JPH0540783U - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

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JPH0540783U
JPH0540783U JP9535791U JP9535791U JPH0540783U JP H0540783 U JPH0540783 U JP H0540783U JP 9535791 U JP9535791 U JP 9535791U JP 9535791 U JP9535791 U JP 9535791U JP H0540783 U JPH0540783 U JP H0540783U
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JP
Japan
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air
outlet
fan
blown
fan blades
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Withdrawn
Application number
JP9535791U
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English (en)
Inventor
和雄 佐藤
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファン羽根により効率よく送風して、冷蔵庫
内の温度分布を均一に維持する。 【構成】 冷蔵室4内にファン羽根19を囲んでファン
カバ12を設ける。ファン羽根19を回転駆動させる
と、この回転軸方向及び回転円周方向に空気が吹出す。
ファンカバ12には第1吹出し口15と第2吹出し口2
0とをそれぞれ設けているため、ファン羽根の回転によ
り生じる二方向の風をそれぞれ矢線b及び矢線cの両方
向にスムーズに送風することができる。このため冷蔵室
4内全体に風を効率よく循環させることができ、冷蔵室
4内の温度分布を均一なものとすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、冷風や温風を循環させて貯蔵室内を所定温度に保持する冷蔵庫、 冷凍庫又は温蔵庫などの貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から貯蔵室内の空気を循環して、効率の良い熱交換を図るとともに貯蔵室 内の温度を所定温度に素早く維持しようとする貯蔵庫が知られている。ここで一 の送風口からの一方向への送風では送風を貯蔵室内の隅々まで循環させることが 困難なため、局所的に温度分布が不均一となる部位が生じて食品等の被貯蔵物が 変質することがあった。このため、貯蔵室(冷凍室)内の隅々まで送風する技術 が、例えば実開昭60ー128285号公報に示されている。この技術では区画 された空気流入通路内に冷却器を設けてファン羽根へ導かれる空気を熱交換して 冷却し、ファン羽根の駆動によりファンカバーに設けた一の吹出し口から吹出し ている。そして吹出し口の前面に邪魔板を設け、この邪魔板に送風を衝突させる ことにより送風を種々の方向に分散させて、むらのない空気の循環を図って温度 分布を均一にしようとしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来のものでは、ファン羽根の軸線方向に吹出す空気を吹出し口 から吹出し、この一旦吹出された送風を吹出し口の前面に設けた邪魔板に衝突さ せて送風方向を分散させているため、吹出し口から吹出された送風の勢いがそが れて効率よく循環させることができないという問題点を有していた。
【0004】 この考案は上記課題に鑑み、一のファン羽根により複数の方向へ吹出すととも に、吹出される風をその勢いをそぐことなく効率よく循環させる貯蔵庫とするこ とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このためこの考案では、貯蔵室内にファン羽根を囲むファンカバーを設け、フ ァンカバーには空気が流入する流入口を設けるとともに、ファン羽根の回転軸方 向に第1吹出し口と、ファン羽根の回転円周方向に第2吹出し口とを設けている 。
【0006】
【作用】
ファン羽根が回転すると、ファン羽根の回転軸方向へ空気が吹出される。この 風はファン羽根の正面部位に開口する第1吹出し口から吹出して貯蔵室内を循環 する。
【0007】 また、ファン羽根が回転するとファン羽根の回転軸方向のみならず回転円周方 向にも吹出す。この空気はファン羽根の円周方向に開口する第2吹出し口から吹 出して貯蔵室内を循環する。
【0008】 この第1吹出し口から吹出される空気と、第2吹出し口から吹出される空気の 二つの空気の流れにより貯蔵室内では十分な空気の循環がなされる。
【0009】 このように一のファン羽根により生じる二方向の送風がそれぞれ別個の吹出し 口よりスムースに吹出されるため、効率よく送風され、貯蔵室内の隅々まで空気 の循環がなされる。
【0010】
【考案の効果】
この考案は、貯蔵室内にファン羽根を囲むファンカバーを設け、ファンカバー には空気が流入する流入口を設けるとともに、ファン羽根の回転軸方向に第1吹 出し口と、ファン羽根の回転円周方向に第2吹出し口とを設けたことにより、フ ァン羽根により効率良く送風することができ、貯蔵室内の温度分布を均一にする ことができる。
【0011】
【実施例】
以下この考案を冷蔵庫に適用した一実施例を図1〜5に基づいて詳細に説明す る。
【0012】 図1に示される冷蔵庫は箱形に形成されていて、前面右側には手前側に開く開 閉扉1が設けられて、食品などの被貯蔵物の出入れを可能とされている。また前 面左側の操作パネル2には温度調節用の操作ダイアル3が設けられて、庫内の温 度調節が可能とされている。
【0013】 冷蔵庫の内部は図2に示されるように被貯蔵物を貯蔵する冷蔵室(貯蔵室)4 と冷却機構を構成する圧縮器や凝縮器(図示せず。)を配置する機械室5に分割 配置されている。
【0014】 冷蔵室4を形成する各内壁6と外壁7との間には発泡ウレタン等からなる断熱 材8が充填されて断熱室とされている。また、冷蔵室4の奥側の内壁6の面上近 傍にはロールボンド形の冷却器9が平行配設されている。この冷却器9は器内で 冷媒を蒸発して冷蔵室4内を冷却するようになっている。
【0015】 また、冷蔵室4の上部左隅(図2において上部右側)では内壁6に斜状に窪ん だ凹部10が形成されている。この凹部10の部位には送風ファン11を取付け たファンカバー12が冷蔵室4内に突出して取付られ、冷却器9に送風するよう に奥側の内壁6に対して略110゜の角度で当たるように取付けられている。な お、凹部10には送風ファン11の一部が収容され、ファンカバー12が冷蔵室 4内に余り突出しないようにされている。なお、冷蔵室4の左右の内壁6の中段 には被貯蔵物を載置するための棚を支持する棚受け13が設けられている(図3 参照)。
【0016】 ファンカバー12は図4〜図6に示されるように、送風ファン11の取付脚1 4を取付ける支持板部12aと、この支持板部12aから略直角に屈曲して第1 吹出し口15を形成した送風板部12bとからなり、平面視略L字形の板状をし ている。そして支持板部12aの左縁部には内壁6に取付ネジ16により取付る 側縁部12cが略110゜の角度をもって折曲げ形成されている。このため、内 壁6に取付けられたファンカバー12の送風板部12bは図2に示されるように 、冷却器9に対して斜めに配置される。またこのファンカバー12の上縁にも上 縁部12dが略直角に折曲げ形成され、左側内壁6及び天井側内壁6に取付ネジ により取付られて、ファンカバー12を内壁6にしっかりと固定している。この ようにファンカバー12の上部が天井側の内壁6に取付けられているため、取付 けられたファンカバー12の下側にファン羽根19に流入する空気の流入口17 が形成される。
【0017】 支持板部12aには送風ファン11の取付脚14が取付ネジにより固定されて いる。この送風ファン11は駆動モータ18の駆動により図6の矢線a方向に回 転するファン羽根19が設けられている。このファン羽根19は3枚羽根からな り、第1吹出し口15の正面に配置されて回転軸方向に吹出される空気が第1吹 出し口15からスムーズに送風されるように配設されている。また支持板部12 aにはファン羽根19の回転円周方向位置に第2吹出し口20が設けられている 。この第2吹出し口20の上部には邪魔板21が設けられてファン羽根19の回 転円周方向に吹出される空気を第2吹出し口20から送風できるように誘導して いる。なお、第2吹出し口20には上方に送風するように風向誘導板22が上向 きに設けられている。
【0018】 送風板部12bには、中央にファン羽根19の回転円周の大きさにほぼ合致さ せた大きさに開口する第1吹出し口15が設けられ、ファン羽根19により回転 軸方向への送風を遮ることなく吹出すようにされている。また、第1吹出し口1 5には下方に送風するように風向誘導板23が下向きに設けられている。また、 第1吹出し口15の下半部の周縁にはベルマウス24が設けられ、ファン羽根1 9の回転円周方向に吹出される空気を第1吹出し口15へ導いて、効率のよい送 風となるよう配慮されている。
【0019】 次にこの実施例の作用について説明する。
【0020】 今駆動モータ18が駆動すると、ファン羽根19が図6において矢線a方向に 回転する。この際、ファン羽根19の回転によってファン羽根19の回転軸に対 して前方へ吹出される風と、回転力により回転円周方向に吹出される風の二方向 への主たる風が生じる。そしてファン羽根19の回転軸に対して前方へ吹出され る風は、図2,図3の矢線bにより示されるように、風向誘導板23により斜め 下向きに誘導されて、第1吹出し口15から吹出される。そして、吹出された風 はその勢いを減じることなく冷却器9の表面に沿って斜めに流れて、熱交換され て冷却され、冷風が冷蔵室4内を循環する。
【0021】 また、ファン羽根19の回転円周方向へ吹出される風は邪魔板21により集め られ、風向誘導板22により誘導されて、図2,図3の矢線cにより示されるよ うに、第2吹出し口20から斜め上向きに吹出される。吹出された風は天井側の 内壁6に沿って流れて冷蔵室4内を循環する。なお、図2の矢線cにより示され るように、第2吹出し口20は左側の内壁6に対して斜めに開口しているため冷 蔵室4のやや中央向きに吹出されるとともに、第2吹出し口20へ還流する流れ も生じるので冷蔵室4内をむら無く風が循環する。そして冷蔵室4内を循環した 風はファンカバー12の下部側に形成した流入口17から吸い込まれて、ファン 羽根19により再び第1,第2吹出し口15,20から吹出される。
【0022】 このように、この実施例においては、ファン羽根19が回転することにより生 じるファン羽根19の回転軸に対して前方へ吹出される風と、回転円周方向に吹 出される風の二方向にそれぞれ第1吹出し口15及び第2吹出し口20を設けて スムースに吹出しているため、渦流の発生を押さえることができ、効率よく送風 することができる。特に、風の流れがスムースなため、大きな風切り音を生じる ことなく静かな送風が可能となる。
【0023】 また、この実施例においては、第1吹出し口15及び第2吹出し口20をそれ ぞれ平面視90゜の角度をもって配置しているため、従来無風状態となって温度 の不均一を生じ易かった支持板部12a周辺に第2吹出し口20からの風が直接 送風され、冷蔵室4内の温度分布をさらに均一なものとすることができる。また 、直角の2方向に送風するため、貯蔵される被貯蔵物によりいずれかの吹出し口 が閉鎖されて送風が妨げられても他の吹出し口から吹出されるので、冷蔵室4内 には常に風が循環して冷蔵室4内の温度分布を均一なものとすることができる。
【0024】 また、この実施例では、第1吹出し口15から吹出された風を冷却器9に当て て熱交換する構成としているため、熱交換後の冷却された空気が送風ファン11 の駆動モータ18に当たらないため、モータオイルが過冷されて粘性が高くなる 等の問題を生じない。特に温蔵庫にこの考案を適用する際には、駆動モータ18 が過熱されることがない。
【0025】 なお、この実施例では、冷蔵庫に適用した例を示したが、冷凍庫や温蔵庫にも 適用できる。温蔵庫に適用する際には冷却器9に替えて庫内を昇温する加温器を 取付ける。
【0026】 また、この実施例では風向き誘導板22,23を固定した例を示したが、これ らの開口量を調整可能とすれば、第1吹出し口15と第2吹出し口20から吹出 される風量を適宜調整可能とすることができる。
【0027】 また、この実施例ではファンカバー12に第1,第2の吹出し口15,20を 設けて、この吹出し口15,20から直接風を吹出す構成としているが、この吹 出し口15,20にダクトを取付けて任意の部位から吹出す構成としてもよい。 特に温蔵庫においては、貯蔵室の底部が低温部となって、不均一な温度分布とな り易いので、第2吹出し口20から底部へ連結したダクトにより底部から吹出す 構成とすることもできる。
【0028】 なおまた、この実施例では第1吹出し口15から吹出された風を冷却器9に当 てて熱交換を行う構成としたが、従来例と同様に、流入口17側に冷却器9を設 けて、冷却された空気をファン羽根19により吹出すことも可能である。この構 成とすれば第2吹出し口20から吹出される風も熱交換された冷風とすることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷蔵庫の正面図である。
【図2】冷蔵庫の縦断面図である。
【図3】冷蔵庫の一部切欠平面図である。
【図4】ファンカバーの斜視図である。
【図5】ファンカバーの取付状態を示す一部切欠平面図
である。
【図6】ファンカバーの取付状態を示す一部切欠側面図
である。
【符号の説明】
4…冷蔵室(貯蔵室) 12…ファンカバー 15…第1吹出し口 17…流入口 19…ファン羽根 20…第2吹出し口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室内にファン羽根を囲むファンカバ
    ーを設け、該ファンカバーには空気が流入する流入口を
    設けるとともに、ファン羽根の回転軸方向に第1吹出し
    口と、ファン羽根の回転円周方向に第2吹出し口とを設
    けたことを特徴とする貯蔵庫。
JP9535791U 1991-10-23 1991-10-23 貯蔵庫 Withdrawn JPH0540783U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9535791U JPH0540783U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 貯蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9535791U JPH0540783U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 貯蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540783U true JPH0540783U (ja) 1993-06-01

Family

ID=14135399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9535791U Withdrawn JPH0540783U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 貯蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0540783U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095167A (ja) * 2017-11-28 2019-06-20 アクア株式会社 冷蔵庫
CN111457637A (zh) * 2019-01-22 2020-07-28 青岛海尔特种电冰柜有限公司 冰箱
WO2023169443A1 (zh) * 2022-03-09 2023-09-14 北京车和家汽车科技有限公司 冰箱和车辆

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208