JP2706223B2 - ピルビン酸オキシダーゼの遺伝情報を有するdnaの用途 - Google Patents

ピルビン酸オキシダーゼの遺伝情報を有するdnaの用途

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JP2706223B2
JP2706223B2 JP7004738A JP473895A JP2706223B2 JP 2706223 B2 JP2706223 B2 JP 2706223B2 JP 7004738 A JP7004738 A JP 7004738A JP 473895 A JP473895 A JP 473895A JP 2706223 B2 JP2706223 B2 JP 2706223B2
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、新規ピルビン酸オキシ
ダーゼの遺伝情報を有するポリデオキシリボ核酸を保持
してなる形質転換体により該ポリデオキシリボ核酸の遺
伝情報を発現せしめて得られるピルビン酸オキシダーゼ
およびその製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】ピルビン酸オキシダーゼは、ピルビン
酸,燐酸および酸素からアセチルリン酸,二酸化炭素お
よび過酸化水素を生ずる反応を触媒するものであって、
ラクトバチルス・デルブリゥキィ(Lactobacillus delb
rucki ) 〔Williams,F.R. & Hager,L.P.(1966) Arch.
Biochem.Biophys. 116 168-176 〕ペディオコッカス
(Pediococcus )、ストレプトコッカス(Streptococcu
s )、アエロッコカス・ビリダンス(Aerococcus virid
ans )〔特公昭58−40465号公報〕に属する細菌
に存在することが報告されている。 【0003】また、ピルビン酸オキシダーゼは、ピルビ
ン酸を基質とする酸化酵素であるため、血清などの体液
中に存在するピルビン酸の定量に使用されるだけでな
く、グルタミン酸−オキザロ酢酸トランスアミナーゼ、
グルタミン酸−ピルビン酸トランスアミナーゼ,ラクテ
ートデヒドロゲナーゼ、ノイラミニダーゼ−Nアセチル
ノイラミン酸アルドラーゼなどのピルビン酸生成系にお
いて生じたピルビン酸量を測定することによりピルビン
酸生成系に関与した酵素の基質である種々の物質の定量
またはピルビン酸生成系に関与した各酵素活性の測定な
ど、研究用試薬、臨床診断用試薬として極めて有用であ
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来より報告されてい
るピルビン酸オキシダーゼ生産菌は、ピルビン酸オキシ
ダーゼの生産性が低く製造コスト的に高価になるという
難点があるだけでなく、共存する他種酵素等の除去が非
常に困難で、純度の高い良質なピルビン酸オキシダーゼ
を得るために精製コストが非常に高いものとなり、研究
用試薬、臨床診断用試薬として安易に広く用いるには必
ずしも満足のいくものではなかった。 【0005】また、従来より報告されているピルビン
酸、燐酸および酸素からアセチルリン酸、二酸化炭素お
よび過酸化水素を生ずる反応を触媒するピルビン酸オキ
シダーゼの詳細な化学構造は報告されていない。 【課題を解決するための手段】本発明者らは、該ピルビ
ン酸オキシダーゼの生産性向上を計るべく鋭意検討を試
みたところ、該ピルビン酸オキシダーゼ遺伝子の採取な
らびに一次構造解析に成功すると共に遺伝子工学的手法
を応用することによって、以下に述べる如く、高生産性
である製造法を確立した。 【0006】すなわち、本発明は、下記のN末端側より
のアミノ酸配列をコードするピルビン酸オキシダーゼ遺
伝子であるポリデオキシリボ核酸または該遺伝子が構成
成分であるポリデオキシリボ核酸を発現ベクターに組み
入れた組換えDNAを宿主微生物に移入して形質転換体
を得、該形質転換体を培養して該ポリデオキシリボ核酸
の遺伝情報を発現させ、次いでピルビン酸オキシダーゼ
であるポリペプチドまたは該ピルビン酸オキシダーゼが
構成成分であるポリペプチドを採取してなるピルビン酸
オキシダーゼの製造法である。 A−Ser Asp Asn Lys Ile Asn Ile Gly Leu Ala Val Met Lys Ile Leu Glu Ser Trp Gly Ala Asp Thr Ile Tyr Gly Ile Pro Ser Gly Thr Leu Ser Ser Leu Met Asp Ala Met Gly Glu Glu Glu Asn Asn Val Lys Phe Leu Gln Val Lys His Glu Glu Val Gly Ala Met Ala Ala Val Met Gln Ser Lys Phe Gly Gly Asn Leu Gly Val Thr Val Gly Ser Gly Gly Pro Gly Ala Ser His Leu Ile Asn Gly Leu Tyr Asp Ala Ala Met Asp Asn Ile Pro Val Val Ala Ile Leu Gly Ser Arg Pro Gln Arg Glu Leu Asn Met Asp Ala Phe Gln Glu Leu Asn Gln Asn Pro Met Tyr Asp His Ile Ala Val Tyr Asn Arg Arg Val Ala Tyr Ala Glu Gln Leu Pro Lys Leu Val Asp Glu Ala Ala Arg Met Ala Ile Ala Lys Arg Gly Val Ala Val Leu Glu Val Pro Gly Asp Phe Ala Lys Val Glu Ile Asp Asn Asp Gln Trp Tyr Ser Ser Ala Asn Ser Leu Arg Lys Tyr Ala Pro Ile Ala Pro Ala Ala Gln Asp Ile Asp Ala Ala Val Glu Leu Leu Asn Asn Ser Lys Arg Pro Val Ile Tyr Ala Gly Ile Gly Thr Met Gly His Gly Pro Ala Val Gln Glu Leu Ala Arg Lys Ile Lys Ala Pro Val Ile Thr Thr Gly Lys Asn Phe Glu Thr Phe Glu Trp Asp Phe Glu Ala Leu Thr Gly Ser Thr Tyr Arg Val Gly Trp Lys Pro Ala Asn Glu Thr Ile Leu Glu Ala Asp Thr Val Leu Phe Ala Gly Ser Asn Phe Pro Phe Ser Glu Val Glu Gly Thr Phe Arg Asn Val Asp Asn Phe Ile Gln Ile Asp Ile Asp Pro Ala Met Leu Gly Lys Arg His His Ala Asp Val Ala Ile Leu Gly Asp Ala Gly Leu Ala Ile Asp Glu Ile Leu Asn Lys Val Asp Ala Val Glu Glu Ser Ala Trp Trp Thr Ala Asn Leu Lys Asn Ile Ala Asn Trp Arg Glu Tyr Ile Asn Met Leu Glu Thr Lys Glu Glu Gly Asp Leu Gln Phe Tyr Gln Val Tyr Asn Ala Ile Asn Asn His Ala Asp Glu Asp Ala Ile Tyr Ser Ile Asp Val Gly Asn Ser Thr Gln Thr Ser Ile Arg His Leu His Met Thr Pro Lys Asn Met Trp Arg Thr Ser Pro Leu Phe Ala Thr Met Gly Ile Ala Ile Pro Gly Gly Leu Gly Ala Lys Asn Thr Tyr Pro Asp Arg Gln Val Trp Asn Ile Ile Gly Asp Gly Ala Phe Ser Met Thr Tyr Pro Asp Val Val Thr Asn Val Arg Tyr Asn Met Pro Val Ile Asn Val Val Phe Ser Asn Thr Glu Tyr Ala Phe Ile Lys Asn Lys Tyr Glu Asp Thr Asn Lys Asn Leu Phe Gly Val Asp Phe Thr Asp Val Asp Tyr Ala Lys Ile Ala Glu Ala Gln Gly Ala Lys Gly Phe Thr Val Ser Arg Ile Glu Asp Met Asp Arg Val Met Ala Glu Ala Val Ala Ala Asn Lys Ala Gly His Thr Val Val Ile Asp Cys Lys Ile Thr Gln Asp Arg Pro Ile Pro Val Glu Thr Leu Lys Leu Asp Ser Lys Leu Tyr Ser Glu Asp Glu Ile Lys Ala Tyr Lys Glu Arg Tyr Glu Ala Ala Asn Leu Val Pro Phe Arg Glu Tyr Leu Glu Ala Glu Gly Leu Glu Ser Lys Tyr Ile Lys −B (I) 〔式中、Aはアミノ酸残基、水素原子またはアセチル基
を示し、Bはアミノ酸残基、−OHまたは−NH2 を示
す〕に関するものである。 【0007】上記ポリペプチド(I)に関し、Aで示さ
れるアミノ酸残基としては、一個または複数個のアミノ
酸残基よりなり、Aとしては、好ましくは、水素原子若
しくはMet またはシグナルペプチドが挙げられる。Bで
示されるものとしては、酸アミドであってもよく、また
一個以上のアミノ酸残基であってもよい。ピルビン酸、
燐酸および酸素からアセチルリン酸、二酸化炭素および
過酸化水素を生ずる反応を触媒するピルビン酸オキシダ
ーゼ遺伝子であるポリデオキシリボ核酸または該遺伝子
が構成成分であるポリデオキシリボ核酸としては、少な
くともピルビン酸、燐酸および酸素からアセチルリン
酸、二酸化炭素および過酸化水素を生ずる反応を触媒す
るピルビン酸オキシダーゼ遺伝子それ自体を含むポリデ
オキシリボ核酸であればよく、例えば該ピルビン酸オキ
シダーゼ遺伝子それ自体としてはN末端側より式 で表されるピルビン酸、燐酸および酸素からアセチルリ
ン酸、二酸化炭素および過酸化水素を生ずる反応を触媒
するピルビン酸オキシダーゼからなるポリペプチドのア
ミノ酸配列をコードする塩基配列であるポリデオキシリ
ボ核酸を挙げることが出来る。 【0008】また式(II)で表されるピルビン酸オキ
シダーゼであるポリペプチドのアミノ酸配列において、
各アミノ酸に対応する一連のコドンのうちのいずれか1
個のコドンからなるポリデオキシリボ核酸であればよ
く、さらに該ポリデオキシリボ核酸の5’末端に1個以
上のナンセンスコドン以外のコドンおよび/または3’
末端に1個以上のコドンを有するポリデオキシリボ核酸
であってもよい。例えば、その代表例として5’末端側
より式 〔式中、XはTAA,TAG およびTGA 以外のコドンまたは水
素原子を示し、Yはコドンまたは水素原子を示す〕で表
される塩基配列を有するポリデオキシリボ核酸を挙げる
ことができる。 【0009】式(III)で表される塩基配列に関し、
Xで示されるコドンは、アミノ酸をコードするコドンで
あればいずれでもよく、更に、その5’末端側にアミノ
酸をコードするコドンを1個以上有してもよいが、好ま
しくはATG またはシグナルペプチドに対応するポリデオ
キシリボ核酸を挙げることができる。Yで示されるコド
ンは、翻訳終止コドンまたはアミノ酸をコードするコド
ンであればいずれでもよく、更に、その3’末端側にア
ミノ酸をコードするコドンを1個以上有していてもよい
が、その場合には、この複数個のコドンの3’末端に翻
訳終止コドンを有することが好ましい。 【0010】ピルビン酸オキシダーゼ遺伝子を構成成分
としてなるポリデオキシリボ核酸または、式(II)で
表されるアミノ酸配列をコードする塩基配列からなる遺
伝子であるポリデオキシリボ核酸または、式(III)
で表されるポリデオキシリボ核酸は、例えばピルビン酸
オキシダーゼを生産するピルビン酸オキシダーゼ遺伝子
の供与体である微生物より該微生物のDNAを分離精製
した後、超音波、制限酵素などを用いてDNAと切断し
たリニヤーな発現ベクターとを両DNAの平滑または接
着末端部においてDNAリガーゼなどにより結合閉環さ
せ、かくして得られた組換えDNAベクターを複製可能
な宿主微生物に移入した後、ベクターのマーカーとピル
ビン酸オキシダーゼの活性とを指標としてスクリーニン
グして取得した該組換えDNAベクターを保持する微生
物を培養し、該培養菌体から該組換えDNAベクターを
分離精製し、次いで該組換えDNAベクターからピルビ
ン酸オキシダーゼ遺伝子であるポリデオキシリボ核酸を
採取すればよい。 【0011】ピルビン酸オキシダーゼ遺伝子の供与体で
ある微生物としては、ピルビン酸オキシダーゼ産生能を
有する微生物であればよく、例えば、好適に特開昭54
−126791号公報に示されているアエロコッカス
ビリダンス(Aerococcus viridans )の微生物が適宜選
ばれる。 【0012】また、遺伝子組換え技術を駆使して、ピル
ビン酸オキシダーゼ産生能を付与せしめた形質転換微生
物をピルビン酸オキシダーゼ遺伝子の供与体として利用
してもよい。遺伝子の供与体である微生物から由来する
DNAは次の如くにして採取される。即ち、供与微生物
である上述した細菌のいずれかを、例えば、液体培地で
約1〜3日間通気撹拌培養し、得られる培養物を遠心分
離して集菌し、次いでこれを溶菌させることによってピ
ルビン酸オキシダーゼ遺伝子の含有溶菌物を調製するこ
とができる。溶菌方法としては、例えばリゾチームやβ
ーグルカナーゼなどの細胞壁溶解酵素による処理が施さ
れ、必要によりプロテアーゼなどの他の酵素やラウリル
硫酸ナトリウムなどの界面活性剤が併用され、さらに細
胞壁の物理的破壊法である凍結融解やフレンチプレス処
理を上述の溶菌法との組み合せで行ってもよい。 【0013】このようにして得られた溶菌物からDNA
を分離、精製するには、常法に従って、例えばフェノー
ル抽出による除蛋白処理、プロテアーゼ処理、リボヌク
レアーゼ処理、アルコール沈澱、遠心分離などの方法を
適宜組み合わせることにより行うことができる。分離精
製された微生物DNAを切断する方法は、例えば、超音
波処理、制限酵素処理などにより行うことができるが、
得られるDNA断片とベクターとの結合を容易ならしめ
るため、制限酵素、とりわけ特定ヌクレオチド配列に作
用する、例えば、EcoRI、HindIII、Bam
HIなどのII型制限酵素が適している。 【0014】ベクターとしては、宿主微生物で自律的に
増殖しうるファージまたはプラスミドから遺伝子組換え
用として構築されたものが適している。ファージとして
は、例えば、エシェリヒア・コリ(Escherichia coli)
を宿主微生物とする場合には、λgt・λC、λgt・λB
などが使用できる。また、プラスミドとしては、例え
ば、エシェリヒア・コリを宿主微生物とする場合にはp
BR322、pBR325、pACYC184、pUC
12、pUC13、pUC18、pUC19などが、バ
チルス・ズブチルス(Bacillus subtillis)を宿主微生
物とする場合には pUB110 、pC194 などが使用でき、さ
らに、エシェリヒア・コリおよびサッカロマイセス・セ
レビシアなどのグラム陰・陽両性にまたがる二種以上の
宿主微生物で自律的に増殖可能なシャトルベクターを利
用することもできる。このようなベクターを、先に述べ
たピルビン酸オキシダーゼ遺伝子供与体である微生物D
NAの切断に使用した制限酵素と同じ制限酵素で切断し
て、ベクター断片を得ることが好ましい。 【0015】微生物DNA断片とベクター断片とを結合
させる方法は、公知のDNAリガーゼを用いる方法であ
ればよく、例えば、微生物DNA断片の接着末端とベク
ター断片の接着末端とのアニーリングの後、適当なDN
Aリガーゼの作用により微生物DNA断片とベクター断
片との組換えDNAを作成する。必要ならば、アニーリ
ングの後、宿主微生物に移入して、生体内のDNAリガ
ーゼを利用し組換えDNAを作成することもできる。 【0016】宿主微生物としては、組換えDNAが安定
かつ自律的に増殖可能で、且つ外来性DNAの形質が発
現のできるものであればよく、例えば、宿主微生物がエ
シェリヒア・コリの場合、エシェリヒア・コリDH1、
エシェリヒア・コリHB101、エシェリヒア・コリW
3110、エシェリヒア・コリC600等が利用出来
る。 【0017】宿主微生物に組換えDNAを移入する方法
としては、例えば、宿主微生物がエシェリヒア属に属す
る微生物の場合には、カルシュウムイオンの存在下で組
換えDNAの移入を行い、またバチルス属に属する微生
物の場合には、コンピテントセル法またはプロトプラス
ト法などを採用することができ、さらにマイクロインジ
ェクション法を用いてもよい。かくして得られた形質転
換体である微生物は、栄養培地に培養されることにより
多量のピルビン酸オキシダーゼを安定して産生し得るこ
とを見出した。 【0018】宿主微生物への目的組換えDNA移入の有
無についての選択は、目的組換えDNAを保持するベク
ターの薬剤耐性マーカーとピルビン酸オキシダーゼとを
同時に発現し得る微生物を検索すればよく、例えば、薬
剤耐性マーカーに基づく選択培地で生育し、かつピルビ
ン酸オキシダーゼを生成する微生物を選択すればよいこ
のようにして一度選択されたピルビン酸オキシダーゼ遺
伝子を保有する組換えDNAは、形質転換微生物から取
り出され、他の宿主微生物に移入することも容易に実施
できる。また、ピルビン酸オキシダーゼ遺伝子を保持す
る組換えDNAから制限酵素などにより切断してピルビ
ン酸オキシダーゼ遺伝子であるDNAを切り出し、これ
と同様な方法により切断して得られるベクター断片とを
結合させて、宿主微生物に移入することも容易に実施で
きる。 【0019】また本質的にピルビン酸オキシダーゼ活性
であるピルビン酸オキシダーゼムテインのDNAは、本
発明のピルビン酸オキシダーゼ遺伝子から遺伝子工学的
手法により作製される人工変異遺伝子であり、この人工
変異遺伝子は上述の種々なる方法を使用して増幅され、
最終的には、この変異遺伝子をベクターに挿入せしめて
組換えDNAを作成し、これを宿主微生物に移入させる
ことによって、ピルビン酸オキシダーゼムテインの製造
が可能である。 【0020】さらに上述の方法により得られたピルビン
酸オキシダーゼ遺伝子の塩基配列は、Science 214 12
05〜1210 (1981年) に示されているジデオキシ法で解読
し、またピルビン酸オキシダーゼのアミノ酸配列は、塩
基配列より決定した。一方、ピルビン酸オキシダーゼで
あるペプチドのN末端部を構成する部分アミノ酸配列
は、以下の如くにして決定した。即ち、ピルビン酸オキ
シダーゼ産生能を有するピルビン酸オキシダーゼ遺伝子
供与微生物を栄養培地で培養して菌体内にピルビン酸オ
キシダーゼを産生蓄積せしめ、培養終了後、得られた培
養物を濾過または遠心分離などの手段により菌体を採取
し、次いでこの菌体を機械的方法またはリゾチームなど
の酵素的方法で破壊し、また必要に応じてEDTAおよ
び/または適当な界面活性剤等を添加してピルビン酸オ
キシダーゼが可溶化され、水溶液として分離採取され
る。この様にして得られたピルビン酸オキシダーゼの水
溶液を濃縮するか、または濃縮することなく硫安分画、
ゲル濾過、吸着クロマトグラフィー、イオン交換クロマ
トグラフィーにより処理して、高純度ピルビン酸オキシ
ダーゼが得られ、高純度ピルビン酸オキシダーゼを用い
て液相プロテイン シーケンサー(ベックマン社製:B
ECKMAN System 890ME)によりピル
ビン酸オキシダーゼであるペプチドのN末端部を構成す
る部分アミノ酸配列が決定され、少なくとも、該部分ア
ミノ酸配列は、遺伝子操作によって得られたピルビン酸
オキシダーゼのN末端部分アミノ酸配列と一致するもの
であることを確認した。 【0021】形質転換体である宿主微生物の培養形態は
宿主の栄養生理的性質を考慮して培養条件を選択すれば
良く、通常多くの場合は、液体培養で行うか、工業的に
は深部通気撹拌培養を行うのが有利である。 培地の栄
養源としては、微生物の培養に通常用いられるものが広
く使用され得る。炭素源としては、資化可能な炭素化合
物であればよく、例えばグルコース、シュクロース、ラ
クトース、マルトース、フラクトース、糖蜜、ピルビン
酸などが使用される。窒素源としては利用可能な窒素化
合物であればよく、例えばペプトン、肉エキス、酵母エ
キス、カゼイン加水分解物などが使用される。その他、
リン酸塩、炭酸塩、硫酸塩、マグネシウム、カルシウ
ム、カリウム、鉄、マンガン、亜鉛などの塩類、特定の
アミノ酸、特定のビタミンなどが必要に応じて使用され
る。 【0022】培養温度は菌が発育し、ピルビン酸オキシ
ダーゼを生産する範囲で適宜変更し得るが、エシェリヒ
ア・コリの場合、好ましくは20〜42℃程度である。
培養時間は、条件によって多少異なるが、ピルビン酸オ
キシダーゼが最高収量に達する時期を見計らって適当な
時期に培養を終了すればよく、通常は12〜48時間程
度である。培地pHは菌が発育し、ピルビン酸オキシダ
ーゼを生産する範囲で適宜変更し得るが、特に好ましく
はpH6.0〜8.0程度である。 【0023】培養物中のピルビン酸オキシダーゼは、菌
体を含む培養液そのままを採取し、利用することもでき
るが、一般には常法に従って、ピルビン酸オキシダーゼ
が培養液中に存在する場合には、濾過、遠心分離などに
よりピルビン酸オキシダーゼ含有溶液と微生物菌体とを
分離した後に利用される。ピルビン酸オキシダーゼが菌
体内に存在する場合には、得られた培養物を濾過または
遠心分離などの手段により、菌体を採取し、次いでこの
菌体を機械的方法またはリゾチームなどの酵素的方法で
破壊し、また必要に応じてEDTA等のキレート剤およ
び/または界面活性剤を添加してピルビン酸オキシダー
ゼを可溶化し水溶液として分離採取する。 【0024】この様にして得られたピルビン酸オキシダ
ーゼ含有溶液を、例えば、減圧濃縮、膜濃縮、更に、硫
安、硫酸ナトリウムなどの塩析処理、あるいは親水性有
機溶媒、例えばメタノール、エタノール、アセトンなど
による分別沈澱法により沈澱せしめればよい。次いでこ
の沈澱物を、水に溶解し、半透膜にて透析せしめて、よ
り低分子量の不純物を除去することができる。また吸着
剤あるいはゲル濾過剤などによるゲル濾過、吸着クロマ
トグラフィー、イオン交換クロマトグラフィーにより精
製し、これらの手段を用いて得られるピルビン酸オキシ
ダーゼ含有溶液は、減圧濃縮凍結乾燥等の処理にてより
精製されたピルビン酸オキシダーゼを得る。 【0025】本明細書に記載のアミノ酸、ペプチド、核
酸、核酸関連物質、その他に関する略号は、それらの当
該分野における慣用略号に基づくもので、それらの例を
以下に列記する。またすべてのアミノ酸はL体を示すも
のとする。 DNA : デオキシリボ核酸 RNA : リボ核酸 A : アデニン T : チミン G : グアニン C : シトシン Ala : アラニン Arg : アルギニン Asn : アスパラギン Asp : アスパラギン酸 Cys : システイン Gln : グルタミン Glu : グルタミン酸 Gly : グリシン His : ヒスチジン Ile : イソロイシン Leu : ロイシン Lys : リジン Met : メチオニン Phe : フェニルアラニン Pro : プロリン Ser : セリン Thr : スレオニン Trp : トリプトファン Tyr : チロシン Val : バリン 【0026】 【実施例】以下、実施例で本発明を詳細に説明する。 【0027】 【実施例1】 〔染色体DNAの分離〕Aerococcus viridans (IFO
012219)の染色体DNAを次の方法で分離した同
菌株を150mlの普通ブイヨン培地(0.5%チオ硫
酸ソーダ含有)で37℃一晩震盪培養後遠心(3,00
0回転10分)により集菌した。10%サッカロース、
50mMトリス塩酸(pH8.0)50mMのEDTA
を含んだ溶液5mlに懸濁させ、1mlのリゾチーム溶
液(10mg/ml)を加えて37°C、15分間保温
し、次いで1mlの10%SDS(ドデシル硫酸ナトリ
ウム)溶液を加えた、この懸濁液に等量のクロロホルム
−フェノール混液(1:1)を加え、攪拌混合し、1
0,000rpm3分の遠心で水層と溶媒層に分け、水
層を合取した。 【0028】この水層に2倍量のエタノールを静かに重
層し、ガラス棒でゆっくり攪拌しながらDNAをガラス
棒にまきつかせて分離した。これを10mlの10mM
トリス塩酸(pH8.0)、1mMのEDTAを含んだ
溶液(以下TEと略す)で溶解した。これを等量のクロ
ロホルム−フェノール混液で処理後、遠心により水層を
分取し、2倍量のエタノールを加えて上記の方法でもう
一度DNAを分離し、2mlのTEで溶解した。 【0029】 【実施例2】 〔pACYC/84プラスミドDNAの分離〕pACY
C/84を保有するエシェリヒア・コリpM191(J.
Bacteriol134,1141(1981);ATCC3
7033)を1lのBHI培地(Difco社製)で震
盪培養した。濁度がOD660 =1.0に増殖したとき、
スペクチノマイシン(最終濃度300μg/ml、プラ
スミドの耐性マーカーとしてクロラムフェニコールが含
まれているとき)を加え、さらに37℃で16時間以上
震盪を続けた。3000rpm10分間の遠心により集
菌し、リゾチーム−SDS法とセシウムクロライド−エ
チジウムプロマイド法(Maniortis ら:Molecular Clon
ing pp86〜94Cold Spring Harbor(1982))に
従いプラスミドDNAを調製した。 【0030】 【実施例3】 〔ピルビン酸オキシダーゼ(POP)遺伝子を有するプ
ラスミドpOXI3の作成〕 (i) 実施例1で調製したA. viridans の染色体DNA2
μl(約0.5μg)と10倍濃度のEcoRI切断用
バッファー(500mMトリス塩酸(pH7.5)、7
0mMMgCl2 、1MNaCl、70mMメルカプト
エタノール)1μl,EcoRI(宝酒造製 1.0unit
/ μl)1μl、水6μlを混合し、37℃1時間切断し
た。別に調製したプラスミドpACYC184DNA約
0.3μgを同様の方法を用いてEcoRIで切断し、
さらにアルカリ性フォスファターゼ(以下BAPと略す
ことがある。宝酒造製)0.6unitを加え、65℃1時
間処理した。これらのEcoRIで切断した2種のDN
A溶液を混合し、その1/10量の3M酢酸ナトリウム
を加え、さらに全体量と等量のクロロホルム−フェノー
ル混液で処理し、遠心分離により水層を分取した。 【0031】この水層に2倍容のエタノールを加え、遠
心でDNAを沈殿させたのち減圧乾燥した。水89μl
で溶解後、10倍濃度のライゲーションバッファ(0.
5Mトリス塩酸(pH7.6)、0.1MMgCl2
0.1Mジチオスレイトール、10mMスペルミジン、
10mMATP)10μlとT4 DNAリガーゼ1μl
(宝酒造製175unit)を加え混合し4℃で一晩放置し
た。このDNA溶液をクロロホルム−フェノール処理
し、エタノール沈殿を集め減圧乾燥した後、10μlの
TEで溶解した。 【0032】(ii)100mlのBHI培地(Brain Hear
t Infusion, Difco社製)で培養した対数増殖期の
エシェリヒア・コリW3110株〔国立遺伝学研究所よ
り分与を受けた、ストック番号ME7778;ATCC
27325〕を遠心分離により集菌し(10,000r
pm.2分間)40mlの氷冷した30mM酢酸カリウ
ム、100mMRbCl、10mMCaCl2 、50m
MMnCl2 および15%グリセリンを含んだ溶液(p
H5.8)で懸濁した。0℃で5分間放置後、遠心し上
清をすて、さらに4mlの10mMMOPS緩衝液(ド
ータイト社製)、75mMCaCl2 、10mMRbC
lおよび15%グリセリンを含んだ溶液(pH6.5)
で懸濁し、0℃で15分間放置してコンピテント細胞と
した。 【0033】(iii) この大腸菌懸濁液200μlに(i)
で調製したDNA溶液10μlを加え、30分間0°C
で放置した。BHI培地1mlを加え、37℃で90分
間保温後、この100μlをテトラサイクリン(15μ
g/ml)を含んだBHI寒天プレートにまき、37℃
で一晩培養し形質転換体を得た。この形質転換体をPO
P培地(組成はペプトン5g、肉エキス2g、イースト
エキス5g、NaCl1g、K2 HPO4 1g、MgS
4 0.5g、パーオキシダーゼ500IU、FAD
7.85mg、ジアニシジン0.1g、チアミンピロフ
ォスフェート424mg、ピルビン酸1ml、寒天15
g、蒸留水1l、pH7.0)のプレートにレプリカ
し、37℃でさらに一晩培養した。 【0034】約4500コロニーの形質転換を調べたと
ころ、コロニーの周辺が茶褐色に変色したもの1株を
得、この株をエシェリヒア・コリW3110・pOXI
3株「微生物受託番号 微工研菌寄第9071号、FE
RMP−No. 9071、微工研条寄第1565、FER
M BP−1565」と命名した。この菌を純粋分離後
BHI培地で37℃一晩培養し、ピルビン酸オキシダー
ゼの生産性を後述するピルビン酸オキシダーゼ活性測定
法により調べたところ、約3u/mlのピルビン酸オキ
シダーゼ活性を有していた。この菌株の保有していたプ
ラスミドを実施例2と同様にしてプラスミドを分離し、
ピルビン酸オキシダーゼ遺伝子を含み、pACYC18
4遺伝子を含むプラスミドをpOXI3と命名した。 【0035】ピルビン酸オキシダーゼ活性測定法 本発明のピルビン酸オキシダーゼの活性測定法は次の通
りである。 0.5Mピルビン酸カリウム 0.1ml 0.5Mリン酸塩緩衝液(pH7.0) 0.2ml 0.2%4−アミノアンチピリン 0.1ml 0.2%N,N−ジメチルアニリン 0.2ml 10mMMgCl2 50μl 10mMチアミノピロフォスフェート 20μl ペルオキシダーゼ(45U/ml) 0.1ml 1mMFAD 10μl 蒸留水 0.22ml 上記の組成の反応液1.0mlを試験管に分取し、37
℃、3分間予備加熱した後、酵素液20μlを加えて3
7℃、10分間反応を行い、反応後、0.3mlの0.
1MEDTA(pH7.5)を加えて反応を停止し、次
いでこれに蒸留水1.7mlを加えた後生じた紫色を5
65nmの波長にて比色定量する。1分間に1μmoleの
過酸化水素を生じる活性を1単位(U)とした。 【0036】 【実施例4】 〔pOXI3のマッピングおよびPOP遺伝子の塩基配
列の決定〕エシェリヒア・コリW3110pOXI3株
からpACYC184と同様の方法でpOXI3プラス
ミドDNAを調製した。pOXI3DNAについて制限
酵素ClaI、EcoRV、HindIII、Sca
I、PstI、PvuII、XbaI(いずれも宝酒造
製)Hpal(東洋紡製)による切断地図を作成した。
その結果を図1に示した。ピルビン酸オキシダーゼ遺伝
子を含んだDNAの塩基配列をM13ファージを用いた
ジデオキシ法(Science 214 1205−1210
(1981))を用いて決定した。POPの構造遺伝子
の塩基配列並びにアミノ酸配列を図2および図3(図3
は図2の続きである)に示した。 【0037】 【実施例5】 〔ピルビン酸オキシダーゼの製造〕エシェリヒア・コリ
W3110pOXI3株を20lのBHI培地(Dif
co社製)で37℃18時間ジャーファーメーターによ
り培養し、5,000rpm10分間の遠心で集菌し
た。生理食塩水2lで洗浄後、2lの10mMリン酸バ
ッファ(pH7.0)で懸濁した。リゾチームを1mg
/ml、EDTA−1Naを2mM、トリトンX−10
0を0.1%となるように加えて37℃30分間保温
し、5,000rpm10分の遠心より上清液を分離し
た。この上清液1.9lについて硫安塩析(40%〜6
6%)を行い、沈殿物を遠心(5,000rpm30
分)により集めた。この沈殿物を200mlの10mM
リン酸バッファ(pH7.0,10μMのFADを含
む)で溶解し、セファデックスG−25で脱塩処理をし
た。この後、DEAE−セファロースCL−6Bを用い
てイオン交換クロマトを行い活性画分を分取後脱塩し、
凍結乾燥により粉末標品を得た。この酵素標品前述のピ
ルビン酸オキシダーゼ活性測定法により測定した51u
/mgの比活性を有していた。 【0038】 【実施例6】 〔組換え体より分離精製したピルビン酸オキシダーゼの
アミノ末端部分のアミノ酸配列の決定〕実施例5で分離
精製したピルビン酸オキシダーゼについてベックマン社
のアミノ酸シークエンサー(Beckman System 980M
E)を用いてアミノ末端から10個のアミノ酸の配列を
調べた。 【0039】その結果、約80%のものにN末にMet が
存在しアミノ酸配列の1位からSerAsn Lys Ile Asn Ile
Gly Leu (Ala) の配列であることを確認した。 【0040】 【発明の効果】本発明によって、ピルビン酸オキシダー
ゼ遺伝子および、ピルビン酸オキシダーゼのアミノ酸配
列が明らかになり、また、遺伝子工学手法による効率的
なピルビン酸オキシダーゼの製造方法を提供した。ま
た、本発明のピルビン酸オキシダーゼ遺伝子と種々の遺
伝子工学的手法とを用いることによって、より効率的な
ピルビン酸オキシダーゼの製造方法をもたらしめるもの
である。 【0041】 【配列表】 配列番号:1 配列の長さ:591アミノ酸残基 配列の種類:ペプチド 配列の名称:ピルビン酸オキシダーゼのアミノ酸配列 配列 Ser Asp Asn Lys Ile Asn Ile Gly Leu Ala Val Met Lys Ile Leu 15 Glu Ser Trp Gly Ala Asp Thr Ile Tyr Gly Ile Pro Ser Gly Thr 30 Leu Ser Ser Leu Met Asp Ala Met Gly Glu Glu Glu Asn Asn Val 45 Lys Phe Leu Gln Val Lys His Glu Glu Val Gly Ala Met Ala Ala 60 Val Met Gln Ser Lys Phe Gly Gly Asn Leu Gly Val Thr Val Gly 75 Ser Gly Gly Pro Gly Ala Ser His Leu Ile Asn Gly Leu Tyr Asp 90 Ala Ala Met Asp Asn Ile Pro Val Val Ala Ile Leu Gly Ser Arg 105 Pro Gln Arg Glu Leu Asn Met Asp Ala Phe Gln Glu Leu Asn Gln 120 Asn Pro Met Tyr Asp His Ile Ala Val Tyr Asn Arg Arg Val Ala 135 Tyr Ala Glu Gln Leu Pro Lys Leu Val Asp Glu Ala Ala Arg Met 150 Ala Ile Ala Lys Arg Gly Val Ala Val Leu Glu Val Pro Gly Asp 165 Phe Ala Lys Val Glu Ile Asp Asn Asp Gln Trp Tyr Ser Ser Ala 180 Asn Ser Leu Arg Lys Tyr Ala Pro Ile Ala Pro Ala Ala Gln Asp 195 Ile Asp Ala Ala Val Glu Leu Leu Asn Asn Ser Lys Arg Pro Val 210 Ile Tyr Ala Gly Ile Gly Thr Met Gly His Gly Pro Ala Val Gln 225 Glu Leu Ala Arg Lys Ile Lys Ala Pro Val Ile Thr Thr Gly Lys 240 Asn Phe Glu Thr Phe Glu Trp Asp Phe Glu Ala Leu Thr Gly Ser 255 Thr Tyr Arg Val Gly Trp Lys Pro Ala Asn Glu Thr Ile Leu Glu 270 Ala Asp Thr Val Leu Phe Ala Gly Ser Asn Phe Pro Phe Ser Glu 285 Val Glu Gly Thr Phe Arg Asn Val Asp Asn Phe Ile Gln Ile Asp 300 Ile Asp Pro Ala Met Leu Gly Lys Arg His His Ala Asp Val Ala 315 Ile Leu Gly Asp Ala Gly Leu Ala Ile Asp Glu Ile Leu Asn Lys 330 Val Asp Ala Val Glu Glu Ser Ala Trp Trp Thr Ala Asn Leu Lys 345 Asn Ile Ala Asn Trp Arg Glu Tyr Ile Asn Met Leu Glu Thr Lys 360 Glu Glu Gly Asp Leu Gln Phe Tyr Gln Val Tyr Asn Ala Ile Asn 375 Asn His Ala Asp Glu Asp Ala Ile Tyr Ser Ile Asp Val Gly Asn 390 Ser Thr Gln Thr Ser Ile Arg His Leu His Met Thr Pro Lys Asn 405 Met Trp Arg Thr Ser Pro Leu Phe Ala Thr Met Gly Ile Ala Ile 420 Pro Gly Gly Leu Gly Ala Lys Asn Thr Tyr Pro Asp Arg Gln Val 435 Trp Asn Ile Ile Gly Asp Gly Ala Phe Ser Met Thr Tyr Pro Asp 450 Val Val Thr Asn Val Arg Tyr Asn Met Pro Val Ile Asn Val Val 465 Phe Ser Asn Thr Glu Tyr Ala Phe Ile Lys Asn Lys Tyr Glu Asp 480 Thr Asn Lys Asn Leu Phe Gly Val Asp Phe Thr Asp Val Asp Tyr 495 Ala Lys Ile Ala Glu Ala Gln Gly Ala Lys Gly Phe Thr Val Ser 510 Arg Ile Glu Asp Met Asp Arg Val Met Ala Glu Ala Val Ala Ala 525 Asn Lys Ala Gly His Thr Val Val Ile Asp Cys Lys Ile Thr Gln 540 Asp Arg Pro Ile Pro Val Glu Thr Leu Lys Leu Asp Ser Lys Leu 555 Tyr Ser Glu Asp Glu Ile Lys Ala Tyr Lys Glu Arg Tyr Glu Ala 570 Ala Asn Leu Val Pro Phe Arg Glu Tyr Leu Glu Ala Glu Gly Leu 585 Glu Ser Lys Tyr Ile Lys 591 【0042】 【配列表】 配列番号:2 配列の長さ:1773塩基対 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:genomic DNA 起源 生物名:アエロコッカス・ビリダンス 株名:IFO012219 配列の特徴:ピルビン酸オキシダーゼ遺伝子 配列 TCA GAT AAC AAA ATT AAC ATC GGT TTA GCA GTT ATG AAG ATT TTA 45 GAA TCT TGG GGA GCA GAT ACT ATT TAT GGT ATT CCT TCA GGT ACT 90 TTA AGC TCA TTA ATG GAT GCT ATG GGT GAA GAA GAA AAC AAC GTC 135 AAA TTC CTA CAA GTG AAA CAC GAA GAA GTA GGT GCA ATG GCT GCT 180 GTA ATG CAA AGC AAA TTC GGC GGT AAC TTA GGT GTT ACT GTA GGT 225 TCT GGT GGA CCA GGT GCA TCT CAC TTG ATC AAC GGT TTA TAC GAT 270 GCA GCA ATG GAT AAC ATT CCA GTA GTT GCG ATC TTA GGT TCT CGT 315 CCA CAA CGC GAA TTA AAC ATG GAC GCT TTC CAA GAA TTA AAC CAG 360 AAC CCA ATG TAC GAC CAT ATT GCA GTT TAC AAC CGT CGT GTA GCT 405 TAT GCT GAG CAA TTA CCA AAA TTA GTT GAC GAA GCA GCT CGT ATG 450 GCT ATC GCT AAA CGC GGT GTA GCA GTT CTA GAA GTA CCT GGT GAT 495 TTT GCT AAA GTT GAA ATC GAC AAC GAC CAA TGG TAT TCA TCT GCA 540 AAC AGC TTA CGT AAA TAT GCA CCA ATC GCT CCA GCA GCA CAA GAT 585 ATC GAC GCA GCA GTT GAA TTA TTA AAC AAC TCT AAA CGT CCA GTT 630 ATC TAC GCT GGT ATT GGT ACT ATG GGC CAC GGT CCT GCA GTT CAA 675 GAA TTA GCT CGT AAA ATC AAA GCG CCA GTT ATC ACT ACT GGT AAA 720 AAC TTT GAA ACT TTC GAG TGG GAT TTC GAA GCG TTA ACA GGT TCT 765 ACT TAT CGT GTA GGT TGG AAA CCA GCT AAC GAA ACA ATT TTA GAA 810 GCT GAC ACA GTA TTA TTT GCT GGT TCA AAC TTC CCA TTC TCA GAG 855 GTT GAA GGT ACT TTC CGT AAC GTG GAT AAC TTC ATC CAA ATC GAT 900 ATC GAC CCA GCT ATG TTA GGT AAA CGT CAC CAC GCT GAT GTT GCT 945 ATC TTA GGT GAT GCT GGT CTA GCA ATC GAC GAA ATC TTA AAC AAA 990 GTA GAT GCT GTT GAA GAG TCA GCA TGG TGG ACA GCT AAC TTG AAA 1035 AAC ATC GCT AAC TGG CGT GAA TAC ATC AAC ATG TTA GAA ACT AAA 1080 GAA GAA GGC GAC TTG CAA TTC TAC CAA GTG TAC AAT GCA ATC AAC 1125 AAC CAC GCC GAC GAA GAT GCA ATC TAC TCT ATT GAT GTT GGT AAC 1170 TCA ACT CAA ACT TCT ATC CGT CAT TTA CAT ATG ACA CCT AAA AAC 1215 ATG TGG AGA ACT TCT CCA TTA TTC GCG ACA ATG GGT ATC GCT ATC 1260 CCT GGT GGT TTA GGT GCT AAA AAC ACT TAC CCA GAT CGT CAA GTT 1305 TGG AAC ATC ATC GGT GAT GGT GCT TTC TCT ATG ACT TAC CCA GAT 1350 GTA GTA ACT AAC GTA CGT TAC AAC ATG CCT GTA ATC AAC GTT GTA 1395 TTC TCT AAC ACT GAA TAT GCC TTC ATC AAA AAC AAA TAT GAA GAC 1440 ACT AAC AAA AAC TTA TTC GGT GTA GAC TTT ACA GAT GTT GAT TAC 1485 GCT AAA ATC GCT GAA GCA CAA GGT GCT AAA GGA TTT ACT GTA AGC 1530 CGT ATC GAA GAT ATG GAC CGT GTA ATG GCT GAA GCT GTT GCA GCT 1575 AAT AAA GCA GGT CAC ACT GTC GTT ATC GAC TGT AAG ATT ACT CAA 1620 GAT CGT CCA ATC CCT GTA GAA ACA TTG AAA TTA GAT TCA AAA CTT 1665 TAC AGC GAA GAC GAA ATC AAA GCT TAC AAA GAA CGC TAC GAA GCT 1710 GCT AAC TTA GTA CCA TTC AGA GAG TAC TTA GAA GCT GAA GGC TTA 1755 GAA TCT AAA TAC ATC AAA 1773
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、pOXI3ベクターの構成を示す模式
図を示す。 【図2】図2は、ピルビン酸オキシダーゼ遺伝子DNA
のコード鎖(5’→3’)および得られる翻訳生成物の
それぞれの配列を示す。 【図3】図3は、図2に続くピルビン酸オキシダーゼ遺
伝子DNAのコード鎖(5’→3’)および得られる翻
訳生成物のそれぞれの配列を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:01)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.下記のN末端側よりのアミノ酸配列をコードするピ
    ルビン酸オキシダーゼ遺伝子であるポリデオキシリボ核
    酸または該遺伝子が構成成分であるポリデオキシリボ核
    酸を発現ベクターに組み入れた組換えDNAを宿主微生
    物に移入して形質転換体を得、該形質転換体を培養して
    該ポリデオキシリボ核酸の遺伝情報を発現させ、次いで
    ピルビン酸オキシダーゼであるポリペプチドまたは該ピ
    ルビン酸オキシダーゼが構成成分であるポリペプチドを
    採取することを特徴とするピルビン酸オキシダーゼの製
    造法。 A−Ser Asp Asn Lys Ile Asn Ile Gly Leu Ala Val Met Lys Ile Leu Glu Ser Trp Gly Ala Asp Thr Ile Tyr Gly Ile Pro Ser Gly Thr Leu Ser Ser Leu Met Asp Ala Met Gly Glu Glu Glu Asn Asn Val Lys Phe Leu Gln Val Lys His Glu Glu Val Gly Ala Met Ala Ala Val Met Gln Ser Lys Phe Gly Gly Asn Leu Gly Val Thr Val Gly Ser Gly Gly Pro Gly Ala Ser His Leu Ile Asn Gly Leu Tyr Asp Ala Ala Met Asp Asn Ile Pro Val Val Ala Ile Leu Gly Ser Arg Pro Gln Arg Glu Leu Asn Met Asp Ala Phe Gln Glu Leu Asn Gln Asn Pro Met Tyr Asp His Ile Ala Val Tyr Asn Arg Arg Val Ala Tyr Ala Glu Gln Leu Pro Lys Leu Val Asp Glu Ala Ala Arg Met Ala Ile Ala Lys Arg Gly Val Ala Val Leu Glu Val Pro Gly Asp Phe Ala Lys Val Glu Ile Asp Asn Asp Gln Trp Tyr Ser Ser Ala Asn Ser Leu Arg Lys Tyr Ala Pro Ile Ala Pro Ala Ala Gln Asp Ile Asp Ala Ala Val Glu Leu Leu Asn Asn Ser Lys Arg Pro Val Ile Tyr Ala Gly Ile Gly Thr Met Gly His Gly Pro Ala Val Gln Glu Leu Ala Arg Lys Ile Lys Ala Pro Val Ile Thr Thr Gly Lys Asn Phe Glu Thr Phe Glu Trp Asp Phe Glu Ala Leu Thr Gly Ser Thr Tyr Arg Val Gly Trp Lys Pro Ala Asn Glu Thr Ile Leu Glu Ala Asp Thr Val Leu Phe Ala Gly Ser Asn Phe Pro Phe Ser Glu Val Glu Gly Thr Phe Arg Asn Val Asp Asn Phe Ile Gln Ile Asp Ile Asp Pro Ala Met Leu Gly Lys Arg His His Ala Asp Val Ala Ile Leu Gly Asp Ala Gly Leu Ala Ile Asp Glu Ile Leu Asn Lys Val Asp Ala Val Glu Glu Ser Ala Trp Trp Thr Ala Asn Leu Lys Asn Ile Ala Asn Trp Arg Glu Tyr Ile Asn Met Leu Glu Thr Lys Glu Glu Gly Asp Leu Gln Phe Tyr Gln Val Tyr Asn Ala Ile Asn Asn His Ala Asp Glu Asp Ala Ile Tyr Ser Ile Asp Val Gly Asn Ser Thr Gln Thr Ser Ile Arg His Leu His Met Thr Pro Lys Asn Met Trp Arg Thr Ser Pro Leu Phe Ala Thr Met Gly Ile Ala Ile Pro Gly Gly Leu Gly Ala Lys Asn Thr Tyr Pro Asp Arg Gln Val Trp Asn Ile Ile Gly Asp Gly Ala Phe Ser Met Thr Tyr Pro Asp Val Val Thr Asn Val Arg Tyr Asn Met Pro Val Ile Asn Val Val Phe Ser Asn Thr Glu Tyr Ala Phe Ile Lys Asn Lys Tyr Glu Asp Thr Asn Lys Asn Leu Phe Gly Val Asp Phe Thr Asp Val Asp Tyr Ala Lys Ile Ala Glu Ala Gln Gly Ala Lys Gly Phe Thr Val Ser Arg Ile Glu Asp Met Asp Arg Val Met Ala Glu Ala Val Ala Ala Asn Lys Ala Gly His Thr Val Val Ile Asp Cys Lys Ile Thr Gln Asp Arg Pro Ile Pro Val Glu Thr Leu Lys Leu Asp Ser Lys Leu Tyr Ser Glu Asp Glu Ile Lys Ala Tyr Lys Glu Arg Tyr Glu Ala Ala Asn Leu Val Pro Phe Arg Glu Tyr Leu Glu Ala Glu Gly Leu Glu Ser Lys Tyr Ile Lys −B 〔式中、Aはアミノ酸残基、水素原子またはアセチル基
    を示し、Bはアミノ酸残基、−OHまたは−NH2 を示
    す〕。 2.該ポリデオキシリボ核酸が、アエロコッカス属の該
    ピルビン酸オキシダーゼ生産菌より得られたポリデオキ
    シリボ核酸である請求項1記載の製造法。 3.ポリデオキシリボ核酸が、5’末端側より式 X−TCA GAT AAC AAA ATT AAC ATC GGT TTA GCA GTT ATG AAG ATT TTA GAA TCT TGG GGA GCA GAT ACT ATT TAT GGT ATT CCT TCA GGT ACT TTA AGC TCA TTA ATG GAT GCT ATG GGT GAA GAA GAA AAC AAC GTC AAA TTC CTA CAA GTG AAA CAC GAA GAA GTA GGT GCA ATG GCT GCT GTA ATG CAA AGC AAA TTC GGC GGT AAC TTA GGT GTT ACT GTA GGT TCT GGT GGA CCA GGT GCA TCT CAC TTG ATC AAC GGT TTA TAC GAT GCA GCA ATG GAT AAC ATT CCA GTA GTT GCG ATC TTA GGT TCT CGT CCA CAA CGC GAA TTA AAC ATG GAC GCT TTC CAA GAA TTA AAC CAG AAC CCA ATG TAC GAC CAT ATT GCA GTT TAC AAC CGT CGT GTA GCT TAT GCT GAG CAA TTA CCA AAA TTA GTT GAC GAA GCA GCT CGT ATG GCT ATC GCT AAA CGC GGT GTA GCA GTT CTA GAA GTA CCT GGT GAT TTT GCT AAA GTT GAA ATC GAC AAC GAC CAA TGG TAT TCA TCT GCA AAC AGC TTA CGT AAA TAT GCA CCA ATC GCT CCA GCA GCA CAA GAT ATC GAC GCA GCA GTT GAA TTA TTA AAC AAC TCT AAA CGT CCA GTT ATC TAC GCT GGT ATT GGT ACT ATG GGC CAC GGT CCT GCA GTT CAA GAA TTA GCT CGT AAA ATC AAA GCG CCA GTT ATC ACT ACT GGT AAA AAC TTT GAA ACT TTC GAG TGG GAT TTC GAA GCG TTA ACA GGT TCT ACT TAT CGT GTA GGT TGG AAA CCA GCT AAC GAA ACA ATT TTA GAA GCT GAC ACA GTA TTA TTT GCT GGT TCA AAC TTC CCA TTC TCA GAG GTT GAA GGT ACT TTC CGT AAC GTG GAT AAC TTC ATC CAA ATC GAT ATC GAC CCA GCT ATG TTA GGT AAA CGT CAC CAC GCT GAT GTT GCT ATC TTA GGT GAT GCT GGT CTA GCA ATC GAC GAA ATC TTA AAC AAA GTA GAT GCT GTT GAA GAG TCA GCA TGG TGG ACA GCT AAC TTG AAA AAC ATC GCT AAC TGG CGT GAA TAC ATC AAC ATG TTA GAA ACT AAA GAA GAA GGC GAC TTG CAA TTC TAC CAA GTG TAC AAT GCA ATC AAC AAC CAC GCC GAC GAA GAT GCA ATC TAC TCT ATT GAT GTT GGT AAC TCA ACT CAA ACT TCT ATC CGT CAT TTA CAT ATG ACA CCT AAA AAC ATG TGG AGA ACT TCT CCA TTA TTC GCG ACA ATG GGT ATC GCT ATC CCT GGT GGT TTA GGT GCT AAA AAC ACT TAC CCA GAT CGT CAA GTT TGG AAC ATC ATC GGT GAT GGT GCT TTC TCT ATG ACT TAC CCA GAT GTA GTA ACT AAC GTA CGT TAC AAC ATG CCT GTA ATC AAC GTT GTA TTC TCT AAC ACT GAA TAT GCC TTC ATC AAA AAC AAA TAT GAA GAC ACT AAC AAA AAC TTA TTC GGT GTA GAC TTT ACA GAT GTT GAT TAC GCT AAA ATC GCT GAA GCA CAA GGT GCT AAA GGA TTT ACT GTA AGC CGT ATC GAA GAT ATG GAC CGT GTA ATG GCT GAA GCT GTT GCA GCT AAT AAA GCA GGT CAC ACT GTC GTT ATC GAC TGT AAG ATT ACT CAA GAT CGT CCA ATC CCT GTA GAA ACA TTG AAA TTA GAT TCA AAA CTT TAC AGC GAA GAC GAA ATC AAA GCT TAC AAA GAA CGC TAC GAA GCT GCT AAC TTA GTA CCA TTC AGA GAG TAC TTA GAA GCT GAA GGC TTA GAA TCT AAA TAC ATC AAA −Y 〔式中、XはTAA,TAG およびTGA 以外のコドンまたは水
    素原子を示し、Yはコドンまたは水素原子を示す〕であ
    請求項2記載の製造法。
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