入力(記憶)
を行うことができる。
【0061】次に、図8を用いて製本装置7の説明を行
う。
【0062】図8は、製本装置7の構成を表した図であ
る。
【0063】図8において、50はシートPを収集して
整合する整合部、51はテープ収納部、52はシート束
の糊付けを行うヒータ部(束処理手段)、53は製本済
み束搬送部、54はスタッカ部、55は下流のフィニッ
シャヘの水平搬送部である。
【0064】60はシート搬入口、61は搬送路選択フ
ラッパであり、搬入口から入ってきたシートPを、OC
U3から入力されたジョブ内容により、下流のフィニッ
シャにおくるため、水平搬送部に送るか整合部50へお
くるかの選択を行う。また、70は整合部へ送られるシ
ートPを検知するセンサ(シート枚数検知手段)であ
る。
【0065】63は整合トレイであり、搬送路選択フラ
ッパ61により整合部50におくられたシートPを、こ
のトレイ上で積載・整合を行う。68は整合中にシート
束の搬送方向の整合を行い、束の膨らみを押さえるため
のパドルである。69は整合されたシート束の厚さを測
定する束厚検知センサ69である。シート束の整合が終
わると、グリッパ62でシート束をつかみ、ヒータ部に
おくる。
【0066】64はテープ収納リールであり、これには
製本するために熱により溶け、接着可能な糊が片面に塗
布されたテープがリールに巻かれ収納されている。テー
プは製本する束のサイズに合った長さにカッタ(図示せ
ず)により切断され、搬送路(図示せず)によりヒータ
部のテープ待機位置65におくられる。このとき、テー
プの糊面は束側となる。
【0067】ヒータ部52は、テープが待機位置65に
おくられ、シート束がグリッパ63につかまれたあと、
センターヒータ66がテープ面に付き、一定時間プレヒ
ートを行う。
【0068】プレヒートが終了したらシート束をテープ
位置まで搬送し、接着を行う。67はサイドヒータであ
り、束側面に対する接着を行う。
【0069】製本済み束搬送部53は、製本されたシー
ト束をグリッパ63から受取り、スタッカ部54へ運び
積載を行う。
【0070】以上の要領で、シート束の製本動作(シー
ト束の束処理)を行い、装置内のスタッカ54に積載す
る。
【0071】次に、図9を用いて仕分け装置8の説明を
行う。
【0072】図9中の70は、シート搬入口、71はシ
ート積載ビン、72はシートの積載ビン指定用のフラッ
パ群、73、75は、搬送ローラを示している。
【0073】搬入口70からシートPが入ってくると、
OCU3から入力されたジョブの内容により、積載する
ビン71にシートが入るようにフラッパ群72が作動す
る。シートPは、各搬送ローラにより搬送され、指定し
たビンに積載されていく。動作は、コントローラ手段で
制御され、ジョブの内容により各仕分け動作が可能であ
る。
【0074】図6に、PBM15の制御構成図を示す。
【0075】コントローラ123(図3)は、システム
情報7001(例えばシート給紙部内のシートの有無、
製本テープの残量、ステイプル針の有無など)を常に監
視している。
【0076】このシステム情報7001と、PBMl5
内のDRAMl51、154からのジョブ情報7002
とを比較し、ジョブが可能と判断したならば、画像を出
力させるための画像出力信号7003、処理を行うため
の制御信号7004をだす。
【0077】図10において、距離センサ101−1の
動作について説明する。
【0078】距離センサ101−1の発光部101−3
から発光された赤外線101−5は、最上位のシートP
のシート面にて反射し、その反射光101−6を距離セ
ンサ受光部101−4により受光し、その反射光の反射
角度を検出することで、距離センサ101−1とシート
面101−2との距離を、8ビットに換算して出力する
仕組みになっている。
【0079】図11に、整合部上のシート束の厚さを測
定する距離センサ101−1の構成図を示す。
【0080】123は本装置の制御を行うCPUであ
る。100−2はジョブ情報等を記憶しておくメモリで
ある。100−3は整合部上に取り付けられ、束厚を検
知するための距離センサである。CPU100−1は制
御信号線100−4を通してクロック信号を送信する
と、距離センサ101−1は、測定した距離に応じて8
ビット出力信号を、データ線100−5を通じてCPU
123に送信する。CPU123は、この8ビット出力
信号のデータに基づき距離を判別する。
【0081】上記距離センサ101−1により、シート
束の束厚を検知する束厚検知センサ69(図8)が構成
されている。
【0082】次に、整合部50上の、シート束厚の算出
方法を述べる。
【0083】CPUに送信された8ビットのデータは、
下に示すような式により距離に変換される。
【0084】距離={770/(測定データーセンサ固
有の定数)} (mm) よって、この計算式により算出された距離より束厚はと
なる。
【0085】束厚=センサ101−1から整合トレイ6
3までの距離−算出された距離(mm) となる。
【0086】搬送パス検知センサ70の検知による整合
部内枚数、束厚検知センサ69によるシート束の束厚、
及び製本する枚数情報により、実際に製本するシート束
の束厚を予測計算し、この予測値と処理可能な最大束厚
との比較により、シート束の束処理の可否の判断を行う
判断手段13(図17)が構成されている。
【0087】次に、動作中のシート処理装置の製本処理
の可否の判断を行う手順を、図12のフロチャートを用
いて説明する。
【0088】システムの動作が始まると、搬送パス検知
センサ70のシートの検知を待つ(12−1)。シート
を検知したら、整合部内枚数に1を加え(12−2)、
整合終了に相当する時間だけ待つ(12−3)。整合が
終了したら、上述した束厚検知センサ63で整合部内に
収集されたシートPの束の厚さを検知する(12−
4)。
【0089】そして、測定された値、整合部内枚数、製
本する枚数情報より実際に製本する束の厚さを予測計算
する(12−5)。
【0090】そして、予測値が処理可能な最大束厚との
比較を行い(12−6)、大きければ後述するエラー処
理を行う(12−10)。
【0091】予測値が最大束厚よりも小さいもしくは、
等しいならば、整合部内枚数を製本枚数と比較する(1
2−7)。等しければ、整合部内枚数をクリアし(12
−8)、作成する束の最終かどうかを判断する(12−
9)。最終でない場合には、搬送パス検知センサ70の
検知待ち(12−1)に戻る。最終束であるならば、処
理を終了する。
【0092】次に、上記判断により、処理不可能と判断
されたときのエラー処理を図13のフローチャートを用
いて説明する。
【0093】まず、束厚の予測値が、処理可能な最大束
厚よりも大きくて、エラーと判断されたら、給紙中のシ
ートの有無を判断し(13−1)、あるならば給紙の終
了を待つ(13−2)。給紙が終了、もしくは給紙中の
シートがなければ、次のシートの給紙を禁止し(13−
3)、処理中のシートの処理終了を待つ(13−4)。
【0094】処理が終わったならば、図14に示す製本
処理不可能表示画面を表示手段10上に出し(13−
5)、ユーザによる継続意志の入力待ちとなる(13−
6)。シート排出の継続の選択は、継続選択手段12
(図17)の入力により行われる。
【0095】入力が行われると、入力が継続であるかの
判断を行い(13−7)、継続であるならば、図15に
示すような製本処理無しでのシート排出の再開の表示を
行い(13−8)、綴じ(束処理)を行わないシート処
理を再開する(13−10)。
【0096】また、シート排出の継続が指定されていな
い場合には、図16に示すように製本処理の中止を表示
し(13−9)、整合部50内のシートを製本せずに、
そのままシートを排出させる(13−11)。
【0097】なお、本実施の形態では、シート処理装置
としての製本装置を例にして説明したが、同様の構成を
もつステイプル処理装置、シート折り装置、穴あけ装置
等に関しても、同様に画像形成及びシートの無駄をする
ことなく、シートの束処理が可能である。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
積載手段に排出される最初のシート束のシート枚数、束
厚、により、実際に束処理を行う束厚を予め予測し、束
処理可否の判断を早期に得るようにしたので、後続のシ
ートのシート処理装置への排出や、シートへの画像形成
の停止等を行うことができてことができて、束処理が不
可能な場合における画像形成及び排出シートの無駄を最
小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置が適用されている
画像形成装置の概略構成図。
【図2】同じく画像読み取り部の縦断正面図。
【図3】同じく画像処理部のブロック図。
【図4】同じく画像処理の一例を示す機能図。
【図5】同じく画像処理の一例を示す機能図。
【図6】同じくプリントバッファメモリ(PBM)の制
御構成を示すブロック図。
【図7】同じくプリントバッファメモリにおけるジョブ
の動きを示す概念図。
【図8】同じくシート処理装置としての製本装置の縦断
正面図。
【図9】同じく仕分け装置の縦断正面図。
【図10】同じく束厚検知センサとしての距離センサの
正面図。
【図11】同じく距離センサのブロック図。
【図12】同じく製本装置の束処理可否を判断する手順
を示すフローチャート。
【図13】同じく束処理が不可能と判断されたときのエ
ラー処理手順を示すフローチャート。
【図14】同じく製本処理不可能を表示した表示手段の
正面図
【図15】同じく製本処理無しでの再開を表示した表示
手段の正面図。
【図16】同じく製本処理中心及び画像形成再開を表示
した表示手段の正面図。
【図17】同じくシート処理装置の制御に係るブロック
図。
【符号の説明】
P シート 1 画像形成装置本体としてのプリンタ 1a 感光ドラム(画像形成手段) 1b 排出手段 7 製本装置(シート処理装置) 10 表示手段 11 画像処理部 12 継続選択手段 13 束処理可否の判断手段 15 プリントバッファメモリ(PBM) 69 束厚検知センサ(束厚検知手段) 70 搬送パス検知センサ(シート枚数検知手段) 123 コントローラ(制御手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出される複数のシートを収集して積載
    する積載手段と、該積載上のシート束に製本等の束処理
    を行う束処理手段と、備えるシート処理装置において、 前記収集されるシートの枚数を検知するシート枚数検知
    手段と、 前記シート束の厚さを検知する束厚検知手段と、 前記シート枚数検知手段により検知されたシート枚数及
    び前記束厚検知手段により検知された束厚により、実際
    に束処理を行う束厚を予測し、シート束の処理の可否を
    判断する判断手段と、 該判断手段の判断に基づいて、装置の制御を行う制御手
    段と、 を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、前記判断手段の判断に基づ
    いて、シート処理装置へのシート排出及びシート処理装
    置の束処理を制御することを特徴とする請求項1に記載
    のシート処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段がシートの束処理が不可能
    であると判断した場合、エラー処理の表示を行う表示手
    段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のシ
    ート処理装置。
  4. 【請求項4】 前記シート束の束処理が不可能と判断さ
    れた場合、前記積載手段へのシート排出を継続するか否
    かを選択可能な選択手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載のシート処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の何れか1項記載のシ
    ート処理装置と、搬送されるシートに画像を形成する画
    像形成手段と、画像形成手段したシートを前記シート処
    理装置に排出する排出手段と、を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
JP9192862A 1997-07-17 1997-07-17 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 Pending JPH1138713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9192862A JPH1138713A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9192862A JPH1138713A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1138713A true JPH1138713A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16298216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9192862A Pending JPH1138713A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1138713A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001054968A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成装置のシート処理と画像形成データとの同時処理方法
JP2009248509A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Ricoh Co Ltd 製本システム、製本方法及びコンピュータプログラム
JP2013216062A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Gradco Japan Ltd 製本装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001054968A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成装置のシート処理と画像形成データとの同時処理方法
JP2009248509A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Ricoh Co Ltd 製本システム、製本方法及びコンピュータプログラム
JP2013216062A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Gradco Japan Ltd 製本装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7380780B2 (en) Sheet supplying apparatus and image forming system
JP2006248672A (ja) 画像形成装置
US6226473B1 (en) Copying apparatus for discharging recording sheet face-up or face-down
JPH0879418A (ja) 画像処理装置
JPH0968893A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JPH09284485A (ja) 画像処理装置
JPH1138713A (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP3647152B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置のジョブ処理方法
JP2007106538A (ja) 画像形成装置
JP3702570B2 (ja) 画像形成装置
JPH1146280A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び記憶媒体
JP4447769B2 (ja) 画像形成装置及び画像読取り方法
JP2005341357A (ja) 画像処理装置
JPH09284510A (ja) 原稿読取装置
JP4136821B2 (ja) 画像形成システム
JP4140944B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び記憶媒体
JPH07221945A (ja) 画像形成装置
JPH07154541A (ja) 画像記録装置
JPH1188566A (ja) 画像読取装置
JP2001039619A (ja) 画像形成装置
JPH08186695A (ja) 画像形成装置
JP2004093984A (ja) 画像形成装置
JPH07131618A (ja) 画像処理装置
JPH1056546A (ja) 原稿読取装置
JP2001039559A (ja) 画像形成装置