JPH05103188A - デジタルカラー画像形成装置 - Google Patents

デジタルカラー画像形成装置

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JPH05103188A
JPH05103188A JP3262106A JP26210691A JPH05103188A JP H05103188 A JPH05103188 A JP H05103188A JP 3262106 A JP3262106 A JP 3262106A JP 26210691 A JP26210691 A JP 26210691A JP H05103188 A JPH05103188 A JP H05103188A
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color
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forming
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Shinji Yamakawa
川 愼 二 山
Midori Aida
田 み ど り 相
Masayuki Hayashi
正 幸 林
Yasushi Kamo
茂 靖 加
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー原稿に対して、原稿情報の判読性を損
なわないように秘密保持用キャラクタを付加する。 【構成】 画像読取り手段が読取った原稿のカラー画像
データの色が設定色である領域を背景色領域として抽出
する抽出手段;キャラクタ画像データ形成手段が形成す
る所定の色キャラクタ画像データを、画像読取り手段が
読取ったカラー画像データの、前記抽出手段が抽出した
背景色領域に合成する画像データ合成手段;を備え、原
稿の文字情報とキャラクタ画像データとの重なりをなく
すことにより、原稿の文字情報の判読性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルカラー画像形
成装置に関し、カラー原稿に対してカラーの秘密保持用
キャラクタを合成した画像を形成するデジタルカラー画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より重要文書および図面等の秘密保
持に、各企業や公的機関は細心の注意を払ってきた。然
るに、それら秘密文書の漏洩問題はあとを断たない。中
でも、会議資料等として配布されたそれらの文書が複写
され外部に持ち出される場合がしばしばある。このた
め、会議等でそれらの文書を配布する際に同一原稿に対
する複数のコピーのそれぞれに異なるマーク(例えばシ
リアル番号等)を記述し、被配布者とキャラクタの組合
わせを記憶して漏洩時の漏洩元を明らかにすることによ
り、秘密保持を行う等の工夫を施す必要がある。従来
は、専用の画像合成装置を用いて、画像上にマーキング
処理を行なっていた。しかし、秘密文書であることを示
すマークを画像の全面(原稿中の情報を含む部分)に重
ね合わせる場合、マークの印字濃度、サイズ、およびド
ット構成等により原稿の持つ情報をそこねるか、情報を
そこねないまでも判読性を著しく低下させることがあ
る。
【0003】そこで本出願人は、原稿画像に対して秘密
保持用キャラクタを付加する際に中間調の濃度のキャラ
クタを用いる画像形成装置(特願平3−37664号)
を開発した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特願平3−37664
号に記載の画像形成装置はカラー原稿画像には対応して
おらず、この技術をカラー複写機に用い、原稿画像に対
して秘密保持用キャラクタを付加した場合、例えば、図
24に示すように、原稿画像中の文字が青い文字で秘密
保持用キャラクタが赤い文字であったとすると、画像と
キャラクタの重なった部分は、減色混合法によれば黒
(またはグレー)となり、また加色混合法によれば黄色
となり、原稿画像が非常に見ずらいものとなる。
【0005】また、マーク印字する際にグレー成分以外
補色を用いる提案がなされているが、図25に示ように
画像とキャラクタが重なった部分で画像の欠落があり、
マークのみが強調され、原稿画像が非常に見ずらいもの
となる。
【0006】本発明は、カラー原稿に対して、原稿情報
の判読性を損なわないように秘密保持用キャラクタを付
加することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のデジタルカ
ラー画像形成装置は、原稿を主走査方向および副走査方
向に走査して読取り画素毎のカラー画像データを出力す
る画像読取り手段(1);画像読取り手段(1)が読取った原
稿のカラー画像データの色が設定色である領域を背景色
領域として抽出する抽出手段(40);所定の色の数字また
は文字のキャラクタを形成するキャラクタ画像データ形
成手段(81);キャラクタ画像データ形成手段(81)が形成
したキャラクタ画像データを、画像読取り手段(1)が読
取ったカラー画像データの、前記抽出手段(40)が抽出し
た背景色領域に合成する画像データ合成手段(82,83,84,
85);画像データ合成手段(82,83,84,85)が合成した画像
データに対応してカラー画像を形成する画像形成手段
(2);を備える。なお、カッコ内の記号は後述する実施
例の対応要素を示す。
【0008】第2の発明のデジタルカラー画像形成装置
は、原稿を主走査方向および副走査方向に走査して読取
り画素毎のカラー画像データを出力する画像読取り手段
(1);画像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像デ
ータの色が設定色である領域を背景色領域として抽出
し、該背景色領域から、設定色とは異なる色の画素に隣
接する画素を除いた領域を抽出する抽出手段(40a);所
定の色の数字または文字のキャラクタを形成するキャラ
クタ画像データ形成手段(81);キャラクタ画像データ形
成手段(81)が形成したキャラクタ画像データを、画像読
取り手段(1)が読取ったカラー画像データの、前記抽出
手段(40a)が抽出した背景色領域に合成する画像データ
合成手段(82,83,84,85);画像データ合成手段(82,83,8
4,85)が合成した画像データに対応してカラー画像を形
成する画像形成手段(2);を備える。
【0009】第3の発明のデジタルカラー画像形成装置
は、原稿を主走査方向および副走査方向に走査して読取
り画素毎のカラー画像データを出力する画像読取り手段
(1);画像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像デ
ータの濃度変化を検出する濃度変化検出手段(41b,42b,4
3b);濃度変化検出手段(41b,42b,43b)が検出した濃度変
化が所定値より小さい領域を原稿の背景色領域として抽
出する抽出手段(40b);所定の色の数字または文字のキ
ャラクタを形成するキャラクタ画像データ形成手段(8
1);キャラクタ画像データ形成手段(81)が形成するキャ
ラクタ画像データを、画像読取り手段(1)が読取ったカ
ラー画像データの、前記抽出手段(40b)が抽出した背景
色領域に合成する画像データ合成手段(82,83,84,85);
画像データ合成手段(82,83,84,85)が合成した画像デー
タに対応してカラー画像を形成する画像形成手段(2);
を備える。
【0010】第4の発明のデジタルカラー画像形成装置
は、原稿を主走査方向および副走査方向に走査して読取
り画素毎のカラー画像データを出力する画像読取り手段
(1);画像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像デ
ータの濃度変化を検出する濃度変化検出手段(41b,42b,4
3b);濃度変化検出手段(41b,42b,43b)が検出した濃度変
化が所定値より小さい領域を原稿の背景色領域として抽
出する抽出手段(40b);所定の色の数字または文字のキ
ャラクタを形成するキャラクタ画像データ形成手段(8
1);画像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像デ
ータの色を検出する色検出手段(45b,46b);色検出手段
(45b,46b)が検出した色に対応してキャラクタ画像デー
タの色を変換する色変換手段(82,83,84,85);キャラク
タ画像データ形成手段(81)および色変換手段(82,83,84,
85)により形成されるキャラクタ画像データを、画像読
取り手段(1)が読取ったカラー画像データの、前記抽出
手段(40b)が抽出した背景色領域に合成する画像データ
合成手段(82,83,84,85);画像データ合成手段(82,83,8
4,85)が合成した画像データに対応してカラー画像を形
成する画像形成手段(2);を備える。
【0011】第5の発明のデジタルカラー画像形成装置
は、原稿を主走査方向および副走査方向に走査して読取
り画素毎のカラー画像データを出力する画像読取り手段
(1);画像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像デ
ータの色別の画素数をカウントするカウント手段(44
c);カウント手段(44c)のカウント数が最大の色の画素
が形成する領域を背景色領域として抽出する抽出手段(4
0c);背景色領域の色と異なる色の数字または文字のキ
ャラクタを形成するキャラクタ画像データ形成手段(8
1);キャラクタ画像データ形成手段(81)が形成するキャ
ラクタ画像データを、画像読取り手段(1)が読取ったカ
ラー画像データの、前記抽出手段(40c)が抽出した背景
色領域に合成する画像データ合成手段(82,83,84,85);
画像データ合成手段(82,83,84,85)が合成した画像デー
タに対応してカラー画像を形成する画像形成手段(2);
を備える。
【0012】第6の発明のデジタルカラー画像形成装置
は、原稿を主走査方向および副走査方向に走査して読取
り画素毎のカラー画像データを出力する画像読取り手段
(1);画像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像デ
ータの色が設定色である領域を背景色領域として抽出す
る抽出手段(40);所定の色の数字または文字のキャラク
タを形成するキャラクタ画像データ形成手段(81d);キ
ャラクタ画像データの色を入力する入力手段(33,90);
キャラクタ画像データの色を入力手段(33,90)より入力
した色に変換する色変換手段(82d,83d,84d,85d);キャ
ラクタ画像データ形成手段(81d)および色変換手段(82d,
83d,84d,85d)により形成されるキャラクタ画像データ
を、画像読取り手段(1)が読取ったカラー画像データ
の、前記抽出手段(40)が抽出した背景色領域に合成する
画像データ合成手段(82d,83d,84d,85d);画像データ合
成手段(82d,83d,84d,85d)が合成した画像データに対応
してカラー画像を形成する画像形成手段(2);を備え
る。
【0013】第7の発明のデジタルカラー画像形成装置
は、原稿を主走査方向および副走査方向に走査して読取
り画素毎のカラー画像データを出力する画像読取り手段
(1);画像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像デ
ータの色が設定色である領域を背景色領域として抽出す
る抽出手段(40);所定の色の数字または文字のキャラク
タを形成するキャラクタ画像データ形成手段(81d);画
像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像データの
濃度を検出する濃度検出手段(91);濃度検出手段(91)の
検出した画像データの濃度に対応してキャラクタ画像デ
ータの濃度を変換する濃度変換手段(82d,83d,84d,85
d);キャラクタ画像データ形成手段(81d)および濃度変
換手段(82d,83d,84d,85d)により形成されるキャラクタ
画像データを、画像読取り手段(1)が読取ったカラー画
像データの、前記抽出手段(40)が抽出した背景色領域に
合成する画像データ合成手段(82d,83d,84d,85d);画像
データ合成手段(82d,83d,84d,85d)が合成した画像デー
タに対応してカラー画像を形成する画像形成手段(2);
を備える。
【0014】
【作用】第1の発明によれば、抽出手段(40)が、画像読
取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像データの色が
設定色である領域を背景色領域として抽出し、画像デー
タ合成手段(82,83,84,85)が、キャラクタ画像データ形
成手段(81)が形成するキャラクタ画像データを、画像読
取り手段(1)が読取ったカラー画像データの、前記抽出
手段(40)が抽出した背景色領域に合成する。従って、例
えば設定色を白(画像情報が存在しない領域の色)とした
場合、キャラクタ画像データは、背景色領域にのみ合成
されるので、原稿の情報とキャラクタ画像データの重な
りがなくなり、原稿情報の判読性をそこねることがな
い。
【0015】第2の発明によれば、抽出手段(40a)が、
画像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像データ
の色が設定色である領域を背景色領域として抽出し、該
背景色領域から、設定色とな異なる色の画素に隣接する
画素を除いた領域を抽出する。また、画像データ合成手
段(82,83,84,85)が、キャラクタ画像データ形成手段(8
1)が形成するキャラクタ画像データを、画像読取り手段
(1)が読取ったカラー画像データの、前記抽出手段(40a)
が抽出した背景色領域に合成する。従って、第1の発明
と同様に原稿の情報とキャラクタ画像データの重なりが
なくなると共に、原稿情報に隣接する領域にはキャラク
タ画像データが合成されないので、原稿情報の判読性が
さらに向上する。
【0016】第3の発明によれば、抽出手段(40b)が、
濃度変化検出手段(41b,42b,43b)が検出した濃度変化が
所定値より小さい領域を原稿の背景色領域として抽出
し、画像データ合成手段(82,83,84,85)が、キャラクタ
画像データ形成手段(81)が形成するキャラクタ画像デー
タを、画像読取り手段(1)が読取ったカラー画像データ
の、前記抽出手段(40b)が抽出した背景色領域に合成す
る。すなわち、原稿情報の濃度変化がない部分にのみキ
ャラクタ画像データを合成するので、例えば、背景領域
のない写真等が原稿であってもフラットな部分にのみキ
ャラクタ画像データが合成され、原稿情報の判読性をそ
こねることがない。
【0017】第4の発明によれば、抽出手段(40b)が、
濃度変化検出手段(41b,42b,43b)が検出した濃度変化が
所定値より小さい領域を原稿の背景色領域として抽出
し、色変換手段(82,83,84,85)が、色検出手段(45b,46b)
の検出したカラー画像データの色に対応してキャラクタ
画像データの色を変換する。また、画像データ合成手段
(82,83,84,85)が、キャラクタ画像データ形成手段(81)
および色変換手段(82,83,84,85)により形成されるキャ
ラクタ画像データを、画像読取り手段(1)が読取ったカ
ラー画像データの、前記抽出手段(40b)が抽出した背景
色領域に合成する。
【0018】また本発明の好ましい実施例では、色変換
手段(82,83,84,85)は、キャラクタ画像データの色を、
色検出手段(45b,46b)が検出した色に対して濃度の異な
る同一色相の色に変換する。従って、原稿情報に対応し
て、キャラクタ画像データの色を変換するので、原稿情
報とキャラクタ画像データが区別され、原稿情報の判読
性をそこねることがない。
【0019】第5の発明によれば、カウント手段(44c)
が、画像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像デ
ータの色別の画素数をカウントし、抽出手段(40c)が、
カウント手段(44c)のカウント数が最大の色の画素が形
成する領域を背景色領域として抽出する。また、画像デ
ータ合成手段(82,83,84,85)が、キャラクタ画像データ
形成手段(81)が形成する背景色領域の色と異なるキャラ
クタ画像データを、画像読取り手段(1)が読取ったカラ
ー画像データの、前記抽出手段(40c)が抽出した背景色
領域に合成する。
【0020】また本発明の好ましい実施例では、キャラ
クタ画像データ形成手段(81)は、画像読取り手段(1)が
読取った原稿のカラー画像データ内に存在し、前記背景
領域の色とは異なる色で数字または文字のキャラクタを
形成する。従って、原稿内で最も多い画素の色を背景色
と判断し、これと異なる色のキャラクタ画像データ合成
するので、原稿情報の判読性をそこねることがない。ま
た原稿内に存在する色を用いることで、マークに色変換
等の処理を施してこれを消そうとした場合、原稿データ
の一部も同時に消されるので、マーク消去の処理に対処
できる。
【0021】第6の発明によれば、抽出手段(40)が、画
像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像データの
色が設定色である領域を背景色領域として抽出し、色変
換手段(82d,83d,84d,85d)が、キャラクタ画像データの
色を入力手段(33,90)より入力した色に変換する。ま
た、画像データ合成手段(82d,83d,84d,85d)が、キャラ
クタ画像データ形成手段(81d)および色変換手段(82d,83
d,84d,85d)により形成されるキャラクタ画像データを、
画像読取り手段(1)が読取ったカラー画像データの、前
記抽出手段(40)が抽出した背景色領域に合成する。従っ
て、オペレータが原稿情報に応じて、キャラクタ画像デ
ータの色を指定できるので、原稿情報に最も適した色を
指定することにより、原稿情報の判読性をそこなわない
画像出力を得ることができる。
【0022】第7の発明によれば、抽出手段(40)が、画
像読取り手段(1)が読取った原稿のカラー画像データの
色が設定色である領域を背景色領域として抽出し、濃度
変換手段(82d,83d,84d,85d)が、濃度検出手段(91)の検
出した画像データの濃度に対応してキャラクタ画像デー
タの濃度を変換する。また、画像データ合成手段(82d,8
3d,84d,85d)が、キャラクタ画像データ形成手段(81d)お
よび濃度変換手段(82d,83d,84d,85d)により形成される
キャラクタ画像データを、画像読取り手段(1)が読取っ
たカラー画像データの、前記抽出手段(40)が抽出した背
景色領域に合成する。すなわち、原稿情報の画像濃度に
応じて、キャラクタ画像データ濃度が変換されるので、
キャラクタ画像データと原稿情報の区別がつき、原稿情
報の判読性をそこなわない画像出力を得ることができ
る。本発明の他の目的および特徴は図面を参照した以下
の実施例の説明により明らかになろう。
【0023】
【実施例】(実施例1)図1に、本発明のデジタルカラ
ー複写機の構成概略を示す。図1に示すデジタルカラー
複写機は、原稿を読取るスキャナユニット1と、記録紙
に画像を記録するプリンタユニット2とに大別される。
スキャナユニット1において、コンタクトガラス3上に
載置された原稿は蛍光灯5により露光照明される。原稿
4からの反射光は、レンズアレイ6を経てカラーイメー
ジセンサCCD7に入射し、光電変換により画像信号
(R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)に色分
解)に変換される。ここに、蛍光灯5、レンズアレイ6
及びCCD7等はキャリッジ8に搭載されており、原稿
読取り時はキャリッジ駆動モータ9によりキャリッジ8
が右から左へ移動し、コンタクトガラス3上に載置され
た原稿4の全面が走査される。CCD7から出力される
画像信号は、画像処理部10等で各種画像処理が施され
た後、プリンタユニット2のレーザダイオード(図示せ
ず)に入力される。
【0024】プリンタユニット2では、画像信号によっ
て付勢されたレーザダイオードから出射されたY(イエ
ロー),M(マゼンタ),C(シアン),Bk(ブラッ
ク)用のレーザ光が、各々ボリゴンミラー11等で反射
され、fθレンズ12、ミラー13等を経て、ドラム状
の各感光体14の回転方向(時計方向)と垂直な方向、
即ち、ドラム軸に沿え方向に主走査される。ここに、感
光体14表面は、負電圧の高圧発生装置に接続された帯
電チャージャ16により一様帯電済みとされている。よ
ってレーザ光が照射されると、光導電現像により感光体
表面の電荷がドラム本体の機器アースに流れて消滅す
る。ここで、原稿濃度の濃い部分はレーザダイオードを
点灯させず、原稿濃度の薄い部分はレーザダイオードを
点灯させる。これにより、感光体14の表面には原稿濃
淡に対応した静電潜像が形成される。この潜像を現像ユ
ニット17により現像すると、画像濃度に応じたトナー
像が感光体14上に形成される。
【0025】一方、給紙カセット18に収納された記録
紙19は給紙コロ20等の給紙動作により繰出され、レ
ジストローラ21により所定タイミングで転写ベルト2
2上に送られる。転写ベルト22上を搬送される記録紙
19が画光体14の下部を通過する間、転写チャージャ
23の作用により感光体14上のトナー像が記録紙19
に転写される。転写後、記録紙19は分離チャージャ2
4の作用により剥離されて定着ユニット26に送られ、
定着を受け、排紙ローラ27により排紙トレイ28上に
排出される。
【0026】なお、転写後、感光体14上に残留したト
ナーはクリーニングユニット29で除去され、転写ベル
ト22表面に付着したトナーはクリーニングユニット3
0で除去され、各々廃ボトル31に排出される。また、
感光体17表面の残留電荷は除電ランプ32により除電
消去される。
【0027】図2に、図1に示すデジタルカラー複写機
の電装部の概略を示す。前述したスキャナユニット1、
プリンタユニット2、画像処理部10とともに、各種処
理モードの入力及び表示等を行なうための操作表示ユニ
ット33、これらの各ユニット1,2,33中の制御部
と通信を行い、複写機全体を制御したり画像処理部10
の設定等を行なうシステム制御ユニット34等により構
成されている。
【0028】スキャナ1により光学的に読取ったカラー
原稿画像データあるいは外部機器(磁気ディスクなどの
記録媒体)36より入力されるカラー原稿画像データが
画像処理部10に入力される。画像処理部10はRGB
データを基にY,M,C,Bkのマスキングや画像加工
・編集などの処理を行なう。画像処理部10で所定の処
理が施こされた画像データは、プリンタ2により画像形
成されるか、または、外部機器(磁気ディスクなどの記
録媒体)36へ出力される。このように、複写機本体3
5に対して、外部機器36が接続可能とされており、複
写機本体35と外部機器36との間の通信により画像信
号を授受し得るように構成されている。図3は、画像処
理部10の基本構成を示すブロック図である。γ補正回
路50は、スキャナから読取ったデータに対してグレー
バランスを合わせ、濃度値に変換する。また遅延回路6
0は、マーク領域検出回路40のライン方向の遅延を調
整する。マスキング回路70は、古くから製版技術に用
いられている濃度マスキング法によりR,G,Bのデー
タをY,M,C,Bkに変換する。マーク領域検出回路
40は、R,G,Bの画像データをもとにマーク領域信
号を発生し、マーク付加回路80に入力する。マーク付
加回路80は、マーク領域信号により画像データに秘密
保持用のマークを付加する。γ補正回路90は、後段に
接続されたプリンタ2(または外部機器36)の特性に
応じた階調変換を行なう回路である。
【0029】以下に、本発明の要部であるマーク領域検
出回路40と、マーク付加回路80について説明する。
【0030】図4にマーク領域検出回路40の構成概略
を示す。カラー原稿であっても文字部(文章部)の背景
は、印刷ではインク、複写機ではトナーの消費をさける
ため、紙(原稿紙)の下地をそのまま用いるのが一般的
であり、また原稿に使用する紙は白が一般的である。そ
こで、マーク領域検出回路40では背景として白を検出
する。
【0031】比較器41は、P端子に入力される画像デ
ータRとQ端子に入力されるしきい値R1とを比較し、
P>Q(R>R1)の時にL(ローレベル)を出力す
る。同様に比較器42は、画像データGとしきい値G1
との比較を行ない画像データの方がしきい値よりも大き
い場合(G>G1の場合)に出力をLとし、比較器43
は、画像データBとしきい値B1との比較を行ない画像
データの方がしきい値よりも大きい場合(B>B1の場
合)に出力をLとする。また、比較器41,42,およ
び43の各出力をゲート47に入力し、画像データR,
G,およびBのすべてがそれぞれのしきい値より大きい
時にゲート47の出力がH(ハイレベル)となるように
構成している。このゲート47の出力が、画像データを
白と判断した時にH出力となるマーク領域信号となる。
すなわち、画像データR,G,Bはそのデータ値が大き
い値を取ると各成分(色の成分)が多くなるので、各成
分がしきい値より大きい場合を白と判断し、小さい場合
は黒と判断している。
【0032】図5にマーク付加回路80の構成概略を示
す。マーク付加回路80は、アドレス発生回路81aお
よびマークデータ記憶回路81bにより構成されるマー
クパターン発生回路81と、4つのデータ算出回路8
2,83,84,および85により構成されている。
【0033】アドレス発生回路81aは、アドレス信号
を発生しマークデータ記憶回路81bに与える。マーク
データ記憶回路81bはアドレス信号に同期して、あら
かじめ格納されている秘密保持用マークのデータ(マー
クデータ)を読み出す。マークデータ記憶回路81bか
ら読み出されたマークデータを、各色のデータ算出回路
82〜85に入力し、さらにデータ算出回路82〜85
で所定の処理を施こして画像データを形成する。なお、
マークデータは2値(HまたはL)のデータであり、H
が秘密保持用マーク付加を表し、Lが秘密保持用マーク
付加なしを表す。また、マークデータ記憶回路81b
は、2値のマークデータの他に、色データとして多値デ
ータも記憶している。
【0034】マーク領域検出回路40で形成されたマー
ク領域信号がLの時、またはマーク領域信号がHでかつ
マークデータがLの時は、データ算出回路82〜85は
入力された画像データをそのまま出力する。一方、マー
ク領域信号がHでマークデータがHの時は、マークデー
タ記憶回路81bから出力される多値データを画像デー
タとしてそそのまま出力する。多値データを自由に設定
することによりマーク色は自由に設定できる。
【0035】図6に示すように記録紙全体に秘密保持用
マークを合成した場合において、例えば文字を青、秘密
保持用マークを赤とすると、図7に示すように秘密保持
用マークが合成される。この時、マークパターンはY,
M,C,Bkすべて同一で、多値データが赤となるよう
にマークデータ記憶回路81bに記憶している。このよ
うに本実施例1においては、文字は赤でも青でも白以外
の色にはマークを付加しない。
【0036】なお、マークデータがHの時に多値データ
が出力されるようにすれば、マーク領域信号に関係なく
図25に示す画像も容易に得ることができる。またマー
クデータを独立にマーク記憶回路81bに記憶すること
により、図8に示すように複数色で構成した秘密保持用
マークを形成することができ、また、複数色で構成した
秘密保持用マークを形成することにより、デジタルカラ
ー複写機に付加されている指定色変換機能を用いて秘密
保持用マークのみを消そうとした場合にも対処すること
ができる。この場合、秘密保持用マークの色の間隔は
0.5mm以下が望ましい。また単純に、R,G,B,
Y,M,C,Bkで構成するのではなく、多値データも
変化させることにより秘密保持用マークが消しにくくな
ることはいうまでもない。
【0037】(実施例2)本実施例2は実施例1と比較
して、マーク領域検出回路40の構成が異なり、他は同
一の構成である。
【0038】図9に、実施例2のマーク領域検出回路4
0aの構成概略を示す。マーク領域検出回路40aにお
いて、マーク付加信号形成部41aの構成は、実施例1
に示すマーク領域検出回路40(図4)の構成と同一で
あるためここでは説明を省略する。マーク付加信号形成
部41aで形成された信号はさらに、マーク付加領域縮
少信号形成部42aに入力される。マーク付加領域縮少
信号形成部42aにおいて、1ラインメモリ421,4
22,および423は、それぞれが1ライン分のデータ
を蓄えることができる。1ラインメモリ421の出力を
1ラインメモリ422の入力とし、1ラインメモリ42
2の出力を1ラインメモリ423の入力とし、さらに各
ラインメモリの出力に対してフリップフロップ424〜
432のうちの3つを直列に接続している。このように
1ライン遅延および1画素遅延を行なったフリップフロ
ップ424〜432の各出力により、N11を中心とし
て3×3画素の9画素データ00〜N22を同時に得る
ことができる。得られた3×3画素のデータ00〜N2
2のAND出力をマーク付加領域縮少信号(実施例1の
マーク領域信号に相当する信号)とする。
【0039】すなわち、対象画像と対象画像のまわり
(上,下,左,右,左斜め上,左斜め下,右斜め上,右
斜め下)の8画素の、計9画素が全てH出力(白画像デ
ータ)のときのみ、マーク付加領域縮少信号がHレベル
となる。一方、対象画素を白画素と判断してもまわりの
画素に白画素以外の画素がある場合、マーク付加領域縮
少信号がLレベルとなる。従って、実施例1のマーク付
加領信号より、原稿の文字画像に隣接した画素分が縮少
されたマーク付加信号(マーク付加領域縮少信号)とな
る。このにうに、マーク領域信号は文字情報(白以外の
データ)と隣接することがないので、文字情報と秘密保
持用マークも隣接することがなくなる。なお、この時に
マークデータは、画像データよりも2ライン分遅れるの
で遅延回路60(図3)で画像データの調整(遅延)を行
なう必要がある。
【0040】図10に本実施例2により秘密保持用マー
クを付加した出力画像の一例を示す。図10に示すよう
に秘密保持用マークと原稿の文字情報が隣接した部分に
は秘密保持用マークの付加を行なわないため、秘密保持
用マークと原稿の文字情報が離れ、文字情報が非常に見
やすくなる。
【0041】なお、この実施例2ではマーク付加信号を
形成する際に、3×3画素の領域データを用いたが、n
×n(nは任意の整数)画素のデータであっても、また
データ領域として矩形等の任意の領域を用いてもよい。
【0042】(実施例3)本実施例3は実施例1(また
は実施例2)と比較して、マーク領域検出回路40(4
0a)の構成が異なり、またマーク付加回路80のデー
タ算出回路82,83,84,85の演算が一部異な
る。他は同一の構成である。
【0043】図11に、実施例3のマーク領域検出回路
40bの構成概略を示す。マーク領域検出回路40b
は、濃度変化検出回路41b,42b,および43b、
白データ検出回路45b、色データ検出回路46bとに
より構成される。
【0044】図12に濃度変化検出回路41bの構成概
略を示す。濃度変化検出回路41bは、画像データ対象
画素と対象画素のまわりの画素を抽出するデータ抽出回
路411と、データ抽出回路411で抽出したデータよ
りマーク付加領域信号を検出する検出回路413により
構成される。
【0045】図13にデータ抽出回路411の構成を示
し、図14に検出回路413の構成を示す。データ抽出
回路411は、実施例2のマーク付加領域縮少信号形成
部42aの3×3の9画素データを形成する部分(図9
に示す)と同一の構成であり、D11画素を中心に3×
3画素(D00〜D22)を同時に得ることができる。
次に得られた画素のうち、D11画素を中心として点対
称となる画素(D00とD22,D10とD12,D2
0とD02,D01とD21)の濃度差の絶対値を減算
器413a,413b,413c,413dを用いて検
出する。さらにフリップフロップ415a〜415dお
よびゲート416を用いて、D00〜D22のそれぞれ
の濃度差のすべてが、差分しきい値以下の時に、マーク
付加領域信号(Hレベル)を出力する。なお、このとき
の中心画素データD11もマーク付加領域信号と同時に
出力する(図12に示す)。またこの時のデータは画像
データよりも2ライン分遅れるので、遅延回路60(図
3)で画像データの調整(遅延)を行なう必要がある。
【0046】なお、差分値の算出は隣接画素で行なって
いるが、n画素(nは任意の整数)間隔で濃度変化検出
を行なってもよい。この場合、差分値はn間隔離れた画
素−中心画素となる。
【0047】以上濃度変化検出回路41bについて説明
したが、濃度変化検出回路42bおよび43bも同一の
構成である。
【0048】再度、図11を参照する。濃度検出回路4
1b,42b,および43bの出力マーク付加領域信号
が、R,G,BすべてH出力の時、周辺の濃度変化がな
いとして、マーク領域信号はHとなる。
【0049】図15に白データ検出回路45bの構成を
示し、図16色データ回路46bの構成を示す。また白
データ検出回路45bにおいて、R,G,Bの画素デー
タは、それぞれの白レベルしきい値R2,G2,B2と
比較して、R,G,Bすべてのデータがしきい値R2,
G2,B2より大きいと、白レベルデータとしてデータ
(+)信号(Hレベル)を出力する。また色データ検出
回路46bにおいて、R,G,Bの画素データは、それ
ぞれの色レベルしきい値R3,G3,B3と比較して、
R,G,Bのいずれかがしきい値R3,G3,B3以下
であると、色レベルデータとしてデータ(−)信号(H
レベル)を出力する。ただし、ぞれぞれの白レベルしき
い値と色レベルしきい値は、白レベルしきい値≧色レベ
ルしきい値(R2≧R3,G2≧G3,B2≧B3)の
関係である。
【0050】次にマーク付加回路80において、データ
(+)信号,データ(−)信号を用いる場合と、用いな
い場合とに分けて説明する。
【0051】まず、データ(+)信号,データ(−)信
号を用いない場合、その構成は実施例1および実施例2
のマーク付加回路80(図5)と同一構成であり、図1
7に示すように文字の幅が濃度変化検出幅より大きい
と、白地のみならず色地にもマークを付加する。また文
字の幅が濃度検出変化検出幅より小さいと、図18に示
すように背景色のみにマークを付加する。
【0052】データ(+)信号,データ(−)信号を用
いる場合、データ(+)信号,データ(−)信号は、マ
ーク付加回路80(図5)において、マーク領域信号と
同様にデータ算出回路82,83,84,および85へ
入力される(図示しない)。データ(−)信号がHの時
は、マーク信号を付加する際に多値データを付加するの
ではなく、画像データの濃度に対して、視覚的に色相が
変化しないようにデータ値(濃度)を減少させる。例え
ば、濃度を1/2倍にする場合、濃度データを対数に変
換し、さらにこの対数を1/2倍して逆対数変換するこ
とにより、容易に実現できる。なお、Y,M,C,BK
のデータ値がすべて小さい時は白に近づき、大きい時は
黒に近づくことに基づいている。データ(+)信号がH
の時には、マーク信号を付加する際に多値データを出力
する。この時の多値データはグレーである。データ
(+)信号,データ(−)信号が共にLの時は、画像デ
ータをそのまま出力する。データ(+)信号,データ
(−)信号が共にHレベルとなる条件は、本実施例では
存在しないが、しきい値の設定でこの条件が発生した時
は、画像データをそのまま出力する。
【0053】以上により、秘密保持用マークを付加する
際に、原稿が色地である場合は色地に対応したうすいデ
ータ(白っぽい色となるデータ)を出力して、白地に対
しては灰色のデータを出力する。この時、黒色も色地と
判断し、灰色のデータを出力する。
【0054】(実施例4)本実施例4は、実施例1(ま
たは実施例2,または実施例3)と比較してマーク領域
検出回路40(または40a,または40b)の構成が
異なり、他は同一の構成である。
【0055】図19に、実施例4のマーク領域検出回路
40cの構成概略を示す。マーク領域検出回路40c
は、2値化回路41c、8値展開回路42c、選択回路
43c、および、色データカウント回路44cより構成
される。
【0056】まず、2値化回路41cにおける2値化に
ついて説明する。R,G,B画像データを2値化する
際、各データを単純に2値化すると、例えばR=25
0,G=150,B=150(データのMAXは25
5)のデータと、R=100,G=0,B=0のデータ
を両方とも赤と判断することはできない。そこで、2値
化をする際に各画素の最大値,最小値,中間値を算出し
(R,G,B間で)し、中間値を、最大値,最小値の近
い方とみなすことにより、2値化を行なう。
【0057】図17に2値化処理のフローチャーを示
す。まず、各パラメータの値を設定する(ステップ1:
以下カッコ内ではステップと言う語を省略しする)。次
に、画像データの入力を行ない(2)、この画像データ
に対して以下の処理を行なう。 1)白判定(3) (R>THR)AND(G>THG)AND(B>TH
B)の条件を満たすものは白とする。R=H,G=H,
B=Hとなる(4)。THR,THG,THBはあらか
じめ設定されるパラメータである。
【0058】2)黒判定(5) 最大値−最小値 ≦(最大値の補数)×Kk+Kcの条
件を満たすものは黒とする。R=L,G=L,B=Lと
なる(6)。Kk,Kcはあらかじめ設定されるパラメ
ータである。
【0059】3)色判定(8) 最大値−中間値 > 中間値−最小値の条件を満たすもの
は、最大値=H,最小値=L,中間値=L、それ以外
は、最大値=H,最小値=L,中間値=Hとする(7,
9,10)。なお、1画素中のR,G,Bの大小関係で
最大値、中間値、最小値を決定する。
【0060】再度図19を参照する。8値展開回路42
cでは、2値化回路41cで2値化されたR′,G′,
B′のデータをR,G,B,Y,M,C,Bk,W
(白)の8つの値(色データ)に展開する。より具体的
には、下記の表1を用いて、3入力値(R′,G′,
B′)のに組合わせに対応する色データのみをHレベル
出力とする。
【0061】
【表1】
【0062】色データカウント回路44cは、8値展開
回路42cで得られた8つのデータ(色データ)に対し
て、それぞれ独立にHレベルとなった数をカウントす
る。つまり、R,G,B,Y,M,C,Bk,Wのどの
色が何個(何画素)あるかをカウントする。
【0063】選択回路43cは、入力されるデータR,
G,B,Y,M,C,Bk,Wのうちの1つを選択信号
により選択出力する。なお、色選択信号はあらかじめ設
定しておく。
【0064】全体の動作を説明すると、原稿サイズを認
識後、スキャナ1を走査して(プレスキャンして)画像を
読み取り、2値化および8値展開により得られた8デー
タを色データカウント回路44cにおいてカウントす
る。原稿全体の8データの値を参照する。この中でカウ
ント値の1番多いものを背景色とする。つまり、選択回
路43cの選択信号として使用する。また、秘密保持用
マークを付加する際にマークデータには、背景色以外の
色を用いる。
【0065】このようにパラメータを設定して秘密保持
用マークを出力することにより、背景色に付加される色
と異なるので、秘密保持用マークが見えなくなることは
なく、また原稿文字の判読性をそこねることはない。
【0066】ところで、カラー原稿では文字情報は非常
に少なく、ノイズと見なされない情報量で比較的に原稿
内で少ない情報の色は、文字情報と見なすことができ
る。またマークと文字情報を同じ色とすることで、マー
クに対して色変換処理等を行なってマークを消そうとし
た場合、文字情報も同時に消えることになり、マーク消
去の処理に対処することができる。そこで、本実施例で
は、プレスキャン時に、色データカウント回路44cに
おいて8データの色のカウント値の最大値を背景色と
し、また原稿画素の数%以下のノイズ(図21に示す)
とみなされない範囲の色を秘密保持用マークの色とする
ことにより、マークの色を情報(文字)と同系統の色と
することができる。また、ここで、マーク領域検出回路
40cの出力を実施例2のマーク領域検出回路40a
(図9)のマーク付加領域減少信号形成部42aに入力
する構成としても、上述と同様の作用、効果を得ること
ができる。さらに、秘密保持用マークを付加する際に、
画像データと同じトナー(インク)を用いたが、マーク
専用の特色トナー(インク)を用いることにより、同系
色の色で印加した場合、つや,光沢が異なるので秘密保
持用マークが見やすくなる。
【0067】(実施例5)本実施例5は、実施例1と比
較してマーク付加回路80の構成が異なり、また操作表
示部33上にマーク色の設定入力を行なうための入力手
段を備える。他は実施例1と同一の構成である。
【0068】図22に本実施例5のマーク付加回路80
aの構成概略を示す。また図23に操作表示部33の一
部(マーク色の設定入力部)を示す。操作表示部33に
よりR,G,B,Y,M,C,Bk等の中からオペレー
タが任意に設定したマーク色データ、2値データとして
マークデータ記憶回路81fに記憶されているマークデ
ータ、実施例1で説明したマーク領域検出回路40によ
って発生するマーク領域信号、および画像データ、が
Y,M,C,Bkのそれぞれのデータ演算回路82d,
83d,84d,85dに入力される。Y,M,C,B
k各データ算出回路82d,83d,84d,85dで
は、Y,M,C,Bkのそれぞれの画像データを入力と
してマーク濃度設定回路91により設定されたマーク濃
度、あるいはあらかじめ保持しているマーク濃度、によ
ってマーク濃度を決定する。またマークの色、すなわち
色相は、マーク色設定入力手段90によって設定された
色相に基づいてY,M,C,Bkの各データの割合を求
める。さらに求めた割合で形成したマークデータを付加
した画像データを出力する。ここでも他の実施例のごと
くマーク領域信号、マークデータのいずれもHレベルの
場合のみ、マークが付加される。
【0069】オペレータは、図23に示すマーク色の設
定入力部においてマーク付加機能331を押下(選択)
することにより、マークの色相を入力することが可能と
なる。ここでオペレータは322〜337のいずれかの
キーの押下により希望するマーク色を選択することが可
能である。なおこの時に選択した色が、マーク色設定入
力手段90のマーク色として設定される。
【0070】本実施例5においては、マーク色として
R,G,B,Y,M,C,Bkを選択できるが、スカイ
ブルー,オレンジ等の中間色を用いたい場合でも、画像
データを多階調とすることで容易に可能となる。
【0071】
【発明の効果】以上ようにのように、第1の発明によれ
ば、例えば設定色を白(画像情報が存在しない領域の色)
とした場合、キャラクタ画像データは、背景色領域にの
み合成されるので、原稿の情報とキャラクタ画像データ
の重なりがなくなり、原稿情報の判読性をそこねること
がない。
【0072】第2の発明によれば、第1の発明と同様に
原稿の情報とキャラクタ画像データの重なりがなくなる
と共に、原稿情報に隣接する領域にはキャラクタ画像デ
ータが合成されないので、原稿情報の判読性がさらに向
上する。
【0073】第3の発明によれば、原稿情報の濃度変化
がない部分にのみキャラクタ画像データを合成するの
で、例えば、背景領域のない写真等が原稿であってもフ
ラットな部分にのみキャラクタ画像データが合成され、
原稿情報の判読性をそこねることがない。
【0074】第4の発明によれば、原稿情報に対応し
て、キャラクタ画像データの色を変換するので、原稿情
報とキャラクタ画像データが区別され、原稿情報の判読
性をそこねることがない。
【0075】第5の発明によれば、原稿内で最も多い画
素の色を背景色と判断し、これと異なる色のキャラクタ
画像データ合成するので、原稿情報の判読性をそこねる
ことがない。また原稿内に存在する色を用いることで、
マークに色変換等の処理を施してこれを消そうとした場
合、原稿データの一部も同時に消されるので、マーク消
去の処理に対処できる。
【0076】第6の発明によれば、オペレータが原稿情
報に応じて、キャラクタ画像データの色を指定できるの
で、原稿情報に最も適した色を指定することにより、原
稿情報の判読性をそこなわない画像出力を得ることがで
きる。
【0077】第7の発明によれば、原稿情報の画像濃度
に応じて、キャラクタ画像データ濃度が変換されるの
で、キャラクタ画像データと原稿情報の区別がつき、原
稿情報の判読性をそこなわない画像出力を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデジタルカラー複写機の構成概略を
示す側面図である。
【図2】 図1に示すデジタルカラー複写機の電装部の
概略を示すブロック図である。
【図3】 図2に示す画像処理部10の基本構成を示す
ブロック図である。
【図4】 図3に示すマーク領域検出回路40の構成概
略を示すブロック図である。
【図5】 図3に示すマーク付加回路80の構成概略を
示すブロック図である。
【図6】 カラー画像原稿と本発明により機密保持用マ
ークを付加した出力画像の一例を示す平面図である。
【図7】 図6に示す出力画像の部分拡大平面図であ
る。
【図8】 機密保持用マークを複数色で構成した場合
の、機密保持用マークを付加した出力画像の一例を示す
平面図である。
【図9】 図4に示すマーク領域検出回路40と別のマ
ーク領域検出回路40aの構成概略を示すブロック図で
ある(実施例2)。
【図10】 マーク領域検出回路としてマーク領域検出
回路40aを用いたとき(実施例2)の、機密保持用マ
ークを付加した出力画像の一例を示す平面図である。
【図11】 図4に示すマーク領域検出回路40および
図9に示すーク領域検出回路40aとさらに別の、マー
ク領域検出回路40bの構成概略を示すブロック図であ
る(実施例3)。
【図12】 図11に示す濃度変化検出回路41bの構
成概略を示すブロック図である。
【図13】 図12に示すデータ抽出回路411の構成
概略を示すブロック図である。
【図14】 図12に示す検出回路413の構成概略を
示すブロック図である。
【図15】 図11に示す白データ検出回路45bの構
成概略を示すブロック図である。
【図16】 図11に示す色データ検出回路46bの構
成概略を示すブロック図である。
【図17】 マーク領域検出回路としてマーク領域検出
回路40bを用いたとき(実施例3)の、機密保持用マ
ークを付加した出力画像の一例を示す平面図であり、原
稿画像文字の幅が機密保持用マーク幅より広い場合の出
力例を示す。
【図18】 マーク領域検出回路としてマーク領域検出
回路40bを用いたとき(実施例3)の、機密保持用マ
ークを付加した出力画像の一例を示す平面図であり、原
稿画像文字の幅が機密保持用マーク幅より狭い場合の出
力例を示す。
【図19】 図4に示すマーク領域検出回路40,図9
に示すーク領域検出回路40a,および図11に示すマ
ーク領域検出回路40bとさらに別の、マーク領域検出
回路40cの構成概略を示すブロック図である(実施例
4)。
【図20】 図19に示す2値化回路の2値化処理の内
容を示すフローチャートである。
【図21】 原稿画像のノイズを示す平面図である。
【図22】 図5に示すマーク付加回路80と別の、マ
ーク付加回路80dの構成概略を示すブロック図である
(実施例5)。
【図23】 図2に示す操作表示部33の一部(マーク
色設定入力部)を示す平面図である。
【図24】 従来装置において、機密保持用マークを付
加した出力画像の一例を示す平面図である。
【図25】 従来装置において、機密保持用マークを付
加した出力画像の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1:スキャナ(画像読取手段) 2:プリンタ
(カラー画像形成手段) 10:画像処理部 33:操作部 40:マーク領域検出回路(抽出手段) 50,90:γ補正回路 60:遅延
回路 70:マスキング回路 80:マーク付
加回路 81:マークパターン発生回路(キャラクタ画像データ
形成手段) 82,83,84,85:データ算出回路(画像データ
合成手段,色変換手段) 40a:マーク領域検出回路(抽出手段) 40b:マーク領域検出回路(抽出手段) 41b,42b,43b濃度変化検出回路(濃度変化検
出手段) 45b:白データ検出回路 46b:色データ検出回路(45a,45b:色検出手
段) 40c:マーク領域検出回路(抽出手段) 41c:2値化回路 42c:8値展開回路 43c:選択回路 44c:色データカウント回路(カウント手段) 80d:マーク付加回路 81d:マークパターン発生回路(キャラクタ画像デー
タ形成手段) 82d,83d,84d,85d:データ算出回路 (画像データ合成手段,色変換手段,濃度変換手段) 90:マーク色設定手段(33,90:入力手段) 91:マーク濃度設定手段(濃度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/66 450 8420−5L (72)発明者 加 茂 靖 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を主走査方向および副走査方向に走査
    して読取り画素毎のカラー画像データを出力する画像読
    取り手段;画像読取り手段が読取った原稿のカラー画像
    データの色が設定色である領域を背景色領域として抽出
    する抽出手段;所定の色の数字または文字のキャラクタ
    を形成するキャラクタ画像データ形成手段;キャラクタ
    画像データ形成手段が形成するキャラクタ画像データ
    を、画像読取り手段が読取ったカラー画像データの、前
    記抽出手段が抽出した背景色領域に合成する画像データ
    合成手段;画像データ合成手段が合成した画像データに
    対応してカラー画像を形成する画像形成手段;を備える
    デジタルカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】原稿を主走査方向および副走査方向に走査
    して読取り画素毎のカラー画像データを出力する画像読
    取り手段;画像読取り手段が読取った原稿のカラー画像
    データの色が設定色である領域を背景色領域として抽出
    し、該背景色領域から、設定色とは異なる色の画素に隣
    接する画素を除いた領域を抽出する抽出手段;所定の色
    の数字または文字のキャラクタを形成するキャラクタ画
    像データ形成手段;キャラクタ画像データ形成手段が形
    成するキャラクタ画像データを、画像読取り手段が読取
    ったカラー画像データの、前記抽出手段が抽出した背景
    色領域に合成する画像データ合成手段;画像データ合成
    手段が合成した画像データに対応してカラー画像を形成
    する画像形成手段;を備えるデジタルカラー画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】原稿を主走査方向および副走査方向に走査
    して読取り画素毎のカラー画像データを出力する画像読
    取り手段;画像読取り手段が読取った原稿のカラー画像
    データの濃度変化を検出する濃度変化検出手段;濃度変
    化検出手段が検出した濃度変化が所定値より小さい領域
    を原稿の背景色領域として抽出する抽出手段;所定の色
    の数字または文字のキャラクタを形成するキャラクタ画
    像データ形成手段;キャラクタ画像データ形成手段が形
    成するキャラクタ画像データを、画像読取り手段が読取
    ったカラー画像データの、前記抽出手段が抽出した背景
    色領域に合成する画像データ合成手段;画像データ合成
    手段が合成した画像データに対応してカラー画像を形成
    する画像形成手段;を備えるデジタルカラー画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】原稿を主走査方向および副走査方向に走査
    して読取り画素毎のカラー画像データを出力する画像読
    取り手段;画像読取り手段が読取った原稿のカラー画像
    データの濃度変化を検出する濃度変化検出手段;濃度変
    化検出手段が検出した濃度変化が所定値より小さい領域
    を原稿の背景色領域として抽出する抽出手段;所定の色
    の数字または文字のキャラクタを形成するキャラクタ画
    像データ形成手段;画像読取り手段が読取った原稿のカ
    ラー画像データの色を検出する色検出手段;色検出手段
    が検出した色に対応してキャラクタ画像データの色を変
    換する色変換手段;キャラクタ画像データ形成手段およ
    び色変換手段により形成されるキャラクタ画像データ
    を、画像読取り手段が読取ったカラー画像データの、前
    記抽出手段が抽出した背景色領域に合成する画像データ
    合成手段;画像データ合成手段が合成した画像データに
    対応してカラー画像を形成する画像形成手段;を備える
    デジタルカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】色変換手段は、キャラクタ画像データの色
    を、色変換手段が検出した色に対して濃度の異なる同一
    色相の色に変換することを特徴とする、前記請求項4記
    載のデジタルカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】原稿を主走査方向および副走査方向に走査
    して読取り画素毎のカラー画像データを出力する画像読
    取り手段;画像読取り手段が読取った原稿のカラー画像
    データの色別の画素数をカウントするカウント手段;カ
    ウント手段のカウント数が最大の色の画素が形成する領
    域を背景色領域として抽出する抽出手段;背景色領域の
    色と異なる色の数字または文字のキャラクタを形成する
    キャラクタ画像データ形成手段;キャラクタ画像データ
    形成手段が形成するキャラクタ画像データを、画像読取
    り手段が読取ったカラー画像データの、前記抽出手段が
    抽出した背景色領域に合成する画像データ合成手段;画
    像データ合成手段が合成した画像データに対応してカラ
    ー画像を形成する画像形成手段;を備えるデジタルカラ
    ー画像形成装置。
  7. 【請求項7】キャラクタ画像データ形成手段は、画像読
    取り手段が読取った原稿のカラー画像データ内に存在
    し、前記背景領域の色とは異なる色で数字または文字の
    キャラクタを形成することを特徴とする、前記請求項6
    記載のデジタルカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】原稿を主走査方向および副走査方向に走査
    して読取り画素毎のカラー画像データを出力する画像読
    取り手段;画像読取り手段が読取った原稿のカラー画像
    データの色が設定色である領域を背景色領域として抽出
    する抽出手段;所定の色の数字または文字のキャラクタ
    を形成するキャラクタ画像データ形成手段;キャラクタ
    画像データの色を入力する入力手段;キャラクタ画像デ
    ータの色を入力手段より入力した色に変換する色変換手
    段;キャラクタ画像データ形成手段および色変換手段に
    より形成されるキャラクタ画像データを、画像読取り手
    段が読取ったカラー画像データの、前記抽出手段にが抽
    出した背景色領域に合成する画像データ合成手段;画像
    データ合成手段が合成した画像データに対応してカラー
    画像を形成する画像形成手段;を備えるデジタルカラー
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】原稿を主走査方向および副走査方向に走査
    して読取り画素毎のカラー画像データを出力する画像読
    取り手段;画像読取り手段が読取った原稿のカラー画像
    データの色が設定色である領域を背景色領域として抽出
    する抽出手段;所定の色の数字または文字のキャラクタ
    を形成するキャラクタ画像データ形成手段;画像読取り
    手段が読取った原稿のカラー画像データの濃度を検出す
    る濃度検出手段;濃度検出手段が検出した画像データの
    濃度に対応してキャラクタ画像データの濃度を変換する
    濃度変換手段;キャラクタ画像データ形成手段および濃
    度変換手段により形成されるキャラクタ画像データを、
    画像読取り手段が読取ったカラー画像データの、前記抽
    出手段が抽出した背景色領域に合成する画像データ合成
    手段;画像データ合成手段が合成した画像データに対応
    してカラー画像を形成する画像形成手段;を備えるデジ
    タルカラー画像形成装置。
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