JP6196534B2 - 半導体基板の研削装置 - Google Patents

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本発明は、半導体基板の研削装置に関する。
従来より、基板を薄肉且つ平坦に加工する半導体基板の研削装置として、複数の基板を収納する基板収納部と、多関節型ロボットから成る基板搬送装置を有する基板搬送部と、基板の裏面をダイヤモンドレジンボンド砥石で研削する基板研削部と、基板の裏面を研磨パッドで研磨する基板研磨部と、基板を洗浄する基板洗浄部と、を備えているものが知られている(特許文献1を参照)。
基板搬送装置は、基板の基板面を傷付けることなく基板を所望の位置に搬送する必要があり、このような基板搬送装置としては、基板を本体部の前後に形成された嵌合部に載置する、所謂、トレイ型ハンド(特許文献2を参照)や、基板の外周を爪で把持する、所謂、エッジクランプ型ハンドが知られている(特許文献3を参照)。
特開2009−285738号公報。 特開平7−335714号公報。 特許第4600856号公報。
しかしながら、上述したような半導体基板の研削装置では、基板の加工プロセスにおいて高い洗浄度が要求される場合、基板に触れる基板搬送装置を研削加工前後で変える必要があり、2本のアームを備えたダブルハンドロボットを設けるか、基板搬送装置を2台用意する必要があるため、基板搬送装置が複雑化・大型化する分だけ、半導体基板の研削装置が大型化したり、製造コストが上昇する虞があった。
また、パーティクルが研削後の基板に吸着することを抑制するために、研削後の基板を保湿する必要があり、基板搬送装置が大型化すると、研削装置内で保湿する容積が増加し、基板を保湿するための機構も大型化するという問題があった。
そこで、高い洗浄度が要求される半導体基板の研削装置を省スペースで設置すると共に低コストで提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、この課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、インデクサ部と、基板研削部と、基板研磨部と、基板洗浄部と、前記インデクサ部、基板研削部、基板研磨部及び基板洗浄部間で基板を搬送する基板搬送装置を備えた基板搬送部と、を備えた半導体基板の研削装置であって、前記基板搬送装置は、水平方向に延びた本体部と、該本体部の上面に凹設されて前記基板の周縁を支持可能な基板支持部と、前記本体部の下面に配置されて前記基板の周縁を把持可能な基板把持部と、
を備え、前記基板搬送部は、前記本体部より下方が湿潤状態に維持されている半導体基板の研削装置を提供する。
この構成によれば、本体部の上面に設けられた基板支持部が研削加工前の基板の周縁を支持して搬送することができると共に、本体部の下面に設けられた基板把持部が研削加工後の基板の周縁を把持して搬送することができる。
さらに、基板搬送部が、基板搬送装置の本体部より下方が湿潤状態に維持されていることにより、研削加工後の基板を搬送する際に、基板の表面を保湿することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の半導体基板の研削装置の構成に加えて、前記基板把持部は、前記本体部の先端側に設けられた先端側固定把持部分と、該先端側固定把持部分に対向して前記本体部の基端側に配設されて、前記先端側固定把持部分に向けて前記水平方向に往復動可能な基端側可動把持部分と、を備えている半導体基板の研削装置を提供する。
この構成によれば、基板の径寸法に応じて、基端側可動把持部を水平方向にスライドさせることにより、先端側固定把持部と基端側可動把持部とが、基板の周縁を把持することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の半導体基板の研削装置の構成に加えて、前記基板搬送装置は、前記基板が前記基板支持部に載置されていることを検知する透過性ファイバセンサを備えている半導体基板の研削装置を提供する。
この構成によれば、本体部の湿潤状態にかかわらず、基板を検知することができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の半導体基板の研削装置の構成に加えて、前記透過性ファイバセンサの投光部は、前記本体部に埋設され、前記透過性ファイバセンサの受光部は、前記本体部の基端側に配置され、前記基板支持部に載置された前記基板が前記投光部の光軸内に置かれて光を遮断することにより前記基板を検知する半導体基板の研削装置を提供する。
この構成によれば、透過性ファイバセンサを省スペースで設置可能なため、基板搬送装置の小型化を実現することができる。
請求項1記載の発明は、基板の加工プロセスにおいて高い洗浄度が要求される場合であっても、基板搬送装置を小型化して半導体基板の研削装置を省スペースで設置することができると共に、複雑な基板搬送装置を設けたり、複数の基板搬送装置を設ける半導体基板の研削装置と比較して、部品点数、製造負担が軽減して低コストな半導体基板の研削装置を得ることができる。さらに、搬送部内で基板搬送装置より下方が湿潤状態に維持されるため、研削加工後の基板へのパーティクルの付着を抑制することができる
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明が奏する効果に加えて、先端側固定把持部と基端側可動把持部とが、水平方向の先端側と基端側とで基板の周縁を安定して把持することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明が奏する効果に加えて、本体部の湿潤状態にかかわらず、基板を検知することができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明が奏する効果に加えて、基板搬送装置の小型化を実現することができる。
本発明の一実施例に係る半導体基板の研削装置を示す平面模式図。 半導体基板の研削装置の一部を示す断面斜視図。 基板搬送部を示す断面斜視図。 基板搬送部内の垂直方向断面模式図。 基板搬送装置を示す斜視図。 基板搬送装置の先端を示す斜視図。 基板搬送装置の先端を示す垂直方向断面模式図であり、(a)は、支持斜面が基板の周縁を支載している状態を示す図であり、(b)は、基板把持部が基板を把持している状態を示す図である。
本発明は、高い洗浄度が要求される半導体基板の研削装置を省スペースで設置すると共に低コストで提供するという目的を達成するために、インデクサ部と、基板研削部と、基板研磨部と、基板洗浄部と、インデクサ部、基板研削部、基板研磨部及び基板洗浄部間で基板を搬送する基板搬送装置を備えた基板搬送部と、を備えた半導体基板の研削装置であって、基板搬送装置は、水平方向に延びた本体部と、本体部の上面に凹設されて基板の周縁を支持可能な基板支持部と、本体部の下面に配置されて基板の周縁を把持可能な基板把持部と、を備え、基板搬送部は、本体部より下方が湿潤状態に維持されていることにより実現する。
以下、本発明の一実施例に係る半導体基板の研削装置1について、図1乃至図3に基づいて説明する。図1は、半導体基板の研削装置1の平面から視た模式図であり、図1中の実線R1は、研削加工前の基板Wの流れを示し、図1中の破線R2は、研削加工後の基板Wの流れを示す。図2は、基板研削部3、基板研磨部4を除いた半導体基板の研削装置1の断面斜視図である。
半導体基板の研削装置1は、基板Wを供給するインデクサ部2と、基板Wを研削する基板研削部3と、基板を研磨する基板研磨部4と、基板Wを洗浄する基板洗浄部5と、インデクサ部2、基板研削部3、基板研磨部4及び基板洗浄部5間で基板Wを搬送する基板搬送装置100を収容した基板搬送部10と、を備えている。
基板搬送部10は、インデクサ部2、基板研削部3、基板研磨部4及び基板洗浄部5に囲繞されており、基板搬送部10は、インデクサ部2、基板研削部3、基板研磨部4及び基板洗浄5部に連通されている。
インデクサ部2は、EFEM(Equipment Front End Module)であり、基板Wを収容した図示しないキャリアを投入する2つのロードポート21を備えている。
インデクサ部2内には、基板Wを搬送する公知の第1の搬送ロボット22が配置されており、搬送ロボット22は、ロードポート21からキャリア内の基板Wを取り出し、基板Wを基板搬送部10内の基板受取り部11に搬送する。また、洗浄を終えた基板Wを基板洗浄部5から取り出し、ロードポート21からキャリア内に収容する。
基板受取り部11上に載せられた基板Wは、基板搬送装置100によって、基板研削部3と基板搬送部10との間に設けられた基板受渡し部6に搬送される。
基板研削部3内には、基板受渡し部6上の基板Wを取り出し、後述する回転テーブル35に搬送する公知の第2の搬送ロボット31が配置されている。
基板研削部3は、基板Wの裏面をそれぞれ研削する粗研削グラインダ32と、中仕上げグラインダ33と、仕上げグラインダ34と、基板Wを載置して回転可能な回転テーブル35と、を備えている。
粗研削グラインダ32と、中仕上げグラインダ33と、仕上げグラインダ34とは、回転テーブル35の図1の紙面反時計回りの回転方向に沿ってこの順で配置されており、基板Wは、粗研削グラインダ32、中仕上げグラインダ33、仕上げグラインダ34の順に研削される。
回転テーブル35は、図示しない真空ポンプによって基板Wを回転テーブル35上に真空吸着させる。回転テーブル35は、4つのステージS1、S2、S3、S4に等分されており、基板Wは、各ステージに1つずつ載せられる。図1に示す基板研削部3の右上のステージS4には、第2の搬送ロボット31が基板受渡し部6から取り出した基板Wが載せられる。第2の搬送ロボット31は、仕上げグラインダ34による研削加工を終えたステージS4上の基板Wを、基板受渡し部6の下方に設けられた基板両面洗浄ユニット7に搬送する。
基板両面洗浄部7は、基板Wの周縁を3本又は4本のコマで支持しながら、基板Wの上面及び下面に純水とミストから成る2流体ミストを吹き付けて、基板Wの上面及び下面に付着したパーティクルを吹き飛ばして洗浄する。
基板研磨部4は、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法により基板Wを研磨するものである。基板研磨部4は、仮置きステージ41と、粗研磨ステージ42と、仕上げ研磨ステージ43と、を備えている。
仮置きステージ41には、基板両面洗浄部7による洗浄を終えて、基板両面洗浄部7から基板搬送装置100によって運び出された基板Wが搬送される。
粗研磨ステージ42は、主に、図示しない研磨ヘッドと、表面に粗研磨パッドが貼着された図示しないプラテンと、で構成されている。研磨ヘッドが基板Wを保持して、基板Wを粗研磨パッドに所定の圧力で押し付け、粗研磨パッド上にスラリーを供給しながら、粗研磨パッドと基板Wとを夫々回転させ、基板W上の所定の膜を研磨する。
仕上げ研磨ステージ43は、主に、図示しない研磨ヘッドと、表面に仕上げ研磨パッドが貼着された図示しないプラテンと、で構成されている。研磨ヘッドが基板Wを保持して、基板Wを仕上げ研磨パッドに所定の圧力で押し付け、仕上げ研磨パッド上にスラリーを供給しながら、仕上げ研磨パッドと基板Wとを夫々回転させ、基板W上の所定の膜を研磨する。
基板洗浄部5は、仮置きステージ51と、1次洗浄ステージ52と、2次洗浄ステージ53とを備えている。
仮置きステージ51には、研磨加工後の基板Wが基板搬送装置100によって搬送される。
1次洗浄ステージ52と、2次洗浄ステージ53とは、純水等の洗浄液で研磨加工後の基板Wを洗浄する。
次に、基板搬送部10及び基板搬送装置100について、図3及び4に基づいて説明する。図3は、基板搬送部10の断面斜視図であり、図4は、基板搬送部10の垂直方向断面視の模式図である。
基板搬送部10内は、インデクサ部2、基板研削部3、基板研磨部4及び基板洗浄5部よりも低圧に設定されており、基板搬送部10内のパーティクルが、インデクサ部2、基板研削部3、基板研磨部4及び基板洗浄部5に流入することが抑制されている。なお、インデクサ部2と基板搬送部10とを連通する開口2a、基板研磨部4と基板搬送部10とを連通する図示しない開口、基板洗浄部5と基板搬送部10とを連通する開口5a、基板受渡し部6と基板搬送部10とを連通する開口6a、基板両面洗浄部7と基板搬送部10とを連通する開口7aには、開閉自在なシャッターがそれぞれ設けられている。
基板搬送部10内は、底面10aに設けられたスプリンクラー11から研削加工後の基板Wを保湿するための保湿ミストMが供給されて、所定量の水Pが底面10a上に保持されている。これにより、基板搬送部10の下部は、湿潤状態に維持されている。なお、図4の符号12は、余剰の水Pを外部に排水する排水口である。
また、基板搬送部10の上方に取り付けられた空調ユニット13を介して基板搬送部10の上部から供給されるダウンフローDFが、基板搬送部10の下部に設けられた排気ダクト14から排気されており、基板搬送部10内の気流が整流されて、基板Wへのパーティクルの付着が抑制されている。
次に、基板搬送装置100の具体的な構成について、図4乃至図7に基づいて説明する。図5は、基板搬送装置100を示す斜視図であり、図6は、基板搬送装置の先端を示す斜視図であり、図7は、基板搬送装置100の先端を示す垂直方向断面視の模式図である。
基板搬送装置100は、基板搬送部10の下方に収容される図示しない基部と、基部上に設置されて垂直方向Vに平行な回転軸A回りに旋回可能な旋回部101と、旋回部103上に設置されて垂直方向Vに昇降可能な昇降部102と、昇降部102の上端に載置され、外周リンク103a、中間リンク103b、内周リンク103cを有し、これらリンクを互い回動させて伸縮自在な伸縮部103と、を備えている。
また、基板搬送装置100は、伸縮部103の先端に連結されて水平方向Hに延びた本体部としてのハンド110と、ハンド110の上面110aに凹設されて基板Wの周縁を支持する基板支持部としての支持斜面120と、ハンド110の下面110bに配置されて基板Wの周縁を把持する基板把持部130と、を備えている。
ハンド110の先端部分111は、二股のフォーク状に形成されており、本体部110の基端部分112は、外周リンク103aの先端にボルト113を介して連結されている。
支持斜面120は、ハンド110の上面110aにすり鉢状に凹設されている。なお、支持斜面120の具体的な断面形状は、支持斜面120が基板Wの周縁に嵌合して基板Wの周縁を支持可能であれば如何なるものであっても良く、複数の斜面から成るものであっても、滑らかな曲面から成るものであっても構わない。
基板把持部130は、ハンド110の下面110bの先端に設けられた2つの先端側固定把持部分131と、先端側固定把持部分131に対向してハンド110の下面110bの基端に配設された基端側可動把持部分132と、を備えている。
先端側固定把持部分131は、内周面131aが断面く字状に形成されている。また、基端側可動把持部分132は、内周面132aが断面く字状に形成されている。内周面131aと内周面132aとが、互いに対向して基板Wを挟むため、基板Wを把持し易くなっている。
基端側可動把持部分132は、外周リンク103a内に埋設されたシリンダ133内を空気圧で水平方向Hに往復動可能なピストン134と一体に連結されたプッシャーであり、ピストン134の往復動に連動して水平方向Hに往復動するようになっている。基端側可動把持部分132が、先端側固定把持部分131に向かってスライドすることにより、先端側固定把持部分131と、基端側可動把持部分132が、水平方向Hの先端側と基端側とで基板Wの周縁を把持するようになっている。
また、基板搬送装置100は、基板Wが上面110aに載置されたことを検知する透過性ファイバセンサ140を備えている。具体的には、透過性ファイバセンサ140は、ハンド110の中央付近に埋設された投光部141と、ハンド110の基端側に配置された受光部142と、を備えており、基板Wがハンド110上に載っていない通常時には、受光部142が投光部141の光を受光する。一方、基板Wがハンド110上に載せられた乗載時には、基板Wが光軸上にあり遮光するため、受光部141が投光部141の光を受光できないようになっている。
これにより、透過性ファイバセンサ140は、基板搬送部10内の湿潤状態にかかわらず、ハンド110上に載置された基板Wを検知することができる。また、投光部141がハンド110内に埋設されていることにより、基板搬送装置100を小型化することができる。
次に、基板搬送装置100の作用について説明する。
研削加工前の搬送時、即ち、基板搬送装置100が、基板Wを基板受取り部11上の基板を取り出して基板受渡し部6に搬送する際には、図7(a)に示すように、基板Wは、ハンド110の上面110aに載置されて、基板Wの周縁が、支持斜面120に嵌合される。
この際、基板搬送装置100の昇降部102が基板搬送部10内を上昇して、基板Wは、保湿ミストが届かない乾燥環境下で基板搬送部10内を搬送される。これにより、基板Wは乾燥状態で搬送される。
研削加工後の搬送時、即ち、基板搬送装置100が、基板Wを基板両面洗浄部7から取り出して基板研磨部4に搬送する際、又は、基板研磨部4から基板洗浄部5に搬送する際には、図7(b)に示すように、基板Wの周縁が、ハンド110の下面110aに設けた先端側可動把持部131と基端側可動把持部132とで把持される
この際、基板搬送装置100の昇降部102が基板搬送部10内を下降して、基板Wは、保湿ミストによって保湿された湿潤環境下で基板搬送部10内を搬送される。これにより、基板Wは湿潤状態で搬送される。
このようにして、本実施例に係る半導体基板の研削装置1は、基板の研削加工前後で、ハンド110の上下を使い分けることができるため、基板Wの加工プロセスにおいて高い洗浄度が要求される場合であっても、基板搬送装置10を小型化して、半導体基板の研削装置1を省スペースで設置することができると共に、複雑な基板搬送装置を設けたり、複数の基板搬送装置を設ける半導体基板の研削装置と比較して、部品点数や製造負担を軽減して、低コストで半導体基板の研削装置1を得ることができる。さらに、基板搬送部10内で基板搬送装置100のハンド110より下方が湿潤状態に維持されるため、研削加工後の基板Wへのパーティクルの付着を抑制することができる。
上述した本実施例において、基板研削前の搬送時には、基板を乾燥状態で搬送する場合を説明したが、基板研削前の搬送時に、基板を湿潤状態で搬送しても構わない。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
1 ・・・ 半導体基板の研削装置
2 ・・・ インデクサ部
3 ・・・ 基板研削部
4 ・・・ 基板研磨部
5 ・・・ 基板洗浄部
6 ・・・ 基板受渡し部
7 ・・・ 基板両面洗浄部
10 ・・・ 基板搬送部
11 ・・・ 基板受取り部
100・・・ 基板搬送装置
101・・・ 旋回部
102・・・ 昇降部
103・・・ 伸縮部
110・・・ ハンド(本体部)
111a・・・(ハンドの)上面
111b・・・(ハンドの)下面
111・・・ 先端部
112・・・ 基端部
113・・・ ボルト
120・・・ 支持斜面(基板支持部)
130・・・ 基板把持部
131・・・ 先端側固定把持部
132・・・ 基端側可動把持部
133・・・ シリンダ
134・・・ ピストン
H ・・・ 水平方向
V ・・・ 垂直方向
A ・・・ (旋回部の)回転軸

Claims (4)

  1. インデクサ部と、基板研削部と、基板研磨部と、基板洗浄部と、前記インデクサ部、基板研削部、基板研磨部及び基板洗浄部間で基板を搬送する基板搬送装置を備えた基板搬送部と、を備えた半導体基板の研削装置であって、
    前記基板搬送装置は、
    水平方向に延びた本体部と、
    該本体部の上面に凹設されて前記基板の周縁を支持可能な基板支持部と、
    前記本体部の下面に配置されて前記基板の周縁を把持可能な基板把持部と、
    を備え、
    前記基板搬送部は、前記本体部より下方が湿潤状態に維持されていることを特徴とする半導体基板の研削装置。
  2. 前記基板把持部は、
    前記本体部の先端側に設けられた先端側固定把持部分と、
    該先端側固定把持部分に対向して前記本体部の基端側に配設されて、前記先端側固定把持部分に向けて前記水平方向に往復動可能な基端側可動把持部分と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の半導体基板の研削装置。
  3. 前記基板搬送装置は、前記基板が前記基板支持部に載置されていることを検知する透過性ファイバセンサを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体基板の研削装置。
  4. 前記透過性ファイバセンサの投光部は、前記本体部に埋設され、
    前記透過性ファイバセンサの受光部は、前記本体部の基端側に配置され、
    前記基板支持部に載置された前記基板が前記投光部の光軸内に置かれて光を遮断することにより前記基板を検知することを特徴とする請求項3記載の半導体基板の研削装置。
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