JPH09148288A - 基板のウェット処理装置 - Google Patents
基板のウェット処理装置Info
- Publication number
- JPH09148288A JPH09148288A JP32799395A JP32799395A JPH09148288A JP H09148288 A JPH09148288 A JP H09148288A JP 32799395 A JP32799395 A JP 32799395A JP 32799395 A JP32799395 A JP 32799395A JP H09148288 A JPH09148288 A JP H09148288A
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- Japan
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- wet processing
- processing
- wet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板搬送時のコンタミの影響を少なくすると
ともに、複数のウェット処理部を連続して設けても、隣
接する処理部の相互干渉が少ない基板のウェット処理装
置を提供する。 【解決手段】 ウェット処理工程の全体にわたって、搬
送ロボットBにより基板SBを水平状態のまま保持搬送
する。搬送ロボットBは、基板SBを吊持状に把持した
状態で、ウェット処理部Cに沿って走行可能とされる
(矢符(A) 参照)。また、ウェット処理部Cでは、搬送
ロボットBが昇降動作することにより、基板SBを水平
状態に保ったままで基板SBの装脱着が行われる。その
際、アクアナイフ4は、基板SBの昇降を妨げないよう
昇降経路から一時的に退避する(矢符(C) 参照)。ウェ
ット処理はアクアナイフ4から処理液を吐出して行われ
る。
ともに、複数のウェット処理部を連続して設けても、隣
接する処理部の相互干渉が少ない基板のウェット処理装
置を提供する。 【解決手段】 ウェット処理工程の全体にわたって、搬
送ロボットBにより基板SBを水平状態のまま保持搬送
する。搬送ロボットBは、基板SBを吊持状に把持した
状態で、ウェット処理部Cに沿って走行可能とされる
(矢符(A) 参照)。また、ウェット処理部Cでは、搬送
ロボットBが昇降動作することにより、基板SBを水平
状態に保ったままで基板SBの装脱着が行われる。その
際、アクアナイフ4は、基板SBの昇降を妨げないよう
昇降経路から一時的に退避する(矢符(C) 参照)。ウェ
ット処理はアクアナイフ4から処理液を吐出して行われ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は基板のウェット処
理装置に関し、さらに詳細には、液晶表示パネルの基
板、半導体のウェハ基板等、各種エレクトロニクス製品
の基板を一枚ずつウェット処理するための枚葉式ウェッ
ト処理技術に関する。
理装置に関し、さらに詳細には、液晶表示パネルの基
板、半導体のウェハ基板等、各種エレクトロニクス製品
の基板を一枚ずつウェット処理するための枚葉式ウェッ
ト処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の枚葉式ウェット処理装置に
関しては、処理を行うにあたり、基板を水平に保持し
て、一方向に搬送するかまたは水平方向に揺動し、基板
に対向する位置にスプレーノズルをマトリクス状に配置
してウェット処理を行う方法が一般的に用いられてい
る。
関しては、処理を行うにあたり、基板を水平に保持し
て、一方向に搬送するかまたは水平方向に揺動し、基板
に対向する位置にスプレーノズルをマトリクス状に配置
してウェット処理を行う方法が一般的に用いられてい
る。
【0003】このような方法においては、基板を水平方
向に移動させるために、例えば、特開昭63−1216
78号に開示されているように、基板をコロ上に支持し
て搬送するものや、特開平5−190519号に開示さ
れているように、Oリング上に基板を支持して搬送する
ものなどが提案されており、これらにおけるウェット処
理は、いずれも基板を上記のうような方法で水平方向に
移動させながら、移動中の基板に対してスプレーノズル
から薬液を吹きつけている。
向に移動させるために、例えば、特開昭63−1216
78号に開示されているように、基板をコロ上に支持し
て搬送するものや、特開平5−190519号に開示さ
れているように、Oリング上に基板を支持して搬送する
ものなどが提案されており、これらにおけるウェット処
理は、いずれも基板を上記のうような方法で水平方向に
移動させながら、移動中の基板に対してスプレーノズル
から薬液を吹きつけている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では以下のような問題点があった。
うな従来の構成では以下のような問題点があった。
【0005】すなわち、上記のようにコロやOリングを
用いて基板を搬送したのでは、搬送路の長さに応じて多
数のコロやOリング、さらにはこれらを回転可能に軸支
する回転軸やその軸受等が必要となって搬送路の構成が
複雑となる他、基板裏面がコロやOリングと常時擦れ合
いながら搬送されるため、これらの接触によるコンタミ
(例えば、Oリングの表面劣化による基板裏面への微粒
子の付着)や、搬送発塵(例えば、軸受けの発塵による
微粒子の基板への付着)によるコンタミなどの影響を受
け、基板のクリーン度が十分に上がらないという問題が
ある。
用いて基板を搬送したのでは、搬送路の長さに応じて多
数のコロやOリング、さらにはこれらを回転可能に軸支
する回転軸やその軸受等が必要となって搬送路の構成が
複雑となる他、基板裏面がコロやOリングと常時擦れ合
いながら搬送されるため、これらの接触によるコンタミ
(例えば、Oリングの表面劣化による基板裏面への微粒
子の付着)や、搬送発塵(例えば、軸受けの発塵による
微粒子の基板への付着)によるコンタミなどの影響を受
け、基板のクリーン度が十分に上がらないという問題が
ある。
【0006】また、高温の薬液を使用する場合には、薬
液が接触する部分をフッ素樹脂化することが必要となる
が、上記のように搬送路上でウェット処理を行う構成で
は、複雑な構成となる搬送路の全てについてフッ素樹脂
化を図ることは困難である。しかも複数のウェット処理
部を設けて連続処理を行う場合には、隣接する処理部に
異なった薬液を使用すると、基板に対するスプレーノズ
ルからの液垂れや雰囲気の影響を避けることができない
という問題もある。
液が接触する部分をフッ素樹脂化することが必要となる
が、上記のように搬送路上でウェット処理を行う構成で
は、複雑な構成となる搬送路の全てについてフッ素樹脂
化を図ることは困難である。しかも複数のウェット処理
部を設けて連続処理を行う場合には、隣接する処理部に
異なった薬液を使用すると、基板に対するスプレーノズ
ルからの液垂れや雰囲気の影響を避けることができない
という問題もある。
【0007】さらに、スプレーノズルによるウェット処
理では基板処理に十分な均一性が得られない一方、スプ
レーノズルをマトリクス状に配置すると薬液の配管が複
雑なものとなり、装置の構成も複雑となるという問題も
あった。
理では基板処理に十分な均一性が得られない一方、スプ
レーノズルをマトリクス状に配置すると薬液の配管が複
雑なものとなり、装置の構成も複雑となるという問題も
あった。
【0008】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、基板搬送
時のコンタミの影響を少なくするとともに、複数のウェ
ット処理部を連続して設けても、隣接する処理部の相互
干渉が少ない基板のウェット処理装置を提供することに
ある。
れたものであって、その目的とするところは、基板搬送
時のコンタミの影響を少なくするとともに、複数のウェ
ット処理部を連続して設けても、隣接する処理部の相互
干渉が少ない基板のウェット処理装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の基板のウェット処理装置は、矩形状の基板
を一枚ずつ水平状態のままウェット処理するための枚葉
式ウェット処理装置であって、基板を処理工程全体にわ
たって水平状態のまま保持搬送する搬送ロボットと、基
板をウェット処理する少なくとも一つのウェット処理部
とを備えてなり、前記搬送ロボットは、搬入搬出部にお
ける基板の装脱着と、前記ウェット処理部への基板の装
脱着に際して、基板を垂直方向へ昇降させるように構成
されていることを特徴とする。
め、本発明の基板のウェット処理装置は、矩形状の基板
を一枚ずつ水平状態のままウェット処理するための枚葉
式ウェット処理装置であって、基板を処理工程全体にわ
たって水平状態のまま保持搬送する搬送ロボットと、基
板をウェット処理する少なくとも一つのウェット処理部
とを備えてなり、前記搬送ロボットは、搬入搬出部にお
ける基板の装脱着と、前記ウェット処理部への基板の装
脱着に際して、基板を垂直方向へ昇降させるように構成
されていることを特徴とする。
【0010】そして、より具体的には、前記搬送ロボッ
トは、基板の対向する2辺を吊持状に把持する一対の把
持アームと、この把持アームを開閉動作させる開閉装置
と、この把持アームを垂直方向へ昇降動作させる昇降装
置とを備えてなることが好ましく、また、前記ウェット
処理部は、基板処理面に対して処理液をカーテン状に吐
出するアクアナイフを備え、このアクアナイフは、前記
搬送ロボットによる基板の昇降に際して、基板の昇降経
路から退避可能な構成とされていることが好ましい。
トは、基板の対向する2辺を吊持状に把持する一対の把
持アームと、この把持アームを開閉動作させる開閉装置
と、この把持アームを垂直方向へ昇降動作させる昇降装
置とを備えてなることが好ましく、また、前記ウェット
処理部は、基板処理面に対して処理液をカーテン状に吐
出するアクアナイフを備え、このアクアナイフは、前記
搬送ロボットによる基板の昇降に際して、基板の昇降経
路から退避可能な構成とされていることが好ましい。
【0011】しかして、本発明においては、矩形状の基
板をウェット処理するに際し、搬送ロボットにより、処
理工程の全体を通じて基板が水平状態のまま保持搬送さ
れるとともに、ウェット処理部における基板の装脱着も
基板を水平状態に保持した状態で垂直方向に昇降させて
行われる。
板をウェット処理するに際し、搬送ロボットにより、処
理工程の全体を通じて基板が水平状態のまま保持搬送さ
れるとともに、ウェット処理部における基板の装脱着も
基板を水平状態に保持した状態で垂直方向に昇降させて
行われる。
【0012】また、ウェット処理部におけるウェット処
理が、アクアナイフにより行われることにより、薬液の
液垂れや雰囲気による基板への影響を避けることがで
き、1台の装置内に異種薬液によるウェット処理部を複
数独立配置することが可能となる。
理が、アクアナイフにより行われることにより、薬液の
液垂れや雰囲気による基板への影響を避けることがで
き、1台の装置内に異種薬液によるウェット処理部を複
数独立配置することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】本発明に係る基板のウェット処理装置を図
1および図2に示し、このウェット処理装置は、基板S
Bを一枚ずつ水平状態のままウェット処理する枚葉式の
ものであって、図1に示すように、基板搬入部L、搬入
側移載部(搬入搬出部)A、搬送ロボットB、ウェット
処理部C、搬出側移載部(搬入搬出部)D、基板搬出部
Uおよび制御装置Eを主要部として備えてなる。
1および図2に示し、このウェット処理装置は、基板S
Bを一枚ずつ水平状態のままウェット処理する枚葉式の
ものであって、図1に示すように、基板搬入部L、搬入
側移載部(搬入搬出部)A、搬送ロボットB、ウェット
処理部C、搬出側移載部(搬入搬出部)D、基板搬出部
Uおよび制御装置Eを主要部として備えてなる。
【0015】基板搬入部Lは、基板SB,SB,…が前
工程から搬入される部位で、ウェット処理部Cの搬入側
に配置され、上記基板SB,SB,…がキャリアカセッ
トCCに水平状態に保持収容された状態でこの基板搬入
部Lに搬入される。
工程から搬入される部位で、ウェット処理部Cの搬入側
に配置され、上記基板SB,SB,…がキャリアカセッ
トCCに水平状態に保持収容された状態でこの基板搬入
部Lに搬入される。
【0016】搬入側および搬出側移載部A,Dは、それ
ぞれ移載ロボット1を備えてなる。この移載ロボット1
は、キャリアカセットCCに保持収容された基板SB,
SB,…を、後述する搬送ロボットBとの間で授受する
もので、図示しない吸盤状の吸引部を備えており、キャ
リアカセットCCに収容されている基板SB,SB,…
を一枚ずつ水平状態で吸着チャッキングして抜き出し、
または基板SB,SB,…を一枚ずつ水平状態で吸着チ
ャッキングしてキャリアカセットCCに収容可能とされ
ている。
ぞれ移載ロボット1を備えてなる。この移載ロボット1
は、キャリアカセットCCに保持収容された基板SB,
SB,…を、後述する搬送ロボットBとの間で授受する
もので、図示しない吸盤状の吸引部を備えており、キャ
リアカセットCCに収容されている基板SB,SB,…
を一枚ずつ水平状態で吸着チャッキングして抜き出し、
または基板SB,SB,…を一枚ずつ水平状態で吸着チ
ャッキングしてキャリアカセットCCに収容可能とされ
ている。
【0017】そして、この移載ロボット1aは、その吸
引部でキャリアカセットCCから抜き取った基板SB,
SB,…を水平方向へ所定角度(図示例においては、9
0°)だけ回転させて、搬送ロボットBへの基板受け渡
し位置(後述するウェット処理経路Rの起点)R1 に移
動させる。また、移載ロボット1bは、基板受け取り位
置(後述するウェット処理経路Rの終点)R2 で搬送ロ
ボットBから受け取った基板SB,SB,…を、水平方
向へ所定角度(図示例においては90°)だけ回転させ
て、キャリアカセットCC内に収容させる。
引部でキャリアカセットCCから抜き取った基板SB,
SB,…を水平方向へ所定角度(図示例においては、9
0°)だけ回転させて、搬送ロボットBへの基板受け渡
し位置(後述するウェット処理経路Rの起点)R1 に移
動させる。また、移載ロボット1bは、基板受け取り位
置(後述するウェット処理経路Rの終点)R2 で搬送ロ
ボットBから受け取った基板SB,SB,…を、水平方
向へ所定角度(図示例においては90°)だけ回転させ
て、キャリアカセットCC内に収容させる。
【0018】なお、この搬送ロボットBとキャリアカセ
ットCCとの基板SB,SB,…の授受にあたり移載ロ
ボット1a,1bは、基板SBをキャリアカセットCC
から一枚抜き取りまたは収容する毎に、垂直方向(上下
方向)に1ピッチ分だけ昇降動作して、キャリアカセッ
トCC内に収容されているすべての基板SB,SB,…
を移し替え可能に制御されている。
ットCCとの基板SB,SB,…の授受にあたり移載ロ
ボット1a,1bは、基板SBをキャリアカセットCC
から一枚抜き取りまたは収容する毎に、垂直方向(上下
方向)に1ピッチ分だけ昇降動作して、キャリアカセッ
トCC内に収容されているすべての基板SB,SB,…
を移し替え可能に制御されている。
【0019】搬送ロボットBは、基板SBを1枚ずつ処
理工程の全体にわたって水平状態に保持しつつ、基板S
B,SB,…を後述するウェット処理経路Rに沿って搬
送する装置であって、図示例においては3台の搬送ロボ
ットB1 ,B2 ,B3 から構成される。すなわち、本例
においてはウェット処理の各工程に応じて、上記ウェッ
ト処理経路Rを3分割して、この分割されたウェット処
理経路Rにおける基板SBの搬送を、これら搬送ロボッ
トB1 ,B2 ,B3 がそれぞれ分担して行うように構成
されており、搬送ロボットBへの処理液(薬液)付着に
よる基板SBに与える影響を少なくしている。
理工程の全体にわたって水平状態に保持しつつ、基板S
B,SB,…を後述するウェット処理経路Rに沿って搬
送する装置であって、図示例においては3台の搬送ロボ
ットB1 ,B2 ,B3 から構成される。すなわち、本例
においてはウェット処理の各工程に応じて、上記ウェッ
ト処理経路Rを3分割して、この分割されたウェット処
理経路Rにおける基板SBの搬送を、これら搬送ロボッ
トB1 ,B2 ,B3 がそれぞれ分担して行うように構成
されており、搬送ロボットBへの処理液(薬液)付着に
よる基板SBに与える影響を少なくしている。
【0020】この搬送ロボットB1 ,B2 ,B3 は、ウ
ェット処理経路Rに沿って前後方向に走行可能(図1矢
符(A) 参照)とされる。そして、上記基板SB,SB,
…の搬入搬出部A,Dにおいて移載ロボット1a,1b
との間での基板SBの装脱着と、上記ウェット処理部C
への基板SBの装脱着に際して、基板SBを垂直方向へ
昇降動作させるように構成されている。
ェット処理経路Rに沿って前後方向に走行可能(図1矢
符(A) 参照)とされる。そして、上記基板SB,SB,
…の搬入搬出部A,Dにおいて移載ロボット1a,1b
との間での基板SBの装脱着と、上記ウェット処理部C
への基板SBの装脱着に際して、基板SBを垂直方向へ
昇降動作させるように構成されている。
【0021】具体的には、図2および図3に示すよう
に、搬送ロボットBは、基板SBの対向する2辺を吊持
状に把持する一対の把持アーム21,21と、この把持
アーム21,21を開閉動作させる開閉装置23と、こ
の把持アーム21,21を垂直方向へ昇降動作させる昇
降装置26とを備えてなる。
に、搬送ロボットBは、基板SBの対向する2辺を吊持
状に把持する一対の把持アーム21,21と、この把持
アーム21,21を開閉動作させる開閉装置23と、こ
の把持アーム21,21を垂直方向へ昇降動作させる昇
降装置26とを備えてなる。
【0022】この一対の把持アーム21,21は、所定
の間隔(本例では基板SBの長手方向の長さに応じて設
定される)をもって後述する回転ロッド24の先端部に
設けられる。そして、この把持アーム21は、それぞれ
対向する2本のつめ状部材21a,21bからなり、こ
れらで上記基板SBの対向する2辺を挟み込んで吊持状
に把持するもので、それらの先端部には内向きに突出し
た係止部22が設けられている。
の間隔(本例では基板SBの長手方向の長さに応じて設
定される)をもって後述する回転ロッド24の先端部に
設けられる。そして、この把持アーム21は、それぞれ
対向する2本のつめ状部材21a,21bからなり、こ
れらで上記基板SBの対向する2辺を挟み込んで吊持状
に把持するもので、それらの先端部には内向きに突出し
た係止部22が設けられている。
【0023】開閉装置23は、上記つめ状部材21a,
21bの基端部を貫通して設けられた2本の回転ロッド
24,24と、この回転ロッド24,24をその軸心ま
わりに両方向に回転可能に支持する回転駆動源25とか
ら構成される。この2本の回転ロッド24,24は、所
定の間隔(本例では基板SBの対向する長手方向の2辺
の間隔に応じて設定される)をもって平行に配設されて
なり、回転ロッド24の基端部が回転駆動源25に連結
されるとともに、その先端部に上記つめ状部材21a,
21bが固定的に設けられて、回転駆動源25の駆動に
より把持アーム21,21の開閉動作が可能とされてい
る。
21bの基端部を貫通して設けられた2本の回転ロッド
24,24と、この回転ロッド24,24をその軸心ま
わりに両方向に回転可能に支持する回転駆動源25とか
ら構成される。この2本の回転ロッド24,24は、所
定の間隔(本例では基板SBの対向する長手方向の2辺
の間隔に応じて設定される)をもって平行に配設されて
なり、回転ロッド24の基端部が回転駆動源25に連結
されるとともに、その先端部に上記つめ状部材21a,
21bが固定的に設けられて、回転駆動源25の駆動に
より把持アーム21,21の開閉動作が可能とされてい
る。
【0024】昇降装置26は、図2に示すように、上記
回転駆動源25の上端に上向きに設けられた昇降ロッド
27と、この昇降ロッド27に昇降動作を与える昇降駆
動源28とから構成され、この昇降駆動源28を駆動す
ることにより、この昇降駆動源28に連結された昇降ロ
ッド27が昇降動作し、これによって上記把持アーム2
1,21が垂直方向へ昇降動作可能とされている(図2
および図3の矢符(B)参照)。また、この昇降駆動源2
8は、図示しない走行手段を備えてなり、上記ウェット
処理経路Rに沿って前後方向に走行可能とされており、
昇降装置26、ひいては上記把持アーム21がウェット
処理経路Rに沿って前後方向に走行可能とされている
(図3矢符(A) 参照)。
回転駆動源25の上端に上向きに設けられた昇降ロッド
27と、この昇降ロッド27に昇降動作を与える昇降駆
動源28とから構成され、この昇降駆動源28を駆動す
ることにより、この昇降駆動源28に連結された昇降ロ
ッド27が昇降動作し、これによって上記把持アーム2
1,21が垂直方向へ昇降動作可能とされている(図2
および図3の矢符(B)参照)。また、この昇降駆動源2
8は、図示しない走行手段を備えてなり、上記ウェット
処理経路Rに沿って前後方向に走行可能とされており、
昇降装置26、ひいては上記把持アーム21がウェット
処理経路Rに沿って前後方向に走行可能とされている
(図3矢符(A) 参照)。
【0025】そして、このように構成されてなる搬送ロ
ボットBは、図4に示すように、上記移載ロボット1a
から受け取った基板SBを、走行手段によりウェット処
理経路Rに沿って搬送して所定のウェット処理部Cの所
定位置で停止すると、昇降装置26が駆動されて上記把
持アーム21とともに基板SBを垂直方向に下降させて
(図4矢符(B) 参照)、後述する処理槽3内でウェット
処理が行われる。したがって、基板SBは、搬送時のみ
ならず昇降動作時にも、常に水平状態が保たれている。
ボットBは、図4に示すように、上記移載ロボット1a
から受け取った基板SBを、走行手段によりウェット処
理経路Rに沿って搬送して所定のウェット処理部Cの所
定位置で停止すると、昇降装置26が駆動されて上記把
持アーム21とともに基板SBを垂直方向に下降させて
(図4矢符(B) 参照)、後述する処理槽3内でウェット
処理が行われる。したがって、基板SBは、搬送時のみ
ならず昇降動作時にも、常に水平状態が保たれている。
【0026】その際、後述する処理槽3内に配設された
ウェット処理用のアクアナイフ4は、基板SBの下降を
妨げないように一時的に退避動作(例えば、図4矢符
(C) に示すような後退動作)を行うとともに、基板SB
が後述する処理槽3内の基板支持台5に当接すると、開
閉装置23の回転駆動源25が駆動されて、回転ロッド
24,24が把持アーム21を開く方向に回転されて、
基板SBが把持アーム21から開放されて基板支持台5
上に載置される。そして、再び昇降装置26が駆動され
て把持アーム21が上昇すると、上記アクアナイフが退
避動作を終えてウェット処理を行う位置まで移動してウ
ェット処理が行われる。
ウェット処理用のアクアナイフ4は、基板SBの下降を
妨げないように一時的に退避動作(例えば、図4矢符
(C) に示すような後退動作)を行うとともに、基板SB
が後述する処理槽3内の基板支持台5に当接すると、開
閉装置23の回転駆動源25が駆動されて、回転ロッド
24,24が把持アーム21を開く方向に回転されて、
基板SBが把持アーム21から開放されて基板支持台5
上に載置される。そして、再び昇降装置26が駆動され
て把持アーム21が上昇すると、上記アクアナイフが退
避動作を終えてウェット処理を行う位置まで移動してウ
ェット処理が行われる。
【0027】ウェット処理部Cは、高洗浄度雰囲気に維
持される処理室内に、1列に設けられた複数の独立した
処理槽からなる処理槽列3で構成され、この処理槽列3
の一端側はオペレータゾーンOに面するように配置され
ている。つまり、基板SB,SB,…のウェット処理経
路Rは、上記基板受け渡し位置R1 から基板受け取り位
置R2 までの間で上記処理槽列3に沿って一直線上に構
成されている。
持される処理室内に、1列に設けられた複数の独立した
処理槽からなる処理槽列3で構成され、この処理槽列3
の一端側はオペレータゾーンOに面するように配置され
ている。つまり、基板SB,SB,…のウェット処理経
路Rは、上記基板受け渡し位置R1 から基板受け取り位
置R2 までの間で上記処理槽列3に沿って一直線上に構
成されている。
【0028】そして、図示例においては、処理槽列3に
は3つの処理槽3a〜3cと1個のスピンドライヤ3d
が設けられてなり、具体的には、処理槽3aおよび3b
は、基板SB,SB,…の被処理面に形成されたフォト
レジスト膜をマスクとしてエッチング処理するための薬
液槽であり、処理槽3cは上記処理槽3a,3bによっ
てエッチング処理された基板SB,SB,…の被処理面
に付着したエッチング液を洗浄する水洗槽である。
は3つの処理槽3a〜3cと1個のスピンドライヤ3d
が設けられてなり、具体的には、処理槽3aおよび3b
は、基板SB,SB,…の被処理面に形成されたフォト
レジスト膜をマスクとしてエッチング処理するための薬
液槽であり、処理槽3cは上記処理槽3a,3bによっ
てエッチング処理された基板SB,SB,…の被処理面
に付着したエッチング液を洗浄する水洗槽である。
【0029】したがって、処理槽3aおよび3bにおい
てはエッチング処理用の薬液が処理液として使用され、
また処理槽3cにおいては水洗用の純水が処理液として
使用される。そして、本例では処理槽3aと3bとでは
異種の薬液が使用され、処理槽3aでは薬液の温度が7
0℃以上に設定されるとともに、処理槽3bでは70℃
以下に設定されている。そのため、本例においては、こ
の処理槽3aは、その薬液と接する部分、つまり処理槽
3a全体がPTFE等のフッ素樹脂で製作されており、
高温の処理液を使用しても歪みによる液漏れ等が生じな
いように構成されている。また、処理液の温度が低い処
理槽3bは、耐熱性のクリーンPVCにより製作されて
いる。
てはエッチング処理用の薬液が処理液として使用され、
また処理槽3cにおいては水洗用の純水が処理液として
使用される。そして、本例では処理槽3aと3bとでは
異種の薬液が使用され、処理槽3aでは薬液の温度が7
0℃以上に設定されるとともに、処理槽3bでは70℃
以下に設定されている。そのため、本例においては、こ
の処理槽3aは、その薬液と接する部分、つまり処理槽
3a全体がPTFE等のフッ素樹脂で製作されており、
高温の処理液を使用しても歪みによる液漏れ等が生じな
いように構成されている。また、処理液の温度が低い処
理槽3bは、耐熱性のクリーンPVCにより製作されて
いる。
【0030】スピンドライヤ3dは、上記水洗槽3cで
水洗された基板SB,SB,…を高速回転させて、遠心
力により基板SBの表面に付着した水分を振り切って乾
燥させる装置である。
水洗された基板SB,SB,…を高速回転させて、遠心
力により基板SBの表面に付着した水分を振り切って乾
燥させる装置である。
【0031】また、図1に示すように、各処理槽3a〜
3cはおよびスピンドライヤ3dの両側面には、隣接す
る処理槽等を相互に独立させて、処理液同士の干渉によ
る影響を遮断するための遮断壁10,10,…が設けら
れている。この遮断壁10の材質としては、オペレータ
による視認性を確保するため、透明のPVCが好適に用
いられている。さらに、各処理槽3a〜3cには、図2
に示すような排気口11がそれぞれ設けられるととも
に、図7等に示すような廃液口12が設けられ、各処理
槽3a〜3cは密閉架台とされる本ウェット処理装置内
にそれぞれ独立に配置されている。
3cはおよびスピンドライヤ3dの両側面には、隣接す
る処理槽等を相互に独立させて、処理液同士の干渉によ
る影響を遮断するための遮断壁10,10,…が設けら
れている。この遮断壁10の材質としては、オペレータ
による視認性を確保するため、透明のPVCが好適に用
いられている。さらに、各処理槽3a〜3cには、図2
に示すような排気口11がそれぞれ設けられるととも
に、図7等に示すような廃液口12が設けられ、各処理
槽3a〜3cは密閉架台とされる本ウェット処理装置内
にそれぞれ独立に配置されている。
【0032】また、このウェット処理部Cにおける各処
理槽3a〜3cは、図5に示すように、基板SBの処理
面に対して処理液をカーテン状に吐出するアクアナイフ
4を備える。このアクアナイフ4は、上述したように、
上記搬送ロボットBによる基板SBの昇降動作に際し
て、基板SBの昇降経路から退避可能な構成とされてい
る。
理槽3a〜3cは、図5に示すように、基板SBの処理
面に対して処理液をカーテン状に吐出するアクアナイフ
4を備える。このアクアナイフ4は、上述したように、
上記搬送ロボットBによる基板SBの昇降動作に際し
て、基板SBの昇降経路から退避可能な構成とされてい
る。
【0033】このアクアナイフ4は、上記処理槽3a〜
3cにおいて処理の用途に応じて配置する個数や配置位
置等が適宜設定変更される。例えば、本例においては、
上記処理槽3a〜3cのうち3a,3bの処理槽では、
それぞれ図6乃至図8に示すように1対(2個)のアク
アナイフ4a,4bが用いられるが、処理槽(水洗槽)
3cではアクアナイフ4は基板SBの片側にのみ1個
(4c)配置されている(図9乃至図11参照)。
3cにおいて処理の用途に応じて配置する個数や配置位
置等が適宜設定変更される。例えば、本例においては、
上記処理槽3a〜3cのうち3a,3bの処理槽では、
それぞれ図6乃至図8に示すように1対(2個)のアク
アナイフ4a,4bが用いられるが、処理槽(水洗槽)
3cではアクアナイフ4は基板SBの片側にのみ1個
(4c)配置されている(図9乃至図11参照)。
【0034】この処理槽3a〜3cにおける各アクアナ
イフ4は、その個数および配置を除いて基本構成は共通
にするため、ここでは3aの処理槽におけるアクアナイ
フ4の構成を例にとって説明する。
イフ4は、その個数および配置を除いて基本構成は共通
にするため、ここでは3aの処理槽におけるアクアナイ
フ4の構成を例にとって説明する。
【0035】ここで、アクアナイフ4は、先端部が細く
形成されたナイフ状の外形を有し、図6に示すように処
理液供給用の配管41,41を備えるとともに、図示し
ないがその先端部には処理液吐出用の開口部を備える。
この開口部は、図5に示すように基板SBの処理面に対
して処理液をカーテン状に吐出可能なように細長いスリ
ット状の開口部とされ、その開口長さは基板SBの1辺
の長さとほぼ同じとなるように設定されている。そし
て、ウェット処理時においては、この開口部が、基板S
Bの端部から10mm程度基板内に入った場所に、基板
SBの端部を覆うように位置するよう設定されている
(図6参照)。
形成されたナイフ状の外形を有し、図6に示すように処
理液供給用の配管41,41を備えるとともに、図示し
ないがその先端部には処理液吐出用の開口部を備える。
この開口部は、図5に示すように基板SBの処理面に対
して処理液をカーテン状に吐出可能なように細長いスリ
ット状の開口部とされ、その開口長さは基板SBの1辺
の長さとほぼ同じとなるように設定されている。そし
て、ウェット処理時においては、この開口部が、基板S
Bの端部から10mm程度基板内に入った場所に、基板
SBの端部を覆うように位置するよう設定されている
(図6参照)。
【0036】また、この開口部と上記配管41との間に
は、配管41から供給される処理液を開口部からムラな
く吐出できるように、一時的に処理液を溜め置くことが
できる処理液貯留部(図示省略)が形成されている。こ
の処理液貯留部は、上記開口部と連通した袋状の溝部と
してアクアナイフ4の内部に形成されており、その溝部
の長さは開口部の開口長さとほぼ同じに設定されてい
る。
は、配管41から供給される処理液を開口部からムラな
く吐出できるように、一時的に処理液を溜め置くことが
できる処理液貯留部(図示省略)が形成されている。こ
の処理液貯留部は、上記開口部と連通した袋状の溝部と
してアクアナイフ4の内部に形成されており、その溝部
の長さは開口部の開口長さとほぼ同じに設定されてい
る。
【0037】なお、このアクアナイフ4およびその配管
41等も、上記処理槽3aと同様に高温の処理液を使用
する場合にはPFA等のフッ素樹脂で製作され、液漏れ
等が生じないように構成される。
41等も、上記処理槽3aと同様に高温の処理液を使用
する場合にはPFA等のフッ素樹脂で製作され、液漏れ
等が生じないように構成される。
【0038】そして、このアクアナイフ4は、図7およ
び図8に示すように、処理槽3の下面に突出して設けら
れた一対のアクアナイフ保持アーム42,42に回転軸
43,43を介して揺動可能に軸支されており、図8の
矢符(D) に示す範囲で基板SBに対する角度を任意に設
定変更可能とされている。この角度調節は、図示例では
基板SBの法線方向に対して70°〜90°程度の範囲
とされるが、これは基板SBに対して処理液が均一に吐
出されるように適宜この範囲内でアクアナイフ4の角度
を調節可能としたものであり、この角度はこの目的の範
囲内で適宜設計変更可能である。
び図8に示すように、処理槽3の下面に突出して設けら
れた一対のアクアナイフ保持アーム42,42に回転軸
43,43を介して揺動可能に軸支されており、図8の
矢符(D) に示す範囲で基板SBに対する角度を任意に設
定変更可能とされている。この角度調節は、図示例では
基板SBの法線方向に対して70°〜90°程度の範囲
とされるが、これは基板SBに対して処理液が均一に吐
出されるように適宜この範囲内でアクアナイフ4の角度
を調節可能としたものであり、この角度はこの目的の範
囲内で適宜設計変更可能である。
【0039】そして、さらに図6以降に示す図示例にお
いては、このアクアナイフ4の揺動範囲を更に拡げるこ
とによって、上記アクアナイフ4の退避動作が実現され
ている。すなわち、この図示例ではアクアナイフ4が、
例えば、図8の二点鎖線で示す位置(基板の法線方向)
まで揺動可能に構成されており、上述のように基板SB
が昇降動作を行う際に、図示しない揺動駆動源、例えば
モータやシリンダ等によってアクアナイフ4を基板SB
の法線方向に引き起すことにより、基板SBの昇降経路
からアクアナイフ4を退避可能としている。
いては、このアクアナイフ4の揺動範囲を更に拡げるこ
とによって、上記アクアナイフ4の退避動作が実現され
ている。すなわち、この図示例ではアクアナイフ4が、
例えば、図8の二点鎖線で示す位置(基板の法線方向)
まで揺動可能に構成されており、上述のように基板SB
が昇降動作を行う際に、図示しない揺動駆動源、例えば
モータやシリンダ等によってアクアナイフ4を基板SB
の法線方向に引き起すことにより、基板SBの昇降経路
からアクアナイフ4を退避可能としている。
【0040】なお、このアクアナイフ4の退避動作につ
いては、上述したように、アクアナイフ4を水平方向に
前進後退動作させて行わせることも可能である(図4お
よび図5参照)。その場合、アクアナイフ保持アーム4
2,42に、アクアナイフ4を水平方向に前後移動させ
る開閉駆動手段を設けてこれを制御することにより退避
動作が実現される。
いては、上述したように、アクアナイフ4を水平方向に
前進後退動作させて行わせることも可能である(図4お
よび図5参照)。その場合、アクアナイフ保持アーム4
2,42に、アクアナイフ4を水平方向に前後移動させ
る開閉駆動手段を設けてこれを制御することにより退避
動作が実現される。
【0041】さらに、このウェット処理部Cにおける各
処理槽3a〜3cは、上記搬送ロボットBによって垂直
方向に下降させられた基板SBを支持・位置決めするた
めの基板支持台5を備えている。この基板支持台5は、
基板SBを直接支えて、その高さ位置を決める支持支柱
51,51,…(図示例では6本で6点支持する)と、
基板SBの側面を囲み込むように配置されて基板の水平
方向の位置を規制する位置決め支柱52,52,…(図
示例では8本で水平方向の動きを規制する)とから構成
される。
処理槽3a〜3cは、上記搬送ロボットBによって垂直
方向に下降させられた基板SBを支持・位置決めするた
めの基板支持台5を備えている。この基板支持台5は、
基板SBを直接支えて、その高さ位置を決める支持支柱
51,51,…(図示例では6本で6点支持する)と、
基板SBの側面を囲み込むように配置されて基板の水平
方向の位置を規制する位置決め支柱52,52,…(図
示例では8本で水平方向の動きを規制する)とから構成
される。
【0042】そして、この基板支持台5は、上記処理槽
3a,3bにおいては、各処理槽3a,3bの下面に隆
起状に設けられたすのこ状の基台6aの上に垂直方向に
突出状に設けられている。そしてここでは、各支持支柱
51,51,…の高さが全て同じ高さに設定されてお
り、基板SBは水平に支持されている。
3a,3bにおいては、各処理槽3a,3bの下面に隆
起状に設けられたすのこ状の基台6aの上に垂直方向に
突出状に設けられている。そしてここでは、各支持支柱
51,51,…の高さが全て同じ高さに設定されてお
り、基板SBは水平に支持されている。
【0043】これに対し、上記処理槽3cにおいては、
図11に示すように、アクアナイフ4cが設けられた側
を上流として下流側に処理液が流れ落ちるように、支持
支柱51,51,…の高さは、下流側に向かうに従って
低く設定されており、基板SBを一定の傾斜をもって支
持するように構成されている。なお、この処理槽3cの
基台6bには、上方に向けて、図9に示すように処理液
(ここでは純水)噴射用のスプレーノズル7,7,…
が、基板SBの全面にわたってマトリックス状に基板S
Bと対向して配設されており、基板SBの裏面(下面)
に対して純水を噴射可能とされている。
図11に示すように、アクアナイフ4cが設けられた側
を上流として下流側に処理液が流れ落ちるように、支持
支柱51,51,…の高さは、下流側に向かうに従って
低く設定されており、基板SBを一定の傾斜をもって支
持するように構成されている。なお、この処理槽3cの
基台6bには、上方に向けて、図9に示すように処理液
(ここでは純水)噴射用のスプレーノズル7,7,…
が、基板SBの全面にわたってマトリックス状に基板S
Bと対向して配設されており、基板SBの裏面(下面)
に対して純水を噴射可能とされている。
【0044】基板搬出部Uは、基板SB,SB,…を次
工程へ搬出する部位で、ウェット処理部Cの搬出側に配
置され、洗浄処理済みの基板SB,SB,…が搬出側移
載部DによってキャリアカセットCCに収容され、次工
程に搬出されている。
工程へ搬出する部位で、ウェット処理部Cの搬出側に配
置され、洗浄処理済みの基板SB,SB,…が搬出側移
載部DによってキャリアカセットCCに収容され、次工
程に搬出されている。
【0045】制御装置Eは、上述した移載ロボット1、
搬送ロボットB(開閉装置23、昇降装置26、走行手
段)、揺動駆動源等を互いに同期して駆動制御するもの
で、この制御装置Eにより、以下のウェット処理工程が
基板SB,SB,…の搬入時から搬出時まで全自動で行
われることとなる。
搬送ロボットB(開閉装置23、昇降装置26、走行手
段)、揺動駆動源等を互いに同期して駆動制御するもの
で、この制御装置Eにより、以下のウェット処理工程が
基板SB,SB,…の搬入時から搬出時まで全自動で行
われることとなる。
【0046】A.基板SB,SB,…の搬入: 前工程の終了した基板SB,SB,…は、キャリア
カセットCC内に収容された状態で、図示しない無人搬
送車(AGV)あるいはオペレータによる手作業で基板
搬入部Lに搬入される。
カセットCC内に収容された状態で、図示しない無人搬
送車(AGV)あるいはオペレータによる手作業で基板
搬入部Lに搬入される。
【0047】 搬入されたキャリアカセットCCは、
上述の如く、搬入側移載部Aの移載ロボット1aによ
り、基板SB,SB,…が一枚ずつ水平状態で吸着チャ
ッキングされて抜き出され、水平方向に90°回転させ
て、搬送ロボットBへの基板受け渡し位置R1 に移動さ
れる。
上述の如く、搬入側移載部Aの移載ロボット1aによ
り、基板SB,SB,…が一枚ずつ水平状態で吸着チャ
ッキングされて抜き出され、水平方向に90°回転させ
て、搬送ロボットBへの基板受け渡し位置R1 に移動さ
れる。
【0048】B.基板SB,SB,…のウェット処理
(処理槽3a,3bでの動作): 基板SBが移載ロボット1aにより基板受け渡し位
置R1 に移動されると、まず第一の搬送ロボットB1 が
基板受け渡し位置R1 まで移動して基板受け渡し位置R
1 に載置された基板SBを吊持状に把持するとともに、
これを水平状態に把持した状態で、走行手段によりウェ
ット処理経路Rに沿って処理槽3aの位置まで基板SB
を搬送する。
(処理槽3a,3bでの動作): 基板SBが移載ロボット1aにより基板受け渡し位
置R1 に移動されると、まず第一の搬送ロボットB1 が
基板受け渡し位置R1 まで移動して基板受け渡し位置R
1 に載置された基板SBを吊持状に把持するとともに、
これを水平状態に把持した状態で、走行手段によりウェ
ット処理経路Rに沿って処理槽3aの位置まで基板SB
を搬送する。
【0049】 そして、処理槽3aの位置では、昇降
装置26を駆動して、基板SBが処理槽3a内の基板支
持台5に当接するまで垂直方向に下降させて、把持アー
ム21,21を開き、基板SBをこの基板支持台5上に
載置して、再び昇降装置26を駆動して把持アーム2
1,21を上方に退避させる。
装置26を駆動して、基板SBが処理槽3a内の基板支
持台5に当接するまで垂直方向に下降させて、把持アー
ム21,21を開き、基板SBをこの基板支持台5上に
載置して、再び昇降装置26を駆動して把持アーム2
1,21を上方に退避させる。
【0050】 その際、上述のようにアクアナイフ4
a,4bは、搬送ロボットB1 の昇降動作に際して昇降
経路から退避するように一旦基板SBの法線方向に引き
起こされるとともに(図8の二点鎖線)、把持アーム2
1,21が上方に退避した後に、再び図8に示す位置
(基板SBの端部を覆う位置)まで倒される。
a,4bは、搬送ロボットB1 の昇降動作に際して昇降
経路から退避するように一旦基板SBの法線方向に引き
起こされるとともに(図8の二点鎖線)、把持アーム2
1,21が上方に退避した後に、再び図8に示す位置
(基板SBの端部を覆う位置)まで倒される。
【0051】 そして、この状態で2個のアクアナイ
フ4a,4bから処理液を交互に吐出する。これによ
り、基板SBの処理面(上面)に対して処理液がカーテ
ン状に吐出され、基板SBの処理面に対するウェット処
理が行われる。
フ4a,4bから処理液を交互に吐出する。これによ
り、基板SBの処理面(上面)に対して処理液がカーテ
ン状に吐出され、基板SBの処理面に対するウェット処
理が行われる。
【0052】 アクアナイフ4a,4bからの処理液
吐出が終わると、これらのアクアナイフ4a,4bが再
び退避するとともに、把持アーム21,21が下降して
基板SBを把持して上昇し、基板SBは次の処理槽3b
まで搬送される。そして、この処理槽3bでも上記か
らまでの動作が上記と同様に行われ、そこでのウェッ
ト処理が終了すると次の処理槽である水洗槽3cまで搬
送される。
吐出が終わると、これらのアクアナイフ4a,4bが再
び退避するとともに、把持アーム21,21が下降して
基板SBを把持して上昇し、基板SBは次の処理槽3b
まで搬送される。そして、この処理槽3bでも上記か
らまでの動作が上記と同様に行われ、そこでのウェッ
ト処理が終了すると次の処理槽である水洗槽3cまで搬
送される。
【0053】C.基板SB,SB,…のウェット処理
(処理槽3cから搬出側移載部Dまでの動作): 水洗槽3cにおいても、搬送ロボットB1 の昇降動
作に際してアクアナイフ4cが昇降経路から退避するの
は、上記処理槽3a,3bの場合と同様であるが、この
水洗槽3cでは、上述のように基板支持台5の支持支柱
51,51,…が下流側に向かうに従って低く傾斜させ
て設定されているため、基板SBは傾斜状態で支持され
る。
(処理槽3cから搬出側移載部Dまでの動作): 水洗槽3cにおいても、搬送ロボットB1 の昇降動
作に際してアクアナイフ4cが昇降経路から退避するの
は、上記処理槽3a,3bの場合と同様であるが、この
水洗槽3cでは、上述のように基板支持台5の支持支柱
51,51,…が下流側に向かうに従って低く傾斜させ
て設定されているため、基板SBは傾斜状態で支持され
る。
【0054】 そして、ウェット処理にあたっては、
この傾斜の上流側に配置されたアクアナイフ4cから純
水が吐出され、この傾斜に沿って基板SBの処理面(上
面)に付着した前工程における処理液が下流側に洗い落
とされる。またその際、基台6bにマトリックス上に配
置されたスプレーノズル7,7,…からも純水が噴射さ
れ、基板SBの裏面(下面)も同時に洗浄される。
この傾斜の上流側に配置されたアクアナイフ4cから純
水が吐出され、この傾斜に沿って基板SBの処理面(上
面)に付着した前工程における処理液が下流側に洗い落
とされる。またその際、基台6bにマトリックス上に配
置されたスプレーノズル7,7,…からも純水が噴射さ
れ、基板SBの裏面(下面)も同時に洗浄される。
【0055】 この洗浄工程が終わると、今度は第二
の搬送ロボットB2 が処理槽3cの位置まで移動してこ
れを把持し、次の工程であるスピンドライヤ3dまで基
板SBを搬送し、そこにおいて基板SBの表面に付着し
た水分を乾燥させる。
の搬送ロボットB2 が処理槽3cの位置まで移動してこ
れを把持し、次の工程であるスピンドライヤ3dまで基
板SBを搬送し、そこにおいて基板SBの表面に付着し
た水分を乾燥させる。
【0056】 そして、スピンドライヤ3dでの乾燥
が終わると、今度は第三の搬送ロボットB3 が、基板受
け取り位置R2 まで搬送してウェット処理工程が終了す
る。
が終わると、今度は第三の搬送ロボットB3 が、基板受
け取り位置R2 まで搬送してウェット処理工程が終了す
る。
【0057】このように、本発明においては、基板SB
が搬送ロボットBによってウェット処理工程の全体にわ
たって水平状態のまま保持搬送されている。
が搬送ロボットBによってウェット処理工程の全体にわ
たって水平状態のまま保持搬送されている。
【0058】C.基板SB,SB,…の搬出:基板受け
取り位置R2 まで搬送された基板SBは、搬出側移載部
Dの移載ロボット1bにより、水平方向に90°回転さ
せられて基板搬出部Uのキャリアカセット(洗浄処理済
みのキャリアカセット)CC内に収容され、搬入時と同
様に無人搬送車等で次工程に搬出される。
取り位置R2 まで搬送された基板SBは、搬出側移載部
Dの移載ロボット1bにより、水平方向に90°回転さ
せられて基板搬出部Uのキャリアカセット(洗浄処理済
みのキャリアカセット)CC内に収容され、搬入時と同
様に無人搬送車等で次工程に搬出される。
【0059】なお、上述した形態はあくまでも本発明の
好適な実施の形態を示すものであって、本発明はこれに
限定されることなく種々設計変更可能である。
好適な実施の形態を示すものであって、本発明はこれに
限定されることなく種々設計変更可能である。
【0060】例えば、ウェット処理部の処理槽列の数お
よび配置は、ウェット処理の内容に応じて適宜変更可能
であり、場合によっては搬送ロボットを制御することに
より、1または2以上の処理槽を飛び越してウェット処
理を行わせるといった構成とすることも可能であり、ま
た、上述の例では、処理槽3aおよび3bに異なる処理
液が使用されているが、勿論同種の処理液を使用するこ
とも可能である。
よび配置は、ウェット処理の内容に応じて適宜変更可能
であり、場合によっては搬送ロボットを制御することに
より、1または2以上の処理槽を飛び越してウェット処
理を行わせるといった構成とすることも可能であり、ま
た、上述の例では、処理槽3aおよび3bに異なる処理
液が使用されているが、勿論同種の処理液を使用するこ
とも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
基板の搬送が搬送ロボットによってなされ、従来のよう
にコロやOリングを用いないので、基板の搬送に伴うコ
ンタミの影響を少なく抑えることができる。
基板の搬送が搬送ロボットによってなされ、従来のよう
にコロやOリングを用いないので、基板の搬送に伴うコ
ンタミの影響を少なく抑えることができる。
【0062】すなわち、本発明によれば、基板の搬送
が、ウェット処理工程の全体にわたって水平状態のまま
搬送ロボットによって対向する2辺を吊持状に把持した
状態でなされるので、基板裏面がコロやOリングと常時
擦れ合いながら搬送されることがなく、Oリング等の表
面劣化による基板裏面への微粒子の付着や搬送発塵等が
抑制され、従来品に比してコンタミの影響をより少なく
することができる。
が、ウェット処理工程の全体にわたって水平状態のまま
搬送ロボットによって対向する2辺を吊持状に把持した
状態でなされるので、基板裏面がコロやOリングと常時
擦れ合いながら搬送されることがなく、Oリング等の表
面劣化による基板裏面への微粒子の付着や搬送発塵等が
抑制され、従来品に比してコンタミの影響をより少なく
することができる。
【0063】また、基板をウェット処理する少なくとも
一つのウェット処理部を備えることから、1台の装置で
異なる処理液を用いるウェット処理部を複数設けて異種
の薬液処理を連続して行わせることが可能となり、基板
のクリーン度の改善、さらにはウェットプロセスの応用
範囲を拡大できるとともに、装置の統合によるコストの
低減とスペースの有効利用に寄与することができる。
一つのウェット処理部を備えることから、1台の装置で
異なる処理液を用いるウェット処理部を複数設けて異種
の薬液処理を連続して行わせることが可能となり、基板
のクリーン度の改善、さらにはウェットプロセスの応用
範囲を拡大できるとともに、装置の統合によるコストの
低減とスペースの有効利用に寄与することができる。
【0064】しかも、ウェット処理の各工程が、それぞ
れ独立したウェット処理部により行われることから、使
用する処理液の温度等に合わせて各ウェット処理部を異
なる材質で製作できる。また、ウェット処理にアクアナ
イフを用いることで、基板処理に十分な均一性が得られ
る一方、各工程間での液垂れや雰囲気の影響を避けるこ
とができ、また、処理液の配管も単純となり装置構成も
単純化できる。
れ独立したウェット処理部により行われることから、使
用する処理液の温度等に合わせて各ウェット処理部を異
なる材質で製作できる。また、ウェット処理にアクアナ
イフを用いることで、基板処理に十分な均一性が得られ
る一方、各工程間での液垂れや雰囲気の影響を避けるこ
とができ、また、処理液の配管も単純となり装置構成も
単純化できる。
【図1】本発明の実施形態である基板ウェット装置の内
部を示す平面断面図である。
部を示す平面断面図である。
【図2】同基板ウェット装置の搬送ロボットを示す図1
の矢符II方向からの断面図である。
の矢符II方向からの断面図である。
【図3】同搬送ロボットの基板保持状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】同搬送ロボットの昇降動作およびアクアナイフ
の退避動作の一例を示す説明図である。
の退避動作の一例を示す説明図である。
【図5】同アクアナイフからの処理液の吐出状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】同基板ウェット装置におけるウェット処理部
(薬液槽)を示す平面図である。
(薬液槽)を示す平面図である。
【図7】同ウェット処理部(薬液槽)を一部断面で示す
正面図である。
正面図である。
【図8】同ウェット処理部(薬液槽)を一部断面で示す
側面図である。
側面図である。
【図9】同ウェット処理部(水洗槽)を示す平面図であ
る。
る。
【図10】同ウェット処理部(水洗槽)を一部断面で示
す正面図である。
す正面図である。
【図11】同ウェット処理部(水洗槽)を一部断面で示
す側面図である。
す側面図である。
SB 基板 L 基板搬入部 A 搬入側移載部(搬入搬出部) B 搬送ロボット C ウェット処理部 D 搬出側移載部(搬入搬出部) U 基板搬出部 E 制御装置 CC キャリアカセット R ウェット処理経路 R1 基板受け渡し位置 R2 基板受け取り位置 1 移載ロボット 21 把持アーム 21a,21b つめ状部材 22 係止部 23 開閉装置 24 回転ロッド 25 回転駆動源 26 昇降装置 27 昇降ロッド 28 昇降駆動源 3 処理槽列 3a〜3c 処理槽 3d スピンドライヤ 4 アクアナイフ 41 配管 42 アクアナイフ保持アーム 43 回転軸 5 基板支持台 51 支持支柱 52 位置決め支柱 6 基台 7 スプレーノズル 10 遮断壁
フロントページの続き (72)発明者 喜田 哲也 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 小柳 哲雄 大阪府東大阪市永和2丁目2番32号 株式 会社スガイ内 (72)発明者 山口 弘 大阪府東大阪市永和2丁目2番32号 株式 会社スガイ内 (72)発明者 房野 正幸 大阪府東大阪市永和2丁目2番32号 株式 会社スガイ内
Claims (5)
- 【請求項1】 矩形状の基板を一枚ずつ水平状態のまま
ウェット処理するための枚葉式ウェット処理装置であっ
て、 基板を処理工程全体にわたって水平状態のまま保持搬送
する搬送ロボットと、 基板をウェット処理する少なくとも一つのウェット処理
部とを備えてなり、 前記搬送ロボットは、搬入搬出部における基板の装脱着
と、前記ウェット処理部への基板の装脱着に際して、基
板を垂直方向へ昇降させるように構成されていることを
特徴とする基板のウェット処理装置。 - 【請求項2】 前記搬送ロボットは、基板の対向する2
辺を吊持状に把持する一対の把持アームと、この把持ア
ームを開閉動作させる開閉装置と、この把持アームを垂
直方向へ昇降動作させる昇降装置とを備えてなることを
特徴とする請求項1に記載の基板のウェット処理装置。 - 【請求項3】 前記ウェット処理部は、基板処理面に対
して処理液をカーテン状に吐出するアクアナイフを備
え、このアクアナイフは、前記搬送ロボットによる基板
の昇降に際して、基板の昇降経路から退避可能な構成と
されていることを特徴とする請求項1に記載の基板のウ
ェット処理装置。 - 【請求項4】 前記ウェット処理部において、処理液の
温度が70℃以上に設定されるとともに、この処理液に
接する部分の材質がフッ素樹脂とされていることを特徴
とする請求項1に記載の基板のウェット処理装置。 - 【請求項5】 異なる処理液を用いる前記ウェット処理
部が複数設けられ、異種の薬液処理が連続して行われる
構成とされていることを特徴とする請求項1、3および
4のいずれか一つに記載の基板のウェット処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32799395A JPH09148288A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 基板のウェット処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32799395A JPH09148288A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 基板のウェット処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09148288A true JPH09148288A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18205314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32799395A Pending JPH09148288A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 基板のウェット処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09148288A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100701894B1 (ko) * | 2000-02-24 | 2007-03-30 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 로더/언로더용 리프트 장치 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP32799395A patent/JPH09148288A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100701894B1 (ko) * | 2000-02-24 | 2007-03-30 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 로더/언로더용 리프트 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041116 |