JPH09156333A - タイヤ滑り止め装置 - Google Patents
タイヤ滑り止め装置Info
- Publication number
- JPH09156333A JPH09156333A JP33992795A JP33992795A JPH09156333A JP H09156333 A JPH09156333 A JP H09156333A JP 33992795 A JP33992795 A JP 33992795A JP 33992795 A JP33992795 A JP 33992795A JP H09156333 A JPH09156333 A JP H09156333A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- members
- antiskid
- surface side
- rings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のタイヤ滑り止め装置は複数の滑り止め
部材の互いに隣接する端部間を連結する部材が伸縮性の
ない部材を使用していたので、タイヤ外周の異なるタイ
ヤ相互間の互換性が少ないという欠点があった。 【解決手段】 本発明においては、複数の滑り止め部材
相互間を連結する部材として弾性伸縮部材を用いること
によりタイヤ外周の異なるタイヤ相互間の互換性を高め
られるようにした。
部材の互いに隣接する端部間を連結する部材が伸縮性の
ない部材を使用していたので、タイヤ外周の異なるタイ
ヤ相互間の互換性が少ないという欠点があった。 【解決手段】 本発明においては、複数の滑り止め部材
相互間を連結する部材として弾性伸縮部材を用いること
によりタイヤ外周の異なるタイヤ相互間の互換性を高め
られるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤ滑り止め装
置、特に複数の滑り止め部材より成るタイヤ滑り止め装
置に関するものである。
置、特に複数の滑り止め部材より成るタイヤ滑り止め装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のタイヤ滑り止め装置としては、例
えば特公平５−５８９２１号公報に示されるものがあ
る。
えば特公平５−５８９２１号公報に示されるものがあ
る。
【０００３】図４及び図５は上記従来のタイヤ滑り止め
装置を示し、１はタイヤ、２は上記タイヤ１に装着され
るタイヤ滑り止め装置、３は上記タイヤ滑り止め装置２
を構成する複数の合成樹脂製またはゴム製のネットタイ
プの滑り止め部材、４は上記滑り止め部材３のタイヤ表
面側の互いに隣接する端部相互間を連結する表側締結
具、５は上記各滑り止め部材３のタイヤ表面側の端部間
を連結するための長さ可変の表側締付部材、６は上記複
数の滑り止め部材３の裏面側の互いに隣接する端部相互
間を連結する裏側締結具である。
装置を示し、１はタイヤ、２は上記タイヤ１に装着され
るタイヤ滑り止め装置、３は上記タイヤ滑り止め装置２
を構成する複数の合成樹脂製またはゴム製のネットタイ
プの滑り止め部材、４は上記滑り止め部材３のタイヤ表
面側の互いに隣接する端部相互間を連結する表側締結
具、５は上記各滑り止め部材３のタイヤ表面側の端部間
を連結するための長さ可変の表側締付部材、６は上記複
数の滑り止め部材３の裏面側の互いに隣接する端部相互
間を連結する裏側締結具である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
のタイヤ滑り止め装置においては、各滑り止め部材３を
連結する表側締結具４が伸縮性を持たないロープ、ワイ
ヤーまたはフック等で締結され、また上記滑り止め部材
３は直接路面に接する性質上変形量の少ない硬質な合成
樹脂またはゴムを使用しているので、タイヤ滑り止め装
置の長さの伸び量が少なくタイヤ外周の異なるタイヤ相
互間の互換性がないという欠点があった。
のタイヤ滑り止め装置においては、各滑り止め部材３を
連結する表側締結具４が伸縮性を持たないロープ、ワイ
ヤーまたはフック等で締結され、また上記滑り止め部材
３は直接路面に接する性質上変形量の少ない硬質な合成
樹脂またはゴムを使用しているので、タイヤ滑り止め装
置の長さの伸び量が少なくタイヤ外周の異なるタイヤ相
互間の互換性がないという欠点があった。
【０００５】本発明の目的は、上記の欠点を除くように
したものである。
したものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤ滑り止め
装置は、複数の滑り止め部材と、上記複数の滑り止め部
材のタイヤ表面側の互いに隣接する端部相互間を連結す
る表側締結具と、上記複数の滑り止め部材の裏面側の互
いに隣接する端部相互間を連結する裏側締結具とより成
り、上記表側締結具の少なくとも１つが弾性伸縮部材で
ある。
装置は、複数の滑り止め部材と、上記複数の滑り止め部
材のタイヤ表面側の互いに隣接する端部相互間を連結す
る表側締結具と、上記複数の滑り止め部材の裏面側の互
いに隣接する端部相互間を連結する裏側締結具とより成
り、上記表側締結具の少なくとも１つが弾性伸縮部材で
ある。
【０００７】上記タイヤ裏側締結具の少なくとも１つ
は、弾性伸縮部材である。
は、弾性伸縮部材である。
【０００８】また、本発明のタイヤ滑り止め装置は、複
数の滑り止め部材と、上記複数の滑り止め部材のタイヤ
表面側の互いに隣接する端部相互間を連結する表側締結
具と、上記複数の滑り止め部材の裏面側端部に係合した
紐状部材とより成り、上記表側締結具の少なくとも１つ
が弾性伸縮部材である。
数の滑り止め部材と、上記複数の滑り止め部材のタイヤ
表面側の互いに隣接する端部相互間を連結する表側締結
具と、上記複数の滑り止め部材の裏面側端部に係合した
紐状部材とより成り、上記表側締結具の少なくとも１つ
が弾性伸縮部材である。
【０００９】上記紐状部材の少なくとも１部は、弾性伸
縮部材である。
縮部材である。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【００１１】図１及び図２は本発明のタイヤ滑り止め装
置を示し、本発明においては図１に示すように弾性をも
たない従来の表側締結具４を用いず、複数の滑り止め部
材３のタイヤ表面側の端部にリング７を係合せしめ、こ
のリング７を介して上記各滑り止め部材３相互間を遠心
力によりタイヤから滑り止め部材が離れない程度の一定
の強度を有しかつ一定の伸びを伴っても弾性を失わな
い、例えばポリウレタンエラストマー等より成る表側弾
性伸縮部材８で連結せしめる。
置を示し、本発明においては図１に示すように弾性をも
たない従来の表側締結具４を用いず、複数の滑り止め部
材３のタイヤ表面側の端部にリング７を係合せしめ、こ
のリング７を介して上記各滑り止め部材３相互間を遠心
力によりタイヤから滑り止め部材が離れない程度の一定
の強度を有しかつ一定の伸びを伴っても弾性を失わな
い、例えばポリウレタンエラストマー等より成る表側弾
性伸縮部材８で連結せしめる。
【００１２】また、図２に示すように上記複数の滑り止
め部材３の裏面側の端部に同じくリング７を係合せし
め、この各リング７に連結具１０を設け、この各連結具
１０に一本の紐状裏側締結具１１を挿通せしめ、この裏
側締結具１１の両端部間を結合具１２によって結合せし
める。
め部材３の裏面側の端部に同じくリング７を係合せし
め、この各リング７に連結具１０を設け、この各連結具
１０に一本の紐状裏側締結具１１を挿通せしめ、この裏
側締結具１１の両端部間を結合具１２によって結合せし
める。
【００１３】本発明のタイヤ滑り止め装置は上記のよう
な構成であるから、タイヤ滑り止め装置の長さよりタイ
ヤ外周の大きいタイヤにタイヤ滑り止め装置を装着して
も、上記滑り止め部材３間を連結する表側弾性伸縮部材
８がそれに応じて伸びるからタイヤ外周の異なるタイヤ
にも使用することができるようになる。
な構成であるから、タイヤ滑り止め装置の長さよりタイ
ヤ外周の大きいタイヤにタイヤ滑り止め装置を装着して
も、上記滑り止め部材３間を連結する表側弾性伸縮部材
８がそれに応じて伸びるからタイヤ外周の異なるタイヤ
にも使用することができるようになる。
【００１４】図３は上記各滑り止め部材３相互間の一部
又は全部を弾性伸縮部材１３によって連結した本発明の
他の実施例を示す。
又は全部を弾性伸縮部材１３によって連結した本発明の
他の実施例を示す。
【００１５】この実施例によれば、タイヤ外周の異なる
タイヤ相互間で更に互換性を持たせることができる。
タイヤ相互間で更に互換性を持たせることができる。
【００１６】なお、上記長さ可変の表側締付部材５の幾
つかは長さ不変の連結部材９としても良い。
つかは長さ不変の連結部材９としても良い。
【００１７】また、上記リング７はこれを省略して直接
滑り止め部材３の互いに隣接する端部相互間を表側締付
部材５及び表側弾性伸縮部材８で連結してもよい。
滑り止め部材３の互いに隣接する端部相互間を表側締付
部材５及び表側弾性伸縮部材８で連結してもよい。
【００１８】また、上記複数の滑り止め部材３の裏面側
端部の各連結具１０を紐状の裏側締結具１１に固定せし
めてもよい。
端部の各連結具１０を紐状の裏側締結具１１に固定せし
めてもよい。
【００１９】また、本発明のタイヤ滑り止め装置２の上
記実施例のものはネットタイプであるが、ラダータイプ
のものとしてもよく、滑り止め部材３は非金属製または
金属製であってもよく、上記弾性部材８，１３はバネで
もよい。
記実施例のものはネットタイプであるが、ラダータイプ
のものとしてもよく、滑り止め部材３は非金属製または
金属製であってもよく、上記弾性部材８，１３はバネで
もよい。
【００２０】
【発明の効果】上記のように本発明のタイヤ滑り止め装
置によれば、タイヤ外周の異なるタイヤ相互間の互換性
を持たせることができ、タイヤ外周に合わせたタイヤ滑
り止め装置を製造する必要がないので経済性がよく、ま
たタイヤとタイヤ滑り止め装置間の装着性を高め走行中
の緩みもなくなるという大きな利益を有する。
置によれば、タイヤ外周の異なるタイヤ相互間の互換性
を持たせることができ、タイヤ外周に合わせたタイヤ滑
り止め装置を製造する必要がないので経済性がよく、ま
たタイヤとタイヤ滑り止め装置間の装着性を高め走行中
の緩みもなくなるという大きな利益を有する。
【００２１】また、金属製の滑り止め部材であれば増し
締めの必要がなくなるという効果も有する。
締めの必要がなくなるという効果も有する。
【図１】本発明のタイヤ滑り止め装置の平面図である。
【図２】本発明のタイヤ滑り止め装置の背面図である。
【図３】本発明のタイヤ滑り止め装置の他の実施例の背
面図である。
面図である。
【図４】従来のタイヤ滑り止め装置の平面図である。
【図５】従来のタイヤ滑り止め装置の背面図である。
１ タイヤ ２ タイヤ滑り止め装置 ３ 滑り止め部材 ４ 表側締結具 ５ 表側締付部材 ６ 裏側締結具 ７ リング ８ 表側弾性伸縮部材 ９ 連結部材 １０ 連結具 １１ 裏側締結具 １２ 結合具 １３ 弾性伸縮部材
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の滑り止め部材と、上記複数の滑り
止め部材のタイヤ表面側の互いに隣接する端部相互間を
連結する表側締結具と、上記複数の滑り止め部材の裏面
側の互いに隣接する端部相互間を連結する裏側締結具と
より成り、上記表側締結具の少なくとも１つが弾性伸縮
部材であることを特徴とするタイヤ滑り止め装置。 - 【請求項２】 上記タイヤ裏側締結具の少なくとも１つ
が弾性伸縮部材であることを特徴とする請求項１記載の
タイヤ滑り止め装置。 - 【請求項３】 複数の滑り止め部材と、上記複数の滑り
止め部材のタイヤ表面側の互いに隣接する端部相互間を
連結する表側締結具と、上記複数の滑り止め部材の裏面
側端部に係合した紐状部材とより成り、上記表側締結具
の少なくとも１つが弾性伸縮部材であることを特徴とす
るタイヤ滑り止め装置。 - 【請求項４】 上記紐状部材の少なくとも１部が弾性伸
縮部材であることを特徴とする請求項３記載のタイヤ滑
り止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33992795A JPH09156333A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | タイヤ滑り止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33992795A JPH09156333A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | タイヤ滑り止め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09156333A true JPH09156333A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18332083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33992795A Pending JPH09156333A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | タイヤ滑り止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09156333A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100495843B1 (ko) * | 2002-01-15 | 2005-06-16 | 가부시끼가이샤 카메이토 | 타이어 미끄럼 방지 장치 및 연결 장치 |
| JP2012066603A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Shoji Futamura | 自動車用タイヤの滑り止め装置 |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP33992795A patent/JPH09156333A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100495843B1 (ko) * | 2002-01-15 | 2005-06-16 | 가부시끼가이샤 카메이토 | 타이어 미끄럼 방지 장치 및 연결 장치 |
| JP2012066603A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Shoji Futamura | 自動車用タイヤの滑り止め装置 |
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