JPH0240661Y2 - - Google Patents

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JPH0240661Y2
JPH0240661Y2 JP17789283U JP17789283U JPH0240661Y2 JP H0240661 Y2 JPH0240661 Y2 JP H0240661Y2 JP 17789283 U JP17789283 U JP 17789283U JP 17789283 U JP17789283 U JP 17789283U JP H0240661 Y2 JPH0240661 Y2 JP H0240661Y2
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JP
Japan
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joint
wall panels
housing structural
receiver
substrate
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JP17789283U
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JPS6084636U (ja
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、住宅用壁パネルの目地構造に関す
る。
プレハブ住宅の外壁構成において、壁パネル群
を並列張設し、その各パネルの接合間隔、即ち、
目地間隔に帯板状の目地材がシール材を介して密
着状に嵌挿された目地構造乃至目地装置は、例え
ば特公昭55−528号公報等において周知である。
ところで、前述公報開示を含む従来例の目地構
造は、目地材を受止める目地受が柱等の住宅構成
材に対して外面モジユール位置でのセンター割り
ができないことから、壁パネルの建込みにさいし
て、接合端面間が種々異なることがあり、外観体
裁、防水効果等の機能が今ひとつなときもあつ
た。
特に、多数の壁パネルを互いに突き合せ状に接
合するとき、個々の接合端面間の誤差は僅かであ
つても、該誤差が累積されてくると、最早、目地
材の巾以上の接合端面間となり、これでは目地材
をビス等の止具で止着せずハンマー等でのたたき
込んで嵌め込む乾式工法にあつては、目地機能が
全く奏されないものとなる。
また、実公昭55−41923号公報で開示されてい
るように、壁パネルの各接合端をL形断面形状に
形成した召し合せ縁としたものがあり、これは目
地材を必要とせず、従つて、前述した接合端面間
の誤差を考慮する必要がない点で有利となる。
しかし乍ら、この従来例では壁パネル自体の端
面構造が複雑であり、所謂、特殊形状パネルとな
り、汎用性の点で問題がある。
そこで、本考案は前述従来例の問題点を乾式工
法による目地構造として解消したものであり、従
つて本考案にあつては、互いに突き合せ状に接合
される壁パネル1,2の接合端面1A,2A間に
目地材3がシール材4を介して密着状に嵌挿され
た目地構造において、前記目地材3の挿入端部3
Aを受け止める部分9Aと柱等の住宅構造材5の
外側面に重ね合される基板9Bとが形成された目
地受9が前記接合端面1A,2A間の壁パネル
1,2内部側に設けられ、前記目地受9の基板9
Bの一端縁のみに住宅構造材の左右いずれかの側
面に係合される折曲片9Cが形成されていること
を特徴とする住宅用壁パネルの目地構造を提供す
るのである。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
第1図および第2図において、1,2は壁パネ
ルであつて、互いに突き合せ状に接合されるもの
であり、その接合端面1A,2A間には目地材3
がシール材4を介して密着状に嵌挿されている。
5は柱等の住宅構造材であり、該住宅構造材5
にはパネル接合金物6が背面より嵌合され、ボル
ト・ナツト7によつて固着され、更に、パネル接
合金物6の左右両片6Aが本例ではビス8を介し
て壁パネル1,2に取付けられている。
9は目地受であり、目地材3の挿入端部3Aを
受け止める部分9Aと基板9Bとからなり、該基
板9Bは住宅構造材5の外側面上に重ね合されて
おり、更に、基板9Bの一端縁のみには住宅構造
材5の左右いずれかの側面に係合される折曲片9
Cが形成されている。
本実施例では目地受9は、シール材4のおさえ
部9Dを有する樋形部の内部に狭乍部を介して受
け止める部分9Aが形成されており、目地材3の
挿入端部3Aのくびれ部が狭乍部に係合され、目
地材3の翼片部3Bの内面が壁パネル1,2の外
面1B,2Bに重合されている。
なお、目地材3は断面T形を基本形状とする長
尺材であつて、翼片部3Bの外表面は壁パネル
1,2の外面1B,2Bと同一乃至類似するテク
スチヤをもつようにされている。従つて、該目地
材3は合成ゴム、プラスチツク、金属材等から構
成される。
第3図から第5図は目地材3の形状、目地受9
の形状等を変形させた本案各種の実施例であり、
第3図の例は受け止め部分9Aが住宅構造材5の
外側面に重ね合され、目地間隔内にはコーキング
材10がシール材4とは別に充填されたものを示
している。
第4図の例は受け止め部分9Aは狭乍部と拡大
部を交互に階段状に形成したものであり、シール
材4、コーキング材10の他に、シール材11が
内蔵されたものを示している。
また、第5図の例は目地材3が金属薄板、硬質
樹脂薄板等から構成され、コーキング材10とシ
ール材12を装着したものである。
而して、いずれの実施例でも基本的な乾式目地
工法(施工)は同じであることから、専ら第1実
施例(第1図、第2図)に基づいてその作用を説
明する。
壁パネル1,2の接合端面1A,2Aを突き合
せて、目地材3によつて気密にするには、住宅構
造材5の外側面に目地受9の基板9Bを重ね合せ
る。
このさい、折曲片9Cを住宅構造材5の左右い
ずれかの側面に係合させることによつて、住宅構
造材5の中心と目地受9の受け止め部分9Aの中
心を合致せしめ、次いで、壁パネル1,2の接合
端面1A,2Aを前記位置決め(センター合せ)
された目地受9を基準として突き合せて建込み、
接合金物6を介して互いに連結してから、目地間
隔には目地材3がシール材4を介して気密状に挿
嵌される。
このさい、目地材3の挿入端部3Aは目地受9
の受け止め部分9Aが正確に位置合せされている
ことから、確実に整合された状態で挿嵌され、こ
こに、精度が期待できる。
なお、目地受9はこれが雨仕舞、捨水切機能を
併せもつことができる。
以上、要するに本考案では目地材3の挿入端部
3Aを受け止める部分9Aを有する目地受9の基
板9Bには、住宅構造材5の左右いずれかのみに
係合する折曲片9Cが形成されているので、該折
曲片9Cによつて柱等の住宅構造材5と目地受9
の位置合せができ、このように位置合された目地
受9の受止め部9Aに壁パネル1,2の接合端面
1A,2Aをシール材4を介して気密にする目地
材3が挿嵌されるものであるから、目地構造は精
度がよくなり、従つて、建込み誤差、寸法誤差等
の累積が起ることは解消できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1実
施例の分解斜視図、第2図は横断平面図、第3図
から第5図は3つの実施例要部を示す横断平面図
である。 1,2……壁パネル、1A,2A……接合端
面、3……目地材、3A……挿入端部、4……シ
ール材、5……住宅構造材、9……目地受、9A
……受け止め部分、9B……基板、9C……折曲
片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに突き合せ状に接合される壁パネル1,2
    の接合端面1A,2A間に目地材3がシール材4
    を介して密着状に嵌挿された目地構造において、 前記目地材3の挿入端部3Aを受け止める部分
    9Aと柱等の住宅構造材5の外側面に重ね合され
    る基板9Bとが形成された目地受9が前記接合端
    面1A,2A間の壁パネル1,2内部側に設けら
    れ、前記目地受9の基板9Bの一端縁のみに住宅
    構造材5の左右いずれかの側面に係合される折曲
    片9Cが形成されていることを特徴とする住宅用
    壁パネルの目地構造。
JP17789283U 1983-11-16 1983-11-16 住宅用壁パネルの目地構造 Granted JPS6084636U (ja)

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JP17789283U JPS6084636U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 住宅用壁パネルの目地構造

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Publication Number Publication Date
JPS6084636U JPS6084636U (ja) 1985-06-11
JPH0240661Y2 true JPH0240661Y2 (ja) 1990-10-30

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JP17789283U Granted JPS6084636U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 住宅用壁パネルの目地構造

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