JP3560011B2 - 基板保持具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は基板保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、基板例えば半導体ウエハ(以下にウエハという)を挟持する従来の基板保持具及びその洗浄・乾燥装置としては、例えば特開平7−58074号公報に記載されたもの等が知られている。このような基板保持具及びその洗浄・乾燥装置の一例を、図14を参照して説明する。
【0003】
基板保持具例えばウエハチャックaは、左右対称に形成され、対向するように配設された一対の保持部材bにて構成されている。この場合、各保持部材bは、基部が水平かつ互いに平行に配設され、その両端が垂直下向きに折曲される略コの字状の一対の枠材eと、両枠材eの下部側の対向する位置に互いに平行に架設される上部保持棒c及び下部保持棒dと、両枠材eの一側面から基部の長手方向に向かって突出する一対の軸部fとで構成されている。なお、上部及び下部保持棒c,dには、それぞれウエハを整列状態で挟持するための複数の保持溝gが列設されている。
【0004】
一方、ウエハチャックaの洗浄・乾燥装置hは、上下に開口した矩形の筒状に形成される洗浄容器iと、この洗浄容器iの内部上方の両側部に配設される乾燥ガス供給手段jと、各乾燥ガス供給手段jの下側に配設される洗浄液供給手段kとで主に構成されている。乾燥ガス供給手段jには、上部保持棒c又は下部保持棒dに向けて乾燥ガスを噴射するために、適当な間隔をおいて複数の噴射孔(図示せず)が穿設されており、また、洗浄液供給手段kには、上部保持棒c又は下部保持棒dに向けて洗浄液を噴射するために、適当な間隔をおいて複数の噴射ノズル(図示せず)が突設されている。
【0005】
また、上記のように構成されるウエハチャックaの洗浄・乾燥装置hにおける洗浄容器iは、図示しない昇降手段に連結されており、洗浄液又は乾燥ガスが上部保持棒c又は下部保持棒dに効率よく噴射できるように位置合わせをするために、この昇降手段の駆動により相対的に上下動可能に形成されている。
【0006】
このように構成されるウエハチャックaとその洗浄・乾燥装置は、上記昇降手段の駆動により相対的に上下動をすることで位置合わせがなされ、上部保持棒cと下部保持棒dに順に洗浄液を噴射して洗浄処理をした後、同様にして乾燥ガスを噴射して乾燥処理を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ウエハチャックaは複数の部材を組立てることにより形成されるので、特にウエハが大型になってくると、各保持部材bに十分な強度を持たせるためには各構成部材を肉厚に形成する必要があり、更にウエハを安定状態で保持するためには保持溝gを必要以上に深くかつ大きく形成する必要があった。これにより、ウエハチャックa及びその洗浄・乾燥装置h全体が大型化するという問題があり、また、ウエハチャックa上の洗浄液の液切れが悪くなると共に、洗浄処理後に比較的大量の洗浄液が保持溝g内に残留するという問題があった。更に、乾燥ガスが上部保持棒c又は下部保持棒dに向けて噴射されても乾燥ガスが接触し難い領域があるので、乾燥処理時間が長くなると共に、乾燥ガスの使用量が増大し、乾燥効率及びスループットが低下するという問題があった。
【0008】
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、保持部材を一部材にて形成することにより、保持部材の強度を低下させることなく基板保持具及びその保持溝の小型化を図ると共に、乾燥ガスが保持部材に満遍なく接触できるように形成し、乾燥時間の短縮及びスループットの向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、以下のように構成される。
【0010】
(1)請求項1記載の基板保持具は、一対の保持部材にて基板を挟持する基板保持具において、上記一対の保持部材の対向する面側の上部及び下部に、それぞれ上部保持部と下部保持部を突設し、上部保持部及び下部保持部を、一部材にて形成すると共に、複数の保持溝を列設し、上記保持部材の長手方向の一端部に、保持部材の長手方向に軸部を突設し、この軸部の保持部材側付近に飛散防止板を軸部に対して交差状に装着してなる、ことを特徴とする。
【0011】
この場合、上記上部保持部及び下部保持部を、それぞれ基板の保持部側に向かって円弧状に形成する方が好ましい(請求項2)。また、上記保持部材の上端部を凸状円弧状に形成する方が好ましく(請求項3)、また、上記保持部材の下端部に、下方に向かって突出する尖鋭状の液切れ部を設ける方が好ましい(請求項4)。また、上記飛散防止板の下部側に、下方に向かって突出する尖鋭上の液切れ部を設ける方が好ましく(請求項5)、また、上記軸部の下部側に、下方に向かって突出する尖鋭状の液切れ部を設ける方が好ましい(請求項6)。
【0012】
請求項1記載の基板保持具によれば、保持部材が一部材にて形成されるので、強度が向上すると共に、上部保持部及び下部保持部を小さくすることができる。これにより、保持溝も小さくすることができるので、保持溝に侵入する洗浄液の残留量を少なくすることができる。また、保持部材に軸部を設けることにより、基板を確実に保持することができ、更にこの軸部に飛散防止板を装着することにより、基板保持具の洗浄中に洗浄液の飛沫が洗浄容器外部へ飛散することを防止できる。また、上部及び下部保持部を保持部側に向かって円弧状に形成することにより、洗浄液の液切れをよくすると共に、噴射された乾燥ガスが保持部材の片側表面に沿って速やかに流れ、乾燥ガスを上部又は下部保持部全体に効率よく接触させることができる(請求項2)。
【0013】
この場合、保持部材の上端部を凸状円弧状に形成することにより、保持部材上部に洗浄液が残留することを防止できると共に、乾燥ガスが保持部材の上側表面を更に速やかに流れるようになる(請求項3)。また、保持部材の下端部に液切れ部を設けることにより、基板保持具の洗浄後に表面に付着した洗浄液を速やかに除去することができる(請求項4)。加えて、飛散防止板や軸部の下部側に液切れ部を設けることにより、基板保持具の洗浄中又は洗浄後に、飛散防止板や軸部に付着した洗浄液を速やかに除去することができる(請求項5,6)。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここではこの発明に係る基板保持具及びその洗浄・乾燥装置を、半導体ウエハ(基板)の保持具例えばウエハ搬送チャック及びその洗浄・乾燥を行うチャック洗浄・乾燥装置に適用した場合について説明し、更にこれらを半導体ウエハの洗浄処理システムに導入した場合について説明する。
【0022】
図1はこの発明の基板保持具及びその洗浄・乾燥装置を導入した半導体ウエハの洗浄処理システムの一例を示す概略平面図である。
【0023】
上記洗浄処理システムは、被処理用の基板例えば半導体ウエハ(以下にウエハという)Wを水平状態に収納する容器例えばキャリア1を搬入・搬出するための搬入・搬出部2と、ウエハWを薬液、洗浄液等によって液処理すると共に乾燥処理する処理部3と、搬入搬出部2と処理部3との間に位置してウエハWの受渡し、位置調整、姿勢変換及び間隔調整等を行うウエハWの受渡し部例えばインターフェース部4とで構成されている。
【0024】
上記搬入・搬出部2は、洗浄処理システムの一側端部にはキャリア搬入部5aとキャリア搬出部5bが併設されると共に、ウエハ搬出入部6が設けられている。この場合、キャリア搬入部5aとウエハ搬出入部6との間には図示しない搬送機構が配設されており、この搬送機構によってキャリア1がキャリア搬入部5aからウエハ搬出入部6へ搬送されるように構成されている。
【0025】
また、上記処理部3には、ウエハWに付着するパーティクルや有機汚染物質を除去する第一の処理ユニット52aを具備する第一の処理部52と、ウエハWに付着する金属汚染物質を除去する第二の処理ユニット53aを具備する第二の処理部53と、ウエハWに付着する酸化膜を除去すると共に、乾燥処理をする洗浄・乾燥処理ユニット54aを具備する第三の処理部54と、後述するウエハ搬送チャック(基板保持具)10の洗浄・乾燥処理を行うための、この発明に係るチャック洗浄・乾燥装置20を具備する第四の処理部55とで構成されている。なお、第四の処理部55は、必ずしも第三の処理部54とインターフェース部4の間に配置する必要はなく、例えば第二の処理部53と第三の処理部54との間に配置してもよいし、あるいは、第一の処理部52に隣接する位置に配置してもよい。
【0026】
また、キャリア搬出部5bとウエハ搬出入部6には、それぞれキャリアリフタ(図示せず)が配設され、このキャリアリフタによって空のキャリア1を搬入・搬出部2上方に設けられたキャリア待機部(図示せず)への受渡し部及びキャリア待機部からの受取りを行うことができるように構成されている。この場合、キャリア待機部には、水平方向(X,Y方向)及び垂直方向(Z方向)に移動可能なキャリア搬送ロボット(図示せず)が配設されており、このキャリア搬送ロボットによってウエハ搬出入部6から搬送された空のキャリア1を整列すると共に、キャリア搬出部5bへ搬出し得るようになっている。また、キャリア待機部には、空キャリアだけでなく、ウエハWが収納された状態のキャリア1を待機させておくことも可能である。
【0027】
上記キャリア1は、一側に図示しない開口部を有し、内壁に複数例えば25枚のウエハWを、適宜間隔をおいて水平状態に保持する保持溝(図示せず)を有する容器本体(図示せず)と、この容器本体の開口部を開閉する蓋体(図示せず)とで構成されており、後述する蓋開閉機構7によって上記蓋体を開閉できるように構成されている。
【0028】
上記ウエハ搬出入部6は、上記インターフェース部4に開口しており、その開口部には蓋開閉装置7が配設されている。この蓋開閉装置7によってキャリア1の図示しない蓋体が開放あるいは閉塞されるようになっている。したがって、ウエハ搬出入部6に搬送された未処理のウエハWを収納するキャリア1の蓋体を蓋開閉装置7によって取り外してキャリア1内のウエハWを搬出可能にし、全てのウエハWが搬出された後、再び蓋開閉装置7によって上記蓋体を閉塞することができる。また、上記キャリア待機部からウエハ搬出入部6に搬送された空のキャリア1の蓋体を蓋開閉装置7によって取り外して、キャリア1内へのウエハWの搬入を可能にし、全てのウエハWが搬入された後、再び蓋開閉装置7によって蓋体を閉塞することができる。なお、ウエハ搬出入部6の開口部近傍には、キャリア1内に収容されたウエハWの枚数を検出するマッピングセンサ8が配設されている。
【0029】
上記インターフェース部4には、複数枚例えば25枚のウエハWを水平状態に保持すると共に、ウエハ搬出入部6のキャリア1との間で、水平状態でウエハWを受け渡すウエハ搬送アーム9と、複数枚例えば50枚のウエハWを所定間隔をおいて垂直状態に保持する間隔調整手段例えばピッチチェンジャ(図示せず)と、ウエハ搬送アーム9とピッチチェンジャとの間に位置して、複数枚例えば25枚のウエハWを水平状態から垂直状態へ、あるいは垂直状態から水平状態へ変換する保持手段例えば姿勢変換装置30と、垂直状態に変換されたウエハWに設けられたノッチ(図示せず)を検出する位置検出手段例えばノッチアライナ(図示せず)が配設されている。また、インターフェース部4には、処理部3と連なる搬送路50が設けられており、この搬送路50には、ウエハWを保持して搬送路50上を搬送し、上記第一ないし第三の処理ユニット52a〜54aのいずれかにウエハWを受け渡しするための、この発明に係る基板保持具例えばウエハ搬送チャック10が移動自在に配設されている。
【0030】
次に、この発明に係るウエハ搬送チャック(基板保持具)10及びその洗浄・乾燥装置20を、添付図面に基づいて詳細に説明する。図2はウエハ搬送チャック10及びその洗浄・乾燥装置20の要部を示す概略斜視図、図4はチャック洗浄・乾燥装置20の全体を示す概略断面図、図5は図4のP−P線断面図、図6は図4のQ−Q線断面図である。
【0031】
ウエハ搬送チャック10は、耐食性及び耐薬品性に優れた部材例えばポリエーテルエーテルケトン(以下にPEEKという)樹脂にて形成され、ウエハWを挟持できるように配設される一対の保持部材11と、この保持部材11の長手方向の一端部に、保持部材11の長手方向に沿って突設される軸部15とで主に構成されている。なお、この軸部15の他端は図示しない移動手段及び駆動手段に接続されており、上記搬送路50上を往復移動可能に形成されると共に、保持部材11同士がウエハWを挟持(保持)し得るように接離方向に移動可能に形成され、更に、保持部材11の長手方向に往復移動可能に形成されている。
【0032】
上記保持部材11は、図2及び図7に示すように、その対向する面側の上部及び下部にそれぞれ上部保持部12と下部保持部13が突設され、上端部には凸状円弧状部17が形成され、また、下端部には、下方に向かって突出する尖鋭状の液切れ部例えばエッジ14が突設されている。この場合、上部保持部12と下部保持部13は、それぞれウエハWの保持部側に向かって円弧状に形成されると共に、上部保持部12には複数例えば50箇所の上部保持溝12aが列設され、また、下部保持部13にも上部保持溝12aと同数の下部保持溝13aが列設されている。
【0033】
なおこの場合、下部保持溝13aは、ウエハWの周縁部を保持するために断面略V字状に形成されている(図8(a)参照)。また、上部保持溝12aは、ウエハWのぶれや転倒を防止するために断面略Y字状に形成されている(図8(b)参照)。
【0034】
上記軸部15は、例えばステンレス製の棒状部材からなる芯棒15bと、この芯棒15bの外周に被着される例えばPEEK樹脂製の保護部材15cとで形成され、軸部15の下部側すなわち保護部材15cの下部側には、下方に向かって突出する尖鋭状の液切れ部例えばエッジ15aが設けられている(図7(a)参照)。このように構成することにより、ウエハ搬送チャック10の洗浄中に軸部15に付着する後述する洗浄液例えば純水を速やかに除去することができる。また、この軸部15の保持部材11側付近には、例えばPEEK樹脂製にて円板状に形成される飛散防止板16が、軸部15に対して交差状に装着されている。このように構成することにより、ウエハ搬送チャック10の洗浄中に後述する洗浄容器21の外部へ洗浄液例えば純水の飛沫が飛散することを防止できる。なおこの場合、図3(a)に示すように、飛散防止板16の下部側に、下方に向かって突出する尖鋭状の液切れ部例えばエッジ16aを設ける方が好ましい。このように飛散防止板16の下部側にエッジ16aを設けることにより、洗浄中に飛散防止板16に付着する洗浄液例えば純水を速やかに除去することができる。また、飛散防止板16は、上記の形状のものに限定されるものではなく、例えば図3(b)に示すように、上方に延びる矩形状の飛散防止板16bと、下端にエッジ16aを有するエッジ部材16cの2部材で飛散防止板16を形成してもよい。なお、飛散防止板16bとエッジ部材16cとを一体に形成してもよい。このように、飛散防止板16に上方に延びる部分を設けることにより、ウエハ搬送チャック10が下降した状態においても上方からの純水の飛沫を受け止めることができる。
【0035】
次に、チャック洗浄・乾燥装置20の構成を図2ないし図6を参照して説明する。チャック洗浄・乾燥装置20は、例えば下方に開口した箱状に形成され、その上面と一側面に互いに平行に連なった一対の開口部22を有する洗浄容器21と、この洗浄容器21の内部上方かつ両開口部22の中間に配設され、ウエハ搬送チャック10に洗浄液例えば純水Lを噴射する洗浄液供給手段例えば純水噴射管23と、洗浄容器21の内部上方における開口部22の両側近傍に配設され、ウエハ搬送チャック10に乾燥ガス例えば空気を噴射する乾燥ガス供給手段例えば気体噴射管24とで主に構成されている。なお、上記乾燥ガスには空気の他に例えば窒素ガス等の気体を利用してもよい。このように構成することにより、上部保持溝12a又は下部保持溝13aに純水L又は気体を効果的に接触させることができるので、ウエハ搬送チャック10を確実に洗浄・乾燥できると共に、洗浄・乾燥時間の短縮を図ることができる。
【0036】
この場合、両開口部22の間隔及び各開口部22の幅は、上記一対の保持部材11を同時に収容できるように形成されており、各開口部22の側面部には、洗浄容器21の内方に向けて突出する飛散防止板25が突設されている。これにより、洗浄工程中に純水Lの飛沫が洗浄容器21の外部へ飛散することを防止できる。また、洗浄容器21の下部側方には、外側方に向かってブラケット21aが突設されており、このブラケット21aに、洗浄容器21を上下動するための昇降手段例えばシリンダ21bが連結されている(図6参照)。また、洗浄容器21の両側方近傍には、一対の側壁27aが配設されており、これら両側壁27aの端部から対向する面側に案内壁27bが突設され、かつ、両案内壁27b間には、垂直方向に回転自在なガイドローラ27cを枢着するガイド板27dが取り付けられている。この場合、ガイドローラ27cは、ガイド板27dにおける洗浄容器21側面の互いに平行な垂直方向に適宜間隔をおいて複数枢着されている。一方、洗浄容器21の外側面には、ガイドローラ27cが転動接触するガイド突条27eが突設されている。したがって、シリンダ21bの駆動により、ガイドローラ27cとガイド突条27eが接触しつつ洗浄容器21を安全かつ確実に昇降することができる。なお、側壁27a間の下方には、保持部材11の洗浄に供された純水を受け止めるための受け容器28が配設されている。
【0037】
上記純水噴射管23の両側方の対向する位置には、適当な間隔をおいて複数(図5では両側に各5箇所ずつ)の噴射ノズル23aが突設されており、純水Lを、洗浄容器21に収容された保持部材11の長手方向に拡開するように噴射することができるようになっている。また、純水噴射管23は、種々の供給管を介して洗浄容器21の外部に設置された純水供給源23gに接続されている。
【0038】
この場合、図2に示すように、純水噴射管23の下部側には、その適宜位置から洗浄容器21内を垂下するように第一の供給管23bの一端が接続されており、第一の供給管23bの他端は洗浄容器21の下端部でコネクタ26を介して第二の供給管23cに接続されている。この第二の供給管23cは例えばフレキシブルチューブにて長めに形成されており、上述した洗浄容器21の昇降移動に対応できるようになっている。更に、第二の供給管23cの下端部はコネクタ26を介して第三の供給管23dの一端に接続され、第三の供給管23dの他端部は、コネクタ29を介して第四の供給管23eに接続されている。第四の供給管23eには開閉弁23fが介設されており、その他端部に上記純水供給源23gが接続されている。
【0039】
上記気体噴射管24は、洗浄容器21の各開口部22の両側に配設されたもの同士が対向する側に、適宜間隔をおいて複数の噴射ノズル24aが突設されており、気体例えば空気を、洗浄容器21内に収容された保持部材11に向けて効果的に噴射できるように形成されている。なお、噴射ノズル24aを気体噴射管24に突設されるものに代えて、気体噴射管24に穿設される孔によって形成してもよい。また、各気体噴射管24は、種々の供給管を介して気体供給源例えば空気供給源24hに接続されている。
【0040】
この場合、図2に示すように、各気体噴射管24の下部側には、その適宜位置から洗浄容器21内を垂下するように第一の供給管24bが接続されており、洗浄容器21の下部開口近傍にてそれぞれ隣接する第一の供給管24b同士は二股コネクタ24cに接続され、各二股コネクタ24cの下端にコネクタ26を介して第二の供給管24dが接続されている。第二の供給管24dは、例えばフレキシブルチューブにて長めに形成されており、上述した洗浄容器21の昇降移動に対応できるようになっている。更に、第二の供給管24dにおけるそれぞれの下端部は、コネクタ26を介して二股状の分岐管にて形成される第三の供給管24eに接続されている。第三の供給管24eの端部にはコネクタ29を介して、開閉弁24gを介設する第四の供給管24fの一端が接続され、第四の供給管24fの他端に空気供給源24hが接続されている。
【0041】
ウエハ搬送チャック10を上記のように構成することにより、保持部材11を小型化してもウエハWを保持するのに十分な強度が得られ、これにより上部及び下部保持溝12a,13aも可能な限り小さく形成することができるので、保持部材11を効率よく洗浄できると共に、上部及び下部保持溝12a,13aへの洗浄液例えば純水Lの残留量を少なくすることができる。
【0042】
また、保持部材11の上端部に凸状円弧状部17を形成すると共に、上部保持部12と下部保持部13をウエハWの保持部側に向かって円弧状に形成することにより、洗浄液の液切れが良好となる上、保持部材11表面上を乾燥ガス例えば空気が速やかに、かつ満遍なく流れるようにすることができる。更に、保持部材11の下端部にエッジ14を設けることにより、保持部材11表面に付着した純水Lがエッジ14を伝って速やかに流れ落ちるので、洗浄処理後に保持部材11に付着している純水Lを効果的に除去することができる。したがって、洗浄及び乾燥に要する時間を短縮できると共に、空気の使用量を低減できるので、洗浄及び乾燥効率の向上及びスループットの向上を図ることができる。
【0043】
次に、上記ウエハ搬送チャック10の洗浄・乾燥装置20を用いた洗浄・乾燥方法の各工程について、図9のフローチャート及び図10ないし図13に示す工程図に基づいて順に説明する。
【0044】
まず、ウエハWの洗浄・乾燥処理に係る一連の工程を終了して、上記インターフェース部4にウエハWを渡し終えたウエハ搬送チャック10が、上記第四の処理部55へ移動し、チャック洗浄・乾燥装置20の洗浄容器21上部で停止する(ステップA)。この後、洗浄容器21のブラケット21aに連結された上記シリンダ21bを駆動して、洗浄容器21の上昇を開始する(図10参照)。この上昇移動によって、洗浄容器21の両開口部22の上面側から、洗浄容器21内に各保持部材11が収容される。そして、洗浄容器21が、各保持部材11の上部保持部12に列設された上部保持溝12aに、純水噴射管23の噴射ノズル23aから噴射される純水Lを最も効率よく接触できる位置(以下に上部洗浄位置という)に達したとき、シリンダ21bの駆動を停止して洗浄容器21の上昇を停止する(ステップB)。この後、上記開閉弁23fを開状態にして純水供給源23gから純水Lを供給し、純水噴射管23の噴射ノズル23aから上部保持部12に向けて噴射させ、上部保持部12及び上部保持溝12aの洗浄を行う(ステップC、図11(a)参照)。
【0045】
上部保持溝12aの洗浄が終了した後、開閉弁23fを閉状態にして純水Lの供給を停止すると共に、シリンダ21bを駆動して洗浄容器21を下降させ、洗浄容器21が、各保持部材11の下部保持部13に列設された下部保持溝13aに、純水噴射管23の噴射ノズル23aから噴射される純水Lを最も効率よく接触できる位置(以下に下部洗浄位置という)に達したとき、シリンダ21bの駆動を停止して洗浄容器21の下降を停止する(ステップD)。この後、上記開閉弁23fを開状態にして純水供給源23gから純水Lを供給し、純水噴射管23の噴射ノズル23aから下部保持部13に向けて噴射させ、下部保持部13及び下部保持溝13aの洗浄を行う(ステップE、図11(b)参照)。なお、純水Lの供給に関して、上述のように上部保持溝12aを洗浄した後、一旦供給を停止してもよいし、供給し続けた状態で洗浄容器21を下部洗浄位置まで下降してもよい。
【0046】
下部保持溝13aの洗浄が終了した後、開閉弁23fを閉状態にして純水Lの供給を停止すると共に、シリンダ21bを駆動して洗浄容器21を上昇させ、洗浄容器21が、各保持部材11の上部保持部12に列設された上部保持溝12aに、気体噴射管24の噴射ノズル24aから噴射される気体例えば空気Kを最も効率よく接触できる位置(以下に上部乾燥位置という)に達したとき、シリンダ21bの駆動を停止して洗浄容器21の上昇を停止する(ステップF)。この後、上記開閉弁24gを開状態にして空気供給源24hから空気Kを供給し、各空気噴射管24の噴射ノズル24aから上部保持部12の両側に向かって噴射させ、上部保持部12の乾燥を行う(ステップG、図12(a)参照)。
【0047】
このとき、保持部材11の軸部15に接続された上記図示しない駆動手段を駆動させて、ウエハ搬送チャック10を保持部材11の長手方向に往復移動させる(ステップG)。これにより、全ての上部保持溝12aに満遍なく空気Kを接触できるので、更に乾燥効率が向上し、乾燥時間を短縮することができる。
【0048】
上部保持溝12aの乾燥が終了した後、開閉弁24gを閉状態にして空気Kの供給を停止すると共に、シリンダ21bを駆動して洗浄容器21を下降させ、洗浄容器21が、各保持部材11の下部保持部13に列設された下部保持溝13aに、気体噴射管24の噴射ノズル24aから噴射される空気Kを最も効率よく接触できる位置(以下に下部乾燥位置という)に達したとき、シリンダ21bの駆動を停止して洗浄容器21の下降を停止する(ステップH)。この後、上記開閉弁24gを開状態にして空気供給源24hから空気Kを供給し、気体噴射管24の噴射ノズル24aから下部保持部13の両側に向かって空気Kを噴射させ、下部保持部13の乾燥を行う(ステップI、図12(b)参照)。なお、空気Kの供給に関して、上述のように上部保持溝12aを乾燥した後、一旦供給を停止してもよいし、供給し続けた状態で洗浄容器21を下部乾燥位置まで下降してもよい。
【0049】
このとき、保持部材11の軸部15に接続された上記図示しない駆動手段を駆動させて、ウエハ搬送チャック10を保持部材11の長手方向に往復移動させる(ステップI)。これにより、全ての下部保持溝13aに満遍なく空気Kを接触できるので、更に乾燥効率が向上し、乾燥時間を短縮することができる。
【0050】
下部保持溝13aの乾燥が終了した後、開閉弁24gを閉状態にして空気Kの供給を停止すると共に、シリンダ21bを駆動して洗浄容器21を下降させ、元の位置に戻す(ステップJ、図13参照)。以上でウエハ搬送チャック10の洗浄・乾燥の一連の工程が終了し、この後、再びインターフェース部4でウエハWを受け取って、ウエハWの洗浄・乾燥処理を行うことができる。
【0051】
なお、上述したウエハ搬送チャック10の洗浄・乾燥装置及び洗浄・乾燥方法では、洗浄容器21に昇降手段例えばシリンダ21bを連結して、洗浄容器21を上下動させた場合について説明したが、昇降手段はウエハ搬送チャック10と洗浄容器21とを相対的に上下動させることができるものであればよく、シリンダ以外の昇降手段例えばボールねじ機構や、ピニオンとラック等を使用してもよいのは勿論である。また、昇降手段を洗浄容器21に連結する場合だけでなく、ウエハ搬送チャック10に連結してもよい。
【0052】
また、上述した乾燥工程において、ウエハ搬送チャック10の軸部15に、ウエハ搬送チャック10を保持部材11の長手方向に往復移動可能にする駆動手段(図示せず)を接続した場合について説明したが、洗浄容器21とウエハ搬送チャック10を保持部材11の長手方向に相対的に往復移動させて、上部又は下部保持溝12a,13aに満遍なく乾燥ガス例えば空気Kを接触させられればよいので、上記軸部15に限らず、例えば洗浄容器21に上記駆動手段を連結してもよい。
【0053】
なお、上記実施形態では、この発明に係る基板保持具及びその洗浄・乾燥装置並びに洗浄・乾燥方法を半導体ウエハの保持具及びその洗浄・乾燥装置並びに洗浄・乾燥方法に適用した場合について説明したが、半導体ウエハ以外の基板例えばLCD用ガラス基板にも適用できることは勿論である。また、上記基板保持具の洗浄・乾燥装置は、上記実施形態で説明したように半導体ウエハの洗浄・乾燥処理システムに導入され、このシステムの一部として使用される場合に限定されず、単体としても使用できる。
【0054】
【発明の効果】
上述したように、この発明によれば以下のような優れた効果が得られる。
【0055】
(1)請求項1記載の基板保持具によれば、保持部材が一部材にて形成されるので、強度が向上すると共に、上部及び下部保持部を小さくすることができる。これにより、保持溝を小さくすることができるので、保持溝に侵入する洗浄液の残留量を少なくすることができる。また、保持部材に軸部を設けているので、基板を確実に保持することができ、更にこの軸部に飛散防止板を装着しているので、洗浄処理中に洗浄液の飛沫が洗浄容器外部へ飛散することを防止できる。また、上部及び下部保持部を保持部側に向かって円弧状に形成することにより、噴射された洗浄液の液切れをよくすると共に、噴射された乾燥ガスが保持部材の片側表面に沿って速やかに流れ、乾燥ガスを保持溝全体に効率よく接触させることができる。したがって、乾燥時間の短縮と共にスループットの向上が図れる(請求項2)。
【0056】
この場合、保持部材の上端部を凸状円弧状に形成しているので、保持部材上部に洗浄液が残留することを防止できると共に、乾燥ガスが保持部材の上側表面を更に速やかに流れるようになる(請求項3)。したがって、保持部材の乾燥効率を更に向上することができる。また、保持部材の下端部に液切れ部を設けることより、基板保持具の洗浄後に表面に付着した洗浄液を速やかに除去することができる(請求項4)。また、飛散防止板や軸部の下部側に液切れ部を設けているので、基板保持具の洗浄中又は洗浄後に、飛散防止板や軸部に付着した洗浄液を速やかに除去することができる(請求項5,6)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るウエハ搬送チャック及びその洗浄・乾燥装置を導入した半導体ウエハの洗浄処理システムの一例を示す概略平面図である。
【図2】この発明に係るウエハ搬送チャック及びその洗浄・乾燥装置の要部を示す斜視図である。
【図3】この発明における飛散防止板の別の形態を示す斜視図である。
【図4】この発明に係るウエハ搬送チャックの洗浄・乾燥装置を示す正面断面図である。
【図5】図4のP−P線断面図である。
【図6】図4のQ−Q線断面図である。
【図7】この発明における保持部材の側面図(a)及びその断面図(b)である。
【図8】図7のR−R線断面図(a)及びS−S線断面図(b)である。
【図9】この発明に係るウエハ搬送チャックの洗浄・乾燥方法のフローチャートである。
【図10】ウエハ搬送チャックを洗浄容器内に位置させる工程を示す概略断面図である。
【図11】この発明における上部保持部を洗浄する工程(a)と、下部保持部を洗浄する工程(b)を示す概略断面図である。
【図12】この発明における上部保持部を乾燥する工程(a)と、下部保持部を乾燥する工程(b)を示す概略断面図である。
【図13】この発明に係るウエハ搬送チャックが洗浄容器内から取出される工程を示す概略断面図である。
【図14】従来の基板保持具及びその洗浄・乾燥装置の一例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
W 半導体ウエハ(基板)
L 純水(洗浄液)
K 空気(乾燥ガス)
10 ウエハ搬送チャック(基板保持具)
11 保持部材
12 上部保持部
12a 上部保持溝
13 下部保持部
13a 下部保持溝
14 エッジ(液切れ部)
15 軸部
15a エッジ(液切れ部)
16 飛散防止板
16a エッジ(液切れ部)
20 チャック洗浄・乾燥装置(基板保持具の洗浄・乾燥装置)
21 洗浄容器
22 開口部
23 純水噴射管(洗浄液供給手段)
23a 噴射ノズル(洗浄液供給手段)
24 気体噴射管(乾燥ガス供給手段)
24a 噴射ノズル(乾燥ガス供給手段)
25 飛散防止板

Claims (6)

  1. 一対の保持部材にて基板を挟持する基板保持具において、
    上記一対の保持部材の対向する面側の上部及び下部に、それぞれ上部保持部と下部保持部を突設し、
    上部保持部及び下部保持部を、一部材にて形成すると共に、複数の保持溝を列設し、
    上記保持部材の長手方向の一端部に、保持部材の長手方向に軸部を突設し、この軸部の保持部材側付近に飛散防止板を、軸部に対して交差状に装着してなる、ことを特徴とする基板保持具。
  2. 上記上部保持部及び下部保持部を、それぞれ基板の保持部側に向かって円弧状に形成してなる、ことを特徴とする請求項1記載の基板保持具。
  3. 上記保持部材の上端部を凸状円弧状に形成してなる、ことを特徴とする請求項1又は2記載の基板保持具。
  4. 上記保持部材の下端部に、下方に向かって突出する尖鋭状の液切れ部を設けてなる、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板保持具。
  5. 上記飛散防止板の下部側に、下方に向かって突出する尖鋭状の液切れ部を設けてなる、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板保持具。
  6. 上記軸部の下部側に、下方に向かって突出する尖鋭状の液切れ部を設けてなる、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の基板保持具。
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