JPH09163121A - デジタル画像形成装置 - Google Patents

デジタル画像形成装置

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JPH09163121A
JPH09163121A JP7346144A JP34614495A JPH09163121A JP H09163121 A JPH09163121 A JP H09163121A JP 7346144 A JP7346144 A JP 7346144A JP 34614495 A JP34614495 A JP 34614495A JP H09163121 A JPH09163121 A JP H09163121A
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JP7346144A
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Nobuhiro Mishima
信広 三縞
Munehiro Nakatani
宗弘 中谷
Kazuhiro Ueda
和弘 上田
Eiji Hanada
栄治 花田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/3877Image rotation
    • H04N1/3878Skew detection or correction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/14Image acquisition
    • G06V30/146Aligning or centring of the image pick-up or image-field
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿台の複数原稿のそれぞれの傾きや位置を
補正して画像品質の良い記録物を形成できるデジタル画
像記録装置を提供する。 【解決手段】 原稿台19上の複数原稿、例えばブツク
原稿を画像読取部IRの走査系10で走査して得た画像
信号を、回転制御ユニツト30において電気的処理し、
複数画像、ブツク原稿であれば左右2ペ−ジの画像のそ
れぞれについて傾きや位置を補正する。補正した画像信
号をプリンタ部Pに出力して傾きや位置を補正した画像
品質の良い記録物を形成する。操作パネルにはタツチパ
ネル付きデイスプレイが設けられ、補正前後の画像の状
態を確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル画像形
成装置に関し、特に、原稿台上に置かれた複数枚の原稿
シ−トがそれぞれ異なる角度で傾いている場合でも、そ
れぞれの原稿画像の傾きを補正し、整列した画像を形成
できるデジタル画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置では、多数
枚の原稿を効率よく処理するため、自動原稿搬送装置を
原稿台上に設置して原稿シ−トを原稿台上に自動的に給
送し、また、読み取りの終了した原稿シ−トを回収する
ことが行われている。この場合、原稿シ−トが傾いて原
稿台上に搬送されると、記録紙上に形成された画像も傾
いて見苦しいため、原稿シ−トの傾きを修正する手段が
設けられている。
【0003】従来の画像形成装置では、自動原稿搬送装
置により給送される原稿シ−トの傾きの修正は、まず、
自動原稿搬送装置の原稿トレイの横幅規制板により修正
し、さらに原稿台上に搬送される途中に生じた原稿シ−
トの傾きは原稿台上に設けた原稿スケ−ル(定規板)に
原稿シ−トの先端を突き当てて修正していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動原
稿搬送装置を使用して原稿台上に同時に複数枚の原稿シ
−トを搬送することは可能であるにしても、上記した原
稿スケ−ルにより原稿シ−トの傾きを補正することはで
きず、複数枚の原稿シ−トの位置や傾きがばらばらにな
つてしまい、複写された画像は見苦しいものとなる。
【0005】また、書籍など(以下、ブツク原稿とい
う)の複写においては、見開き2ペ−ジを原稿台上に置
いて複写する場合が多いが、この場合、ブツク原稿の左
右のペ−ジが原稿台上の原稿スケ−ルなどの基準線に対
して傾いて置かれてしまい、複写された左右のペ−ジが
それぞれ記録紙の周縁に対して傾いてしまうなど複写画
像が見苦しいものとなる不都合があつた。
【0006】この発明は、原稿台上に同時に置かれた複
数の原稿に位置のずれや傾きがあつても、読み取つた画
像信号の処理により画像の位置のずれや傾きを補正し、
記録紙に対して傾きの無い整列した高品質の複写物を作
成することができる画像形成装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、原稿を走査して画像信号を発生させる画
像信号発生手段と、前記画像信号に基づいて記録紙上に
画像を形成する画像形成手段と、制御手段とを備えたデ
ジタル画像形成装置において、画像信号発生手段から出
力された画像信号に基づいて、原稿台上に同時に配置さ
れた複数の原稿のそれぞれの画像領域を検出すると共
に、少なくとも所定基準線に対する複数の画像領域のそ
れぞれの傾きを検出して傾きを補正した画像信号を出力
する補正手段を備え、前記制御手段は、補正手段から出
力された補正済みの画像信号を画像形成手段に出力する
ことを特徴とする。
【0008】そして、前記デジタル画像形成装置にはさ
らに画像信号を処理して画像を可視表示する表示手段を
備え、前記制御手段は画像信号発生手段から出力された
画像信号に基づく補正前の画像、及び前記補正手段によ
り補正された画像信号に基づく補正済みの画像を表示手
段に出力して可視表示せしめるようにするとよい。
【0009】また、前記原稿台上に同時に配置された複
数の原稿はブツク原稿であつてもよい。
【0010】さらに、前記補正手段は、複数の画像領域
のそれぞれの傾きの補正とともに画像領域の相互の位置
を調整した画像信号を出力するようにするとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】原稿台上に載置された見開き2ペ
−ジのブツク原稿など原稿台上に同時に配置された複数
の原稿を走査し、得られた画像信号からそれぞれの画像
領域を検出すると共に、所定の基準線に対するそれぞれ
の画像領域の傾きを検出し、画像の傾きや位置を補正し
た画像信号を画像形成手段に出力し、複写物を作成す
る。
【0012】タツチパネル付きのデイスプレイ上には原
稿を読み取つたままの画像信号に基づく補正前の画像や
傾きや位置が補正された画像信号に基づく補正済みの画
像を表示することにより、補正前後の画像の状態を確認
することができ、高品質の複写物を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しつつ説明する。
【0014】[複写機の構成の概要]図1はこの発明を
適用したデジタル複写機の構成の概略を示す断面図であ
る。複写機1は、大きく画像読取部IRとプリンタ部P
から構成される。
【0015】画像読取部IRは、原稿台19上に置かれ
た原稿の画像を読取り、原稿の各画素に対応した画像デ
−タを作成するもので、原稿の画像を読取り画像信号に
変換する走査系10、走査系10から出力される画像信
号を処理する画像処理ユニツト20、画像処理ユニツト
20から出力される画像デ−タを回転処理してプリンタ
に出力する回転制御ユニツト30から構成される。
【0016】プリンタ部Pは、画像デ−タに基づいて記
録紙上に画像を形成するもので、画像読取部IRの回転
制御ユニツト30から出力される画像デ−タに基づいて
レ−ザ発振器61を駆動する印字処理ユニツト40、レ
−ザ発振器61から放射されるレ−ザ光を感光体ドラム
71に結像させるレ−ザ光学系60、感光体ドラム71
上に形成された画像潜像を現像し、記録紙に転写、定着
処理する作像系70から構成される。
【0017】画像読取部IRの構成と動作の概略を説明
する。走査系10は、露光ランプ12と第1ミラ−13
aからなる第1スキヤナ11、第2ミラ−13b、第3
ミラ−13cからなる第2スキヤナ14を備える。
【0018】図示しないモ−タにより第1及び第2スキ
ヤナ11が矢印a′方向に移動するときは、矢印a方向
に走査するときよりも高速で移動して原稿画像を予備走
査して原稿画像の位置の検出を行う。また、第1及び第
2スキヤナ11が矢印a方向に移動するときは、本走査
であつて原稿を副走査方向に走査する。
【0019】17はラインセンサで、主走査方向(紙面
に垂直方向)に配列された多数のCCDから構成され、
主走査方向の画像を読み取る。即ち、第1及び第2スキ
ヤナ11、14及び投影レンズ15を経て投影された原
稿画像はラインセンサ17上に結像され、ラインセンサ
17からは原稿画像の各画素に対応した画像信号が出力
される。なお、センサSE3は第1スキヤナ11がホ−
ムポジションにあることを検出するセンサである。
【0020】ラインセンサ17から出力された画像信号
は、画像処理ユニツト20において画像濃度の調整その
他の必要な補正処理がされた後、回転制御ユニツト部3
0において一旦メモリに記憶され、回転処理された上で
プリント部Pへ出力される。回転処理の必要がないとき
はそのままプリント部Pへ出力される。
【0021】原稿カバ−50の原稿台(プラテンガラ
ス)19側の面50aはラインセンサ17の分光感度の
低いオレンジ色(橙色)に着色されている。これによ
り、露光ランプの光が原稿カバ−50で反射してライン
センサに入射しても、原稿カバ−50の原稿台側の面は
黒色と同様にラインセンサからは検出信号が出力されな
い。原稿の地肌は通常白色であるから、ラインセンサは
原稿カバ−を閉じた状態でも原稿シ−トと原稿カバ−の
裏面を識別することができ、また、原稿カバ−を開いた
状態で原稿カバ−で反射した露光ランプの光はラインセ
ンサに達しないので、原稿シ−トの領域を識別すること
ができる。
【0022】プリンタ部Pの構成と動作の概略を説明す
る。印字処理ユニツト40は回転制御ユニツト30から
出力された画像デ−タに基づいてレ−ザ発振器61を変
調する。画像デ−タに基づいて変調されたレ−ザ光は、
ポリゴンミラ−62、f/θレンズ63、ミラ−64
a、64bを経て感光体ドラム71上に投影され、画像
潜像を形成する。
【0023】感光体ドラム71の周囲には帯電チヤ−ジ
ヤ72、現像器73、転写チヤ−ジヤ74、分離チヤ−
ジヤ75、クリ−ナ76、イレ−サランプ77などが配
置されており、周知の電子写真方式の処理により感光体
ドラム71上の画像潜像はトナ−により現像される。
【0024】給紙カセツト81a、81bに収納されて
いる記録紙CPは回転駆動される給紙ロ−ラ82a、8
2bにより給紙され、図示しない搬送ロ−ラにより搬送
されてその先端がタイミングロ−ラ84のニツプ部に当
接した待機位置で一旦停止する。なお、SE1、SE2
は給紙カセツト81a、81bに収納されている記録紙
CPのサイズを検出するセンサである。
【0025】上に形成されたトナ−像は転写位置に移動
するが、このタイミングに合わせてタイミングロ−ラ8
4が回転を開始し、待機位置で待機していた記録紙CP
は転写チヤ−ジヤ74のある転写位置へ搬送される。転
写位置では転写チヤ−ジヤ74の作用により感光体ドラ
ム71上に形成されたトナ−像が記録紙CPに転写され
る。記録紙CPは分離チヤ−ジヤ75の作用により感光
体ドラム71から離れ、搬送ベルト85により搬送され
る。トナ−像は定着ロ−ラ86において加熱加圧され、
記録紙CP上に定着処理される。なお、感光体ドラム7
1、給紙ロ−ラ82a、82b、搬送ベルト85、定着
ロ−ラ86などは図示しないモ−タにより駆動される。
【0026】[制御系の構成]図2は、制御系の全体構
成を説明するブロツク図である。制御系はCPU101
Pを備えた主制御部101と、これに信号線により接続
されたCPU102Pを備えた画像読取制御部102、
CPU103Pを備えた回転制御ユニツト制御部10
3、CPU104Pを備えたプリンタ制御部104、及
び操作パネルOPから構成される。
【0027】図3は、操作パネルOPの正面図で、操作
パネルはコピ−枚数などを入力するテンキ−91、クリ
アキ−92、リセツトキ−93、ストツプキ−94、コ
ピ−の開始を指示するスタ−トキ−95、コピ−条件の
設定や複写機の状態を表示するタツチパネル付きデイス
プレイ96等から構成されている。
【0028】図4は、画像読取制御部102と回転制御
ユニツト制御部103の間で交換される信号の種類、及
び回転制御ユニツト制御部103とプリンタ制御部10
4の間で交換される信号の種類を示すものである。画像
読取制御部102と回転制御ユニツト制御部103の間
では、ペ−ジデ−タVD−IR、ラインデ−タHD−I
R、同期信号SYNCK−IR、及び有効画像デ−タ
(1画素8ビツト)VIEDO(0 〜7)−IRが交換さ
れ、回転制御ユニツト制御部103とプリンタ制御部1
04の間はペ−ジデ−タ転送開始要求信号IDREQ、
ペ−ジデ−タVD−PR、1ライン開始基準信号LSY
NC、ラインデ−タHD−PR、同期信号SYNCK−
PR、及び有効画像デ−タ(1画素8ビツト)VIED
O(0 〜7)−PRが交換される。
【0029】また、図5は画像読取制御部102と回転
制御ユニツト制御部103の間の信号VD−IR、HD
−IR、SYNCK−IR、及びVIEDO(0 〜7)−
IRのタイミングを示すタイミングチヤ−トで、ペ−ジ
デ−タVD−IR、ラインデ−タHD−IRがアクテイ
ブである“L”の間、同期信号SYNCK−IRに同期
して有効画像デ−タVIEDO(0 〜7)−IRが転送さ
れる。
【0030】図6は回転制御ユニツト制御部103とプ
リンタ制御部104の間の信号IDREQ、VD−P
R、LSYNC、HD−PR、SYNCK−PR、及び
VIEDO(0 〜7)−PRのタイミングを示すタイミン
グチヤ−トで、これ等のペ−ジデ−タ転送開始要求信号
IDREQ、1ライン開始基準信号LSYNCに同期し
て、回転制御ユニツト制御部103から画像信号が転送
される。ペ−ジデ−タVD−PR、ラインデ−タVD−
PRが共にアクテイブである“L”の間、同期信号SY
NCK−PRに同期して有効画像デ−タVIEDO(0
〜7)−PRが転送される。
【0031】図7は回転制御ユニツト制御部103の構
成の詳細を示すブロツク図で、画像読取制御部102か
ら転送された画像デ−タは、入力ペ−ジメモリ103a
へ一時記憶されると共に、原稿エツジ検出部111に入
力される。原稿エツジ検出部111に入力された画像デ
−タは座標デ−タ発生部112において処理されて原稿
エツジの座標値が決定され、スタツクメモリ113に格
納される。
【0032】入力ペ−ジメモリ103aに一時記憶され
た画像デ−タは2次元座標で管理される。回転処理部1
03bは、入力ペ−ジメモリ103aに一時記憶された
画像デ−タを、スタツクメモリ113に格納された原稿
エツジの座標デ−タに基づいて所定の回転処理を実行
し、出力ペ−ジメモリ103cに一時記憶させる。
【0033】なお、画像デ−タの入出力、コマンドの設
定、処理などは主制御部101のCPUで実行される。
【0034】図8は、原稿エツジ検出部111の回路構
成を示すブロツク図で、画像読取制御部102から転送
された画像デ−タVIEDO(0 〜7)−IRと、参照デ
−タRef(原稿の地肌の濃度及び原稿搬送ベルト若し
くは原稿台に何も無い状態での検出濃度)とはコンパレ
−タ111aで比較され、2値デ−タに変換される。画
像デ−タを参照デ−タと比較することにより確実に原稿
の有無を判断することができる。
【0035】変換された2値デ−タは、シフトレジスタ
111bにおいて8ビツトの画素単位でノイズの除去が
され、最終的に原稿の無→有エツジ(+EDGE)及び
有→無エツジ(−EDGE)を検出し、1シヨツトパル
スの検出信号が出力される。これらの動作は、同期信号
SYNCK−IRとラインデ−タHD−IRによつて動
作タイミングが制御される。
【0036】図9は、座標デ−タ発生部112の回路構
成を示すブロツク図で、X軸カウンタ112aにライン
デ−タHD−IR(CLK、クロツク)とペ−ジデ−タ
VD−IR(CLEAR、クリヤ)とを入力し、副走査
方向のX軸座標信号を発生させる。
【0037】また、Y軸カウンタ112bに同期信号S
YNCK−IR(CLK、クロツク)とラインデ−タH
D−IR(CLEAR、クリヤ)を入力し、主走査方向
のY軸座標信号を発生させる。
【0038】+EDGE信号により主走査方向のY軸座
標信号をラツチ112cに一旦ラツチした後、加算器1
12dで16を減算する。
【0039】アドレスカウンタ112eに−EDGE信
号(CLK、クロツク)とペ−ジデ−タVD−IR(C
LEAR、クリヤ)を入力してアドレス信号を発生さ
せ、−EDGE信号を書き込み指令信号として、上記ア
ドレス信号で指定されたアドレスに、副走査方向のX軸
座標信号及び加算器112dから出力されたY軸座標信
号をスタツクメモリ113に格納する。
【0040】アドレスは−EDGE信号により順次更新
され、ペ−ジデ−タVD−IRによりクリヤされる。
【0041】図10は、回転処理部103bの詳細を示
すブロツク図で、画像の回転処理はアフイン変換処理部
103sにより実行される。アフイン変換処理とは座標
間の幾何学的変換手法で、x−y座標系のデ−タ(画像
デ−タ)をu−v座標系に変換し、平行移動、拡大、縮
小、回転などの変換処理を行うものであつて、一般的に
は以下の式(1)により表されるものである。
【0042】
【数1】 この実施例では、画像の平行移動及び回転処理を行うも
のであるから、まず、入力ペ−ジメモリ103a内の画
像処理対象領域の4隅の4点座標をx−y座標系により
設定し、また画像の回転処理をするときの回転座標の原
点の座標をx−y座標系により指定し、回転角度θを指
定して回転処理する。次に、編集処理して、回転処理さ
れた画像の回転座標の原点をu−v座標系で割り付け
る。図11の(a)は上記画像処理対象領域のx−y座
標系での設定、同(b)は上記回転処理、同(c)は上
記編集処理を説明する図である。
【0043】この処理は、以下の式(2)で表わすこと
ができる。
【0044】
【数2】 u−v座標系で回転処理された画像の原点(回転座標の
原点)は座標値(U0、V0 )で、また、画像回転及び
編集処理された新たな画像の最大値(原点から一番離れ
た点)は座標値(Umax 、Vmax )で表すことができ
る。
【0045】アフイン変換処理された座標(U、V)は
整数とはならないのが普通であるため、編集処理された
新たな画像の濃度は補間処理部103t(図10参照)
において原画像の濃度デ−タf(Xn、Yn)を用いて
補間処理する。手法としては、最近傍法、線形補間法、
3次元スプライン補間法などが提案されているが、ここ
では詳細な説明を省く。
【0046】補間された画像デ−タは濃度デ−タf
(U、V)と共に出力ペ−ジメモリ103cへ2次元の
u−v座標に従つて格納され、プリントタイミングに応
じてライン単位で出力される。
【0047】図12は、出力ペ−ジメモリ103cにお
けるペ−パサイズの設定、イレ−ス領域の設定、画像信
号の出力の許容などの入出力信号を示すもので、図13
はペ−パサイズの設定を示すもので、ペ−パサイズ座標
(U0 、V0 )(Up 、Vp)を対角線とする矩形領域
が画像デ−タ出力領域として指定される。また、画像デ
−タ出力領域をイレ−スするときは、イレ−ス領域座標
(Ue0、Ve0)(Uel、Vel)を対角線とする矩形領域
がイレ−ス領域として指定され、プリントの際白地とな
る。なお、ここではU、V座標でV軸方向が主走査方
向、U軸方向が副走査方向である。
【0048】[制御系の動作]この複写機の動作モ−ド
には、通常モ−ド、複数原稿モ−ド、及びブツクモ−ド
が備えられている。これらの動作モ−ドは操作パネルO
Pのタツチパネルから指定されるが、動作モ−ドの指定
については後で説明する。
【0049】まず、複数原稿モ−ドが指定された場合に
ついて説明する。図14は操作パネルのタツチパネル9
6が操作されて複数原稿モ−ドが指定され、複数の原稿
シ−トOR1 OR5 (白地部分)が原稿台19上に給紙
された状態を示す。
【0050】図15は、図14に示された原稿台上の原
稿シ−トの走査を説明する図で、スキヤナはX方向(副
走査方向)に移動しながら原稿シ−トORをY方向(主
走査方向)に走査する。画像信号はライン単位で出力さ
れ、入力ペ−ジメモリ103aに格納される。
【0051】同時に原稿エツジの検出をする。即ち、図
15に示すように各走査ラインにおいて、原稿シ−トO
Rを検出した白点部aが+EDGEとして検出され、各
走査ラインにおいて原稿シ−トORからの離脱を検出し
た黒点部bが−EDGEとして検出され、走査ライン番
号(Xn )、走査ライン始点から白点部aまでの距離に
相当する+EDGEのカウント値(YWm )、走査ライ
ン始点から黒点部bまでの距離に相当する−EDGEの
カウント値(YBm )が、1組の原稿エツジ検出信号と
してスタツクメモリ113に格納され、各走査ライン毎
の原稿エツジ検出信号が順次スタツクメモリ113に格
納される。
【0052】回転制御ユニツト制御部103は、先に説
明したように、スタツクメモリ113に格納された各走
査ライン毎の原稿エツジ検出信号に基づいて、原稿領域
の4隅の4点の座標をx−y座標で決定し、画像回転、
編集処理を行う。
【0053】図16は複写機の動作モ−ドに応じた画像
処理の概略を説明するフロ−チヤ−トである。まず、初
期化を行い(ステツプP1)、画像デ−タの入力を開始
して入力の終了を待つ(ステツプP2、P3)。画像デ
−タの入力が終了したならば、原稿モ−ドが通常モ−ド
か否かを判定し(ステツプP4)、通常モ−ドであれば
通常の画像処理を行い、画像デ−タを出力して処理を終
了し(ステツプP5、P6)、ステツプP2に戻る。
【0054】ステツプP4の判定で通常モ−ドでない場
合は複数原稿モ−ド或いはブツクモ−ドであるから、グ
ル−プ分け処理を行う(ステツプP7)。これについて
は後で詳細に説明する。ついで、複数原稿モ−ドかブツ
クモ−ドかを判定し(ステツプP8)、複数原稿モ−ド
であれば原稿の領域アドレスの発生処理、編集処理、及
び画像デ−タの出力処理を行い(ステツプP9、P1
0、P11)、ステツプP2に戻る。
【0055】また、ステツプP7の判定でブツクモ−ド
であれば、ブツク領域アドレスの発生処理、ブツクの左
ペ−ジの編集処理及び画像デ−タの出力処理を行い(ス
テツプP12、P13、P14)、さらに、ブツクの右
ペ−ジの編集処理及び画像デ−タの出力処理を行い(ス
テツプP15、P16)、ステツプP2に戻る。
【0056】図17は、図16のフロ−チヤ−トでステ
ツプP7として示したグル−プ分け処理の詳細を示すフ
ロ−チヤ−トである。走査ライン番号Xn を調べ、最初
の走査ラインである走査ライン番号Xn =0か否かを判
定する(ステツプP21)。Xn =0であれば新規のグ
ル−プNを作成し(N←N+1)、作成したグル−プN
に座標デ−タを格納する(ステツプP22、P23)。
グル−プ番号Nを最新のグル−プ番号Nmax に更新し、
未処理デ−タの有無を判定する(ステツプP24、P2
5)。未処理デ−タがあるときはステツプP21に戻つ
て次の処理に移り、また、未処理デ−タがない場合は主
ル−チンに戻る。
【0057】ステツプP21の判定でXn ≠0の場合
は、走査ライン番号Xn の座標デ−タを入力し(ステツ
プP31)、1つ前の走査ライン(Xn-1 )のものと同
じか否かを判定する(ステツプP32)。1つ前の走査
ラインのものと同じであれば1つ前のグル−プ(N−
1)を検索し(ステツプP33、P34)、該当グル−
プ内の最終の座標デ−タを抽出し、抽出デ−タの走査ラ
インが1つ前の走査ラインであることを確認する(ステ
ツプP35、P36)。
【0058】入力した走査ライン(Xn )の座標デ−タ
を1つ前の走査ライン(Xn-1 )の座標デ−タと比較
し、隣接しているデ−タか否かを判定する(ステツプP
37)。この判定は走査ライン(Xn )の+EDGEの
カウント値(YWm )が1つ前の走査ライン(Xn-1 )
の−EDGEのカウント値(YBma)より大きいか、或
いは走査ライン(Xn )の−EDGEのカウント値(Y
Bm )が1つ前の走査ライン(Xn-1 )の+EDGEの
カウント値(YWma)より小さい場合に隣接していると
判定される。隣接しているデ−タであればステツプP2
3以降の処理に移る。また、隣接しているデ−タでなけ
ればステツプP33に戻る。
【0059】ステツプP32の判定で入力した座標デ−
タが1つ前の走査ラインのものでない場合は、1つ前の
走査ライン(Xn-1 )に1インクリメントした(隣接し
た)走査ラインのデ−タか否かを判定し(ステツプP3
8)、そうであれば該当グル−プ内の最終の座標デ−タ
を抽出し、隣接しているデ−タか否かを判定する(ステ
ツプP39、P40)。この判定は、走査ライン(Xn
)の+EDGEのカウント値(YWm )が1つ前の走
査ライン(Xn-1 )に1インクリメントした走査ライン
の−EDGEのカウント値(YBmb)より大きいか、或
いは走査ライン(Xn )の−EDGEのカウント値(Y
Bm )が1つ前の走査ライン(Xn-1 )に1インクリメ
ントした走査ラインの+EDGEのカウント値(YWm
b)より小さい場合に隣接していると判定される。隣接
しているデ−タであればステツプP23以降の処理に移
る。また、隣接しているデ−タでなければステツプP3
3に戻る。
【0060】この処理によりグル−プN毎に座標デ−タ
を仕分けすることができるが、グル−プ数Nは原稿台上
に置かれた原稿シ−トの枚数Nmax に相当するものであ
るから、原稿シ−ト毎にそのエツジの座標を仕分けする
ことになる。
【0061】図18は、図16のフロ−チヤ−トでステ
ツプP9として示した複数原稿モ−ドの場合の原稿領域
を定義する領域アドレス発生処理の詳細を示すフロ−チ
ヤ−トである。まず、スタツクメモリ113に格納され
ている原稿エツジ検出信号を読出し、走査ライン番号
(Xn )と+EDGEのカウント値(YWm )、及び走
査ライン番号(Xn )と−EDGEのカウント値(YB
m )に分解し、グル−プ番号Nに1を代入する(ステツ
プP51、P52)。
【0062】次に、グル−プ内でX座標の最小値の座標
デ−タ(Xmin 、Y1 )、X座標の最大値の座標デ−タ
(Xmax 、Y2 )、Y座標の最小値の座標デ−タ(X1
、Ymin )、Y座標の最大値の座標デ−タ(X2 、Ym
ax )を定義する(ステツプP53〜P56)。グル−
プ番号Nをインクリメントして処理を繰り返して全ての
グル−プについて(N=1〜Nmax )定義付けを行い
(ステツプP57、P58)、主ル−チンに戻る。
【0063】図19及び図20は、図16のフロ−チヤ
−トでステツプP10として示した複数原稿モ−ドの場
合の編集処理の詳細を示すフロ−チヤ−トである。ま
ず、グル−プ番号Nに1を代入し、領域アドレス発生処
理により決定された原稿領域(Xmin 、Y1 )、(Xma
x 、Y2 )、(X1 、Ymin )、(X2 、Ymax )を変
換領域座標として設定する(ステツプP101、P10
2)。次に、特定の2つの座標間距離を比較し、原稿の
傾きの方向を決定し(ステツプP103)、回転座標変
換及び回転角度を設定する(ステツプP104〜P10
7)。
【0064】即ち、2つの座標間距離がX1 −Xmin >
Y1 −Ymin の場合には、回転座標(x、y)の原点及
び回転角度θを、以下のように設定する(ステツプP1
04、P105)。回転方向は時計方向となる。
【0065】x←X−Xmin y←Y−Y1 θ←−tan-1{(Ymin −Y1 )/(X1 −Xmin
)} 2つの座標間距離がX1 −Xmin <Y1 −Ymin の場合
には、回転座標(x、y)の原点及び回転角度θを、以
下のように設定する(ステツプP106、P107)。
回転方向は反時計方向となる。
【0066】x←X−X1 y←Y−Ymin θ←tan-1{(Y1 −Ymin )/(X1 −Xmin )} 以上の条件に従うことにより、45°以下の小さい補正
角度で、補正の基準となる原稿周辺の位置、基準座標の
位置が統一される。
【0067】画像編集に移る。まず画像編集のモ−ドを
調べる(ステツプP108)。「モ−ド0」は画像編集
の原点を回転座標の原点とし、各原稿画像の傾きのみ補
正するモ−ドで、「モ−ド1」は複数の原稿画像のそれ
ぞれの傾きを補正した後、最適位置に平行移動して編集
するモ−ドである。
【0068】ステツプP108の判定で「モ−ド0」の
場合は、回転座標原点(U0 、V0)を画像編集の原点
座標として設定し(ステツプP109)、準備完了を待
つて回転処理を実行し(ステツプP110、P11
1)、グル−プ番号Nをインクリメントして全てのグル
−プについて処理の終了を判定し(ステツプP112、
P113)、処理終了の場合は主ル−チンに戻る。
【0069】ステツプP108の判定で、モ−ド0でな
い場合はモ−ド1である。この場合は、まずグル−プ番
号N=1の画像についての画像編集の原点座標(α、
β)を設定する。なお、α、βの値は操作パネル(或い
はデイツプスイツチ)から予め入力しておく。これにつ
いては、後述する操作パネルのタツチパネル付きデイス
プレイの説明を参照して欲しい。
【0070】次にその原稿画像の編集領域の座標値の最
大値(Umax 、Vmax )に対し、V軸方向についてはβ
の間隔を隔てて次の原稿画像の編集領域の原点座標を設
定し、U軸方向についてはαの間隔を隔てて次の原稿画
像の編集領域の原点座標を設定する。この処理により、
複数の原稿画像について重なり合うことなく、各画像を
整然と配列することができる(図27参照)。
【0071】モ−ド1の場合の処理を図20のフロ−チ
ヤ−トに示す。ステツプP108の判定で、モ−ド0で
ない場合はステツプP114に移る。入力画像のY軸方
向の最小値Ymin が既に設定されている原稿画像の編集
領域のV軸方向の座標値の総和ΣVmax より大きいか否
かを判定し(ステツプP114)、(Ymin >ΣVmax
)の場合は、整列基準(U軸方向)は変えないでV軸
方向に画像を配置することにし、U軸方向の編集原点座
標U0 をU軸方向の編集領域の座標値の総和ΣUmax-1
に、V軸方向の編集原点座標V0 をV軸方向の座標値の
総和ΣVmax に設定し、フラグFv を0に設定する(ス
テツプP115、P116)。
【0072】また、(Ymin ≦ΣVmax )の場合は、整
列基準(U軸方向)を変えるため、U軸方向に画像を配
置することにし、U軸方向の編集原点座標U0 をU軸方
向の編集領域の座標値の総和ΣUmax に、V軸方向の編
集原点座標V0 をβに設定し、V軸方向の座標値の総和
ΣVmax にβを入れ、フラグFv を1に設定する(ステ
ツプP117、P118)。準備完了を待つて回転処理
を実行し(ステツプP119、P120)、編集領域の
座標値の最大値Umax 、Vmax を抽出する(ステツプP
121)。
【0073】編集領域のV軸方向の座標最大値Vmax が
所定の限界値Vlimtを越えたか否かを判定し(ステツプ
P122)、(Vmax >Vlimt)の場合は、フラグFv
=0か否かを判定する(ステツプP123)。フラグF
v =0の場合は、V軸方向の座標値の総和ΣVmax に
(Vmax +β)を代入し(ステツプP124)、U軸方
向の座標値の総和ΣUmax が(ΣUmax <ΣUmax +
α)か否かを判定する(ステツプP125)。U軸方向
の座標値の総和ΣUmax が(ΣUmax +α)よりも小さ
い場合は、ΣUmax に(ΣUmax +α)を代入し(ステ
ツプP126)、ステツプP112以降の処理に移る。
また、ΣUmax が(ΣUmax +α)よりも小さくない場
合はステツプP112以降の処理に移る。
【0074】ステツプP122の判定及びステツプP1
23の判定で否定的な場合は、U軸方向の編集領域の座
標値の総和ΣUmax-1 にΣUmax を代入し、V軸方向の
座標値の総和ΣVmax にβを代入し(ステツプP12
7、P128)、ステツプP126以降の処理に移る。
【0075】図21は2つの座標間距離がX1 −Xmin
>Y1 −Ymin の場合の領域アドレス発生処理により決
定された原稿領域を示し、図22は図21に示した原稿
領域を、上記した回転座標変換処理による新たな座標で
示したものである。
【0076】また、図23は2つの座標間距離がX1 −
Xmin <Y1 −Ymin の場合の領域アドレス発生処理に
より決定された原稿領域を示し、図24は図23に示し
た原稿領域を、上記した回転座標変換処理による新たな
座標で示したものである。
【0077】図25は入力された各原稿画像と設定され
た回転座標原点を示したものであり、また、図26は設
定された回転座標の原点の回りに回転する画像編集処理
を行つた画像を示す。
【0078】図27は、図25に示す入力された各原稿
画像について、上記「モ−ド1」による画像回転編集処
理を行い、複数の原稿画像のそれぞれの傾きを補正し、
最適位置に平行移動した状態を示す。
【0079】図28は、図16のフロ−チヤ−トでステ
ツプP6、P11として示した画像デ−タ出力処理の詳
細を示すフロ−チヤ−トで、図13を参照すると理解し
やすい。まず、ペ−パ−サイズを示す座標(Up 、VP
)を設定する(ステツプP151)。イレ−ス領域が
設定されているか否か判定し(ステツプP152)、イ
レ−ス領域が設定されている場合はイレ−ス領域の対角
線上の2点の座標(Ue0、Ve0)、(Ue1、Ve1)を設
定し(ステツプP153)、イレ−ス領域が複数設定さ
れている場合は繰り返し設定し、イレ−ス領域の設定終
了を待ち(ステツプP154)、準備完了を待つて出力
イネ−ブル(出力可)の状態を設定し(ステツプP15
5、P156)、主ル−チンに戻る。ステツプP152
の判定でイレ−ス領域が設定されていない場合は、直ち
にステツプP155の処理に移る。
【0080】次に、ブツクモ−ドの場合の処理について
説明する。ブツクモ−ドはブツクを左右のペ−ジに分割
してそれぞれコピ−するモ−ドで、ブツク分割ペ−ジ連
写モ−ドともいう。図29、図30は原稿台の上にブツ
ク原稿を載置した状態を示す正面図で、ブツク原稿の左
右のペ−ジが原稿スケ−ル19aに対して傾いて置かれ
ている。原稿台19の原稿スケ−ル19aには、ブツク
原稿ORの綴じあわせ部である中央部分の位置合わせの
ための指標19bが設けられている。以下の説明では指
標19bの位置をブツクセンタ−と呼ぶ。
【0081】原稿画像の読取りは、ブツク原稿の左右2
ペ−ジを1回の走査で行う。読取られた原稿画像は入力
ペ−ジメモリに格納されると共に、原稿エツジ座標がス
タツクメモリ113に格納される。
【0082】図31は、図16のフロ−チヤ−トでステ
ツプP12として示したブツク原稿領域を定義するブツ
ク領域アドレス発生処理の詳細を示すフロ−チヤ−トで
ある。まず、スタツクメモリ113に格納されている原
稿エツジ検出信号を読出し、走査ライン番号(Xn )と
+EDGEのカウント値(YWm )、及び走査ライン番
号(Xn )と−EDGEのカウント値(YBm )に分解
し、グル−プ番号Nに1を代入する(ステツプP20
1、P202)。
【0083】次に、グル−プ内でX軸座標の最小値を示
す原稿エツジの座標デ−タ(Xmin、Y1 )、及びX軸
座標の最大値を示す原稿エツジの座標デ−タ(Xmax 、
Y2)を定義する(ステツプP203、P204)。原
稿エツジのX座標の最小値Xmin 及び最大値Xmax の間
にブツクセンタ−のX軸座標値Xbookが含まれるか否か
を判定し(ステツプP205)、含まれる場合は原稿ス
ケ−ルに最も近い原稿を有効な原稿とする。
【0084】そして、左ペ−ジ(X<Xbookの領域)に
ついて、原稿エツジのX軸座標の最小値を示す座標(X
Lmin 、YL1 )、原稿エツジのY軸座標の最大値を示
す座標(XL2 、YLmax )、及び原稿エツジのY軸座
標の最小値を示す座標(XL1 、YLmin )を抽出し、
格納する(ステツプP206、P207、P208)。
また、右ペ−ジ(X>Xbookの領域)についても、原稿
エツジのX軸座標の最大値を示す座標(XRmax 、YR
2 )、原稿エツジのY軸座標の最大値を示す座標(XR
2 、YRmax )、及び原稿エツジのY軸座標の最小値を
示す座標(XR1 、YRmin )を抽出し、格納する(ス
テツプP209、P210、P211)。
【0085】さらに、ブツクセンタ−における原稿エツ
ジの+EDGEの座標値(Xbook、YW)、及び−ED
GEの座標値(Xbook、YB)を抽出、格納し(ステツ
プP212)、主ル−チンに戻る。
【0086】ステツプP205の判定で、原稿エツジの
X軸座標の最小値Xmin 及びX軸座標の最大値Xmax の
間にブツクセンタ−のX軸座標値Xbookが含まれない場
合は、グル−プ番号Nをインクリメントし、全てのグル
−プの処理の終了を判定する(ステツプP211、P2
22)。処理の終了でなければ次のグル−プの処理を行
うためステツプP203に戻り、処理終了の場合はエラ
−処理を実行し(ステツプP223)、主ル−チンに戻
る。以上の処理により、ブツク原稿の左右のペ−ジにつ
いて画像領域のアドレスが決定された。
【0087】次に、図32及び図33のフロ−チヤ−ト
によりブツク編集処理について説明する。ブツク分割ペ
−ジ連写モ−ドの場合は、左右のペ−ジを別々に処理す
る2段階処理となる。
【0088】まず、図32のフロ−チヤ−トにより左ペ
−ジの処理について説明する。原稿エツジの2つの座標
間距離を比較し、原稿の傾きの方向を決定する(ステツ
プP241)。即ち、2つの座標間距離がXL1 −XL
min >YL1 −YLmin の場合には、領域アドレス発生
処理により決定された画像領域(XL1 、YLmin )、
(Xbook、YW)、(XLmin 、YL1 )、(Xbook、
YB)を変換領域座標として設定し(ステツプP24
2)、回転座標の原点(x、y)及び回転角度θを、以
下のように設定する(ステツプP243、P244)。
回転方向は時計方向となる。
【0089】x←(X−XLmin ) y←(Y−YL1 ) θ←−tan-1{(YL1 −YLmin )/(XL1 −X
Lmin )} 2つの座標間距離がXL1 −XLmin <YL1 −YLmi
n の場合には、領域アドレス発生処理により決定された
画像領域(XLmin 、YL1 )、(Xbook、YW)、
(XL2 、YLmax )、(Xbook、YB)を変換領域座
標として設定し(ステツプP245)、回転座標の原点
(x、y)及び回転角度θを以下のように設定する(ス
テツプP246、P247)。回転方向は反時計方向と
なる。
【0090】x←(X−XL1 ) y←(Y−YLmin ) θ←tan-1{(YL1 −YLmin )/(XL1 −XL
min )} 画像編集の原点座標(U0 、V0 )を、U0 =α、V0
=βに設定し(ステツプP248)、準備完了を待つて
回転処理を実行し(ステツプP249、P250)、主
ル−チンに戻る。なお、α、βの値は操作パネル(或い
はデイツプスイツチ)から予め入力しておく(タツチパ
ネル付きデイスプレイの説明参照)。
【0091】次に、図33のフロ−チヤ−トにより右ペ
−ジの処理を説明する。原稿エツジの2つの座標間距離
を比較し、原稿の傾きの方向を決定する(ステツプP2
81)。即ち2つの座標間距離がXRmax −XR2 >Y
Rmax −YR2 の場合には、領域アドレス発生処理によ
り決定された原稿領域(Xbook、YW)、(XR1 、Y
Rmin )、(Xbook、YB)、(XRmax 、YR2 )を
変換領域座標として設定し(ステツプP282)、回転
座標の原点(x、y)及び回転角度θを以下のように設
定する(ステツプP283、P284)。回転方向は時
計方向となる。
【0092】x←(X−Xbook) y←(Y−YW) θ←−tan-1{(YRmax −YR2 )/(XRmax −
XR2 )} 画像編集の原点座標(U0 、V0 )を、U0 =α+(Y
B−YW)sin θ、V0 =βに設定し(ステツプP28
5)、準備完了を待つて回転処理を実行し(ステツプP
290、P291)、主ル−チンに戻る。なお、α、β
の値は操作パネル(或いはデイツプスイツチ)から予め
入力しておく(タツチパネル付きデイスプレイの説明参
照)。
【0093】2つの座標間距離がXRmax −XR2 >Y
Rmax −YR2 でない場合には、領域アドレス発生処理
により決定された原稿領域(Xbook、YW)、(XRma
x 、YR2 )、(Xbook、YB)、(XR2 、YRmax
)を変換領域座標として設定し、回転座標の原点
(x、y)及び回転角度θを以下のように設定する(ス
テツプP286、P287、P288)。回転方向は時
計方向となる。
【0094】x←(X−Xbook) y←(Y−YW) θ←tan-1{(YRmax −YR2 )/(XRmax −X
R2 )} 画像編集の原点座標(U0 、V0 )を、U0 =α、V0
=βに設定し(ステツプP289)、準備完了を待つて
回転処理を実行し(ステツプP290、P291)、主
ル−チンに戻る。
【0095】図34は、ブツクモ−ドにおける左ペ−ジ
の2つの座標間距離がXL1 −XLmin <YL1 −YL
min の場合の領域アドレス発生処理により決定された画
像領域を示し、図35は図34に示した画像領域を上記
した回転座標変換処理による新たな座標で示したもので
ある。また、図38は図35に示す画像領域とペ−パ−
サイズ領域の関係を示したものである。
【0096】また、図36は2つの座標間距離がXL1
−Xmin >YL1 −YLmin の場合の領域アドレス発生
処理により決定された画像領域を示し、図37は図36
に示した画像領域を、上記した回転座標変換処理による
新たな座標で示したものである。また、図39は図37
に示す画像領域とペ−パ−サイズ領域の関係を示したも
のである。
【0097】図40は、ブツクモ−ドにおける右ペ−ジ
の2つの座標間距離がXRmax −XR2 >YRmax −Y
R2 の場合の領域アドレス発生処理により決定された画
像領域を示し、図41は図40に示した画像領域を上記
した回転座標変換処理による新たな座標で示したもので
ある。また、図44は図41に示す画像領域とペ−パ−
サイズ領域の関係を示したものである。
【0098】また、図42は2つの座標間距離がXRma
x −XR2 <YRmax −YR2 の場合の領域アドレス発
生処理により決定された画像領域を示し、図43は図4
2に示した画像領域を、上記した回転座標変換処理によ
る新たな座標で示したものである。また、図45は図4
3に示す画像領域とペ−パ−サイズ領域の関係を示した
ものである。
【0099】図16のフロ−チヤ−トにおける残りの主
要な処理について説明する。
【0100】図46は、図16のフロ−チヤ−トでステ
ツプP1として示した初期化を説明するフロ−チヤ−ト
である。ここでは、原稿台上に置かれた原稿シ−トの枚
数に相当するグル−プ数Nのリセツト、走査ライン番号
Xn のリセツトを行い(ステツプP301、P30
2)、U軸方向の編集領域の座標値の総和ΣUmax-1 、
及びU軸方向の編集領域の座標値の総和ΣUmax に予め
設定された所定値αを設定し、V軸方向の座標値の総和
ΣVmax にβを設定する(ステツプP303)。さらに
フラグFv を0にリセツトし(ステツプP304)、主
ル−チンに戻る。
【0101】図47は、図16のフロ−チヤ−トでステ
ツプP5として示した通常処理について説明する。ま
ず、原稿シ−トの最大サイズの4隅の4点の座標を変換
領域座標として設定し(ステツプP351)、原稿画像
の回転座標の原点座標(x、y)を原稿画像の原点
(0、0)に設定し、回転角度θを0°に設定する(ス
テツプP352、P353)。画像編集のための原点の
座標(U0 、V0 )を(α、β)に設定し(ステツプP
354)、準備完了を待つて回転処理を実行し(ステツ
プP355、P356)、主ル−チンに戻る。
【0102】[タツチパネル付きデイスプレイ]以下、
操作パネルOPのタツチパネル付きデイスプレイ96の
操作と表示内容について説明する。
【0103】図48は、タツチパネル付きデイスプレイ
96の基本表示画面を示すもので、デイスプレイ96に
は、傾き補正、フアイリング、仕上げ、原稿→コピ−、
及び基本画面の選択を指示するタツチキ−201〜20
5、装置の状態に関するメツセ−ジやコピ−枚数などを
表示するメツセ−ジ部206、コピ−濃度、複写倍率、
及び記録紙サイズの指定を行うタツチキ−207〜20
9が設けられている。この画面では、メツセ−ジ部20
6にはコピ−できる旨の表示と、設定されたコピ−枚数
が「1」であることが表示されている。また、タツチキ
−207〜209にはコピ−濃度が自動設定される「オ
−ト濃度」に、複写倍率は「1.000」に設定され、
記録紙サイズは原稿サイズと複写倍率に応じて自動選択
されることを意味する「オ−ト用紙」が表示されてい
る。
【0104】図49は、タツチキ−201により傾き補
正が選択されたときの画面であつて、図48に示す基本
表示画面は図49に示す画面に切り換わる。この画面で
は、枠210内にタツチキ−として、プレビュ−キ−2
11、複数原稿モ−ドキ−212、ブツク分割モ−ドキ
−213、ブツク両面モ−ドキ−214、ブツク合成モ
−ドキ−215などが表示されており、タツチキ−の操
作により該当するモ−ドを選択することができる。
【0105】また、この画面には、画像角度の補正を指
示する角度補正キ−216、画像の整列を指示する整列
キ−217、画像間隔の設定を指示する間隔設定キ−2
18、記録紙サイズ選択キ−219が表示されている。
この表示状態では画像間隔として縦横それぞれ5mm間
隔が設定されており、記録紙サイズは「オ−ト用紙」で
現在A3が選択されていることが示されている。角度補
正キ−216のONにより「モ−ド0」を選択すること
ができ、整列キ−217のONにより「モ−ド1」を選
択することができる(図19、ステツプP108参
照)。また、間隔設定キ−218の操作で「モ−ド1」
における画像間隔α、βの設定ができる。
【0106】プレビュ−キ−211を操作すると、画像
読取部IRのみが作動して原稿画像の読取りがなされ、
原稿台上に置かれた原稿シ−トの配置状態を見ることが
できる。また、角度補正キ−その他のキ−が操作された
場合には、プレビュ−キ−211を操作することにより
処理された画像の配置状態を見ることができる。図50
は、プレビュ−キ−211を操作したときの画面で、図
49に示す画面の枠210の内部に原稿台上に置かれた
原稿シ−トの配置状態が表示される。
【0107】図51は、角度補正キ−216を操作して
「モ−ド0」を選択して原稿画像の傾きを補正した場合
の画面である。プレビュ−キ−211を操作することに
より、画面には原稿画像の傾きが補正された状態が表示
され、補正の状態を確認することができ、また、選択さ
れた記録紙サイズ(ここでは「オ−ト用紙」モ−ドで、
枠210一杯のサイズであるA3が選択されている)も
同時に表示される。
【0108】図52は、整列キ−217を操作して「モ
−ド1」を選択して原稿画像の傾きの補正と配置の整列
を行つた場合の画面であつて、プレビュ−キ−211を
操作することにより、原稿画像の傾きが補正され、且つ
整列された状態を確認することができる。
【0109】ここでは、原稿間隔α、βとして既に5m
m間隔設定されており、また、記録紙サイズとして「オ
−ト用紙」モ−ドで、A4が選択されている状態を表示
している。この例のように、原稿画像の傾きの補正や整
列処理により余白部分を減らすことができる場合がある
から、「オ−ト用紙」モ−ドが選択されている場合には
小さいサイズの記録紙に記録可能と判断されると自動的
に小さいサイズの記録紙が選択される。
【0110】図53は、記録紙サイズ選択キ−219を
操作して記録紙サイズをB4に変更した場合の画面であ
つて、記録紙サイズ選択キ−219部分には「マニユア
ル」「B4」の表示が表れる。また、枠210には原稿
画像とともにB4サイズの記録紙が表示される。
【0111】図54は、図52に示す画面(整列キ−2
17を操作し、「モ−ド1」を選択した状態の画面)に
おいて、間隔設定キ−218を操作した状態の画面を示
す。図54に示す画面において、枠210内に表示され
た原稿画像の配置状態を見ながら縦間隔設定キ−218
a、218b、横間隔設定キ−218c、218dを操
作して原稿画像の縦横の間隔を所望の間隔とし、最後に
OKキ−218eを操作することで所望の間隔を設定す
ることができる。図55は原稿画像の縦間隔を10mm
に、横間隔を12mmに設定した状態を示す。
【0112】図56は、図49に示した画面と同じくタ
ツチキ−201により傾き補正が選択されたときの表示
画面であつて、この画面表示においてブツク分割モ−ド
キ−213を操作すると図48に示す基本表示画面が図
示のように切り換わる。この状態でもコピ−は可能であ
るが、先に説明した複数原稿モ−ドの場合と同様に角度
補正、間隔設定などを行うことができる。
【0113】図56に示す画面で、ブツク分割モ−ドキ
−213を操作し、プレビュ−キ−211を操作する
と、画像読取部IRが作動して原稿画像の読取りがなさ
れ、原稿台上に置かれたブツク原稿の配置状態が表示さ
れる。図57はプレビュ−キ−211を操作したときの
画面である。この画面では、新たにブツクセンタ−の位
置の変更を指示するブツクセンタ−変更キ−221が表
示される。
【0114】図57に示す画面で、ブツクセンタ−変更
キ−221を操作すると、図58に示す画面に切り換わ
る。ブツクセンタ−の位置を設定するセンタ−位置設定
キ−221a、221bを操作してブツクセンタ−の位
置を所望位置に移動し、最後にOKキ−221cを操作
することでブツクセンタ−の位置を所望位置に設定する
ことができる。図58はブツクセンタ−の位置が最初の
位置よりも右に移動した状態を示している。
【0115】図59は、ブツク分割モ−ドが設定されて
いる状態において、角度補正キ−216を操作して左右
のペ−ジについて角度補正をし、プレビュ−キ−211
の操作により補正の状態を表示した場合の画面である。
ここでは、原稿間隔α、βとして5mm間隔設定されて
おり、また、記録紙サイズとして「オ−ト用紙」モ−ド
で、B5Yが選択されている状態を表示している。
【0116】図60は、ブツク両面モ−ドキ−214を
操作してブツク両面モ−ドが設定された状態において、
角度補正キ−216を操作して左右のペ−ジについて角
度補正をし、プレビュ−キ−211の操作により補正の
状態を表示した場合の画面である。また、図61は、ブ
ツク合成モ−ドキ−215を操作してブツク合成モ−ド
が設定された状態において、角度補正キ−216を操作
して左右のペ−ジについて角度補正をし、プレビュ−キ
−211の操作により補正の状態を表示した場合の画面
である。
【0117】画像間隔の設定や、記録紙サイズの選択
は、複数原稿モ−ドの場合と同じであるから説明を省略
する。
【0118】以上説明した実施例では、ブツクセンタ−
の位置は予め装置側で設定しているが、これに限られる
ものではなく、原稿画像の読取り処理した後、その処理
結果に基づいて自動的に位置を設定することも可能であ
る。例えば、図62に示すように画像領域の副走査方向
(X軸方向)の座標値の最大値Xmax と最小値Xminか
ら、ブツクセンタ−位置を、Xbook=(Xmax +Xmin
)/2に設定するようにしてもよい。
【0119】また、原稿台上にブツク原稿を置いた場
合、例えば図63に示すように綴じ合わせ部分が原稿台
上に密着せず、この部分に通常の画像とは異なる「影」
が生じるから、この「影」を検出するか、或いは、図6
4に示すように副走査方向における原稿台の表面とブツ
ク原稿との間の距離を測距センサ−により測定するなど
して綴じ合わせ部分を検出し、ブツクセンタ−位置を決
定することも可能である。また、副走査方向に垂直な主
走査方向の複数の位置で綴じ合わせ部分の検出を行え
ば、ブツクセンタ−位置の傾きを検出することも可能で
ある。
【0120】さらに、図65に示すように、原稿台上に
ブツク原稿を置いた場合、綴じ合わせ部分が原稿台上に
密着しないために生ずる画像の歪みを、原稿台の表面と
ブツク原稿との間の距離に基づいて歪みを補正する技術
手段が提案されているが、ブツク原稿の場合には、この
ような歪み補正手段と組み合わせることにより、画像角
度や位置を補正すると共に画像の歪みまでも補正して、
高品質の画像を形成することができる。
【0121】ここで、上記した原稿台の表面とブツク原
稿との間の距離を測定する手法について簡単に説明す
る。図66は複写機の原稿台部分の斜視図、図67は原
稿台部分の断面図で、原稿台19の下側には距離センサ
ユニツトFD1〜FD3、及び距離センサユニツトCD
1〜CD2が配置されている。即ち、第1スキヤナ11
の下側の距離センサユニツトFD1〜FD3は原稿台1
9上に載置された原稿シ−トの第1スキヤナ11の移動
方向に沿つた長さを検出する距離センサユニツトであ
り、第2スキヤナ14の下側の距離センサユニツトCD
1〜CD2は第1スキヤナ11の移動方向に対して垂直
方向の長さを検出する距離センサユニツトである。
【0122】図68は、距離センサユニツトFD1〜F
D3、及び距離センサユニツトCD1〜CD2の構成を
示す図であり、図69はセンサユニツトに内蔵された駆
動回路を示す。なお、Lは集光レンズである。各センサ
ユニツトは2個のLED1 とLED2 と1個のPSDを
内蔵しており、LED1 で照明される位置とLED2で
照明される位置との2箇所を1つのセンサユニツトで検
出することができる。LED1 とLED2 とはLED駆
動回路に入力されるLED信号の状態に応じていずれか
一方が発光し、被測定物までの距離はPSD上での検知
位置により検知される。PSDから出力されるアナログ
信号は信号処理回路においてデジタル信号に変換された
後、クロツク信号に同期して出力される。
【0123】図68に示すように、各センサユニツトは
LED1 、LED2 から投射された光が原稿ORに対し
て斜めに入射するように配置されている。PSDは原稿
面で乱反射した光を検出する。このように配置すると、
センサユニツトと原稿台上に密着したブツク原稿までの
距離と、センサユニツトと原稿台上に密着しないブツク
原稿の綴じ合わせ部分の原稿面までの距離の差を大きく
することができ、差が大きい程ブツク原稿の綴じ合わせ
部分の検出のための閾値を高く設定することができ、確
実に綴じ合わせ部分の検出ができるからである。
【0124】図70は、センサユニツトと原稿面までの
距離と、PSDの出力との関係の一例を示したもので、
センサユニツトと原稿台上に密着したブツク原稿までの
距離AではPSDの出力は120DSCであるのに対
し、センサユニツトと原稿台上に密着しないブツク原稿
の綴じ合わせ部分の原稿面までの距離BではPSDの出
力は80DSCとなり、例えば閾値を100DSCに設
定すればブツク原稿の綴じ合わせ部分を確実に検出する
ことができる。
【0125】また、以上説明した実施例では、原稿画像
の傾きに関して、原稿スケ−ルに対する原稿シ−トの周
縁の傾きを検出するものを示したが、原稿画像の傾きの
検出はこれに限られるものではなく、原稿内部の画像、
例えば文字列の傾きを検出する手法を応用して原稿画像
の傾きを検出することもできる。なお、原稿の文字列の
傾きを検出する手法は既に多数提案されている。
【0126】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明のデジタル
画像形成装置は、原稿台上に同時に配置された複数の原
稿を走査して得た画像信号に基づいて、複数の原稿のそ
れぞれの画像領域を検出すると共に、少なくとも所定の
基準線に対する複数の画像領域のそれぞれの傾きを検出
し、傾きを補正した画像信号で画像を形成するもので、
画像相互の位置を補正することも可能である。
【0127】これにより、この発明のデジタル画像形成
装置によれば、例えば書籍などブツク形式の原稿で原稿
台上に載置したときなど、左右のペ−ジがそれぞればら
ばらに傾いてしまう場合があるが、このような場合で
も、画像の傾きや位置を補正し、記録紙の周縁に対して
傾きのない整列した画像とすることができ、高品質の複
写物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用するに適したデジタル複写機の
構成の概略を示す断面図。
【図2】制御系の全体構成を説明するブロツク図。
【図3】操作パネルの正面図。
【図4】画像読取制御部と回転制御ユニツト制御部の間
の信号の種類、回転制御ユニツト制御部とプリンタ制御
部の間の信号の種類を説明する図。
【図5】画像読取制御部と回転制御ユニツト制御部との
間の信号のタイミングを説明する図。
【図6】回転制御ユニツト制御部とプリンタ制御部との
間の信号のタイミングを説明する図。
【図7】回転制御ユニツト制御部の構成の詳細を示すブ
ロツク図。
【図8】原稿エツジ検出部の回路構成を示すブロツク
図。
【図9】座標デ−タ発生部の回路構成を示すブロツク
図。
【図10】回転処理部の構成の詳細を示すブロツク図。
【図11】画像領域と座標系の関係を説明する図。
【図12】出力ペ−ジメモリにおけるペ−パサイズ、イ
レ−ス領域などの入出力信号を説明する図。
【図13】ペ−パサイズの設定、イレ−ス領域の設定を
説明する図。
【図14】原稿台上の原稿シ−トを説明する図。
【図15】原稿シ−トの走査と原稿エツジの検出を説明
する図。
【図16】複写機の動作モ−ドに応じた画像処理の概略
を説明するフロ−チヤ−ト。
【図17】グル−プ分け処理の詳細を説明するフロ−チ
ヤ−ト。
【図18】領域アドレス発生処理の詳細を説明するフロ
−チヤ−ト。
【図19】画像回転編集処理の詳細を説明するフロ−チ
ヤ−ト(その1)。
【図20】画像回転編集処理の詳細を説明するフロ−チ
ヤ−ト(その2)。
【図21】原稿領域のアドレスを説明する図。
【図22】新たな座標系による原稿領域のアドレスを説
明する図。
【図23】原稿領域のアドレスを説明する図。
【図24】新たな座標系による原稿領域のアドレスを説
明する図。
【図25】入力された各原稿画像と設定された回転座標
原点を説明する図。
【図26】原稿画像を回転座標原点の回りに回転編集し
た画像を説明する図。
【図27】原稿画像を回転し、最適位置に平行移動した
画像を説明する図。
【図28】画像デ−タの出力処理の詳細を説明するフロ
−チヤ−ト。
【図29】ブツクモ−ドにおける原稿台上のブツク原稿
を説明する図。
【図30】ブツクモ−ドにおける原稿台上のブツク原稿
を説明する図。
【図31】ブツクモ−ドの領域アドレス発生処理の詳細
を説明するフロ−チヤ−ト。
【図32】ブツク編集処理(左ペ−ジ)の詳細を説明す
るフロ−チヤ−ト。
【図33】ブツク編集処理(右ペ−ジ)の詳細を説明す
るフロ−チヤ−ト。
【図34】ブツクモ−ドの左ペ−ジの原稿領域のアドレ
スを説明する図。
【図35】新たな座標系による図35に示す原稿領域の
アドレスを説明する図。
【図36】ブツクモ−ドの左ペ−ジの原稿領域のアドレ
スを説明する図。
【図37】新たな座標系による図36に示す原稿領域の
アドレスを説明する図。
【図38】図35に示す原稿領域とペ−パサイズ領域の
関係を説明する図。
【図39】図37に示す原稿領域とペ−パサイズ領域の
関係を説明する図。
【図40】ブツクモ−ドの右ペ−ジの原稿領域のアドレ
スを説明する図。
【図41】新たな座標系による図40に示す原稿領域の
アドレスを説明する図。
【図42】ブツクモ−ドの右ペ−ジの原稿領域のアドレ
スを説明する図。
【図43】新たな座標系による図42に示す原稿領域の
アドレスを説明する図。
【図44】図41に示す原稿領域とペ−パサイズ領域の
関係を説明する図。
【図45】図43に示す原稿領域とペ−パサイズ領域の
関係を説明する図。
【図46】画像処理ル−チンの初期化処理の詳細を説明
するフロ−チヤ−ト。
【図47】画像処理ル−チンの通常処理の詳細を説明す
るフロ−チヤ−ト。
【図48】タツチパネル付きデイスプレイの基本画面を
説明する図。
【図49】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その1)。
【図50】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その2)。
【図51】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その3)。
【図52】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その4)。
【図53】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その5)。
【図54】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その6)。
【図55】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その7)。
【図56】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その8)。
【図57】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その9)。
【図58】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その10)。
【図59】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その11)。
【図60】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その12)。
【図61】キ−操作した場合のタツチパネル付きデイス
プレイの表示画面を説明する図(その13)。
【図62】ブツクセンタ−位置の設定についての他の例
を説明する図。
【図63】ブツク原稿の場合に綴じ合わせ部分に生じる
影を説明する図。
【図64】ブツク原稿の場合に綴じ合わせ部分に生じる
原稿と原稿台との密着状態を説明する図。
【図65】ブツク原稿の場合に綴じ合わせ部分に生じる
原稿画像の歪みとその歪みの補正を説明する図。
【図66】複写機の原稿台部分の斜視図。
【図67】複写機の原稿台部分の断面図。
【図68】距離センサユニツトの構成を説明する図。
【図69】距離センサユニツトに内蔵された駆動回路の
ブロツク図。
【図70】距離センサユニツトと原稿面までの距離とP
SD出力との関係を示す図。
【符号の説明】
IR 画像読取部 P プリンタ部 OP 操作パネル 10 走査系 20 画像処理ユニツト 30 回転制御ユニツト 40 印字処理ユニツト 60 レ−ザ光学系 70 作像系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 和弘 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 花田 栄治 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を走査して画像信号を発生させる画
    像信号発生手段と、前記画像信号に基づいて記録紙上に
    画像を形成する画像形成手段と、制御手段とを備えたデ
    ジタル画像形成装置において、 画像信号発生手段から出力された画像信号に基づいて、
    原稿台上に同時に配置された複数の原稿のそれぞれの画
    像領域を検出すると共に、少なくとも所定基準線に対す
    る複数の画像領域のそれぞれの傾きを検出して傾きを補
    正した画像信号を出力する補正手段を備え、 前記制御手段は、補正手段から出力された補正済みの画
    像信号を画像形成手段に出力することを特徴とするデジ
    タル画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデジタル画像形成装置は
    さらに画像信号を処理して画像を可視表示する表示手段
    を備え、前記制御手段は画像信号発生手段から出力され
    た画像信号に基づく補正前の画像、及び前記補正手段に
    より補正された画像信号に基づく補正済みの画像を表示
    手段に出力して可視表示せしめることを特徴とする請求
    項1記載のデジタル画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿台上に同時に配置された複数の
    原稿はブツク原稿であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のデジタル画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、複数の画像領域のそれ
    ぞれの傾きの補正とともに画像領域の相互の位置を調整
    した画像信号を出力することを特徴とする請求項1記載
    乃至請求項3のいずれかに記載のデジタル画像形成装
    置。
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