JPH09152284A - 制御盤の冷却装置 - Google Patents

制御盤の冷却装置

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JPH09152284A
JPH09152284A JP31096695A JP31096695A JPH09152284A JP H09152284 A JPH09152284 A JP H09152284A JP 31096695 A JP31096695 A JP 31096695A JP 31096695 A JP31096695 A JP 31096695A JP H09152284 A JPH09152284 A JP H09152284A
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JP
Japan
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control panel
outside
cooling device
fan
compartment
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JP31096695A
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English (en)
Inventor
Yasunori Aiki
康憲 相木
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンスを行うことなく長期的な使用が
可能な制御盤の冷却装置の提供。 【解決手段】 制御盤外部の冷気と内部の暖気との熱交
換により前記制御盤の冷却を行う制御盤の冷却装置にお
いて、冷却フィンよって2つの区画室に区画された本体
と、前記区画室の一方に設けられ前記制御盤の内部に連
通する内側吸気孔および内側排気孔と、前記区画室の他
方に設けられ前記制御盤の外部に連通する外側吸気孔お
よび外側排気孔と、前記区画室の一方に前記制御盤内部
の暖気を循環させる内側ファンと、前記区画室の他方に
前記制御盤外部の冷気を循環させる外側ファンと、前記
外側ファンの正回転と逆回転とを切り換える回転制御手
段とを備えたことからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマシニング
センタ等の数値制御工作機械の制御盤を冷却する制御盤
の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタ等の数値制御工作機械
には、工作機械を制御するための制御盤が設けられてい
る。この制御盤は鋼板製の箱体内に多数の電子部品を収
納したものであり、電子部品の発熱により高温になりや
すいため冷却装置を備えたものが一般的である。従来使
用されている制御盤の冷却装置として図11に示すのも
がある。図11は従来の制御盤の冷却装置を示した概念
図である。すなわち、この冷却装置50は、熱伝導の良
好な金属板からなる冷却フィン52により区画室Aおよ
び区画室Bに区画された箱状の本体51が制御盤Nの一
側板に固定されている。区画室Aには下方に吸気孔53
aが、また、上方に排気孔54aが形成されており、区
画室Aと制御盤Nの外部とをそれぞれ連通している。一
方、区画室Bには上方に吸気孔53bが、また、下方に
排気孔54bが形成されており、区画室Bと制御盤Nの
内部とをそれぞれ連通している。各排気孔54a,54
bの近傍にはそれぞれモータ56a,56bにて駆動さ
れるファン55a,55bが設けられており、各ファン
55a,55bを回転することにより、区画室A内に制
御盤N外部の冷気を循環させ、区画室B内に制御盤N内
部の暖気を循環させるようになっている。
【0003】以上の構成により、制御盤N内部で発生し
た暖気は吸気孔53bから区画室B内を通りファン55
bにより排気孔54bから排気され制御盤N内を循環す
る。これと同時に、制御盤N外部の冷気は、吸気孔53
aから区画室A内を通りファン55aによって排気孔5
4aから排気される。この時、冷却フィン52を介して
区画室A内の冷気と区画室B内の暖気間で熱交換が行わ
れ、区画室B内の暖気が冷却されて制御盤N内の温度が
外気に近づくようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
冷却装置50は、ダストやオイルミスト等が多く発生す
る工場内で使用される場合が多く、また、上記冷却装置
50においては両ファン55a,55bは常に正回転方
向にのみ回転されるため両区画室A,B内を流れる空気
は常に一定方向に循環される。このため、この冷却装置
50を長期にわたり使用すると吸気孔53やその近傍の
冷却フィン52にダスト等が付着して詰まり、区画室A
の外気(冷気)の循環が行われず冷却効果が低下する。
そこで、頻繁に冷却装置50(吸気孔53aや冷却フィ
ン52)のメンテナンスを必要とするといった問題があ
った。
【0005】このため、吸気孔53aにフィルタ57を
取り付けることも考えられるが、循環される冷気(外
気)の循環が制限されるため、冷却効率が低下すると共
に、フィルタを交換、清掃するといったメンテナンスと
した。したがって、本発明はメンテナンスを行うことな
く長期的な使用が可能な制御盤の冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための発明の構成は、電子部品を収納した箱体である制
御盤に設置され、前記制御盤外部の冷気と前記制御盤内
部の暖気との間で熱交換を行うことにより前記制御盤内
部の冷却を行う制御盤の冷却装置において、前記制御盤
に設置された箱体であり、高熱伝導部材からなる冷却フ
ィンよって2つの区画室に区画された本体と、前記区画
室の一方に設けられ前記制御盤の内部に連通する内側吸
気孔および内側排気孔と、前記区画室の他方に設けられ
前記制御盤の外部に連通する外側吸気孔および外側排気
孔と、前記区画室の一方に前記制御盤内部の暖気を循環
させる内側ファンと、前記区画室の他方に前記制御盤外
部の冷気を循環させる外側ファンと、前記冷却ファンの
正回転と逆回転との切り換えを制御する回転制御手段と
から構成される。
【0007】また、前記回転制御手段を前記外側ファン
を正回転させてから第1の所定時間が経過したか否かを
判別する判別手段と、前記判別手段により前記第1の所
定時間が経過したと判別された場合に前記外側ファンを
第2の所定時間の間逆回転させる逆転手段とから構成し
ても良い。この制御盤の冷却装置においては、制御盤内
部の暖気が一方の区画室内を循環すると同時に、制御盤
外部の冷気が他方の区画室内を循環するため、各区画室
を隔離する冷却フィンを介して熱交換がなされ、制御盤
内部の冷却がなされる。
【0008】そして、回転制御手段により外側ファンの
正回転および逆回転が切り換えられ、外側ファンが逆回
転されると、区画室内の冷気の循環方向が逆転し、正回
転時に吸入して外側吸気孔やその近傍の冷却ファンに付
着したダスト等は外側吸気孔より排出される。また、回
転制御装置が判別手段と逆転手段から構成される冷却装
置においては、正回転してから第1の所定時間経過後に
外側ファンが第2の所定時間だけ逆回転され、以下上記
外側ファンの正回転および逆回転が繰り返される。
【0009】
【発明の実施形態】以下本発明の実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態の冷却装置10を具備
した制御盤1の外観図である。制御盤1は鋼板製の箱体
からなり、接続される工作機械を制御する多数の電子部
品が内装されている。この制御盤1は図略の扉を有し開
閉可能に構成されているが、ダストやオイルミスト等の
混入を防止するため扉を閉めた状態では密閉されるよう
になっている。
【0010】冷却装置10は、図2および図3に示すよ
うに、鋼板製の箱体からなる本体11が制御盤1の正面
板2に形成された取付窓3に固定されている。本体11
内部中央には冷却フィン12が固定されており、本体1
1の内部を2つの区画室Aおよび区画室Bに区画してい
る。すなわち、冷却フィン12は図4にその斜視図を示
すように、熱伝導性の良好な材質(例えば、アルミや
鉄)の薄板を長手方向の断面形状を矩形の凹凸状に形成
したものであり、上方には表面の凹部12aの一端を閉
塞する閉塞部13aが形成され、一方、下方には裏面の
凹部12bの一端を閉塞する閉塞部13bが形成されて
いる。そして、このように形成された冷却フィン12が
公知のシール材14を介して本体内に固定され、本体1
1および冷却フィン12表面の凹部12aとで形成され
る区画室Aと、本体11および冷却フィン12裏面の凹
部12bとで形成される区画室Bとに区画すると共に、
両区画室A,B間の空気の流出を防止している(図5の
モデル図参照)。
【0011】本体11の区画室A側の側板11aには制
御盤1の外部と連通する外側吸気孔15aおよび外側排
気孔16aが形成されている。外側吸気孔15aは前記
冷却フィン12よりも下方に形成されており、外側排気
孔16aは冷却フィン12の上方部に対向した位置に形
成されている。外側吸気孔15aにはモータ17aを内
蔵した外側ファン18aが取り付けられており、このモ
ータ17aを駆動し外側ファン18aを正回転すること
により、区画室A内に制御盤1外部の冷気を循環させる
ようになっている。すなわち、制御盤1外部の冷気は、
外側ファン18aにより外側吸気孔15aから吸気さ
れ、本体11と冷却フィン12表面の凹部12aにて形
成される区画室Aを通り、外側排気孔16aより排気さ
れるようになっている。なお、モータ17aは後述する
ように逆転可能に配線されている。
【0012】また、本体11の区画室B側の側板11b
には制御盤1の内部と連通する内側吸気孔15bおよび
内側排気孔16bが形成されている。内側吸気孔15b
は前記冷却フィン12よりも上方に形成されており、内
側排気孔16bは冷却フィン12の下方部に対向した位
置に形成されている。内側吸気孔15bにはモータ17
bを内蔵した内側ファン18bが取り付けられており、
このモータ17bを駆動し内側ファン18bを正回転す
ることにより、区画室B内に制御盤1内部の暖気を循環
させるようになっている。すなわち、制御盤1外部の冷
気は、外側ファン18aにより外側吸気孔15aから吸
気され、本体11と冷却フィン12表面の凹部12aに
て形成される区画室Aを通り、外側排気孔16aより排
気されるようになっている。なお、上述した外側ファン
18aおよび内側ファン18bはそれぞれ2つづつ設け
られている。
【0013】上記モータ17a,17bは制御盤1内に
設けられた、プログラマブルコントローラ(以下、PC
という)に接続され、その回転が時間的に制御されるよ
うになっている。このPCは、主に制御盤1に接続され
る図略の工作機械の制御に使用され、この一部の機能を
利用してモータ17a,17bの制御を行うようにして
いる。なお、このPCが請求項における回転制御手段
(判別手段および逆転手段)を構成している。
【0014】以下、図6から図9のシーケンス回路に基
づき、モータ17a,17bの動作について説明する。
図6において、制御盤1に設けた運転スイッチSW(図
1においては図略)の接点が閉成されると継電器K1が
励起され、常開接点K11が閉成されて自己保持される
と共に、常開接点K12が閉成されてPCの入力部の継
電器R1が励磁される。すると、図7に示したPC内部
のラダー回路にしたがって、継電器R1の励磁により常
開接点R11が閉成して継電器D1が励起される。これ
により、常開接点D11からD15が閉成され、内部タ
イマT2が作動すると共に、継電器W1および継電器W
2が励磁される。すると、図8に示した、PCの出力部
の常開接点W12,W22が閉成され、継電器CR1お
よび継電器CR2が励磁される。これにより、図9に示
した常開接点CR11,CR12,CR23が閉成され
るとともに常閉接点CR22が開成され、モータ17b
は正回転されるとともにモータ17aは逆回転される。
【0015】上記内部タイマT2が所定時間(第2の所
定時間で例えば5分)経過しタイムアップすると、図7
にて、常開タイマ接点T21が閉成して内部タイマT3
が作動すると共に、常閉タイマ接点T22が開成して継
電器W2の励磁が解除される。すると、図8にて常開接
点W22の閉成状態は解除されて継電器CR2の励磁が
解除される。これにより、図9にて常開接点CR23の
閉成状態が解除されると共に常閉接点CR22の開成状
態が解除されモータ17aは停止される。
【0016】図7にて上記内部タイマT3が所定時間
(例えば1分)経過しタイムアップすると、常開タイマ
接点T31が閉成されて内部タイマT4が作動すると共
に、常開タイマ接点T32が閉成されて継電器W3が励
磁される。すると、図8にて常開接点W32が閉成され
る。この時点においては、図7の継電器W1は励磁状態
が保持され、継電器CR2の励磁は解除されているの
で、図8の継電器CR1および継電器CR3が励磁状態
になる。これにより、図9にて常開接点CR11,CR
12,CR32が閉成状態になると共に常閉接点CR2
2,CR33が開成状態となり、モータ1は正回転が継
続されると共にモータ17aは正回転される。
【0017】図7にて上記内部タイマT4が所定時間
(第1の所定時間で例えば8時間)経過しタイムアップ
すると、常開タイマ接点T41が閉成されて内部タイマ
T5が作動されると共に、常閉タイマ接点T42が開成
されて継電器W3の励磁が解除される。すると、図8の
常開接点W32の閉成状態が解除されて継電器CR3の
励磁が解除される。これにより、図9の常開接点CR3
2の閉成状態が解除されモータ17aの回転が停止され
る。この場合にも、モータ17bの回転は継続される。
【0018】図7にて上記内部タイマT5が所定時間
(例えば1分)経過しタイムアップすると、常閉タイマ
接点T5が開成され、継電器D1の励磁状態が解除され
て上記全継電器が初期状態となり、以下、上記動作を繰
り返すようになっている。また、上述した動作中に図6
の停止スイッチSSを押すと継電器R1の励磁状態が解
除される。すると、図7の常開接点R11,R13の閉
成状態が解除されると共に常閉接点R12の開成状態が
解除されて内部タイマT1が作動されるが、内部タイマ
T1が所定時間(例えば30分)経過しタイムアップし
て常閉タイマ接点T11が開成するまでは上記動作を継
続し、内部タイマT1がタイムアップすると両モータ1
7a,17bの回転が停止される。
【0019】上述した構成において、図5の概念図およ
び図10のタイムチャートを用いて本実施形態の冷却装
置10の動作を説明する。まず、時刻t0にて運転スイ
ッチSWが押されると、図10に示すようにモータ17
b(内側ファン18b)は正回転されると共に、モータ
17a(外側ファン18a)は逆回転される。すると、
図5に示すように、冷却装置10の区画室B内部では実
線矢印Y1の方向に制御盤1内部の空気が循環され、区
画室A内部では破線矢印Y3の方向に制御盤1外部の空
気が循環される。すなわち、区画室Aでは、制御盤1外
部の空気が外側排気孔16aから吸気され区画室A内を
通って外側吸気孔15aより排気される。このため、外
側吸気孔15aやこの付近の冷却フィン12に付着した
ダスト等が冷却装置10(制御盤1)外に排出される。
【0020】時刻t0から所定時間(内部タイマT2の
設定時間で例えば5分)が経過した時刻t1でモータ1
7aは一旦(内部タイマT3の設定時間で例えば1分)
停止される。これは惰性で回転する外側ファン18aが
停止するまでの時間を考慮したものである。ただし、こ
の場合にも内側ファン18bの正回転は継続される。す
ると、時刻t2から外側ファン18a(モータ17a)
の正回転が開始される。すなわち、図5に示すように、
区画室A内部の空気の循環は実線矢印Y2に変更され
る。これにより、区画室A内部には電子部品の発熱によ
り温度の上昇した制御盤1内の暖気が循環され、区画室
b内部には制御盤1外部の冷気が循環される。そして、
この区画室A内を循環する暖気と区画室B内を循環する
冷気とが冷却フィン12を介して熱交換されるため区画
室B内の暖気が冷却されされるとともに温められた区画
室A内の空気が制御盤1外部に排気されることにより制
御盤1内部の冷却が行われる。本実施形態の冷却装置1
0においては、外側ファン18aが外側吸気孔15aに
取り付けられているため、外側吸気孔より吸気される外
気の吸入速度が速いため、この外気と一緒に吸入される
ダスト等が外側吸気孔15aやこの付近の冷却フィン1
2に付着しづらくなっている。
【0021】そして、時刻t2から所定時間(内部タイ
マt4の設定時間で例えば8時間)経過した時刻t3に
なると、再び外側ファン18aは一旦(内部タイマt5
の設定時間で例えば1分)停止され、この後上述したよ
うに外側ファン18aの逆回転および正回転を繰り返す
ようになっている。なお、本実施形態の冷却装置10に
おいては、停止スイッチSSを押してから所定時間(内
部タイマT1の設定時間で例えば30分)は両ファン1
7a,17bの回転は停止されないようになっている。
したがって、例えば、時刻t5にて停止スイッチSSを
押し、内部タイマT1の設定時間より短い時間(時刻t
6)に再び運転スイッチSWを押した場合には、両ファ
ン17a,18bの回転は停止されることなく運転は継
続される。また、停止スイッチSSを押してから(時刻
t7)再び運転スイッチSWを押すまで(時刻t9)時
間が内部タイマT1の設定時間よりも長い場合には、停
止スイッチSSを押してから内部タイマT1の設定時間
経過後の時刻t8に両ファン18a,18bは停止され
るようになっている。
【0022】以上に述べたように本実施形態の冷却装置
10は、外側ファン18aを所定時間間隔毎に逆転する
ようにしたため、外側吸気孔15a付近に付着したダス
ト等を排出できるため、清掃等のメンテナンスを行うこ
となく長期的に使用できるといった効果がある。また、
外側吸気孔15aの近傍に外側ファン18aを設けたこ
とにより、制御盤1外部から吸入されるダスト等の吸入
速度が速いため、ダスト等が外側吸入孔15aやその付
近の冷却フィン12に付着しにくい構造となっている。
さらに、外側吸気孔15aにフィルタ等を設ける必要が
ないため冷却効率の低下もないといった利点もある。
【0023】なお、上述した実施形態の冷却装置10に
おいては、冷却フィン12が長手方向の断面が矩形凹凸
の形状のものを使用しているが形状は適宜変更してよ
く、例えば波形のものを使用しても構わない。また、本
実施形態においては制御盤1に内装されたプログラマブ
ルコントローラPCの機能を利用して外側ファン18a
の正逆回転の制御を行うようにしているが、専用の制御
装置を設けても構わない。
【0024】さらに、本実施形態においては回転制御手
段として、時間により外側ファン18aの正逆回転を制
御しているが、たとえば、区画室A内のダストの量を検
出するセンサーや区画室Aの空気の流量を検出するセン
サを設け、これらのセンサによりダストの付着が検出さ
れた場合に外側ファン18aを逆回転するようにしても
構わない。また、単に外側ファン18aの正逆回転を切
り換える切り換えボタンを設けるだけでも良い。
【0025】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の制御盤の冷
却装置は、通常の正回転される外側ファンを、例えば時
間の経過により、逆回転可能にしたため、外側吸気孔や
その近傍の冷却ファンに付着したダストが外側吸気孔か
ら冷却装置外へ排出されるため、外側吸気孔や冷却ファ
ン等のダストを除去するといったメンテナンスが不要と
なり長期使用が可能であるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である冷却装置が装着された
制御盤の外観図である。
【図2】本発明の実施形態である冷却装置の正面断面図
である。
【図3】本発明の実施形態である冷却装置の側面断面図
である。
【図4】冷却フィンを示した斜視図である。
【図5】冷却装置の動作を示した概念図である。
【図6】モータ駆動用のシーケンス回路である。
【図7】モータ駆動用のシーケンス回路である。
【図8】モータ駆動用のシーケンス回路である。
【図9】モータ駆動用のシーケンス回路である。
【図10】モータの駆動を示したタイムチャートであ
る。
【図11】従来の冷却装置を示した説明図である。
【符号の説明】
1 制御盤 10 冷却装置 11 本体 12 冷却フィン 15a 外側吸気孔 15b 内側吸気孔 16a 外側排気孔 16b 外側排気孔 17a,17b モータ 18a 外側ファン 18b 内側ファン A,B 区画室 PC プログラマブルコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を収納した箱体である制御盤に
    設置され、前記制御盤外部の冷気と前記制御盤内部の暖
    気との間で熱交換を行うことにより前記制御盤内部の冷
    却を行う制御盤の冷却装置において、前記制御盤に設置
    された箱体であり、高熱伝導部材からなる冷却フィンよ
    って2つの区画室に区画された本体と、前記区画室の一
    方に設けられ前記制御盤の内部に連通する内側吸気孔お
    よび内側排気孔と、前記区画室の他方に設けられ前記制
    御盤の外部に連通する外側吸気孔および外側排気孔と、
    前記区画室の一方に前記制御盤内部の暖気を循環させる
    内側ファンと、前記区画室の他方に前記制御盤外部の冷
    気を循環させる外側ファンと、前記外側ファンの正回転
    と逆回転との切り換えを制御する回転制御手段とを備え
    たことを特徴とする制御盤の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記回転制御手段が前記外側ファンを正
    回転させてから第1の所定時間が経過したか否かを判別
    する判別手段と、前記判別手段により前記第1の所定時
    間が経過したと判別された場合に前記外側ファンを第2
    の所定時間の間逆回転させる逆転手段とからなる前記請
    求項1に記載の制御盤の冷却装置。
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