JP2003061749A - 歯ブラシ - Google Patents
歯ブラシInfo
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- JP2003061749A JP2003061749A JP2001255220A JP2001255220A JP2003061749A JP 2003061749 A JP2003061749 A JP 2003061749A JP 2001255220 A JP2001255220 A JP 2001255220A JP 2001255220 A JP2001255220 A JP 2001255220A JP 2003061749 A JP2003061749 A JP 2003061749A
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Abstract
を容易にフィットさせることができると共に、歯間部に
毛先を十分に入り込ませて刷掃効果を十分に発揮させる
ことのできる歯ブラシを提供する。 【解決手段】 複数のブリッスル11からなる毛束12
a,12bが植毛台14に複数植毛された歯ブラシ10
において、植毛台14の両側部に沿って歯ブラシ10の
長手方向Xに設けられている複数の外側毛束12aは、
当該長手方向Xに2mm以上の長さを有する植毛穴13
に植毛されて当該長手方向Xに2mm以上の巾を有して
おり、かつこれらの外側毛束12aの先端は、根元部側
に凹となった円弧状の先端湾曲面16を介して長手方向
Xの片側に傾斜している。
Description
からなる毛束が植毛台に複数植毛された歯ブラシ及び毛
束の植毛方法に関する。
シは、複数のブリッスルからなる毛束を、平線植毛や融
着植毛等によって植毛台に形成された植毛穴に複数植毛
固定することにより形成される。また、歯ブラシには、
比較的平滑な歯面に対する良好な清掃性と共に、歯間部
等の入り組んだ部位に対する良好な清掃性も求められて
いることから、これらの部位を効果的に刷掃することが
可能な歯ブラシとして、先端を斜めにカットした毛束を
歯ブラシの長手方向に連設して配置することにより、毛
束の先端を連ねた面が鋸刃状の山形となった、いわゆる
山切りカットされた歯ブラシが知られている。
歯ブラシによれば、加工のしやすさ等から、各毛束の先
端は直線状に斜めにカットされているため、湾曲する面
となっている歯面と各毛束の先端面とは点接触に近い接
触状態となり、特に歯間部で山形形状による刷掃効果が
十分に発揮されないばかりか、犬歯や臼歯等の、曲率の
小さな曲面からなる歯面を有する歯に対しては、毛先が
歯面にきちんと当たらないためフィットし難く、また歯
間部に毛先が入り込み難いことから、磨き残しが多くな
ると共に、う蝕の発生を効果的に防ぐことができなかっ
た。
対しても毛先を容易にフィットさせることができると共
に、歯間部に毛先を十分に入り込ませて刷掃効果を十分
に発揮させることのできる歯ブラシ及び毛束の植毛方法
を提供することを目的とする。
スルからなる毛束が植毛台に複数植毛された歯ブラシに
おいて、前記毛束の少なくとも一部が、歯ブラシの長手
方向に2mm以上の長さを有する植毛穴に植毛されて当
該長手方向に2mm以上の巾を有しており、かつ該毛束
の先端は、根元部側に凹となった円弧状の先端湾曲面を
介して当該長手方向の片側に傾斜している歯ブラシを提
供することにより、上記目的を達成したものである。
mm以上の巾を有する毛束の先端が、根元部側に凹とな
った円弧状の先端湾曲面を介して当該長手方向の片側に
傾斜しているので、刷掃時に、毛束の先端湾曲面は、こ
れと同じような曲率の湾曲面となった歯面に略沿って配
置され易くなり、これによって、毛束を構成するブリッ
スルの毛先は、相当の領域にわたって歯面にきちんと当
たることが可能になり、毛束の先端による歯面へのフィ
ット感を向上させると共に、毛束の先端は歯面の湾曲面
に沿って側端部の深い位置まで容易に侵入することがで
きるので、隣接する歯の側端部との間の歯間部にブリッ
スルの毛先を十分に入り込ませて、刷掃効果を向上させ
ることが可能になる。
3.0mmとすることが好ましい。先端湾曲面の曲率半
径を1.8〜3.0mmとすることにより、大小様々な
曲率で湾曲する歯面を備える複数の種類の歯に対する中
間的な曲率の湾曲形状を、先端湾曲面が備えることにな
り、これによって、毛束の先端を円弧状の湾曲面とした
ことによる作用効果を効率良く発揮させることが可能に
なる。
弧状の先端湾曲面を備える毛束を、前記植毛台の両側部
に沿って前記長手方向に複数設けることにより、歯間部
により入りやすく、歯と歯茎の境目にも毛先がさらに当
たりやすくなり、虫歯予防効果に加え、歯周病の予防が
可能になる。
先端湾曲面を、前記長手方向に隣り合う各一対の毛束に
おいて相反する向きに傾斜させれば、一対の先端湾曲面
によって両側から包み込むようにして歯面を覆うことの
できる大きさの凹部が毛束の先端に形成されることにな
り、この凹部によって、刷掃時に、さらに広範囲に亘っ
て毛束の先端を歯面に沿って同時に接触させることが可
能になる。
を有し、先端を根元部側に凹となるように円弧状に陥没
させて得られた略半円以上の先端湾曲面を備える毛束
を、植毛台に植毛しておくことにより、上述と同様の、
両側から包み込むようにして歯面を覆うことのできる大
きさの凹部を、このような毛束の先端部分に各々形成す
ることができ、これによって本発明の歯ブラシと同様の
作用効果を得ることが可能になる。
前記長手方向に隣り合う各一対の毛束を、前記長手方向
と垂直な方向にずらして互い違いに設けることにより、
刷掃時に、各毛束を構成するブリッスルが前記長手方向
に撓んでも、相互に干渉し合うのを効果的に回避するこ
とができ、ブリッスルの動きの自由度を向上させて、毛
束の先端湾曲面と歯面の湾曲面との曲率の相違を吸収
し、これによって毛束の先端の歯面へのフィット感をさ
らに向上させることが可能になる。
毛束に、先端部分が前記先端湾曲面の頂点部分からさら
に先端側に突出するブリッスルを設けるようにすれば、
毛先を歯間部にさらに容易に入り込ませることが可能に
なると共に、毛束を構成するブリッスルの先端をラウン
ド状とすることにより、刷掃時に歯ぐきが損傷するのを
効果的に回避することが可能になる。
に、前記円弧状の先端湾曲面を備える毛束を融着植毛に
より植毛する植毛方法であって、前記植毛台に形成され
た植毛穴に前記毛束を前記植毛台の裏側から挿入して挿
入案内板により支持固定する際に、前記先端湾曲面に沿
った湾曲形状を備える金型に各ブリッスルの先端を当接
させ、しかる後に前記植毛台の裏側に飛び出した部分の
ブリッスルを融着して植毛する毛束の植毛方法を提供す
ることにより、上記目的を達成したものである。
ついて説明する。本発明の第1実施形態に係る歯ブラシ
10は、図1に示すように、把持部(図示せず)と植毛
台14とこれらを連結する首部15とからなる歯ブラシ
本体の植毛台14に、複数のブリッスル11からなる毛
束(タフト)12a,12bが、植毛台14の表面に複
数植毛されている。また、本第1実施形態によれば、図
2(a)及び(b)にも示すように、植毛台14の両側
部に沿って歯ブラシ10の長手方向Xに設けられている
複数の外側毛束12aは、当該長手方向Xに2mm以上
の長さを有する植毛穴13に植毛されて当該長手方向X
に2mm以上の巾を有しており、かつこれらの外側毛束
12aの先端は、根元部側に凹となった円弧状の先端湾
曲面16を介して長手方向Xの片側に傾斜している。
は、例えばポリプロピレン、ABS樹脂等の合成樹脂か
らなり、その植毛台14の平坦な表面には、例えば長手
方向Xに沿った長軸の長さaが2.0mm、長軸と垂直
な短軸の長さbが1.0mmの長円形状の植毛穴13
(図2(c)参照)が、長手方向Xに0.8mm程度の
間隔をおいて5列、長手方向Xと垂直な方向に1.2m
m程度の間隔をおいて4列の合計20箇所に形成されて
いる。そして、植毛台14の両側部に沿った外側の各1
列、各5箇所の植毛穴13には外側毛束12aが、これ
の内側の2列、各5箇所の植毛穴13には内側毛束12
bが、後述する例えば融着植毛によって各々植毛されて
いる。
ル11は、ナイロン等の合成樹脂からなる例えば0.1
〜0.3mmの太さを有するフィラメント材であって、
これを例えば数本〜数十本束ねることによって外側毛束
12a及び内側毛束12bがが形成される。
13に植毛されて長手方向Xに例えば2mmの巾を有し
ており、かつ先端が例えば2.0mmの曲率半径の円弧
状の先端湾曲面16を介して長手方向Xの片側に傾斜
し、その最も低い部分の毛丈が例えば9.0mm、最も
高い低い部分の毛丈が例えば11.0mmとなってい
る。また、本実施形態によれば、外側毛束12aの先端
湾曲面16は、長手方向Xに隣り合う各一対の外側毛束
12aにおいて相反する向きに傾斜しており、これによ
って、植毛台14の側部に沿った各外側の一列の毛束1
2aには、向い合った一対の先端湾曲面16に跨って、
U字形状の4mm以上の巾の凹部17が各々2箇所に形
成されることになる。
毛されて長手方向Xに例えば2mmの巾を有すると共に
ブリッスル11の先端を平坦に揃えて例えば11.0m
mの毛丈で植毛されている。
は、融着植毛として、例えば植毛穴13に植毛台14の
裏側から毛束12a,12bを挿入して挿入案内板によ
り支持固定した状態で、植毛台14の裏側に飛び出した
部分のブリッスル11を融着して植毛する方法を採用す
ることができる。また、例えば挿入案内板により挿入し
た毛束12aを支持固定する際に、先端湾曲面16に沿
った湾曲形状を備える金型に各ブリッスル11の先端を
当接させておけば、毛束12aの先端に円弧状の先端湾
曲面16を容易に形成することができる。なお、湾曲形
状を階段状に形成した金型を使用することにより、各ブ
リッスル11が湾曲面に沿って滑ることによって斜めに
偏心しつつ当接するのを効果的に回避して、円弧形状の
先端湾曲面16をより綺麗に形成することが可能にな
る。このように、先端湾曲面16を融着植毛と同時に形
成すれば、植毛した後に毛束の先端を斜めにカットする
工程を省略することができ、先端湾曲面16を構成する
ブリッスルの毛先をラウンド状に保持しておくことが容
易になって、カットされた鋭利な毛先により刷掃時に歯
ぐきが損傷するのを効果的に回避することが可能にな
る。
よれば、曲率の小さな歯面を有する歯に対してもブリッ
スル11の毛先を容易にフィットさせることができると
共に、歯間部にブリッスル11の毛先を十分に入り込ま
せて刷掃効果を十分に発揮させることができる。すなわ
ち、本第1実施形態の歯ブラシ10によれば、長手方向
Xに2mmの巾を有する外側毛束12aの先端が、円弧
状の先端湾曲面16を介して傾斜しているので、図3に
示すように、刷掃時に、外側毛束12aの先端湾曲面1
6は、これと同じような曲率の湾曲面となった歯面18
に略沿った状態で配置され易くなり、これによって、外
側毛束12aを構成するブリッスル11の毛先は、相当
の領域にわたって歯面18にきちんと当たることが可能
になり、従って、歯面18が曲率の小さな湾曲面の場合
でも、外側毛束12aの先端による歯面18へのフィッ
ト感を向上させることが可能になる。また外側毛束12
aの先端は、歯面18の湾曲面に沿って側端部の深い位
置まで容易に侵入することができるので、隣接する歯の
側端部との間の歯間部にブリッスル11の毛先を十分に
入り込ませて、刷掃効果を向上させることが可能にな
る。
れば、円弧状の先端湾曲面16は、隣り合う各一対の外
側毛束12aにおいて相反する向きに傾斜して、U字形
状の4mm以上の巾の凹部17が形成されるので、この
凹部17によって、歯面18を両側から包み込むように
覆って、刷掃時に、より広範囲に亘って外側毛束12a
の先端を歯面18に沿って同時に接触させることが可能
になる。
形態に係る歯ブラシ20を示すものである。本第2実施
形態の歯ブラシ20によれば、植毛台24の平坦な表面
には、両側部に沿った外側の各1列に4箇所、これの内
側の2列に5箇所の、合計18箇所に植毛穴23が形成
されていると共に、外側の列の植毛穴23と、内側の列
の植毛穴23とが、千鳥状に互い違いに設けられてい
る。これらの植毛穴23には、外側の列に先端に円弧状
の先端湾曲面26aを有する外側毛束22aが、内側の
列に先端に円弧状の先端湾曲面26bを有する内側毛束
22bが、各々植毛されている。これによって長手方向
Xに最も近接して隣り合う各一対の毛束22a,22b
は、長手方向Xと垂直な方向にずれて互い違いに設けら
れていることになる。
れば、植毛台24に植毛された毛束22a,22bの全
てが、その先端に、上記第1実施形態の歯ブラシ10の
外側毛束12aの先端湾曲面16と同様の先端湾曲面2
6a,26bを備えると共に、上記第1実施形態の歯ブ
ラシ10の外側毛束12aと同様の毛丈で植毛されてい
る。そして、外側毛束22aの先端湾曲面26aは、長
手方向Xに、歯ブラシ20の首部25側に向かって傾斜
している一方で、内側毛束22bの先端湾曲面26b
は、長手方向Xに、歯ブラシ20の首部15とは反対側
の先端側に向かって傾斜していることにより、歯ブラシ
20を側面視して、隣接する外側毛束12aと内側毛束
22bの先端湾曲面26a,26bとが互いに交差しつ
つ、双方の先端湾曲面26a,26bに跨ったU字形状
の凹部27が形成されることになる。
形態と同様の作用効果が得られると共に、長手方向Xに
隣り合う各一対の毛束22a,22bを、長手方向Xと
垂直な方向にずらして互い違いに設けていることによ
り、刷掃時に、各毛束22a,22bを構成するブリッ
スル21が長手方向Xに撓んでも、相互に干渉し合うの
を効果的に回避することができ、ブリッスル21の動き
の自由度を向上させて、毛束22a,22bの先端湾曲
面26a,26bと歯面の湾曲面との曲率の相違を吸収
し、これによって毛束22a,22bの先端の歯面への
フィット感をさらに向上させることが可能になる。
ることなく種々の変更が可能である。例えば、毛束を植
毛する植毛穴は、長円形状である必要は必ずしもなく、
長方形、楕円等の横長の形状の他、長手方向に2mm以
上の巾を有していれば、円形等の形状の植毛穴であって
も良い。また、円弧状の先端湾曲面を備える毛束は、植
毛台の中央部分にのみ設けることもできる。さらに、図
5に示すように、円弧状の先端湾曲面16’を備える毛
束12a’に、先端部分が先端湾曲面16’の頂点部分
からさらに上方に突出するブリッスル11’を設けるこ
ともでき、これによって、ブリッスル11’の毛先を歯
間部にさらに容易に入り込ませることが可能になる。
ブラシをさらに詳細に説明する。
10と同様の構成を有する実施例1の歯ブラシについ
て、下記の評価方法によって歯面の中央部及び歯間部の
歯垢除去力と、歯面へのフィット感を評価した。なお、
ブリッスルとしてナイロン6−12からなる203μm
(8mil )のブリッスルを使用し、36本まとめてブリ
ッスル束とした。評価結果を表1及び表2に示す。
ッスル11の先端を平坦に揃えた内側毛束12bと同様
の平切りの毛束を用いたこと以外は、実施例1と同様の
構成を有する比較例1の歯ブラシについて、下記の評価
方法によって歯面の中央部及び歯間部の歯垢除去力と、
歯面へのフィット感を評価した。なお、ブリッスルとし
てナイロン6−12からなる203μm(8mil )のブ
リッスルを使用し、36本まとめてブリッスル束とし
た。また、各毛束は、11.0mmの毛丈で植毛台に植
毛した。評価結果を表1及び表2に示す。
を長手方向の片側に傾斜させて斜めに直線状にカットし
た毛束を用いたこと以外は、実施例1と同様の構成を有
する比較例2の歯ブラシについて、下記の評価方法によ
って歯面の中央部及び歯間部の歯垢除去力と、歯面への
フィット感を評価した。なお、ブリッスルとしてナイロ
ン6−12からなる203μm(8mil )のブリッスル
を使用し、36本まとめてブリッスル束とした。また、
各外側毛束12aは、その最も低い部分の毛丈が9.0
mm、最も高い低い部分の毛丈が11.0mmとなるよ
うに植毛台に植毛した。評価結果を表1及び表2に示
す。
評価〕図6(a)及び(b)に示すように、基台50の
上に直径5mm、長さ50mmの円柱状の多数のアクリ
ル棒51を両側部を互い密接させた状態で平行に並べて
固定することにより、歯間部を模したモデル52を作成
した。このモデルの表面に歯垢の代用としてアルコール
インクを40mmの幅で塗布し、実施例1、比較例1,
2の各歯ブラシ53について、以下の所定の条件下で、
ブラッシングマシーンによりアクリル棒51と直交する
方向Yへの刷掃を行った。残存歯垢量(インク量)を画
像解析により計測して、歯垢除去効果を評価する。な
お、普通に刷掃する場合の条件として、荷重300g、
刷掃回数10回、速度100rpm(1分間に100往
復)、振幅3cm、刷掃角度(図3(c)参照)90゜
とした。
mm(アクリル棒2本分)におけるアルコールインクの
除去率を測定することにより行う。すなわち、歯のモデ
ルであるアクリル棒51を縦に3分割し、中央部分を歯
面の中央部分、両側部分を歯間部として区別し、各々に
ついてインクの剥げた面積を画像解析により測定した。
評価は、比較例1の歯垢除去率を100とし、その比率
により相対評価して行った。
験者に実施例1、比較例1,2の各歯ブラシを、5回、
順次交換しながら使用してもらい、歯面へのフィット感
について聞き取り調査を行った。フィット感を実感する
人が10人中8人以上いた場合を「」、10人中4人以
上7人以下の場合を「△」、10人中3人以下の場合を
「×」として、歯面へのフィット感を評価した。
に係る実施例1の歯ブラシによれば、歯面の中央部及び
歯間部の歯垢除去力、歯面へのフィット感のいずれにつ
いても良好な結果が得られることが判明した。
な歯面を有する歯に対しても毛先を容易にフィットさせ
ることができると共に、歯間部に毛先を十分に入り込ま
せて刷掃効果を十分に発揮させることができる。また、
本発明の毛束の植毛方法によれば、歯ブラシの植毛台
に、円弧状の先端湾曲面を備える毛束を容易に植毛する
ことができる。
部斜視図である。
の要部平面図、(b)は同要部側面図、(c)は植毛穴
の拡大平面図である。
面を刷掃する状況を示す説明図である。
の要部平面図、(b)は同要部側面図である。
端側に突出するブリッスルを有する円弧状の先端湾曲面
を備える毛束の説明図である。
示側面図、(b)は同略示平面図、(c)は刷掃角度の
説明図である。
るブリッスル 12a,22a 外側毛束 12b,22b 内側毛束 13,23 植毛穴 14,24 植毛台 15,25 首部 16 先端湾曲面 26a,26b 先端湾曲面 17,27 凹部 X 歯ブラシの長手方向
Claims (7)
- 【請求項1】 複数のブリッスルからなる毛束が植毛台
に複数植毛された歯ブラシにおいて、 前記毛束の少なくとも一部が、歯ブラシの長手方向に2
mm以上の長さを有する植毛穴に植毛されて当該長手方
向に2mm以上の巾を有しており、かつ該毛束の先端
は、根元部側に凹となった円弧状の先端湾曲面を介して
当該長手方向の片側に傾斜している歯ブラシ。 - 【請求項2】 前記円弧状の先端湾曲面を備える毛束
が、前記植毛台の両側部に沿って前記長手方向に複数設
けられている請求項1記載の歯ブラシ。 - 【請求項3】 前記先端湾曲面は、前記長手方向に隣り
合う各一対の毛束において相反する向きに傾斜している
請求項1又は2に記載の歯ブラシ。 - 【請求項4】 前記長手方向に隣り合う各一対の毛束
は、前記長手方向と垂直な方向にずれて互い違いに設け
られている請求項3記載の歯ブラシ。 - 【請求項5】 前記円弧状の先端湾曲面を備える毛束
は、先端部分が前記先端湾曲面の頂点部分からさらに先
端側に突出するブリッスルを有している請求項1〜4の
いずれかに記載の歯ブラシ。 - 【請求項6】 前記円弧状の先端湾曲面を備える毛束を
構成するブリッスルは、その先端がラウンド状となって
いる請求項1〜5のいずれかに記載の歯ブラシ。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の歯ブラ
シの植毛台に、前記円弧状の先端湾曲面を備える毛束を
融着植毛により植毛する植毛方法であって、 前記植毛台に形成された植毛穴に前記毛束を前記植毛台
の裏側から挿入して挿入案内板により支持固定する際
に、前記先端湾曲面に沿った湾曲形状を備える金型に各
ブリッスルの先端を当接させ、しかる後に前記植毛台の
裏側に飛び出した部分のブリッスルを融着して植毛する
毛束の植毛方法。
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- 2001-08-24 JP JP2001255220A patent/JP4570293B2/ja not_active Expired - Fee Related
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