JPH0451198Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451198Y2 JPH0451198Y2 JP1988078380U JP7838088U JPH0451198Y2 JP H0451198 Y2 JPH0451198 Y2 JP H0451198Y2 JP 1988078380 U JP1988078380 U JP 1988078380U JP 7838088 U JP7838088 U JP 7838088U JP H0451198 Y2 JPH0451198 Y2 JP H0451198Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- panel
- sanderch
- surface plate
- fixed
- Prior art date
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- Expired
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 9
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 2
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、サンドイツチパネルを用いた箱状体
に関する。
に関する。
すなわち、直交するフレーム枠にサンドイツチ
パネルが各々組み付けられてなる、シエルタ、コ
ンテナ、その他の箱状体に関するものである。
パネルが各々組み付けられてなる、シエルタ、コ
ンテナ、その他の箱状体に関するものである。
「従来の技術」
従来のこの種箱状体は次のごとくなつていた。
第5図は従来例の要部の斜視説明図である。ま
ずそのフレーム枠1は、断面ロ字状の本体部2か
ら、平行に対向する保持板3が2組互いに直交す
る関係で突設されてなり、この平行に対向する保
持板3間にサンドイツチパネル4の端部が、嵌挿
されるとともに接着剤により接着固定されてい
た。
ずそのフレーム枠1は、断面ロ字状の本体部2か
ら、平行に対向する保持板3が2組互いに直交す
る関係で突設されてなり、この平行に対向する保
持板3間にサンドイツチパネル4の端部が、嵌挿
されるとともに接着剤により接着固定されてい
た。
このようにして各フレーム枠1に各サンドイツ
チパネル4が組み付けられ、もつて全体が箱状体
に形成されていた。
チパネル4が組み付けられ、もつて全体が箱状体
に形成されていた。
「考案が解決しようとする課題」
ところで、このような従来のサンドイツチパネ
ル4を用いた箱状体にあつては、次の第1,第
2,第3,第4,第5のごとく、工数上の問題等
が指摘されていた。
ル4を用いた箱状体にあつては、次の第1,第
2,第3,第4,第5のごとく、工数上の問題等
が指摘されていた。
第1に、フレーム枠1の保持板3間へのサンド
イツチパネル4の端部の嵌挿作業が容易でなく、
手間がかかるという指摘があつた。
イツチパネル4の端部の嵌挿作業が容易でなく、
手間がかかるという指摘があつた。
第2に、しかも各フレーム枠1への各サンドイ
ツチパネル4の組み付け順序が決められていた。
すなわち前後、左右、上下等により順序が決ま
り、又それぞれのフレーム枠1とサンドイツチパ
ネル4の順序もあり、例えばフレーム枠1だけを
先に組んで後からサンドイツチパネル4をこれに
組み付けることは不可能であり、この面からも作
業に手間がかかるという指摘があつた。
ツチパネル4の組み付け順序が決められていた。
すなわち前後、左右、上下等により順序が決ま
り、又それぞれのフレーム枠1とサンドイツチパ
ネル4の順序もあり、例えばフレーム枠1だけを
先に組んで後からサンドイツチパネル4をこれに
組み付けることは不可能であり、この面からも作
業に手間がかかるという指摘があつた。
第3に、特に最後にサンドイツチパネル4の端
部の嵌挿作業は、手間取り時間がかかつたいた。
すなわち、上述により決められた順序の最後に行
われるサンドイツチパネル4の端部の嵌挿作業
は、既に他のサンドイツチパネル4が直交する方
向に組み付けられたフレーム枠1に対し行われる
ので、特に容易ではなかつた。
部の嵌挿作業は、手間取り時間がかかつたいた。
すなわち、上述により決められた順序の最後に行
われるサンドイツチパネル4の端部の嵌挿作業
は、既に他のサンドイツチパネル4が直交する方
向に組み付けられたフレーム枠1に対し行われる
ので、特に容易ではなかつた。
第4に、サンドイツチパネル4の端部の取り付
け固定が不確実となり勝ちであつた。すなわち、
サンドイツチパネル4の端部をフレーム枠1の保
持板3間に嵌挿する際、両者間の接着剤が剥ぎ取
られてしまい、もつてその接着が不十分となつて
いた。
け固定が不確実となり勝ちであつた。すなわち、
サンドイツチパネル4の端部をフレーム枠1の保
持板3間に嵌挿する際、両者間の接着剤が剥ぎ取
られてしまい、もつてその接着が不十分となつて
いた。
第5に、サンドイツチパネル4とフレーム枠1
との間に段差が生じるので、特に天井のサンドイ
ツチパネル4については圧縮加工を施したものが
用いられていた。
との間に段差が生じるので、特に天井のサンドイ
ツチパネル4については圧縮加工を施したものが
用いられていた。
すなわち、フレーム枠1から突設された保持板
3間にサンドイツチパネル4の端部が嵌挿される
ので、フレーム枠1の本体部2および保持板3の
方が一段高く、そして組み付けられたサンドイツ
チパネル4の方が一段低くなる。そこでこれらを
面一とすべく、天井のサンドイツチパネル4とし
ては、その外周端部が圧縮加工され他の部位より
一段低くなつたものが用いられていた。
3間にサンドイツチパネル4の端部が嵌挿される
ので、フレーム枠1の本体部2および保持板3の
方が一段高く、そして組み付けられたサンドイツ
チパネル4の方が一段低くなる。そこでこれらを
面一とすべく、天井のサンドイツチパネル4とし
ては、その外周端部が圧縮加工され他の部位より
一段低くなつたものが用いられていた。
そしてこのようなサンドイツチパネル4の圧縮
加工された端部を、フレーム枠1の保持板3間に
嵌挿し接着固定するとともに、保持板3の端とサ
ンドイツチパネル4の他の部位間に生じる隙間溝
が、シーリング材等により埋められ、もつてフレ
ーム枠1等とサンドイツチパネル4とが面一とさ
れていた。
加工された端部を、フレーム枠1の保持板3間に
嵌挿し接着固定するとともに、保持板3の端とサ
ンドイツチパネル4の他の部位間に生じる隙間溝
が、シーリング材等により埋められ、もつてフレ
ーム枠1等とサンドイツチパネル4とが面一とさ
れていた。
しかしこのようなサンドイツチパネル4の圧縮
加工およびシーリング材の埋設作業は面倒である
という問題が指摘されるとともに、圧縮加工され
たサンドイツチパネル4について強度上の不安も
指摘されていた。
加工およびシーリング材の埋設作業は面倒である
という問題が指摘されるとともに、圧縮加工され
たサンドイツチパネル4について強度上の不安も
指摘されていた。
従来例ではこのような点が指摘されていた。
本考案は、このような実情に鑑み上記従来例の
問題点を解決すべくなされたものであつて、サン
ドイツチパネルの端部外側の表面板を延出し、こ
れをフレーム枠の所定取付面に取り付け固定する
構造等により、嵌挿作業を要せず組み付け順序も
限定されず、又取り付け固定も確実で、特に天井
も段差なく面一で強度にも優れた、サンドイツチ
パネルを用いた箱状体を提案することを目的とす
る。
問題点を解決すべくなされたものであつて、サン
ドイツチパネルの端部外側の表面板を延出し、こ
れをフレーム枠の所定取付面に取り付け固定する
構造等により、嵌挿作業を要せず組み付け順序も
限定されず、又取り付け固定も確実で、特に天井
も段差なく面一で強度にも優れた、サンドイツチ
パネルを用いた箱状体を提案することを目的とす
る。
「課題を解決するための手段」
この目的を達成する本考案の技術的手段は、次
のとおりである。
のとおりである。
この箱状体は、直交するフレーム枠にサンドイ
ツチパネルが各々組み付けられてなつている。
ツチパネルが各々組み付けられてなつている。
そして上記各サンドイツチパネルは、端部外側
の表面板が4方に延出されている。
の表面板が4方に延出されている。
上記各フレーム枠には外側に、該延出された表
面板に対応した広さと深さで取付面が形成され
て、該延出された表面板が取り付け固定されてい
る。
面板に対応した広さと深さで取付面が形成され
て、該延出された表面板が取り付け固定されてい
る。
かつ上記各フレーム枠には、内側の隅部から2
枚の直交する保持板が突設されて、上記各サンド
イツチパネルの端部内側の表面板が取り付け固定
されている。
枚の直交する保持板が突設されて、上記各サンド
イツチパネルの端部内側の表面板が取り付け固定
されている。
「作用」
本考案に係るサンドイツチパネルを用いた箱状
体は、このような手段よりなるので次のごとく作
用する。
体は、このような手段よりなるので次のごとく作
用する。
フレーム枠の外側の取付面に、サンドイツチパ
ネルの延出された表面板を、当接させた後取り付
け固定する。これとともにそのフレーム枠の内側
に突設された保持板に、そのサンドイツチパネル
の端部内側の表面板を、当接させた後取り付け固
定する。
ネルの延出された表面板を、当接させた後取り付
け固定する。これとともにそのフレーム枠の内側
に突設された保持板に、そのサンドイツチパネル
の端部内側の表面板を、当接させた後取り付け固
定する。
このようにして各フレーム枠に各サンドイツチ
パネルが組み付けられ、もつて全体が箱状体に形
成されている。
パネルが組み付けられ、もつて全体が箱状体に形
成されている。
さてこのような構造よりなるので、次の第1,
第2,第3,第4,第5のごとくなる。
第2,第3,第4,第5のごとくなる。
第1に、サンドイツチパネルは嵌挿によらず当
接され、フレーム枠に取り付け固定されている。
接され、フレーム枠に取り付け固定されている。
第2に、組み付け順序は限定されずどのサンド
イツチパネルからでも、適宜自由な順序で取り付
け固定されもつて組み付けられている。例えばフ
レーム枠だけ先に組んでおき、後からサンドイツ
チパネルをこれに組み付けるようにすることも可
能である。
イツチパネルからでも、適宜自由な順序で取り付
け固定されもつて組み付けられている。例えばフ
レーム枠だけ先に組んでおき、後からサンドイツ
チパネルをこれに組み付けるようにすることも可
能である。
第3に、嵌挿によらず当接されて取り付け固定
されるので、特に最後のサンドイツチパネルの作
業に手間取ることもない。
されるので、特に最後のサンドイツチパネルの作
業に手間取ることもない。
第4に、嵌挿によらず当接によるので、接着剤
の剥ぎ取り等もなく、取り付け固定は支障なく行
われている。
の剥ぎ取り等もなく、取り付け固定は支障なく行
われている。
第5に、サンドイツチパネルとフレーム枠と
は、外表面が段差なく面一に仕上がつている。す
なわちこれは、フレーム枠の取付面が、サンドイ
ツチパネルの延出された表面板に対応した広さと
深さで形成されていることになる。
は、外表面が段差なく面一に仕上がつている。す
なわちこれは、フレーム枠の取付面が、サンドイ
ツチパネルの延出された表面板に対応した広さと
深さで形成されていることになる。
「実施例」
以下本考案を、図面に示すその実施例に基づい
て、詳細に説明する。
て、詳細に説明する。
まずその構成等について説明する。
第1図は本考案の実施例の要部の断面図であ
る。第2図はリベツトで補強した同要部の断面図
である。第3図は同全体の分解した斜視説明図で
ある。第4図は同要部の斜視説明図である。
る。第2図はリベツトで補強した同要部の断面図
である。第3図は同全体の分解した斜視説明図で
ある。第4図は同要部の斜視説明図である。
直交する各フレーム5には、サンドイツチパネ
ル6が各々組み付けられている。
ル6が各々組み付けられている。
サンドイツチパネル6は、芯材61としてハニ
カムコア又は発泡プラスチツク等が用いられ、内
側と外側をそれぞれ表面板62,63にて覆われて
いる。そしてこのサンドイツチパネル6は、周端
部の外側の表面板63が更に4方に延出され、も
つて延出された表面板64が連接形成されている。
そしてこのような各サンドイツチパネル6が、各
フレーム枠5に対し、前後、左右、上下から組み
付けられている。
カムコア又は発泡プラスチツク等が用いられ、内
側と外側をそれぞれ表面板62,63にて覆われて
いる。そしてこのサンドイツチパネル6は、周端
部の外側の表面板63が更に4方に延出され、も
つて延出された表面板64が連接形成されている。
そしてこのような各サンドイツチパネル6が、各
フレーム枠5に対し、前後、左右、上下から組み
付けられている。
フレーム枠5は、その本体部51が断面略ロ字
形の正四角筒状の型材からなつている。なおこの
本体部51の形状はその他各種のものが可能であ
り、例えば下側に用いられるフレーム枠5は、断
面が縦長長方形の角筒状のものを用いた方が、強
度により優れることも考えられる。そしてこのよ
うなフレーム枠5が、前後、左右、上下に配され
て、直交するその端部どうしが連結固定され、も
つて全体の骨組構造が形成されている。
形の正四角筒状の型材からなつている。なおこの
本体部51の形状はその他各種のものが可能であ
り、例えば下側に用いられるフレーム枠5は、断
面が縦長長方形の角筒状のものを用いた方が、強
度により優れることも考えられる。そしてこのよ
うなフレーム枠5が、前後、左右、上下に配され
て、直交するその端部どうしが連結固定され、も
つて全体の骨組構造が形成されている。
フレーム枠5には外側に、サンドイツチパネル
6の延出された表面板64に対応した広さと深さ
で取付面52が形成されている。すなわち、フレ
ーム枠5本体部51の外側2面のサンドイツチパ
ネル6寄りには、上述の延出された表面板64の
広さおよび肉厚と同寸法の浅く広い取付面52が、
段差を設け切欠き形成されている。そしてこの取
付面52に、延出された表面板64が当接位置決め
され、接着剤等により取り付け固定されている。
6の延出された表面板64に対応した広さと深さ
で取付面52が形成されている。すなわち、フレ
ーム枠5本体部51の外側2面のサンドイツチパ
ネル6寄りには、上述の延出された表面板64の
広さおよび肉厚と同寸法の浅く広い取付面52が、
段差を設け切欠き形成されている。そしてこの取
付面52に、延出された表面板64が当接位置決め
され、接着剤等により取り付け固定されている。
又フレーム枠5には、内側の隅部から2枚の直
交する保持板7が突設されている。すなわちフレ
ーム枠5本体部51の内側2面を更に内側に向け
延出して、保持板7が突出形成されている。そし
てこの保持板7に各サンドイツチパネル6の端部
の内側の表面板62が当接位置決めされ、接着剤
等により取り付け固定されている。
交する保持板7が突設されている。すなわちフレ
ーム枠5本体部51の内側2面を更に内側に向け
延出して、保持板7が突出形成されている。そし
てこの保持板7に各サンドイツチパネル6の端部
の内側の表面板62が当接位置決めされ、接着剤
等により取り付け固定されている。
なお上述の取付面52への延出された表面板64
の取り付け固定、および保持板7への内側の表面
板62の取り付け固定に、第2図に示すごとく更
にリベツト8による締結を用いておくと、その固
定がより強固なものとなる。
の取り付け固定、および保持板7への内側の表面
板62の取り付け固定に、第2図に示すごとく更
にリベツト8による締結を用いておくと、その固
定がより強固なものとなる。
又第6図は、このようにして各フレーム枠5に
各サンドイツチパネル6が組み付けられて形成さ
れた箱状体の1例たるシエルタを示し、1図はそ
の正面図であり、2図はその側面図である。
各サンドイツチパネル6が組み付けられて形成さ
れた箱状体の1例たるシエルタを示し、1図はそ
の正面図であり、2図はその側面図である。
シエルタは、箱状をなし扉Dを備え、内部に機
材、荷物等9が装備、積載され、トラツク等の輸
送手段により目的地に搬送され設置される。又前
述のごとくそのフレーム枠5は、前後、左右、上
下に配されて、直交するその端部どうしが連結固
定され、もつてシエルタ全体の骨組構造が形成さ
れている。
材、荷物等9が装備、積載され、トラツク等の輸
送手段により目的地に搬送され設置される。又前
述のごとくそのフレーム枠5は、前後、左右、上
下に配されて、直交するその端部どうしが連結固
定され、もつてシエルタ全体の骨組構造が形成さ
れている。
そして図示のシエルタには、隅部8箇所にそれ
ぞれ補強のための隅金具10が付設されている。
ぞれ補強のための隅金具10が付設されている。
すなわち各フレーム枠5への各サンドイツチパ
ネル6の組み付けが終了した後、この隅金具10
を係るフレーム枠5の端部どうし間に、一部では
延出された表面板64等を介し外側から固設する
ことにより、その連結固定はより強固なものに補
強されている。
ネル6の組み付けが終了した後、この隅金具10
を係るフレーム枠5の端部どうし間に、一部では
延出された表面板64等を介し外側から固設する
ことにより、その連結固定はより強固なものに補
強されている。
以上が構成等の説明である。
以下動作等について説明する。
フレーム枠5の外側の取付面52に、サンドイ
ツチパネル6の延出された表面板64を当接させ
た後、接着剤等により取り付け固定する。
ツチパネル6の延出された表面板64を当接させ
た後、接着剤等により取り付け固定する。
これとともにそのフレーム枠5の内側に突設さ
れた保持板7に、そのサンドイツチパネル6の端
部内側の表面板62を当接させた後、接着剤等に
より取り付け固定する。
れた保持板7に、そのサンドイツチパネル6の端
部内側の表面板62を当接させた後、接着剤等に
より取り付け固定する。
このようにして、直交する各フレーム枠5に各
サンドイツチパネル6が組み付けられて行く。す
なわち各サンドイツチパネル6の周端部の延出さ
れた表面板64と内側の表面板62とは、それぞれ
すべて各フレーム枠5の取付面52と保持板7と
に取り付け固定される。
サンドイツチパネル6が組み付けられて行く。す
なわち各サンドイツチパネル6の周端部の延出さ
れた表面板64と内側の表面板62とは、それぞれ
すべて各フレーム枠5の取付面52と保持板7と
に取り付け固定される。
もつてすべてのサンドイツチパネル6が直交し
て、全体が所定の箱状体に形成されている。さて
このような構造よりなるので、次の第1,第2,
第3,第4,第5のごとくなる。
て、全体が所定の箱状体に形成されている。さて
このような構造よりなるので、次の第1,第2,
第3,第4,第5のごとくなる。
第1に、サンドイツチパネル6は、フレーム枠
5に当接されて取り付け固定されている。
5に当接されて取り付け固定されている。
すなわち従来例のごとく手間取る嵌挿作業によ
らず、延出された表面板64と取付面52間、およ
び内側の表面板62と保持板7間を、それぞれ当
接させるだけで接着剤等により取り付け固定され
ている。
らず、延出された表面板64と取付面52間、およ
び内側の表面板62と保持板7間を、それぞれ当
接させるだけで接着剤等により取り付け固定され
ている。
第2に、組み付け順序は限定されずどのサンド
イツチパネル6からでも、適宜自由な順序で取り
付け固定されもつて組み付けられている。
イツチパネル6からでも、適宜自由な順序で取り
付け固定されもつて組み付けられている。
すなわち例えば、フレーム枠5だけ先に連結固
定して組んでおき、後からサンドイツチパネル6
をこれに組み付けるようにすることも可能であ
る。
定して組んでおき、後からサンドイツチパネル6
をこれに組み付けるようにすることも可能であ
る。
第3に、上述のごとく嵌挿によらず当接されて
取り付け固定されるので、従来例のごとく特に最
後のサンドイツチパネル6の作業に手間取ること
もない。
取り付け固定されるので、従来例のごとく特に最
後のサンドイツチパネル6の作業に手間取ること
もない。
第4に、同様に嵌挿によらず当接によるので、
取り付け固定用の例えば接着剤の剥ぎ取り等もな
く、サンドイツチパネル6の取り付け固定による
フレーム枠5への組み付けは、支障なく行われて
いる。
取り付け固定用の例えば接着剤の剥ぎ取り等もな
く、サンドイツチパネル6の取り付け固定による
フレーム枠5への組み付けは、支障なく行われて
いる。
第5に、サンドイツチパネル6とフレーム枠5
とは、外表面が段差なく面一に仕上がつている。
とは、外表面が段差なく面一に仕上がつている。
すなわちこれは、フレーム枠5の取付面52が、
サンドイツチパネル6の延出された表面板64に
対応した広さと深さで形成されていることによ
る。このようにして外表面が面一に仕上がり、天
井等もそのまま何ら支障なく用いられている。
サンドイツチパネル6の延出された表面板64に
対応した広さと深さで形成されていることによ
る。このようにして外表面が面一に仕上がり、天
井等もそのまま何ら支障なく用いられている。
以上が動作等の説明である。
「考案の効果」
本考案に係るサンドイツチパネルを用いた箱状
体は、サンドイツチパネルの端部外側の表面板を
延出し、これをフレーム枠の所定取付面に取り付
け固定する構造等により、次の効果を発揮する。
体は、サンドイツチパネルの端部外側の表面板を
延出し、これをフレーム枠の所定取付面に取り付
け固定する構造等により、次の効果を発揮する。
第1に、サンドイツチパネルは嵌挿によらずフ
レーム枠に取り付け固定されているので、その作
業は容易で手間取ることはない。
レーム枠に取り付け固定されているので、その作
業は容易で手間取ることはない。
第2に、組み付け順序も限定されず、各サンド
イツチパネルは適宜自由な順序で取り付け固定さ
れ組み付けられているので、この面からも作業は
容易で効率化される。
イツチパネルは適宜自由な順序で取り付け固定さ
れ組み付けられているので、この面からも作業は
容易で効率化される。
第3に、従つて最後のサンドイツチパネルの作
業が、特に手間取り時間がかかることもない。
業が、特に手間取り時間がかかることもない。
第4に、嵌挿による接着剤の剥ぎ取り等もな
く、サンドイツチパネルの取り付け固定も確実で
ある。
く、サンドイツチパネルの取り付け固定も確実で
ある。
第5に、外表面が段差なく面一に仕上がり、特
に天井のサンドイツチパネルへの圧縮加工、シー
リング材の埋設等も不要で、強度にも優れてい
る。
に天井のサンドイツチパネルへの圧縮加工、シー
リング材の埋設等も不要で、強度にも優れてい
る。
このように諸工数面が著しく削減される等、こ
の種従来例に存した問題点が一掃され、もつて本
考案の発揮する効果は、顕著にして大なるものが
ある。
の種従来例に存した問題点が一掃され、もつて本
考案の発揮する効果は、顕著にして大なるものが
ある。
第1図は、本考案に係るサンドイツチパネルを
用いた箱状体の実施例を示し、その要部の断面図
である。第2図は、リベツトで補強した同要部の
断面図である。第3図は、同全体の分解した斜視
説明図である。第4図は、同要部の斜視説明図で
ある。第5図は、従来例の要部の斜視説明図であ
る。第6図はシエルタを示し、1図はその正面図
であり、2図はその側面図である。 5……フレーム枠、52……取付面、6……サ
ンドイツチパネル、62……内側の表面板、63…
…外側の表面板、64……延出された表面板、7
……保持板。
用いた箱状体の実施例を示し、その要部の断面図
である。第2図は、リベツトで補強した同要部の
断面図である。第3図は、同全体の分解した斜視
説明図である。第4図は、同要部の斜視説明図で
ある。第5図は、従来例の要部の斜視説明図であ
る。第6図はシエルタを示し、1図はその正面図
であり、2図はその側面図である。 5……フレーム枠、52……取付面、6……サ
ンドイツチパネル、62……内側の表面板、63…
…外側の表面板、64……延出された表面板、7
……保持板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 直交するフレーム枠にサンドイツチパネルが
各々組み付けられてなる箱状体において、 上記各サンドイツチパネルは、端部外側の表面
板が4方に延出されてなり、 上記各フレーム枠には外側に、該延出された表
面板に対応した広さと深さで取付面が形成され
て、該延出された表面板が取り付け固定され、 かつ上記各フレーム枠には、内側の隅部から2
枚の直交する保持板が突設されて、上記各サンド
イツチパネルの端部内側の表面板が取り付け固定
されてなること、 を特徴とするサンドイツチパネルを用いた箱状
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988078380U JPH0451198Y2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988078380U JPH0451198Y2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH021695U JPH021695U (ja) | 1990-01-08 |
JPH0451198Y2 true JPH0451198Y2 (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=31303307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988078380U Expired JPH0451198Y2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451198Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-13 JP JP1988078380U patent/JPH0451198Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH021695U (ja) | 1990-01-08 |
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