JPH09167893A - 電子機器筐体、それに用いる電子機器筐体本体および電子機器筐体用扉ならびにその製造方法 - Google Patents

電子機器筐体、それに用いる電子機器筐体本体および電子機器筐体用扉ならびにその製造方法

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JPH09167893A
JPH09167893A JP7327585A JP32758595A JPH09167893A JP H09167893 A JPH09167893 A JP H09167893A JP 7327585 A JP7327585 A JP 7327585A JP 32758595 A JP32758595 A JP 32758595A JP H09167893 A JPH09167893 A JP H09167893A
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door
metal fitting
housing
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side metal
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JP7327585A
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Yuuji Ganriyuu
裕司 眼龍
Sumio Kimura
純生 木村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/04Metal casings
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/0004Casings, cabinets or drawers for electric apparatus comprising several parts forming a closed casing
    • H05K5/0013Casings, cabinets or drawers for electric apparatus comprising several parts forming a closed casing assembled by resilient members
    • HELECTRICITY
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/02Details
    • H05K5/0217Mechanical details of casings
    • H05K5/0226Hinges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着接合組立された電子機器筐体およびその
製造方法の提供。 【解決手段】 電子機器ユニットを収納する電子機器筐
体本体の開口55の扉56を開閉自在に取付けるめに、
本体側金具71と、扉側金具72と、これらを結合する
枢着ピン73とを設け、本体側金具71および扉側金具
72の少なくとも一方が、接着剤81、83を含む接合
手段により筐体本体および扉の少なくとも一方に固着さ
れている。接合手段は、接着剤に加えて、本体側金具お
よび扉側金具の少なくとも一方を筐体本体および扉の少
なくとも一方に機械的に保持するためのリベット80、
86、突起100、108、切り欠き162、弾性部材
等の保持具を用いても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器筐体、
それに用いる電子機器筐体本体および電子機器筐体用扉
ならびにその製造方法に関し、特に電子機器が搭載され
た電子機器ユニットを内部に収容して搭載するための制
御盤、配電盤等の電機機器筐体、それに用いる電子機器
筐体本体および電子機器筐体用扉ならびにその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器筐体は、例えば図33に示す如
き構造であり、アングル材等により形成された台座1
と、この台座1上に支持された矩形の底板2と、底板2
から上方に延びた2枚の平行な側板3と、底板2および
3に接続された背板4と、頂板20と、前面開口5を開
閉可能に閉じる扉6とを備えており、全体としては、金
属板を折曲板金加工して溶接により組み立てた直方体状
の筐体である。底板2、側板3、背板4および扉6はそ
れぞれ略矩形の金属板からなるパネルにより構成されて
いる。筐体内部には、側板3の内面に一般にプレチャン
と呼ばれる固定金具7が溶接により取り付けられてお
り、プレチャン7にはユニット取付金具8が取り付けら
れている。ユニット取付金具8には、回路基板等の各種
電子機器が搭載された電子機器ユニット9を筐体の前面
開口5から挿入してねじ10によりねじ止めしてある。
扉6は蝶番11により側板3に可動に取付られており、
開閉自在である。
【0003】このような電子機器筐体に於いては、図3
4に示す如く、底板2のパネル12は、その辺に折曲板
金加工により金属板を折り曲げて形成した、パネル12
の剛性を高めるための補強構造13および14を備えて
いる。第1の補強構造13は、パネル本体から辺に沿っ
て直角に折り曲げられた立ち上がり部分15と、この立
ち上がり部分15からパネル本体に沿って平行に内側に
折り曲げられた内向き折曲部16とを備えたものでえあ
り、第2の補強構造14は、パネル本体から辺に沿って
直角に折り曲げられた立ち上がり部分17と、この立ち
上がり部分17からパネル本体に沿って平行に外側に折
り曲げられた外向き折曲部18とを備えている。
【0004】側板3のパネル19は、同様に、パネル本
体の辺に沿って設けられてパネル12の剛性を高めるた
めの補強構造21を備え、補強構造21はパネル本体の
辺に沿って直角に折り曲げられた立ち上がり部分22
と、この立ち上がり部分22からパネル本体に沿って平
行に内側に折り曲げられた内向き折曲部23とを備えて
いる。
【0005】一例として図34に示す如き底板2と側板
3との組み立てについて説明すれば、底板2の立ち上が
り部分17の外表面と側板3の内向き折曲部23の外表
面とを重ね合わせ、底板2の外向き折曲部18の根元部
分を側板3の内向き折曲部23の縁に組み合わせて当接
させ、図35に示す位置に配置する。この配置のまま、
図35に溶接部分24で示す位置を溶接し、底板2と側
板3とを組み立てる。その他のパネルも略同様の補強構
造を持ち略同様に溶接により組み立てられる。
【0006】従来の電子機器筐体1は、底板2、側板
3、背板4および頂板20により構成された電子機器筐
体本体の開口5を扉6によって開閉できるように、電子
機器筐体本体の側板3の開口5側の縁部に枢着金具11
を備えていて、この枢着金具11により扉6を電子機器
筐体本体に回動自在に枢着させている。
【0007】図36および図37には、図33に示す従
来の電子機器筐体の枢着金具11の詳細をそれぞれ分解
斜視図および平面断面図で示してある。これらの図から
明らかなように、枢着金具11は筐体本体の側板3に設
けられた本体側金具31と、扉6に設けられて本体側金
具31と共働して扉6を支持する扉側金具32と、本体
側金具31および扉側金具32間に延びて、これら金具
31および32を互いに枢動可能に支持する枢着ピン3
3とを備えている。
【0008】枢着金具11の本体側金具31は、図36
に最も良く示されているように、貫通孔34を有する管
状材35と、管状部材35の側面に端面で熔接等により
固着された第1の脚部36および第1の脚部36から略
直角に折り曲げられて略L字型を構成する第2の脚部3
7からなる比較的厚い板部材38とを備えている。板部
材38の第2の脚部37には筐体本体に微調整可能に取
り付けるための長穴39が形成されている。この本体側
金具31は、第2脚部37を筐体本体の側板3の開口5
側の縁に設けられた補強構造21の内向き折曲部23に
沿って延びるように配置し、長穴39を通してボルト4
0あるいはねじを内向き折曲部23に固着することによ
り取り付けられている。
【0009】枢着金具11の扉側金具32は、図36に
最も良く示されているように、中央に貫通孔41を有す
る直方体のブロック状部材である。この扉側金具32
は、扉6の周縁部に設けられ、図34および図35に示
す補強構造と同様の、立ち上がり部42と内向き折曲部
43により形成された扉の補強構造44の内側で、扉6
を筐体本体に組み立てたとき扉側金具32が本体側金具
31上に乗る高さ位置に配置され、熔接45(図37)
によりそこに固着されている。
【0010】枢着金具11の枢着ピン33は、互いに整
列した扉側金具32の貫通孔41と本体側金具31の貫
通孔34とに挿入されてこれら金具31、32を互いに
枢着させ、扉6が筐体本体に対して回動して電子機器筐
体の開口5を開閉できるようにするピンである。
【0011】このような電子機器筐体の溶接による組み
立ては、筐体の剛性強度、信頼性等において有利でこれ
まで広く採用されていたが、溶接作業に熟練技術者が必
要であるため、作業の進行が制限されることがあり、ま
た、溶接痕や溶接熱による歪みが発生するために、パテ
塗りやパテ研ぎをしてこれを取り除いたり修正したりす
る必要があり、塗装済みの金属板を用いる場合には塗装
をし直さねばならなかった。
【0012】このような、溶接による組み立てに変わる
ものとして、平成6年10月26日出願された特願平第
6−262303号明細書記載の如き、リベット等の締
結部材と接着剤とを併用して接合すべき2つの部材を強
固に接合するリベット併用接着方法が提案されている。
このリベット併用接着方法を図33乃至35に示す如き
電子機器筐体に適用する場合には、例えば図34および
35の底板2の立ち上がり部17の外表面と側板3の内
向き折曲部23の外表面との間を接着剤層により接着す
ると共にリベット等の締結部材で締結して接合し、その
他の部分も同様にしてリベット併用接着によりパネルを
互いに接合して筐体を形成するのである。このリベット
併用接着方法により組み立てられた筐体は、接着剤の硬
化まで次の工程を差し控える必要がなく、接着剤注入器
とリベット・ガンという操作に熟練を必要さない工具を
用いるだけでよいので作業工程が簡単であり、溶接によ
る変形が無いため修正作業も不要であって、この点でリ
ベット併用接着方法はすぐれた技術である。
【0013】平成7年1月17日の神戸南部地震によ
り、さまざまな分野に於ける構造の耐震性の再評価が必
要になった。この発明の関連する電子機器筐体の分野に
於いても、溶接により組み立てられた制御盤の溶接部分
にひび割れが入った例が報告されている。上述のリベッ
ト併用接着方法による電子機器筐体についても図36に
概略を示す耐震性の評価を行った。即ち、図示の制御盤
を取り付けたベースに矢印で示す如く正面からみて左右
方向の一定の振動を与える。この振動の振動数が制御盤
の固有振動数と一致すると、制御盤は共振して図に鎖線
で示す如く大きく変形し、制御盤自体だけでなく、プレ
チャン、ユニット取付金具、内部に搭載された内部実装
ユニット等がそれぞれ大きく変形して破壊したり、固定
金具から外れて脱落してしまうことになる。また、他の
装置や構造物に隣接して配置されている場合には、制御
盤がそこに打ち付けられることになり損傷も大きい。高
さが2300mmの制御盤の例に於いては、ベースに加
えた振動の振幅が10mmであったとき、制御盤頂部の
振幅が約300mmとなって約30倍の振幅となり、応
答率(即ち上部振幅(y)/ベース振幅(x))が約3
0にもなった。
【0014】従って、平成7年5月19日出願の特願平
7−121732号明細書には、リベット等の締結具を
併用する接着剤を用いて組み立てられて接着接合され、
必要な耐震性を得るのに充分な剛性を持つ電子機器筐体
が提案されている。
【0015】この出願に記載されている電子機器筐体
(公知ではない)は、電子機器ユニットを内部に搭載す
る電子機器筐体であって、少なくとも一辺に金属板を折
曲げて箱型に形成された補強構造を備えて互いに接合さ
れて筐体を形成する複数の金属パネルと、筐体の角隅部
でパネル間に設けられ、パネルを互いに強固に結合さ
せ、筐体の角隅部の剛性を高める少なくとも1つの結合
金具と、締結具を併用する接着剤を有し、パネル間パネ
ルと結合金具との間を互いに結合する接合手段とを備え
た電子機器筐体である。結合金具は、板金等により形成
した互いに略直角に交わる2本又は3本の脚部を持つ略
L字型あるいは三つ又状の部材である。
【0016】この電子機器筐体は、熔接部分が無く接着
により製造できるの熟練技能者を必要とせず、未熟練作
業者でも容易に製造することができ、熔接痕や熔接歪み
が生じないためにそれらの修正作業が不要である上に意
匠的にも優れている。また、完成した筐体の剛性は従来
の熔接筐体よりも大きく丈夫である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような電
子機器筐体と共に使用するのに特に適していて、電子機
器筐体本体と電子機器筐体用扉とを回動自在に枢着し
て、この扉により筐体本体の開口を開閉できるようにす
る枢着金具の具体的構成を提供することが望まれてい
る。特に電子機器筐体本体と電子機器筐体用扉とを回動
自在に枢着する枢着金具をも含むそれぞれの構成要素
が、リベット等の締結具を併用する接着剤を用いて組み
立てられて接着接合され、必要な耐震性を得るのに充分
な剛性を持つ電子機器筐体、それに用いる電子機器筐体
本体および電子機器筐体用扉ならびにその製造方法を開
発することが望まれている。
【0018】従ってこの発明の目的は、リベット等の締
結具を併用する接着剤を用いて組み立てられ、電子機器
筐体本体と電子機器筐体用扉とを回動自在に枢着する枢
着金具をも含めて接着接合され、必要な耐震性を得るの
に充分な剛性を持つ電子機器筐体、それに用いる電子機
器筐体本体および電子機器筐体用扉ならびにその製造方
法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子機器
筐体は、電子機器ユニットを内部に搭載する金属製の電
子機器筐体であって、開口を有する筐体本体と、筐体本
体の開口を開閉する扉と、扉を筐体本体に開閉自在に取
り付ける枢着金具とを備え、枢着金具は、筐体本体に設
けられた本体側金具と、扉に設けられて本体側金具と共
働して扉を支持する扉側金具と、本体側金具および筐体
側金具間に延びて、これら部材を互いに枢動可能に支持
する枢着ピンとを備え、本体側金具および扉側金具の少
なくとも一方が、接着剤を含む接合手段により筐体本体
および扉の少なくとも一方に固着されている。
【0020】請求項2記載の電子機器筐体に於いては、
接合手段が、接着剤に加えて、本体側金具および扉側金
具の少なくとも一方を筐体本体および扉の少なくとも一
方に機械的に保持する保持具をも含んでいる。
【0021】請求項3記載の電子機器筐体に於いては、
保持具がリベットである。
【0022】請求項4記載の電子機器筐体に於いては、
保持具が位置決め保持用の切り欠きである。
【0023】請求項5記載の電子機器筐体に於いては、
保持具が位置決め用の突起とこの突起を受入れる凹部を
備えている。
【0024】請求項6記載の電子機器筐体に於いては、
保持具が弾性体である。
【0025】請求項7記載の電子機器筐体に於いては、
弾性体が筐体本体および扉の少なくとも一方の弾性のあ
る構造材の一部である。
【0026】請求項8記載の電子機器筐体に於いては、
筐体本体および扉本体の少なくとも一方が折曲げて形成
さた補強構造を備え、本体側金具および扉側金具の少な
くとも一方が、補強構造に固着されている。
【0027】請求項9記載の電子機器筐体に於いては、
本体側金具および扉側金具の少なくとも一方が、筐体本
体および扉本体の少なくとも一方に設けられてこれを補
強する補強材と一体構造である。
【0028】請求項10記載の電子機器筐体に於いて
は、本体側金具および扉側金具の少なくとも一方が、ブ
ロック状のほぼ直方体部材である。
【0029】請求項11記載の本体側金具および扉側金
具の少なくとも一方が、折曲加工した板金製である請求
項1乃至9のいずれか記載の電子機器筐体。
【0030】請求項12記載の電子機器筐体に於いて
は、開口を有し、電子機器ユニットを内部に搭載する金
属製の電子機器筐体本体であって、開口を開閉する扉を
筐体本体に開閉自在に取り付けるための枢着金具を備
え、枢着金具は、接着剤を含む接合手段により筐体本体
に固着されてなる電子機器筐体本体。
【0031】請求項13記載の電子機器筐体に於いて
は、電子機器ユニットを内部に搭載する電子機器筐体の
開口を開閉する金属製の扉であって、扉を筐体本体に開
閉自在に取り付けるための枢着金具とを備え、枢着金具
は、接着剤を含む接合手段により扉に固着されてなる。
【0032】請求項14記載の電子機器筐体に於いて
は、開口を有する筐体本体と、筐体本体の開口を開閉す
る扉と、筐体本体に取り付けられる筐体側金具、扉に取
り付けられる扉側金具およびこれら金具を枢着するピン
を有し、扉を筐体本体に開閉自在に取り付ける枢着金具
とを備え、電子機器ユニットを内部に搭載するための電
子機器筐体の製造方法であって、本体側金具および扉側
金具の少なくとも一方を、接着剤を含む接合手段により
筐体本体および扉の少なくとも一方に固着する工程と、
本体側金具および扉側金具に枢着ピンを挿通して互いに
枢着し、扉を筐体本体に開閉自在に取り付ける工程とを
備えている。
【0033】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1乃至5には、本発明の実施の形態を
示し、図1は本発明の電子機器筐体を示す斜視図、図2
乃至図5は本発明の電子機器筐体の枢着金具の詳細を示
す図である。
【0034】図1に示す本発明の電子機器筐体は制御盤
の例であって、全体の構成はこれまで溶接によって製作
されていた図33に示す制御盤と同様であり、全体とし
ては、金属板を折曲板金加工して製作した略矩形のパネ
ルを溶接により組み立てた直方体状の筐体であって、ア
ングル材等により形成された台座51と、この台座51
上に支持された矩形の底板パネルである底板52と、底
板52から上方に延びた2枚の平行な側板パネルである
側板53と、頂板49と、底板52および53に接続さ
れた背面扉パネルである背面扉54と、前面開口55を
開閉可能に閉じる扉パネルである扉56とを備えてい
る。筐体内部には、側板53の内面に一般にプレチャン
と呼ばれる断面が略C字形の固定金具61がリベット併
用接着接合により水平方向に取り付けられており、固定
金具61には垂直方向のユニット取付金具62が図示し
てない取付ネジにより取り付けられている。ユニット取
付金具62には、回路基板等の各種電子機器が搭載され
た電子機器ユニット63を筐体の前面開口55から挿入
してねじ64によりねじ止めしてある。扉56は蝶番で
ある枢着金具60により側板53に可動に取付られてお
り、前面開口55が開閉自在とされている。
【0035】電子機器筐体は、底板52、側板53、背
面扉54および頂板49により構成された電子機器筐体
本体の開口55を前面の扉56によって開閉できるよう
に、電子機器筐体本体の側板53の開口55側の縁部に
枢着金具60を備えており、この枢着金具60により全
面の扉56が電子機器筐体本体に回動自在に枢着されて
いる。
【0036】このような電子機器筐体に於いては、各パ
ネルを一枚の平坦な板部材で構成することもできるが、
後に詳しく説明する接着接合および剛性のためには、折
曲板金加工により少なくとも1つの辺で折曲られて補強
されていることが望ましい。
【0037】本発明の電子機器筐体の底板パネル52、
側板53、頂板49、背面扉54および扉56は各々そ
の少なくとも一辺に補強構造を持ったパネルであって、
補強構造は図33乃至図37に示す補強構造と同様のも
のである。
【0038】電子機器筐体の筐体本体の開口55を形成
する側板パネル53には、図2および図3に示す如く、
金属板を折曲板金加工により折り曲げてパネル本体部の
辺に沿って設けられて側板パネル53の剛性を高めるた
めの補強構造65が設けられている。補強構造65はパ
ネル本体の辺に沿って直角に折り曲げられた立ち上がり
部分66と、この立ち上がり部分66からパネル本体に
沿って平行に内側に折り曲げられた内向き折曲部67と
を備えている。
【0039】電子機器筐体の筐体本体の開口55を閉じ
る扉56には、側板パネル53と同様、図2および図3
に示す如く折曲板金加工によりパネル本体部の辺に沿っ
て設けた剛性を高めるための補強構造68が設けられて
いる。補強構造68はパネル本体の辺に沿って直角に折
り曲げられた立ち上がり部分69と、この立ち上がり部
分69からパネル本体に沿って平行に内側に折り曲げら
れた内向き折曲部70とを備えている。
【0040】この発明によれば、図2および図3に示す
如く、図36および図37に示すものと同様に、筐体本
体の側板53の補強構造65の内向き折曲部70には、
本体側金具71が後に詳しく説明する接着接合により固
着されており、扉56の補強構造68の内側には扉側金
具72が接着接合により固着されており、本体側金具7
1と扉側金具72とを貫通した枢着ピン73が設けられ
ている。
【0041】図2および図3には、図1に示すこの発明
の電子機器筐体の枢着金具60の詳細をそれぞれ分解斜
視図および平面断面図で示してある。これらの図から明
らかなように、枢着金具60は筐体本体の側板53に設
けられた本体側金具71と、扉56に設けられて本体側
金具71と共働して扉56を支持する扉側金具72と、
本体側金具71および扉側金具72間に延びて、これら
金具71および72を互いに枢動可能に支持する枢着ピ
ン73とを備えている。
【0042】枢着金具60の本体側金具71は、図2に
最も良く示されているように、貫通孔74を有する管状
部材75と、管状部材75の側面に端面で熔接等により
固着された第1の脚部76および第1の脚部76から略
直角に折り曲げられて略L字型を構成する第2の脚部7
7からなる比較的厚い板部材78とを備えている。図3
に示す如く、板部材78の第2の脚部77には筐体本体
に例えばモノボルト(締結すべき部材の一方の側からだ
けでもかしめることのできるリベット)等のリベット等
の締結具80を通す穴79が形成されている。また、本
体側金具71には、穴79が形成されていて第2脚部7
7の補強構造65の内向き折曲げ部67に面する表面に
接着剤81が塗布されて、筐体本体の側板53の開口5
5側の縁に設けられた補強構造65の内向き折曲部67
に接着されると共にリベット80によりしっかりと固定
されている。
【0043】枢着金具11の扉側金具72は、図4乃至
図5に最も良く示されているように、長手方向に貫通孔
82を有する略直方体のブロック状部材である。扉側金
具72には、貫通孔82に対して交わらぬように直角に
延びたリベット穴84が形成されている。リベット穴8
4は段付の貫通孔で図5に示す如きモノボルト等の締結
すべき部材の一方の側からだけでもかしめることのでき
るリベットを使用できるようにしてある。異なるこの扉
側金具72は、扉56の周縁部に設けられ、図34およ
び図35に示す補強構造と同様の、立ち上がり部69と
内向き折曲部70により形成された扉56の補強構造6
8の内側で、扉56を筐体本体に組み立てたとき扉側金
具72が本体側金具71上に乗る高さ位置に固着されて
いる。扉側金具72も本体側金具71と同様、少なくと
も一平面で接着剤83とリベット等の締結具84により
扉の補強構造68の立ち上がり部69に接着接合されて
いる。
【0044】図示の例では、扉側金具72は補強構造6
8の折曲げ部に対応する角の部分に面取り85を施して
あリ、折曲げ部のアール部分を吸収するとともに余分の
接着剤83の逃げの作用をさせている。
【0045】枢着金具60の枢着ピン73は、互いに整
列した扉側金具72の貫通孔82と本体側金具71の貫
通孔74とに挿入されてこれら金具71、72を互いに
枢着させ、扉56が筐体本体に対して回動して電子機器
筐体の開口55を開閉できるようにするピンである。
【0046】この発明の電子機器筐体に於いては、先ず
各パネルを接着接合により組み立てて筐体本体と扉とを
製造し、筐体本体の側板53の内向き折曲げ部67リベ
ット用の穴をあけ、本体側金具71の第2脚部77の接
合面に接着剤81を塗布して側板53の内向き折曲げ部
67の所定位置に接着し、更に機械的保持具であるリベ
ット80により本体側金具71と内向き折曲げ部67と
を締結する。このように本体金具71も扉側金具72も
共に接着剤81を含む接合手段により筐体本体および扉
56に固着されている。
【0047】この例で用いるリベット80は、締結して
互いに保持すべき部材の一側からだけでもかしめること
のできる、例えばモノボルト等の型式のもので、先端が
拡大し、途中に切り込みが入ったマンドレルに、中空で
頭部を持つリベット本体が嵌合したものであり、リベッ
ト・ガンに装着してリベット孔にリベット本体を挿入
し、マンドレルを強い力で引っ張って締結するものであ
る。リベット・ガンによりマンドレルを引っ張ると、マ
ンドレルの拡大された先端によりリベット本体の先端が
塑性変形して拡張され、締結すべき部材をリベット頭部
と拡張部との間でしっかりと締結する。さらにマンドレ
ルを引っ張ると、マンドレルが切り込み部分でちぎれ、
リベット本体から除去される。リベット80による締結
を接着剤81に併用しているので、接着剤81が硬化す
るまでクランプ等で保持しておく必要が無く、接着剤8
1の硬化を待たずに次の作業に移行できる。
【0048】扉側金具72についても同様に、扉56の
立ち上がり部69の所定位置にリベット用の穴をあけ、
接合面に接着剤83を塗布し、このリベット用穴に扉側
金具72のリベット穴84を整列させ、扉56の断面U
字型の補強構造68のパネル本体部と立ち上がり部69
との内面の所定位置に接着する。次に工具を用いてリベ
ット穴にモノボルト等のリベット86を挿入し、塑性変
形によりかしめ、扉側金具72と補強構造68の立ち上
がり部69とを締結して互いに機械的に保持する。
【0049】このように、本体側金具71および扉側金
具72を、それぞれ接着剤81および83を含みリベッ
ト80および86等の機械的保持具を持つ接合手段によ
り筐体本体の側板53および扉56に固着した後、本体
側金具71の貫通孔74および扉側金具72の貫通孔8
2を整列させて枢着ピン73を挿通してこれら金具を互
いに枢着すれば、扉56を筐体本体に開閉自在に取り付
けることができる。
【0050】実施の形態2.図6に示す実施の態様に於
いては、扉側金具88に図4に示すリベット用穴84等
のリベット穴が無く、接着剤83の接着力と補強構造6
8のばね作用とだけで接合されている。即ち、扉側金具
88は扉56のパネル本体、立ち上がり部69および内
向き折曲げ部70の弾性を利用してそれらのばね作用に
よりパネル本体と内向き折曲げ部70との間に弾性的に
保持されている。接着剤83はこの例ではパネル本体お
よび立ち上がり部69に対応する接合面に適用されてい
る。このように、この例に於いては扉側金具88を機械
的に保持する保持具が補強構造68の弾性である。
【0051】この例では、接合手段が接着剤83と補強
構造68のばね作用とで構成されている。従って、リベ
ットを用いるものに比較して、リベット穴を形成する作
業やリベット打ち作業が不要であるので、リベットの頭
が表面に出ていない電子機器筐体が低コストで迅速に製
造できる。
【0052】実施の態様3.図7に示す実施の態様に於
いては、扉側金具88の接着剤83を適用した接合面
が、立ち上がり部69に面する表面と、内向き折曲げ部
70に面する表面とである。この例ではリベット86を
用いるものとして図示してあるが、図6の扉側金具88
と同様にリベットを用いずにばね作用で保持する構造の
ものとすることもできる。
【0053】実施の形態4.図8乃至図10の扉側金具
90は、略直方体ブロック状の金具本体91の頂部から
軸方向に一体に延びてリベット穴92を有する板状の延
長部93と、金具本体91の底部から軸方向に直角に突
出した係合部94とを備えている。この扉側金具90
は、図9および図10に示す如く扉56の補強構造68
内に配置されて固着される。即ち、扉側金具90の延長
部93のある側の面に接着剤83を塗布し、係合部94
を補強構造68の切欠部95に係合させて補強構造68
の立ち上がり部69に接着し、延長部93のリベット穴
92と立ち上がり部69のリベット穴(図示してない)
とにリベット96を通し、かしめて扉側金具90を扉5
6に接着接合する。
【0054】この例では、リベット96が一本であるの
でリベット打ちの作業が簡単容易で短時間ですむ。係合
部94を内向き折曲げ部70の切り欠き部95に係合さ
せて、位置決めと同時に扉側金具90の回り止め作用を
させることができる。
【0055】図示の例ではリベット96が補強構造68
の立ち上がり部69に設けられているが、電子機器筐体
の意匠性を高めるためリベット96が内向き折曲げ部7
0に出るように延長部93の配置を変えても良い。ま
た、接着剤を適用する面は少なくとも1つあれば充分で
あるし、補強構造68の弾性を機械的な保持手段として
利用しても良い。
【0056】実施の形態5.図11に示す扉側金具97
は短冊状金属板を略C字型に折曲げて、接着剤の塗布の
ために必要な表面や、リベット穴を形成するために必要
な面を形成し、全体としては略直方体の外形となるよう
に形成されたものである。扉側金具97の頂面及び底面
には枢着ピン73(図2)を挿入するための整列した貫
通孔98が形成されており、互いに向き合ってC字型の
両端部をなす部分には、締結具であるリベット(図示し
てない)を挿入するためのリベット穴99が設けられて
おり、リベット穴99のある接合面からは回り止めある
いは位置決め用の切起こした突起100が突出してい
る。組立時にはリベット穴99の設けられた接合面に接
着剤83を塗布し、この接合面の突起100を相手の扉
の立ち上がり部69に形成した穴(図示してない)に挿
入して接着、リベット等の締結具で固定する。この扉側
金具97は容易かつ安価に製造でき軽量である。
【0057】実施の形態6.図12に示す扉側金具10
2は、短冊状金属板をロ字型に折曲げて端部を接合し、
接着剤の塗布のために必要な表面や、リベット穴を形成
するために必要な面を形成し、全体としては略直方体の
外形となるように形成されたものである。この部材は、
断面が矩形の中空管を切断して形成することもできる。
扉側金具102の頂面及び底面には枢着ピン73(図
2)を挿入するための整列した貫通孔98が形成されて
おり、扉56の補強構造68の立ち上がり部69に面す
る部分には、締結具であるリベット(図示してない)を
挿入するためのリベット穴104が設けられている。組
立時にはリベット穴104の設けられた接合面に接着剤
83を塗布して接着し、リベット等の保持具で固定す
る。この扉側金具97も容易かつ安価に製造でき軽量で
ある。
【0058】実施の形態7.図13乃至図15には更に
別の扉側金具の例を示す。図13はこの扉側金具106
と扉56との位置関係を斜視図で示し、図14は図13
の線A−Aに沿った断面図、図15は図13の線B−B
に沿った断面図である。この扉側金具106は、短冊状
金属板を略コ字型に折曲げて、接着剤の塗布のために必
要な表面や、リベット穴を形成するために必要な面を形
成したものである。扉側金具106の2枚の平行な頂面
及び底面には枢着ピン73(図2)を挿入するための整
列した貫通孔98が形成されており、その間の中間部分
には、機械的保持具であるリベット(図示してない)を
挿入するためのリベット穴107が設けられており、ま
たリベット穴107のある中間部分の接合面からは回り
止めあるいは位置決め用の切起こした突起108が突出
している。この突起108は扉側金具のずれ移動を防ぐ
という意味で機械的な保持作用を持つ保持具でもある。
組立時にはリベット穴107の設けられた接合面に接着
剤83を塗布し、この接合面の突起108を相手の扉の
立ち上がり部69に形成した穴(図示してない)に挿入
して接着し、頭部の平らな皿リベット109等の締結具
で固定する。この扉側金具106は容易かつ安価に製造
でき軽量である。
【0059】実施の形態8.図16に示す扉側金具11
0に於いては、ブロック状でも折曲げ板金製でも良い金
具本体が、扉56の補強構造68の内面にぴったりと嵌
合するような幅を持っており、また補強構造68の内向
き折曲げ部70に形成した嵌合穴111にはまり込んで
抜け止めとなる保持具でもある突起112が形成されて
いる。扉側金具110の突起112は、図で右側が傾斜
面113となっている。このため扉側金具110の接合
面に接着剤83を塗布し、補強構造68内に圧力をもっ
て押し込むと、この突起112により内向き折曲げ部7
0が弾性に抗して押し上げられ、突起112が嵌合穴1
11に達したときに内向き折曲げ部70が弾性により元
に戻って、接着剤83を補強構造68の内面に圧力下で
接触させた状態で扉側金具110を保持する。このよう
に、内向き折曲げ部の弾性も扉側金具110を機械的に
保持する保持具の作用をする。扉側金具110を補強構
造68から抜き出そうとしても、突起112の図で左側
の面が移動方向に対して略直角であるので、内向き折曲
げ部70を弾性に抗して広げない限り係合穴111に係
合して抜け出ないようになっている。
【0060】このような突起112を持った扉側金具1
10に於いては、突起112のある面に接着剤83を塗
布すれば、扉側金具110を補強構造68内に押し込む
場合にも接合面の接着剤83が補強構造68により擦り
落されてしまうことがないため、接着接合の信頼性が高
くなる。
【0061】実施の形態9.図17の扉側金具114は
ブロック状であっても折曲げ板金製であっても良いが、
扉56の内向き折曲げ部70に形成した係合穴115に
嵌合して係合する突起116を備えている。内向き折曲
げ部70上には、係合穴115を覆うように電子機器筐
体の筐体本体と扉56との間を塵埃等の異物に対して封
止するパッキング117が張り付けてある。この構成に
よれば、係合穴115が隠されるので意匠上好ましい。
このようなパッキング117はリベットが内側折曲げ部
70上にある場合にも同様にリベットを隠すことができ
る。
【0062】実施の形態10.図18の扉側金具118
は折曲げ板金製のものであって、扉56の補強構造68
の内向き折曲げ部70と内向き折り曲げ部70に対向す
るパネル本体部分とに係合穴120を備えた扉56と共
に使用するものである。扉側金具118の2つの平行な
接合面に例えばエンボス加工による突起119を備えて
おり、この突起119が先の例と同様に接着剤83の削
ぎ落としを防いで接着接合の信頼性を高めると共に組立
作業を容易にする。
【0063】実施の形態11.図19に示す扉側金具1
21はブロック状のものであって、図18のものと同
様、扉56の補強構造68の内向き折曲げ部70と内向
き折り曲げ部70に対向するパネル本体部分とに係合穴
120を備えた扉56と共に使用するものである。扉側
金具121の2つの平行な接合面に一体の突起122を
備えており、この突起122が先の例と同様に接着剤8
3の削ぎ落としを防いで接着接合の信頼性を高めると共
に組立作業を容易にする。
【0064】実施の形態12.図20に示す扉側金具1
23はブロック状の部材を貫通して延びたピン124を
備え、本体から突出したピン124の両端が係合用の突
起の作用をする。金具本体を折曲げ板金製としても良
い。
【0065】実施の形態13.図21に示す扉側金具1
25は、ブロック状の金具本体に窪み126を設けたも
のである。この窪み126には扉56の補強部材68の
突起127が嵌合する。この例に於いても、突起127
と窪み126とが共働して扉側金具125を扉56に対
して機械的に保持する保持具の作用をする。
【0066】実施の形態14.図22に示す扉側金具1
28は窪み126が1つであリ、従って扉56側の突起
127も1つである。この場合には接着剤83が掻き落
とされて充分な接着強度が得られなかったり、ずれやは
み出しにより美観を損ねたりすることのないように、窪
み126のない側には接着剤83を適用しないのが望ま
しい。
【0067】実施の形態15.図23に示す扉側金具1
30は、コ字型に折り曲げた板部材の両端部に図2に示
す枢着ピン73を挿通するための貫通孔98が形成さ
れ、その両端に突起131が設けられている。図示して
はないが、突起131は扉56の例えば補強構造68に
設けた係合穴(図示してない)に位置決めや機械的保持
のために嵌合させられ、コ字型の中央部の表面には接着
剤83が塗布されて接着面として用いられる。
【0068】実施の形態16.図24に示す扉側金具1
32は、矩形の板部材をL字型に折曲げたものであリ、
L字の短い脚部に貫通孔98が形成されており、長い脚
部は接着剤を塗布するための接合面である。
【0069】実施の形態17.図25および図26に示
す電子機器筐体の筐体本体135および扉136のいず
れも、図1等に示す如きパネルを折曲げて形成した補強
構造68を持たず、折曲げてない平板パネルである。扉
136を筐体本体135に枢着するための本体側金具1
37および扉側金具138はいずれも直方体のブロック
であって、この例では同一の形状であリ、枢着ピン73
が挿通されて互いに枢動できるようにしてある。本体側
金具137は、直方体ブロックの1つの面全体に接着剤
139が塗布されていてこの面全体で筐体本体135で
ある側板に固着されている。扉側金具138は直方体ブ
ロックの1つの面の約半分にだけ接着剤139が適用さ
れ、この面だけで扉136に接着されており、他の半分
は扉136から突出している。扉側金具138は本体側
金具137上に乗るように配置されて、両者の貫通孔9
8を整列させてあリ、整列した貫通孔98に枢着ピン7
3を通して両者が互いに枢動できるようにしてある。
【0070】この電子機器筐体の枢着金具は、構成が簡
単で製造および組立が容易である。特にリベット穴が無
いので、それを形成する工程の必要も無く、リベット穴
を長穴にする必要も無く、位置の調整が極めて容易であ
る。本体側金具137および扉側金具138の接合の仕
方を入れ替えて、本体側金具137をその一面の半分だ
けで接着されて残りの半分が筐体本体135から突出す
るようにし、扉側金具138はそのブロックの1面全体
で扉136に接着されるようにすることもできる。ま
た、図示の例では接合手段として接着剤だけを用いてい
るが、先に説明した実施の態様のリベット、突起、切り
欠き等の保持具を組合わせて用いることもできる。
【0071】実施の形態18.図27および図28に示
す電子機器筐体に於いては、扉140の周縁に前面のパ
ネル本体から直角に立ち上がった立ち上がり部分141
が形成されている。また、筐体本体142の開口部には
扉140の立ち上がり部分141に対して空間を介して
対向する折れ曲がり部分143が形成されている。筐体
本体142の折れ曲がり部分143と扉140の立ち上
がり部分141との間の空間には、本体側金具144
と、扉側金具145と、これら金具144および145
を互いに枢着する枢着ピン73とを備えた枢着金具が設
けられている。
【0072】本体側金具144および扉側金具145は
同一形状のブロック状部材であり、本体側金具144は
折れ曲がり部分143に接着剤83(斜線で示す)によ
り接着され、扉側金具145は扉140の立ち上がり部
分141に接着剤83(斜線で示す)により接着されて
いる。また、本体側金具144は接着剤83と反対側の
面と扉140の立ち上がり部分141との間に設けた圧
縮ばね146により筐体本体142の折れ曲がり部分1
43に押圧されており、扉側金具145も同様に、接着
剤83と反対側の面と筐体本体142の折れ曲がり部分
143との間に設けた圧縮ばね147により扉140の
パネル本体に押圧されており、これら金具は枢着ピン7
3を介して枢着されている。これらの圧縮ばね146は
本体側金具144および扉側金具145の接着作業中に
接着剤の硬化までの間金具を所定位置に保持しておくた
めの機械的保持具であるので、接着剤83が硬化してし
まったら必ずしも必要ではないが、万一の接着力の低下
を考えると、圧縮ばね146は接着剤83の硬化後も残
しておくのが望ましい。。
【0073】この例では、筐体本体142の折れ曲がり
部分143の縁が筐体の開口部分の周囲全体に亘って延
びており、その縁に全周に亘って密封封止シール148
が設けてある。扉140を閉じたときにはこの封止シー
ル148は扉140のパネル本体の裏面に密着して、筐
体本体142と扉140との間を密に封止する。この封
止シールはパネル本体の補強帯板として良い。
【0074】実施の形態19.図29には、電子機器筐
体の筐体本体に取り付けられた本体側金具150を示
す。本体側金具150は、筐体本体の底板から立ち上が
った立ち上がり部分151にリベット152と接着剤1
53とからなる接合手段により固着された横に長い取付
部155と、取付部155の側縁の一端部から略直角に
延びて枢着ピン73を受入れるための開口156を持つ
枢支部157とを備えている。このような本体側金具1
50は、図示してないが同様の折曲げ板金製の扉側金具
をのせて枢着することもできるし、これまで説明してき
たブロック状の扉側金具やC字型、ロ字型、コ字型、L
字型等の板金製の扉側金具を共に用いることもできる。
【0075】実施の形態20.図30に示す電子機器筐
体に於いては、筐体本体に取り付けられた本体側金具1
60は、筐体本体の底板から立ち上がった立ち上がり部
分161に形成された略矩形の切り欠き162内に嵌合
させられて接着剤163によっても接合する接合手段に
より固着されている。本体側金具160は立ち上がり部
分161の切り欠きを利用して立ち上がり部分161に
両端で接合された横に長い取付部165と、取付部16
5の側縁の一端部から略直角に延びて枢着ピン73を受
入れるための開口166を持つ枢支部167と、取付部
165を枢支部167に連結する連結部168とを備え
ている。このような本体側金具160は、図示してない
が同様の折曲げ板金製の扉側金具をのせて枢着すること
もできるし、これまで説明してきたブロック状の扉側金
具やC字型、ロ字型、コ字型、L字型等の板金製の扉側
金具を共に用いることもできる。
【0076】この本体側金具160によれば、取付部1
65はその両端で立ち上がり部分161の内側(図30
で向こう側)の表面に接着され、取付部165の下側縁
から延びた連結部168により立ち上がり部分161の
厚さ寸法を越え、立ち上がり部分161の外側(図30
で手前側)で広がって枢支部167となっている。この
ため、立ち上がり部分161は取付部165と枢支部1
67とによって挟まれて保持されることになる。
【0077】また、電子機器筐体の組立中あるいは完成
後には、本体側金具160の自重あるいは本体側金具1
60の上に乗せられた扉の重量が、取付部165と枢支
部167との間の連結部168によって支持されること
になり、連結部168を中心にして枢支部167を下に
下げ、それにつれて取付部165を図30で手前に回転
させようとするモーメントは、立ち上がり部分161に
より支持される。このため、立ち上がり部分161と取
付部165との間の接着剤には圧縮力が働き、組立中で
接着剤が硬化してないときには自己保持型に圧力が掛か
って、完全な接着が得られる、接着剤の硬化後には接着
剤の弱い方向である剥離方向に力が作用することがな
い。
【0078】実施の形態21.図31に示す電子機器筐
体に於いては、電子機器筐体の扉が周縁に折曲げにより
形成された補強構造169を持ち、パネル本体部には枢
着金具と補強材とが一体となった補強部材170が接着
剤を含む接合手段により固着されている。補強部材17
0は断面L字型の部材で、一方の脚部171は接合手段
によりパネル本体部に接合されており、他方の脚部17
2はパネル本体部に対して垂直に延びている。補強部材
170の一端の他方の脚部172には図2に示す如き枢
着ピン73を受入れる貫通孔98が形成されていて、こ
の一端が扉側金具として使用できるようにしてある。折
曲げて形成された補強構造169の一部に切り欠き17
3が形成されていて、枢着金具の本体側金具(図示して
ない)がそこを通って扉側金具として作用する補強部材
170の一端に達することができるようにしてある。
【0079】補強構造170の接合手段は、少なくとも
接着剤を用い、接着剤と併用してリベット、位置決め保
持用の切り欠き、突起、ばね等の機械的な保持具を単独
でまたは組合わせて用いることもできる。また、補強部
材170の一端は、折曲げて形成した補強構造169の
内側に押し込んで補強構造169の弾性によりそこに保
持できるようにすることもできる。
【0080】このような構造によれば、補強部材170
の一部が扉側金具として作用するので、部品点数が少な
くてすみ、製造および組立が容易でなる。また、扉側金
具の接合面が極めて大きいため、枢着金具の信頼性が高
い。
【0081】実施の形態22.図32に示す補強部材1
75は、その断面形がコ字型であリ、枢着ピン73を受
入れる貫通孔98がコ字の2本の脚部のそれぞれに形成
されていること以外は図31の補強部材170と同様で
ある。
【0082】この発明によれば、開口を有する筐体本体
と、筐体本体の開口を開閉する扉と、扉を筐体本体に開
閉自在に取り付ける枢着金具とを備えており、この枢着
金具は、筐体本体に設けられた本体側金具と、扉に設け
られて本体側金具と共働して扉を支持する扉側金具と、
本体側金具および筐体側金具間に延びて、これら部材を
互いに枢動可能に支持する枢着ピンとを備えており、本
体側金具および扉側金具の少なくとも一方が、接着剤を
含む接合手段により筐体本体および扉の少なくとも一方
に固着されてなるので、製造が容易で安価であるが信頼
性が高く意匠的にも優れた電子機器筐体が得られる。
【0083】また、この発明によれば、同様に製造が容
易で安価であるが信頼性が高く意匠的にも優れた電子機
器筐体本体および電子機器筐体用扉が得られる。また、
この発明の電子機器筐体の製造方法によれば、筐体本体
側金具および扉側金具の少なくとも一方を、接着剤を含
む接合手段により筐体本体および扉の少なくとも一方に
固着し、次に本体側金具および扉側金具に枢着ピンを挿
通して互いに枢着し、扉を筐体本体に開閉自在に取り付
けるので、丈夫で信頼性が高く、意匠的にも優れた電子
機器筐体を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の電子機器筐体の一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】 この発明の電子機器筐体の枢着金具を示す斜
視図である。
【図3】 図2の枢着金具の平面断面図である。
【図4】 この発明の枢着金具の扉側金具を示す斜視図
である。
【図5】 図4の扉側金具と扉との関係を示す側面断面
図である。
【図6】 図5の扉側金具と扉との関係を示す平面断面
図である。
【図7】 この発明の別の扉側金具を示す平面である。
【図8】 この発明の更に別の扉側金具を示す斜視図で
ある。
【図9】 図8の扉側金具の取り付け状態を示す側面断
面図である。
【図10】 図8の扉側金具の取り付け状態を示す平面
断面図である。
【図11】 この発明の別の扉側金具を示す斜視図であ
る。
【図12】 この発明の更に別の扉側金具を示す斜視図
である。
【図13】 この発明のなお別の扉側金具を示す斜視図
である
【図14】 図13の線A−Aに沿った平面断面図であ
る。
【図15】 図13の線B−Bに沿った平面断面図であ
る。
【図16】 この発明に用いる更に別の扉側金具を示す
平面断面図である。
【図17】 この発明に用いる別の扉側金具を示す平面
断面図である。
【図18】 この発明に用いる更に別の扉側金具を示す
平面断面図である。
【図19】 この発明の別の扉側金具を示す平面断面図
である。
【図20】 この発明の別の扉側金具を示す断面図であ
る。
【図21】 この発明に用いる更に別の扉側金具を示す
平面断面図である。
【図22】 この発明に用いる別の扉側金具を示す平面
断面図である。
【図23】 この発明に用いる別の扉側金具を示す斜視
図である。
【図24】 この発明に用いる更に別の扉側金具を示す
斜視図である。
【図25】 この発明の電子機器筐体の枢着金具を示す
平面図である。
【図26】 図25の枢着金具の斜視図である。
【図27】 この発明の電子機器筐体の別の枢着金具を
示す平面である。
【図28】 図27の枢着金具の斜視図である。
【図29】 この発明の電子機器筐体に用いる枢着金具
の本体側金具を示す斜視図である。
【図30】 この発明の電子機器筐体に用いる枢着金具
の別の本体側金具を示す斜視図である。
【図31】 この発明の電子機器筐体に用いる枢着金具
の扉側金具を示す斜視図である。
【図32】 この発明の電子機器筐体に用いる枢着金具
の別の扉側金具を示す斜視図である。
【図33】 従来の電子機器筐体の一例を示す斜視図で
ある。
【図34】 従来の電子機器筐体の底板パネルおよび側
板パネルの関係を示す斜視図である。
【図35】 従来の電子機器筐体の底板パネルおよび側
板パネルが溶接により組み立てられた状態を示す斜視図
である。
【図36】 従来の電子機器筐体の熔接による枢着金具
を説明する概略図である。
【図37】 図36の枢着金具の平面断面図である。
【符号の説明】
63 電子機器ユニット、55 開口、56 扉、60
枢着金具、71 本体側金具、72 扉側金具、73
枢着ピン、83 接着剤、80 リベット、162
切り欠き、100 突起、120 凹部、146,14
7 弾性体、68 補強構造、170 補強部材

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器ユニットを内部に搭載する金属
    製の電子機器筐体であって、開口を有する筐体本体と、
    上記筐体本体の上記開口を開閉する扉と、上記扉を上記
    筐体本体に開閉自在に取り付ける枢着金具とを備え、 上記枢着金具は、上記筐体本体に設けられた本体側金具
    と、上記扉に設けられて上記本体側金具と共働して上記
    扉を支持する扉側金具と、上記本体側金具および上記筐
    体側金具間に延びて、これら部材を互いに枢動可能に支
    持する枢着ピンとを備え、上記本体側金具および上記扉
    側金具の少なくとも一方が、接着剤を含む接合手段によ
    り上記筐体本体および上記扉の少なくとも一方に固着さ
    れてなる電子機器筐体。
  2. 【請求項2】上記接合手段が、上記接着剤に加えて、上
    記本体側金具および上記扉側金具の少なくとも一方を上
    記筐体本体および上記扉の少なくとも一方に機械的に保
    持する保持具をも含む請求項1記載の電子機器筐体。
  3. 【請求項3】上記保持具がリベットである請求項2記載
    の電子機器筐体。
  4. 【請求項4】上記保持具が位置決め保持用の切り欠きで
    ある請求項2記載の電子機器筐体。
  5. 【請求項5】上記保持具が位置決め用の突起とこの突起
    を受入れる凹部を備えた請求項2記載の電子機器筐体。
  6. 【請求項6】上記保持具が弾性体である請求項2記載の
    電子機器筐体。
  7. 【請求項7】上記弾性体が上記筐体本体および上記扉の
    少なくとも一方の弾性のある構造材の一部である請求項
    6記載の電子機器筐体。
  8. 【請求項8】上記筐体本体および上記扉本体の少なくと
    も一方が折曲げて形成さた補強構造を備え、上記本体側
    金具および上記扉側金具の少なくとも一方が、上記補強
    構造に固着されてなる請求項1乃至7のいずれか記載の
    電子機器筐体。
  9. 【請求項9】上記本体側金具および上記扉側金具の少な
    くとも一方が、上記筐体本体および上記扉本体の少なく
    とも一方に設けられてこれを補強する補強材と一体構造
    である請求項1乃至8のいずれか記載の電子機器筐体。
  10. 【請求項10】上記本体側金具および上記扉側金具の少
    なくとも一方が、ブロック状のほぼ直方体部材である請
    求項1乃至9のいずれか記載の電子機器筐体。
  11. 【請求項11】上記本体側金具および上記扉側金具の少
    なくとも一方が、折曲加工した板金製である請求項1乃
    至9のいずれか記載の電子機器筐体。
  12. 【請求項12】 開口を有し、電子機器ユニットを内部
    に搭載する金属製の電子機器筐体本体であって、上記開
    口を開閉する扉を上記筐体本体に開閉自在に取り付ける
    ための枢着金具を備え、上記枢着金具は、接着剤を含む
    接合手段により上記筐体本体に固着されてなる電子機器
    筐体本体。
  13. 【請求項13】 電子機器ユニットを内部に搭載する電
    子機器筐体の開口を開閉する金属製の扉であって、上記
    扉を上記筐体本体に開閉自在に取り付けるための枢着金
    具とを備え、上記枢着金具は、接着剤を含む接合手段に
    より上記扉に固着されてなる電子機器筐体用扉。
  14. 【請求項14】 開口を有する筐体本体と、上記筐体本
    体の上記開口を開閉する扉と、上記筐体本体に取り付け
    られる筐体側金具、上記扉に取り付けられる扉側金具お
    よびこれら金具を枢着するピンを有し、上記扉を上記筐
    体本体に開閉自在に取り付ける枢着金具とを備え、電子
    機器ユニットを内部に搭載するための電子機器筐体の製
    造方法であって、 上記本体側金具および上記扉側金具の少なくとも一方
    を、接着剤を含む接合手段により上記筐体本体および上
    記扉の少なくとも一方に固着する工程と、 上記本体側金具および上記扉側金具に枢着ピンを挿通し
    て互いに枢着し、上記扉を上記筐体本体に開閉自在に取
    り付ける工程とを備えた電子機器筐体の製造方法。
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