JPH07125804A - ウエハ移載装置 - Google Patents

ウエハ移載装置

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Publication number
JPH07125804A
JPH07125804A JP16641593A JP16641593A JPH07125804A JP H07125804 A JPH07125804 A JP H07125804A JP 16641593 A JP16641593 A JP 16641593A JP 16641593 A JP16641593 A JP 16641593A JP H07125804 A JPH07125804 A JP H07125804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
wafer holding
holding claw
groove portion
shaped cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16641593A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Nakadousono
高明 中堂園
Koji Hamamoto
康治 浜元
Sumio Mori
澄雄 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP16641593A priority Critical patent/JPH07125804A/ja
Publication of JPH07125804A publication Critical patent/JPH07125804A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移載時におけるパーティクルの発生およびウ
エハの欠損を低減することができるウエハ移載装置を提
供する。 【構成】 ウエハ13を支持するための溝部10a、1
1aを有し且つ相対的に開閉自在な一対のウエハ保持爪
10、11を備えたウエハ移載装置であって、一方のウ
エハ保持爪10の溝部10aは断面略Y字形に形成さ
れ、他方のウエハ保持爪11の溝部11aは断面略V字
形に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置内部又は装置間で
ウエハの移し替えを行う際に用いられるウエハ移載装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱拡散装置、CVD装置、エッ
チング装置といった各種のウエハ処理装置では、処理装
置へのウエハの供給や、処理装置からのウエハの排出時
に、ウエハ移載装置によってウエハの移し替えが行われ
る。図4は、この種のウエハ移載装置の構成を説明する
図である。図示したウエハ移載装置において、1はステ
ージ、2は可動アーム、3は左右一対の垂下アームであ
り、各々の垂下アーム3の下端部にはウエハ保持爪4が
取り付けられている。これらのウエハ保持爪4は、垂下
アーム3の駆動により相対的に開閉自在に構成されてい
る。また、各々のウエハ保持爪4には、図5に示すよう
に、ウエハを保持するための溝部4aが所定のピッチで
設けられている。さらに、ステージ1の下方には昇降自
在なリフター5が設置されており、このリフター5のほ
ぼ真上に、例えばウエハキャリア6がセットされるよう
になっている。
【0003】ここで、図例のようにウエハキャリア6内
に収納された複数のウエハ7を、処理装置側のボート8
に移し替える場合は、以下のような手順でウエハ移載装
置の動作が行われる。先ず、ステージ1上にウエハキャ
リア6がセットされると、ウエハキャリア6内に収納さ
れたウエハ7が、リフター5の上昇によって所定の高さ
まで突き上げられる。次に、上記リフター5により突き
上げられたウエハ7は、垂下アーム3の開閉動作によっ
て左右からウエハ保持爪4により保持される。このと
き、個々のウエハ7の外周部は、図5に示すように、ウ
エハ保持爪4に形成された溝部4aに入り込み、この状
態でウエハ7は左右からのウエハ保持爪4の挟持圧によ
り保持される。
【0004】続いて、リフター5が下降して、ウエハ7
からリフター5が離反すると、可動アーム2が所定の距
離だけ水平方向に移動して、ウエハ保持爪4により保持
されたウエハ7が処理装置側のボート8のほぼ真上に配
置される。最後は、ボート8の下方からリフター9が上
昇して、ウエハ保持爪4からウエハ7を受け取り、その
ままリフター9の下降によってウエハ7がボート8内に
収められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のウエハ移載装置においては、双方のウエハ保持爪4の
溝部4aがいずれも断面略Y字形に形成されていること
から、ウエハ保持爪4とウエハ7との接触面積が大きく
なり、これによって移載時におけるパーティクルの発生
が多くなるとともに、溝部4aとの接触によってウエハ
7の表面にキズが付いてしまったり、ウエハ7自体に割
れが生じてしまうという問題があった。さらに、こうし
たウエハ7の破損を防止するためには、双方のウエハ保
持爪4の取付位置を精度良く調整しなければならず、こ
の調整作業が非常に面倒なものとなっていた。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、移載時におけるパーティクル
の発生およびウエハの欠損を低減することができるウエ
ハ移載装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、ウエハを支持するための
溝部を有し且つ相対的に開閉自在な一対のウエハ保持爪
を備えたウエハ移載装置において、上記一対のウエハ保
持爪のうち、一方のウエハ保持爪の溝部は断面略Y字形
に形成され、他方のウエハ保持爪の溝部は断面略V字形
に形成されたものである。また、上記一方のウエハ保持
爪は、溝部の上下端の間にウエハ逃げ部を有するもので
ある。
【0008】
【作用】本発明のウエハ移載装置においては、一方のウ
エハ保持爪の溝部が断面略Y字形に形成されているのに
対して、他方のウエハ保持爪の溝部が断面略V字形に形
成されているため、上記他方のウエハ保持爪側では、溝
部とウエハ表面との接触が殆どなく、これにより従来装
置に比べてウエハ保持爪とウエハとの接触面積が小さく
なり、移載時におけるパーティクルの発生およびウエハ
の欠損が低減される。また、上記一方のウエハ保持爪側
においては、その溝部の上下端の間にウエハ逃げ部が形
成されているため、その分だけウエハ保持爪とウエハと
の接触面積が小さくなり、これにより移載時におけるパ
ーティクルの発生およびウエハの欠損が一層低減され
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係わるウエハ移載装置の一実
施例を説明するための要部断面図である。本発明のウエ
ハ移載装置は、ウエハを保持する一対のウエハ保持爪を
備えたものであり、図1はそのウエハ保持爪の断面形状
を示している。図において、10、11はウエハ保持爪
であり、これらのウエハ保持爪10、11は、例えば図
2に示すように垂下アーム12の下端にて相対的に開閉
自在に取り付けられている。また、これらのウエハ保持
爪10、11には、それぞれ溝部10a、11aが形成
されており、このうち、一方のウエハ保持爪10の溝部
10aは断面略Y字形に形成され、他方のウエハ保持爪
11の溝部11aは断面略V字形に形成されている。
【0010】さらに、一方のウエハ保持爪10は、図2
に示すように、その溝部10aの上下端の間にウエハ逃
げ部14を有しており、このウエハ逃げ部14は、例え
ば溝部11aの上下端の間をウエハ13の外周に沿って
略凹状に切欠することで形成されるものである。
【0011】加えて本実施例のウエハ移載装置では、一
方のウエハ保持爪10の溝幅W1がウエハ13の厚みt
よりも僅かに大きくなるように設定されており、これに
対して他方のウエハ保持爪11の溝幅W2は、上記一方
のウエハ保持爪10の溝幅W1よりも幾分大きく、ウエ
ハ13の厚みtに対しては十分な余裕をもって設定され
ている。
【0012】上記構成からなるウエハ保持爪10、11
を備えた本実施例のウエハ移載装置においては、一方の
ウエハ保持爪10と他方のウエハ保持爪11とでウエハ
13を左右から挟み込むことで、図1に示すように、一
方のウエハ保持爪10の溝部10aと他方のウエハ保持
爪11の溝部11aとにウエハ13の外周部が入り込
み、この状態でウエハ13がウエハ保持爪10、11に
より保持される。
【0013】その際、一方のウエハ保持爪10の溝部1
0aが断面略Y字形に形成されているのに対して、他方
のウエハ保持爪11の溝部11aが断面略V字形に形成
されているため、他方のウエハ保持爪11側では、溝部
11aとウエハ13表面との接触が殆ど起こらない。し
たがって、従来のようにウエハ保持爪の溝部を双方とも
断面略Y字形に形成した場合に比べて、ウエハ13に対
するウエハ保持爪10、11の接触面積は半分程度に削
減されるため、移載時におけるパーティクルの発生およ
びウエハの欠損は大幅に低減する。
【0014】ちなみに、移載時におけるパーティクルの
発生数およびウエハ欠損の発生頻度について、従来装置
と本実施例のウエハ移載装置とで比較したところ、パー
ティクルの発生数では約40%の低減が確認され、ウエ
ハ欠損の発生頻度では約85%の低減が確認されるな
ど、きわめて顕著な改善効果が得られた。
【0015】また本実施例では、一方のウエハ保持爪1
0の溝部10aにおいて、その上下端の間にウエハ逃げ
部14が形成されているため、従来と同様に断面略Y字
形の溝部が形成された一方のウエハ保持爪10側でも、
ウエハ逃げ部14を設けた分だけウエハ保持爪10とウ
エハ13との接触面積が小さくなり、これによって移載
時におけるパーティクルの発生およびウエハの欠損は一
層低減する。
【0016】さらに、他方のウエハ保持爪11の溝幅W
2がウエハ13の厚みtに対して十分な余裕をもって設
定されているため、ウエハ保持爪10、11の取付精度
の許容範囲が広がって位置調整が簡便になるとともに、
たとえ双方の取付位置に若干のずれが生じた場合でも、
ウエハ13に割れや欠けなどの欠損が生じることはな
い。
【0017】なお、上記実施例の構成では、ウエハ保持
爪10の溝部11aの上下端の間に一つのウエハ逃げ部
14を形成するようにしたが、本発明はこれに限らず、
例えば図3に示すように、溝部10aの上下端の間に所
定のピッチで2つ又はそれ以上のウエハ逃げ部14を形
成するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明のウエハ移載
装置によれば、一方のウエハ保持爪の溝部が断面略Y字
形に形成され、他方のウエハ保持爪の溝部が断面略V字
形に形成されているので、他方のウエハ保持爪側では、
溝部とウエハ表面との接触が殆どなく、これにより従来
装置に比べてウエハ保持爪とウエハとの接触面積が小さ
くなるため、移載時におけるパーティクルの発生および
ウエハの欠損を低減することが可能となる。また、上記
一方のウエハ保持爪側においては、溝部の上下端の間に
ウエハ逃げ部が形成されているので、その分だけウエハ
保持爪とウエハとの接触面積が小さくなり、これによっ
て移載時におけるパーティクルの発生およびウエハの欠
損をより一層低減することが可能となる。その結果、ウ
エハ表面へのパーティクルの付着や、ウエハ自体の欠損
に伴う不良品の発生が大幅に低減されるため、ウエハ処
理工程での歩留りの向上が大いに期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエハ移載装置の一実施例を説明する
ための要部断面図である。
【図2】本発明のウエハ移載装置の一実施例を説明する
ための要部側面図である。
【図3】他の実施態様を説明するための要部側面図であ
る。
【図4】ウエハ移載装置の構成を説明する図である。
【図5】従来のウエハ移載装置を説明する要部断面図で
ある。
【符号の説明】
10、11 ウエハ保持爪 10a、11a 溝部 14 ウエハ逃げ部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハを支持するための溝部を有し且つ
    相対的に開閉自在な一対のウエハ保持爪を備えたウエハ
    移載装置において、 前記一対のウエハ保持爪のうち、一方のウエハ保持爪の
    溝部は断面略Y字形に形成され、他方のウエハ保持爪の
    溝部は断面略V字形に形成されたことを特徴とするウエ
    ハ移載装置。
  2. 【請求項2】 前記一方のウエハ保持爪は、前記溝部の
    上下端の間にウエハ逃げ部を有することを特徴とする請
    求項1記載のウエハ移載装置。
JP16641593A 1993-06-11 1993-06-11 ウエハ移載装置 Pending JPH07125804A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16641593A JPH07125804A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ウエハ移載装置

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JP16641593A JPH07125804A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ウエハ移載装置

Publications (1)

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JPH07125804A true JPH07125804A (ja) 1995-05-16

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ID=15831006

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JP16641593A Pending JPH07125804A (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ウエハ移載装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095429A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Seiko Corp 容器把持装置
KR100467915B1 (ko) * 1998-02-24 2005-01-24 동경 엘렉트론 주식회사 기판보지구 및 그 세정·건조장치
JP2016222987A (ja) * 2015-06-02 2016-12-28 三菱電機株式会社 Cvd装置用ボートおよびcvd装置
CN109342699A (zh) * 2018-12-20 2019-02-15 麦加涂料(南通)有限公司 一种冷凝水试验装置及采用该冷凝水试验装置的试验方法

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JP2003095429A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Seiko Corp 容器把持装置
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