JPH09149815A - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JPH09149815A
JPH09149815A JP7313890A JP31389095A JPH09149815A JP H09149815 A JPH09149815 A JP H09149815A JP 7313890 A JP7313890 A JP 7313890A JP 31389095 A JP31389095 A JP 31389095A JP H09149815 A JPH09149815 A JP H09149815A
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10S15/05Varied length bristle

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯面、歯間、歯頸の全ての部位に付着あるい
は堆積した歯垢を効果的に除去でき、且つ歯磨きを効率
的に行える歯ブラシを提供すること。 【解決手段】 ハンドル先端に植毛部を設けた歯ブラシ
において、植毛部を構成する複数の毛束のうち、少なく
とも1つ以上の毛束を植毛台の長手方向に幅広となし且
つその毛束先端部の形状を点状、線状又は面状頂部に向
かって収斂する屋根形となしたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯面、歯間、歯頸の
全ての部位に付着あるいは堆積した歯垢を効果的に除去
でき、且つ歯磨きを効率的に行える歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来公知の歯ブラシは、図24に示すよ
うに植毛部aを構成する毛束bは円形でその直径は1.
6〜2.0mm程度であり、各毛束の間には一定の隙間
cがある。また毛束の先端形状はストレートであるか、
あるいは一方向から斜めに切った形状が殆どである。従
来の歯ブラシがこのような形態をとっているのは、毛束
の植設方法が原因である。毛束の植設は、先ず植毛穴を
有する植毛台を射出成形したのち、定寸の毛束に平線と
よばれる小さな金属片を押し当てて、この毛束をU字状
に折り曲げながら平線と一緒に植毛穴に打ち込む。そし
て平線両端を植毛穴の周壁の一部に割り込ませることに
よって固定し、その後に不揃いな毛先を切断することに
より毛先を揃えている。
【0003】従来の歯ブラシは毛束を固定するために平
線端部を植毛穴の周壁に割り込ませることから、植毛台
の機械的強度の劣化が問題となる。機械的強度を維持す
るためには、植毛穴は一定以下の大きさである必要があ
り、このため植毛穴相互の間隔は一定以上確保する必要
があった。また毛切りは毛束固定後に密集した植毛部内
の各毛束を対象として行われるため複雑なカッティング
は困難であり、このため植毛台基面に対して平行なフラ
ットな刷掃面にするかあるいは一方向に傾斜した刷掃面
とするのがほとんどであった。
【0004】このような従来歯ブラシには問題があっ
た。先ず第1に植毛部全体において隙間cの占める割合
が多いため、図25,26に示すように歯面Aと毛束b
との接触が不十分である。また各毛束は円形であって方
向性がなくしかもその直径は1.6〜2.0mm程度で
あるため毛束全体としての剛性に劣り、歯面刷掃効果が
劣るとともにへたり易いという問題があった。
【0005】このような問題点を解消すべく提案された
歯ブラシとしては実開昭63−99527号で開示され
た歯ブラシがある。この歯ブラシは植毛台に植設する毛
束の少なくとも一つを、植毛台の全幅又は全長にわたっ
て連続した幅広毛束としたものである。これにより毛束
と歯面との接触面積を増やすとともに、密集したフィラ
メントによる相互支持効果を高めることにより、毛束の
剛性を増し、これにより歯面に対する歯垢除去効果を高
め、且つ毛束をへたりにくくすることをも可能にしたも
のであった。また幅広毛束と円形の通常毛束との剛性差
を利用することによって、歯面に接触して撓んだ円形毛
束に隣接する高剛性の幅広毛束を歯頸部や歯間部に位置
づけることを可能にし、これら奥まった部位に堆積した
歯垢の掻き出しを可能にしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように植毛台の全
幅又は全長に及ぶ幅広の幅広毛束を設けたことにより、
歯垢除去効果と耐久性の向上がはかられたものの、歯間
や歯頸に対する歯垢除去効果に関しては、いまだ不十分
であった。即ち、この歯ブラシでは隣接する円形毛束が
撓むことで高剛性の幅広毛束が歯頸内に挿入しやすくな
るとはいうものの、図26,27に示すように歯間Bや
歯頸Cは想像以上に奥深く且つ狭くなっているため、幅
広毛束をその長手方向を歯列に沿わせて歯間Bや歯頸C
に挿入するようにしたとしてもその毛先を歯間や歯頸の
最奥部に到達させることは容易ではない。また、この歯
ブラシでは幅広毛束が植毛台の全幅又は全長におよび、
1歯の幅を超えた範囲にフィラメントが連続状態で密集
していることから、挿入可能な許容本数以上のフィラメ
ントが歯間Bに過剰に入り込もうとする傾向があり、こ
のため進入したフィラメントが歯間入口付近で詰まった
状態となり、フィラメントの先端が歯間奥部に到達しに
くいという問題がある。
【0007】また、前記歯ブラシは幅広毛束が植毛台の
全幅又は全長におよんでいるため幅広毛束の剛性がやや
強すぎる傾向があり、特に幅広毛束が植毛台の全長にお
よんだときには歯列表面の起伏に即して弾性変形しうる
適度な柔軟性を失い、歯面との間に浮きが生じ、複数歯
面の同時刷掃効果が低下するという問題もあった。更に
この歯ブラシは幅広毛束が分割されていないため、通気
性が悪く乾燥させにくいうえに植毛部に付着した食物残
滓の除去も困難であるため内側の毛束が汚れやすいとい
う問題もある。本発明はかかる現況に鑑みてなされたも
のであり、幅広毛束による歯面刷掃効果を踏襲しつつ、
幅広毛束の歯頸や歯間への到達性を高めて、これら部位
に堆積した歯垢の除去を効果的にできるようにし、これ
により歯面、歯頸部、歯間部の全てに対して歯垢除去効
果を有し、歯磨き効率の良い歯ブラシを提供せんとする
ものであり、加えて、幅広毛束の最適配置を提案するこ
とにより、複数歯列の同時刷掃効果を犠牲にすることな
く前記各部位に対する歯垢除去効果を発揮できるバラン
スのとれた歯ブラシを提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の歯ブラシは、ハンドル先端に植毛部を設けた歯ブラ
シにおいて、植毛部を構成する複数の毛束のうち、少な
くとも1つ以上の毛束を植毛台の長手方向に幅広となし
且つその毛束先端部の形状を点状、線状又は面状頂部に
向かって収斂する屋根形となしたことを特徴としてい
る。
【0009】幅広毛束の先端に形成する屋根部の形状及
びサイズは、清掃対象である歯間幅、歯間深さ等によっ
てその適正範囲が規定される。一般的には屋根部の寸法
範囲は、頂部寸法が、長寸(w)が0mmより大きく8
mm以下、短寸(d)が0mmより大きく3mm以下で
あり、屋根部の基部寸法が、長寸(W)3〜10mm、
短寸(D)1〜3mmであり、且つ屋根部の高さ(h)
が0.5〜4mmの範囲である。
【0010】屋根形先端部を有する幅広毛束は植毛部の
最外周位置に、植毛台の外形に沿って配置することが好
ましい。幅広毛束を構成するフィラメントは他の毛束の
フィラメントよりも細くしてもよい。
【0011】好ましい歯ブラシの具体例としては、植毛
台の長手方向に幅広の毛束であってその先端に点状、線
状又は面状頂部に向かって収斂する屋根部を設けた幅広
毛束を植毛台幅方向両側に植毛台の外形に沿って複数束
ずつ配置するとともに、その屋根部の頂部寸法を、長寸
(w)が0mmより大きく8mm以下、短寸(d)が0
mmより大きく3mm以下となし、屋根部の基部寸法
を、長寸(W)3〜10mm、短寸(D)1〜3mmと
なし且つ屋根部の高さ(h)を0.5〜4mmの範囲と
なすとともに、前記幅広毛束に挟まれた植毛台幅方向中
間箇所に基部直径1.6〜2.0mmの円形毛束を植毛
台長手方向に沿って複数束設けた歯ブラシが挙げられ
る。上記各数値の範囲において頂部寸法における長寸寸
法及び短寸寸法の下限の「0mmよりも大きい」の意味
はそれぞれの方向において頂点に1本のフィラメントの
みが存在する場合があることを想定している。
【0012】植毛台の先端部に丸みを帯びた先細部を形
成し、この先細部に基部面積4.0〜10.0mm2
大面積の毛束を先細部最先端を一つの頂点として三角形
の頂点位置に3点配置することがより好ましい。
【0013】
【作用】従来の円形毛束に代えて幅広毛束を配置した箇
所には、従来の円形毛束間に存在していた大きな隙間は
なく、幅広毛束は歯面全面に同時接触するため歯面の効
率的な清掃が可能となる。また毛束先端部が屋根形であ
るため、毛束先端部を歯間や歯頸等に容易に到達し、こ
れら部分に堆積した歯垢は容易に掻される。また幅広毛
束を構成するフィラメント数は円形毛束に比べて多く、
これら多数のフィラメントが互いに支え合うため毛束全
体としての毛腰が強く、へたりにくい。そして幅広毛束
先端に形成された屋根部の先端は歯頸部や歯間部等の奥
まった部分に容易に到達させることができる。また幅広
毛束は複数の歯頸部に同時接触するため歯頸部に堆積し
た歯垢の除去は効率的に行われる。
【0014】請求項2記載のように、清掃対象である歯
の大きさとの関係で屋根部の頂部寸法及び高さ寸法を特
定範囲に規定した場合、本歯ブラシを用いてスクラッピ
ング法等によるブラッシングを行うと、歯間に屋根部の
頂部が無理なく進入してその毛先が歯間の最奥部にまで
到達する。また屋根部の基部寸法によって規定された範
囲内に密集したフィラメントが歯間に圧入状態で進入
し、歯間内壁にフィラメントが力強く摺接して歯間内に
堆積した歯垢を除去する。
【0015】屋根形先端部を有する幅広毛束を植毛台の
外形に沿って植毛部の最外周位置に配置した場合、歯頸
部に対して無理なく自然に幅広毛束を接触させることが
できる。
【0016】幅広毛束を構成するフィラメントを他の毛
束のフィラメントよりも細くした場合、ソフトな感触の
毛腰の強い毛束が得られるので、歯肉への過度の刺激を
抑制して優れた歯垢除去効果を発揮できる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の詳細を説明する。図
1はハンドル1の先端に植毛部2を設けた本発明の歯ブ
ラシの全体形状を示している。図2は植毛部2の斜視
図、図3はフィラメントの描写を省略した正面図、図4
は側面図、図5は植毛部の幅方向中央における縦断面図
である。植毛部2は植毛台3に毛束群4を植立して構成
されている。植毛台3は本体部3aとこの本体部3aに
連続して先端側に形成された丸みを帯びた先細部3bと
より構成されている。毛束群4は植毛台本体部3aの幅
方向に3列配置され、幅方向の外側列には植毛台3の長
手方向に幅広となし、且つその毛束先端部を屋根形とな
した幅広毛束5,5,……が植毛台3の外形状に沿って
配列している。このような幅広毛束5の植毛台3への植
設は、従来のように平線を用いて毛束を植毛孔に打ち込
むのではなく、先端部を屋根形に整形した毛束を植毛台
成形用の金型内に位置づけ、金型内に射出した合成樹脂
によって毛束基部を植毛台3と一体化することによって
行う。毛束の先端部の整形は例えば図6(a),
(b),(c)で示される方法により行うことができ
る。この方法は、 先ず上下動することにより毛束11の前後動を拘束し
たり解除できるクランプ12を長手方向途中部に設けた
筒内に毛束11を収容する工程(図6(a))。 クランプ12による毛束11の拘束を解除するととも
に、整形予定の毛先形状の相補形状となした先端形状を
有する整形ロッド13を毛先に押し当てて毛束先端部を
屋根形に整形する工程(図6(b))。 クランプ12を上動させて毛束11を拘束するととも
にカッター14により毛束基端部をカッティングして毛
束基端部を揃える工程(図6(b))。 とから構成される。
【0018】図1,2,3及び図4に示すように幅広毛
束5によって挟まれた箇所には基部直径1.6〜2.0
mmの円形毛束6を複数個配置している。図例のもので
は円形毛束6は植毛台幅方向中央に1列のみ設けている
が円形毛束は複数列設けてもよい。植毛台の先細部3b
には基部面積4.0〜10.0mm2 の大面積の毛束
7,7,7を先細部最先端を一つの頂点として三角形の
頂点位置に3点配置している。図例の大面積の毛束7,
7,7は卵型であるが、円形であってもよい。
【0019】幅広毛束5の詳細は図7に示される。幅広
毛束5は長楕円形状の植毛基部形状を有し、毛束先端部
は屋根形の立体構造を有している。この屋根部5aはフ
ィラメントの長さを内側にいくほど長くすることで実現
している。屋根部5aの基部寸法及び形状は前記植毛基
部寸法及び形状と同じであり、各フィラメントは直立し
ている。図示しないがフィラメントを毛束中心に向かっ
て傾斜させてもよい。屋根部5aの寸法である頂部の長
寸(w)、短寸(d)及び屋根部5aの高さ(h)は図
8,9で示す歯の寸法との関係を考慮して設定される。
図8(a)に示すように歯列に沿った方向を歯の幅
(w’)、これにほぼ直交する方向を歯の厚み
(d’)、また図8(b)に示すように歯茎から露出し
た歯の長さを歯の高さ(h’)と定義したとき、これら
高さ(h’)、幅(w’)、厚み(d’)によって表現
される永久歯歯冠部の平均寸法は藤田恒太郎氏著書の
「歯の解剖学」(金原出版株式会社)によると表1のと
おりであり、高さ(h’)、幅(w’)、厚み(d’)
のそれぞれの全体平均はh’=8.5mm、w’=8.
3mm、d’=8.9mmである。
【0020】
【表1】
【0021】歯間幅は図9の(a)に表すように隣接す
る歯の中心間距離に等しいと見做せる。また隣接する歯
の大きさがほぼ同じであると仮定すると、隣接歯の中心
間距離は歯の幅(w’)にほぼ等しいと見做すことがで
きるから、結局、歯間幅は(w’)で表現することがで
きる。また歯間深さは最大で歯の厚み(d’)の半分
(d’/2)であると見做せるから、歯間深さは(d’
/2)で表現することができる。
【0022】このような歯間幅(w’)及び歯間深さ
(d’/2)を考慮すると屋根部5aの頂部の長寸
(w)、短寸(d)、屋根部5aの高さ(h)及び屋根
部5aの基部の長寸(W)は次のように設定できる。先
ず屋根部5aの頂部寸法は長寸(w)は0mmより大き
く8mm以下、短寸(d)は0mmより大きく3mm以
下となるように設定する。歯間幅(w’)の平均値は
8.3mmであるから、屋根部5aの長寸(w)が8m
m以内であれば図9(a)(b)に示すように屋根部5
aを無理なく歯間部に進入させることができる。また屋
根部5aの高さ(h)は0.5〜4mmの範囲である。
歯間深さ(d’/2)の平均は4.45mmであるが、
屋根部5aの高さ(h)はこの歯間深さd’/2よりも
多少低くしている。これは歯間部への屋根部5aの進入
による歯垢除去効果に加えて屋根部5aに後続するフィ
ラメント密集部分を歯間に圧入させることを狙ったもの
であり、奥行きが深めの歯間に対して屋根部5aに後続
するフィラメントの密集部分を圧入することにより、圧
入されたフィラメントが歯間内壁に対して力強く摺接す
ることを利用して、歯間内壁に堆積した歯垢を効果的に
除去せんとするものである。このようなフィラメントの
圧入による摺接作用を発揮させるには屋根部5aの基部
寸法の長寸Wは歯間よりもやや大きめに設定することが
好ましく、その上限は10mm程度である。長寸Wが1
0mmを越えるとフィラメントが互いに邪魔しあうため
屋根部5aに後続するフィラメント密集部の圧入が困難
となる。尚、フィラメント密集部の圧入による摺接作用
は全ての歯間に対して必要というわけではなく奥行きの
浅い歯間等においては不要であるから、このような歯間
においては長寸(W)は3mm以上であれば実用上問題
はない。長寸(W)の下限を3mmとしたのは、3mm
未満では毛束の厚みが薄くなりすぎるため、歯間や歯頸
に対する接触面積が減少して清掃効果が落ちるとともに
毛腰も弱くなる。これらの理由から、屋根部5aの基部
寸法の長寸(W)は3〜10mmの範囲に設定する。ま
た長寸(W)が3〜10mmの範囲であれば、各幅広毛
束5は歯列表面の起伏に沿って適度に弾性変形する。
【0023】屋根部5aの頂部寸法の長寸(w)及び短
寸(d)の下限は「0mmより大きい」と述べたが、こ
れは頂部が長寸又は短寸方向の一方又は両方においてフ
ィラメント1本のみによって構成される場合があること
を想定した表現である。本発明はこのような点状又は線
状頂部を有するものも対象としているが、頂部が点状に
なると歯間や歯頸への挿入性が良好である反面、面圧が
低いことから対象部位を力強く刷掃する効果(以下、刷
掃効果と称す)が劣る傾向がある。また短寸dを0mm
に近づけた線状頂部は歯頸への挿入性は良好ではあるも
のの、点状頂部の場合と同様、刷掃効果に劣る傾向があ
る。したがって短寸(d)は歯頸への挿入性が低下しな
い範囲で大きくすることが好ましく、その上限は3mm
程度である。また屋根部5aの基部の短寸(D)はあま
り小さすぎると短寸方向における毛腰が充分でなく、他
方3mmを越えると毛腰が強すぎるとともに、幅方向に
3列以上の毛束を配設することが難しくなる。前記寸法
範囲であれば通常使用される8mil(但し1mil=
0.0254mm)のナイロン製フィラメントを用いな
がら、歯面に付着した歯垢を除去でき且つ歯肉を傷つけ
ずにブラッシングすることができる。
【0024】幅広毛束5を構成するフィラメントは円形
毛束6を構成するフィラメントよりも細くすることが好
ましい。幅広毛束5はその植毛本数が多いことから細い
フィラメントを用いた場合でも毛束全体の剛性は維持で
きる。したがって歯肉に対するソフトな感触を維持しな
がら歯面に付着した歯垢を効率的に除去できる。幅広毛
束5は図1〜4で示したものでは長寸(W)4.6m
m、短寸(D)1.6mmに設定し、これを植毛台長手
方向に3束配列している。植毛台長手方向における幅広
毛束5の数は3束に限定されないが、上記基部寸法の幅
広毛束5であれば3束以内とすることが好ましい。
【0025】このような歯ブラシは特にスクラッピング
法によるブラッシングに適する。スクラッピング法とは
歯列の並び方向とハンドル長手方向を一致させ、この状
態で毛束刷掃面を歯面に押し当てたうえ、毛束を近遠心
方向に細かく往復動させるブラッシング法であるが、こ
のブラッシング法を採用したとき、最も優れた歯面刷掃
効果や歯垢除去効果を発揮する。即ち、本歯ブラシは植
毛部2の本体部3aに幅広毛束5が存在しているため毛
束間の隙間が少く、このため図10、11に示すように
歯面Aに多数の毛束が同時接触して効率的な歯面刷掃が
行える。また幅広毛束5の先端に形成された屋根部5a
は図11に示すように歯間に入り込んで、その毛先は歯
間奥部にまで到達し、歯間内に堆積した歯垢を除去す
る。同様の効果は歯頸に対しても奏することができ、屋
根部5aは図13に示すように歯頸Cに容易に挿入でき
る。また、スクラッピング法を採用することなく図12
に示すように幅広毛束5の長寸方向を歯軸に一致させて
ブラッシングする場合でも歯間Bの奥部にまで毛先を到
達させることができる。そして幅広毛束5は互いに支え
合うフィラメント本数が多いため、幅広毛束5全体とし
ての毛腰は強く、歯垢除去効果は極めて高い。また毛束
は幅広ではあるもののその幅は植毛台の全長にわたるこ
とはなく複数の幅広毛束を植毛台長手方向に配置してい
ることから、幅広毛束5は歯列に沿って適度に弾性変形
させることができるとともに、幅広毛束間の間隙を通じ
て通気を成しうるので植毛部を清潔に保つこともでき
る。また植毛台先端部には大面積の毛束の3点配置によ
る密毛部が形成されているので、この密毛部を使って歯
間や歯頸、更には臼歯部咬合面等の奥深い位置に堆積し
た歯垢を欠き出すこともできる。
【0026】以下、本発明の他の実施例について述べ
る。図14は前記歯ブラシの植毛台先細部3bに植設す
る毛束の態様を変化させた場合であり、(a)は先細部
3bに通常の大きさを有する円形毛束6を配置した場
合、(b)は単一の極めて大きな円形毛束8を設けた場
合、(c)はその単一の毛束を植毛台外形状の略相似形
の毛束9となした場合である。これらはいずれも植毛本
体部3aに植立された幅広毛束5による歯垢除去効果に
加え、これら先細部3bに植立された毛束による歯垢除
去効果が加わる。特に(b),(c)においては単一毛
束が極めて大きく、その毛腰は極めて強いから、その歯
垢除去効果は高い。またこの大面積の毛束を構成するフ
ィラメントは幅広毛束5を構成するフィラメントと同
様、細くして、歯肉へのソフトな接触感を維持しながら
高い歯垢除去効果を発揮させることもできる。
【0027】図15は植毛台本体部3aを構成する毛束
の全てを幅広毛束5とした場合である。図16は植毛台
の形状を先細に変えて単なる先丸とした場合である。こ
の場合、口腔内奥部の狭い部位への植毛台先端部の位置
づけは、やりにくくなるが幅広毛束5による歯垢除去効
果には基本的な差はない。
【0028】図17(a)は植毛台幅方向に4列の毛束
を設けた場合、同図(b)は幅広毛束5を植毛台長手方
向に4束配置した場合、同図(c)は幅広毛束5を植毛
台長手方向に2束配置した場合である。
【0029】幅広毛束5の屋根形先端部としては種々の
ものが採用可能であり、例えば、線状頂部を有するもの
(図18)、点状頂部を有するもの(図19)、この点
状頂部が幅広毛束5の長手方向の一方に偏っているもの
(図20)、頂部を2つ有するもの(図21)等が適宜
採用可能である。また図示していないが一定面積の頂面
を有するものも採用できる。これら屋根形状は幅広毛束
5の厚み方向中心線において対称であるが図22に示す
ように厚み方向の一方に偏らせることもできる。また幅
広毛束5の基部形状も任意であり、例えば図23(a)
〜(g)に示すような各種形状が採用できる。これら基
部形状は極めて斬新であり、意匠的にも新味がある。こ
のような毛束先端部及び基部形状を有する各種幅広毛束
は、前述した毛先の整形手法及び射出成形時の同時一体
化植毛の手法を用いることにより容易に実現することが
できる。
【0030】
【実施例】本発明の歯ブラシの効果を確かめる為に、歯
垢除去効果についての比較試験を行った。試験は図1と
して示した本発明歯ブラシと図24として示した従来歯
ブラシとを用いて行った。従来歯ブラシとしては、毛束
の全てが直径1.9mmの円形毛束であり、且つ植毛台
形状も先細ではなく単なる先丸のものを用いた。試験
は、口腔衛生状態が比較的良好と思われる歯学部学生3
0名で行い、中切歯、第1小臼歯、第1大臼歯、
第2大臼歯を対象に、1歯について頬・唇側近遠心隅
角部2点、頬・唇側中央部1点、舌・口蓋側近遠心隅角
部2点、舌・口蓋側中央部1点、の計6点の歯垢付着量
を測定し、次の式から各部位あるいは歯種別の歯垢除去
量の平均値を算出した。 「歯垢除去量=対照歯ブラシの歯垢付着量−本発明歯ブ
ラシあるいは従来歯ブラシの歯垢付着量」 試験方法は、30名の被験者を15名ずつの2グループ
に分け、準備期間として対照歯ブラシを3日間使用さ
せ、次に実験期間として本発明歯ブラシあるいは従来歯
ブラシを4日間使用させた。準備期間と実験期間の最終
日に歯垢付着量の測定を行った。次に再び準備期間とし
て対照歯ブラシを3日間使用させ、次に実験期間として
1回目とは違う歯ブラシを4日間使用させ、準備期間と
実験期間の最終日に歯垢付着量の測定を行った。歯垢付
着量の測定は、歯垢を歯垢染色液にて染色後、各部をプ
ローブを用いて測定した。プローブは歯軸に平行になる
ように歯面にあて、歯頸部からの歯垢の高さを0.5m
m単位で測定した。またブラッシング方法及びブラッシ
ング回数については特に規定しなかったが、歯磨剤は薬
効剤抜きの低研磨性歯磨剤を試験期間中使用させた。結
果を表2、3に示す。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】表2、3よりわかるように、本発明の歯ブ
ラシは従来歯ブラシに比べて全ての部位において歯垢除
去効果が格段に優れている。
【0034】
【発明の効果】本発明の歯ブラシは幅広毛束が植毛部の
主要部に位置し、植毛台主要部の長手方向における隙間
を減らしているので、毛束が同時接触する歯面の面積を
多くでき、効率的な歯面の刷掃が可能となる。また毛束
先端部が屋根形であるため、毛束先端部を歯間や歯頸等
に容易に到達させることができ、これら部分に堆積した
歯垢を容易に掻き出すことができるので、歯面、歯間、
歯頸等の口腔内の全ての部位の歯垢を効果的に除去でき
る。また幅広毛束を構成する多数本のフィラメントが互
いに支え合うため幅広毛束全体としての毛腰は強く、歯
面に付着した歯垢を効果的に除去することができるとと
もにへたりも防止できる。
【0035】請求項2記載のように、屋根部の各寸法を
特定範囲に規定した場合、歯間部や歯頸部に屋根部頂部
が無理なく進入してその毛先がこれら部位の最深部にま
で到達するのでこれら部位の歯垢を効果的に除去するこ
とができる。そしてこの効果はスクラッピング法による
ブラッシングを行ったとき特に著しい。
【0036】請求項3記載のように、植毛台の外形に沿
って植毛部の最外周位置に幅広毛束を配置した場合は、
植毛台最外周に位置する幅広毛束の全体が確実に歯面に
同時接触することになる。
【0037】請求項4記載のように、幅広毛束を構成す
るフィラメントを他の毛束のフィラメントよりも細くし
た場合、歯肉へのソフトな接触感を維持しながら毛束全
体としての毛腰は維持できるので、歯肉を傷つけること
なく優れた歯垢除去効果を発揮できる。
【0038】請求項5記載記載のように特定寸法範囲の
屋根部を有する幅広毛束を植毛台幅方向両側に植毛台の
外形に沿って複数束ずつ配置するとともに、植毛台幅方
向における前記幅広毛束に挟まれた箇所に基部直径1.
6〜2.0mmの円形毛束を植毛台長手方向に複数束設
けた場合、歯面に付着した歯垢や歯間及び歯頸部に堆積
した歯垢を効果的に除去でき、また歯列表面の起伏に沿
って弾性変形する適度な柔軟性も備えたバランスもよい
歯ブラシが得られる。
【0039】請求項6記載のように、植毛台の先端部に
丸みを帯びた先細部を形成し、この先細部に基部面積
4.0〜10.0mm2 の大面積の毛束を先細部最先端
を一つの頂点として三角形の頂点位置に3点配置した場
合、この先細部は口内奥部に容易に位置づけることがで
き、且つ当該部分に植毛された大径の毛束の強い毛腰に
よっても歯間や歯頸の入り組んだ部位、更には臼歯部咬
合面にに堆積した歯垢を除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の歯ブラシの代表的実施例を示す正面
【図2】 同歯ブラシの植毛部の斜視図
【図3】 同歯ブラシの植毛部の正面図
【図4】 同歯ブラシの植毛部の側面図
【図5】 同歯ブラシの植毛部の縦断面図
【図6】 (a),(b),(c)は毛先整形方法の各
工程を示す説明図
【図7】 幅広毛束の斜視図
【図8】 (a)は歯の幅と厚みに関する説明図、
(b)は歯の高さに関する説明図
【図9】 (a)は歯の幅及び歯間幅と屋根部との寸法
関係の説明図、(b)は歯間に屋根部を位置づけた様子
を示す説明図
【図10】 歯面に植毛部が接触する様子を示す正面説
明図
【図11】 歯間に植毛部が接触する様子を示す平面説
明図
【図12】 歯間に幅広毛束の屋根部が入り込んでいる
状態を示す平面説明図
【図13】 歯頸に幅広毛束の屋根部が入り込んでいる
状態を示す正面説明図
【図14】 (a),(b),(c)は先細部に植設す
る毛束の態様を変えた植毛部を示す正面説明図
【図15】 全ての毛束を幅広毛束とした植毛部を示す
正面説明図
【図16】 単なる先丸植毛台に幅広毛束を植設した植
毛部を示す正面説明図
【図17】 (a),(b),(c)は他の実施例
【図18】 屋根形先端部の変形例を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図、(c)は斜視図
【図19】 屋根形先端部の変形例を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図、(c)は斜視図
【図20】 屋根形先端部の変形例を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図、(c)は斜視図
【図21】 屋根形先端部の変形例を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図、(c)は斜視図
【図22】 屋根形先端部の他の変形例の側面図
【図23】 (a)〜(g)は幅広毛束の基部形状の変
形例を示す説明図
【図24】 従来の歯ブラシの植毛部を示す正面説明図
【図25】 従来歯ブラシの植毛部が歯面に接触する様
子を示す正面説明図
【図26】 従来歯ブラシの植毛部が歯面に接触する様
子を示す平面説明図
【図27】 従来歯ブラシの毛束が歯頸に入り込みにく
い状態を示す正面説明図
【符号の説明】
a 植毛部 b 毛束 c 隙間 A 歯面 B 歯間 C 歯頸 1 ハンドル 2 植毛部 3 植毛台 3a 本体部 3b 先細部 4 毛束群 5 幅広毛束 5a 屋根部 6 円形毛束 7 大面積の毛束 8 円形毛束 9 毛束 11 毛束 12 クランプ 13 整形ロッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル先端に植毛部を設けた歯ブラシ
    において、植毛部を構成する複数の毛束のうち、少なく
    とも1つ以上の毛束を植毛台の長手方向に幅広となし且
    つその毛束先端部の形状を点状、線状又は面状頂部に向
    かって収斂する屋根形となしたことを特徴とする歯ブラ
    シ。
  2. 【請求項2】 幅広毛束先端に形成した屋根部の頂部寸
    法が、長寸(w)が0mmより大きく8mm以下、短寸
    (d)が0mmより大きく3mm以下であり、屋根部の
    基部寸法が、長寸(W)3〜10mm、短寸(D)1〜
    3mmであるとともに屋根部の高さ(h)が0.5〜4
    mmの範囲である請求項1記載の歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 屋根部を設けた幅広毛束を植毛部の最外
    周位置に植毛台の外形に沿って配置した請求項1又は2
    記載の歯ブラシ。
  4. 【請求項4】 幅広毛束を構成するフィラメントを他の
    毛束のフィラメントよりも細くした請求項1〜3のいず
    れか1項記載の歯ブラシ。
  5. 【請求項5】 ハンドル先端に植毛部を設けた歯ブラシ
    において、植毛台の長手方向に幅広の毛束であってその
    先端に点状、線状又は面状頂部に向かって収斂する屋根
    部を設けた幅広毛束を植毛台幅方向両側に植毛台の外形
    に沿って複数束ずつ配置するとともに、その屋根部の頂
    部寸法を、長寸(w)が0mmより大きく8mm以下、
    短寸(d)が0mmより大きく3mm以下となし、屋根
    部の基部寸法を、長寸(W)3〜10mm、短寸(D)
    1〜3mmとなし且つ屋根部の高さ(h)を0.5〜4
    mmの範囲となすとともに、前記幅広毛束に挟まれた植
    毛台幅方向中間箇所に基部直径1.6〜2.0mmの円
    形毛束を植毛台長手方向に沿って複数束設けた歯ブラ
    シ。
  6. 【請求項6】 植毛台の先端部に丸みを帯びた先細部を
    形成し、この先細部に基部面積4.0〜10.0mm2
    の大面積の毛束を先細部最先端を一つの頂点として三角
    形の頂点位置に3点配置した請求項5記載の歯ブラシ。
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