JP3647152B2 - 画像処理装置および画像処理装置のジョブ処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力される原稿画像情報をジョブ毎に管理記憶する記憶部を備える画像処理装置および画像処理装置のジョブ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばファクシミリ機能,画像ファイル機能,プリンタ機能,コピー機能のいずれかまたは組合せた複合機能を実行可能な複合処理システムが提案されており、該複合処理システムには、大容量画像記憶媒体を備えて、各複合処理毎の出力情報をジョブ単位に管理して出力処理を制御している。
【0003】
この場合において、画像記憶媒体に蓄積されたジョブ情報を出力させる場合、所定の順位または設定された優先順位に従ってジョブ情報の出力を管理している。
【0004】
これにより、複数のジョブ情報が出力待ちとなり、待ち行列をつくることが考えられ、このスケジューリングは、システム全体の生産性に大きく影響すると考えられる。
【0005】
しかし、従来はこのジョブ情報のスケジューリングに関してはあまり積極的な処理がなされていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このため、複合画像処理システムにおいて、消耗品等の不足が発生した場合、例えばトナー切れ等が発生した場合、その消耗品を用いずに処理できるジョブ情報が蓄積されていたとしても、一度システム全体を停止させ、消耗品の補給を行わなければ当該ジョブ情報の処理を行えなかった。
【0007】
同様に、他の消耗品、例えば使用するサイズの用紙の不足が発生した時などには他の給紙トレイ内のサイズ紙でプリント出力可能なジョブが内部に蓄積されているとしても次のジョブは始まらず、さらに、他の消耗品、例えばステイプル針が切れた場合も補給待ちとなってしまう。
【0008】
このように複合画像処理システムの機能が強化されるにつれて、一部の消耗品切れによる影響がシステム全体に波及してシステム全体の生産性を著しく落としてしまい、大幅な時間の無駄となってしまう等の問題点があった。
【0009】
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、本発明に係る第1の発明〜第17の発明の目的は、複数の画像情報をジョブとして記憶管理して画像出力を処理する際に、出力手段に障害状態に基づいて、実行中のジョブを停止した後、実行可能なジョブを優先的に出力させるように各ジョブの出力順序を制御し、また、ジョブを停止させた場合、この停止の理由及び障害状態の回復手順を表示させ、前記優先出力させたジョブの出力完了に応じて前記停止させたジョブの出力の可否を判定し、出力可能であれば出力を行わせることにより、ジョブ停止時の出力資源を使用して出力可能に蓄積されているジョブを遅延することなく出力してジョブ処理効率を格段に向上できる画像処理装置および画像処理装置のジョブ処理方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、原稿画像を入力する入力手段と、前記入力手段から入力される原稿画像を画像情報としてジョブ毎に複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力する出力手段と、前記記憶手段から前記出力手段に出力すべき各ジョブの出力順序を管理する管理手段と、前記出力手段の障害状態を監視する監視手段と、前記監視手段の監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させ、前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更して前記出力手段で出力可能なジョブを前記出力手段に出力するとともに前記出力可能なジョブの出力完了に応じて前記監視手段による監視に基づき停止させたジョブの出力の可否を判定し、出力可能であれば出力を行わせる制御手段と、前記監視手段の監視結果に基づき前記制御手段によりジョブが停止された理由及び前記障害状態の回復手順を表示する表示手段とを有するものである。
【0011】
本発明に係る第2の発明は、出力中のジョブが停止した場合に、他のジョブを優先実行する優先モードを指定する指定手段を有し、前記指定手段により前記優先モードが指定されている場合に、前記制御手段が前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更して前記出力手段で出力可能なジョブを前記出力手段に出力するものである。
【0012】
本発明に係る第3の発明は、前記出力手段は、複数のユニットを組合せてシステム接続可能とするものである。
【0013】
本発明に係る第4の発明は、前記監視手段は、各ユニットの動作状態を監視するものである。
【0014】
本発明に係る第5の発明は、前記複数のユニットのいずれか1つは記録媒体を搬送するための搬送経路を複数備える給紙ユニットとするものである。
【0015】
本発明に係る第6の発明は、前記複数のユニットのいずれか1つは画像処理された記録媒体に所定の後処理を行うための搬送経路を複数備える後処理ユニットとするものである。
【0016】
本発明に係る第7の発明は、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体にステイプル処理を行うものである。
【0017】
本発明に係る第8の発明は、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を綴じ込む製本処理を行うものである。
【0018】
本発明に係る第9の発明は、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を仕分けるソータ処理を行うものである。
【0019】
本発明に係る第10の発明は、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を折る処理を行うものである。
【0020】
本発明に係る第11の発明は、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を積載する処理を行うものである。
【0021】
本発明に係る第12の発明は、前記制御手段は、前記監視手段の監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させ、前記記憶手段に最大空き領域を確保可能なジョブを優先出力するように前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更するものである。
【0022】
本発明に係る第13の発明は、前記監視手段は、前記出力装置の搬送経路上における記録媒体の搬送ジャムを監視するものである。
【0023】
本発明に係る第14の発明は、前記監視手段は、前記出力装置内の消耗材切れ状態を監視するものである。
【0024】
本発明に係る第15の発明は、前記監視手段は、指定されたサイズの記録媒体有無を監視するものである。
【0025】
本発明に係る第16の発明は、前記監視手段は、前記出力装置内の満載による積載不可能状態を監視するものである。
【0026】
本発明に係る第17の発明は、原稿画像を入力する入力手段と、前記入力手段から入力される原稿画像を画像情報としてジョブ毎に複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力する出力手段と、所定の情報を表示する表示手段とを有する画像処理装置のジョブ処理方法において、前記出力手段の障害状態を監視する監視工程と、該監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させる停止工程と、該ジョブ停止時に、前記出力手段で出力可能なジョブ有無を判別する判別工程と、該判別結果に基づいて前記記憶手段に記憶される後続のジョブを先行させる処理工程と、前記停止工程でジョブを停止させた場合、この停止の理由及び前記障害状態の回復手順を前記表示手段に表示させる工程と、前記処理工程により先行させたジョブの出力完了に応じて前記停止させたジョブの出力の可否を判定し、出力可能であれば出力を行わせる制御工程とを有するものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態の第1実施形態を示す複合画像処理システムの構成を説明する概略断面図である。
【0028】
図において、1は画像記録部(以下、プリンタ部と称する)、2は画像読取部(以下、リーダ部)、3は操作部(以下オペレータコントロールユニット(OCU))、4は転写紙給紙部(給紙部)、7は製本装置、8は仕分け装置(ソータ)である。リーダ部2は原稿を読取位置まで給送する原稿給送装置(以下、ADF)200と、原稿画像を光学的に読み取るスキャナ250から構成されている。このリーダ部2の具体的な動作説明については後述する。
【0029】
OCU3はディスプレイおよび操作用キーボード(あるいはタッチパネル式ディスプレイ)で構成されており、枚数設定,部数設定,画像の編集,加工などユーザが行う様々な設定の入力と、選択されたモード,マシンの状態を示す表示が行われる。後述する動作可能優先モードの選択もこのOCU3から行われる。
【0030】
給紙部4は転写紙を収納する転写紙収納トレイ401、転写紙を搬送する転写紙搬送部402から構成され、OCU3から入力されたジョブの画像形成に必要な転写紙を給紙トレイから選択し、プリンタ部1に送る。
【0031】
また、プリンタ部1はリーダ部2で読み取った画像あるいは、コンピュータ端末や、ファクシミリなど様々な外部機器(図示せず)から送られてくる画像情報を可視像化し、給紙部4から給紙された転写紙に印刷する。
【0032】
このプリンタ部1には大容量プリントバッファメモリ(以下、PBM)15(後述する図7に示す)を備えており、後述する原稿給送装置(ADF)200から入力された原稿画像情報や外部入力機器から送られてきた画像情報を蓄積し、蓄積後にページ入れ替えなどのソーティングを行う。プリンタ部1の具体的な動作説明についても後述する。
【0033】
製本装置7はプリンタ部1で記録媒体に記録された出力紙を整合し、製本処理する。仕分け装置8はプリンタ部1で記録媒体に記録された出力紙を装置内の各ビン上に仕分けする。以下、図1における基本的な画像処理動作について説明する。
【0034】
ユーザがリーダ部2のADF200上に原稿をセットし、OCU3でモードの設定および複写開始を指定すると、ADF200は原稿を1枚ずつ給送しスキャナ250で読み取る。スキャナ250では露光された原稿画像を後述する図2に示すCCDラインセンサ111で光電変換し電気信号として読み取る。読み取られた画像信号は後述する図4に示す画像処理部11で各種の処理を施された後、圧縮処理されプリンタ部1の後述する図7に示すPBM15に転送される。
【0035】
プリンタ部1では先述したOCU3からのユーザ設定に応じてPBM15から画像が順次読み出され、読み出された画像は感光体露光のための光信号に変換される。以下は通常の電子写真プロセスの帯電,露光,潜像,現像,転写,分離,定着工程を経て記録媒体上に記録される。該記録された媒体は製本装置7により丁合,積載、もしくは製本装置7の下流への搬送路を通り、仕分け装置8により仕分け,積載される。
【0036】
以下、図2を参照して図1に示したリーダ部2の構成および動作について詳細に説明する。
【0037】
図2は、図1に示したリーダ部2の構成を説明する断面図であり、リーダ部2は、大別してADF200とスキャナ250とから構成されている。
【0038】
図において、201は原稿を積載する原稿トレイ、202は原稿露光およびその反射光を受け取る第1ミラー台、203は流し読み原稿読取位置、204はブックモードスキャン読取位置、205は給紙部、206は流し読み原稿読取位置203までの搬送路、207は流し読み原稿読取位置203で読み取った片面原稿を排出する搬送路、208は流し読み原稿読取位置203で読み取った原稿の裏面を、再び流し読み原稿読取位置203に搬送するための搬送路、209は原稿裏面を流し読み原稿読取位置203で読み取った後、排出する搬送路である。また、210はレンズで、原稿の反射画像をCCDラインセンサ111に結像させる。
【0039】
ここで、流し読み原稿読取とは第1ミラー台202を流し読み原稿読取位置203に固定したまま、原稿トレイ201から送られる原稿を読取位置上を移動させることによりスキャンする方式のことである。211は搬送路206内の待機ポジション、212は搬送路208内の待機ポジションである。これらは後述するプリントバッファメモリPBM15の状態に応じて搬送路内に原稿を停止させる時の位置で、紙検知センサ通過時間と搬送速度より位置制御が行われる。
【0040】
原稿の流れは搬送路につけられた矢印方向に沿って搬送される。ここで原稿裏面を読み取る場合は表面を読み取った画像の鏡像画像となって読み取られてしまう。その鏡像画像を正像画像に直すための処理については後述の図4に示す画像処理部11とともに説明する。
【0041】
なお、図中の実線矢印が片面原稿の流し読み、点線矢印が両面原稿の流し読み搬送方向を示している。
【0042】
この流し読み原稿読取方式に対し、ブックモードスキャン時には読取位置204上に置かれた原稿を動かさず、第1ミラー台202および第2ミラー台などの光学機器を移動させながらスキャンすることにより原稿を読み取る。
【0043】
いずれも原稿に対し読取部が相対的に動いていくことにより原稿を走査することで、読み取る。原稿露光による反射光はレンズ210を通過した後CCD111上に投影され、光電変換される。
【0044】
図2に示す構成では、搬送路206は縦送り(ポートレート送り)のA4原稿が2枚分が入る長さで構成されている。また、搬送路208も同様、縦送り(ポートレート送り)のA4原稿が2枚分が入る長さで構成されており、搬送路206,208ともA3横送り(ランドスケープ送り)の場合は1枚入る。なお、本実施形態において、原稿トレイ201上に置かれる原稿は原稿表面を上側に、また先頭ページが一番上に積載されるフェースアップ先頭ページ処理である。片面流し読みの際には実線矢印に沿って順次原稿が読み取られていくが、両面流し読みの際ハーフサイズ原稿(A4縦,B5縦,A5縦)は異なる紙送りシーケンスを取る。
【0045】
ハーフサイズ原稿は2枚ずつ給紙し、流し読み原稿読取位置203で読み取られた2枚を搬送路208を介して裏面読み取りを行う。そして裏面読取の2枚目の読取終了と同時に、次の2枚の原稿の表面読み取りが始まるシーケンスを取る。
【0046】
すなわち、図3に示すように原稿は1ページ目表,2ページ目表,1ページ目裏,2ページ目裏,3ページ目表,4ページ目表,3ページ目裏・・・という順序で読み取られていく。
【0047】
図3は、図2に示したADF200の両面原稿読取り時の搬送経路を示す模式図である。
【0048】
図において、1A,2Aはそれぞれ1枚目表,2枚目表の原稿画像であり、1B,2Bは1枚目裏,2枚目裏の原稿画像である。本実施形態のADF200は原稿トレイ201に置かれた原稿は再び原稿トレイ201上に戻ることはない、すなわち非循環式原稿給送装置である。また、給紙部205,搬送路206,207,208,209は独立的に駆動可能な構成をとっており、個々に駆動,停止および速度制御が可能である。
【0049】
なお、ADF200の制御はOCU3からの指定およびマシンの状態に基づいて図4に示すコントローラ123が制御する。
【0050】
次に、図4を参照して読み取った画像データに対する画像処理部11を詳細に説明する。
【0051】
図4は、図1に示したリーダ部2の画像処理部11の構成を説明するブロック図である。以下、構成および動作について説明する。
【0052】
原稿読取位置にきた原稿の反射光100をラインセンサ(CCD)111で受光し、光電変換することによってRGBの電気信号を発生させる。ここで作られた画像信号はアナログ/ディジタル(A/D)変換部110で増幅後、ディジタル画像信号に変換される。ディジタル化されたRGB信号はシェーディング/色変換部113で黒補正,白補正(シェーディング補正),色補正(マスキング)の処理を行うことで正規化および標準化される。そして、標準化されたRGB信号は2色分離部114で輝度/濃度変換および黒赤2色分離処理を行い、黒画像信号(データ)115と赤画像信号(データ)116を作り出す。これ以降の処理は黒画像信号用と赤画像信号用の各々独立した回路構成になっており並列して行われる。
【0053】
165,166はセレクタで、外部から入力される外部黒画像データ167,外部赤画像データ168と前記黒画像データ115,赤画像データ116との入力切り換えをする。
【0054】
次のフイルタ回路117,118では画像読み取り時のMTF(Modulation Transfer function:変調伝達関数)低下を回復させるためと、網点原稿読み取り時に発生するモアレパターンを弱めるためのフイルタリングを行う。
【0055】
ページメモリ119,120では最大A3サイズまでの画像を1ページ分記憶できるだけの容量を持つ。双方向原稿フィーダによって読み取られた画像は正方向読み取りに対して逆方向読取画像は鏡像画像として読み取られる。ここで鏡像として読み取られた画像をさらに鏡像処理を行うことで正像に変換する制御を行うのが、このページメモリ119,120である。
【0056】
また、画像の特定エリアを他の場所に移動するCut&Paste機能(図5の(a)原稿画像610,処理画像611参照)を実現するための処理や、複数枚の入力原稿画像を次段の変倍/解像度変換回路125,126で50%に縮小して、4枚の画像を1枚の用紙上に形成する縮小レイアウト機能(図5の(b)参照)等も、コントローラ123からのメモリ制御信号124によってページメモリ119,120上で行われる。
【0057】
変倍回路125,126では前述した縮小レイアウト機能実現時だけではなく通常の画像サイズ変換を行う。画像装飾処理部127,128では図6に示すように原稿画像620に対してエリア指定を行うことでネガポジ反転処理621,網掛け処理622,画像部への網乗せ処理623等の機能を実現する。
【0058】
濃度変換テーブル129,130はプリンタのリニアリティ特性を補正するためのガンマ変換と操作部から使用者が入力した濃度調整レベルを画像データに反映させるための処理を行う。ここまでの画像データは8ビットの256階調信号であるが、階調数変換(誤差拡散)処理部131,132ではプリンタ部1で表現できる4ビット16階調の画像信号(黒画像データ133,赤画像データ134)に変換する。この階調数変換時に生じる濃度むらをある面積でみたときにキャンセルするために誤差を拡散する。以上が画像処理部11で行われる画像信号処理である。また、160は圧縮予測部、122,161はバス、162は制御信号であり、詳細は後述する。
【0059】
次に、図7を参照してプリントするための大量ページの画像を記憶するPBM15を説明する。
【0060】
図7は、図4に示した画像処理部11から出力される黒画像データ133,赤画像データ134を蓄えるプリンタバッファメモリ(PBM)15の構成を説明するブロック図である。以下、構成および動作について説明する。
【0061】
PBM15に入力される黒画像データ133,赤画像データ134は圧縮部150,153の可変長可逆圧縮方式の圧縮処理によってコード化される。可変長可逆とは圧縮時のデータ量はその入力画像によって異なるが伸張処理後には入力画像と全く同じものを復元できる性質を持ち、JPEG等の固定長非可逆圧縮方式と対比されるものである。可変長可逆圧縮方式はMH,Q−CODER,Lempel Ziv等の方式があるがどれでも構わない。
【0062】
151,154はPBM15の中のメモリ部(DRAM)で、半導体メモリまたはハードディスクと、それらのアドレッシングを行うコントロール部分で構成される。
【0063】
先述した図5(b)のパンフレットモード(1・Nページ,2・N−1ページ,・・・それぞれを1ページ内に構成する)等のページ入れ替えを行うときは、このメモリ部151,154内のアドレッシングをコントロールすることで実現する。
【0064】
そして、プリントアウトする画像はメモリ部151,154から読み出し、伸張処理部152,156で再び元の画像データに復元される。ここでの読み出しタイミングは黒画像データ135は黒画像形成に必要なタイミングで、赤画像データ136は赤画像形成に必要なタイミングで独立で読み出される。
【0065】
このメモリ部151,154の画像データは基本的に全てのジョブを記憶する。以下、図8を参照してメモリ部151,154のメモリマップについて説明する。
【0066】
図8は、図7に示したメモリ部151,154のメモリマップを説明する図である。
【0067】
図8の(a)において、5002は現在プリント中のコピージョブで150ページの原稿を100部コピーするものである。1〜150ページまでを1部ずつ順番に読み出した後プリントアウトし、その後フィニッシング処理を行っている。5003は次に行うジョブとして待機しているもので、外部機器から要求されたプリンタジョブで50ページ60部をフィニッシングするジョブである。さらに、5004は200ページ50部というコピージョブで、画像読取を行っている途中である。ここでは、メモリ部151がフル状態になり読み取り動作は一時的に中断することになる。
【0068】
その間、コピージョブ5002は継続して行われ、最終部の100部目を1〜150ページ迄プリントすると同時に、出力済みの画像は記憶しておく必要がなくなり、待機中のコピージョブ5004の画像に順次置き換えていく。
【0069】
そして、コピージョブ5002が終了した時点で、順番を待っていたプリンタジョブ5003のプリントが開始する。
【0070】
図8の(b)において、5006はメモリ部151の空いた部分を示しており、メモリ容量の許す限り他のジョブの入力(記憶)を行うことができる。
【0071】
以下、図4に示した圧縮率予測部160の圧縮率予測処理について詳述する。
【0072】
圧縮率予測部160ではコントローラ123からバス161を介して得た画像の装飾情報(図6では網かけ、図5の(a)では部分的な移動など)、変倍情報(図5の(b)では縮小レイアウトなど)、さらには選択された濃度変換テーブル129,130、誤差拡散処理(1/2/4ビット)などCCDラインセンサ111で得られ、階調数変換(誤差拡散)処理部131,132による処理がなされるまでの処理情報を利用して予測の精度向上を計っている。
【0073】
通常は画像情報の統計量(圧縮率と相関の高く、簡単な演算で求まる画像の濃度平均値、エントロピーなど)に簡単な演算を施したものを予測値とする。ここで用いる演算、あるいは係数は、処理情報に応じて変える。
【0074】
例えば予測のために画像の濃度平均値を使い、さらに予測値に変換するため、下記第(1)式を使用したとすると、
予測値=画像の濃度平均値*a+b・・・・・・(1)
画像の処理情報に応じて決まる係数a,bをコントローラ123が、図示しないRAMテーブルを参照しバス161を介して圧縮率予測部160に伝える。画像の領域の濃度平均値が「40」、処理に応じた係数a,bがそれぞれ「0.01,0.1」であったとすると、圧縮率予測は下記第(2)式に基づいて得られる。
【0075】
予測値=40*0.01+0.1=0.5・・・・(2)
これは圧縮後のデータ量が圧縮前のデータ量の1/2という予測である。コントローラ123はバス122を介して得た圧縮率予測をもとに制御信号162により前述したような制御を行う。
【0076】
次に、図9を参照して、図1に示した製本装置7の構成について説明する。
【0077】
図9は、図1に示した製本装置7の構成を説明する断面図である。
【0078】
図9において、50は整合部、51はテープ収納部、52はヒータ部、53は製本済み束搬送部、54はスタッカ部、55は下流のフィニッシャへの水平搬送部である。
【0079】
60は転写紙搬入口、61は搬送路選択フラッパであり、搬入口から入ってきた転写紙をOCU3から入力されたジョブ内容により下流のフィニッシャに送るため、水平搬送部55に送るか整合部50へ送るかの選択を行う。
【0080】
62は整合トレイであり、搬送路選択フラッパ61により整合部50に送られた転写紙をこの整合トレイ62上で積載・整合を行う。整合が終わるとグリッパ63で束をつかみヒータ部52に送る。
【0081】
64はテープ収納リールであり、これには製本するために熱により溶け、接着可能な糊が片面に塗布されたテープがリールに巻かれ収納されている。テープは製本する束のサイズに合った長さにカッタ(図示せず)により切断され、搬送路(図示せず)によりヒータ部52のテープ待機位置65に送られる。このとき、テープの糊面は束側となる。ヒータ部52は、テープが待機位置65に送られ、束がグリッパ63につかまれた後、センタヒータ66がテープ面に付き、一定時間プレヒートを行う。
【0082】
そして、プレヒートが終了したら、束をテープ位置まで搬送し、サイドヒータ67で束側面に対する接着を行う。
製本済み束搬送部53は、製本された束をグリッパ63から受け取りスタッカ部54へ運び積載を行う。
【0083】
以上の手順に従って製本動作を行い、装置内のスタッカに積載する。
【0084】
次に、図10を参照して、図1に示した仕分け装置8の構成について説明を行う。
【0085】
図10は、図1に示した仕分け装置8の構成を説明する断面図である。
【0086】
図において、70は転写紙搬入口、71は転写紙積載ビン、72は転写紙の積載ビン指定用のフラップ群である。
【0087】
搬入口70から転写紙が入ってくると図1に示したOCU3から入力されたジョブの内容により、積載するビンに転写紙が入るようにフラッパ群72が動作する。転写紙は各搬送ローラにより搬送され、指定したビンに積載されて行く。動作はコントローラ手段(図示せず)で制御され、ジョブの内容により各仕分け動作が可能である。
【0088】
以下、図11を参照して、図7に示したプリンタバッファメモリ(PBM)15のメモリアクセス制御動作について説明する。
【0089】
図11は、図7に示したプリンタバッファメモリ(PBM)15のメモリアクセス制御回路の一例を示す要部ブロック図であり、図7と同一のものには同一の符号を付してある。以下、構成および動作について説明する。
【0090】
例えばCPU,RAM,ROM等を備えるコントローラ123はシステム情報7001(例えば転写紙給紙部内の転写紙の有無,製本テープの残量,ステイプル針の有無など)を常に監視している。このシステム情報7001とPBM15内のDRAM151,154からのジョブ情報7002とを比較し、ジョブが可能と判断したならば画像を出力させるための画像出力信号7003および画像出力処理を行うための制御信号7004を出す。
【0091】
以下、本実施形態と第1〜第16の発明の各手段との対応及びその作用について図1,図11等を参照して説明する。
【0092】
第1の発明は、原稿画像を入力する入力手段(リーダ部2)と、前記入力手段から入力される原稿画像を画像情報としてジョブ毎に複数記憶可能な記憶手段(プリントバッファメモリ15)と、前記記憶手段に記憶された画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力する出力手段(プリンタ部1)と、前記記憶手段から前記出力手段に出力すべき各ジョブの出力順序を管理する管理手段(コントローラ123が図8に示したように各ジョブの出力順序を管理している)と、前記出力手段の画像処理状態を監視する監視手段(図示しない各種センサ出力をシステム情報7001に基づいてコントローラ123がシステムの動作状態を監視する)と、前記監視手段の監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させ、前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更して前記出力手段で出力可能なジョブを前記出力手段に出力する制御手段(コントローラ123が図示しないROM等の記憶された制御プログラムを実行してプリントバッファメモリ15に記憶された各ジョブの出力を制御している)とを有し、プリンタ部1の画像処理状態をシステム情報7001に基づいて監視し、画像処理を継続できない障害が発生していると判別した場合に、コントローラ123が実行中のジョブを停止させ、管理される各ジョブの出力順序を一時的に変更してプリンタ部1で出力可能なジョブを出力するので、記憶された後続のジョブを遅延することなく出力させることができる。
【0093】
第2の発明は、前記指定手段(OCU3)により前記優先モードが指定されている場合に、コントローラ123が管理される各ジョブの出力順序を一時的に変更してプリンタ部1で出力可能なジョブを前記出力手段に出力するので、優先モードを指定した場合に、ユーザが意図する記憶された後続のジョブを遅延することなく出力させることができる。
【0094】
第3の発明は、複数のユニットを組合せてシステム接続可能とするプリンタ部1で出力可能なジョブを出力するので、各ユニットの組合せで可能なジョブを出力させることができる。
【0095】
第4の発明は、前記監視手段(コントローラ123)は、各ユニットの動作状態を監視するので、ジョブを停止させる要因となるユニットと他のジョブを出力させることが可能なユニットとを識別することができる。
【0096】
第5の発明は、前記複数のユニットのいずれか1つは記録媒体を搬送するための搬送経路を複数備える給紙ユニット(転写紙給紙部4)とするので、いずれかの給紙ユニットに給送不能となる要因が発生しても、他の給紙ユニットから他のジョブが要求する記録媒体を給送することができる。
【0097】
第6の発明は、前記複数のユニットのいずれか1つは画像処理された記録媒体に所定の後処理を行うための搬送経路を複数備える後処理ユニットとするので、後処理不能となる要因が発生しても、後処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0098】
第7の発明は、前記後処理ユニット(ステイプラ付きの仕分け装置8)は、画像処理された記録媒体にステイプル処理を行うので、ステイプル処理が不能となる要因が発生しても、ステイプル処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0099】
第8の発明は、前記後処理ユニット(製本装置7)は、画像処理された記録媒体を綴じ込む製本処理を行うので、製本処理が不能となる要因が発生しても、製本処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0100】
第9の発明は、前記後処理ユニット(仕分け装置8)は、画像処理された記録媒体を仕分けるソータ処理を行うので、ソータ処理が不能となる要因が発生しても、ソータ処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0101】
第10の発明は、前記後処理ユニット(仕分け装置8)は、画像処理された記録媒体を折る処理(例えばZ折り等)を行うので、折り処理不能となる要因が発生しても、折り処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0102】
第11の発明は、前記後処理ユニット(仕分け装置8)は、画像処理された記録媒体を積載する処理を行うので、記録媒体を積載する処理が不能となる要因が発生しても、記録媒体を積載する処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0103】
第12の発明は、前記制御手段(コントローラ123)は、システム情報7001の監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させ、プリントバッファメモリ15に最大空き領域を確保可能なジョブを優先出力するように管理される各ジョブの出力順序を一時的に変更するので、記憶された後続するジョブを遅延することなく出力するとともに、後続するジョブの入力要求を受け付けることができる。
【0104】
第13の発明は、前記監視手段(コントローラ123)は、前記出力装置の搬送経路上における記録媒体の搬送ジャムを監視するので、搬送ジャムによりジョブが停止しても、他のジョブの出力するための搬送経路の有無を判別することができる。
【0105】
第14の発明は、前記監視手段(コントローラ123)は、前記出力装置内の消耗材(ステイプラ,製本テープ等)切れ状態を監視するので、補給可能な消耗材切れに基づいてジョブが停止しても、消耗材を使用しない他のジョブの有無を判別することができる。
【0106】
第15の発明は、前記監視手段(コントローラ123)は、指定されたサイズの記録媒体有無を監視するので、指定されたサイズの記録媒体切れによりジョブが停止しても、当該指定サイズとは異なるサイズを指定して給送可能な他のジョブの有無を判別することができる。
【0107】
第16の発明は、前記監視手段(コントローラ123)は、前記出力装置内に積載不可能状態を監視するので、記録媒体を積載場所に積載不可能によりジョブが停止しても、当該積載場所とは異なる積載場所を指定して積載可能な他のジョブの有無を判別することができる。
【0108】
次に、図12,図13を参照して本発明に係る画像処理装置の第1のジョブ処理動作について説明する。
【0109】
図12は、図1に示したOCU3に表示されるジョブ処理順序変更指示画面の一例を示す図である。
【0110】
この図に示すように、OCU3上に必要なサイズの転写紙の要求ウインドウ20001が表示される。確認の意味であるOKボタン20003位置に触れることにより、要求ウインドウ20001は消去され、補給位置表示ウインドウ20002が表示される。ユーザはこのウインドウ内の補給位置20004に対応した転写紙補給位置に用紙を補給することになる。
【0111】
図13は、本発明に係る画像処理装置の第1のジョブ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(9)は各ステップを示し、例えば当該ジョブに必要なサイズの転写紙が転写紙収納トレイ401になくなったときの処理に対応する。
【0112】
先ず、コントローラ123は、動作中および動作開始時に転写紙収納トレイ401中にジョブの処理に必要なサイズの紙の有無をシステム情報7001の監視状態から判定し(1)、NOならばそのまま待機し、YES、すなわち、転写紙収納トレイ401中にジョブの処理に必要なサイズの紙がなくなっていると判断したら、対応サイズ紙補給要求の表示を図12に示すようにウインドウ表示し(2)、その状態で当該ジョブの処理を停止する(3)。
【0113】
次いで、コントローラ123は、当該ジョブの処理を止めた後、現在のシステムのモード設定状態が動作可能ジョブ優先モード設定中であるかどうかの判断し(4)、動作可能ジョブ優先モードがあらかじめOCU3から指定されていないと判断した場合には、ステップ(9)へ移り、用紙補給待ちとなる。
【0114】
一方、ステップ(4)で動作可能ジョブ優先モードがOCU3から指定されていると判断した場合には、他のジョブで他の給紙トレイ上の紙のサイズおよび空いている紙パス,排紙トレイで処理可能なジョブがPBM15内にあるかどうかを判断し(5)、NO、すなわち、他のジョブが処理可能でないと判断した場合には、ステップ(9)へ移り、転写紙収納トレイ401の用紙補給待ちとなる。
【0115】
一方、ステップ(5)で他のジョブが処理可能であると判断した場合には、動作可能ジョブを処理する(6)。
【0116】
次いで、他のジョブの処理が終了された後、停止しているジョブに必要なサイズ紙が補給されているかを判断し(7)、補給されていると判断した場合には、現在動作中のジョブの終了後に最初のジョブの処理を再開し(8)、通常の処理に復帰する。
【0117】
一方、ステップ(7)で補給されていないと判断した場合には、ステップ(5)へ戻り、上記の他のジョブ転写紙収納トレイ401上のサイズ紙および空いている紙パスで動作可能なものがPBM15内にあるかどうかを判断する。
【0118】
これにより、システム内で処理しているジョブに対して消耗部材の補給または指定されたサイズの用紙切れ等が発生した場合には、先行できるジョブが記憶されている場合には、ジョブ処理順序を変更して処理することができる。従って、システムの状態に応じて柔軟に対処しながら画像処理効率を格段に向上させることができる。
【0119】
〔第2実施形態〕
次に、図14,図15を参照して本発明に係る画像処理装置の第2のジョブ処理動作について説明する。
【0120】
図14は、図1に示したOCU3に表示されるジョブ処理順序変更指示画面の一例を示す図である。
【0121】
この図に示すように、OCU3上にテープの要求ウインドウ21001が表示される。確認の意味であるOKボタン21003位置に触れることにより、要求ウインドウ(21001)は消去され、テープ補給位置表示ウインドウ21002が表示される。ユーザはこのウインドウ内のテープ補給位置21004に対応した位置にテープを補給することになる。
【0122】
図15は、本発明に係る画像処理装置の第2のジョブ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(9)は各ステップを示し、例えば製本装置7の製本テープ不足時の処理に対応する。
【0123】
まず、コントローラ123は、動作中および動作開始時に製本装置7の製本テープ有無をシステム情報7001の監視状態から判定し(1)、NOならばそのまま待機し、YES、すなわち、製本テープがなくなったと判定した場合には、製本テープ補給要求の表示を図14に示すようにウインドウ表示し(2)、製本する転写紙がすべて整合トレイ上に積載・整合されるまで動作させ、ジョブを停止させる(3)。
【0124】
次いで、当該ジョブの処理を止めた後、現在のシステムが動作可能ジョブ優先モードが指定されているかどうか判断し(4)、動作可能ジョブ優先モードがあらかじめOCU3から指定されていないと判断した場合は、ステップ(9)へ進み製本テープ補給待ちとなる。
【0125】
一方、ステップ(4)で動作可能ジョブ優先モードがOCU3から指定されていると判断した場合には、他のジョブで空いている紙パス,排紙トレイで処理可能なものがPBM15内にあるかを判断し(5)、処理が可能な他のジョブが動作可能でないと判断した場合には、ステップ(9)へ進み、製本テープ補給待ちとなる。
【0126】
一方、ステップ(5)で他のジョブが処理可能であると判断した場合には、処理可能な他のジョブを処理する(6)。
【0127】
次いで、他のジョブの処理が終了された後、製本テープが補給されているかどうかを再度判断し(7)、補給されていたと判断した場合には、現在動作中のジョブの終了後に最初のジョブを再開し(8)、通常のジョブ処理モードに復帰する。
【0128】
一方、ステップ(7)で製本テープが補給されていないと判断した場合には、ステップ(5)へ戻り、他のジョブで空いている紙パスで動作可能なものがPBM15内にあるかどうかの判断する。
【0129】
これにより、システム内で処理しているジョブに対して消耗部材の補給または指定されたサイズの用紙切れ等が発生した場合には、先行できるジョブが記憶されている場合には、ジョブ処理順序を変更して処理することができる。従って、システムの状態に応じて柔軟に対処しながら画像処理効率を格段に向上させることができる。
【0130】
〔第3実施形態〕
次に、図16,図17を参照して本発明に係る画像処理装置の第3のジョブ処理動作について説明する。
【0131】
図16は、図1に示したOCU3に表示されるジョブ処理順序変更指示画面の一例を示す図である。
【0132】
この図に示すように、OCU3上にジャム発生ウインドウ22001が表示される。確認の意味であるOKボタン22003位置に触れることにより、ジャム発生ウインドウ22001は消去され、ジャム位置表示ウインドウ22002が表示される。ユーザはこのウインドウ内のジャム位置22004に対応した位置のジャム処理をすることになる。
【0133】
図17は、本発明に係る画像処理装置の第3のジョブ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(8)は各ステップを示し、例えば後処理装置のジャム時の処理に対応する。
【0134】
まず、コントローラ123は、動作中および動作開始時に後処理装置のジャムの発生をシステム情報7001の監視状態から判定し(1)、NOならばそのまま待機し、YES、すなわち、後処理装置のジャムが発生していると判断した場合には、後処理装置のジャム処理要求の表示を図16に示すようにウインドウ表示し(2)、その状態でジョブを停止する(3)。
【0135】
次いで、他のジョブで空いている紙パス,排紙トレイで処理可能なものがPBM15内にあるかどうかを判断し(4)、処理可能な他のジョブがないと判断した場合は、ステップ(8)へ移り、ジャム処理待ちとなる。
【0136】
一方、ステップ(4)で処理可能な他のジョブがあると判断した場合には、処理可能なジョブを処理する(5)。次いで、当該処理が終了された後、ジャム処理が終了しているかどうかを判断し(6)、ジャム処理されていたと判断した場合には、現在動作中のジョブの終了後に最初のジョブを再開し(7)、通常のジョブ処理モードに復帰する。
【0137】
一方、ステップ(6)でジャム処理されていないと判断した場合には、ステップ(4)へ戻り、上記の他のジョブで空いている紙パスで動作可能なものがPBM15内にあるかどうかの判断する。
【0138】
これにより、システム内で処理しているジョブに対して消耗部材の補給または指定されたサイズの用紙切れ等が発生した場合には、先行できるジョブが記憶されている場合には、ジョブ処理順序を変更して処理することができる。従って、システムの状態に応じて柔軟に対処しながら画像処理効率を格段に向上させることができる。
【0139】
以下、本実施形態と第17の発明の各工程との対応及びその作用について図13,図15,図17等を参照して説明する。
【0140】
第17の発明は、原稿画像を入力する入力手段(リーダ部2)と、前記入力手段から入力される原稿画像を画像情報としてジョブ毎に複数記憶可能な記憶手段(プリントバッファメモリ15)と、前記記憶手段に記憶された画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力する出力手段(プリンタ部1)とを有する画像処理装置のジョブ処理方法において、前記出力手段の画像処理状態を監視する監視工程(図13,図15,図17のステップ(1))と、該監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させる停止工程図13,図15,図17のステップ(2),(3))と、該ジョブ停止時に、前記出力手段で出力可能なジョブ有無を判別する判別工程(図13,図15のステップ(5),図17のステップ(4))と、該判別結果に基づいて前記記憶手段に記憶される後続のジョブを先行させる処理工程(図13,図15のステップ(6),図17のステップ(5))とをコントローラ123がROM等の記憶された制御プログラムに基づいて実行し、記憶された後続のジョブを遅延することなく出力させることができる。
【0141】
〔他の実施形態〕
本発明は、上記ジャムに限らず、図18〜図21に示す他のジャムにも本発明を適用することができる。
【0142】
図18〜図21は、図1に示した画像処理装置のジャム発生箇所を説明する断面図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0143】
図18に示すように、転写紙給紙部4内の一方の転写紙収納トレイ401からプリンタ部1への搬送路でのジャムの発生した場合に対応し、この場合もう一方の転写紙収納トレイ401内の転写紙により処理できるジョブがある場合には、該ジョブを処理させるように制御してもよい。
【0144】
また、図19に示すように、仕分け装置8内でのジャムが発生し、製本装置7までジャムが達しない時、仕分け装置8を使わないで処理できるジョブがある場合には、該ジョブを処理させるように制御してもよい。
【0145】
さらに、図20に示すように、製本装置7内の束搬送部でのジャムが発生し、かつ、製本装置7の水平搬送部が動作可能なときで、製本せずに仕分けを行うジョブがある場合には、当該ジョブを処理させるように制御してもよい。
【0146】
また、図21に示すように、仕分け装置8内の上段から8番目より下のビンへの搬送路でのジャム発生時、上段から7段目までのビンを使うジョブ、もしくは仕分け装置8を使用しないジョブがある場合には、該ジョブを処理させるように制御してもよい。
【0147】
なお、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0148】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0149】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る第1の発明によれば、前記出力手段の障害状態を監視する監視手段の監視結果に基づいて制御手段が実行中のジョブを停止させ、前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更して前記出力手段で出力可能なジョブを前記出力手段に出力するとともに前記出力可能なジョブの出力完了に応じて前記監視手段による監視に基づき停止させたジョブの出力の可否を判定し、出力可能であれば出力を行わせ、前記監視手段の監視結果に基づき前記制御手段によりジョブが停止された理由及び前記障害状態の回復手順を表示するので、記憶された後続のジョブを遅延することなく出力させることができる。
【0150】
第2の発明によれば、前記指定手段により前記優先モードが指定されている場合に、前記制御手段が前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更して前記出力手段で出力可能なジョブを前記出力手段に出力するので、優先モードを指定した場合に、ユーザが意図する記憶された後続のジョブを遅延することなく出力させることができる。
【0151】
第3の発明によれば、複数のユニットを組合せてシステム接続可能とする前記出力手段で出力可能なジョブを出力するので、各ユニットの組合せで可能なジョブを出力させることができる。
【0152】
第4の発明によれば、前記監視手段は、各ユニットの動作状態を監視するので、ジョブを停止させる要因となるユニットと他のジョブを出力させることが可能なユニットとを識別することができる。
【0153】
第5の発明によれば、前記複数のユニットのいずれか1つは記録媒体を搬送するための搬送経路を複数備える給紙ユニットとするので、いずれかの給紙ユニットに給送不能となる要因が発生しても、他の給紙ユニットから他のジョブが要求する記録媒体を給送することができる。
【0154】
第6の発明によれば、前記複数のユニットのいずれか1つは画像処理された記録媒体に所定の後処理を行うための搬送経路を複数備える後処理ユニットとするので、後処理不能となる要因が発生しても、後処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0155】
第7の発明によれば、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体にステイプル処理を行うので、ステイプル処理が不能となる要因が発生しても、ステイプル処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0156】
第8の発明によれば、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を綴じ込む製本処理を行うので、製本処理が不能となる要因が発生しても、製本処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0157】
第9の発明によれば、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を仕分けるソータ処理を行うので、ソータ処理が不能となる要因が発生しても、ソータ処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0158】
第10の発明によれば、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を折る処理を行うので、折り処理不能となる要因が発生しても、折り処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0159】
第11の発明によれば、前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を積載する処理を行うので、記録媒体を積載する処理が不能となる要因が発生しても、記録媒体を積載する処理無しとする他のジョブの要求を先行して処理させることができる。
【0160】
第12の発明によれば、前記制御手段は、前記監視手段の監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させ、前記記憶手段に最大空き領域を確保可能なジョブを優先出力するように前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更するので、記憶された後続するジョブを遅延することなく出力するとともに、後続するジョブの入力要求を受け付けることができる。
【0161】
第13の発明によれば、前記監視手段は、前記出力装置の搬送経路上における記録媒体の搬送ジャムを監視するので、搬送ジャムによりジョブが停止しても、他のジョブの出力するための搬送経路の有無を判別することができる。
【0162】
第14の発明によれば、前記監視手段は、前記出力装置内の消耗材切れ状態を監視するので、補給可能な消耗材切れに基づいてジョブが停止しても、消耗材を使用しない他のジョブの有無を判別することができる。
【0163】
第15の発明によれば、前記監視手段は、指定されたサイズの記録媒体有無を監視するので、指定されたサイズの記録媒体切れによりジョブが停止しても、当該指定サイズとは異なるサイズを指定して給送可能な他のジョブの有無を判別することができる。
【0164】
第16の発明によれば、前記監視手段は、前記出力装置内に積載不可能状態を監視するので、記録媒体を積載場所に積載不可能によりジョブが停止しても、当該積載場所とは異なる積載場所を指定して積載可能な他のジョブの有無を判別することができる。
【0165】
第17の発明によれば、前記出力手段の障害状態を監視し、該監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させ、該ジョブ停止時に、前記出力手段で出力可能なジョブ有無を判別し、該判別結果に基づいて前記記憶手段に記憶される後続のジョブを先行させ、ジョブを停止させた場合、この停止の理由及び前記障害状態の回復手順を表示手段に表示させ、前記先行させたジョブの出力完了に応じて前記停止させたジョブの出力の可否を判定し、出力可能であれば出力を行わせるので、記憶された後続のジョブを遅延することなく出力させることができる。
【0166】
従って、ジョブ停止時の出力資源を使用して出力可能に蓄積されているジョブを遅延することなく出力してジョブ処理効率を格段に向上できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の第1実施形態を示す複合画像処理システムの構成を説明する概略断面図である。
【図2】図1に示したリーダ部の構成を説明する断面図である。
【図3】図2に示したADFの両面原稿読取り時の搬送経路を示す模式図である。
【図4】図1に示したリーダ部の画像処理部の構成を説明するブロック図である。
【図5】図1に示したリーダ部の画像処理部による画像処理例を示す図である。
【図6】図1に示したリーダ部の画像処理部による画像処理例を示す図である。
【図7】図4に示した画像処理部から出力される黒画像データ,赤画像データを蓄えるプリンタバッファメモリの構成を説明するブロック図である。
【図8】図7に示したメモリ部のメモリマップを説明する図である。
【図9】図1に示した製本装置の構成を説明する断面図である。
【図10】図1に示した仕分け装置の構成を説明する断面図である。
【図11】図7に示したプリンタバッファメモリのメモリアクセス制御回路の一例を示す要部ブロック図である。
【図12】図1に示したOCUに表示されるジョブ処理順序変更指示画面の一例を示す図である。
【図13】本発明に係る画像処理装置の第1のジョブ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】図1に示したOCUに表示されるジョブ処理順序変更指示画面の一例を示す図である。
【図15】本発明に係る画像処理装置の第2のジョブ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】図1に示したOCUに表示されるジョブ処理順序変更指示画面の一例を示す図である。
【図17】本発明に係る画像処理装置の第3のジョブ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図18】図1に示した画像処理装置のジャム発生箇所を説明する断面図である。
【図19】図1に示した画像処理装置のジャム発生箇所を説明する断面図である。
【図20】図1に示した画像処理装置のジャム発生箇所を説明する断面図である。
【図21】図1に示した画像処理装置のジャム発生箇所を説明する断面図である。
【符号の説明】
15 プリンタバッファメモリ(PBM)
123 コントローラ
7001 システム情報
Claims (17)
- 原稿画像を入力する入力手段と、
前記入力手段から入力される原稿画像を画像情報としてジョブ毎に複数記憶可能な記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力する出力手段と、
前記記憶手段から前記出力手段に出力すべき各ジョブの出力順序を管理する管理手段と、
前記出力手段の障害状態を監視する監視手段と、
前記監視手段の監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させ、前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更して前記出力手段で出力可能なジョブを前記出力手段に出力するとともに前記出力可能なジョブの出力完了に応じて前記監視手段による監視に基づき停止させたジョブの出力の可否を判定し、出力可能であれば出力を行わせる制御手段と、
前記監視手段の監視結果に基づき前記制御手段によりジョブが停止された理由及び前記障害状態の回復手順を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 出力中のジョブが停止した場合に、他のジョブを優先実行する優先モードを指定する指定手段を有し、前記指定手段により前記優先モードが指定されている場合に、前記制御手段が前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更して前記出力手段で出力可能なジョブを前記出力手段に出力することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記出力手段は、複数のユニットを組合せてシステム接続可能とすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記監視手段は、各ユニットの動作状態を監視することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
- 前記複数のユニットのいずれか1つは記録媒体を搬送するための搬送経路を複数備える給紙ユニットであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
- 前記複数のユニットのいずれか1つは画像処理された記録媒体に所定の後処理を行うための搬送経路を複数備える後処理ユニットであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
- 前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体にステイプル処理を行うことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
- 前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を綴じ込む製本処理を行うことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
- 前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を仕分けるソータ処理を行うことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
- 前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を折る処理を行うことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
- 前記後処理ユニットは、画像処理された記録媒体を積載する処理を行うことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
- 前記制御手段は、前記監視手段の監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させ、前記記憶手段に最大空き領域を確保可能なジョブを優先出力するように前記管理手段に管理される出力順序を一時的に変更することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記監視手段は、前記出力装置の搬送経路上における記録媒体の搬送ジャムを監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記監視手段は、前記出力装置内の消耗材切れ状態を監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記監視手段は、指定されたサイズの記録媒体有無を監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記監視手段は、記録媒体の積載場所の積載量を監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 原稿画像を入力する入力手段と、前記入力手段から入力される原稿画像を画像情報としてジョブ毎に複数記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力する出力手段と、所定の情報を表示する表示手段とを有する画像処理装置のジョブ処理方法において、
前記出力手段の障害状態を監視する監視工程と、
該監視結果に基づいて実行中のジョブを停止させる停止工程と、
該ジョブ停止時に、前記出力手段で出力可能なジョブ有無を判別する判別工程と、
該判別結果に基づいて前記記憶手段に記憶される後続のジョブを先行させる処理工程と、
前記停止工程でジョブを停止させた場合、この停止の理由及び前記障害状態の回復手順を前記表示手段に表示させる工程と、
前記処理工程により先行させたジョブの出力完了に応じて前記停止させたジョブの出力の可否を判定し、出力可能であれば出力を行わせる制御工程と、
を有することを特徴とする画像処理装置のジョブ処理方法。
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