JP3999552B2 - 処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は液晶用ガラス基板や半導体ウエハなどの被処理物を複数の処理部によって順次処理する処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、液晶用ガラス基板や半導体ウエハなどの被処理物に回路パタ−ンを形成する製造工程においては、その被処理物に対して種々の処理を行うことが要求され、その処理の1つに上記被処理物を高い清浄度で洗浄することが要求される工程がある。
【0003】
被処理物の洗浄には、その被処理物に紫外線を照射し有機物を分解して除去する紫外線照射手段、搬送される被処理物に薬液などを吹き付けながらブラシで洗浄するブラシ洗浄手段、被処理物をテ−ブルに保持して回転させながら薬液などを吹き付けるスピン洗浄手段など、種々の洗浄手段(処理部)が知られており、複数の洗浄手段を用いて被処理物を洗浄処理する場合には、それらの洗浄手段に対して被処理物を搬入、搬出処理する搬送手段(処理部)も設けられる。
【0004】
被処理物の清浄度を高めるためには、上述した複数の洗浄手段のうち、できるだけ多くの洗浄手段によって被処理物を洗浄するようにしている。その場合、ユニット化された各洗浄手段をクリ−ンル−ムに平面的に並設し、洗浄する被処理物を複数の洗浄手段に対して搬送手段で順次搬入、搬出するということが行なわれている。
【0005】
しかしながら、複数の洗浄手段や上記搬送手段を平面的に配置すると、クリ−ンル−ムにおいて各洗浄手段や搬送手段が占めるスペ−スが大きくなるということがあった。クリ−ンル−ムにおいてはスペ−スをできるだけ有効に活用することが要求されている。したがって、被処理物を洗浄する場合、複数の洗浄手段や搬送手段が占有するスペ−スを小さくすることが望まれている。
【0006】
上記被処理物を並設された洗浄手段間で搬送するには、その洗浄手段における洗浄処理が連続的に行なえる場合にはコンベアによって連続搬送すればよい。しかしながら、洗浄手段における洗浄処理が、たとえばスピン洗浄などのように連続的に行なえない場合には、上記被処理物を処理部の1つである上述した搬送手段を構成するロボット装置によって搬送するということが行なわれている。
【0007】
搬送手段としてロボット装置を用いると、このロボット装置を並設された洗浄手段に沿って走行させるということが行なわれる。その場合、上記ロボット装置の走行範囲にわたって軌道を設けるようにしている。
【0008】
しかしながら、上記ロボット装置によって洗浄された被処理物を搬入、搬出すると、被処理物から滴下する洗浄液が上記軌道に滴下するということがある。洗浄液としては純水以外にたとえば酸性度の高い薬液などが用いられることがある。そのため、被処理物から滴下した薬液が軌道を腐食させたり、上記ロボット装置を制御するためのケ−ブルを損傷させるなどのことがあった。
【0009】
さらに、ロボット装置によって被処理物を所定の洗浄手段に搬入する場合、その洗浄手段での被処理物の洗浄が終了するまで、前工程で洗浄された被処理物を保持して待機しなければならないことがある。その場合、待機時間が長くなると、前工程で上記被処理物に付着した洗浄液が乾燥し、その被処理物に染みなどが付いてしまうということもあった。
【0010】
なお、上述したスペ−スの問題は被処理物を洗浄処理する場合だけに発生するものでなく、種々の工程でも問題になる。たとえば被処理物に対してレジストを塗布する場合には、塗布装置、加熱装置、予備加熱装置などの複数の処理部を設けることになるから、同様の問題が発生することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来は被処理物を複数の処理部で処理する場合、その複数の処理部を平面的に配置していたので、配置スペ−スが大きくなるということがあり、とくにクリ−ンル−ムにおいて配置スペ−スが大きくなるとそのクリ−ンル−ムの有効活用が阻害される。
【0012】
複数の処理部間における被処理物の受け渡しを行う手段がロボット装置で、そのロボット装置を並設された処理部に沿って走行させる場合、その軌道やロボット装置を制御するためのケ−ブルなどに洗浄液を滴下させ、これらを早期に損傷させるということがある。
【0013】
さらに、ロボット装置がつぎの処理部に供給する被処理物を保持した状態で待機すると、たとえばその被処理物が前工程で洗浄された場合、その被処理物に付着した洗浄液が乾燥して染みなどができるということもある。
【0014】
この発明の目的は、複数の処理部を少ないスペ−スに設置できるようにした処理装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この発明は、被処理物を処理するための処理装置において、
二列に並設された複数の処理ユニットと、
一方の列の処理ユニットの上部に配置された洗浄ユニット及び下部に配置された搬入搬出機構と、
上記洗浄ユニットに未処理の被処理物を供給する第1の受け渡し手段と、
上記洗浄ユニットで洗浄処理された被洗浄物を受けて上記搬入搬出機構に受け渡す第2の受け渡し手段と、
上記一方の列の処理ユニットと隣り合う他方の列の処理ユニットの下部に配置され上記第2の受け渡し手段から被処理物を受けた上記搬入搬出機構によってその被処理物が搬入及び搬出されるスピン処理装置と
を具備したことを特徴とする処理装置にある。
【0018】
一方の列の処理ユニットの下部の一端には第1の受け渡し手段によって上記洗浄ユニットに供給される未処理の被処理物を収容したローダ部が設けられ、他方の列の処理ユニットの下部の一端には上記スピン処理装置によって処理されて上記搬入搬出機構によって取り出された被処理物を格納するアンローダ部が上記ローダ部と並んで設けられていることが好ましい。
【0019】
上記第1の受け渡し手段と第2の受け渡し手段は、それぞれ上下方向に駆動されるローラユニットに回転駆動されるローラを備えていることが好ましい。
【0020】
複数のスピン処理装置が直列に設けられていることが好ましい。
【0021】
上記第2の受け渡し手段は、上記ローラユニットによって搬送される被処理物に向けて乾燥防止用の液体を供給する液体供給手段と、上記ローラユニットの下面側に設けられ上記液体供給手段から供給された液体を集積するとともに上記ローラユニットと一体的に上下駆動されるドレンパンと、このドレンパンに接続されドレンパンに集積された液体を排出する可動パイプと、この可動パイプがスライド自在に挿入され可動パイプから排出される液体が導入される固定パイプとからなることが好ましい。
【0022】
上記洗浄ユニットの搬出側には所定の高さで配置されるとともにその洗浄ユニットから搬出された被処理物を受ける固定式ロ−ラユニットが設けられ、
上記第2の受け渡し手段は、上下方向に駆動されるとともに上昇位置で上記固定式ロ−ラユニットに搬出された被処理物を受けて下降する可動式ロ−ラユニットからなり、
上記可動式ロ−ラユニットが上昇したときに隣り合う上記固定式ロ−ラユニットと可動式ロ−ラユニットとの一側には、各ロ−ラユニットの内方に向かって低く傾斜した傾斜部を有する第1の防水カバ−と第2の防水カバ−とが設けられ、上記可動式ローラユニットに設けられた第2の防水カバ−の傾斜部は、この可動式ローラユニットが上昇したときに上記固定式ロ−ラユニットの防水カバ−の傾斜部の下方に位置することが好ましい。
【0023】
上記搬入搬出機構は、その移動方向に沿って設けられたガイド部と、このガイド部と平行かつ所定の間隔を介して設けられた駆動装置と、上記ガイド部と駆動装置との間に配置されるとともにこれらガイド部と駆動装置とによって走行自在に支持されかつ駆動装置によってその走行方向に沿って駆動されるロボットと、このロボットの走行方向両側に沿って上記ガイド部と駆動装置とを覆う状態で設けられたカバー体とからなることが好ましい。
【0024】
上記搬入搬出機構はロボットを有し、このロボットは、複数のリンクを回動自在に連結するとともに先端に被処理物を保持するためのセッタが設けられて伸縮駆動される第1のアーム体と第2のアーム体とを備え、
上記第1のアーム体のセッタは、上記第2のアーム体のセッタよりも上方に位置するとともに、この第2のアーム対のセッタにはここに保持された被処理物に向けて液体を噴射するノズル体が設けられていることが好ましい。
【0025】
上記他方の列の処理ユニットの上部には上記スピン処理装置に清浄空気を導入するクリーンユニットが設けられ、このクリーンユニットからの清浄空気の一部はガイド体によって上記一方の列の下部に配置された上記搬入搬出機構に導かれることが好ましい。
【0026】
この発明によれば、洗浄ユニットとスピン処理装置とを上下二段に配置したことで、平面的に配置する場合に比べて占有面積を小さくすることができる。
【0034】
【発明の実施形態】
以下、この発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0035】
図1に示すこの発明の処理装置は被洗浄物としての液晶用ガラス基板を洗浄処理するための洗浄処理装置1を示す。この洗浄処理装置1は同図に鎖線で示す複数の処理ユニット、この実施形態では第1乃至第5の処理ユニット1a〜1e有し、第1乃至第3の処理ユニット1a〜1cと、第4、第5の処理ユニット1d、1eが二列に並設されている。なお、図中2は電装ユニットである。
【0036】
上記第1の処理ユニット1a内には架台3上に設置されたロ−ダ部4を有する。このロ−ダ部4には複数の液晶用ガラス基板5が積層保持されていて、上記架台3に設けられた図示しない搬出機構によって液晶用ガラス基板5が下方から順次一枚ずつ搬出されるようになっている。
【0037】
上記ロ−ダ部4から搬出された液晶用ガラス基板5は第1の受け渡し手段としての第1の受け渡し機構6によって第2の処理ユニット1bに送り込まれるようになっている。上記第1の受け渡し機構6は垂直に立設された支柱7を有する。この支柱7にはロ−ラユニット8が図示しない駆動源によって上下駆動自在に設けられている。このロ−ラユニット8はフレ−ム9を有し、このフレ−ム9には複数のロ−ラ11が軸線を平行にして回転自在に架設されている。フレ−ム9の一側には上記ロ−ラ11を回転駆動するための駆動源12が設けられている。
【0038】
上記ロ−ラユニット8は、その上面を上記ロ−ダ部4から搬出される液晶用ガラス基板5と同じ高さに下降して待機している。上記ロ−ダ部4から搬出された液晶用ガラス基板5は上記ロ−ラユニット8上に供給される。液晶用ガラス基板5を受けたロ−ラユニット8は上昇し、第2の処理ユニット1b内に所定の高さで設けられた紫外線照射装置15に液晶用ガラス基板5を供給する。
【0039】
上記紫外線照射装置15は一側に供給口16が形成されていて、上記ロ−ラユニット8はその上面に載置された液晶用ガラス基板5が上記供給口16と同じ高さになる位置まで上昇する。ついで、ロ−ラ11が駆動源12によって回転駆動されることで、上記液晶用ガラス基板5が上記紫外線照射装置15内へ供給される。
【0040】
上記紫外線照射装置15は、詳細は図示しないが、その内部に、液晶用ガラス基板5を搬送する搬送ロ−ラおよびこの搬送ロ−ラによって搬送される液晶用ガラス基板5に紫外線を照射する紫外線ランプを有し、紫外線によって照射されることで、液晶用ガラス基板5に付着した有機物が分解除去されるようになっている。
【0041】
上記第2の処理ユニット1bには、上記紫外線照射装置15と隣接しかつ同じ高さでブラシ洗浄ユニット20が配置されていて、この内部には上記紫外線照射装置15で処理された液晶用ガラス基板5を連続して搬送する図示しない搬送手段が設けられている。
【0042】
上記ブラシ洗浄ユニット20は、一側に上記液晶用ガラス基板5が供給される供給口21が形成されるとともにその内部には不活性ガスが供給されて内部雰囲気が中性に維持されるニュ−トラル室22と、このニュ−トラル室22を通過した液晶用ガラス基板5に薬液などの洗浄液を吹き付けながらブラシ洗浄するブラシ洗浄室23と、このブラシ洗浄室23で洗浄された液晶用ガラス基板5を純水でシャワ−洗浄するシャワ−室24とが順次並設されている。このシャワ−室24にはシャワ−洗浄された液晶用ガラス基板5が搬出される図示しない搬出口が形成されている。
【0043】
上記シャワ−室24の搬出口から搬出された液晶用ガラス基板5は、受け渡し用ロ−ラユニット30(固定式ロ−ラユニット)を介して上記第1の受け渡し機構6とほぼ同じ構成の第2の受け渡し手段としての第2の受け渡し機構31によって受け取られる。この第2の受け渡し機構31は支柱32を有する。この支柱32には可動式ロ−ラユニット33が図示しない駆動源によって上下駆動自在に設けられている。この可動式ロ−ラユニット33は上面が開口した有底状の筐体34(ドレンパン)を有し、この筐体34には複数のロ−ラ35が軸線を平行にして回転自在に架設されている。上記筐体34の一側には駆動源34a(図2に示す)が設けられ、この駆動源によって上記ロ−ラ35が回転駆動されるようになっている。
【0044】
上記可動式ロ−ラユニット33はその上面を上記シャワ−室24の搬出口から送り出される液晶用ガラス基板5とほぼ同じ高さに上昇して待機している。上記シャワ−室24から搬出された液晶用ガラス基板5を上記可動式ロ−ラユニット33が受けると、この可動式ロ−ラユニット33は下降する。
【0045】
可動式ロ−ラユニット33に載置された液晶用ガラス基板5はロボット装置である搬入搬出機構40(処理部の1つである)を構成するロボット41によって取り出され、上記第4の処理ユニット1dに並設された第1のスピン処理装置42と第2のスピン処理装置43のどちらか一方に供給される。
【0046】
上記第2の受け渡し機構31の可動式ロ−ラユニット33に受け渡された液晶用ガラス基板5は、上記搬入搬出機構40のロボット41に受け渡される前に乾燥すると、染みなどができるから、それを防止するために乾燥防止用の液体として純水が散布される。
【0047】
つまり、可動式ロ−ラユニット33は図2に示すようにドレンパンとしての上述した有底箱状の筐体34を有し、この筐体34の上部両側にはパイプ状のシャワ−ノズル37が配置されている。各シャワ−ノズル37からは上記可動式ロ−ラユニット33に保持された液晶用ガラス基板5に向けて純水が噴射されるようになっている。
【0048】
上記筐体34の底部には可動パイプ38の上端が接続されている。この可動パイプ38は垂設され、これよりも大径な固定パイプ39にスライド自在に挿通されている。この固定パイプ39は中途部が第2の受け渡し機構31の架台31aに固定され、下端部は図示しない廃液部に連通している。それによって、可動式ロ−ラユニット33に保持された液晶用ガラス基板5に向けて噴射された純水はユニット本体36から可動パイプ38および固定パイプ39を通って排出されるようになっている。
【0049】
ユニット本体36に可動パイプ38を接続し、この可動パイプ38を固定パイプ39に挿通したことで、可動式ロ−ラユニット33が上下動しても、ユニット本体36からのドレンの排出を確実に行うことができる。
【0050】
すなわち、通常、可動部からドレンを排出する場合、可動部の動きに対応できるようにするため、フレキシブルチュ−ブが用いられる。その場合、フレキシブルチュ−ブは可動部が上昇できる長さに設定されているから、下降したときには屈曲して側方へ突出する。そのため、上記フレキシブルチュ−ブを側方へ屈曲させるためのスペ−スを確保しなければならなかったり、可動部の上下動によってフレキシブルチュ−ブが屈曲を繰り返すことで、その屈曲部分が早期に損傷するということがあった。
【0051】
しかしながら、この発明では、フレキシブルチュ−ブを用いず、ユニット本体36に可動パイプ38を接続し、この可動パイプ38を固定パイプ39にスライド自在に挿通した。そのため、ユニット本体36の上下動によって可動パイプ38が固定パイプ39内をスライドするから、固定パイプ39を設置するに必要なスペ−スを確保するだけですみ、しかもフレキシブルチュ−ブのように屈曲により早期に損傷するということもない。
【0052】
図6に示すように、上記受け渡し用ロ−ラユニット30は、上記可動式ロ−ラユニット33と同様、筐体131を有する。この筐体131には、中心部に向かって低く傾斜した底部の中心部に排液管132が設けられ、対向する一対の側壁間には複数のロ−ラ133が軸線を平行にして所定間隔で回転自在に架設されている。このロ−ラ133は図示しない駆動源によって回転駆動されるようになっている。
【0053】
したがって、上記シャワ−室24から上記受け渡し用ロ−ラユニット30のロ−ラ133上に搬出された液晶用ガラス基板5は、そのロ−ラ133が回転駆動されることで、上記可動式ロ−ラユニット33のロ−ラ35上に受け渡される。
【0054】
上記可動式ロ−ラユニット33が上昇位置にあるときに隣り合う、上記受け渡し用ロ−ラユニット30と上記可動式ロ−ラユニット33の筐体131,34の側壁には、それぞれ第1の防水カバ−134と第2の防水カバ−135とが設けられている。
【0055】
各防水カバ−134、135は垂直部134a、135aと、傾斜部134b、135bとを有し、垂直部134a、135aの下端部が上記側壁の内面にスペ−サ136を介して取付けられている。それによって、各防水カバ−134、135の傾斜部134b、135bは各筐体131、34の側壁から外方に向かって突出するとともに、各筐体131、34の内方に向かって低く傾斜している。
【0056】
さらに、可動式ロ−ラユニット33が上昇した状態において、液晶用ガラス基板5の搬送方向上流側となる受け渡しロ−ラユニット30に設けられた第1の防止カバ−134の傾斜部134bは、可動式ロ−ラユニット33に設けられた第2の防水カバ−135の上方に重合位置する用になっている。
【0057】
それによって、シャワ−室24で洗浄された液晶用ガラス基板5が受け渡し用ロ−ラユニット30から可動式ロ−ラユニット33へ受け渡される場合、そのガラス基板5から滴下する洗浄液は各防水カバ−134、135の傾斜部134b、135bに滴下し、その傾斜に沿って各筐体131、34内へ流入する。そのため、液晶用ガラス基板5から滴下する洗浄液が周囲に飛散するのが防止される。
【0058】
しかも、一対の防水カバ−134、135の傾斜部134b、135bは重合しているから、洗浄液が各ロ−ラユニット30、33の隙間から飛散するということもない。
【0059】
さらに、洗浄液が仮に防水カバ−134、135の下面に付着し、傾斜部134b、135bから垂直部134a、135aへと流れても、垂直部134a、135aの下端はスペ−サ136を介して筐体34、131の側壁内面に取着されている。そのため、防水カバ−134、135の下面に沿って流れた洗浄液が筐体131、34の外部に滴下するということもない。
【0060】
上記ロボット41は並設された複数、この実施形態では一対のスピン処理装置42、43の側方で、上記紫外線照射装置15とブラシ洗浄装置20の下方、つまり図5に示すように第2の処理ユニット1bに、上記第4の処理ユニット1dに配置された上記一対のスピン処理装置42、43の並設方向に沿って移動自在に設けられている。すなわち、図3に示すように上記スピン処理装置42、43の側方にはガイド部を形成するガイドレ−ル44およびこのガイドレ−ル44と所定間隔で平行に離間して駆動装置としてのリニアモ−タ45が設けられている。
【0061】
上記ガイドレ−ル44にはスライダ46がスライド自在に設けられ、このスライダ46の上面には第1の水平部材47が設けられている。この第1の水平部材47には第1の垂直部材48が垂設されている。
【0062】
上記リニアモ−タ45は固定部45aと、この固定部45aに沿って駆動される可動部45bとからなり、この可動部45bには第2の水平部材49が取着されている。この第2の水平部材47には第2の垂直部材51が垂設されている。
【0063】
上記第1の垂直部材48と第2の垂直部材51との下端間には載置板52が水平に架設されていて、この載置板52上に上記ロボット41が設置固定されている。このロボット41は柱状の本体部41aを有し、この本体部41aは一対の垂直部材48、49の間隔よりも小さな径寸法に形成されている。
【0064】
上記ガイドレ−ル44とリニアモ−タ45の固定部45aとはそれぞれ耐蝕性の高い金属や合成樹脂等の材料からなるカバ−体53a、53bによって覆われている。
【0065】
各カバ−体53a、53bは上端が上記ロボット41の走行方向に沿って設けられたフレ−ム54に固定され、中途部がロボット41に向かって低く傾斜し、かつそれぞれが上記ガイドレ−ル44とリニアモ−タ45の固定部45aを覆い、下端部は各垂直部材48、51とロボット41との間に挿入されている。
【0066】
上記一対のカバ−体53a、53bの下端側には、上記ロボット41の走行範囲の全長にわたって耐蝕性の高い材料からなるドレンパン55が設けられている。このドレンパン55には、後述するように上記ロボット41からカバ−体53a、53bに滴下したドレンが集積されるようになっている。
【0067】
上記ロボット41は図4に示すようにツインア−ムロボットで、その本体部41a内には図示しない駆動源が設けられている。上記本体部41aの上面には第1のア−ム体56と第2のア−ム体57とが設けられている。第1のア−ム体56は、第1のリンク56aと第2のリンク56bとからなっており、第2のア−ム体57は第3のリンク57aと第4のリンク57bからなっており、第1のリンク56aと第3のリンク57aの一端が上記駆動源の駆動軸に連結されている。
【0068】
第1のリンク56aの他端には第2のリンク56bの一端が第1のリンクの回動に連動して回動するよう連結されている。各第3のリンク57aの他端には第4のリンク57bの一端が第3のリンク57aの回動に連動して回動するように連結されている。第2のリンク56bと第4のリンク56bの他端にはそれぞれ第1のセッタ56cと、第2のセッタ57cの一端が第2のリンク56bと第4のリンク57bの回動に連動して回動するよう連結されている。
【0069】
したがって、一対の第1、第2のア−ム体56、57は、第1のリンク56aと第3のリンク57aが回動されることで、第2のリンク56bおよび第4のリンク57bと、第1のセッタ56cおよび第2のセッタ57cとがそれぞれ連動し、伸縮運動するようになっている。さらに、第1、第2のア−ム体56、57は伸縮する方向を変えたり、上下駆動されるようになっている。図4は第1のア−ム体56が縮小し、第2のア−ム体57が伸長している状態を示している。
【0070】
一対のア−ム体56、57が縮小したとき、第2のリンク56aと第3のリンク57aとが、また第1のセッタ56cと第2のセッタ57cとが夫々干渉するのを防止するため、これらは高さを違えて設けられている。この実施形態では第2のア−ム体57が第1のア−ム体56よりも低く設けられている。
【0071】
第1のア−ム体56はドライ状態にある液晶用ガラス基板5を専用に搬送し、第2のア−ム体57はウエット状態にある液晶用ガラス基板5を専用に搬送するようになっている。
【0072】
各ア−ム体56、57の第1のセッタ56cと第2のセッタ57cには所定の大きさの液晶用ガラス基板5を位置決め保持するための複数の保持部材61が設けられている。また、第2のア−ム体57の第2のセッタ57cの基端部上面には一対のノズル体62が設けられている。各ノズル体62からは第2のセッタ57cに保持された液晶用ガラス基板5が乾燥するのを防止するための液体としてたとえば純水が噴射されるようになっている。
【0073】
つまり、ブラシ洗浄装置20で洗浄されて第2の受け渡し機構31に受け渡されたウエット状態にある液晶用ガラス基板5は第2のア−ム体57の第2のセッタ57cによって受け取られる。ついで、その液晶用ガラス基板5は第1あるいは第2のスピン処理装置42、43に供給される。その際、各スピン処理装置42、43はバッチ処理であるから、ウエット状態の液晶用ガラス基板5を供給する間、所定時間待機しなければならない。待機中には上記ノズル体62から液晶用ガラス基板5に向けて純水が噴射される。それによって、ウエット状態にある液晶用ガラス基板5が乾燥するのが防止されるから、乾燥による染みなどができるのが防止される。
【0074】
一対のスピン処理装置42、43は液晶用ガラス基板5に対して同じ処理を行うようになっている。つまり、液晶用ガラス基板5を保持して高速度で回転させるとともに、その上面に超音波振動が付与された薬液を薬液供給ノズル65から供給して薬液洗浄したのち、純水を純水供給ノズル66から供給してすすぎ洗浄する。ついで、液晶用ガラス基板5に薬液や純水を供給せずに高速回転させることで、乾燥処理する。
【0075】
上記紫外線照射装置15およびブラシ洗浄ユニット20は液晶用ガラス基板5を連続的に処理する。それに対してスピン処理装置42、43による液晶用ガラス基板5の処理はバッチ処理である。そのため、液晶用ガラス基板5の流れが不連続となってタクトタイムが長くなる。
【0076】
しかしながら、上述したごとく、液晶ガラス基板5に対して同じ処理を行う一対のスピン処理装置42、43を並設して設け、これらスピン処理装置に対してブラシ洗浄ユニット20からの液晶ガラス基板5を交互に供給するようにした。そのため、1つのスピン処理装置で1枚の液晶ガラス基板5を順次処理する場合に比べ、洗浄処理装置1全体としてのタクトタイムを短くすることが可能となる。
【0077】
各スピン処理装置42、43で乾燥処理されてドライ状態にある液晶ガラス基板5はロボット41の第1のア−ム体56の第1のセッタ56cによって取り出され、第5の処理ユニット1eへ搬送される。
【0078】
なお、ロボット41による液晶ガラス基板5の各スピン処理装置42、43に対する着脱は、図1と図5に示すように第2の処理ユニット1bと第4の処理ユニット1dとを連通する開口部63を介して行われる。この開口部63は図示しないゲ−トによって開閉されるようにしてもよい。
【0079】
上記ロボット41は、ウエット状態にある液晶ガラス基板5を第2のア−ム体57で受け渡し、洗浄処理が完了してドライ状態にある液晶ガラス基板5を第1のア−ム体56で受け渡すようにしている。そのため、第1のア−ム体56の第1のセッタ56cにはウエット状態にある液晶ガラス基板5の汚れが付着するということがないから、上記第1のセッタ56cで受け渡しする清浄な状態の液晶ガラス基板5がロボット41での受け渡しによって汚損されることがない。
【0080】
しかも、第1のア−ム体56は第2のア−ム体の57の上方に位置するから、第2のア−ム体57の第2のセッタ57cに保持されたウエット状態の液晶ガラス基板5から滴下する液体などによって第1のア−ム体56の第1のセッタ56cやここに保持された液晶ガラス基板5が汚されるということもない。
【0081】
上記ロボット41の第2のア−ム体57がウエット状態にある液晶ガラス基板5を一対のスピン処理装置42、43のいずれか一方に供給する場合、リニアモ−タ45によって駆動され、ガイドレ−ル44に沿って走行する。その際、ウエット状態にある液晶ガラス基板5からは一対のカバ−体53a、53bの中間部上面に処理液などのドレンが滴下する。
【0082】
上記カバ−体53a、53bの中間部はロボット41に向かって低く傾斜しているから、カバ−体53a、53bの中間部に滴下した処理液は図3に矢印で示すようにその中間部から下端部を経てドレンパン55に集積される。
【0083】
つまり、ウエット状態の液晶ガラス基板5から滴下した処理液がロボット41の走行をガイドするガイドレ−ル44に滴下してこのガイドレ−ル44を早期に腐食させたり、リニアモ−タ45に滴下してこれを損傷させるなどのことが防止される。
【0084】
上記第5の処理ユニット1eは図1に示すように複数のロ−ラからなる搬出部71を有する。この搬出部71の一端側には上記ロボット41の第1のア−ム体56の第1のセッタ56cに保持された液晶ガラス基板5を受け取るプッシャ72が上下動自在に設けられている。
【0085】
上記プッシャ72が上昇して第1のセッタ56cから液晶ガラス基板5を受け取ると、下降してその液晶ガラス基板5を上記搬出部71へ受け渡す。搬出部71の他端にはアンロ−ダ部73が配設されていて、上記搬出部71を搬送されてきた液晶ガラス基板5はこのアンロ−ダ部73に積層収容される。なお、洗浄装置1における液晶ガラス基板5の流れは図1に矢印で示す。
【0086】
上記洗浄処理装置1はクリ−ンル−ムに設置されるとともに、各処理ユニット1a〜1eの上部外面には図5に示すようにクリ−ンユニット75が設けられている。クリ−ンユニット75はクリ−ンル−ム内の空気を清浄化して各処理ユニット1a〜1eへ導入する。
【0087】
第2の処理ユニット1bにおいては、上記ロボット41がブラシ洗浄ユニット20の下方に配置されている。そのため、第2の処理ユニット1bの上部のクリ−ンユニット75から供給された清浄空気はブラシ洗浄ユニット20に遮られ、上記ロボット41に保持された液晶ガラス基板5の清浄度を維持することが難しくなる。
【0088】
そこで、上記第2の処理ユニット1bに並設された第4の処理ユニット1dの上部には、クリ−ンユニット75からの清浄空気の一部を分流するための第1のガイド体76が設けられている。同図に矢印で示すように第1のガイド体76で分流された清浄空気は上記第4の処理ユニット1dと第2の処理ユニット1bとを連通する通孔77へガイドされる。
【0089】
第2の処理ユニット1bには上記通孔77から流入した清浄空気を下方へ向かってガイドする第2のガイド体78が設けられている。それによって、その清浄空気はロボット41に向かって流れるから、このロボット41に保持された液晶ガラス基板5の清浄度を維持することができる。
【0090】
上記構成の洗浄処理装置1によれば、液晶ガラス基板5を処理するための処理部としての紫外線照射装置15とブラシ洗浄ユニット20とを上段に配置し、これらの下段に同じく処理部としてのロボット41を配置した。
【0091】
そのため、洗浄処理装置1全体としての幅寸法は、上記ロボット装置40を紫外線照射装置15とブラシ洗浄ユニット20に対して横方向に並設した場合よりも小さくできるから、その分、クリ−ンル−ムを占有するスペ−スも小さくすることができる。
【0092】
上記紫外線照射装置15およびブラシ洗浄ユニット20と、ロボット41とを上下二段に配置するとともに、上段の紫外線照射装置15の入口側には第1の受け渡し機構6を設け、ブラシ洗浄ユニット20の出口側には第2の受け渡し機構31を設けるようにした。
【0093】
そのため、複数の処理部を上下二段に配置しても、液晶ガラス基板5のロ−ダ部4から紫外線照射装置15への受け渡しやブラシ洗浄ユニット20からロボット41への受け渡しを確実に行うことが可能である。
【0094】
上段に紫外線照射装置15およびブラシ洗浄ユニット20を配置し、下段にロボット41を配置したことで、第2の処理ユニット1bの上部からのダウンフロ−が上段の処理部によって遮られる。
【0095】
しかしながら、上記第2の処理ユニット1bに並設された第4の処理ユニット1dからのダウンフロ−の一部は、第1のガイド体76によって分流され、第2、第4の処理ユニット1b、1dを連通する通孔77を通って第2のガイド体78によりロボット41に向かってガイドされる。
【0096】
したがって、ロボット41に保持された洗浄処理後の液晶ガラス基板5は第2の処理ユニット1bに隣接する第4の処理ユニット1dからの清浄空気によって清浄度が維持される。つまり、複数の処理部を上下二段に配置しても、下段に配置された処理部の清浄度をクリ−ンユニット75からの清浄空気によって確実に維持することができる。
【0097】
この発明は上記一実施形態に限定されず、種々変形可能である。たとえば、上記一実施形態では処理装置として洗浄処理装置を挙げたが、それ以外の処理を行う装置であっても、複数の処理部を有するものであれば、この発明を適用することができる。
【0098】
たとえば被処理物としての半導体ウエハや液晶ガラス基板に回路パタ−ンを形成するために行われる現像処理、エッチング処理、薄膜形成処理などを行う処理部を備えた処理装置であってもよく、要は処理部の種類や組み合わせ、さらには被処理物の種類なども限定されるものでない。
【0099】
さらに、上記一実施形態ではロ−ダ部に収容された被処理物を第1の受け渡し機構で上段の処理部に供給し、上段の最後の処理部で処理された被処理物を第2の受け渡し機構で下段の処理部に受け渡すようにしたが、処理部の配置状態によってはロ−ダ部の被処理物を第1の受け渡し機構によって下段の処理部に受け渡し、第2の受け渡し機構によって下段の処理部で処理された被処理物を上段の処理部に受け渡すようにしてもよい。その場合、ロ−ダ部と下段の処理部とが同じ高さであれば、第1の受け渡し機構を上下動自在な構成としなくてもよい。
【0100】
また、一対のスピン処理装置を1つの処理ユニットに配置したが、別々の処理ユニットに配置するようにしてもよく、その点は処理部の大きさや処理ユニットの大きさなどによって設計変更できることである。
【0101】
また、上記一実施形態では、紫外線照射装置およびブラシ洗浄ユニットを上方に配置し、その下方にロボットを配置し、スピン処理装置は上記ロボットの側方で、上記紫外線照射装置およびブラシ洗浄ユニットの斜め下方に配置したが、上記ロボットおよびスピン処理装置を、上記紫外線照射装置およびブラシ洗浄ユニットの真下に配置するようにしてもよいこと勿論である。その場合、ロ−ダ部とアンロ−ダ部も上下方向に配置すればよい。
【0103】
【発明の効果】
この発明によれば、洗浄ユニットとスピン処理装置とを上下二段に配置したから、複数の処理部を平面的に配置する場合に比べて装置を設置するに要する占有面積を小さくすることができ、それによってたとえばクリーンルーム内のスペースを有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す全体構成図。
【図2】同じく第2の受け渡し機構を示す側面図。
【図3】同じくロボットの配置状態の側面図。
【図4】同じくロボットの斜視図。
【図5】同じくロボットへ清浄空気を導入する構成の説明図。
【図6】同じく可動ロ−ラユニットと固定ロ−ラユニットを示す断面図。
【符号の説明】
4…ロ−ダ部
5…液晶ガラス基板(被処理物)
6…第1の受け渡し手段
15…紫外線照射装置(処理部)
20…ブラシ洗浄ユニット(処理部)
31…第2の受け渡し手段
33…ロ−ラユニット(搬送機構)
34…筐体(ドレンパン)
37…シャワ−ノズル(液体供給手段)
38…可動パイプ
39…固定パイプ
41…ロボット(処理部)
42…第1のスピン処理装置(処理部)
43…第2のスピン処理装置(処理部)
44…ガイドレ−ル(ガイド部)
45…リニアモ−タ
53a、53b…カバ−体
62…ノズル体
73…アンロ−ダ部

Claims (9)

  1. 被処理物を処理するための処理装置において、
    二列に並設された複数の処理ユニットと、
    一方の列の処理ユニットの上部に配置された洗浄ユニット及び下部に配置された搬入搬出機構と、
    上記洗浄ユニットに未処理の被処理物を供給する第1の受け渡し手段と、
    上記洗浄ユニットで洗浄処理された被洗浄物を受けて上記搬入搬出機構に受け渡す第2の受け渡し手段と、
    上記一方の列の処理ユニットと隣り合う他方の列の処理ユニットの下部に配置され上記第2の受け渡し手段から被処理物を受けた上記搬入搬出機構によってその被処理物が搬入及び搬出されるスピン処理装置と
    を具備したことを特徴とする処理装置。
  2. 一方の列の処理ユニットの下部の一端には第1の受け渡し手段によって上記洗浄ユニットに供給される未処理の被処理物を収容したローダ部が設けられ、他方の列の処理ユニットの下部の一端には上記スピン処理装置によって処理されて上記搬入搬出機構によって取り出された被処理物を格納するアンローダ部が上記ローダ部と並んで設けられていることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  3. 上記第1の受け渡し手段と第2の受け渡し手段は、それぞれ上下方向に駆動されるローラユニットに回転駆動されるローラを備えていることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  4. 複数のスピン処理装置が直列に設けられていることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  5. 上記第2の受け渡し手段は、上記ローラユニットによって搬送される被処理物に向けて乾燥防止用の液体を供給する液体供給手段と、上記ローラユニットの下面側に設けられ上記液体供給手段から供給された液体を集積するとともに上記ローラユニットと一体的に上下駆動されるドレンパンと、このドレンパンに接続されドレンパンに集積された液体を排出する可動パイプと、この可動パイプがスライド自在に挿入され可動パイプから排出される液体が導入される固定パイプとからなることを特徴とする請求項3記載の処理装置。
  6. 上記洗浄ユニットの搬出側には所定の高さで配置されるとともにその洗浄ユニットから搬出された被処理物を受ける固定式ロ−ラユニットが設けられ、
    上記第2の受け渡し手段は、上下方向に駆動されるとともに上昇位置で上記固定式ロ−ラユニットに搬出された被処理物を受けて下降する可動式ロ−ラユニットからなり、
    上記可動式ロ−ラユニットが上昇したときに隣り合う上記固定式ロ−ラユニットと可動式ロ−ラユニットとの一側には、各ロ−ラユニットの内方に向かって低く傾斜した傾斜部を有する第1の防水カバ−と第2の防水カバ−とが設けられ、上記可動式ローラユニットに設けられた第2の防水カバ−の傾斜部は、この可動式ローラユニットが上昇したときに上記固定式ロ−ラユニットの防水カバ−の傾斜部の下方に位置することを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  7. 上記搬入搬出機構は、その移動方向に沿って設けられたガイド部と、このガイド部と平行かつ所定の間隔を介して設けられた駆動装置と、上記ガイド部と駆動装置との間に配置されるとともにこれらガイド部と駆動装置とによって走行自在に支持されかつ駆動装置によってその走行方向に沿って駆動されるロボットと、このロボットの走行方向両側に沿って上記ガイド部と駆動装置とを覆う状態で設けられたカバー体とからなることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  8. 上記搬入搬出機構はロボットを有し、このロボットは、複数のリンクを回動自在に連結するとともに先端に被処理物を保持するためのセッタが設けられて伸縮駆動される第1のアーム体と第2のアーム体とを備え、
    上記第1のアーム体のセッタは、上記第2のアーム体のセッタよりも上方に位置するとともに、この第2のアーム対のセッタにはここに保持された被処理物に向けて液体を噴射するノズル体が設けられていることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  9. 上記他方の列の処理ユニットの上部には上記スピン処理装置に清浄空気を導入するクリーンユニットが設けられ、このクリーンユニットからの清浄空気の一部はガイド体によって上記一方の列の下部に配置された上記搬入搬出機構に導かれることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
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