JPH09150845A - 樹脂キャップ - Google Patents

樹脂キャップ

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JPH09150845A
JPH09150845A JP7314586A JP31458695A JPH09150845A JP H09150845 A JPH09150845 A JP H09150845A JP 7314586 A JP7314586 A JP 7314586A JP 31458695 A JP31458695 A JP 31458695A JP H09150845 A JPH09150845 A JP H09150845A
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Japan
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stopper
cap
circumferential band
plastic cap
circumferential
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Yoichi Tsujiguchi
洋一 辻口
Yoshihiro Kaizuka
善弘 貝塚
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Japan Crown Cork Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D41/00Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
    • B65D41/32Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
    • B65D41/34Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
    • B65D41/3404Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element
    • B65D41/3409Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with ratchet-and-pawl mechanism between the container and the closure skirt or the tamper element the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 開栓性能及びリシール性能の一層向上したタ
ンパーエビデント性プラスチックキャップを提供するこ
と。 【解決手段】 側壁部の外径よりも大きい外径を有し且
つ開栓に際して容器口部に係止される周状バンドと、周
状バンドと側壁部下部との間に設けられた環状切断面3
と、環状切断面より内側に位置し且つ側壁部下部と周状
バンドとを連結する破断可能なブリッジ4と、側壁部下
部に設けられ、環状切断面の内側に位置し且つ環状切断
面よりも周状バンド側に小間隔だけ延びている第一のス
トッパー5と、少なくとも周状バンドに設けられ、環状
切断面より内側に位置し且つ第一のストッパーと係合可
能なブリッジ或いは第二のストッパーとを備え、第一の
ストッパーは、キャップの閉栓方向側にほぼ垂直な係止
部6を有すると共にキャップの開栓方向側に傾斜部7を
有するプラスチックキャップ10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開封明示機能、即
ち一般にタンパーエビデント(TE)特性といわれる機
能を有するプラスチックキャップの改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上記TE特性を有するプラスチックキャ
ップは、キャップ本体の下部に破断可能なブリッジを介
して周状バンド部が形成された構造を有している。この
代表的なものは、周状バンド部の内面の部分が、容器首
部外周の部分と係合することにより周状バンド部が固定
され、キャップ本体の開栓に伴って前記弱化線が破断し
てキャップ本体と周状バンド部とが切り離されるという
ものである。
【0003】この種のキャップにおいては、単にキャッ
プが開封されていないという保証だけでは十分でなく、
密封状態、即ちシールも十分維持されているという保証
も重要である。従来のキャップにおいては、シールがブ
レークした後、ブリッジの切断が生じるものもあり、シ
ールの保証という点では必ずしも未だ十分満足しうるも
のではなかった。
【0004】上記の問題を改善したキャップとして、キ
ャップの開栓に際しての周状バンド部の固定を、周状バ
ンド部内面に設けられたラチェットと容器の首部外周面
に設けられた突起との係合により行うタイプのものが知
られている(実開昭56−131362号公報及び特公
平4−51430号公報参照)。このタイプのキャップ
は、周状バンド部の内面に、キャップ開栓方向を指向す
るラチェットを一定間隔で設けたものであり、キャップ
の開栓に際しては、そのラチェットと容器首部外周面の
突起とが周方向に係合するため、周状バンド部の回転が
阻止されて直ちに弱化線の破断が生じるため、前述し
た、容器口部のシールがブレークされた後に弱化線の破
断が生じるという問題は解決されている。
【0005】しかし、この種のキャップは、閉栓時即ち
キャップを容器口部に締結する際、周状バンド部の内周
面に設けられたラチェットが容器首部の突起を乗り越え
させる時に大きな抑止力がバンド部に加わるため、閉栓
に際しては周状バンド部とキャップ本体とが一体に旋回
しうるような機構に設計することが必要である。
【0006】前述した実開昭56−131362号公報
及び特公平4−51430号公報に記載された提案で
は、それらの第1図に示されているように、キャップ本
体のスカート状側壁下端と周状バンド部上端との間に適
当な間隔(ギャップ)を形成すると共に、このギャップ
内に設けた破断可能な複数のブリッジを介して両者を連
結し、更にこのギャップ内に、スカート状側壁下端面か
ら突出するストッパー及び周状バンド部上端面から突出
するストッパーをそれぞれ設け、閉栓に際しては、これ
らストッパー同士が直ちに当接して、キャップ本体と周
状バンド部とが一体的に旋回し、閉栓に際してのブリッ
ジの破断を防止するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなスカート状側壁下端面及び周状バンド部上端面と
の間にそれぞれストッパーを形成させたキャップでは、
スカート状側壁下端面と周状バンド部上端面との間隔、
即ち、ブリッジの長さをこれらストッパーを形成し得る
ような大きさのものとしなければならないという必要性
を生じる。
【0008】キャップの閉栓に際して、ストッパー同士
が係合するまでは、押圧力が破断可能なブリッジに局部
的に加わるので、スカート状側壁下端面と周状バンド部
上端面との間が押しつぶされた状態となり、該ブリッジ
の破断を生じ易い。このような押しつぶしによるブリッ
ジの破断を防止するためには、スカート状側壁下端面と
周状バンド部上端面との間に、両者の何れかに接続して
他方側に延びるスペーサー用突起を設けなければならな
いという煩わしさがある。
【0009】また、スカート状側壁下端面及び周状バン
ド部上端面との間の連結部分は、キャップの一体成形時
に同時に形成しなければならなく、しかもこの連結部分
にはストッパーやブリッジを形成し、或いは場合によっ
てはスペーサー用突起をも形成しなければならないた
め、プラスチックの一体成形に際しても金型が複雑なも
のとなり、また型抜き等を考慮して割型が使用されるた
め、成形スピードが遅く、生産性の点できわめて不満足
なものである。
【0010】本発明者らは先に、キャップ本体のスカー
ト状側壁部の下端に開封明示用の周状バンドを有するプ
ラスチックキャップにおいて、側壁部の外径よりも大き
い外径を有し且つ開栓に際して容器口部に係止される周
状バンドと、周状バンドと側壁部下部との間に設けられ
た環状切断面と、環状切断面の内側に位置し且つ側壁部
下部と周状バンドとを連結する破断可能なブリッジと、
側壁部下部に設けられ、環状切断面の内側に位置し且つ
環状切断面よりも周状バンド側に小間隔だけ延びている
第一のストッパー片と、少なくとも周状バンドに設けら
れ、環状切断面の内側に位置し且つ前記第一のストッパ
ー片と係合可能な前記ブリッジまたは第二のストッパー
とを備え、閉栓に際しては前記第一のストッパーと前記
ブリッジまたは第二のストッパーとが係合してキャップ
の旋回が行われるプラスチックキャップを提案した(特
許出願中、特願平6−90289号及び特願平6−90
290号)。
【0011】上記提案のプラスチックキャップでは、閉
栓に際しては、キャップ本体と周状バンド部とが一体的
に旋回させるように構成されおり、また、側壁部下部と
周状バンドとの間の環状切断面の内側に、ストッパーや
ブリッジが形成されているため、スカート状側壁下端面
と周状バンド部上端面との間に空間や諸々の機構を設け
る必要がないので、前述した従来公知の技術の問題は解
消している。
【0012】本発明は、本出願人の出願にかかる上記提
案のプラスチックキャップの更なる改良に関するもので
あり、開栓性能及びリシール性能の一層向上したタンパ
ーエビデント性プラスチックキャップを提供することを
目的とする。
【0013】本発明の他の目的は、開栓に際して、周状
バンドの押し下げが有効に行われ、周状バンドのキャッ
プ本体との連れ回りが防止されて開栓時のトルク減少が
可能となると共に、キャップ本体と周状バンドとの間隔
増大により、リシール時のタンパーエビデント性が顕著
に向上したプラスチックキャップを提供するにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、キャップ本体の
再閉栓に際して容器口部に残存している周状バンドの押
し下げが確実に行われ、これにより容器口部のリシール
が確実に行われるプラスチックキャップを提供するにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、キャッ
プ本体のスカート状側壁部の下端に開封明示用の周状バ
ンドを有するプラスチックキャップにおいて、側壁部の
外径よりも大きい外径を有し且つ開栓に際して容器口部
に係止される周状バンドと、周状バンドと側壁部下部と
の間に設けられた環状切断面と、環状切断面より内側に
位置し且つ側壁部下部と周状バンドとを連結する破断可
能なブリッジと、側壁部下部に設けられ、環状切断面の
内側に位置し且つ環状切断面よりも周状バンド側に小間
隔だけ延びている第一のストッパーと、少なくとも周状
バンドに設けられ、環状切断面より内側に位置し且つ前
記第一のストッパーと係合可能な前記ブリッジ或いは第
二のストッパーとを備え、前記第一のストッパーは、キ
ャップの閉栓方向側にほぼ垂直な係止部を有すると共に
キャップの開栓方向側に傾斜部を有することを特徴とす
るプラスチックキャップが提供される。
【0016】前記第一のストッパーは、キャップの閉栓
方向側に前記垂直係止部に連なる傾斜部を備えているこ
とが好ましい。
【0017】本発明によればまた、キャップ本体のスカ
ート状側壁部の下端に開封明示用の周状バンドを有する
プラスチックキャップにおいて、側壁部の外径よりも大
きい外径を有し且つ開栓に際して容器口部と係止される
周状バンドと、周状バンドと側壁部下部との間に設けら
れた環状切断面と、環状切断面より内側に位置し且つ側
壁部下部と周状バンドとを連結する破断可能なブリッジ
と、側壁部下部に設けられ、環状切断面の内側に位置し
且つ環状切断面よりも周状バンド側に小間隔だけ延びて
いる第一のストッパーと、少なくとも周状バンドに設け
られ、環状切断面より内側に位置し且つ前記第一のスト
ッパーと係合可能な前記ブリッジ或いは第二のストッパ
ーとを備え、前記第一のストッパーは、キャップの閉栓
方向側にほぼ垂直な係止部と該係止部に連なる傾斜部と
を有することを特徴とするプラスチックキャップが提供
される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のプラスチックキャップ
は、大まかにいって、キャップ本体と周状バンドの2個
の部材からなっているが、キャップ本体と周状バンドと
の間に環状切断面を設けたこと、前記ブリッジ、第一の
ストッパー或いは更に第二のストッパーの全てを環状切
断面よりも内側に設けたことが一つの特徴である。
【0019】即ち、本発明のキャップにおいては、キャ
ップ本体と周状バンドとは完全に連なった一体化状態で
成形され、カッターで環状に切断面を形成することによ
り、キャップ本体と周状バンドとに分割されるので、成
形操作が至って簡単で、用いる型も単純な構造でよいと
いう利点が達成される。また、第一のストッパー及びブ
リッジ或いは第二のストッパーの全てを環状切断面とな
る部分よりも内側に設けているので、上記切断操作によ
っても、第一のストッパー及びブリッジ或いは第二のス
トッパーの全てが損傷等を受けることなく、確実にその
構造及び機能が保持されるという利点がある。
【0020】また、キャップの閉栓に際しては、キャッ
プ本体と周状バンドとの間に圧縮応力が発生するが、本
発明のキャップでは、キャップ本体と周状バンドとの間
に互いに実質上の隙間なしに対向する環状切断面が存在
するのみであるので、キャップの閉栓時に、キャップ本
体の切断面が周状バンドを支持してブリッジに応力集中
をもたらさないという利点も達成される。
【0021】キャップ本体は、それ自体周知のように、
天面及びスカート状側壁部を備えており、スカート状側
壁部下部には、環状切断面の内側に位置し且つ環状切断
面よりも周状バンド側に小間隔だけ延びている第一のス
トッパーが設けられている。第一のストッパーはスカー
ト状側壁部下部の内面に円周方向に一定間隔をおいて多
数配置されている。
【0022】一方、周状バンドは、スカート状側壁部の
外径よりも大きい外径を有していて、環状切断面を介し
てスカート状側壁部の下部の下に位置するが、環状切断
面より内側に位置し且つ第一のストッパー片と係合可能
なブリッジ或いは第二のストッパーを備えている。ブリ
ッジ及び第二のストッパーは周状バンドの内面に円周方
向に一定間隔をおいて多数配置されている。ブリッジ及
び第二のストッパーの円周方向のピッチは、第一のスト
ッパーのそれと同様である。
【0023】第一の本発明のプラスチックキャップは、
上記構造のプラスチックキャップにおいて、上記第一の
ストッパーに、キャップの閉栓方向側にほぼ垂直な係止
部を有すると共にキャップの開栓方向側に傾斜部、特
に、30乃至65度の傾斜度を有する傾斜部を設け、閉
栓に際しては前記第一のストッパーと前記ブリッジ或い
は第二のストッパーとが一体となってキャップの旋回が
行われ、開栓に際しては前記第一のストッパーにより周
状バンドの押し下げが行われるようにしたことが顕著な
特徴である。
【0024】閉栓時の状態を説明する図1において、キ
ャップ本体1と周状バンド2とは環状切断面3により分
割されていると共に、ブリッジ4により連結されてい
る。キャップ本体1側に設けた第一のストッパー5は、
環状切断面3を越えて、周状バンド2の側に延びてお
り、キャップの閉栓方向側にほぼ垂直な係止部6を有す
ると共にキャップの開栓方向側に傾斜部7を有してい
る。図1の(A)に示すように、第一のストッパー5と
ブリッジ4とは、第一のストッパーの閉栓方向側(係止
部6の側)で、円周方向に小間隔(S)、例えば0.1
乃至1.0mmの間隔をおいて配置されている。
【0025】この状態で、キャップ本体4を閉栓方向
(矢印方向)に回転させると、ブリッジを破断するよう
な大きな応力が作用した場合、図1の(B)に示すとお
り、垂直係止部6とブリッジ4とが垂直部6のほぼ全体
にわたって係合し、ブリッジ4を保護しつつ、周状バン
ド2とキャップ本体1との一体性を保持しつつ閉栓方向
に回転し、容器口部に周状バンド2及びキャップ本体1
を締結させることが可能となる。
【0026】次いで、開栓時の状態を図2により説明す
る。キャップの開栓時においては、ラチェット等の固定
機構により周状バンド2が容器口部に固定され、キャッ
プ本体1のみが開栓方向に回転するので、剪断力により
ブリッジ4(図1)が破断する。この破断により、ブリ
ッジ4は、図2の(A)に示すとおり、キャップ本体1
側に残るブリッジ上部4aと周状バンド2側に残るブリ
ッジ下部4bとに、環状切断面3を境に分離する。キャ
ップ本体1の更なる回転(矢印方向)により、図2の
(B)に示すとおり、次に来るブリッジ下部4bは第一
のストッパー5の傾斜部7に当接すると共に、それに沿
って滑らかに下方に移動し、結果として、キャップ本体
1側の切断面(下端面)3aと周状バンド2側の切断面
(上端面)3bとの間には間隔が形成されるようにな
る。周状バンド2の押し下げは、図2の(C)に示すと
おり、ブリッジ下部4bが第一のストッパー5のフラッ
ト部8に乗り上げるまで行われ、第一のストッパー5の
環状切断面3aからの突出寸法をhとしたとき、周状バ
ンド2は距離hだけ下降する。
【0027】本発明においては、このように開栓時に周
状バンド2が押し下げられ、周状バンド2がキャップ本
体1と連れ回りするのが防止できるので、ブリッジ切断
後のトルク上昇を防止でき、またキャップ本体1と周状
バンド2との間に十分な隙間を形成できるので、TE特
性を向上させることができる。
【0028】第二の本発明のプラスチックキャップは、
上記構造のプラスチックキャップにおいて、上記第一の
ストッパーに、キャップの閉栓方向側にほぼ垂直な係止
部と該係止部に連なる傾斜部、特に5乃至45度の傾斜
度を有する傾斜部を設け、閉栓に際しては前記第一のス
トッパーと前記ブリッジ或いは第二のストッパーとが一
体となってキャップの旋回が行われ、再閉栓に際しては
前記第一のストッパーにより周状バンドの押し下げが行
われるようにしたことが顕著な特徴である。
【0029】このプラスチックキャップにおいても、キ
ャップの閉栓は図1で既に述べた動作により行われる。
再閉栓の動作を図3を参照して説明する。キャップ本体
1の側に設けた第一のストッパー5が、キャップの閉栓
方向側にほぼ垂直な係止部6を有すると共にキャップの
開栓方向側に傾斜部7を有していることは、図1で説明
したのと同様であるが、図3の(A)に示すとおり、キ
ャップの閉栓方向側の垂直係止部6にはそれに続いて傾
斜部9が形成されている。
【0030】ブリッジ4は、開栓により、キャップ本体
1側に残るブリッジ上部4aと周状バンド2側に残るブ
リッジ下部4bとに既に分離されており、キャップ本体
1側の切断面(下端面)3aと周状バンド2側の切断面
(上端面)3bとの間にも十分な間隔が形成されてい
る。再閉栓(矢印)方向へのキャップの回転が進行する
につれてこの間隔が狭くなってくるが、図3の(A)に
示すとおり、ブリッジ下部4bは第一のストッパー5の
傾斜部9に当接し、この傾斜部9に沿って滑らかに下方
に移動し、結果として、図3の(B)に示すとおり、ブ
リッジ下部4bが第一のストッパー5のフラット部8に
乗り上げるまで行われる。かくして、第一のストッパー
5の環状切断面3aからの突出寸法をhとしたとき、再
閉栓時においても、周状バンド2はキャップ本体1から
距離hだけ下降した位置に常に保持されることになる。
【0031】このため、再閉栓時においても、周状バン
ド2へのキャップ本体1の食い込みや周状バンド2の回
転が抑制され、キャップ本体1の回転トルクも常に低い
値に維持され、再閉栓の最終段階でトルクの上昇によ
り、リシールが完全に行われたことを知ることができ
る。勿論、この場合にもTE性が維持されることは当然
である。
【0032】図1乃至図3の説明では、第一のストッパ
ー5の垂直状係止部6がブリッジ4と係合して閉栓時の
ブリッジ4の保護が行われ、またブリッジ下部4bが第
一のストッパー5の傾斜部7或いは9と当接して、周状
バンド2の押し下げが行われるが、ブリッジ4とは別
に、周状バンド2に第二のストッパーを設け、この第二
のストッパーが第一のストッパー5の垂直状係止部6と
係合して閉栓時のブリッジ4保護が行われ、また第一の
ストッパー5の傾斜部7或いは9と当接して、周状バン
ド2の押し下げが行われるようにしてもよいことは、当
業者には自明であろう。
【0033】第一のストッパー5におけるキャップの開
栓方向側の傾斜部7が30乃至65度の傾斜角度を有す
ることが適当であり、開栓時において周状バンドの押し
下げを比較的小さいトルクで有効に行うために好適であ
り、傾斜角度が上記範囲よりも小さいと回転角度当たり
の押し下げ量が不十分であり、上記範囲よりも大きいと
回転トルクが過度に大きくなる傾向がある。
【0034】一方、第一のストッパー5におけるキャッ
プの閉栓方向側の傾斜部9が5乃至45度の比較的緩や
かな傾斜度を有することが、再閉栓時における周状バン
ド2へのキャップ本体1の食い込みや回転を抑制するの
に有効である。
【0035】第一のストッパー5の環状切断面3aより
の突き出し寸法hは、一般に0.5乃至2.0mmの範
囲にあることが、閉栓時のブリッジ保護及びTE性のた
めに好ましく、上記寸法よりも小さいときには、開栓時
におけるブリッジ4の保護が十分でなく、周状バンドの
押し下げ量も不十分であり、一方、上記範囲よりも大き
くなると周状バンドの寸法が大きくなりすぎ好ましくな
い。
【0036】前記第一のストッパーと前記ブリッジ或い
は第二のストッパーとは、第一のストッパーの閉栓方向
側で円周方向に微小間隔をおいて配置されていることが
好ましく、前記微小間隔(S)は0.1乃至1.0mm
であることが望ましい。即ち、この間隔が上記範囲より
も小さいと初期の開栓トルクが大きくなる傾向があり、
一方この間隔が上記範囲よりも大きいとシールがブレー
クした後ブリッジの破断が生じるので、TE性の点で好
ましくない。
【0037】側壁部下部が周状バンドに向けて外径の増
大する部分、特にテーパー状の部分から成っていること
が、ブリッジや第一のストッパーの形成用スペースを確
保する上で好ましい。側壁部下部の内面側には段部が形
成されており、この段部下面側から第一のストッパー及
びブリッジが周状バンド側に延びているのが、型抜き等
の成形性の点でよい。第一のストッパーは少なくとも周
状バンドの上部に対して小間隔の周状溝を介して内周側
に配置されているのが、第一のストッパーをキャップ本
体の側壁部から独立させ、ブリッジや第二のストッパー
との当接を円滑に行わせるために好ましい。この周状溝
の径方向寸法は0.1乃至1.0mmであるのがよい。
【0038】周状バンドは、容器口部への係止のため
に、公知のものと同様に、径内方向且つ斜め方向に延び
る片状のラチェットを多数周状に配置して備えている
が、このラチェットは第一のストッパーの下側に存在す
るのがよい。また、周状バンドの内面側には段部が設け
られ、前記ラチェットは段部下面に結合していること
が、型抜き等の成形性の点で、またラチェットの座屈強
度を高く保つために有効である。
【0039】また、周状バンドは、径内方向に延びるバ
ンド脱落防止用の第三のストッパーの複数を周状に配置
して備えいるのが好ましく、第三のストッパーは前記第
一のストッパーの開栓方向側傾斜部の上端よりも下側に
存在しているのがよい。
【0040】更に、キャップ本体の天面部内面には弾性
重合体からなるライナーが設けられているのが密封性の
点で好ましく、キャップ本体の天面部内面には、側壁部
から小間隔をおいて周状突起のリテイナーが設けられ、
前記リテイナー内にライナーが保持されているのがよ
い。更にまた、周状突起の内面側には径内方向向きのく
さび状突起が周状に配置され、前記ライナーはこのくさ
び状突起とかみ合っていることがライナー脱落防止の点
で好ましい。
【0041】本発明のプラスチックキャップは、通常、
射出成形、圧縮成形等によりキャップ本体及び周状バン
ドが一体化した状態で製造される。環状切断面は、通
常、この成形工程の後に公知のカッティング加工を施す
ことにより形成される。
【0042】成形に用いる樹脂としては、各種プラスチ
ック、例えば、低−、中−又は高−密度ポリエチレン、
線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ポ
リエステル、ポリアミド、スチレン系樹脂、ABS樹脂
等が挙げられる。
【0043】キャップ本体とは、別個にライナーを施す
場合、低密度ポリエチレン、エチレン系共重合体、各種
ゴム乃至熱可塑性エラストマー、アクリル樹脂プラスチ
ゾル、塩化ビニル樹脂プラスチゾル等を用いることがで
きる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図4は本実施例のプラスチックキャップの
側面図であり、図5は本実施例のプラスチックキャップ
の拡大断面図であり、図6は図5のプラスチックキャッ
プの要部Aの更なる拡大側断面図であり、図7は図5の
キャップのB−B断面図であり、図8は図5のキャップ
のC−C断面図であり、図9は図5のキャップのD−D
断面図であり、図10は図5のキャップのE−E断面図
であり、図11は図10のキャップのF−F断面拡大図
であり、図12は図10のキャップのG−G断面拡大図
である。
【0045】図4乃至6において、このプラスチックキ
ャップ10は、容器口部の形状にあわせてほぼ円筒形状
をしており、天面12と天面12の周縁部から垂下した
スカート状側壁部13とから形成されているキャップ本
体1と、スカート状側壁部13の下側に環状切断面3を
介して位置する開封明示用の周状バンド2からなる。
【0046】スカート状側壁部13の外面には、キャッ
プの把持を容易にするためのローレット溝14が形成さ
れており、一方スカート状側壁部13の内面側には、容
器口部(図示せず)との締結を可能にするためのネジ1
5が形成されている。ネジ15の所々には、開栓に際し
てガス抜きを速やかに行い、キャップの飛翔を防止する
ためのガス抜き溝16が形成されている。
【0047】キャップ本体1の天面部12内面には弾性
重合体からなるライナー17が設けられており、このラ
イナー17は、比較的薄肉のパネル部18と比較的厚肉
の周辺密封部19とからなっており、密封部19は容器
の密封すべき口部にフィットする形状となっている。
【0048】キャップ本体1の天面部12の内面には、
側壁部13から小間隔をおいて周状突起のリテイナー2
0が設けられ、前記リテイナー20内にライナー17が
保持されている。
【0049】周状突起20の内面側には径内方向向きの
くさび状突起21が周状に多数配置され、ライナー20
はこのくさび状突起21とかみ合って、ライナー脱落防
止を図っている。
【0050】側壁部13の下部が周状バンド2に向けて
外径の増大する部分、特にテーパー状の部分22から成
っており、この下にブリッジ4や第一のストッパー5の
形成用スペースが確保されている。
【0051】側壁部下部22の内面側には段部23が形
成されており(図11)、この段部下面側から第一のス
トッパー5及びブリッジ4が周状バンド2側に延びてお
り、型抜き等の成形性を良好にしている。
【0052】第一のストッパー5は、周状バンド2に対
して小間隔の周状溝24を介して内周側に配置されてお
り、第一のストッパー5をキャップ本体の側壁部13か
ら独立させ、ブリッジ4や第二のストッパーとの当接を
円滑に行わせるようにしている。
【0053】キャップ本体1と周状バンド2とは環状切
断面3により分割されているが、ブリッジ4及び第一の
ストッパー5は環状切断面3よりも内側に位置している
ことが図5、図6及び図11から了解されよう。また、
キャップ本体1側に設けた第一のストッパー5は、環状
切断面3を越えて、周状バンド2の側に延びていること
も図5及び図6から了解されよう。
【0054】既に図1乃至3で説明したとおり、第一の
ストッパー5は、キャップの閉栓方向側にほぼ垂直な係
止部6とそれに連なる傾斜部9を有すると共にキャップ
の開栓方向側に傾斜部7を有しており、両傾斜部9、7
の間にはフラット部8が設けられている。第一のストッ
パー5における各部分の構成は、既に述べたとおりであ
る。
【0055】周状バンド2は、容器口部への係止のため
に、図9に示すように、径内方向且つ斜め方向に延びる
片状のラチェット25を多数周状に配置して備えている
が、このラチェット25は、図6に示すように、第一の
ストッパー5の下側に存在しており、キャップ本体1の
回転を妨げないようになっている。
【0056】また、周状バンド2の内面側には、図6に
示すとおとり、段部26が設けられ、ラチェット25は
段部26の下面に結合しており、これによりラチェット
25の型抜き等が良好になると共に、ラチェット25の
座屈強度を高く保っている。
【0057】更に、周状バンド2は、図10及び12に
示すとおり、径内方向に延びるバンド脱落防止用の第三
のストッパー27の複数を周状に配置して備えており、
第三のストッパー27は前記第一のストッパー5の開栓
方向側傾斜部の上端よりも下側に存在していて、第一の
ストッパー5の回転を妨げないようになっている。
【0058】ストッパー片5の幅、個数及び厚みは、作
業性や成形容易性の観点から決められるが、その幅は
2.0乃至6.0mmであることが好ましく、その個数
は、一周当たり4乃至16個であることが好ましく、そ
の厚みは0.4乃至2.0mm、であることが好まし
い。
【0059】また、ブリッジ4の寸法は、所定の強度を
維持しつつ開栓を容易とする観点から、周方向で0.2
乃至2.0mmであることが好ましく、垂直方向で0.
5乃至3.0mmであることが好ましい。ブリッジ4
は、一周当たり4乃至16設けられることが好ましい。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、キャップ本体のスカー
ト状側壁部の下端に開封明示用の周状バンドを有するプ
ラスチックキャップにおいて、開栓に際して周状バンド
の押し下げを可能にし、これにより、開栓操作に要する
トルクを減少させうると共に、TE特性をも向上させる
ことが可能となった。更に本発明によれば、開栓後に再
度閉栓しても、キャップ本体と開封明示用の周状リング
との間隔を一定に保って、リシールを確実に行うことを
可能にし、またTE特性を維持することを可能にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチックキャップにおける閉栓時
の動作を説明する説明図である。
【図2】本発明のプラスチックキャップにおける開栓時
の動作を説明するための説明図である。
【図3】本発明のプラスチックキャップにおける再閉栓
時における動作を説明するための説明図である。
【図4】本発明の一実施例のプラスチックキャップの側
面図である。
【図5】本発明の一実施例のプラスチックキャップの拡
大側断面図である。
【図6】図5のプラスチックキャップの要部Aの更なる
拡大側断面図である。
【図7】図5のキャップのB−B断面図である。
【図8】図5のキャップのC−C断面図である。
【図9】図5のキャップのD−D断面図である。
【図10】図5のキャップのE−E断面図である。
【図11】図10のキャップのF−F断面図である。
【図12】図10のキャップのG−G断面図である。
【記号の説明】
1 キャップ本体 2 周状バンド 3 環状切断面 4 ブリッジ 4a ブリッジ上部 4b ブリッジ下部 5 第一のストッパー 6 閉栓方向の垂直係止部 7 開栓方向の傾斜部 8 フラット部 9 閉栓方向の傾斜部 10 プラスチックキャップ 12 天面 13 スカート状側壁部 14 ローレット溝 15 ネジ 16 ガス抜き 17 ライナー 18 パネル部 19 密封部 20 リテイナー 21 くさび状突起 22 径の増大部 23 段部 24 溝部 25 ラチェット 26 段部 27 第三のストッパー

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップ本体のスカート状側壁部の下端
    に開封明示用の周状バンドを有するプラスチックキャッ
    プにおいて、側壁部の外径よりも大きい外径を有し且つ
    開栓に際して容器口部に係止される周状バンドと、周状
    バンドと側壁部下部との間に設けられた環状切断面と、
    環状切断面より内側に位置し且つ側壁部下部と周状バン
    ドとを連結する破断可能なブリッジと、側壁部下部に設
    けられ、環状切断面の内側に位置し且つ環状切断面より
    も周状バンド側に小間隔だけ延びている第一のストッパ
    ーと、少なくとも周状バンドに設けられ、環状切断面よ
    り内側に位置し且つ前記第一のストッパーと係合可能な
    前記ブリッジ或いは第二のストッパーとを備え、前記第
    一のストッパーは、キャップの閉栓方向側にほぼ垂直な
    係止部を有すると共にキャップの開栓方向側に傾斜部を
    有することを特徴とするプラスチックキャップ。
  2. 【請求項2】 前記第一のストッパーは、キャップの閉
    栓方向側に前記垂直係止部に連なる傾斜部を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のプラスチックキャッ
    プ。
  3. 【請求項3】 キャップ本体のスカート状側壁部の下端
    に開封明示用の周状バンドを有するプラスチックキャッ
    プにおいて、側壁部の外径よりも大きい外径を有し且つ
    開栓に際して容器口部と係止される周状バンドと、周状
    バンドと側壁部下部との間に設けられた環状切断面と、
    環状切断面より内側に位置し且つ側壁部下部と周状バン
    ドとを連結する破断可能なブリッジと、側壁部下部に設
    けられ、環状切断面の内側に位置し且つ環状切断面より
    も周状バンド側に小間隔だけ延びている第一のストッパ
    ーと、少なくとも周状バンドに設けられ、環状切断面よ
    り内側に位置し且つ前記第一のストッパーと係合可能な
    前記ブリッジ或いは第二のストッパーとを備え、前記第
    一のストッパーは、キャップの閉栓方向側にほぼ垂直な
    係止部と該係止部に連なる傾斜部とを有することを特徴
    とするプラスチックキャップ。
  4. 【請求項4】 前記第一のストッパーと前記ブリッジ或
    いは第二のストッパーとは、第一のストッパーの閉栓方
    向側で円周方向に微小間隔をおいて配置されていること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプラスチ
    ックキャップ。
  5. 【請求項5】 前記微小間隔が0.1乃至1.0mmで
    ある請求項4記載のプラスチックキャップ。
  6. 【請求項6】 側壁部下部の内面側には段部が形成され
    ており、この段部下面側から第一のストッパー及びブリ
    ッジ或いは第二のストッパーが周状バンド側に延びてい
    る請求項1乃至5の何れかに記載のプラスチックキャッ
    プ。
  7. 【請求項7】 前記第一のストッパーは少なくとも周状
    バンドの上部に対して小間隔の周状溝を介して内周側に
    配置されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れ
    かに記載のプラスチックキャップ。
  8. 【請求項8】 前記周状溝の径方向寸法が0.1乃至
    1.0mmである請求項1乃至7の何れかに記載のプラ
    スチックキャップ。
  9. 【請求項9】 前記第一のストッパーが環状切断面より
    0.5乃至3.0mmの寸法で周状バンド側に突き出し
    ている請求項1乃至8の何れかに記載のプラスチックキ
    ャップ。
  10. 【請求項10】 前記第一のストッパーにおけるキャッ
    プの開栓方向側の傾斜部が30乃至65度の傾斜度を有
    する請求項1または2記載のプラスチックキャップ。
  11. 【請求項11】 前記第一のストッパーにおけるキャッ
    プの閉栓方向側の傾斜部が5乃至45度の傾斜度を有す
    る請求項2または3記載のプラスチックキャップ。
  12. 【請求項12】 前記周状バンドは、径内方向且つ斜め
    方向に延びる片状のラチェットを多数周状に配置して備
    え、前記ラチェットは第一のストッパーの下側に存在す
    る請求項1乃至11の何れかに記載のプラスチックキャ
    ップ。
  13. 【請求項13】 周状バンドの内面側には段部とが設け
    られ、前記ラチェットは段部下面に結合している請求項
    12記載のプラスチックキャップ。
  14. 【請求項14】 前記周状バンドは、径内方向に延びる
    バンド脱落防止用の第三のストッパーの複数を周状に配
    置して備え、第三のストッパーは前記第一のストッパー
    の開栓方向側傾斜部の上端よりも下側に存在している請
    求項1乃至2の何れかに記載のプラスチックキャップ。
  15. 【請求項15】 側壁部下部が周状バンドに向けて外径
    の増大する部分から成っている請求項1乃至14の何れ
    かに記載のプラスチックキャップ。
  16. 【請求項16】 キャップ本体の天面部内面には弾性重
    合体からなるライナーが設けられている請求項1乃至1
    5の何れかに記載のプラスチックキャップ。
  17. 【請求項17】 キャップ本体の天面部内面には、側壁
    部から小間隔をおいて周状突起のリテイナーが設けら
    れ、前記リテイナー内にライナーが保持されている請求
    項16記載のプラスチックキャップ。
  18. 【請求項18】 前記周状突起の内面側には径内方向向
    きのくさび状突起が周状に配置され、前記ライナーはこ
    のくさび状突起とかみ合っていることを特徴とする請求
    項17記載のプラスチックキャップ。
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