JP2672583B2 - デジタル画像形成装置 - Google Patents

デジタル画像形成装置

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JP2672583B2
JP2672583B2 JP63194631A JP19463188A JP2672583B2 JP 2672583 B2 JP2672583 B2 JP 2672583B2 JP 63194631 A JP63194631 A JP 63194631A JP 19463188 A JP19463188 A JP 19463188A JP 2672583 B2 JP2672583 B2 JP 2672583B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿のベタ部領域に対して各種の模様付け
を施したコピーを得ることを可能としたデジタル画像形
成装置に関する。
〔従来の技術〕
デジタル複写機などのデジタル画像形成装置は、原稿
から得た画像データをデジタル信号処理することで多様
なフオーマツトのコピーを得ることができる様にしたも
のである。
従来のこの種のデジタル画像形成装置では、原稿のベ
タ部は、その文書等の枠を残しての白抜きを行う程度の
処理であつた。
なお、この種の画像形成装置は周知であるのでここに
は特に文献は挙げない。
〔発明が解決しようとする課題〕
複写機を始めとするこの種の画像形成装置が広く産業
界に浸透するに及んで、その機能に対する要求も多岐に
渡るようになつてきており、原稿のベタ部をカラー化し
たり、種々の模様を施して、原稿とは異なるバラエテイ
に富んだコピーが要求されるようになつてきた。
本発明の目的は、上記した要求に応ずべく、画像デー
タのベタ部領域にパターンを合成できるデジタル画像形
成装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、入力される画像データからベタ部領域を
識別する識別手段と、選択信号に応じて種々パターンか
ら1つのパターンを選択して発生する発生手段と、前記
ベタ部領域に前記選択されたパターンを合成する合成手
段とを備えることによつて達成される。
〔作 用〕
ベタ部と識別された画像データの領域に、網、破線の
模様が合成されるので、ユーザの要求に合った種々の模
様でベタ部を処理できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるデジタル画像形
成装置の概略構成図である。
このデジタル画像形成装置は、コンタクトガラス201
に原稿を搬送する自動原稿搬送装置(ADF)100、コンタ
クトガラス201に位置決めされた原稿の画像を所定の解
像度で分解して光電変換するスキヤナ200、及び、スキ
ヤナ200で読取つた画像を3つの給紙カセツト305,306,3
07に収納されているいずれかのサイズの記録紙に記録す
るとともに両面複写機能を備えたプリンタ300によつて
構成されており、基本的には周知のいわゆるデジタル複
写機と同一の構成をもつ。
原稿搬送装置100においては、原稿台101に載置されて
いる原稿が1枚ずつフイードコロ102によつて送り出さ
れ、搬送ベルト103によつてコンタクトガラス201の所定
位置に位置決めされる。そして、原稿の画像が読取られ
ると、その原稿は搬送ベルト103によつてコンタクトガ
ラス201から除去されて、排出トレイ104に排出される。
スキヤナ200においては、コンタクトガラス201に位置
決めされた原稿の画像が光学系202によつて矢印方向に
スキヤンされるとともに、そのスキヤンされて得られた
画像(以下スキヤン光という)はラインイメージセンサ
203に結像される。
ラインイメージセンサ203は、その光学系202のスキヤ
ンラインのスキヤン光を所定数の画素に分解して各画素
の画像を光電変換し、これによつて、電気的な画像デー
タが形成される。
プリンタ300においては、画像データによつて変調さ
れたレーザ光をスキヤンするレーザ書込部301から出力
されたレーザ光は、ドラム状の感光体(画像形成媒体)
302に照射される。
感光体302は、矢印方向に回転されるとともに、その
表面が帯電チヤージヤ303によつて均一に帯電され、そ
の帯電された表面にレーザ光が露光されて記録画像(画
像データ)に対応した静電潜像が形成され、この静電潜
像は現像器304によつてトナー現像される。
一方、3つの給紙カセツト305,306,307のうち選択さ
れたものにスタツクされている記録紙は、各々給紙カセ
ツト305,306,307に対応する給紙コロ308,309,310によつ
て最上部に位置するものから1枚ずつ送り出される。こ
のようにして給紙コロ308,309,310によつて送り出され
た記録紙は、トナー像の先端にその先端が一致するタイ
ミングでレジストローラ311によつて感光体302に送り出
される。
感光体302に送り出された記録紙は、転写チヤージヤ3
12で感光体302に密着されてトナー像が転写された後、
分離チヤージヤ313で感光体302から分離され、さらに定
着器314によつてトナー像がその表面に定着される。そ
して、定着を終了した記録紙は分配部315及び反転部316
を介して排出コロ317によつて搬送され、機外に排出さ
れる。
機外に排出された記録紙は、仕分け318によつて複写
動作時の複写画像を記録した記録紙をスタツクするスタ
ツカ319,320にスタツクされる。
分配部315は画像が記録された記録紙を反転部316,排
出コロ317あるいは搬送部321のいずれかに仕分けるもの
であり、搬送部321は両面複写時に第1面の画像が記録
されている記録紙を再度レジストローラ311に搬送する
ためのものである。
感光体302の表面の残留トナーはクリーニング部322に
よつて除去され、残留電荷は除電ランプ323によつて除
去される。
第2図は第1図における分配部の一例を示す構成図で
あつて、315a,315b,315c,315dは、記録を搬送する搬送
コロ、315e,315fは記録紙の搬送経路を切り換えるため
の分岐板である。
記録紙を反転させた状態で、すなわち、画像が記録さ
れた面を下にした状態で排出する場合、分岐板315eはA1
方向に、分岐板315fはA3方向に付勢される。そして、記
録紙は、搬送経路イ,ロ,ハ,ニ,ホを順次通過して排
出コロ317へと搬送され、機外へ排出される。
記録紙をそのままの状態で、すなわち画像の記録面を
上にした状態で排出する場合、分岐板315eはA2方向に付
勢される。そして、記録紙は、搬送回路を通過して排出
コロ317へと搬送され、機外へ排出される。
記録紙を搬送部321へ送り出す場合、分岐板315eはA1
方向に、分岐板315fはA4方向に付勢される。そして、記
録紙は、搬送経路イ,ロ,ハ,ニ,ト,チを順次通過し
て搬送部321へと送り出される。
第3図は、第1図に示した画像形成装置の制御部の一
例を示すブロツク図であつて、ラインイメージセンサ20
3の出力画信号はAGC(可変利得制御)アンプ11によつて
所定の振幅に増幅され、アナログ/デジタル変換器12に
よつて所定ビツト数のデジタル信号に変換されて画像処
理部13に加えられる。
画像処理部13は、スキヤナ200の光学系202の特性及び
ラインイメージセンサ203の各ビツトの受光特性のばら
つき等が原因となる画像信号のレベルのばらつきを補正
するシエーデイング補正処理、スキヤナ200による画像
の読取特性と人間の視覚特性との相違を補正して、スキ
ヤナ200の読取画像を視覚的に最適な画像に変換するγ
補正処理、画像のボケを解消するMTF補正処理、新聞の
ように地肌の色が濃い原稿や地肌が汚れている原稿の画
像を適切に抽出するための地肌除去処理、画像を擬似的
に階調化するための中間調処理、二値化処理する文字部
と中間処理する画像とを分離するための文字/中間調分
離処理、及びカラー信号処理、その他の種々の画像処理
を実現するものである。
画像処理部13によつて処理された画情報は画像メモリ
15に蓄積される。この画像メモリ15はメモリ制御部16に
よつてその書込み読出し動作が制御される。
画像メモリ15から読出された画像データは、画像処理
部13によつてプリンタ300でのプリントに適合した画信
号とされてレーザダイオードドライバ17に加えられ、こ
れによつてレーザダイオード18からは、画信号(画像情
報)によつて変調されたレーザ光が発生される。なお、
このレーザダイオード18は、複写装置300のレーザ書込
部301に設けられている。また画像処理部13は、画像メ
モリ15とともに画像の線密度を変換する密度変換処理及
び画像を縮小拡大する変倍処理も実行する。走査表示部
19は操作キーと、動作状態や操作手順等を表示するため
の表示器からなる。操作キーとしては、例えば、複写動
作を開始するためのコピーキー、複写動作を停止させる
ためのストツプキー、複写枚数等の数値データを入力す
るためのテンキー、拡大・縮小等のモードを設定するた
めのモードキー、及び、表示器に表示された選択項目を
選択するためのガイダンスキー等を備えている。また、
表示器としては表示の自由度が大きい液晶表示装置等を
用い、操作手順のメツセージ情報、テンキーで入力され
た数値及び実際の複写枚数等を表示する。DF制御部20
は、原稿搬送装置100を制御し、スキヤナ制御部21はス
キヤナ200を制御し、複写制御部22は、複写装置200の各
部操作を制御するものである。そして、これらのDF制御
部20,スキヤナ制御部21,複写制御部22,画像処理部13,メ
モリ制御部15及びレーザダイオードドライバ17はシステ
ム制御部23によつてそれぞれの動作タイミングや動作モ
ード等が制御される。
メモリ制御部15と複写制御部22とは、レーザ書込部30
1の動作を同期するための情報をやりとりしている。
第4図はスキヤナ制御部の構成を示すブロツク図であ
つて、スキヤナ制御ユニツト460,位置センサ480,走査モ
ータ制御ユニツト470,モータ471,エンコーダ472によ
り、第1図の光学系202を駆動する。
同図において、ラインa−1にスキヤンイニシヤライ
ズの信号がくると、まず、位置センサ480が作動してい
るかをチエツクし、作動していると、スキヤナ制御ユニ
ツト460は走査モータ制御ユニツトへ指令を出し、モー
タ471を駆動して、ランプユニツトを第1図の左側に動
かす。位置センサ480が作動しなくなると、スキヤナ制
御ユニツト460は上記指令を下げ、モータ471を停止させ
る。
その後、スキヤナ制御ユニツト460は、モータ471を逆
転させる信号を出し、ランプユニツトをホーム側へ移動
させ、位置センサ480が働くと、モータ471を停止させ
る。
又、通常時は、第4図のラインa−1からの信号によ
り、モータ471を駆動し、ランプユニツトを移動させて
原稿面をスキヤンする。
ランプ制御回路450はランプ451のオン/オフ及び光量
を一定にコントロールする回路である。
発振回路440,タイミング制御ユニツト430にてCCDイメ
ージセンサ411(第1図のラインイメージセンサ203),
信号処理ユニツト420の基本タイミング信号を発生させ
る。
原稿面の画像は次のように処理させる。
まず、ランプ451の光を原稿に当て、その反射光をCCD
イメージセンサ411で受ける。
反射光は原稿面の白い部分は多く、黒い部分は弱いの
で、CCDに入る光は白い部分は強く、黒い部分は弱く入
る。これを電気信号に変換し、増幅器413に送る。この
増幅器413は、AGC機能を有しており、ランプ451の劣
化、ランプ間の光量バラツキ、コンタクトガラス,ミラ
ー,レンズの汚れ等による光量変化によるCCD411の出力
変化を増幅器413のAGCにより利得を変え、出力が常に一
定となるように作動する。
A/D変換器421は、アナログ信号をデジタル信号に変換
するものであり、増幅器413からのアナログ出力をデジ
タル信号に変換する。このA/D変換器421は、高速(約15
MHz)のものが必要であるので、フラツシユ型のものが
多く使われている。
シエーデイング処理回路422は、CCDの各ビツトの出力
電圧のバラツキ、光学系のバラツキを押える。この方法
は、CCDの読取りビツト数と同一メモリ(変値データメ
モリ)をもち、基準白板(白色の基準となる板)を読
み、その値を前記メモリに格納しておく。もし、光学
系,CCDが理想的であると、CCDの各ビツトの出力は全て
同一であるが、実際にはバラツキがあるので、各々のビ
ツトの出力は差をもつている。したがつて、このままデ
ータとして使用すると、原稿の白,黒のレベルと、CCD
出力の白,黒のレベルが異なり、正しい画像とならなく
なる。これを防止するため、基準白板でのCCD411の出力
をメモリに格納しておき、原稿の読取りデータと演算
し、正しいデータに補正する。
この演算式は下記のとおりである。
変倍処理回路423は、原稿の画像を所定の大きさに拡
大したり、縮小したりする回路であり、主走査方向(CC
Dで読む方向)はこの回路で変倍し、副走査方向(光学
系のスキヤン方向)は光学系のスピードを変えて行う。
主走査方向と副走査方向の倍率を別々に変えることによ
り、縦と横の倍率を自在に変えることが可能となる。
中間調,2値化,写真・文字自動分離回路424は、変値
データ(1画素が階調性を持つたデータで、000000が黒
とすると、111111が白)を2値データ(白,黒の2つ)
に変換する。
写真のように、中間層を含んだものは、中間調処理で
マトリクス法,デイザ法等により、2値のデータに変換
する。
写真・文字自動分離回路は、文字と写真の両方を含む
原稿のとき、中間調処理をすると、文字の部分がボケて
しまい見にくくなる。また、2値化処理すると文字は見
やすいが、写真の部分で中間調がでないので、のつぺら
とした絵となつてしまう。そこで、この回路により、文
字の部分と写真の部分を自動的に分離し、文字の部分は
2値化処理を、又、写真の部分は、中間調処理を行つ
て、それぞれの良い点を取り出している。
自動分離は多値データで、中間調(灰色等)を含んだ
部分が一定以上つづくと写真領域と判断し、白,黒のハ
ツキリしたデータがつづく時は文字、という様に判断し
ている。
以上の処理を行つて、a−4のラインを通して出力す
る。
なお、上記機能は、ラインa−1よりスキヤナ制御ユ
ニツトを介して制御出来る様になつている。
第5図は操作部の構成図であつて、各キーは同図に示
した機能を有し、それぞれのキーを操作して所望のコピ
ーを作成することができる。
第6図はメイン制御系の構成を示すブロツク図であつ
て、マイクロプロセツサ610、ROM620、RAM630、時計回
路(タイマ)640、電源641、I/O650,660,670がバス600
を介して連結されている。
第7図はプリンタの書込みユニツトの構成図であつ
て、301はポリゴンミラーであり、モータ701により高速
(14173rpm)で回転している。ビームセンサ703はドラ
ム302に書込みを開始する基準信号を作るもので、同図
のタイミング波形にある様に、ビームセンサ703よりt1
時間後に書込みデータに応じて半導体レーザ18(出力5m
W)をオン/オフし、画像に応じた光をドラムに当て
る。
ドラム302上は光が当つた部分は表面電位が下がり、
光の当たらなかつた部分は電位が残つたままとなる。こ
れを複写機一般のプロセスと同一の原理で現像し、転写
紙に像を作つていく。
第8図はプリンタの制御系の構成図であつて、像再生
系制御ユニツト810は高圧電源ユニツト820、給紙制御ユ
ニツト830、ヒータ制御ユニツト840、モータドライバ85
0、ソレノイドドライバ860、リレードライバ870、信号
処理回路880を制御している。
次に、2枚以上の原稿を合成する本発明の実施例につ
いて説明する。
従来の合成方法は機械的に両面ユニツトを用いて転写
紙を2回通すことで合成画像を作つていたので、機械的
精度の関係できめ細い位置精度を出すことが出来ず、大
まかな合成しか出来なかつた。
本発明はこの点を改良して、きめ細い位置精度が出せ
る合成コピーを実現したものである。
第9図は原稿合成の概念図であつて、(a)と(b)
はそれぞれ合成すべき原稿、(c)は合成したプリント
を示す。
同図において、各原稿及び合成コピーに付してある
“×”印は基準マークで、有効画像領域外に付し、これ
を2個以上付すことで原稿のスキユーをも検知して合成
を行う。
第10図は本実施例のための全体ブロツク図であつて、
900はイメージプロセツシングユニツトで合成に関する
画像信号の制御を行う。イメージメモリ(第3図の画像
メモリ15)901は、スキヤンの1回目は元の画像データ
を格納し、2回目以降は、1回目のメモリのデータと2
回目のスキヤンデータとを合成して格納し、最後にこの
メモリのデータをレーザダイオードコントロール回路90
4を介してレーザダイオードユニツト905に与えてプリン
トする。なお、902は光電変換回路、903は画像処理回路
(第3図の画像処理部)、906は制御ユニツト(第3図
のシステム制御部)である。
第11図は、画像メモリ(イメージメモリ)周辺の構成
図、第12図は合成制御部の構成図である。
以下、第4図と第10図,第11図,第12図を参照して合
成の動作を説明する。
第4図のプリント釦(スタートキーK8)を押すと、ス
キヤナが移動し、ランプ451が点灯して原稿を読取り、
信号処理ユニツト420で変倍・中間調処理等を行い、ラ
インa−4から第10図のイメージプロセツシングユニツ
ト900に与える。この信号は第12図の基準マーク検出回
路1200に入り、第9図に示した基準マークを検知する。
この基準マークを主走査方向に対して2個付しておくこ
とで、原稿のセツト性を判断し、2個の位置差分をスキ
ユー補正回路1201にフイードバツクして、電気的にスキ
ユーを補正する。
第13図,第14図は原稿のセツト性を判断する方法の説
明図であつて、(a)は正しく原稿がおかれた状態であ
り、読取りの2ライン目に2つの基準マークがのつてい
る。この時はスキユー補正をしない。
一方、(b)の様に、斜目にセツトすると、2ライン
目と4ライン目で2と7よりその差は5、ライン方向は
2ラインと4ラインよりその差は2であるので、これを
距離に変換して、θを求め、そのθ分スキユー補正す
る。
400dpiでは1ラインの距離は25.4mm/400dpi=0.0635m
m/ライン、主走査方向については400dpiであれば0.0635
mm/CLKとなる。
又、原稿の基準マークの座標は第13図のライン数と主
走査方向のクロツク数より求める。
第15図はスキユー補正のための構成図であつて、の
位置をの位置に移す方法について説明する。
第13図の(b)の様に、斜目になつた原稿は、第14図
のの位置をの位置へ移動すれば良い。その時の移動
量は原点から主走査方向の距離aと基準マークの斜目量
θより、第14図の(1),(2)式を用いることで算出
出来る。この量だけ移動すれば良い。
スキユー補正回路1201ではリアルタイムで送られてく
る各画像データのアドレスより補正量を計算し、その値
を第15図のメモリ901に送る。ここではX,Y方向のアドレ
スの前に加算回路1501,1502が入つており、この部分で
補正量を加算又は減算して正しい位置のアドレスを算
し、そのエリアにデータを書き込んでいく。
次に、第16図により2つの原稿を合成する方法につい
て説明する。前記の方法にて第1の原稿をメモリに記憶
する。第2の原稿と第1の原稿の合成方法について説明
する。
第1の原稿をメモリに記憶する時に基準マークの内原
点となるマーク(第13図(a)のAのマーク)の座標を
おぼえておく。第16図の様に第1の原稿と第2の原稿を
読んだ時、基準となる原点の位置がズレていると、この
ままコピーすると合成コピーはズレた画像となつてしま
う。
このズレの補正は次の様にしている。
第1の原稿の原点の座標をX1,Y1(2,2)とする。第2
の原稿の原点の座標をX2,Y2(4,3)とする。第1の原稿
はすべてメモリに入つているので第2の原稿をメモリに
入れる時に、X1−X2,Y1−Y2分座標を移動すれば良い。
基準マーク検知回路1201は第1,第2の原稿より基準マー
クの座標のズレを算出し、その値を第15図のX,Y補正値
2に入れ、原稿のズレを補正する。
第17図は合成する時の画像CLKとメモリリード,ライ
トの関係を示す波形図である。
まず、画像CLKの先頭でメモリの内容を読み出してラ
ツチし、CLKの後端でメモリの内容と画像データの論理
をとつて再度メモリにしまう。この動作にて、メモリ上
で合成が出来る。
第18図はその回路を示す。この回路では、XOR,OR,AND
いずれかが選択出来る様になつている。プリントアウト
する時は、メモリの内容を出力すれば正しく合成された
画像が得られることになる。
本実施例では、合成画像は一度メモリ上に作成してプ
リントする方法について説明したが、コピースピードを
早くする為に、例えば2枚の原稿を合成する時は、1枚
目はメモリにしまい、2枚目の原稿時、2枚目の原稿に
合わせてメモリのアドレスを補正して出力しても良い。
次に、ソリツド画像の方法について説明する。
第19図はソリツド画像のイメージの説明図であつて、
これは元画(a)を(b)のように中抜きし、X1,Y1
けズラして(c)のように合成することで実現出来る。
この時の動作について説明する。
前記の方法でスキユー補正をしてメモリに記憶される
読出し時、1つの画像CLK内でアドレスを変えて2回デ
ータを読出し、それを合成して1つのデータとして書込
み系へ送る。
また、版下等を合成でコピーする時第1の原稿と第2
の原稿のサイズが多少異なつていることがあり、これを
そのままかさねてコピーするとズレを生じる不具合があ
つた。
本発明は版下上についている基準マークより原稿のス
キユー量,寸法のバラツキを変倍して補正してコピーす
る様にした。
以下、この動作について説明する。
第20図はこの動作のフローチヤートである。一般に2
枚以上の版下を利用して1つの製品を作る時、版下の合
わせの為に基準マークが入つている。第1の原稿の時、
このマーク(原点)の間隔を読取り(ステツプ1)、こ
の値をl1とし、次に第2の原稿を読取り同一のマークを
読取りこの間隔をl2とする(ステツプ5)。m=l1/l2
より倍率を求め(ステツプ6)、この倍率によりコピー
することにより、第1,第2の画像サイズを同一にする。
この時、座標補正を入れることで(ステツプ2,7)、ピ
ツタリの合成がとれる。
上記例は、第1と第2の原稿のサイズを合わせる様に
したが、マークの間隔が前もつてわかつていると、この
値lと比較することで正しいサイズのコピーが得られ
る。もちろんキー設定した変倍率によつても変倍出来る
ことは言うまでもない。
以下、2つの現像器を用いてベタ部とその他の部分で
コピーする色を変える動作について説明する。
概略の動作は次の通りである。
第1図のデジタル複写機の概略図において、304は現
像部であり、この中は第21図の様に2つに分かれてお
り、それぞれ赤と黒の様に互いに異なつた色のトナー、
又は同色のトナーが入つており、別々にも同時にも駆動
出来る様になつている。本説明では第21図400に赤のト
ナー、401に黒のトナーが入つているとする。
まず、第1のコピー動作で光学系202を駆動して原稿
を読取る。読取つた信号を第22図の回路を通してベタ部
以外を第21図(a)の401の黒トナーで現像し、第1図
の分配部315で反転しないで両面トレイ321にためる。
第2のコピー動作で再度同一の原稿を読取り、第22図
の回路で黒ベタの部分を赤色の現像器400で現像して第
1図の定着部314で定着して排出コロ317を介して排出す
る。この動作により文字部は黒色で又、ベタ部は赤色で
コピーされることになる。
第23図の動作フローチヤートを示す。
第22図の動作について説明すると、この部分は第3図
の画像処理部13であり、次の動作をする。
〈濃度判定回路200〉 この部分は、基準白板を読取つて、A/D変換の出力が
一定値内に入る様にAGCアンプのゲインをコントロール
する部分であり、原稿1枚読取るたびにAGCアンプの制
御を行う。
〈エリア検出回路2201〉 信号aにより中間調である部分のエリアを検出する。
例えば地肌の汚れ等で1〜数画素の微小エリアに対して
中間調が検出され信号aが発生しても、この場合は中間
調エリアとしては検出しない。つまり、一定面積以上に
わたつている中間調部分を中間調エリアとして検出す
る。又、黒い印刷の上をカラーフエルトペンでマークし
た時、黒の印刷部分は黒であり濃度も高い。この様に中
間調エリアが黒によつて分断されている様な場合は、そ
の黒の部分の一部にまで中間調エリアを拡大して検出す
る。
〈フラグ制御回路2202〉 次段のフラグメモリをセツト/リセツトする回路であ
る。
〈フラグメモリ2203〉 主走査方向の1ラインメモリであり、マーク指定エリ
アを示すフラグが入つており、1ライン(副走査)ごと
に更新される。
〈トリミングマスキング回路2204〉 フラグメモリ2203の出力信号により、出力信号dで2
値画像データをゲートして第1の書出しデータeを生成
する。
〈中抜き処理回路2205〉 ベタ部のエツジラインを抜き出す回路である。この信
号にてベタ部の内と外を区別出来る。
〈中抜き選択回路2206〉 フラグメモリ2203の出力信号dにより中抜きしたデー
タgをゲートし、第2の書出しデータhを得る。
〈出力選択回路2207〉 第1の書出しデータe又は第2の書出しデータhいず
れかを選択してL.Dドラバーへデータfとして供給す
る。
次にベタ部の検出方法について、第24図,第25図によ
り説明する。
第25図はタイミングチヤート、第24図は回路図の一部
を示す。第25図のタイミングチヤートにおいて、CLKは
画像のクロツクで、Dataは画像データを示す。
Data1,Data2は、第24図のD−F/F−1,D−F/F−2にて
それぞれ1クロックずつシフトさせて作る。Data3はDat
aとData2をANDゲート(G1)を通して作る。この回路に
てベタ部と細線とが分離される。細線とベタ部の大きさ
は、D−F/Fにて遅らせる量によつて決まる。よつてか
なり太い線も線として扱うにはD−F/Fの数を多くすれ
ば良い。
第25図でData4は細線の部分を示す。この信号を赤又
は黒色のトナーで現像させれば、ベタ部を除いた部分の
コピーが得られる。Data3はベタ部の信号であり、ベタ
部をコピーさせるにはこの信号にて行えば良い。この様
にData3とData4で現像部の色を変えることにより細線と
ベタ部の色を自動的に変えることが出来る。又、この方
法は原稿上でエリアを検出するので色ズレも少なく出来
る。
今までは主走査のみについて説明したが、実際には副
走査方向についても同様の走査を行つて面について検知
する様になつている。
以上の説明からもわかる様に、主走査と副走査でD−
F/Fでデイレイする数を変えることにより主,副でベタ
の幅を変えることが出来る。
次に、ベタ部に模様付けする方法について説明する。
第26図はそのブロツク図を示す。
パターン発生回路2600は、ユーザの要求に基づくパタ
ーン選択信号の入力により、種々のパターンから1つの
パターンを発生する。選択回路2601は、Data3とData4の
一方を選択して出力する。合成回路2602は、パターン発
生回路2600と選択回路2601から出力される信号を合成し
て出力する。
第24図に得られた信号に対しパターン発生回路2600の
信号と組合わせることで第27図の様な画像を得ることが
出来る。
この動作について説明する。
第28図は入力データとパターン発生回路によるパター
ンを合成した出力の説明図であつて、同図の(入力)信
号において、a1〜a17は主走査方向の信号、l1〜l5は副
走査方向の信号を示す。この信号に対してパターンは次
の様に対応する。
入力信号のa1,l1の画素はパターン(第27図の
(a))のX1,Y1、入力信号のa2,l1の画素はパターン
(第27図の(a))のX2,Y1、と言う様に対応してお
り、出力は入力信号とパターンの信号のANDを取つて出
力している。
この結果を第28図の(出力)に示す。
この様に、パターンとを合成することでベタ部がXに
分解されたことになる。いろいろなパターンを作ること
によりいろいろな模様を作ることが出来る。
今までの説明はベタ部と細線について行つて来たが、
マーカペンによるエリア指定の領域を用いても同様の機
能を出すことが出来る。この時はエリア検出回路よりマ
ーカペンのエリアを認識する。かげ付けの画像を得るに
は第19図の様に、まず原稿そのままをコピーし(a)を
得る。第29図に示した回路とタイミングにより、原稿を
中抜きしそのコピーを得る(b)。(a)と(b)の画
像をX1,Y1だけシフトして合成することで、(c)のコ
ピーを得ることが出来る。本例は、これらの作業を自動
的に行う様にしたものである。
第29図(b)の回路は、画像信号よりエツジ部を検出
する様にしたものである。入力データをシフトレジスタ
SR1,SR2を通す。そのタイミング図を同図(a)に示
す。入力データ(Data)とシフトレジスタSR2の出力を
排他的論理和ゲートXORを通すと、入力データが互いに
異なつている時に出力するので、出力Q3が得られる。出
力Q3と入力データを比べてみると、入力データのエツジ
部が出力Q3になつていることがわかる。エツジ部の幅は
シフトレジスタSR1,SR2の個数を変えることで実現出来
る。
本実施例は、主走査方向のみについて説明したが、副
走査方向についても同様の機能をもたせている。
同図(c)はコピーサンプルの説明図である。
第30図はかげ付けの特殊例の説明図であつて、かげ部
を白ヌキとしたコピー例を示す。
同図のような画像を得るには、次のようにする。エツ
ジ部の画素X3…X10,Y3を得るには、X2,38,Y5のエツ
ジを第29図で説明した方法で取り出す。それをX,Y方向
へシフトしてメモリにストアすることで得られる。
第31図はその回路構成図であつて、X1,Y1はX,Y方向を
決めるアドレスであり、X2,Y2はかげ付け用に中抜き部
をシフトするためのオフセツト用のアドレスである。
第32図は本発明に用いられるタブレツトの説明図であ
つて、この種のタブレツトはすでに公知なので説明は省
略する。
タブレツトを用いて所定領域の色を変えたり模様付け
する方法について説明する。
タブレツト上をペンで指示することでその位置の座標
をコードで操作部制御板へ送られる。このタブレツトは
A3版までで、分解能を0.5mm/dotとすると、第33図の様
に分解出来、ペンで指示することで、ペンを押下した位
置(座標を検出出来る)。そのコードは第3図の画像処
理部13へ送られる。そのコードはさらに第22図のタブレ
ツト座標メモリ2208に入り、ペンで指示した領域がメモ
リ上に記憶される。スキヤナで読取つた画像データをタ
ブレツト座標メモリ2208で示されるエリアをトリミング
/マスキング回路を介して切り出し、所定のエリアをプ
リントする。色を変える制御は先に説明した方法と同一
である。この様に特定エリア部分下降する為のエリアは
タブレツトでも良いし、又は黒ベタ部の大きさ、あるい
はマーカによるエリアでも可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、画像データの
ベタ部領域に種々のパターンを合成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るデジタル画像形成装置
の概略構成図、第2図は第1図における分配部の構成
図、第3図は第1図の制御系の一例を示すブロツク図、
第4図はスキヤナ制御部のブロツク図、第5図は操作部
の構成図、第6図はメイン制御系のブロツク図、第7図
はプリンタの書込みユニツトの構成図、第8図はプリン
タの制御系の構成図、第9図は原稿合成の概念図、第10
図は本発明の実施例を説明する全体ブロツク図、第11図
は画像メモリ周辺の構成図、第12図は合成制御部の構成
図、第13図,第14図は原稿のセツト性を判断する方法の
説明図、第15図はスキユー補正のための構成図、第16図
は2つの原稿合成の方法の説明図、第17図は合成時の動
作波形図、第18図は合成回路の構成図、第19図はソリツ
ド画像のイメージの説明図、第20図はスキユー補正動作
のフローチヤート、第21図は第1図の現像部の要部構成
図、第22図は合成回路のブロツク図、第23図はその動作
フローチヤート、第24図はベタ部検出回路の構成図、第
25図はその動作タイミングチヤート、第26図はベタ部領
域の模様付け方法の説明図、第27図は合成パターンの出
力例の説明図、第28図は合成パターン例の説明図、第29
図はエツジ部検出の説明図、第30図はかげ付けの特殊例
の説明図、第31図はその回路構成図、第32図は本発明に
用いられるタブレツトの説明図、第33図はタブレツトの
分解能説明図である。 100……自動原稿搬送装置、200……スキヤナ、300……
プリンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される画像データからベタ部領域を識
    別する識別手段と、選択信号に応じて種々パターンから
    1つのパターンを選択して発生する発生手段と、前記ベ
    タ部領域に前記選択されたパターンを合成する合成手段
    とを備えていることを特徴とするデジタル画像形成装
    置。
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