JP2021007555A - 歯ブラシ - Google Patents

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希絵子 今井
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Abstract

【課題】抜毛強度に優れた歯ブラシを提供する。【解決手段】植毛面に複数の植毛孔が凹設されたヘッド部を備え、前記植毛孔には、複数本のフィラメントが平線を打ち込むことによって固定されており、前記植毛孔の開口形状は、前記平線を挟んで対向する箇所が内方へ向かって凹んだ括れ形状であり、前記植毛孔の括れ部分での最も短い横方向の長さをa、植毛孔の縦方向の長さをbとしたとき、a/bの値が0.6以上であるか、0.5以下である。【選択図】図4

Description

本発明は、歯ブラシに関する。
一般的に歯ブラシは、ヘッド部とハンドル部を有し、ヘッド部に形成された有底の植毛孔に、複数本のフィラメントからなる毛束が植設されてなる。複数本のフィラメントは、二つ折りにされて植毛孔内に挿入され、平線を打ち込むことによって固定されている。近年、こうした歯ブラシにおけるブラッシング時の口腔内操作性を向上させる観点から、ヘッド部を薄肉化することが求められている。
しかし、ヘッド部を薄肉化することによって種々の問題が生じる場合がある。例えば、ヘッド部の薄肉化に伴って植毛孔の深さが浅くなり、平線の打ち込み深さが十分得られないことによって、毛束を構成するフィラメントが抜け易くなることが挙げられる。特許文献1には、平線と植毛孔との関係を所定の関係式として設定することによって、抜毛強度を向上させて、フィラメントを抜け難くすることが記載されている。ここでは、ヘッド部の厚みを2mm以上3mm未満とするとともに、平線の長さをw、平線の幅をh、断面円形状の植毛孔の直径をd、植毛孔の深さをDとしたときに、0.9≦(w−d)×h×D≦2.5の関係式を充足させるようにしている。これにより、ヘッド部が薄肉でありながら、フィラメントを抜け難くすることができるとされている。
特開2011−4852号公報
しかし、抜毛強度を向上させる観点からは、なお改良の余地があるものであった。
本発明は、従来のこうした課題を解決すべくなされたものであり、その目的は、抜毛強度に優れた歯ブラシを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の歯ブラシは、植毛面に複数の植毛孔が凹設されたヘッド部を備え、前記植毛孔には、複数本のフィラメントが平線を打ち込むことによって固定されており、前記植毛孔の開口形状は、前記平線を挟んで対向する箇所が内方へ向かって凹んだ括れ形状であり、前記植毛孔の括れ部分での最も短い横方向の長さをa、植毛孔の縦方向の長さをbとしたとき、a/bの値が0.6以上であるか、0.5以下である。
括れ形状の植毛孔で、植毛孔の括れ部分での最も短い横方向の長さをa、植毛孔の縦方向の長さをbとしたときのa/bの値が0.6以上であると、植毛孔の括れ部分での横方向の幅が広く、かつ、植毛孔に打ち込まれた平線によってフィラメントが横方向に並びやすくなるため均一化しやすい。そのため、平線と植毛孔の内面との間で生じる圧力が平均化し、かつ、フィラメントに力が十分かかるのでフィラメントが抜け難くなる。フィラメントが植毛孔全体で抜け難くなることで、抜毛強度に優れた歯ブラシが得られる。
また、括れ形状の植毛孔でのa/bの値が0.5以下であると、植毛孔の括れ部分での横方向の幅が狭くなり、平線と植毛孔の内面との間で生じる圧力がフィラメントに対して掛かり易くなる。これにより、フィラメントが抜け難くなる。フィラメントが植毛孔全体で抜け難くなることで、抜毛強度に優れた歯ブラシが得られる。
上記の構成において、前記植毛孔の縦断面形状は、開口側から底側に向かって徐々に径が変化することが好ましい。
上記の構成において、前記植毛孔は、開口側から底側に向かって徐々に拡径する逆テーパ部を備えていることが好ましい。
上記の構成において、前記ヘッド部の厚みは、4mm以下であることが好ましい。
本発明の歯間清掃具によれば、歯垢除去を効率的に行うことができる。
(a)は本実施形態の歯ブラシの側面図、(b)は歯ブラシの上面図。 (a)は植毛孔の断面拡大図、(b)はヘッド部の上面拡大図。 (a)〜(c)は歯ブラシの植毛孔の縦断面形状について説明する図。 (a)〜(f)は歯ブラシの植毛孔の開口形状について説明する図。 括れ形状の植毛孔の扁平率a/bと抜毛強度の増加率の関係について示す図。 括れ形状の植毛孔の括れ率(d−a)/dと抜毛強度の増加率の関係について示す図。 括れ形状の植毛孔の括れ幅率c/bと抜毛強度の増加率の関係について示す図。
以下、本発明の歯ブラシを具体化した一実施形態について説明する。本発明の歯ブラシは、抜毛強度を向上させるために、植毛孔の形状を様々な観点から検討した結果に基づいて構成されるものである。まず、歯ブラシの形状、材質等について説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態の歯ブラシ1は、複数本のフィラメント21からなる毛束22が植毛されたヘッド部2と、ヘッド部2の基端側で使用者が把持するためのハンドル部3と、ヘッド部2とハンドル部3とを連結するネック部4を備えている。
本実施形態の歯ブラシ1は、ヘッド部2の厚みが薄いいわゆる薄型歯ブラシである。ヘッド部2の厚みは、2〜4mm程度であることが好ましく、2.2〜3.5mm程度であることがより好ましい。ヘッド部2の厚みがこうした数値範囲であることにより、口腔内での取り回しがし易くなることから清掃性が向上し、磨き残しが少なくなる。
図1(b)に示すように、ヘッド部2の植毛面2aには、毛束22が植毛された有底筒状の植毛孔10が複数凹設されている。植毛孔10の形成箇所や個数は特に限定されず、ヘッド部2の大きさや厚み、ヘッド部2の材質、植毛孔10の開口径や深さ、フィラメント21の本数や材質等の種々の条件に応じて適宜設定することができる。また、良好な使用感、清掃性の向上等の観点からも適宜設定することができる。歯垢の除去を効率的に行う観点から言えば、歯ブラシ1の長手方向に所定の間隔を空けてほぼ直線状に並ぶ5〜15個程度の植毛孔10の列が、ヘッド部2の幅方向に1〜8列程度互いに平行となる状態で形成されていることが好ましい。
図2(a)に示すように、植毛孔10には、複数本のフィラメント21からなる毛束22が二つ折りにされて打ち込まれている。毛束22は、平線23を打ち込むことにより植毛孔10内に固定されている。
図2(b)に示すように、平線23の打ち込み角度は、歯ブラシ1の軸線X方向に対して、0〜30゜程度の角度をなしていることが好ましく、0〜20゜程度の角度をなしていることがより好ましい。平線23の打ち込み角度が軸線X方向に交差する角度であると、ヘッド部2の割れが抑制されてヘッド部2の強度を保持することができる。また、平線23の打ち込み角度は、すべての植毛孔10で同じであってもよく、同じものと異なるものが混在するようにしてもよく、すべての植毛孔10で異なるようにしてもよい。なお、図2(b)では、植毛孔10内の毛束22を省略して平線23のみを示している。
歯ブラシ1の材質は特に限定されるものではなく、従来公知の歯ブラシ1に使用される合成樹脂で成形することができる。例えば、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、脂肪族ポリアミド樹脂、芳香族ポリアミド樹脂の中から選ばれた樹脂を主成分とする合成樹脂等が挙げられる。
フィラメント21の材質は、特に限定されるものではなく、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィンなどの樹脂材料からなる人工毛でもよく、豚毛などの天然毛でもよい。また、平線23の材質および寸法も特に限定されるものではなく、一般的な歯ブラシにおいて使用される公知の平線23と同様のものでよい。
次に、植毛孔10の形状について説明する。
図3(a)に示すように、植毛孔10は、ヘッド部2の植毛面2aに開口し、植毛面2aからヘッド部2の厚み方向に凹設されている。
植毛孔10の深さ、すなわち植毛孔10の上下方向の高さH1は、0.8〜3.85mm程度であることが好ましく、0.9〜3.25mm程度であることがより好ましい。十分な抜毛強度を有し、ヘッド部2の強度を保持する観点から言えば、植毛孔10の高さH1は、ヘッド部2の厚みの60〜95%程度であることが好ましく、70〜93%程度であることがより好ましい。
図3(a)〜(c)に示すように、植毛孔10に、その上部側の底面の位置から縮径する形状の縮径部12が設けられていてもよい。縮径部12は、植毛孔10の底面に対して0゜〜5゜程度の角度で傾斜する傾斜面を有し、下方ほど縮径する形状に形成されている。縮径部12が設けられていない植毛孔10と縮径部12が設けられている植毛孔10とを区別するために、縮径部12以外の部分を本体部11と言うものとする。
また、図示は略すが、植毛孔10に、その上部側の底面の位置から拡径する形状の拡径部が設けられていてもよい。拡径部も縮径部12と同様、植毛孔10の底面に対して0゜〜5゜程度の角度で拡径する傾斜面を有し、下方ほど拡径する形状に形成されている。
縮径部12や拡径部が設けられていない植毛孔10では、植毛孔10は本体部11のみで形成されており、本体部11の高さH2が植毛孔10の高さH1に等しい。また、図3(a)〜(c)に示すような縮径部12や拡径部が設けられている植毛孔10では、植毛孔10は本体部11と縮径部12や拡径部で形成されており、本体部11の高さH2と縮径部や拡径部の高さH3の合計が植毛孔10の高さH1となる。
図3(a)に示すように、植毛孔10の本体部11の縦断面形状は、本体部11の開口径D1と本体部11の底面の径D2が等しく、上下方向に径が変化しないストレート形状であってもよい。また、図3(b)、(c)に示すように、上方へ行くほど徐々に拡径するテーパ形状の部分を有していてもよく、上方へ行くほど徐々に縮径する逆テーパ形状の部分を有していてもよい。ここでは、上下方向に径が変化しないストレート形状の部分をストレート部11a、上方へ行くほど徐々に拡径するテーパ形状の部分をテーパ部11b、上方へ行くほど徐々に縮径する逆テーパ形状の部分を逆テーパ部11cと言うものとする。
図3(b)に示すように、テーパ部11b及び逆テーパ部11cは、本体部11の一部に形成されていてもよい。この場合、テーパ部11bと逆テーパ部11cが上下方向に連設されていてもよく、テーパ部11bとストレート部11aが上下方向に連設されていてもよく、逆テーパ部11cとストレート部11aが上下方向に連設されていてもよい。図3(b)に示すように、一つのテーパ部11bと一つの逆テーパ部11cが上下方向に連設されている場合、開口側のテーパ部11bと底部側の逆テーパ部11cとの境界部分となる上下方向中間位置での径D3が最も小径となる。
ストレート部11a、テーパ部11b、及び逆テーパ部から選ばれた複数のものが連設されている場合、それらの上下方向の長さは同じであってもよく、異なっていてもよい。
逆テーパ部11cと、ストレート部11aやテーパ部11bとが連設されている場合、それらの上下方向の長さは同じであってもよく、異なっていてもよい。
また、テーパ部11bや逆テーパ部11cが本体部11の一部に形成されている場合、植毛孔10の上下方向において平線23が打ち込まれる部分のみがテーパ部11bや逆テーパ部11cとして形成されていてもよい。
テーパ部11bや逆テーパ部11cが形成されるのは、植毛孔10の周方向全体であってもよく、周方向の一部であってもよい。例えば、植毛孔10の内周面のうち、平線23の軸方向両端縁が位置する部分がテーパ部11bや逆テーパ部11cとして形成されていてもよい。
また、テーパ部11b及び逆テーパ部11cは、内周面が平坦面として形成されていてもよく、内方或いは外方に湾曲した湾曲面として形成されていてもよい。
部3(c)に示すように、本体部11が上下方向全長に亘って逆テーパ部11cとなっていてもよく、上下方向全長に亘ってテーパ部11bとなっていてもよい。
植毛孔10からのフィラメント21の抜けを抑制して抜毛強度を向上させる観点から言えば、植毛孔10の本体部11の上下方向の少なくとも一部にテーパ部11b又は逆テーパ部11cが形成されていることが好ましい。テーパ部11bが形成されている場合に比べて、逆テーパ部11cが形成されている場合の方が抜毛強度を向上させることができる。また、逆テーパ部11cが本体部11の上下方向の一部に存在している場合、本体部11の開口側に存在していることにより抜毛強度を向上させることができる。
さらに、植毛孔10の本体部11の上下方向全体が逆テーパ部11cとして形成されていると、上下方向の一部に逆テーパ部11cが形成されている場合に比べて抜毛強度が向上する。
植毛孔10に逆テーパ部11cが形成されていることによって抜毛強度が向上するのは、最も縮径された部分でフィラメント21が圧縮され、その反発から植毛孔10の内周面への圧力が増加するためであると考えられる。
また、植毛孔10にテーパ部11bが形成されていることによって抜毛強度が向上するのは、植毛孔10の開口側が徐々に広くなることにより、植毛孔10への平線23打ち込み時の負荷が軽減され、安定した平線23の打ち込み深さを得ることができるためであると考えられる。
図4(a)〜(d)に示すように、植毛孔10の本体部11の開口形状は、略真円形状、楕円形状、長円形状であってもよく、正方形や長方形の矩形状であってもよく、多角形状であってもよい。また、図4(e)に示すように、真円形状や楕円形状において、中心点を挟んで対向する箇所が平行に切り欠かれた切欠円形状であってもよい。さらに、図4(f)に示すように、真円形状や楕円形状において、中心点を挟んで対向する箇所が内方へ向かって凹んだ括れ形状や、矩形状の対向する側辺が内方へ向かって凹んだ括れ形状であってもよい。
植毛孔10の開口面積は、ヘッド部2の大きさや厚み、ヘッド部2の材質、植毛孔10の深さ、フィラメント21の本数や材質等の種々の条件に応じて適宜設定することができる。フィラメント21を抜け難くするとともに、歯垢の除去を効率的に行う観点から言えば、1.0〜4.6mm程度であることが好ましく、2.0〜4.0mm程度であることがより好ましい。
図4に示す種々の開口形状のうち、植毛孔10の中心点を挟んで対向する箇所が内方へ向かって凹んでいない図4(a)〜(e)に示すような開口形状の場合、植毛孔10の縦方向の寸法と横方向の寸法は適宜設定することができる。ここで、植毛孔10の縦横は、植毛孔10に打ち込まれた平線23の延びる方向を縦、平線23に直交する方向を横とする。図4(a)〜(e)に示すように、縦方向の長さを長さb、横方向の長さを長さaとしたとき、長さa、bは1.2〜3.5mm程度であることが好ましく、1.5〜3mm程度であることがより好ましい。
植毛孔10からのフィラメント21の抜けが抑制されて抜毛強度を向上させる観点から言えば、括れ形状以外の植毛孔10の開口形状としては、図4(b)、(d)、(e)に示すような、縦方向の長さbが横方向の長さaより大きいいわゆる縦長形状であることが好ましい。この場合、植毛孔10の縦横の比率を扁平率a/bとしたとき、植毛孔10は、扁平率a/bの値が0.85以下となるように設定されていると、扁平率a/bが0.85より大きい場合に比べて、より抜毛強度を高めることができる。
図4(f)に示すような括れ形状の植毛孔10の場合には、括れ部分の形状、大きさを適宜設定することで抜毛強度を向上させることができる。括れ形状の植毛孔10の場合、横方向の長さaは、括れ部分での最も短い横方向の長さとする。また、植毛孔10横方向の最も長い長さを長さdとし、括れ部分の縦方向の長さを長さcとする。そして、植毛孔10の横方向の最大長に対する括れ部分での横方向の括れの比率を括れ率(d−a)/dとし、植毛孔10の縦方向の長さに対する括れ部分での縦方向の長さの比率を括れ幅率c/bとする。
括れ形状の植毛孔10の括れ部分は、植毛孔10を略円形で囲む中心から長手方向に±50%の位置にその括れ部(凹部)の中心位置があることが好ましい。
括れ形状の植毛孔10での抜毛強度を向上させるためには、扁平率a/bが0.6以上であるか、或いは、0.5以下であるように設定されている。また、括れ率(d−a)/dは、0.3以下であるか、或いは、0.4以上であるように設定されている。さらに、括れ幅率c/bは、0.30以下であるか、或いは、0.32以上であるように設定されている。
括れ形状の植毛孔10で、扁平率a/bが0.6以上であるか、或いは、0.5以下であると、植毛孔10からのフィラメント21の抜けが抑制されて抜毛強度を向上させることができる。括れ形状の植毛孔10で扁平率a/bの値が0.6以上であると、植毛孔10の括れ部での横方向の幅が広く、かつ、植毛孔10に打ち込まれた平線23によってフィラメント21が横方向に並びやすくなるため均一化しやすい。そのため、平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力が平均化し、かつ、フィラメントに力が十分かかるのでフィラメント21が抜け難くなると考えられる。扁平率a/bの値が大きいと、フィラメント21が植毛孔10の横方向で均一化する一方で、扁平率a/bの値が0.85を超えると、横方向の幅が広いことによって、平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力が、フィラメント21に十分掛かり難くなると考えられる。これにより、フィラメント21が抜け易くなる。
また、括れ形状の植毛孔10でのa/bの値が0.5以下であると、植毛孔10の括れ部での横方向の幅が狭くなり、平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力がフィラメント21に対して掛かり易くなると考えられる。これにより、フィラメント21が抜け難くなり、抜毛強度に優れた歯ブラシ1が得られる。
括れ形状の植毛孔10で、括れ率(d−a)/dが0.3以下であるか、或いは、0.4以上であると、植毛孔10からのフィラメント21の抜けが抑制されて抜毛強度を向上させることができる。括れ率(d−a)/dが0.3以下であると、植毛孔10に打ち込まれた平線23によってフィラメント21が平均化して植毛孔10の縦方向に並び易くなると考えられる。これにより、平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力が平均化し、平線23からの圧力がフィラメント21の全体に十分に掛かり易くなる。括れ率(d−a)/dが0.4以上であると、平線23と括れ部によって形成された植毛孔10の内面が断面コ字状となり、フィラメント21にかかる平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力を平均化することができると考えられる。これにより、平線23からの圧力が均等にフィラメント21に加わってフィラメント21が抜け難くなる。
括れ形状の植毛孔10で、括れ幅率c/bが0.30以下であるか、或いは、0.32以上であると、植毛孔10からのフィラメント21の抜けが抑制されて抜毛強度を向上させることができる。括れ幅率c/bが0.30以下であると、平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力が最も弱い部位に括れ部が位置するので、平線23からの圧力が均等にフィラメント21に加わってフィラメント21が抜け難くなると考えられる。また、括れ幅率c/bが0.32以上であると、括れ部により植毛孔10の縦方向に平均して圧力を負荷することができると考えられる。
次に、本実施形態の歯ブラシ1の効果について述べる。
(1)本実施形態の歯ブラシ1は、植毛面2aに複数の植毛孔10が凹設されたヘッド部2を備え、植毛孔10には、複数本のフィラメント21が平線23を打ち込むことによって固定されている。植毛孔10の開口形状は、平線23を挟んで対向する箇所が内方へ向かって凹んだ括れ形状であり、植毛孔10の括れ部分での最も短い横方向の長さをa、植毛孔10の縦方向の長さをbとしたとき、扁平率a/bの値が0.6以上であるか、0.5以下である。
括れ形状の植毛孔10の扁平率a/bの値がこの範囲であることにより、植毛孔10からフィラメント21が抜け難く、抜毛強度を向上させることができる。
(2)ヘッド部2の厚みは、4mm以下である。
そのため、口腔内で取り回しがし易く、口腔内清掃性を向上させることができる。
上記実施形態は、以下のように変更することができる。なお、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて適用することができる。
・上記実施形態の歯ブラシ1は、ヘッド部2の厚みが4mm以下のいわゆる薄型歯ブラシであるが、ヘッド部2の厚みはこれに限定されない。いわゆる薄型歯ブラシ以外のものに適用することもできる。
・上記実施形態の歯ブラシ1は、ヘッド部2、ハンドル部3、及びネック部4を備える形式のものであるが、ハンドル部3が取外し式のものに適用することもできる。
本発明の歯ブラシについて、以下の試験に基づいてさらに詳細に説明する。なお、本発明は、実施例欄記載の構成に限定されるものではない。
<試験1:括れ形状の植毛孔10についての評価>
(植毛孔10の形成)
開口形状が括れ形状の植毛孔10について評価するために、ヘッド部2に、括れ部のない1種類の試験例1−1の植毛孔10と、括れ部の形状の異なる11種類の試験例1−2〜試験例1−12の植毛孔10が凹設された歯ブラシ1を試験サンプルとして必要数作製した。歯ブラシ1のヘッド部2の厚みは約4.0mmである。すべての植毛孔10は、それぞれ6〜12箇所ずつ凹設した。また、すべての植毛孔10は、ストレート形状で上下方向の高さが約3.0mmの本体部11のみが形成されており、底部側に縮径部12或いは拡径部は設けられていない。本体部11の上下方向全体に亘って、開口形状と同形状の横断面形状を有している。植毛孔10の開口形状を表1に模式図として示している。
試験例1−1〜1−12の植毛孔10は、開口面積が2.30mm前後でほぼ一定である。また、試験例1−2〜1−12の植毛孔10は、括れ部分での最も短い横方向の長さa、植毛孔10の縦方向の長さb、括れ部分の縦方向の長さc、植毛孔10横方向の最も長い長さdを異ならせている。
(フィラメント21の植え込み)
各試験例の各植毛孔10内に、2つ折りしたフィラメント21を入れて平線23を打ち込んだ。フィラメント21は、直径0.19mmのナイロン抗菌毛を使用した。また、フィラメント21の充填率は、80〜85%程度となるように調整した。平線23は、長さ2.05mm、幅1.45mmで銅合金製のものを使用した。平線23は、歯ブラシ1の軸線X方向に対して約15゜の角度を有するように打ち込んだ。
(一本抜毛強度の測定)
1つの植毛孔10について、一本抜毛強度を10回ずつ測定した。一本抜毛強度は、植毛孔10に植え付けられたフィラメント21の一本を専用器具で掴み、島津製作所製オートグラフを用いて植毛孔10からフィラメント21の一本が抜けるまでの最大引張応力(N)を測定した。一本抜毛強度の10回分の測定値の平均値を算出して、抜毛強度とした。また、試験例1−1の抜毛強度に対する試験例1−2〜1−12の抜毛強度の割合を、増加率(%)として算出した。これらの結果を表1に示した。
扁平率a/bの値と、抜毛強度について検討すると、扁平率a/bが0.6以上である試験例1−2〜1−7では、試験例1−1の切欠円形状の植毛孔10に対して、抜毛強度が約120%以上に向上していた。また、扁平率a/bが0.5以下である試験例1−10〜1−12では、試験例1−1の植毛孔10に対して、抜毛強度が約110〜130%程度向上していた。一方、扁平率a/bが、0.5より大きく0.6より小さい範囲にある試験例1−8、1−9では、試験例1−1の植毛孔10より抜毛強度が低下していた。括れ形状の植毛孔10の扁平率a/bと抜毛強度の増加率の関係について、図5に示した。
括れ形状の植毛孔10で扁平率a/bの値が0.6以上であると、植毛孔10の括れ部での横方向の幅が広く、かつ、植毛孔10に打ち込まれた平線23によってフィラメント21が横方向に並びやすくなるため均一化しやすい。そのため、平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力が平均化し、かつ、フィラメントに力が十分かかるのでフィラメント21が抜け難くなると考えられる。
一方、括れ形状の植毛孔10でa/bの値が0.5以下であると、植毛孔10の括れ部での横方向の幅が狭くなり、平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力がフィラメント21に対して掛かり易くなることで、フィラメント21が抜け難くなると考えられる。
括れ率(d−a)/dの値と、抜毛強度について検討すると、括れ率(d−a)/dが0.3以下である試験例1−2〜1−7では、試験例1の切欠円形状の植毛孔10に対して、抜毛強度が約120%以上に向上していた。また、扁平率a/bが0.4以上である試験例1−10〜1−12では、試験例1−1の植毛孔10に対して、抜毛強度が約110〜130%程度向上していた。一方、扁平率a/bが、0.3より大きく0.4より小さい範囲にある試験例1−8.1−9では、試験例1−1の植毛孔10より抜毛強度が低下していた。括れ形状の植毛孔10の括れ率(d−a)/dと抜毛強度の増加率の関係について、図6に示した。
括れ形状の植毛孔10で括れ率(d−a)/dが0.3以下であると、植毛孔10に打ち込まれた平線23によってフィラメント21が平均化して植毛孔10の縦方向に並び易くなると考えられる。
一方、括れ形状の植毛孔10で括れ率(d−a)/dが0.4以上であると、平線23と括れ部によって形成された植毛孔10の内面が断面コ字状となり、フィラメント21にかかる平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力を平均化することができると考えられる。
括れ幅率c/bの値と、抜毛強度について検討すると、括れ幅率c/bが0.32以上である試験例1−2〜1−6では、試験例1−1の切欠円形状の植毛孔10に対して、抜毛強度が120%以上に向上していた。また、括れ幅率c/bが0.30以下である試験例1−7、1−10〜1−12では、試験例1−1の植毛孔10に対して、抜毛強度が約110〜130%程度向上していた。一方、括れ幅率c/bが、0.30より大きく0.32より小さい範囲にある試験例1−8、1−9では、試験例1−1の植毛孔10より抜毛強度が低下していた。括れ形状の植毛孔10の括れ幅率c/bと抜毛強度の増加率の関係について、図7に示した。
括れ形状の植毛孔10で、括れ幅率c/bが0.30以下であると、平線23と植毛孔10の内面との間で生じる圧力が最も弱い部位に括れ部が位置するので、平線23からの圧力が均等にフィラメント21に加わってフィラメント21が抜け難くなると考えられる。一方、括れ幅率c/bが0.32以上であると、括れ部により植毛孔10の縦方向に平均して圧力を負荷することができると考えられる。
<試験2:植毛孔の縦断面形状についての評価>
(植毛孔10の形成)
植毛孔10の縦断面形状について評価するために、ヘッド部2に、縦断面形状の異なる5種類の植毛孔10が凹設された歯ブラシ1を試験サンプルとして必要数作製した。歯ブラシ1のヘッド部2の厚みは約4.0mmである。5種類の植毛孔10は、それぞれ10箇所ずつ凹設した。すべての植毛孔10は、本体部11と縮径部12を備えており、植毛孔10の上下方向の高さH1は約3mmとした。すべての植毛孔10の横断面形状は、深さ方向全長に亘って円形状とした。植毛孔10の縦断面形状を表2に模式図として示している。
試験例2−1〜2−5の植毛孔10は、本体部11が、開口から徐々に縮径或いは拡径する形状に形成されている。ここで、図3に示すように、植毛孔10の開口の径を開口径D1、本体部11の底面での径を径D2、逆テーパ部11cとテーパ部11bとの境界部分の径を径D3とする。試験例2−1の植毛孔10は、本体部11の開口径D1が1.6mm、本体部11の底断面の径D2が1.7mmで、本体部11の開口から本体部11の底にかけて連続的に拡径する逆テーパ形状に形成されている。つまり、実施例1−1の植毛孔10は、本体部11全体が逆テーパ部11cとして形成されている。
試験例2−2の植毛孔10は、開口径D1が1.7mm、径D2が1.6mmで、本体部11の開口から本体部11の底にかけて連続的に縮径するテーパ形状に形成されている。つまり、実施例1−2の植毛孔10は、本体部11全体がテーパ部11bとして形成されている。
試験例2−3の植毛孔10は、本体部11の開口径D1及び径D2が1.7mm、植毛孔10の上下方向略中央位置での径D3が1.6mmで、本体部11の開口から植毛孔10の上下方向略中央位置にかけて連続的に縮径するテーパ形状と、植毛孔10の上下方向略中央位置から本体部11の底にかけて連続的に拡径する逆テーパ形状とが上下方向に重なり合った形状に形成されている。つまり、実施例1−3の植毛孔10は、本体部11の略上半分がテーパ部11b、略下半分が逆テーパ部11cとして形成されている。
試験例2−4の植毛孔10は、本体部11の開口径D1及び径D2が1.6mm、径D3が1.7mmで、本体部11の開口から植毛孔10の上下方向略中央位置にかけて連続的に拡径する逆テーパ形状と、植毛孔10の上下方向略中央位置から本体部11の底にかけて連続的に縮径するテーパ形状とが上下方向に重なり合った形状に形成されている。つまり、実施例1−4の植毛孔10は、本体部11の略上半分が逆テーパ部11c、略下半分がテーパ部11bとして形成されている。
また、試験例2−5の植毛孔10は従来形状のものであり、本体部11の開口から本体部11の底に至るまでの断面の径がすべて1.7mmであり、本体部11は、上下方向に同径のストレート形状に形成されている。
なお、各試験例では、縮径部12は、本体部11の底面に対して約1.9゜〜4゜の角度で傾斜する傾斜面を有し、下方ほど縮径する形状に形成されている。
各試験例について、試験1と同様に植毛孔10にフィラメント21を植え込み、一本抜毛強度を測定するとともに増加率(%)を算出した。これらの結果を表2に示した。
テーパ部11bまたは逆テーパ部11cを有する試験例2−1〜2−4の植毛孔10は、ストレート部11aのみを有する試験例2−5の植毛孔10より高い抜毛強度が得られた。中でも、試験例2−1のように、本体部11の全体が逆テーパ部11cとなっている植毛孔10では、ストレート形状の植毛孔10に比べて、抜毛強度が2倍近くに向上していた。また、試験例2−3と2−4の比較においては、植毛孔10の開口側に逆テーパ部11cが形成されている方が、より抜毛強度が向上するといった結果が得られた。
こうした結果は、植毛孔10の開口側が徐々に狭くなることにより、植毛孔10内のフィラメント21が圧縮されて、その反発から植毛孔10の内周面への圧力が増加するためであると考えられる。径が狭くなった開口部では、フィラメント21の圧縮に対する反発による圧力が最も高くなることで、フィラメント21の一本一本が抜け難い状態になっているものと考えられる。
また、試験例2−2のように、本体部11全体がテーパ部11bとなっている植毛孔10でも、ストレート形状の植毛孔10に比べて抜毛強度が向上していた。これは、植毛孔10の開口側が徐々に広くなることにより、植毛孔10への平線23打ち込み時の負荷が軽減され、安定した平線23の打ち込み深さを得ることができるためであると考えられる。
D1…開口径、D2、D3…径、H1、H2、H3…高さ、1…歯ブラシ、2…ヘッド部、2a…植毛面、3…ハンドル部、4…ネック部、10…植毛孔、11…本体部、11a…ストレート部、11b…テーパ部、11c…逆テーパ部、12…縮径部、21…フィラメント、22…毛束、23…平線。

Claims (4)

  1. 植毛面に複数の植毛孔が凹設されたヘッド部を備え、
    前記植毛孔には、複数本のフィラメントが平線を打ち込むことによって固定されており、
    前記植毛孔の開口形状は、前記平線を挟んで対向する箇所が内方へ向かって凹んだ括れ形状であり、
    前記植毛孔の括れ部分での最も短い横方向の長さをa、植毛孔の縦方向の長さをbとしたとき、a/bの値が0.6以上であるか、0.5以下であることを特徴とする歯ブラシ。
  2. 前記植毛孔の縦断面形状は、開口側から底側に向かって徐々に径が変化することを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 前記植毛孔は、開口側から底側に向かって徐々に拡径する逆テーパ部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯ブラシ。
  4. 前記ヘッド部の厚みは、4mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯ブラシ。
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