JP7233208B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7233208B2
JP7233208B2 JP2018225280A JP2018225280A JP7233208B2 JP 7233208 B2 JP7233208 B2 JP 7233208B2 JP 2018225280 A JP2018225280 A JP 2018225280A JP 2018225280 A JP2018225280 A JP 2018225280A JP 7233208 B2 JP7233208 B2 JP 7233208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door portion
box body
pressing
door
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018225280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020085417A (ja
Inventor
俊輔 藥師寺
久雄 岩田
智歌子 舟山
諭 末廣
剛 飯尾
繁 岩本
将平 寺崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Priority to JP2018225280A priority Critical patent/JP7233208B2/ja
Publication of JP2020085417A publication Critical patent/JP2020085417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7233208B2 publication Critical patent/JP7233208B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、冷凍サイクル装置に関する。
冷凍サイクルを利用した装置の一例として、ヒートポンプチラーと呼ばれるものが従来知られている。この種の装置は、空気熱交換器と、空気熱交換器に送風する送風機と、冷凍サイクル内の冷媒を圧縮する圧縮機と、を主に有している。送風機による送風が空気熱交換器に触れることで、冷凍サイクル内を循環する冷媒と、外部の空気との間で熱交換が行われる。このような装置は、装置の電源回路や制御回路を収容するための電装箱をさらに備えている。電装箱は、電装品を収容する箱本体と、箱本体を覆う扉部と、を有している。扉部を開閉することで、点検やメンテナンスを容易に行うことが可能とされている。
具体的には、下記特許文献1に記載された構成が従来知られている。特許文献1には、メンテナンス蓋(扉部)を、ヒンジを介してケーシング(箱本体)に取り付ける構成が記載されている。ヒンジを中心としてメンテナンス蓋を回動させることで、ケーシングを開閉することができる。
特開2013-224773号公報
ところで、上述のヒートポンプチラーでは、主として圧縮機の駆動伴う振動が生じることがある。このような振動がメンテナンス蓋に伝播すると、当該メンテナンス蓋がヒンジを支点として大きく振動してしまう。特に、ヒンジは、メンテナンス蓋を回動させるためにある程度の「遊び」を有していることから、この遊びの分だけ振動が卓越しやすい。メンテナンス蓋が振動すると、騒音の原因となったり、メンテナンス蓋のずれや脱落を生じたりする虞がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、より一層振動が抑制された冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置は、圧縮機を備える冷凍サイクルと、前記圧縮機を制御する電装品と、前記電装品を収容する電装箱と、を備え、前記電装箱は、前記電装品を収容する収容空間を形成する箱本体と、前記収容空間を閉塞する閉状態と前記収容空間を開放する開状態との間で回動可能に前記箱本体に設けられた扉部と、前記閉状態にある前記扉部を前記箱本体に対して着脱可能に固定する固定部と、前記固定部によって固定された前記扉部を該扉部の開閉方向に押圧する押圧部と、を有し、前記押圧部は、前記箱本体に設けられ、該箱本体の内側から外側に向かって前記扉部を押圧する押圧片を有し、前記押圧片は、前記扉部の回動軸の延びる方向から見て、前記扉部の中央部まで延びている
上記構成によれば、扉部が押圧部によって開閉方向に押圧されていることから、固定部による固定と合わせて、当該扉部は箱本体に対して変位不能に支持された状態となる。したがって、扉部が閉状態にある時に圧縮機の振動が伝播しても、扉部が振動する可能性を低減することができる。
さらに、上記構成によれば、押圧片によって扉部が内側から外側に向かって押圧されていることから、閉状態にある扉部が変位したり振動したりする可能性を低減することができる。さらに、箱本体に押圧片を設けることのみによって、このように振動を低減することができる。その結果、装置の製造コストを削減することもできる。
ここで、扉部が振動した場合、扉部の中央部では他の部分に比べて振幅がより大きくなる傾向にある。上記の構成によれば、押圧片がこの中央部まで延びていることから、振動が発生する可能性をより効果的に抑制することができる。
上記冷凍サイクル装置では、前記扉部は、前記収容空間を覆うとともに、前記箱本体の端縁と重なるように設けられ、前記押圧部は、前記端縁から前記箱本体の内側から外側に向かって突出することで前記扉部を押圧する内側押圧突起を有してもよい。
上記構成によれば、箱本体の端縁に、扉部を内側から外側に向かって押圧する内側押圧突起が設けられている。これにより、閉状態にある扉部は、固定部による固定と合わせて、箱本体に対して変位不能に常時接触した状態となる。これにより、扉部が閉状態にある時に圧縮機の振動が伝播しても、扉部が振動する可能性を低減することができる。
上記冷凍サイクル装置では、前記扉部は、前記内側押圧突起と重なる位置で該内側押圧突起に対向する方向に突出するとともに、前記扉部の面内に沿って延びる第一リブを有してもよい。
本発明の一態様に係る冷凍サイクル装置は、圧縮機を備える冷凍サイクルと、前記圧縮機を制御する電装品と、前記電装品を収容する電装箱と、を備え、前記電装箱は、前記電装品を収容する収容空間を形成する箱本体と、前記収容空間を閉塞する閉状態と前記収容空間を開放する開状態との間で回動可能に前記箱本体に設けられた扉部と、前記閉状態にある前記扉部を前記箱本体に対して着脱可能に固定する固定部と、前記固定部によって固定された前記扉部を該扉部の開閉方向に押圧する押圧部と、を有し、前記扉部は、前記収容空間を覆うとともに、前記箱本体の端縁と重なるように設けられ、前記押圧部は、前記端縁から前記箱本体の内側から外側に向かって突出することで前記扉部を押圧する内側押圧突起を有し、前記扉部は、前記内側押圧突起と重なる位置で該内側押圧突起に対向する方向に突出するとともに、前記扉部の面内に沿って延びる第一リブを有する。
上記構成によれば、扉部に第一リブが設けられ、当該第一リブは内側押圧突起と重なる位置で当該突起に対向する方向に突出している。これにより、内側押圧突起と扉部とが接触することによる振動抑制効果を、第一リブを通じて当該第一リブが延びる領域にも及ぼすことができる。その結果、扉部における広い範囲で振動を抑制することができる。
上記冷凍サイクル装置では、前記扉部は、前記第一リブと交差する方向に延びる第二リブをさらに有してもよい。
上記構成によれば、扉部に、第一リブと交差する方向に延びる第二リブが設けられていることから、扉部におけるさらに広い範囲で振動を抑制することができる。
上記冷凍サイクル装置では、前記箱本体は、前記扉部を基準として前記収容空間とは反対側に張り出す張出部を有し、前記押圧部は、前記張出部から前記扉部に向かって突出することで、該扉部を前記箱本体の内側に向かって押圧する外側押圧突起を有してもよい。
上記構成によれば、箱本体の張出部に、扉部の外側(即ち、収容空間とは反対側)で当該扉部に向かって突出する外側押圧突起が設けられている。この外側押圧突起により、扉部が箱本体の内側に向かって押圧される。その結果、扉部が閉状態にある時に圧縮機の振動が伝播しても、扉部が振動する可能性を低減することができる。
本発明によれば、より一層振動が抑制された冷凍サイクル装置を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る冷凍サイクル装置の系統図である。 本発明の第一実施形態に係る冷凍サイクル装置の構成を示す模式図である。 本発明の第一実施形態に係る電装箱の外観を示す正面図である。 図3のIV-IV線における断面図である。 本発明の第二実施形態に係る電装箱の要部拡大断面図である。 図5のVI-VI線における断面図である。 本発明の第三実施形態に係る電装箱の構成を示す正面図である。 本発明の第四実施形態に係る電装箱の要部拡大断面図である。 図8のIX-IX線における断面図である。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。本実施形態に係る冷凍サイクル装置1は、水等の液体を、温度をコントロールしながら循環させるための装置(ヒートポンプチラー)であり、空調機や給湯機を含む様々な産業機械に付随して設置される。
図1に示すように、冷凍サイクル装置1は、圧縮機5と、四方弁6と、水熱交換器7と、膨張弁8と、空気熱交換器9と、アキュムレータ10と、ファン11と、ポンプ12と、電装箱13と、を備えている。圧縮機5と、四方弁6と、水熱交換器7と、膨張弁8と、空気熱交換器9と、アキュムレータ10は、冷媒配管3によって結ばれ、冷媒回路を構成する。
圧縮機5は、内部にモータ(不図示)を有しており、インバータによって当該モータが駆動される。圧縮機5では、インバータの出力周波数によってモータの回転数、すなわち冷媒の吐出量が調整される。
空気熱交換器9は、ファン11の送風によって導入された外気と、冷媒とを熱交換させる。水熱交換器7は、ポンプ12によって圧送された水と冷媒とを熱交換させる。アキュムレータ10は、蒸発器(水熱交換器7又は空気熱交換器9)でガス化しきれなかった冷媒が液状のまま圧縮機5に吸入されるのを防ぐ。
冷凍サイクル装置1において、加熱運転と冷却(又は除霜)運転とは、四方弁6の切り替えに伴って、冷媒の流れ方向を変化させることによって切り替わる。四方弁の開閉状態の制御や運転温度の調整等は、電装箱13内に収容された制御回路や電源回路によって行われる。加熱運転時には、圧縮機5から吐出された冷媒は、水熱交換器7、膨張弁8、空気熱交換器9、アキュムレータ10の順に流れる。このとき、水熱交換器7は凝縮器として機能し、空気熱交換器9は蒸発器として機能する。水熱交換器7で加熱された温水が水配管を介して外部へ供給される。
一方で、冷却(除霜)運転時には、圧縮機5から吐出された冷媒は、空気熱交換器9、膨張弁8、水熱交換器7、アキュムレータ10の順に流れる。空気熱交換器9は凝縮器として機能し、水熱交換器7は蒸発器として機能する。水熱交換器7で冷却された冷水が水配管を介して外部へ供給される。
以上のように構成された冷凍サイクル装置1は、図2に示すような位置関係のもとでハウジング20内に収容されている。同図に示すように、ハウジング20内の空間は、水平方向に広がる仕切板21によって、上下方向に2つに区画されている。仕切板21よりも上方の空間は熱交換室R1とされ、仕切板21よりも下方の空間は機械室R2とされている。
上記の空気熱交換器9、及びファン11は、熱交換室R1に収容されている。より具体的には、空気熱交換器9の上方に複数(4つ)のファン11が配列されている。上記の圧縮機5と、四方弁6と、水熱交換器7と、膨張弁8と、アキュムレータ10と、ポンプ12と、電装箱13とは、機械室R2に収容されている。より具体的には、一例として、水熱交換器7とポンプ12とは、機械室R2内で上下方向に隣接して配置されている。これら水熱交換器7及びポンプ12の水平方向一方側には、一方側から他方側に向かって、四方弁6、膨張弁8、アキュムレータ10、圧縮機5、及び電装箱13がこの順に配列されている。
上記の各機器のうち、電装箱13の構成について、図3と図4を参照して説明する。図3に示すように、この電装箱13は、上述の電装品60を収容する収容空間Vが内部に形成された箱本体13Aと、収容空間Vを覆う扉部13Bと、扉部13Bを箱本体13Aに対して回動可能に支持するヒンジ13Cと、扉部13Bを箱本体13Aに着脱可能に固定する固定部13Dと、扉部13Bを箱本体13Aに向かって押圧する押圧片130(押圧部13E)と、を有している。
箱本体13Aは、直方体状の容器であり、水平方向を向く一の面に、内部の収容空間Vと連通する開口部Hが形成されている。扉部13Bは、この開口部Hを覆うようにして、当該開口部Hにおける上下方向に延びる端縁に、ヒンジ13Cを介して取り付けられている。ヒンジ13Cは、上下方向に延びる回動軸Ar回りに、扉部13Bを回動可能に支持している。これにより、扉部13Bは、収容空間Vを閉塞する状態(閉状態)と、開放する状態(開状態)との間で回動可能とされている。なお、以降の説明では、扉部13Bが回動する方向を、「開閉方向」と呼ぶことがある。
固定部13Dは、閉状態にある扉部13Bを、箱本体13Aに対して固定するために設けられている。詳しくは図示しないが、固定部13Dとして具体的にボルトとナットによる締結構造が好適に用いられる。
押圧片130は、箱本体13Aにおける開口部Hの端縁(ヒンジ13Cが設けられている端縁)から、扉部13Bのなす面に沿って延びる板状の部材である。押圧片130は、固定部13Dによって閉状態で固定された状態の扉部13Bを、箱本体13Aに対して開閉方向に押圧する。より具体的には図4に示すように、押圧片130は、箱本体13Aの開口部Hの端縁に固定された支持部131と、支持部131の先端(ヒンジ13Cから離れる側の端部)に設けられた突状部132と、を有している。
支持部131は、開口部Hの端縁から水平方向に延びている。突状部132は、ヒンジ13Cの回動軸Arの方向から見て、収容空間Vの内側から外側に向かって凸となるように円弧状に湾曲している。扉部13Bが閉状態にある時、この突状部132は、扉部13Bの内面(扉部内面S1)に当接している。より具体的には、突状部132のうち、収容空間Vの反対側を向く突端部132Tが、扉部内面S1に当接している。さらにこの時、押圧片130は、自身の弾性復元力によって扉部13Bを収容空間Vの内側から外側に向かって押圧した状態となっている。言い換えれば、ヒンジ13Cと固定部13Dによって開口部Hの端縁に固定された扉部13Bは、押圧片130の有する弾性復元力によって収容空間Vの内側から外側に向かうように押圧されている。
以上のように構成された冷凍サイクル装置1では、圧縮機5やファン11が駆動に伴って振動を発生させる場合がある。このような振動は、装置筐体の各部を通じて、上記の電装箱13にも伝播する。ここで、電装箱13の扉部13Bを支持しているヒンジ13Cには、予め「遊び」が設けられていることが一般的である。遊びが設けられていることによって、振動が扉部13Bに伝播したときにヒンジ13Cを節(支点)とするがたつき、即ち振動が発生してしまう可能性がある。扉部13Bが振動すると、騒音や扉部13Bのずれ・脱落につながってしまう虞がある。
そこで、本実施形態では、扉部13Bを押圧片130(押圧部13E)によって、収容空間Vの内側から外側に向かって押圧する構成を採っている。これにより、閉状態にある扉部13Bは、固定部13Dによる固定と合わせて、箱本体13Aに対して変位不能に固定された状態となる。その結果、たとえ圧縮機5やファン11による振動が扉部13Bに伝播した場合であっても、当該振動に基づく扉部13Bの振動やがたつきを抑制することができる。
さらに、上記構成によれば、押圧片130によって扉部13Bが内側から外側に向かって押圧されていることから、閉状態にある扉部13Bが変位したり振動したりする可能性を低減することができる。さらに、箱本体13Aに押圧片130を設けることのみによって、このように振動を低減することができる。押圧片130は金属の板材に対して簡素なプレス加工等を施すことのみによって得ることができる。その結果、装置の製造コストを削減することもできる。
以上、本発明の第一実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記の押圧片130は、扉部13Bの回動軸(ヒンジの回動軸)の延びる方向から見て、扉部13Bの中央部を含む部分まで延びていてもよい。扉部13Bが振動した場合、扉部13Bの中央部では他の部分に比べて振幅がより大きくなる傾向にある。上記の構成によれば、押圧片130がこの中央部まで延びていることから、振動が発生する可能性をより効果的に抑制することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図5と図6を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図5に示すように、本実施形態では押圧部13Eの構成が第一実施形態とは異なっている。本実施形態では、扉部13Bは、収容空間Vを外側から覆うとともに、正面から見て、開口部Hの端縁と重なるように設けられている。開口部Hの端縁には、押圧部13Eとしての内側押圧突起230が設けられている。内側押圧突起230は、扉部13Bを収容空間Vの内側から外側に向かって突出することで、閉状態にある扉部13Bを外側に向かって押圧する。より具体的には、本実施形態では、開口部Hの上下方向における一対の端縁にそれぞれ1つずつ設けられている。これにより、図6に示すように、閉状態にある扉部13Bは、固定部13Dによって固定され、かつヒンジ13Cによって支持された状態で、収容空間Vの内側から外側に向かって押圧された状態となる。即ち、扉部13Bの少なくとも一部は、内側押圧突起230による押圧に伴って、わずかに弾性変形した状態となっている。
この構成によれば、閉状態にある扉部13Bは、固定部13Dによる固定と合わせて、内側押圧突起230によって押圧されることで、箱本体13Aに対して変位不能に常時接触した状態となる。これにより、扉部13Bが閉状態にある時に圧縮機5やファン11の振動が伝播しても、扉部13Bが振動する可能性を低減することができる。
以上、本発明の第二実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記第二実施形態では、内側押圧突起230が、開口部Hの上下方向における各端縁にそれぞれ1つずつ設けられている例について説明した。しかしながら、内側押圧突起230の設けられる位置と個数は上記に限定されない。他の例として、内側押圧突起230を開口部Hの左右方向における各端縁に設けることも可能である。さらに、各端縁に複数ずつの内側押圧突起230を設けることも可能である。
さらに他の例として、上述の第一実施形態で説明した押圧片130と、本実施形態で説明した内側押圧突起230とを組み合わせて用いることも可能である。このような構成によれば、扉部13Bの振動をさらに小さく抑えることができる。
[第三実施形態]
続いて、本発明の第三実施形態について、図7を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図7に示すように、本実施形態では、上述の第二実施形態で説明した内側押圧突起230に加えて、扉部13Bの内面(扉部内面S1)に、複数のリブ40が設けられている。具体的には、扉部13Bには、リブ40としての第一リブ41と、第二リブ42とが設けられている。
第一リブ41は、正面視において、上述の内側押圧突起230と重なる位置に設けられている。第一リブ41は、扉部内面S1から、内側押圧突起230に対向する方向に突出している。さらに、第一リブ41は、扉部内面S1に沿って上下方向に延びている。扉部13Bが閉状態にある場合、この第一リブ41は、内側押圧突起230に対して当接した状態となる。第二リブ42は、上記の第一リブ41と交差(直交)する方向に延びている。本実施形態では、水平方向に延びる2つの第二リブ42が設けられている。
上記構成によれば、扉部13Bに第一リブ41が設けられ、当該第一リブ41は内側押圧突起230と重なる位置で当該内側押圧突起230に対向する方向に突出している。これにより、内側押圧突起230と扉部13Bとが接触することによる振動抑制効果を、第一リブ41を通じて当該第一リブ41が延びる領域にも及ぼすことができる。その結果、扉部13Bにおける広い範囲で振動を抑制することができる。さらに、上記構成によれば、扉部13Bに、第一リブ41と交差する方向に延びる第二リブ42が設けられていることから、扉部13Bにおけるさらに広い範囲で振動を抑制することができる。
以上、本発明の第三実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記第三実施形態では、内側押圧突起230が、開口部Hの上下方向における各端縁にそれぞれ1つずつ設けられている例について説明した。しかしながら、内側押圧突起230の設けられる位置と個数は上記に限定されない。他の例として、内側押圧突起230を開口部Hの左右方向における各端縁に設けることも可能である。さらに、各端縁に複数ずつの内側押圧突起230を設けることも可能である。
さらに他の例として、上述の第一実施形態で説明した押圧片130と、本実施形態で説明した内側押圧突起230、及びリブ40とを組み合わせて用いることも可能である。このような構成によれば、扉部13Bの振動をさらに小さく抑えることができる。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態について、図8と図9を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図8と図9に示すように、本実施形態では、押圧部13Eの構成が上記の各実施形態とは異なっている。本実施形態では、箱本体13Aは、扉部13Bを基準として、収容空間Vとは反対側に張り出す張出部50をさらに有している。加えて、張出部50には、当該張出部50から扉部13Bに向かって(即ち、上下方向に向かって)突出する、押圧部13Eとしての外側押圧突起330が設けられている。具体的には、張出部50における上下方向の各面に1つずつの外側押圧突起330が設けられている。外側押圧突起330は、閉状態にある扉部13Bを、箱本体13Aの内側に向かって押圧する。これにより、閉状態にある扉部13Bは、固定部13Dによって固定され、かつヒンジ13Cによって支持された状態で、収容空間Vの内側に向かって押圧された状態となる。即ち、扉部13Bの少なくとも一部は、外側押圧突起330による押圧に伴って、わずかに内側に弾性変形した状態となっている。
上記構成によれば、箱本体13Aの張出部50に、扉部13Bの外側(即ち、収容空間Vとは反対側)で当該扉部13Bに向かって突出する外側押圧突起330が設けられている。この外側押圧突起330により、扉部13Bが箱本体13Aの内側に向かって押圧される。その結果、扉部13Bが閉状態にある時に圧縮機5の振動が伝播しても、扉部13Bが振動する可能性を低減することができる。
以上、本発明の第四実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記第四実施形態では、外側押圧突起330が、張出部50の上下方向における各面にそれぞれ1つずつ設けられている例について説明した。しかしながら、外側押圧突起330の設けられる位置と個数は上記に限定されない。他の例として、外側押圧突起330を張出部50の左右方向における各面に設けることも可能である。さらに、各面に複数ずつの外側押圧突起330を設けることも可能である。
さらに他の例として、上述の第一実施形態で説明した押圧片130と、第三実施形態で説明したリブ40とを組み合わせて用いることも可能である。このような構成によれば、扉部13Bの振動をさらに小さく抑えることができる。
1 冷凍サイクル装置
3 冷媒配管
5 圧縮機
6 四方弁
7 水熱交換器
8 膨張弁
9 空気熱交換器
10 アキュムレータ
11 ファン
12 ポンプ
13 電装箱
13A 箱本体
13B 扉部
13C ヒンジ
13D 固定部
13E 押圧部
130 押圧片
131 支持部
132 突状部
230 内側押圧突起
330 外側押圧突起
Ar 回動軸
S1 扉部内面

Claims (6)

  1. 圧縮機を備える冷凍サイクルと、
    前記圧縮機を制御する電装品と、
    前記電装品を収容する電装箱と、を備え、
    前記電装箱は、
    前記電装品を収容する収容空間を形成する箱本体と、
    前記収容空間を閉塞する閉状態と前記収容空間を開放する開状態との間で回動可能に前記箱本体に設けられた扉部と、
    前記閉状態にある前記扉部を前記箱本体に対して着脱可能に固定する固定部と、
    前記固定部によって固定された前記扉部を該扉部の開閉方向に押圧する押圧部と、
    を有し、
    前記押圧部は、前記箱本体に設けられ、該箱本体の内側から外側に向かって前記扉部を押圧する押圧片を有し、
    前記押圧片は、前記扉部の回動軸の延びる方向から見て、前記扉部の中央部まで延びている冷凍サイクル装置。
  2. 前記扉部は、前記収容空間を覆うとともに、前記箱本体の端縁と重なるように設けられ、
    前記押圧部は、前記端縁から前記箱本体の内側から外側に向かって突出することで前記扉部を押圧する内側押圧突起を有する請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記扉部は、前記内側押圧突起と重なる位置で該内側押圧突起に対向する方向に突出するとともに、前記扉部の面内に沿って延びる第一リブを有する請求項に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 圧縮機を備える冷凍サイクルと、
    前記圧縮機を制御する電装品と、
    前記電装品を収容する電装箱と、を備え、
    前記電装箱は、
    前記電装品を収容する収容空間を形成する箱本体と、
    前記収容空間を閉塞する閉状態と前記収容空間を開放する開状態との間で回動可能に前記箱本体に設けられた扉部と、
    前記閉状態にある前記扉部を前記箱本体に対して着脱可能に固定する固定部と、
    前記固定部によって固定された前記扉部を該扉部の開閉方向に押圧する押圧部と、
    を有し、
    前記扉部は、前記収容空間を覆うとともに、前記箱本体の端縁と重なるように設けられ、
    前記押圧部は、前記端縁から前記箱本体の内側から外側に向かって突出することで前記扉部を押圧する内側押圧突起を有し、
    前記扉部は、前記内側押圧突起と重なる位置で該内側押圧突起に対向する方向に突出するとともに、前記扉部の面内に沿って延びる第一リブを有する冷凍サイクル装置。
  5. 前記扉部は、前記第一リブと交差する方向に延びる第二リブをさらに有する請求項3又は4に記載の冷凍サイクル装置。
  6. 前記箱本体は、前記扉部を基準として前記収容空間とは反対側に張り出す張出部を有し、
    前記押圧部は、前記張出部から前記扉部に向かって突出することで、該扉部を前記箱本体の内側に向かって押圧する外側押圧突起を有する請求項1からのいずれか一項に記載の冷凍サイクル装置。
JP2018225280A 2018-11-30 2018-11-30 冷凍サイクル装置 Active JP7233208B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225280A JP7233208B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 冷凍サイクル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225280A JP7233208B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 冷凍サイクル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020085417A JP2020085417A (ja) 2020-06-04
JP7233208B2 true JP7233208B2 (ja) 2023-03-06

Family

ID=70907417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018225280A Active JP7233208B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 冷凍サイクル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7233208B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005340700A (ja) 2004-05-31 2005-12-08 Omron Corp 収納ケース及びその組立方法
JP2009210153A (ja) 2008-02-29 2009-09-17 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室外ユニット
US20130192869A1 (en) 2009-02-19 2013-08-01 Thomas & Betts International, Inc. Latching floor box cover
JP2016148477A (ja) 2015-02-12 2016-08-18 福島工業株式会社 冷蔵庫等のカバー構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578218Y2 (ja) * 1976-05-12 1982-02-17
JPH05157291A (ja) * 1991-12-06 1993-06-22 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005340700A (ja) 2004-05-31 2005-12-08 Omron Corp 収納ケース及びその組立方法
JP2009210153A (ja) 2008-02-29 2009-09-17 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室外ユニット
US20130192869A1 (en) 2009-02-19 2013-08-01 Thomas & Betts International, Inc. Latching floor box cover
JP2016148477A (ja) 2015-02-12 2016-08-18 福島工業株式会社 冷蔵庫等のカバー構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020085417A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6882385B2 (ja) 乾燥機
EP2385163B1 (en) A laundry machine with an integrated heat pump system
JP2010057545A (ja) 洗濯乾燥機
JP2006300346A (ja) 冷蔵庫
JP7233208B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2006300472A (ja) 冷蔵庫
JP2011058694A (ja) ダンパ装置及びダンパ装置を用いた冷蔵庫
KR20090076031A (ko) 송풍장치 및 이를 구비하는 공기조화기의 실외기
JP5921249B2 (ja) コンプレッサの防振装置
JP2008070052A (ja) 冷蔵庫
JP2012083078A (ja) 冷蔵庫
WO2012124274A1 (ja) 空気調和機
JP3043952B2 (ja) 冷却貯蔵庫
KR20100066865A (ko) 모터 장착부재 및 이를 구비하는 트레이 어셈블리
JP7355492B2 (ja) 電装箱、及び冷凍サイクル装置
CN214148166U (zh) 空调器室外机
JP2001116429A (ja) 冷蔵庫
KR100757482B1 (ko) 공기조화기의 모터 장착구조
KR20040068386A (ko) 냉장고
KR20030054498A (ko) 공기조화기
JPH0540783U (ja) 貯蔵庫
KR100332278B1 (ko) 분리형공기조화기의실내기
JP5765958B2 (ja) 冷却貯蔵庫
KR200232028Y1 (ko) 냉장고
KR200217728Y1 (ko) 냉장고의 기계실 흡음구조

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20211111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7233208

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150