JPH1038281A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH1038281A
JPH1038281A JP8197671A JP19767196A JPH1038281A JP H1038281 A JPH1038281 A JP H1038281A JP 8197671 A JP8197671 A JP 8197671A JP 19767196 A JP19767196 A JP 19767196A JP H1038281 A JPH1038281 A JP H1038281A
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強志 細糸
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正治 米倉
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/66Circuits
    • H05B6/666Safety circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ダンパ板開閉具合を異常を検出す
る。 【解決手段】 ダンパモータを通電し、マイクロスイッ
チの今回と次回のスイッチ動作(ステップP4、ステッ
プP9)の間の所要時間を計測し、この計測時間Tkが
「7秒を超え且つ13秒未満」内にあるか否かを判断
し、この計測時間Tkが所定時間内にないとき(ステッ
プP9もしくはステップP10の「Y」)、これをもっ
て、ダンパモータの回転速度が基準速度の範囲内にない
ものとして、異常と判定する(ステップP14)。この
異常判定回数が2回となったときに(ステップP1
5)、表示器に異常を表示し(ステップP16)、プロ
グラムを終了して調理を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理室の壁部
に形成した通気口をダンパ機構により開閉するようにし
た加熱調理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、ヒータを熱
源としたオーブン機能やグリル機能を有すると共に、マ
グネトロンを熱源とした電子レンジ機能を有する加熱調
理器においては、加熱調理室の壁部(機械室との仕切
壁)に形成した通気口をダンパ機構により開閉するよう
にしている。すなわち、マグネトロンを使用するレンジ
調理時においては、ダンパ機構により通気口を開放し、
ファン装置により風を生成してマグネトロンを冷却しつ
つ、その風を通気口から加熱調理室内に供給し、該加熱
調理室の扉のガラス窓の曇り止めや加熱調理室内の蒸気
排出を図るようにしている。また、ヒータ調理時には、
ダンパ機構により通気口を閉塞して、ファン装置により
機械室内の電気部品の冷却を図ると共に、加熱調理室の
外側周囲に風を通して外箱が過度に熱くならないように
している。
【0003】上述のダンパ機構としては、大別すると、
次の二つがある。一つのダンパ機構は、前記通気口を開
閉するためのダンパ板と、このダンパ板を開閉駆動する
ためのダンパモータと、ダンパモータの回転基準位置
(ダンパ板が閉位置にあるときの回転基準位置)でスイ
ッチ動作する位置位置検出スイッチとを有し、通気口を
開放する場合には、ダンパモータをその基準位置から所
定時間(ダンパ板が開位置に至ると予測される時間)通
電してダンパ板を開位置へと動作させ、通気口を閉塞す
る場合には、ダンパ板が開位置にある状態からダンパモ
ータを通電させて上記位置位置検出スイッチがスイッチ
動作したところで断電するようになっている。
【0004】他のダンパ機構は、前記通気口を開閉する
ためのダンパ板と、このダンパ板を開閉駆動するための
ダンパモータと、ダンパ板閉位置検出用の段差および開
位置検出用の段差を有するカムと、その各段差を検出す
るカムスイッチとを設け、ダンパモータを通電してカム
スイッチがスイッチ動作する位置で断電することによ
り、ダンパ板を開放および閉成させるようになってい
る。
【0005】しかしながら、上述したいずれの従来構成
でも、モータの調子が悪くなったり、あるいは電気配線
が半断線したりして、ダンパ板の開閉具合が悪くなるこ
ともあり、この場合、調理の出来具合や、電気部品冷却
効果に影響を及ぼすことがある。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ダンパ板の開閉具合を検出できる
と共に、開閉具合が悪い場合には、報知できるとと共に
調理が行なわれることもなくし得る加熱調理器を提供す
るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内部
に加熱調理室を有する調理器本体と、前記加熱調理室の
壁部に形成された通気口と、この通気口を開閉するため
のダンパ板と、このダンパ板を開閉駆動するための駆動
源としてのダンパモータとを有するダンパ開閉機構と、
開放された通気口から加熱調理室内へ空気を供給するた
めのファン装置と、報知手段と、前記ダンパモータの回
転速度が基準速度の範囲内にあるか否かを判断し、基準
速度の範囲内にないことが判断されたときに異常と判定
する異常判定手段と、この異常判定手段により、異常が
判定されたことに基づいて前記報知手段に異常を報知さ
せると共に、調理の実行を停止する異常対応制御手段と
を備えてなるものである。
【0008】この構成においては、ダンパ板の開閉具合
が悪い場合にこれを検出できるようになる。すなわち、
ダンパ板の開閉具合が悪くなる原因としては、モータの
調子が悪くなったり、あるいは電気配線が半断線したり
するが考えられるが、いずれにしても、ダンパ板が開放
動作が遅くなったり停止したり、あるいは逆に速すぎた
りする。つまり、モータの回転が遅くなったり停止した
り、あるいは逆に速すぎたりするようになる。
【0009】しかるに上述した構成においては、ダンパ
モータの回転速度が基準速度の範囲内にあるか否かを判
断し、基準速度の範囲内にないことが判断されたときに
異常と判定する異常判定手段を設けているから、ダンパ
モータの回転速度が基準速度の範囲内にないときには、
ダンパの開閉具合が悪いといった異常が検出されるもの
である。そして、上記構成においては、異常が判定され
たことに基づいて、異常対応制御手段が、報知手段に異
常を報知させると共に、調理の実行を停止するから、使
用者にダンパ開閉異常を報知できると共に、ダンパ開閉
異常のままで加熱調理が行なわれることを防止できるも
のである。なお、上記「調理の実行の停止」は、調理が
行なわれている場合にこれを途中で停止すること、およ
び調理が予定されている場合にこれを開始しないことを
含むものである。
【0010】また、請求項2の発明は、上記異常対応制
御手段を、異常判定手段により異常が判定されたとき、
その回数をカウントし、その異常判定回数が所定回数と
なったときに、報知手段に異常を報知させると共に、調
理の実行を停止する構成としている。この構成において
は、異常発生が一時的でないことを検出できるものであ
る。すなわち、異常判定が出た場合でも、その異常が軽
微であるような場合に、次には正常を示すことがあり、
つまりその異常は一時的であることが予想される。しか
るに、上記構成においては、異常判定の回数をカウント
し、その異常判定回数が所定回数となったことをもっ
て、異常の発生が一時的でないことが検出され、そし
て、このときには報知手段に異常を報知させると共に、
調理の実行を停止するから、使用者にダンパ開閉異常を
報知できると共に、ダンパ開閉異常のままで加熱調理が
行なわれることを防止できるものである。
【0011】請求項3の発明は、ダンパ開閉機構が、位
置検出スイッチと、ダンパモータによって回転されると
共に、その回転によりダンパ板を開閉するように設けら
れたカムと、このカムの円周1箇所に設けられ前記ダン
パ板を開放もしくは閉成状態とした回転位置で前記スイ
ッチを動作させるスイッチ動作部と、前記カムを1回転
させて所要時間を計測し、この計測時間を記憶する計測
手段と、モータを位置検出スイッチが動作した位置から
前記計測時間の1/2時間回転させて停止させること
で、ダンパ板に開動作および閉動作のうちの一方の動作
をさせ、その停止位置から位置検出スイッチが動作する
まで回転させて停止することで、ダンパ板に他方の動作
をさせる開閉制御手段とを含んで構成される。
【0012】この構成においては、カムに一つのスイッ
チ動作部を形成し、このスイッチ動作部の位置を位置検
出スイッチにより検出するようにし、そして、位置検出
スイッチが検出した時点から所定時間モータを通電する
ことで、ダンパ板を開動作あるいは閉動作させるから、
カムの構造が簡単でスイッチ個数も少なく、総じてダン
パ開閉機構の構成が簡単である。また、カムを1回転さ
せて所要時間を計測し、この計測時間を記憶するから、
当該ダンパ開閉機構における固有のカム1回転の所要時
間を認識できて、製品個々に良好なダンパ開閉制御が可
能となる。
【0013】請求項4の発明は、計測手段が、電源投入
時に計測動作および記憶動作を行なうようになってい
る。この構成によれば、電源投入時に予め、ダンパ開閉
制御に関しての所要時間データの確保を行なうことがで
き、調理を開始する都度にこの所要時間データの確保を
行なう場合と異なり、計測動作および記憶動作の実行回
数を低減できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
面を参照しながら説明する。まず図2ないし図4におい
て、概略構成を述べる。加熱調理器の調理器本体1は、
外箱2および内箱3から構成されている。すなわち、外
箱2の内部には、内箱3が該外箱2の内面と空間をおい
て配設されており、内箱3の内部は加熱調理室4とされ
ている。この場合、内箱3は正面から見て外箱2の内部
のうちやや左寄りに配設されており、その反対の空間部
により機械室5が形成されている。前記加熱調理室4の
壁部である内箱3の右側壁部3a(機械室5との仕切壁
部)には、通気口4a,4aが上下に並べて形成されて
いる。
【0015】前記機械室5の内部には例えばレンジ調理
で使用するマグネトロン6、高圧トランス7、高圧コン
デンサ8等が配設されていると共に、ダンパ開閉機構
9、さらにはファン装置10が配設されている。
【0016】前記ダンパ開閉機構9は、図5ないし図7
に示すように構成されている。すなわち、右側壁部3a
には、通気口4a,4aを開閉し得るようにダンパ板1
1が一端11a側を軸支されて回動可能に設けられてい
る。このダンパ板11の上端部において、他端11b側
には機械室5側へ張出す張出部11cが形成され、この
張出部11cには、長孔11dが形成されている。な
お、この長孔11dの長手方向に沿う縁部には下向きの
ガイド部11e,11eが形成されている。
【0017】駆動源としてのダンパモータ12は取付具
13(図3,図4)を介して内箱3に取付けられてお
り、このダンパモータ12は交流同期モータから構成さ
れている。このダンパモータ12の回転軸12aは下向
きに突出しており、この回転軸12aにカム14が一体
回転し得るように連結されている。このカム14の円周
1箇所にはピン15が下向きに突設されており、このピ
ン15は前記長孔11dに摺動自在に嵌合している。ま
た、該カム14の外周面14aの1箇所にはスイッチ動
作部としての凹部16が形成されている。さらに前記取
付具13には、位置検出スイッチとしてのマイクロスイ
ッチ17が取付けられており、そのアクチュエーター1
7aは前記カム14の外周面14aに接触するようにな
っている。そして、このアクチュエーター17aは前記
凹部16に対応したときに図5に示すように突出して該
凹部16内に嵌入するが、このときマイクロスイッチ1
7はスイッチオン状態からスイッチオフへと動作するよ
うになっている。また、アクチュエーター17aが凹部
16に対応した位置(図5の位置)では、ダンパ板11
は通気口4a,4aを閉成している。なお、本実施例で
は、カム13が図5の状態から1/2回転した位置(図
6参照)が上記ダンパ板11による通気口4a,4a開
放位置であるとしている。
【0018】前述したファン装置10は、ファンモータ
10aとファン10bとを有して、前記マグネトロン6
の下方部に上向きに送風するように設けられている。ま
た、調理器本体1の前面には図4に示すように、加熱調
理室4を開閉する扉18が設けられていると共に、操作
パネル19が設けられている。この操作パネル19の後
側が前記機械室5とされている。操作パネル19には、
調理メニューを設定するメニュー設定スイッチや、出力
を設定する出力設定スイッチ、時間を設定する設定スイ
ッチおよびスタートスイッチ等のスイッチ群を有する操
作部20(図10参照)が設けられていると共に、報知
手段として、例えば液晶ディスプレイからなる表示器2
1が設けられている。
【0019】さらに、図2に示すように前記内箱3の上
板部と底板部とにはそれぞれ熱源としての上ヒータ22
および下ヒータ23が配設されており、上ヒータ22は
管状ヒータから構成され、下ヒータ23は面状ヒータか
ら構成されている。前記外箱2の底板部のほぼ全域に
は、小孔からなる吸入口24が形成されている。また、
外箱2の底板部において、左側の部分には、排気口25
が形成されており、外箱2の底板部と内箱3の底板部と
の間において、この排気口25と上記吸入口24とを遮
断するように仕切部材たる仕切板26が配設されてい
る。さらにまた、機械室5の後板部すなわち外箱2の後
板部には補助排気口27(図8参照)が形成されてい
る。また、排気口25部分には、該排気口25から出た
空気を前方へ導出する排気ダクト25aが設けられてい
る。なお、内箱3の底板部の下面部には,ターンテーブ
ル(図示せず)を回転させるためのターンテーブルモー
タ28が配設されている。また、内箱3の左側壁部に
は、図8に示すように、外箱2外に通じる排気通路29
が形成されている。
【0020】図4には電気的構成を示しており、制御回
路30は、マイクロコンピュータを含んで構成されてお
り、操作部20からのスイッチ信号に基づいて、表示器
21、ターンテーブルモータ28、上下のヒータ22,
23、ファンモータ10aおよびダンパモータ12を駆
動制御して、加熱調理を制御するものである。この場
合、制御回路30は、異常判定手段および異常対応制御
手段として機能すると共に、計測手段および開閉制御手
段として機能するものであり、この計測手段および開閉
制御手段は前述したダンパ開閉機構9の一部を構成す
る。
【0021】さて、上記制御回路30の制御内容につい
て図1、図11ないし図13も参照して説明する。まず
図11には、全体的な制御のフローチャートを示してい
る。このフローチャートは、電源プラグを電源コンセン
トに接続したとき、つまり電源投入と共にスタートする
ものとする。電源投入と共に、ステップS1におけるダ
ンパ制御が実行される。
【0022】このステップS1のダンパ制御は、図1に
示すように行なわれる。この電源投入時点では、ダンパ
板11の回動位置は不定である。しかして、図1のステ
ップP1においては、異常判定用の基準時間である「1
分」についてタイムカウントを開始し、ステップP2に
おいてはダンパモータ12に通電する。ステップP3に
おいては、ROMに計測時間についての記憶値があるか
否かを判断する。この場合、電源投入時には記憶動作は
未だ実行されていないので、記憶値はなく、従って、ス
テップP4に移行する。
【0023】このステップP4では、マイクロスイッチ
17がオン状態からオフへスイッチ動作したか否かを判
断する。つまりマイクロスイッチ17のアクチュエータ
ー17aがカム14の凹部16に嵌入したか否かが判断
される。上述のスイッチ動作がないときにはステップP
5に移行して「1分」が経過したか否かを判断する。こ
の場合「1分」が経過していなければステップP4に戻
る。このステップP4にて、マイクロスイッチ17がオ
ンからオフへ変化すると、ステップP6に移行してダン
パ板11の開放所要時間を計測するためのタイムカウン
トをスタートする。
【0024】この後、ステップP7に移行して、マイク
ロスイッチ17がオンからオフへスイッチ動作したか否
かを判断する。つまり、カム14が1回転したか否かを
判断する。上述のスイッチ動作がないときにはステップ
P8に移動して前述の「1分」が経過したか否かを判断
し、経過していなければステップP7に戻る。このステ
ップP7において、オンからオフへのスイッチ動作が有
ったと判断されれば、この時点までの経過時間で、カム
14の1回転に要した時間が計測されたことになり、こ
の計測時間Tkが、異常判断用基準時間「7秒を超え且
つ13秒未満」の範囲にあるか否かを判断する(ステッ
プP9およびステップP10にて判断)。この異常判断
用基準時間「7秒を超え且つ13秒未満」は予め実験的
に求められていて、制御回路30におけるマイクロコン
ピュータのROMに予め記憶されている。
【0025】この場合、カム14の1回転に要する時間
(計測時間Tk)はダンパモータ12の回転速度による
ものであるから、この計測時間Tkが、異常判断用基準
時間である「7秒を超え且つ13秒未満」の範囲内にあ
るか否かを判断することは、ダンパモータ12の回転速
度が基準速度の範囲内にあるか否かを判断することに相
当する。
【0026】しかして、計測時間Tkが「7秒を超え且
つ13秒未満」の範囲内にあれば、ダンパモータ12の
回転速度が正常範囲にあるとして、ステップP11に移
行して、この計測時間Tkを、ダンパ板11開閉制御の
基準値Tk′として記憶する。すなわち、ステップP1
2に移行して、ステップP7のスイッチ動作時点から、
上記基準値Tk′の1/2の時間が経過したか否かを判
断し、経過すれば、ステップP13に移行してダンパモ
ータ12を断電する。これにてダンパ板11は通気口4
a,4aを開放した位置(図6参照)で停止する。
【0027】ここで、計測時間Tkが、「7秒を超え且
つ13秒未満」の範囲内になければ、つまり、ステップ
P7の「Y」もしくはステップP10の「Y」であれ
ば、ダンパモータ12の回転速度が低すぎるあるは高す
ぎるとしてステップP14に移行し、異常と判定する。
次のステップP15では、この異常判定回数が所定回数
例えば2回となったか否かを判断し、このとき2回目で
あれば、ステップP16に移行して表示器21にダンパ
異常を例えば文字により表示し、この時点でプログラム
の実行を停止する(エンドとなる)。もって、調理の実
行が実質的に停止される。なお、電源プラグを抜いて再
度電源コンセントに接続すれば、図11のメインプログ
ラムが実行されるようになる。またステップS15にお
ける判断が1回目であれば、ステップP17に移行して
「1分」が経過したか否かを判断し、「1分」を経過し
ていなければステップP4に戻り、「1分」を経過して
いれば、ステップP18に移行して、表示器21にダン
パ異常を例えば文字により表示し、このプログラムを終
了する(調理の実行を停止する)。
【0028】なお、前述のステップP5およびステップ
P8で「1分」経過したと判断されると各ステップの
「Y」に従って上述したステップP16に移行して表示
器21に異常を表示し、このプログラムを終了する。一
方、ステップP3において、RAMに計測値Tk′が記
憶されていることが判断されると、つまり、このステッ
プP1からステップP13までの制御が既に実行されて
計測時間Tkが求められているとすると、ステップP1
9に移行し、マイクロスイッチ17がオンからオフへス
イッチ動作したか否かを判断し、スイッチ動作しないま
まに「1分」が経過すると(ステップP20で判断)、
ステップP21に移行して異常を表示し、このプログラ
ムを終了し、調理の実行を停止する。
【0029】ステップP19にてスイッチ動作が有った
ことが判断されると、ステップP22に移行して、タイ
ムカウントをスタートする。次のステップP23では、
このカウント時間が記憶値Tk′の1/2時間を経過し
たか否かを判断し、経過すればステップP24に移行し
てダンパモータ12を断電し(ダンパ板11は図6の開
始位置となる)、図11のメインプログラムに戻る。
【0030】ここまでの説明から理解できるように、電
源が投入されたときには、ダンパモータ12が通電さ
れ、カム14が1回転する間の所要時間を計測し、この
計測時間Tkが所定時間範囲(「7秒を超え且つ13秒
未満」)内にあるか否かを判断し、この計測時間Tkが
所定時間内にないことが判断されたときに(ステップP
9もしくはステップP10の「Y」)、これをもって、
ダンパモータ12の回転速度が基準速度の範囲内にない
と判断して、異常と判定する(ステップP14)。そし
て、この異常判定回数が所定回数(2回)となったとき
に(ステップP15)、表示器21に異常を表示する
(ステップP16)と共に、この時点でプログラムを終
了することで調理を停止する。また異常判定回数が2回
目でなくとも「1分」を超えたときには、ステップP1
8で異常が表示され、プログラムが終了して調理の実行
が停止される。
【0031】計測時間Tkが所定時間範囲(「7秒を超
え且つ13秒未満」)内にあれば、これを、ダンパモー
タ12が正常に動作するときのカム14の1回転所要時
間の基準値Tk′として記憶する(ステップP11)。
この後、ダンパ板11を開放位置に動作させるが、この
基準値Tk′の1/2の時間経過して(ステップP1
2)、ダンパモータ12を断電することで(ステップP
13)、ダンパ板11を開放位置へ確実に動作させるこ
とができる。
【0032】上述のダンパ制御で、異常が検出されない
場合には、図11のステップS2に移行する。このステ
ップS2においては、操作部20の各種スイッチのう
ち、各種設定スイッチからの入力があったか否かを判断
し、入力が有れば、ステップS3にて調理モードを設定
し、またステップS4でスタートスイッチが操作された
ことが判断されると、ステップS6に移行して調理モー
ドがレンジ調理であるか否かを判断し、レンジ調理であ
ればステップS7に移行し、レンジ調理でなければステ
ップS10に移行してオーブン調理か否かを判断する。
オーブン調理であるときにはステップS11に移行し、
オーブン調理でないとき(グリル調理であるとき)には
ステップS13に移行する。
【0033】ここで、例えばレンジ調理が設定された場
合には、ステップS7においてダンパ板12の開放制御
を実行する。この開放制御は、前述した図1のダンパ制
御を用いるものである。前述と同様に、ステップP1に
て「1分」についてのタイムカウントを開始し、ステッ
プP2にてダンパモータ12に通電する。この後ステッ
プP3に移行するが、この場合、基準値Tk′が記憶さ
れているので、ステップP3の「Y」に従ってステップ
P19に移行する。すなわち、マイクロスイッチ17が
オンからオフへスイッチ動作した時点から基準値Tk′
についてのタイムカウントを開始し(ステップP2
2)、この基準値Tk′が経過すると(ステップP23
で判断)、ダンパモータ12を断電し(ステップP2
4)、もってダンパ板11を図6の開放位置まで動作さ
せる。なお、「1分」を経過しても上述のスイッチ動作
がないときには既述したようにステップP21にてダン
パ異常を表示器21に表示して、このプログラムを停止
し、すなわち調理を停止する。
【0034】上述したダンパ板12の開放動作により通
気口4a,4aが開放されると、図11のステップS8
のレンジ調理に移行する。このステップS8のレンジ調
理では、調理を設定時間実行するものである。このレン
ジ調理においては、マグネトロン6が通電駆動され、且
つ、ファン装置10のファンモータ10aが通電され
る。マグネトロン6の駆動により、加熱調理室4内の被
加熱物が加熱される。この場合、ファン装置10の運転
により、外部空気が図8に示すように吸入口24から吸
入され、そして内箱3の周囲を通って排気口25から吐
出されると共に、一部は補助排気口27から吐出され、
また、一部は、通気口4a,4aから加熱調理室4内に
流入し、扉18のガラス窓内面の曇りをとって排気通路
29から外箱2外部に吐出される。このレンジ調理にお
いては、ファン装置10の送風は、上述した扉18のガ
ラス窓の曇り止めと、機械室5内の電機部品の冷却とに
主眼がおかれている。
【0035】次にオーブン調理もしくはグリル調理が設
定されたとすると、ステップS11あるいはステップS
13に移行してダンパ板閉塞制御を実行する。ダンパ板
閉塞制御は図12のサブルーチンのフローチャートに示
されている。すなわちステップQ1においては、「1
分」についてのタイムカウントを開始し、ステップQ2
においてはダンパモータ12を通電し、そしてステップ
Q3においては、マイクロスイッチ17がオンからオフ
へスイッチ動作したか否かを判断する。スイッチ動作す
れば、ステップQ4に移行してダンパモータ12を断電
する。これにてダンパ板11が閉成位置に至ったところ
でにその回動が停止される(図5参照)。なお、上述の
スイッチ動作がないままに「1分」が経過すると(ステ
ップQ5にて判断)、ステップQ6にて異常表示をし
て、このプログラムを停止する。
【0036】しかして、この図12において、ダンパ板
11が正常に閉塞すると、図11のステップS12のオ
ーブン調理に移行する。このオーブン調理では、上ヒー
タ22および下ヒータ23が通電され、並びにファン装
置10のファンモータ10aが通電される。上ヒータ2
2および下ヒータ23の通電により、加熱調理室4内の
被加熱物が加熱される。これに伴い内箱3や外箱2さら
には機械室5内が温度上昇してゆく。
【0037】一方、ファンモータ10aの通電によりフ
ァン装置10のファン10bが回転駆動される。このフ
ァン10bの回転駆動により、図2および図9に示すよ
うに、吸入口24から外部空気が底板部3a下方空間部
に吸入されて風つまり冷却風が生成される。この場合、
一部の冷却風は、機械室5の後板部の補助排気口27か
ら排出されるが、その他の開口としては、底板部2aに
のみ排気口25が存在するから、この冷却風の大部分
は、この図9に示すように、機械室5を下から上へと通
り、そして、内箱3と外箱2との間の空間部のうち上部
空間部に流入し、ここを左方向へ通り、側板部3d外側
の空間部に流入し、ここを下方向へ通り、そして、排気
口25から吐出される。
【0038】また、ステップS10でオーブン調理でな
いことが判断されると、つまりグリル調理であると、ス
テップS13に移行してダンパ閉成制御が実行される。
これは前述したステップS11と同じであるので、説明
は省略する。この後、ステップS14にてグリル調理を
実行するが、この場合上ヒータ22のみが通電される他
は、オーブン調理とほぼ同様である。
【0039】なお、上述のステップS8、ステップS1
2、ステップS14の各調理が終了すると、ステップS
9に移行してダンパ板開放制御(ステップS1、ステッ
プS7と同じ制御)を実行してステップS2に戻る。
【0040】さらに、図11に示したメインプログラム
には所定タイミングで、割り込みがかけられており、こ
の割り込みがかけられると、図13に示すダンパ監視制
御が実行される。すなわち、ダンパモータ12は断電さ
れるべき制御状態にあるか否かを判断し(ステップR
1)、断電制御中であれば、マイクロスイッチ17のス
イッチ動作(オンからオフ、もしくはその反対のスイッ
チ動作)が有ったか否かを判断し(ステップR2)、ス
イッチ動作が有れば、この動作回数をカウントする(ス
テップR3)。このカウント値は30分ごとにクリアす
る(ステップR4)。そして、この回数が「4」となる
と(ステップR5で判断)、表示器21に異常を表示し
(ステップR6)、このプログラムを停止する(調理の
実行を停止する)。上述のステップR1、ステップR
2、ステップR5にて「N」であるときには、メインプ
ログラムにリターンする。
【0041】このダンパ監視制御の趣旨は、ダンパモー
タ12が断電制御されるべきであるにも関わらず、ダン
パモータ12を通断電するリレーが故障したりすること
で、ダンパモータ12が通電されて回りっ放しとなる異
常が発生したときに、これをステップR2で検出するも
のである。この場合、加熱調理器の振動や電気ノイズ等
により、マイクロスイッチ17が一時的にスイッチ動作
することがある。これを考慮して、上記検出が30分の
間に4回発生するか否かを判断し、上記検出が4回発生
すれば上述の異常発生が確実であると判断できるように
している。
【0042】以上説明した本実施例によれば、ダンパ板
11の開閉具合が悪い場合にこれを検出できるものであ
る。すなわち、ダンパ板11の開閉具合が悪くなる原因
としては、ダンパモータ12の調子が悪くなったり、あ
るいは電気配線が半断線したりするが考えられるが、い
ずれにしても、ダンパ板11が開放動作が遅くなったり
停止したり、あるいは逆に速すぎたりする。つまり、ダ
ンパモータの回転が遅くなったり停止したり、あるいは
逆に速すぎたりするようになる。
【0043】しかるに本実施例によれば、カム14が1
回転する間の所要時間を計測し、この計測時間Tkが所
定時間範囲(「7秒を超え且つ13秒未満」)内にある
か否かを判断することで、ダンパモータ12の回転速度
が基準速度の範囲内にあるか否かを判断し、基準速度の
範囲内にないことが判断されたときに異常と判定するよ
うにしたから、ダンパモータ12の回転速度が基準速度
の範囲内にないときには、ダンパの開閉具合が悪いとい
った異常が検出されるものとなる。
【0044】そして、本実施例によれば、異常が判定さ
れると、表示器21に異常を表示させると共に、調理の
実行を停止するから、使用者にダンパ開閉異常を報知で
きると共に、ダンパ開閉異常のままで加熱調理が行なわ
れることを防止できる。
【0045】特に本実施例によれば、異常が判定された
とき、その回数をカウントし、その異常判定回数が所定
回数(2回)となったときに、表示器21に異常を表示
させると共に、調理の実行を停止するようにしたから、
異常発生が一時的でないことを検出できるものである。
すなわち、異常判定が出た場合でも、その異常が軽微で
あるような場合に、次には正常を示すことがあり、すな
わちその異常は一時的であることが予想される。しかる
に、本実施例によれば、異常判定の回数をカウントし、
その異常判定回数が所定回数となったことをもって、異
常の発生が一時的でないことが検出され、そして、この
ときに表示器21に異常を表示させると共に、調理を停
止するから、使用者にダンパ開閉異常を表示できると共
に、ダンパ開閉異常のままで加熱調理が行なわれること
を防止できる。
【0046】さらに、本実施例によれば、カム14に一
つのスイッチ動作部たる凹部16を形成し、この凹部1
6の位置をマイクロスイッチ17により検出するように
し、そして、マイクロスイッチ17が検出した時点から
所定時間ダンパモータ12を通電することで、ダンパ板
12を開動作させるから、カム14の構造が簡単でスイ
ッチ個数も少なく、総じてダンパ開閉機構9の構成が簡
単となる。しかもこの場合、カム14を1回転させて所
要時間を計測し、この計測時間Tkを記憶し、ダンパモ
ータ12をマイクロスイッチ17が動作した位置から記
憶値Tk′に基く時間(Tk′の1/2時間)回転させ
て停止させることで、ダンパ板12を開動作させるか
ら、当該ダンパ開閉機構9における固有のカム14の1
回転の所要時間を認識できて、製品個々に応じた良好な
ダンパ開閉制御が可能となる。
【0047】さらにまた、本実施例によれば、電源投入
時に前述した計測動作および記憶動作を行なうようにし
ているから、電源投入時に予め、ダンパ開閉制御に関し
ての所要時間データの確保を行なうことができ、調理を
開始する都度にこの所要時間データの確保を行なう場合
と異なり、計測動作および記憶動作の実行回数を低減で
きる。
【0048】また、本実施例によれば、ダンパ板12を
開放させる場合もしくは閉塞させる場合に、所定時間例
えば「1分」を超えて開動作もしくは閉動作しないとき
にも、異常を表示するようにしたので、これによっても
ダンパ制御異常の検出および報知ができる。
【0049】なお上記実施例では、マイクロスイッチ1
7のスイッチ動作時点で、ダンパ板11閉塞とし、この
時点から記憶値Tk′の1/2時間ダンパモータ12を
通電することで、ダンパ板11を開放動作させるように
したが、このダンパ板11の開閉関係は逆でも良い。ま
た、上記実施例ではカムのおけるスイッチ動作部を凹部
16としたが、これは凸部であっても良い。また、報知
手段として表示器を示したが、これはブザー等でも良
い。さらに、ダンパモータはパルスモータでも良い。ま
た、カム1回転の所要時間(計測時間)の1/2の時間
を記憶させるようにしても良い。さらに記憶手段として
は不揮発生メモリでも良い。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明によ
れば、ダンパモータの回転速度が基準速度の範囲内にあ
るか否かを判断し、基準速度の範囲内にないことが判断
されたときに異常と判定する異常判定手段を設けている
から、ダンパ板の開閉具合が悪い場合にこれを検出で
き、しかも、異常が判定されたときに報知手段に異常を
報知させ且つ調理の実行を停止する異常対応制御手段を
設けているから、使用者にダンパ板開閉異常を報知でき
ると共に、ダンパ開閉異常のままで加熱調理が行なわれ
ることを防止できるものである。
【0051】請求項2の発明によれば、異常対応制御手
段が、異常判定手段により異常が判定されたとき、その
回数をカウントし、その異常判定回数が所定回数となっ
たときに、報知手段に異常を報知させると共に、調理を
停止する構成となっているから、その異常判定回数が所
定回数となったことをもって、異常の発生が一時的でな
いことを検出でき、異常の誤検出の防止を図ることがで
きる。
【0052】請求項3の発明によれば、カムに一つのス
イッチ動作部を形成し、このスイッチ動作部の位置を位
置検出スイッチにより検出するようにし、そして、位置
検出スイッチが検出した時点から所定時間モータを通電
することで、ダンパ板を開動作あるいは閉動作させるか
ら、カムの構造が簡単でスイッチ個数も少なく、総じて
ダンパ開閉機構の構成の簡単化を図ることができ、ま
た、カムを1回転させて所要時間を計測し、この計測時
間を記憶するから、当該ダンパ開閉機構における固有の
カム1回転の所要時間を認識できて、製品個々に良好な
ダンパ開閉制御が可能となる。
【0053】請求項4の発明によれば、計測手段が、電
源投入時に計測動作および記憶動作を行なうようになっ
ているから、電源投入時に予め、ダンパ開閉制御に関し
ての所要時間データの確保を行なうことができ、調理を
開始する都度にこの所要時間データの確保を行なう場合
と異なり、計測動作および記憶動作の実行回数を低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すダンパ制御のフローチ
ャート
【図2】概略的縦断正面図
【図3】機械室部分を判断して示す側面図
【図4】外箱上部を破断して示す平面図
【図5】ダンパ板閉状態でのダンパ開閉機構部分の平面
【図6】ダンパ板開状態でのダンパ開閉機構部分の平面
【図7】ダンパ開閉機構部分の斜視図
【図8】レンジ調理時での空気の流れを示す透視斜視図
【図9】レンジ調理時での空気の流れを示す透視斜視図
【図10】電気的構成のブロック図
【図11】全体的な制御を示すフローチャート
【図12】ダンパ板閉成制御を示すフローチャート
【図13】ダンパ監視制御を示すフローチャート
【符号の説明】
1は調理器本体、4は加熱調理室、4aは通気口、5は
機械室、6はマグネトロン、9はダンパ開閉機構、10
はファン装置、11はダンパ板、12はダンパモータ、
14はカム、16は凹部(スイッチ動作部)、17はマ
イクロスイッチ(位置検出スイッチ)、21は表示器
(報知手段)、22は上ヒータ、23は下ヒータ、30
は制御回路(異常判定手段、異常対応制御手段、計測手
段および開閉制御手段)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に加熱調理室を有する調理器本体
    と、 前記加熱調理室の壁部に形成された通気口と、 この通気口を開閉するためのダンパ板と、このダンパ板
    を開閉駆動するための駆動源としてのダンパモータとを
    有するダンパ開閉機構と、 開放された通気口から加熱調理室内へ空気を供給するた
    めのファン装置と、 報知手段と、 前記ダンパモータの回転速度が基準速度の範囲内にある
    か否かを判断し、基準速度の範囲内にないことが判断さ
    れたときに異常と判定する異常判定手段と、 この異常判定手段により、異常が判定されたことに基づ
    いて前記報知手段に異常を報知させると共に、調理の実
    行を停止する異常対応制御手段とを備えてなる加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 異常対応制御手段は、異常判定手段によ
    り異常が判定されたとき、その回数をカウントし、その
    異常判定回数が所定回数となったときに、報知手段に異
    常を報知させると共に、調理の実行を停止する構成とな
    っていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 ダンパ開閉機構は、位置検出スイッチ
    と、 ダンパモータによって回転されると共に、その回転によ
    りダンパ板を開閉するように設けられたカムと、 このカムの円周1箇所に設けられ前記ダンパ板を開放も
    しくは閉成状態とした回転位置で前記位置検出スイッチ
    を動作させるスイッチ動作部と、 前記カムを1回転させて所要時間を計測し、この計測時
    間またはこれの1/2の時間を記憶する計測手段と、 モータを位置検出スイッチが動作した位置から前記計測
    時間の1/2時間回転させて停止させることで、ダンパ
    板に開動作および閉動作のうちの一方の動作をさせ、そ
    の停止位置から位置検出スイッチが動作するまで回転さ
    せて停止することで、ダンパ板に他方の動作をさせる開
    閉制御手段とを含んで構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 計測手段は、電源投入時に計測動作およ
    び記憶動作を行なうことを特徴とする請求項3記載の加
    熱調理器。
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