JPH09154581A - ウリカーゼを生産する実質上純粋な微生物 - Google Patents

ウリカーゼを生産する実質上純粋な微生物

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JPH09154581A
JPH09154581A JP7316359A JP31635995A JPH09154581A JP H09154581 A JPH09154581 A JP H09154581A JP 7316359 A JP7316359 A JP 7316359A JP 31635995 A JP31635995 A JP 31635995A JP H09154581 A JPH09154581 A JP H09154581A
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uricase
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amino acid
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JP7316359A
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Yasushi Suzuki
康司 鈴木
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尿酸の定量に有用なウリカーゼを効率よく生
産する微生物を開発し、この微生物を用いて該酵素を量
産する方法を提供する。 【解決手段】 アースロバクター属由来のウリカーゼ遺
伝子のアミノ酸配列をコードする塩基配列を有する組換
えプラスミドによって形質転換されたエッシェリヒア・
コリーに属する微生物であるウリカーゼを生産する実質
上純粋な微生物、そのウリカーゼを発現する実質上純粋
なDNAおよびウリカーゼの製造方法である。 【効果】 アースロバクター属に属するウリカーゼを発
現する遺伝子DNAをスクリーニングし、これを用いて
構築された発現ベクターの組換えプラスミドを例えばエ
ッシェリヒア・コリーに属する微生物に導入することに
よって、形質転換微生物は効率よくウリカーゼを生産す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウリカーゼを生産す
る実質上純粋な微生物、ウリカーゼを発現する実質上純
粋なDNA及びウリカーゼの製造法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ウリカーゼ(EC 1.7.3.3)
は、1モルの水分子及び1モルの酸素の存在下で1モル
の尿酸を酸化して最終的に1モルのアラントインと1モ
ルの過酸化水素及び1モルの二酸化炭素を生成する反応
を触媒する酵素であり、血中あるいは尿中の尿酸含有量
の測定や、染毛用試薬としても使用される。
【0003】ウリカーゼは、微生物、動物等に広く存在
し、例えばアースロバクター属〔Biochim.Bi
ophys.Acta,vol.151、54(196
8)〕、セルロモナス属(特開平6−38766号公
報)、キャンディダ属(特開平5−317055号公
報)、バチルス属(特開平2−53488号公報)など
数多くの報告があり、上記のセルロモナス属、キャンデ
ィダ属、バチルス属では遺伝子配列の情報も知られてい
る。
【0004】その中でも、アースロバクター・グロビホ
ルミス(Arthrobacter・globifor
mis)B−0577〔通商産省工業技術院微生物工業
研究所(現・生命工学技術研究所)寄託番号・微工研条
寄第360、FERM BP−360;以下、アースロ
バクター・グロビホルミスFERM BP−360と略
す))株の産生するウレアーゼは、基質特異性、熱安定
性にも優れ、既に臨床診断用、工業用酵素として広く利
用されている。しかしながらアースロバクター・グロビ
ホルミスFERM BP−360株が産生するウリカー
ゼ量が著しく低いため遺伝子組換え技術を用いた高生産
法の開発が待たれていた。
【0005】そこで、アースロバクター・グロビホルミ
スFERM BP−360株のウリカーゼ遺伝子を取得
しようと試み、この株のウリカーゼのDNA塩基配列、
アミノ酸配列の情報検索を試みたが、他のアースロバク
ター属さえもウリカーゼについての情報が報告されてい
ない。即ち、アースロバクター属のウリカーゼがどのよ
うなアミノ酸配列であるかは全く推定できないものであ
った。
【0006】このような状況下、反応性、安定性が共に
高く、尿酸の測定に有効であるアースロバクター・グロ
ビホルミスFERM BP−360株由来のウリカーゼ
においては生産性が低いことから、遺伝子工学等を用
い、効率よくこの酵素を生産する微生物の開発が望まれ
ていたが、本ウリカーゼを構成するポリペプチドの一次
構造及び該酵素のアミノ酸配列をコードするDNAの塩
基配列については未だ発表されていない。
【0007】従って、ウリカーゼを構成するポリペプチ
ドの一次構造の決定、該酵素のアミノ酸配列をコードす
るDNAの塩基配列の決定及び遺伝子工学による該酵素
の生産が望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実情のもとで、少なくとも尿酸の定量に有用なウリカー
ゼを効率よく生産する微生物を開発し、この微生物を用
いて該酵素を量産する方法を提供することを目的として
なされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記目的を達
成するために鋭意研究を重ね、公知のウリカーゼの部分
的なアミノ酸配列から種々プローブを作成したが目的と
するクローンを得られず、さらに研究した結果、ウリカ
ーゼを生産する微生物由来の染色体DNAライブラリー
の中から、該酵素を発現する遺伝子DNAをスクリーニ
ングし、次いでこのDNAを用いて発現ベクターを構築
したのち、例えばエッシェリヒア・コリー(Esche
richia coli;以下E.coli、もしくは
大腸菌と略称することがある)に属する微生物に導入し
て形質転換微生物を作出し、これを培地中で培養するこ
とによって、該ウリカーゼを効率よく量産することを見
い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
【0010】すなわち、本発明は、ウリカーゼを発現す
るDNAを有する組換えプラスミドによって形質転換さ
れたE.coliに属する微生物であることを特徴とす
るウリカーゼを生産する実質上純粋な微生物、配列表の
配列番号1におけるアミノ酸配列の1位から302位に
相当する図1で表されるアミノ酸配列をコードする塩基
配列を有することを特徴とするウリカーゼを発現する実
質上純粋なDNA、及び前記の形質転換された微生物で
あるウリカーゼを生産する実質上純粋な微生物を培地に
培養し、次いでその培養物からウリカーゼを採取するこ
とを特徴とするウリカーゼの製造法を提供するものであ
る。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて、ウリカーゼを生産する形質転換された微生物を
作出するのに用いられるウリカーゼを発現する遺伝子D
NAは、例えば該酵素を生産する微生物由来の染色体D
NAライブラリーの中から、スクリーニングすることに
よって得ることができる。
【0012】本発明においては、前記のウリカーゼを生
産する微生物として、アースロバクター属が好ましく用
いられ、更にアースロバクター・グロビホルミスFER
MBP−360株がより好ましく用いられる。このアー
スロバクター・グロビホルミスFERM BP−360
株の染色体DNAライブラリーから該酵素を発現する遺
伝子DNAをスクリーニングする方法の具体例について
説明すると、まず、該微生物の染色体DNA100〜2
000μg程度を通常用いられている方法によって抽出
する。
【0013】次に、ウリカーゼをコードする遺伝子DN
Aを組み込んだプラスミドを構築する。このライブラリ
ー作製ベクターとしては、宿主微生物で自律的に増殖し
得るファージまたはプラスミドから遺伝子組換え用とし
て構築されたものが適している。前者のファージとして
は、例えばE.coliを宿主微生物とする場合には、
λgt・λC、λgt・λBなどが用いられる。また、
プラスミドとしては、E.coliを宿主微生物とする
に、例えばpBR322、pBR325、pACYC1
84、pKN17、pUC12、pUC13、pUC1
8、pUC19、pUC118、pUC119、ブルー
スクリプトシリーズベクターなどが用いられる。さら
に、バチルス属を宿主微生物とする場合は、例えばpH
Y300PLKなどを用いればよく、サッカロミセス属
を宿主微生物とする場合は、例えばpYC1などを用い
ればよい。
【0014】これらのベクターに、該ウリカーゼ遺伝子
DNAを組み込む方法については特に制限はなく、従来
慣用されている方法を用いることができる。例えば先に
抽出した該微生物の染色体DNA1〜10μg程度を適
当な制限酵素を用い、同様にライブラリー作製ベクター
1〜10μg程度も適当な制限酵素を作用させたのち、
それぞれの接着末端をアニーリング後、適当なDNAリ
ガーゼを用いて結合させ、目的の宿主微生物に形質転換
させることによって、染色体DNAライブラリーが得ら
れる。
【0015】この際用いられる宿主微生物としては、
E.coliがよく使用され、例えばE.coli D
H1株、E.coli W3110株、E.coli
C600株など、バチルス属に属する宿主微生物として
は例えばバチルス・ズブチリスISW1214株、サッ
カロミセス属に属する宿主微生物としては例えばサッカ
ロミセス・セレビジアエAH22株などが挙げられ、ま
た構築されたプラスミドをE.coliに属する微生物
や他の微生物に導入する方法としては、コンピテントセ
ル法を用いてもよく、あるいはカルシウムイオンの存在
下に組換えDNAの導入を行ってもよい。また宿主微生
物への所望組換えDNA導入の有無の選択については、
組換えDNAを構成するベクターの薬剤耐性マーカーに
基づく選択培地で、該宿主微生物を培養し、生育する宿
主微生物を選択すればよい。
【0016】一方、ウリカーゼ精製標品のN末端側アミ
ノ酸配列、エンドプロテイナーゼ・Asp−N(アスパ
ラギン酸−N)処理断片アミノ酸配列を決定し、これに
基づいて種々のオリゴヌクレオチドを合成した後、例え
ばアイソトープで標識して放射性オリゴヌクレオチドプ
ローブを作製する。次いで、これらの放射性オリゴヌク
レオチドプローブを用い、従来慣用されている方法に従
って、前記の染色体DNAライブラリーの中から、ウリ
カーゼを発現する遺伝子を持つ組換え体大腸菌をスクリ
ーニングするが、この段階が本発明において非常に困難
な部分であり、ウリカーゼの部分的なアミノ酸配列から
種々のプローブを作製したが、ウリカーゼ遺伝子を保持
するクローンを見い出せなかった。
【0017】具体的に述べるとプローブを設計する場
合、一般に推定されるDNA配列の組合せがなるべく少
ない配列を選択してプローブを合成するが、本発明のウ
リカーゼの場合、組合せの少ない配列が余り存在しな
い。発明の実施の形態で更に詳しく述べているが、アー
スロバクターの遺伝子のコドン使用頻度を参考にして数
多い組合せの中から組合せを絞ったプローブを作製しよ
うとして情報を収集しようとしたが、アースロバクター
の遺伝子のコドン使用頻度をまとめた資料は検索できな
かった。複数に推定される部分の塩基をイノシンにした
プローブを作製した配列番号2および3に示されるウリ
カーゼ遺伝子プローブUODaおよびUODbでもクロ
ーニングが達成されなかった。
【0018】また配列番号4から7に示されるウリカー
ゼ遺伝子プローブUODc、UODd、UODe、UO
Dfで示されるようなプローブの長さ、組み合わせ状態
についても種々検討し、さらにハイブリダイゼーショ
ン、及びその後の洗浄の条件(溶液の組成、温度、時
間)を種々検討した結果、後の発明の実施の形態で述べ
るが、本発明においてはエンドプロテイナーゼ・Asp
−N処理断片のアミノ酸配列に基づく放射性オリゴヌク
レオチドプローブを用い、特定の条件でハイブリダイゼ
ーション、洗浄を行って釣り上げられた組換え体大腸菌
が、目的の遺伝子DNAを持つものであることが判明し
た。
【0019】次に、この目的の遺伝子DNAを含む組換
え体ライブラリーから、例えばマニアティス(Mani
atis)らの方法〔「モレキュラル・クローニング:
コールドスプリングハーバー(Molecular C
loning:Cold Spring Harbo
r)」(1982年)〕などに従って、ウリカーゼ遺伝
子を有するDNAを含む組換えベクタープラスミド(p
UOD2と命名)を調製することができる。このプラス
ミドの構成を示す模式図を図4に示す。また、該プラス
ミド中のアースロバクター・グロビホルミスFERM
BP−360株染色体DNA由来の部位の制限酵素地図
は図3に示すとおりである。
【0020】ウリカーゼの発現には、このpUOD2を
用いてもよく、さらにウリカーゼをコードしている遺伝
子DNAを新たにに組み込んだ発現ベクターを構築して
もよい。この発現用ベクターとしては、宿主微生物で自
律的に増殖し得るファージまたはプラスミドから遺伝子
組換え用として構築されたものが適している。前者のフ
ァージとしては、例えばE.coliを宿主微生物とす
る場合には、λgt・λC、λgt・λBなどが用いら
れる。また、プラスミドとしては、E.coliを宿主
微生物とするに、例えばpBR322、pBR325、
pACYC184、pKN17、pUC12、pUC1
3、pUC18、pUC19、pUC118、pUC1
19、ブルースクリプトシリーズベクターなどが用いら
れる。さらに、バチルス属を宿主微生物とする場合は、
例えばpHY300PLKなどを用いればよく、サッカ
ロミセス属を宿主微生物とする場合は、例えばpYC1
などを用いればよい。
【0021】これらのベクターに、該ウリカーゼ遺伝子
DNAを組み込む方法については特に制限はなく、従来
慣用されている方法を用いることができる。例えば適当
な制限酵素を用いて、前記のウリカーゼ遺伝子DNAを
含む組換えプラスミドDNA及び該発現用ベクターを処
理し、それぞれウリカーゼ遺伝子を含むDNA断片及び
ベクター断片を得たのち、それぞれの接着末端をアニー
リング後、適当なDNAリガーゼを用いて結合させるこ
とによって、あらたな発現ベクターが得られる。
【0022】このようにして、構築されたプラスミドの
E.coliへの導入および宿主微生物への所望組換え
DNA導入の有無の選択については、前述した方法を用
いればよい。本発明においては、前記組換えベクタープ
ラスミドpUOD2によって形質転換されたE.col
iに属する微生物は、エシェリヒア・コリーDH1−p
UOD2(Escherichia coli DH1
−pUOD2:FERM P−15308)と命名され
る。
【0023】このようにして得られた形質転換微生物の
培養は、該微生物の生育に必要な炭素源や窒素源などの
栄養源や無機成分などを含む培地中において行うことが
できる。該炭素源としては、例えばグルコース、デンプ
ン、ショ糖、モラッセス、デキストリンなどが、窒素源
としては、例えばペプトン、肉エキス、カゼイン加水分
解物、コーンスチープリカー、硝酸塩、アンモニウム塩
などが、無機成分としては、例えばナトリウム、カリウ
ム、カルシウム、マグネシウム、コバルト、亜鉛、銅、
マンガン、鉄などの陽イオンや塩素、硫酸、リン酸など
の陰イオンを含む塩が挙げられる。
【0024】培養方法については特に制限はなく公知の
方法、例えば通気撹拌培養、振盪培養、回転培養、静置
培養などの方法によって、通常20〜50℃、好ましく
は25〜42℃、より好ましくは37℃近辺で、12〜
48時間程度培養する方法が用いられる。このようにし
て培養を行ったのち、遠心分離処理などの手段によって
菌体を集め、次いで酵素処理、自己消化、フレンチプレ
ス、超音波処理などによって細胞を破壊して目的とする
酵素を含有する抽出液を得る。この抽出液から、該酵素
を分離、精製するには、例えば、塩析、脱塩、イオン交
換樹脂による吸脱着処理などを行ったのち、さらに吸着
クロマトグラフィー、ゲル濾過、電気泳動法などによっ
て精製すればよい。
【0025】この精製標品について、ウリカーゼの酵素
活性及び物理化学的性質を調べることによって、該形質
転換微生物がウリカーゼの産生能を有することが確認さ
れた。したがって、本発明において用いたウリカーゼを
発現する遺伝子DNAは、図1で表されるアミノ酸配列
をコードする塩基配列を有し、かつその塩基配列が図2
に示す配列であることが明らかである。
【0026】このようにして得られたウリカーゼは、ア
ースロバクター・グロビホルミスFERM BP−36
0株のウリカーゼと同様な触媒作用、酵素学的性質を有
していた。即ち1モルの酸素と1モルの水分子の存在下
で、1モルの尿酸から最終的に1モルのアラントインと
1モルの二酸化炭素と1モルの過酸化水素を生成させる
反応を触媒し、SDS−ポリアクリルアミドゲルクロマ
ト法での分子量が30,000±5,000であり、等
電点が4.64±0.5であり、55℃までの熱安定性
を有し、pH6.0〜9.5までのpH安定性を有す
る、などである。
【0027】このことからこのようにして得られたウリ
カーゼは、例えば血清中の尿酸定量などの臨床用酵素と
して有用であるし、染毛試薬原料としても用いることが
できる。なお、本発明明細書に記載の塩基配列の記号及
びアミノ酸配列の記号は、当該分野における慣用略号に
基づくもので、それらの例を以下に列記する。また、す
べてのアミノ酸はL体を示すものとする。
【0028】DNA:デオキシリボ核酸 A:アデニン T:チミン G:グアニン C:シトシン S:グアニンまたはシトシン R:アデニンまたはグアニン W:アデニンまたはチミン Y:チミンまたはシトシン N:アデニン、チミン、グアニン、シトシンまたは他の
塩基 Ala:アラニン Arg:アルギニン Asn:アスパラギン Asp:アスパラギン酸 Cys:システイン Gln:グルタミン Glu:グルタミン酸 His:ヒスチジン Ile:イソロイシン Leu:ロイシン Lys:リジン Met:メチオニン Phe:フェニルアラニン Pro:プロリン Ser:セリン Thr:スレオニン Trp:トリプトファン Tyr:チロシン Val:バリン Xaa:不明または他のアミノ酸
【0029】
【発明の実施の形態】本発明は、配列表の配列番号1に
おけるアミノ酸配列の1位から302位で表されるアミ
ノ酸配列をコードする塩基配列を有する組換えベクター
によって形質転換されたエッシェリヒア・コリーに属す
る微生物であることを特徴とするウリカーゼを生産する
実質上純粋な微生物、配列表の配列番号1におけるアミ
ノ酸配列の1位から302位で表されるアミノ酸配列を
コードする塩基配列を有することを特徴とするウリカー
ゼを発現する実質上純粋なDNA、配列表の配列番号1
におけるアミノ酸配列の1位から302位で表されるア
ミノ酸配列をコードする塩基配列を有する組換えベクタ
ーによって形質転換された微生物であるウリカーゼを生
産する実質上純粋な微生物を培地に培養し、次いでその
培養物からウリカーゼを採取することを特徴とするウリ
カーゼの製造方法であり、さらに配列表の配列番号1に
おけるアミノ酸配列の1位から302位で表されるアミ
ノ酸配列をコードする塩基配列を有する組換えベクター
によって形質転換された微生物であるウリカーゼを生産
する実質上純粋な微生物を培地に培養し、次いでその培
養物からウリカーゼを採取することを特徴とするウリカ
ーゼの製造方法である。
【0030】本発明における好適な態様としては、形質
転換されたエッシェリヒア・コリーに属する微生物がベ
クタープラスミドpUOD2によって形質転換されたも
のである微生物であり、またベクタープラスミドpUO
D2によって形質転換されたエッシェリヒア・コリーに
属する微生物がエッシェリヒア・コリーDH1−pUO
D2(Escherichia coli DH1−p
UOD2:FERMP−15308)である微生物であ
り、塩基配列が配列表の配列番号1における塩基配列の
31位から936位で表される塩基配列であるDNAで
ある。
【0031】次に、参考例及び発明の実施の形態によっ
て本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの
例によってなんら限定されるものではない。
【0032】
【参考例1】 染色体DNAの分離 アースロバクター・グロビホルミスFERM BP−3
60株を培地(酵母エキス0.5%、ペプトン0.5
%、K2 HPO4 0.05%、KH2 PO4 0.05
%、NH4 Cl0.05%、MgSO4 ・7H2 O0.
03%、〔pH7.0〕)100mlにて30℃で24
時間振盪培養した後、この培養液を高速冷却遠心機(ト
ミーCX−250型)を用い、6500rpm(766
0G)で10分間遠心分離処理して、菌体を集菌した。
【0033】次いで、この菌体を50mMトリス−塩酸
(pH8.0)、50mM EDTA(エチレンジアミ
ン4酢酸・2ナトリウム)(pH8.0)及び15%シ
ュークロースからなる溶液20mlに懸濁し、最終濃度
が2mg/mlとなるようにリゾチーム(生化学工業
(株)社製)を加え、37℃で10分間処理して菌株の
細胞壁を破壊した。
【0034】次に、これに10%ラウリル硫酸ナトリウ
ム(シグマ社製)水溶液1mlを加えて、37℃で5分
間処理した後、クロロホルム/フェノール(1:1)混
合液21mlを加え撹拌後、10000rpm(120
80G)で10分間遠心分離処理して水相を回収した。
この水相に2倍量のエタノールを静かに混合し、ガラス
棒でゆっくり撹拌しながら、DNAをガラス棒にまきつ
かせて分離した後、10mMトリス−塩酸(pH8.
0)及び1mMのEDTAからなる溶液20mlで溶解
し、最終濃度が10μg/mlとなるようにRNase
(ファルマシア社製)を加えて37℃で30分処理をし
た。ついでこれに等量のフェノール/クロロホルム(1
/1)混合液を加え、前記と同様に処理してそれぞれ水
相を分取した。
【0035】次に、この水相に2倍量のエタノールを加
えて前記の方法で再度DNAを分離した後、10mMト
リス−塩酸(pH8.0)及び1mMのEDTAからな
る溶液2mlに溶解した。
【0036】
【参考例2】 アースロバクター・グロビホルミスFERM BP−3
60株遺伝子ライブラリーの作製 参考例1で得られたアースロバクター・グロビホルミス
FERM BP−360株染色体5μgを、制限酵素B
amHI(宝酒造社製)10単位を用い、10mMトリ
ス−塩酸(pH7.5)、100mMのNaCl、10
mMのMgCl 2 及び1mMのDTTからなる溶液中、
37℃で4時間切断処理した。
【0037】一方、ベクタープラスミドpUC118
(宝酒造社製)3μgを別の容器中で、制限酵素Bam
HI(宝酒造社製)10単位を用い、10mMトリス−
塩酸(pH7.5)、100mMのNaCl、10mM
のMgCl2 及び1mMのDTTからなる溶液中で、3
7℃で4時間切断処理した後、5’末端を脱リン酸化す
るために、反応液にアルカリ性ホスファターゼ(宝酒造
社製)1単位を加えて65℃で2時間処理した。
【0038】次に、前記のようにして得られた2種のD
NA溶液を混合し、この混合液に等量のフェノール/ク
ロロホルム(1/1)混合液を加えて処理した後、遠心
分離処理によって水相を分取した。さらに、この水相に
1/10量の3M酢酸ナトリウム溶液および2倍量のエ
タノールを加えて遠心分離処理することによってDNA
を回収し、減圧乾燥した。
【0039】そのDNAを10mMトリス−塩酸(pH
8.0)及び1mMのEDTA溶液からなる溶液にて溶
解した後、66mMトリス−塩酸(pH7.6)、6.
6mM MgCl2 、10mMのDTT及び660μM
のATP(ベーリンガーマンハイム社製)の存在下、T
4DNAライゲース(宝酒造社製)300単位を用い、
4℃で16時間ライゲーションを行った。
【0040】次にこれを、A.Mishimuraらの
方法(Nucleic AcidsResearch1
8巻、第6169ページ(1990年))によってコン
ピテント細胞としたE.coliDH1(ATCC33
849)〔F- 、recA1、endA1、gyrA9
6、thi−1、hsdR17(rk - 、mk + )、S
upE44、relA1、λ- 〕〔「モレキュラル・ク
ローニング:コールドスプリングハーバー(Molec
ular Cloning:Cold Spring
Harbor)」504〜506ページ(1982
年)〕にトランスフォーメーションし、これをアンピシ
リン50μg/ml含有BHI寒天培地にて、37℃で
一昼夜培養し、約10,000の形質転換微生物を得
て、アースロバクター・グロビホルミスFERM BP
−360株遺伝子ライブラリーとした。
【0041】
【実施例1】 放射性オリゴヌクレオチドプローブの作製 ウリカーゼ精製標品のエンドプロテイナーゼ・Asp−
N処理断片のアミノ酸配列を調べたところ、図5に示す
配列が決定された。この情報をもとに遺伝子の5’末端
側から塩基配列を予想した。この予想された塩基配列に
は種々の組合せが考えられるので、組合せの数が少ない
部分のオリゴヌクレオチドを設計して実験を行った。こ
のオリゴヌクレオチドはアール・エル・レッシンジャー
らの方法〔「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル
・ソサエティ(J.Am.Chem.Soc.)」第9
8巻、3655ページ〕に基づき、DNAシンセサイザ
ー[サイクロン(バイオサーチ社製)]を用いて作製し
た。
【0042】まず図5のD−20アミノ酸配列で、1ア
ミノ酸残基目のAspから6アミノ酸残基目のHisに
対応する合成DNAを作製した。この組合せは17マー
のものを考えた場合128通りも存在する。そこでアー
スロバクター遺伝子のコドン使用頻度を参考にして、使
用頻度の高いコドンでオリゴヌクレオチドプローブを作
製しようとした。種々の生物の遺伝子のコドン使用頻度
をまとめてあるK.Wadaらのデータ(Nuclei
c Acids Research20巻、第2114
ページ、1992年)を参考にしようとしたが、アース
ロバクター由来の遺伝子情報は少なすぎて、Wadaら
のデータにはアースロバクター属の情報は記載されてい
なかった。つまりコドン使用頻度を利用して組み合わせ
数を少なくすることはできなく、すべての組み合わせに
よりオリゴヌクレオチドプローブを作製せざるを得なか
った。よってこのアミノ酸配列から推定されるmRNA
に相補的な図6の、配列番号2に示すプローブUOD
a、17マーのオリゴヌクレオチドを作製した。
【0043】このようにして得られたオリゴヌクレオチ
ド5pmolをT4ポリヌクレオチドキナーゼバッファ
ー〔50mMトリス−塩酸(pH8.0)、10mM
MgCl2 、4mMのDTT、0.1mMのEDTA、
0.1mM スペルミジン〕及び370キロベクレルの
〔γ- 32P〕ATP(アマシャム社製)の存在下、T4
ポリヌクレオチドキナーゼ(東洋紡績社製)8.5単位
を用い、37℃で30分間反応させて、アイソトープ32
Pを取り込ませ、放射性オリゴヌクレオチドプローブを
作製した。しかしながら本放射性オリゴヌクレオチドプ
ローブを用い、種々の条件を検討してウリカーゼ遺伝子
のクローニングを試みたが目的の遺伝子は取得できなか
った。
【0044】次に、図5のD−15アミノ酸配列で、1
アミノ酸残基目のAspから11アミノ酸残基目のPh
eに対応する合成DNAを作製した。この組合せは32
マーのものを考えた場合27648通りも存在する。そ
こですべてのアミノ酸においてはコドンの3レター目に
イノシンを用い、さらにSerの1レター目の部分はA
とTの両方を用い、Serの2レター目の部分はCとG
の両方を用いた計4通りの組み合わせに絞ったものを考
案した。このアミノ酸配列から推定されるmRNAに相
補的な図6の、配列番号3に示すプローブUODb、
32マーのオリゴヌクレオチドを作製した。
【0045】このオリゴヌクレオチドについても前記と
同様に、アイソトープ32Pを取り込ませ、放射性オリゴ
ヌクレオチドプローブを作製した。しかしながら本放射
性オリゴヌクレオチドプローブを用いたものについて
も、種々の条件を検討してウリカーゼ遺伝子のクローニ
ングを試みたが目的の遺伝子は取得できなかった。そこ
で鋭意思考努力した結果、図6の、配列番号2に示す
プローブUODa、17マーのオリゴヌクレオチドを更
に長くしたものを考案した。即ち図5のD−20アミノ
酸配列の下線部分で、1アミノ酸残基目のAspから7
アミノ酸残基目のThrに対応する合成DNAを作製し
た。この組合せは20マーのものを考えた場合256通
りも存在してしまう。よってこの組み合わせを4種類に
分け、20マーで64通りのオリゴヌクレオチドプロー
ブを4本考案した。このアミノ酸配列から推定されるm
RNAに相補的な図6の、配列番号4に示すプローブ
UODcと、図6の、配列番号5に示すプローブUO
Ddと、図6の、配列番号6に示すプローブUODe
と、図6の、配列番号7に示すプローブUODfを別
々に作製した。
【0046】これらオリゴヌクレオチドについても前記
と同様に、アイソトープ32Pを取り込ませ、放射性オリ
ゴヌクレオチドプローブを作製した。
【0047】
【実施例2】 ウリカーゼ遺伝子含有DNAのスクリーニング 参考例2で得たアースロバクター・グロビホルミスFE
RM BP−360株遺伝子DNAライブラリー、すな
わち平板寒天培地上のアンピシリン耐性コロニーの上
に、ナイロンメンブレンフィルター〔マグナグラフナイ
ロン(ミクロンセパレーション社製)〕を重ね、フィル
ター上に該コロニー菌体の一部を移行させた後、このフ
ィルターをアルカリ変性溶液(1.5MのNaCl含有
0.5N−NaOH溶液)中に5分間浸し、さらに中和
溶液〔0.5Mトリス−塩酸(pH7.0)及び3Mの
NaCl混合液〕に5分間浸漬後、乾燥させた。
【0048】次に、このフィルターを80℃で2時間加
熱し、菌体中にあったプラスミドDNAをフィルターに
固定した。さらに、このフィルターを、1.8MのNa
Cl、0.18Mクエン酸ナトリウム、0.05%二リ
ン酸ナトリウム、0.1%ラウリル硫酸ナトリウム、
0.1%フィコール、0.1%ポリビニルピロリドン、
0.1%BSA及び0.01%サケ精子DNAを含有す
るプレハイブリダイゼション溶液に浸し、37℃で2時
間プレハイブリダイゼーションを行った。その後、フィ
ルターを、1.8MのNaCl、0.18Mクエン酸ナ
トリウム、0.05%二リン酸ナトリウム、0.1%ラ
ウリル硫酸ナトリウム、0.1%フィコール、0.1%
ポリビニルピロリドン、0.1%BSA及び0.002
%大腸菌由来のトランスファーRNAを含有するハイブ
リダイゼーション溶液に浸した後、先に実施例1で得ら
れた図6の〜に示した配列の放射性オリゴヌクレオ
チドプローブを別々に加え、42℃で一昼夜ハイブリダ
イゼーションを行った。
【0049】ハイブリダイゼーション後、1.8MのN
aCl、0.18Mクエン酸ナトリウム、0.05%二
リン酸ナトリウムを含む洗浄液でフィルターを3回洗浄
した後、45℃の洗浄液に10分間浸し、余分なプロー
ブを洗い落とした。ついで、フィルターを風乾後、X線
フィルム(富士写真フィルム社製、HR−H)に重ね、
遮光下−80℃で24時間オートラジオグラフィーを行
った。
【0050】その後、フィルムを現像したところ、図6
のに示した配列の放射性オリゴヌクレオチドプローブ
を用いたものにおいてポジティブシグナルを示すコロニ
ーを確認した。該コロニーを形成する組換え体E.co
liに含まれるプラスミドに挿入されたDNAの制限酵
素切断地図を図3に示した。該コロニーを、ウリカーゼ
をコードするDNAを含む形質転換体Escheric
hia coli DH1−pUOD2(FERM P
−15308)と命名し、その形質転換体E.coli
DH1−pUOD2中に含まれるベクタープラスミド
はプラスミドpUOD2と命名した。
【0051】
【実施例3】 ウリカーゼをコードするDNA塩基配列の決定 ベクタープラスミドpUOD2で形質転換したE.co
liDH1から、ティー・マニアティスらの方法〔「モ
レキュラル・クローニング:コールド・スプリング・ハ
ーバー(Molecular Cloning:Col
d Spring Harbor)」第86〜94ペー
ジ(1982年)〕によって、pUOD2DNAを抽出
した。このプラスミドの構成を示す模式図を図4に示
す。該プラスミド中のアースロバクター・グロビホルミ
スFERM BP−360株染色体由来の部位をジデオ
キシ法〔「サイエンス(Science)」第214
巻、第1205〜1210ページ(1981年)〕によ
り、塩基配列を決定し、ウリカーゼをコードする全DN
Aが含まれていることを確認すると共に、その全塩基配
列を決定し、少なくとも図2にて示される配列を含むも
のであることを確認した。
【0052】今回解析したウリカーゼのエンドプロテイ
ナーゼ Asp−N処理断片アミノ酸配列とも同一フレ
ームにおいて完全に一致した。
【0053】
【実施例4】 大腸菌内でのウリカーゼの活性発現 発明の実施の形態2で得られたウリカーゼをコードする
DNAを含む形質転換体E.coli DH1−pUO
D2をアンピシリン50μg/ml含有BHI培地にて
37℃一昼夜培養した後、培養液を15,000rpm
で1分間遠心分離処理して沈澱を回収した。この沈澱
に、該培養液と同量の10mMリン酸緩衝液(pH7.
0)を加え、超音波破砕を行った。
【0054】ウリカーゼ活性の測定は、40mMリン酸
緩衝液(pH7.0)、10mM尿酸(pH7.0)、
1.5mM4−アミノアンチピリン、0.04%N,
N’−ジメチルアニリン、10ユニットペルオキシダー
ゼを加えた反応液1mlを37℃に保温しておき、先に
示した超音波砕液を適宜希釈した後、20μl加えて正
確に37℃で10分間反応させた。37mMクエン酸、
126mMリン酸水素2ナトリウムに0.1MのEDT
Aを加えた反応停止液2mlを加えて565nmの吸光
度を測定することによって、ウリカーゼ活性を定量し
た。なお、比較のためにpUC118をトランスフォー
メーションしたE.coli DH1の破砕液について
も前記と同様の処理を行い、ウリカーゼ活性を測定し
た。
【0055】その結果、驚くことにベクタープラスミド
pUOD2を保持した形質転換微生物での活性は0.2
7U/mlも発現していたが、pUC118を持つもの
の活性は0U/mlであった。これより、ウリカーゼ活
性をもつ形質転換体が得られていることが確認された。
さらに得られたウリカーゼを単離・精製し、分子量、等
電点、安定性が先に示したアースロバクター・グロビホ
ルミスFERM BP−360株と全く同一であったこ
となど、発現蛋白質の物理化学的性質を確認した。
【0056】
【発明の効果】本発明によるとアースロバクター・グロ
ビホルミスFERM BP−360株由来の染色体DN
Aライブラリーから、ウリカーゼを発現する遺伝子DN
Aをスクリーニングし、これを用いて構築された発現ベ
クターの組換えプラスミドを例えばE.coliに属す
る微生物に導入することによって、得られた形質転換微
生物は効率よくウリカーゼを生産することができる。
【0057】また、本発明によって、ウリカーゼの全ア
ミノ酸配列及びこのアミノ酸をコードする遺伝子DNA
の塩基配列が決定できたので、該酵素の基質及び補酵素
特異性の変換や耐熱性の向上などのプロテインエンジニ
アリングが可能となった。
【0058】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:947塩基対 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:genomic DNA 起源 生物名:アースロバクター・グロビホルミス(Arth
robacter・globiformis) 株名:FERM BP−360 配列の特徴:31−936 E ウリカーゼ遺伝子 配列 TGGATTTTCA ACCTACCGAG GGAGTTAGCC ATG ACT GCC ACC GCA GAA ACC TCA 54 Met Thr Ala Thr Ala Glu Thr Ser 1 5 ACC GGC ACC AAG GTC GTG CTC GGA CAG AAC CAG TAC GGC AAG GCC GAA 102 Thr Gly Thr Lys Val Val Leu Gly Gln Asn Gln Tyr Gly Lys Ala Glu 10 15 20 GTC CGC CTC GTC AAG GTC ACG CGC AAT ACC GCC CGG CAC GAG ATC CAG 150 Val Arg Leu Val Lys Val Thr Arg Asn Thr Ala Arg His Glu Ile Gln 25 30 35 40 GAC CTG AAT GTC ACC TCG CAG CTG CGC GGC GAC TTC GAG GCC GCA CAC 198 Asp Leu Asn Val Thr Ser Gln Leu Arg Gly Asp Phe Glu Ala Ala His 45 50 55 ACC GCC GGC GAC AAC GCG CAC GTG GTC GCC ACC GAC ACG CAG AAG AAC 246 Thr Ala Gly Asp Asn Ala His Val Val Ala Thr Asp Thr Gln Lys Asn 60 65 70 ACC GTC TAC GCC TTC GCC CGC GAC GGC TTC GCC ACC ACC GAG GAG TTC 294 Thr Val Tyr Ala Phe Ala Arg Asp Gly Phe Ala Thr Thr Glu Glu Phe 75 80 85 CTG CTC CGG CTG GGC AAA CAC TTC ACC GAG GGC TTC GAC TGG GTA ACC 342 Leu Leu Arg Leu Gly Lys His Phe Thr Glu Gly Phe Asp Trp Val Thr 90 95 100 GGC GGG CGC TGG GCG GCG CAG CAG TTC TTC TGG GAC CGC ATC AAC GAC 390 Gly Gly Arg Trp Ala Ala Gln Gln Phe Phe Trp Asp Arg Ile Asn Asp 105 110 115 120 CAC GAC CAC GCC TTC TCC CGG AAC AAG AGC GAG GTC CGC ACC GCC GTG 438 His Asp His Ala Phe Ser Arg Asn Lys Ser Glu Val Arg Thr Ala Val 125 130 135 CTC GAG ATC TCG GGC AGC GAG CAG GCC ATC GTC GCC GGG ATC GAG GGC 486 Leu Glu Ile Ser Gly Ser Glu Gln Ala Ile Val Ala Gly Ile Glu Gly 140 145 150 CTG ACG GTC CTG AAG TCC ACC GGT TCG GAA TTC CAC GGC TTC CCG CGG 534 Leu Thr Val Leu Lys Ser Thr Gly Ser Glu Phe His Gly Phe Pro Arg 155 160 165 GAC AAG TAC ACC ACC CTG CAG GAA ACC ACC GAC CGT ATC CTC GCC ACG 582 Asp Lys Tyr Thr Thr Leu Gln Glu Thr Thr Asp Arg Ile Leu Ala Thr 170 175 180 GAT GTC AGC GCC CGC TGG CGC TAC AAC ACC GTC GAG GTT GAC TTC GAC 630 Asp Val Ser Ala Arg Trp Arg Tyr Asn Thr Val Glu Val Asp Phe Asp 185 190 195 200 GCC GTC TAC GCG AGC GTC CGC GGG CTG CTG CTC AAG GCC TTC GCC GAG 678 Ala Val Tyr Ala Ser Val Arg Gly Leu Leu Leu Lys Ala Phe Ala Glu 205 210 215 ACC CAC TCG CTG GCC CTG CAG CAG ACC ATG TAT GAG ATG GGC CGG GCC 726 Thr His Ser Leu Ala Leu Gln Gln Thr Met Tyr Glu Met Gly Arg Ala 220 225 230 GTC ATC GAG ACG CAC CCG GAA ATC GAC GAA ATC AAG ATG TCC CTG CCG 774 Val Ile Glu Thr His Pro Glu Ile Asp Glu Ile Lys Met Ser Leu Pro 235 240 245 AAC AAG CAC CAT TTC CTG GTG GAC CTG CAG CCC TTC GGA CAG GAC AAC 822 Asn Lys His His Phe Leu Val Asp Leu Gln Pro Phe Gly Gln Asp Asn 250 255 260 CCG AAT GAG GTG TTC TAC GCC GCC GAC CGT CCC TAC GGA CTG ATC GAA 870 Pro Asn Glu Val Phe Tyr Ala Ala Asp Arg Pro Tyr Gly Leu Ile Glu 265 270 275 280 GCC ACC ATC CAG CGC GAG GGC TCG CGC GCC GAC CAC CCG ATC TGG TCG 918 Ala Thr Ile Gln Arg Glu Gly Ser Arg Ala Asp His Pro Ile Trp Ser 285 290 295 AAC ATC GCC GGA TTC TGC TAG CCACATGC 947 Asn Ile Ala Gly Phe Cys *** 300 302
【0059】
【配列表】
配列番号:2 配列の長さ:17塩基対 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の名称:ウリカーゼ遺伝子プローブ UODa 配列の特徴:Nはアデニン、チミン、グアニンまたはシ
トシン 配列 GAYTTYGARG CNGCNCA 17
【0060】
【配列表】
配列番号:3 配列の長さ:32塩基対 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の名称:ウリカーゼ遺伝子プローブ UODb 配列の特徴:Nはイノシン 配列 GANCANCCNA TNTGGWSNAA NATNGCNGGN TT 32
【0061】
【配列表】
配列番号:4 配列の長さ:20塩基対 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の名称:ウリカーゼ遺伝子プローブ UODc 配列の特徴:Nはアデニン、チミン、グアニンまたはシ
トシン 配列 GAYTTCGAAG CNGCNCAYAC 20
【0062】
【配列表】
配列番号:5 配列の長さ:20塩基対 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の名称:ウリカーゼ遺伝子プローブ UODd 配列の特徴:Nはアデニン、チミン、グアニンまたはシ
トシン 配列 GAYTTCGAGG CNGCNCAYAC 20
【0063】
【配列表】
配列番号:6 配列の長さ:20塩基対 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の名称:ウリカーゼ遺伝子プローブ UODe 配列の特徴:Nはアデニン、チミン、グアニンまたはシ
トシン 配列 GAYTTTGAAG CNGCNCAYAC 20
【0064】
【配列表】
配列番号:7 配列の長さ:20塩基対 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の名称:ウリカーゼ遺伝子プローブ UODf 配列の特徴:Nはアデニン、チミン、グアニンまたはシ
トシン 配列 GAYTTTGAGG CNGCNCAYAC 20
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はウリカーゼのアミノ酸配列を示す図であ
る。
【図2】図2は図1のアミノ酸をコードするウリカーゼ
遺伝子DNAの塩基配列を示す図である。
【図3】図3はベクタープラスミドpUOD2における
アースロバクター・グロビホルミス(Arthroba
cter・globiformis)由来の染色体DN
Aの制限酵素地図である。
【図4】図4はベクタープラスミドpUOD2の構造を
示す模式図である。
【図5】図5はウリカーゼ精製標品のエンドプロテイナ
ーゼ・Asp−N処理断片アミノ酸配列を解析したウリ
カーゼのアミノ酸配列を示す図である。下線で示した部
分は作製したオリゴヌクレオチドプローブUODdに対
応する領域である。
【図6】図6はオリゴヌクレオチドプローブの作製に用
いたオリゴヌクレオチドの塩基配列を示す図である。な
お、ここでのNはイノシンである。
【図7】図7は本発明で用いたウリカーゼ遺伝子発現ベ
クターの構築の流れを示す模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:06) (C12N 1/21 C12R 1:19) (C12N 9/06 C12R 1:19)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列表の配列番号1におけるアミノ酸配
    列の1位から302位で表されるアミノ酸配列をコード
    する塩基配列を有する組換えベクターによって形質転換
    されたエッシェリヒア・コリーに属する微生物であるこ
    とを特徴とするウリカーゼを生産する実質上純粋な微生
    物。
  2. 【請求項2】 形質転換されたエッシェリヒア・コリー
    に属する微生物が、ベクタープラスミドpUOD2によ
    って形質転換されたものである請求項1記載の微生物。
  3. 【請求項3】 ベクタープラスミドpUOD2によって
    形質転換されたエッシェリヒア・コリーに属する微生物
    が、エッシェリヒア・コリーDH1−pUOD2(Es
    cherichia coli DH1−pUOD2:
    FERM P−15308)である請求項2記載の微生
    物。
  4. 【請求項4】 配列表の配列番号1におけるアミノ酸配
    列の1位から302位で表されるアミノ酸配列をコード
    する塩基配列を有することを特徴とするウリカーゼを発
    現する実質上純粋なDNA。
  5. 【請求項5】 塩基配列が、配列表の配列番号1におけ
    る塩基配列の31位から936位で表される塩基配列で
    ある請求項4記載のDNA。
  6. 【請求項6】 アースロバクター属由来のウリカーゼ遺
    伝子を有する組換えプラスミドによって形質転換された
    微生物であるウリカーゼを生産する実質上純粋な微生物
    を培地に培養し、次いでその培養物からウリカーゼを採
    取することを特徴とするウリカーゼの製造方法。
  7. 【請求項7】 配列表の配列番号1におけるアミノ酸配
    列の1位から302位で表されるアミノ酸配列をコード
    する塩基配列を有する組換えベクターによって形質転換
    された微生物であるウリカーゼを生産する実質上純粋な
    微生物を培地に培養し、次いでその培養物からウリカー
    ゼを採取することを特徴とするウリカーゼの製造方法。
  8. 【請求項8】 形質転換された微生物が、ベクタープラ
    スミドpUOD2によって形質転換された微生物である
    請求項7記載のウリカーゼの製造方法。
  9. 【請求項9】 ベクタープラスミドpUOD2によって
    形質転換された微生物が、エッシェリヒア・コリーDH
    1−pUOD2(Escherichia coli
    DH1−pUOD2:FERM P−15308)であ
    る請求項8記載のウリカーゼの製造方法。
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