JPH09164741A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09164741A
JPH09164741A JP32999595A JP32999595A JPH09164741A JP H09164741 A JPH09164741 A JP H09164741A JP 32999595 A JP32999595 A JP 32999595A JP 32999595 A JP32999595 A JP 32999595A JP H09164741 A JPH09164741 A JP H09164741A
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JP
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image
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capacity
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JP32999595A
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Inventor
Satoshi Ogawa
聰 小川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不定形サイズの用紙への画像形成をユーザの
手を借りずに行なえるようにする。 【解決手段】 画像形成装置では、電源投入時等に、領
域確保手段Dがデータ記憶手段Cの記憶領域に画像領域
(ビットマップ領域)等の各領域を確保した後、画像領
域容量算出手段Gが画像領域の記憶容量を算出し、必要
容量算出手段Hがサイズ設定手段Aによって設定された
用紙サイズ及び解像度設定手段Bによって設定された解
像度に基づいて画像領域で必要な記憶容量を算出する。
続いて、解像度変更指示手段Iがその記憶容量が画像領
域容量算出手段Gによって算出された記憶容量以下か否
かを判断し、該記憶容量以下でない場合にのみ該記憶容
量以下になるように解像度設定手段Bに解像度の設定を
変更させた後、画像作成手段Eが設定解像度の画像デー
タを作成して上記画像領域上に記憶させ、画像形成手段
Fがその画像データに基づいて設定サイズの用紙に画像
形成を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザプリンタ
等の光プリンタ,デジタル複写機,ファクシミリ装置等
の各種画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタのような画像形成装置
は、上位装置(ホストマシン)から送られてくるデータ
(文字コード,制御コード)に基づいてページ単位の画
像データを作成して用紙に画像形成を行なうようにして
いるため、少なくとも1ページ分の画像データを記憶で
きるメモリ(RAM)を必要とする。例えば、レーザプ
リンタのプリンタコントローラ内のCPUは、電源投入
時又は装置のリセット時に、例えば図6及び図7に示す
処理を行なう。
【0003】すなわち、まず搭載されているRAMの記
憶容量を求め、その記憶容量,サポートし得る最大用紙
サイズ及び最大解像度に基づいて、RAMの記憶領域に
ビットマップ領域(画像データを記憶するための画像領
域)を確保した後、CPUがデータを処理する際に使用
するワーク領域等の他の領域を確保する。なお、以上の
処理は初期化処理に含まれており、実際にはその初期化
処理を行なう。
【0004】その後、ホストマシンから用紙サイズ指定
コマンド(又はオペレーションパネルからの用紙サイズ
指定信号)を受信したか否かを判断し、受信しなかった
場合にはそのまま、受信した場合にはそのコマンド(又
は信号)によって指定された用紙サイズを設定した後、
ホストマシンから解像度指定コマンドを受信したか否か
を判断し、受信しなかった場合にはそのまま、受信した
場合にはそのコマンドによって指定された解像度を設定
した後、ビットマップ領域の記憶容量(バイト数)S1
を算出する。
【0005】次いで、現在設定されている用紙サイズ,
解像度に基づいてビットマップ領域で必要な記憶容量S
2を算出した後、その記憶容量S2がビットマップ領域
の記憶容量S1以下か否かを判断し、記憶容量S1以下
であれば図7のルーチンへ移行するが、記憶容量S1以
下でなければビットマップ領域の記憶容量が不足する旨
を示す警告情報をオペレーションパネルの表示器に表示
したり、その警告情報をホストマシンに送信してその表
示器に表示させ、ホストマシンから用紙サイズ指定コマ
ンドを受信したか否かの判断に戻り、以後上述と同様の
処理を行なう。
【0006】したがって、ユーザがその警告情報を見て
ホストマシン等でキー操作を行ない、現在設定されてい
る用紙サイズを小さくしたり、解像度を低くすることが
でき、それによってビットマップ領域で必要な記憶容量
S2がビットマップ領域の記憶容量S1以下になった場
合には、プリンタコントローラのCPUによる処理ルー
チンが図7のルーチンに移行する。
【0007】そして、CPUは内部のタイマを起動さ
せ、それによる計測時間tが予め定められた設定時間t
1を経過してしまった場合には、タイマをリセットして
図6の用紙サイズ指定コマンドを受信したか否かの判断
に戻るが、計測時間tが予め定められた設定時間t1に
達する前にホストマシンからデータを受信した場合に
は、そのデータをRAMのバッファ領域に順次蓄える。
【0008】その後、バッファ領域に1ページ分のデー
タが蓄えられると、そのデータに基づいてビデオデータ
(画像データ)を作成し、それをビットマップ領域に記
憶した後、そのビデオデータを所定のタイミングで読み
出してプリンタエンジンに送出し、設定サイズの用紙上
に画像形成(プリント)を行なわせ、タイマをリセット
した後、図6の用紙サイズ指定コマンドを受信したか否
かの判断に戻る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、ビットマ
ップ領域(メモリ)で必要な記憶容量は用紙サイズが大
きくなるほど増えるため、サポートし得る最大用紙サイ
ズ(例えば給紙カセットにセットできる用紙の最大サイ
ズ)より大きな不定形サイズ(例えば手差しトレイにセ
ットできる用紙の最大サイズ)の用紙への画像形成はメ
モリの容量不足によって行なえないことがあった。
【0010】この場合、設定されている解像度が比較的
高ければ、低めの解像度に設定し直すことによってメモ
リの容量不足を回避することは可能であるが、ユーザが
そのためのキー操作を意識的に行なう必要があり、非常
に面倒であった。この発明は上記の点に鑑みてなされた
ものであり、不定形サイズの用紙への画像形成をユーザ
の手を借りずに行なえるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、図1又は図
2の機能ブロック図に示すように、用紙サイズを設定す
るサイズ設定手段Aと、任意の解像度を設定する解像度
設定手段Bと、各種のデータを記憶するデータ記憶手段
Cと、データ記憶手段Cの記憶領域に画像データを記憶
するための画像領域等の各領域を確保する領域確保手段
Dと、解像度設定手段Bによって設定された解像度の画
像データを作成して上記画像領域上に記憶させる画像作
成手段Eと、該手段Eによって作成された画像データに
基づいてサイズ設定手段Aによって設定されたサイズの
用紙に画像形成を行なう画像形成手段Fとを有する画像
形成装置において、上記の目的を達成するため次の各手
段を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項1の発明は、図1に示すように、上
記画像領域の記憶容量を算出する画像領域容量算出手段
Gと、サイズ設定手段Aによって設定されたサイズ及び
解像度設定手段Bによって設定された解像度に基づい
て、上記画像領域で必要な記憶容量を算出する必要容量
算出手段Hと、該手段Hによって算出された記憶容量が
画像領域容量算出手段Gによって算出された記憶容量以
下か否かを判断し、該記憶容量以下でない場合にのみ該
記憶容量以下になるように解像度設定手段Bに解像度の
設定を変更させる解像度変更指示手段Iとを設けたもの
である。
【0013】請求項2の発明は、図2に示すように、上
記画像領域の記憶容量を算出する第1の画像領域容量算
出手段Jと、サイズ設定手段Aによって設定されたサイ
ズ及び解像度設定手段Bによって設定された解像度に基
づいて、上記画像領域で必要な記憶容量を算出する必要
容量算出手段Hと、該手段Hによって算出された記憶容
量が第1の画像領域容量算出手段Jによって算出された
記憶容量以下か否かを判断し、該記憶容量以下でない場
合にのみデータ記憶手段Cの空き領域を上記画像領域に
加えて新たな画像領域とする画像領域生成手段Kと、該
手段Kによって生成された画像領域の記憶容量を算出す
る第2の画像領域容量算出手段Lと、必要容量算出手段
Hによって算出された記憶容量が第2の画像領域容量算
出手段Lによって算出された記憶容量以下か否かを判断
し、該記憶容量以下でない場合にのみ該記憶容量以下に
なるように解像度設定手段Bに解像度の設定を変更させ
る解像度変更指示手段Mとを設けたものである。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置において、解像度設定手段Bによって設定でき
る解像度の最小値をその設定可能範囲内で任意に設定す
る手段を設けたものである。請求項4の発明は、請求項
1〜3のいずれかの画像形成装置において、解像度変更
指示手段I又はMによる解像度の設定変更が行なえなく
なった場合には、その旨を示す警告表示を行なう手段を
設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図3は、この発明の実施
形態であるレーザプリンタの構成例を示すブロック図で
ある。
【0016】このレーザプリンタ1は、プリンタコント
ローラ2と、プリンタエンジン3,オペレーションパネ
ル4と、メイン電源5,ディスク装置6とからなる。プ
リンタコントローラ2は、その時設定されている制御モ
ードとホストマシン20からの制御コードに従ってホス
トマシン20からの印字データ(文字コード)を実際の
印字パターンに変換し、それをビデオデータとして後述
するRAMのビットマップ領域に記憶した後、所定のタ
イミングで読み出してプリンタエンジン3へ送出する制
御機構の総称で、以下のようなモジュールで構成され
る。
【0017】すなわち、ホストインタフェース(以下
「インタフェース」を「I/F」と略称する)11,エ
ンジンI/F12,パネルI/F13,ディスクI/F
14と、中央処理装置(以下「CPU」と略称する)1
5,プログラムROM16,フォントROM17,RA
M18,及びNVRAM19等によって構成される。ホ
ストI/F11は、ホストマシン20との間で各種のコ
マンドやデータの送受信を司るためのものであり、接続
するホストに合わせて各種のシリアルI/Fあるいはパ
ラレルI/Fを選択する。
【0018】エンジンI/F12は、プリンタエンジン
3との間でコマンドやステータス情報等のデータの送受
信を司る。パネルI/F13は、オペレーションパネル
4との間で表示制御データの送信と各キー情報の受信を
行なっている。ディスクI/F14は、ディスク装置6
との間でデータの送受信を行なう。
【0019】CPU15は、汎用の16又は32ビット
の中央処理装置であり、プログラムROM16に記憶さ
れている制御プログラムに従ってホストマシン20から
のデータ(印字データ,制御コード)を処理するなど、
このプリンタコントローラ2全体の統括制御を司る。プ
ログラムROM16はCPU15によりプリンタコント
ローラ2内でのデータの処理や周辺のモジュールを制御
するための制御プログラムを、フォントROM17は印
字に使用される種々のフォントをそれぞれ記憶してい
る。
【0020】RAM18は図1,図2のデータ記憶手段
Cに相当するランダムアクセスメモリであり、この記憶
領域にCPU15がデータを処理する際に使用するワー
ク領域,ホストマシン20からのデータをページ単位に
管理して一時記憶するバッファ領域(インプットバッフ
ァ),そのバッファ領域に一時記憶されたデータによっ
て作成されるビデオデータを記憶するためのビットマッ
プ領域,及びホストマシン20からダウンロードされる
データやマクロコマンド等を記憶する等自由に使用でき
るフリー領域(空き領域)が確保される。
【0021】NVRAM19は、電源が切れても内部の
データを記憶保持する不揮発性メモリであり、オペレー
ションパネル4からのモード指示の内容などを記憶す
る。ホストマシン20は、オフィスコンピュータ,パー
ソナルコンピュータ,ワードプロセッサ,データ処理装
置あるいは画像処理装置等の上位装置であり、ここで作
成された文書情報等をプリントするために、レーザプリ
ンタ1へ対応する印字データ及び制御コード等のデータ
を送信する。
【0022】プリンタエンジン3は図1,図2の画像形
成手段Fに相当し、内部の図示しない感光体上をビデオ
データに応じて変調されるレーザ光によって光学的に走
査するレーザ書込ユニット,感光体とその周囲の各プロ
セス機器から構成される画像形成ユニット,並びにレジ
ストローラ対等の各ローラ等からなる用紙搬送部などか
らなる機構部と、その制御部であるエンジンドライバと
からなり、プリンタコントローラ2からのコマンド及び
ビデオデータによって、エンジンドライバが画像形成ユ
ニット及び用紙搬送部のシーケンス動作とレーザ書込ユ
ニットへのビデオ変調信号を制御してプリントを実行す
る。
【0023】オペレーションパネル4は、プリンタの状
態等の各種情報を表示する表示部とプリンタの動作モー
ドやフォント等を設定するための操作部とを備えてい
る。メイン電源5は、装置本体の各部に給電する。ディ
スク装置6は、フォントデータやプログラム,印字デー
タなどの様々のデータを記憶しておく外部記憶装置であ
り、フロッピディスク装置(FDD)やハードディスク
装置(HDD)などである。
【0024】さて、ホストマシン20からホストI/F
11を通して送られてくるデータは、CPU15により
印字データ及び制御コード(SP,CR,LF,HT,
VT,……等)とその他に分けられ、印字データ及び制
御コードはRAM18のバッファに記憶される。
【0025】そして、ホストマシン20から受け取った
データが1ページ分を超えた時、CPU15はエンジン
I/F12を通してプリンタエンジン3にプリントスタ
ートのコマンドを出す。以上のような一連の流れで、ホ
ストマシン20からの印字データがプリンタエンジン3
を介して印字される。
【0026】なお、プリンタコントローラ2のCPU1
5,プログラムROM16,フォントROM17が、図
1に示したサイズ設定手段A,解像度設定手段B,領域
確保手段D,画像作成手段E,画像領域容量算出手段
G,必要容量算出手段H,及び解像度変更指示手段Iと
しての機能を果たす。
【0027】図4は、図3のCPU15によるこの発明
に係わる処理を示すフローチャートである。このルーチ
ンは電源投入時又は装置のリセット時にスタートし、ま
ずRAM18の記憶容量を求め、その記憶容量,サポー
トし得る最大用紙サイズ及び最大解像度に基づいて、R
AM18の記憶領域にビットマップ領域を確保した後、
他の領域(ワーク領域,バッファ領域,フリー領域)を
確保する。なお、以上の処理は初期化処理に含まれてお
り、実際にはその初期化処理を行なう。
【0028】その後、ホストマシン20からの用紙サイ
ズ指定コマンド(又はオペレーションパネル4からの用
紙サイズ指定信号)を受信したか否かを判断し、受信し
なかった場合にはそのまま、受信した場合にはそのコマ
ンド(又は信号)によって指定された用紙サイズを設定
した後、ホストマシン20から解像度指定コマンドを受
信したか否かを判断し、受信しなかった場合にはそのま
ま、受信した場合にはそのコマンドによって指定された
解像度を設定した後、ビットマップ領域の記憶容量(バ
イト数)S1を算出する。
【0029】次いで、現在設定されている用紙サイズ,
解像度に基づいてビットマップ領域で必要な記憶容量S
2を算出した後、その記憶容量S2がビットマップ領域
の記憶容量S1以下か否かを判断し、記憶容量S1以下
であれば図7に示したルーチンへ移行するが、記憶容量
S1以下でなければ解像度の設定変更が可能か否かの判
断を行ない、可能であれば、つまり現在設定されている
解像度の値が最小値に達していなければ、その解像度の
値を所定値だけ低い値に変更する解像度変更処理を行な
い、ホストマシン20から用紙サイズ指定コマンドを受
信したか否かの判断に戻り、以後上述と同様の処理を行
なう。
【0030】また、解像度の設定変更が可能でない場
合、つまり現在設定されている解像度の値が最小値に達
している場合には、ビットマップ領域の記憶容量が不足
する旨を示す警告情報をオペレーションパネル4の表示
器に表示したり、その警告情報をホストマシン20に送
信してその表示器に表示させ、ホストマシン20から用
紙サイズ指定コマンドを受信したか否かの判断に戻り、
以後上述と同様の処理を行なう。
【0031】したがって、ユーザがその警告情報を見て
ホストマシン20等でキー操作を行ない、現在設定され
ている用紙サイズを小さくすることができ、それによっ
てビットマップ領域で必要な記憶容量S2がビットマッ
プ領域の記憶容量S1以下になった場合には、CPU1
5による処理ルーチンが図7に示したルーチンへ移行す
る。
【0032】そして、CPU15は内部のタイマを起動
させ、それによる計測時間tが予め定められた設定時間
t1を経過してしまった場合には、タイマをリセットし
て図4の用紙サイズ指定コマンドを受信したか否かの判
断に戻り、計測時間tが予め定められた設定時間t1に
達する前にホストマシン20からデータを受信した場合
には、そのデータをRAM18のバッファ領域に順次蓄
える。
【0033】その後、バッファ領域に1ページ分のデー
タが蓄えられると、そのデータに基づいてビデオデータ
を作成し、それをビットマップ領域に記憶した後、その
ビデオデータを所定のタイミングで読み出してプリンタ
エンジン3に送出し、設定サイズの用紙上に画像形成
(プリント)を行なわせ、タイマをリセットした後、図
4の用紙サイズ指定コマンドを受信したか否かの判断に
戻る。
【0034】このように、この実施形態のレーザプリン
タでは、プリンタコントローラ2のCPU15が、電源
投入時等にRAM18のビットマップ領域(画像領域)
の記憶容量を算出すると共に、ホストマシン20からの
用紙サイズ指定コマンド(又はオペレーションパネル4
からの用紙サイズ指定信号)によって設定したサイズ及
びホストマシン20からの解像度指定コマンドによって
設定した解像度に基づいて、ビットマップ領域で必要な
記憶容量を算出した後、そのメモリ容量がビットマップ
領域の記憶容量以下か否かを判断し、該記憶容量以下で
ない場合にのみ該記憶容量以下になるように解像度の設
定を変更するので、不定形サイズの用紙への画像形成を
ユーザの手を借りずにほとんど行なえるようになる。
【0035】また、解像度の設定変更が行なえなくなっ
た場合、つまり現在設定されている解像度の値が最小値
に達している場合には、ビットマップ領域の記憶容量が
不足する旨を示す警告情報をオペレーションパネル4の
表示器に表示したり、その警告情報をホストマシン20
に送信してその表示器に表示するので、ユーザに用紙サ
イズの設定変更を促すことができ、非常に便利である。
【0036】次に、この発明の他の実施形態について説
明する。なお、ハード構成は前述した図3のレーザプリ
ンタと同様なので、その説明は省略する。この場合、プ
リンタコントローラ2のCPU15,プログラムROM
16,フォントROM17が、図2に示したサイズ設定
手段A,解像度設定手段B,領域確保手段D,画像作成
手段E,第1の画像領域容量算出手段J,必要容量算出
手段H,画像領域生成手段K,第2の画像領域容量算出
手段L,及び解像度変更指示手段Mとしての機能を果た
す。
【0037】図5は、図3のCPU15によるこの発明
に係わる処理を示すフローチャートである。このルーチ
ンにおいて、図6のルーチンと異なるところは、ビット
マップ領域で必要な記憶容量S2がビットマップ領域の
記憶容量S1以下か否かを判断した後の各処理及び判断
である。
【0038】すなわち、ビットマップ領域で必要な記憶
容量S2がビットマップ領域の記憶容量S1以下であれ
ば図7に示したルーチンへ移行するが、記憶容量S1以
下でなければRAM18に空き領域(フリー領域が空い
ていればそこが空き領域となる)があるかないかをチェ
ックし、なければ解像度の設定変更が可能か否かの判断
に移る。
【0039】RAM18に空き領域がある場合には、そ
の領域をビットマップ領域に加えて新たなビットマップ
領域とするビットマップ領域の生成処理を行ない、その
新たなビットマップ領域の記憶容量S1´を算出した
後、ビットマップ領域で必要な記憶容量S2がその記憶
容量S1´以下か否かを判断し、記憶容量S1´以下で
あれば図7に示したルーチンへ移行する。
【0040】また、記憶容量S1´以下でなければ、解
像度の設定変更が可能か否かを判断し、可能であれば、
つまり現在設定されている解像度の値が最小値に達して
いなければ、その解像度の値を所定値だけ低い値に変更
する解像度変更処理を行ない、ホストマシン20から用
紙サイズ指定コマンドを受信したか否かの判断に戻り、
以後上述と同様の処理を行なう。
【0041】また、解像度の設定変更が可能でない場
合、つまり現在設定されている解像度の値が最小値に達
している場合には、ビットマップ領域の記憶容量が不足
する旨を示す警告情報をオペレーションパネル4の表示
器に表示したり、その警告情報をホストマシン20に送
信してその表示器に表示させ、ホストマシン20から用
紙サイズ指定コマンドを受信したか否かの判断に戻り、
以後上述と同様の処理を行なう。
【0042】このように、この実施形態のレーザプリン
タでは、プリンタコントローラ2のCPU15が、電源
投入時等にRAM18のビットマップ領域の記憶容量を
算出すると共に、ホストマシン20からの用紙サイズ指
定コマンド(又はオペレーションパネル4からの用紙サ
イズ指定信号)によって設定したサイズ及びホストマシ
ン20からの解像度指定コマンドによって設定した解像
度に基づいて、ビットマップ領域で必要な記憶容量を算
出する。
【0043】また、ビットマップ領域で必要な記憶容量
がビットマップ領域の記憶容量以下か否かを判断して、
該記憶容量以下でない場合にのみRAM18の空き領域
をビットマップ領域に加えて新たなビットマップ領域と
し、そのビットマップ領域の記憶容量を算出した後、ビ
ットマップ領域で必要な記憶容量が新たなビットマップ
領域の記憶容量以下か否かを判断し、該記憶容量以下で
ない場合にのみ該記憶容量以下になるように解像度の設
定を変更するので、不定形サイズの用紙への画像形成を
ユーザの手を借りずに行なえる可能性が前述の実施例よ
りも高くなる。
【0044】また、解像度の設定変更が行なえなくなっ
た場合、つまり現在設定されている解像度の値が最小値
に達している場合には、ビットマップ領域の記憶容量が
不足する旨を示す警告情報をオペレーションパネル4の
表示器に表示したり、その警告情報をホストマシン20
に送信してその表示器に表示するので、ユーザに用紙サ
イズの設定変更を促すことができ、非常に便利である。
【0045】なお、前述の各実施形態において、ホスト
マシン20からの解像度指定コマンド又はオペレーショ
ンパネル4からの解像度指定信号によって設定できる解
像度の最小値をその設定可能範囲内で任意に設定してお
くこともできる。この場合、その設定をオペレーション
パネル4からの操作信号等によって行なうことができ
る。それによって、ユーザ希望の画像品質を保持するこ
とができる。
【0046】以上、この発明をレーザプリンタに適用し
た実施形態について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、LEDプリンタ,液晶シャッタプリンタ等の他の光
プリンタには勿論、デジタル複写機やファクシミリ装置
等の各種画像形成装置に適用し得るものである。
【0047】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置によれば、不定形の用紙サイズ(不定形サイ
ズ)の設定によってメモリの記憶容量が不足する場合、
解像度を下げることによってそのメモリの使用量を軽減
するため、不定形サイズの用紙への画像形成をユーザの
手を借りずにほとんど行なえるようになる。
【0048】また、請求項3の発明によれば、設定でき
る解像度の最小値をその設定可能範囲内で任意に設定で
きるため、ユーザ希望の画像品質を保持できる。さら
に、請求項4の発明によれば、上述のようにメモリの使
用量を軽減することができず、メモリの容量不足を解消
できないような場合、その旨の警告表示を行なうので、
ユーザにメモリ不足を通知して用紙サイズの設定変更を
促すことができ、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の基本構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】請求項2の発明の基本構成を示す機能ブロック
図である。
【図3】この発明の実施形態であるレーザプリンタの構
成例を示すブロック図である。
【図4】図3のCPU15によるこの発明に係わる処理
を示すフロー図である。
【図5】この発明の他の実施形態であるレーザプリンタ
のプリンタコントローラ内のCPUによるこの発明に係
わる処理を示すフロー図である。
【図6】従来のレーザプリンタのプリンタコントローラ
内のCPUによる処理を示すフロー図である。
【図7】その続きの処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 2 プリンタコン
トローラ 3 プリンタエンジン 4 オペレーショ
ンパネル 5 メイン電源 6 ディスク装置 11 ホストI/F 12 エンジンI
/F 13 パネルI/F 14 ディスクI
/F 15 中央処理装置(CPU) 16 プログラム
ROM 17 フォントROM 18 RAM 19 NVRAM 20 ホストマシ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙サイズを設定するサイズ設定手段
    と、任意の解像度を設定する解像度設定手段と、各種の
    データを記憶するデータ記憶手段と、該データ記憶手段
    の記憶領域に画像データを記憶するための画像領域等の
    各領域を確保する領域確保手段と、前記解像度設定手段
    によって設定された解像度の画像データを作成して前記
    画像領域上に記憶させる画像作成手段と、該手段によっ
    て作成された画像データに基づいて前記サイズ設定手段
    によって設定されたサイズの用紙に画像形成を行なう画
    像形成手段とを有する画像形成装置において、 前記画像領域の記憶容量を算出する画像領域容量算出手
    段と、前記サイズ設定手段によって設定されたサイズ及
    び前記解像度設定手段によって設定された解像度に基づ
    いて、前記画像領域で必要な記憶容量を算出する必要容
    量算出手段と、該手段によって算出された記憶容量が前
    記画像領域容量算出手段によって算出された記憶容量以
    下か否かを判断し、該記憶容量以下でない場合にのみ該
    記憶容量以下になるように前記解像度設定手段に解像度
    の設定を変更させる解像度変更指示手段とを設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 用紙サイズを設定するサイズ設定手段
    と、任意の解像度を設定する解像度設定手段と、各種の
    データを記憶するデータ記憶手段と、該データ記憶手段
    の記憶領域に画像データを記憶するための画像領域等の
    各領域を確保する領域確保手段と、前記解像度設定手段
    によって設定された解像度の画像データを生成して前記
    画像領域上に記憶させる画像生成手段と、該手段によっ
    て生成された画像データに基づいて前記サイズ設定手段
    によって設定されたサイズの用紙に画像形成を行なう画
    像形成手段とを有する画像形成装置において、 前記画像領域の記憶容量を算出する第1の画像領域容量
    算出手段と、前記サイズ設定手段によって設定されたサ
    イズ及び前記解像度設定手段によって設定された解像度
    に基づいて、前記画像領域で必要な記憶容量を算出する
    必要容量算出手段と、該手段によって算出された記憶容
    量が前記第1の画像領域容量算出手段によって算出され
    た記憶容量以下か否かを判断し、該記憶容量以下でない
    場合にのみ前記データ記憶手段の空き領域を前記画像領
    域に加えて新たな画像領域とする画像領域生成手段と、
    該手段によって生成された画像領域の記憶容量を算出す
    る第2の画像領域容量算出手段と、前記必要容量算出手
    段によって算出された記憶容量が前記第2の画像領域容
    量算出手段によって算出された記憶容量以下か否かを判
    断し、該記憶容量以下でない場合にのみ該記憶容量以下
    になるように前記解像度設定手段に解像度の設定を変更
    させる解像度変更指示手段とを設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記解像度設定手段によって設定できる解像度の
    最小値をその設定可能範囲内で任意に設定する手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、前記解像度変更指示手段による
    解像度の設定変更が行なえなくなった場合には、その旨
    を示す警告表示を行なう手段を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7020447B2 (en) 1999-07-28 2006-03-28 Fujitsu Limited Method and apparatus for compensating for distortion in radio apparatus
JP2007331390A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Toshiba Corp 画像形成装置およびその制御方法
US7729003B2 (en) 2005-04-18 2010-06-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Multi function device and program therefor
JP2013132038A (ja) * 2011-06-23 2013-07-04 Riso Kagaku Corp 画像処理装置および上位装置

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