JPH09146939A - 文書作成装置 - Google Patents
文書作成装置Info
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- JPH09146939A JPH09146939A JP7304478A JP30447895A JPH09146939A JP H09146939 A JPH09146939 A JP H09146939A JP 7304478 A JP7304478 A JP 7304478A JP 30447895 A JP30447895 A JP 30447895A JP H09146939 A JPH09146939 A JP H09146939A
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Abstract
操作性を向上させる。 【解決手段】 文書作成装置は、表示された変換結果に
対し次候補選択の要求を行う際に、次候補選択される部
分を文字単位で指定する文字指定手段と、該文字指定手
段によって指定された文字に対する次候補を、仮名漢字
変換結果を格納している変換結果格納手段から検索する
次候補検索手段とを具備する。該次候補検索手段は、前
記文字指定手段によって指定された文字およびその前後
部分の文字列に基づき、前記変換結果格納手段に格納さ
れた次候補群から、前記文字指定手段によって指定され
た任意の文字と置き換え可能な次候補を絞り込む。
Description
セッサなど仮名漢字変換機能を有する文書作成装置に関
する。
所望するものでなかった場合、求める表記を得るため
に、いくつかの次候補選択方法が知られている。ひとつ
は入力された読み文字列に対し、文節(あるいは単語)
の区切り方は変えず、誤っている部分を文節単位などで
指定し次候補の選択を行う、いわゆる同音語選択機能で
ある。また、文節(あるいは単語)の区切り方が誤って
いる場合には、やはり誤っている部分を文節単位などで
指定した上で、該文節の伸縮を行って次候補を選択する
区切り修正機能などがある。
は、次候補選択をする際の変換対象の範囲を、各装置に
おいて定義した仮名漢字変換の内部的な変換単位として
いるものが多く、一般的に文節や単語と呼ばれる単位に
なっている場合がほとんどである。したがって、変換対
象となる範囲が文節(あるいは単語)単位であることか
ら、操作者が変換結果を修正する際には、常に文節とい
う単位を意識しなければならない。特に、区切りの誤り
を修正するような場合には、どの文節に対して次候補選
択を適用すべきかの判断が煩わしいことがあるなど、次
候補選択作業の効率低下の一因となっている。また、同
音語選択においては、部分的には正しい箇所(文字)の
ある文節であり、一部(例えば途中の一文字だけなど)
を修正すればいいような場合であっても、変換単位が文
節であるために不必要な部分まで表記が置き換わってし
まうという問題がある。例えば「きこうし」という入力
に対して「寄稿し」という表記を得たい場合に、次候補
の出力順序が「貴公子、寄港し、起工し、帰校し、気孔
師、起稿し、寄稿し、…」となっているような場合がこ
れに相当する。この例であれば、2番目に変換結果とし
て表示される「寄港し」に対して、単語の一部である
「港」の部分だけが「稿」に修正されれば所望の表記が
得られる。しかしながら、従来技術では「寄港し」全体
をひとつの変換単位として扱っており、単語の一部分だ
けを置き換えるような修正が不可能であった。
あることから、他の装置を使う場合に文節区間の同定に
とまどいを生じるなどの問題点もある。
を指定する際、ある程度自由度をもたせ次候補選択操作
の負担軽減を実現する方法が特開平5−35723号に
開示されている。ここでは操作者が修正の指定をした文
字に対して、装置がその文字を含む文節(あるいは単
語)を認識し修正範囲を同定するため、修正箇所の指定
操作の負担が軽減されている。しかしながら、上記方法
においては、求める表記を得るために、修正指定のなさ
れた文字を含む文節範囲以外も検索しなければならない
場合に対応できない。例えば、「きかいかのうぎょうか
いし」という入力変換結果が「機械/化膿/業界紙」
(以下候補1と呼ぶ。なお、記号「/」は文節の区切り
を示すために便宜上挿入したもので実際の表示とは無関
係)となり、表記「機械化農業開始」を得るために「化
膿」の「膿」の部分が修正指定されたような場合であ
る。いま指定文字「膿」を含む文節「化膿」の同音異語
は「可能」「加納」などで、これらの中からは求める表
記「農」を検索することはできない。すなわち、正解表
記を得るためには「機械化/農業/開始」(以下候補2
と呼ぶ)という文節の切れ方の異なる候補の「農業」を
検索した上で、「化膿」の「膿」が「農業」の「農」に
置き換え可能であることが確認できなければならないか
らである。これには、候補1の先頭文節「機械」と次文
節「化膿」の一部「化」を合わせた文字列が、候補2の
先頭文節「機械化」と一致することを確認するといった
ようなことが更に必要である。
の範囲は文字単位で指定し、装置においては同音語選択
の次候補と区切り修正が必要な次候補とを区別すること
なく、指定された文字以外の部分の表記と次候補文字列
の表記とを比較することで、変換可能な次候補を検索、
表示する文書処理装置を提供することを目的とする。
な交じり文字列への変換を指示する入力手段と、入力さ
れた読み文字列を漢字かな交じり文に変換する仮名漢字
変換手段と、変換結果を表示する表示手段と、仮名漢字
変換処理で用いる辞書を記憶する辞書情報記憶手段と、
仮名漢字変換結果の漢字かな交じり文字列を格納する変
換結果格納手段と、前記表示手段に表示された変換結果
に対し次候補選択の要求を行う際に、次候補選択される
部分を文字単位で指定する文字指定手段と、前記文字指
定手段によって指定された文字に対する次候補を、前記
変換結果格納手段から検索する次候補検索手段とを具備
し、前記次候補検索手段は、前記文字指定手段によって
指定された文字およびその前後部分の文字列に基づき、
前記変換結果格納手段に格納された次候補群から、前記
文字指定手段によって指定された任意の文字と置き換え
可能な次候補を絞り込むことを特徴とする文書作成装置
によって達成される。
いった変換単位を意識させることなく、また、文節単位
で一度に所望の表記が得られるまで何回も次候補選択を
行うといった余分な次候補要求指示を必要としない次候
補選択機能が実現できる。とくに、同音語選択なのか変
換単位の区切りの修正なのかの判断が必要なくなり、仮
名漢字変換後の修正作業の操作性が向上する。
したものとみなし、指定文字以降のみを変換対象とする
ことで、指定文字の直前部分などで不必要な変換がなさ
れてしまうといったことがなくなり、より操作仕様の明
確な次候補選択機能が実現できる。
あれば指定文字部分以外も同時に文字の置き換えを行う
ことで、変換単位の区切りの異なる候補を選択する場合
にも操作者が選択の判断をしやすくなる。
継続して行いやすく、複数の文字において同時に操作者
の所望の結果が得られる場合もある。
ては、かな文字列を変換する際に用いる順序決定処理と
は異なる処理方法を用いることで、次候補選択時の出力
順を特定のルールで制御することができ操作仕様が明確
になるまた、これら複数候補を同時に表示手段に表示す
ることで、操作者の候補選択の効率がよくなる。特に、
次候補要求の文字指定手段がペン入力装置のようなポイ
ンティングデバイスであれば、次候補を一括表示された
中から任意の次候補を直接選択できるようにすること
で、次候補要求文字指定と選択候補指定への連続操作が
スムーズになり、操作性のよい文書作成装置の実現が可
能となる。
の指定は、装置の変換単位毎ではなく任意の文字単位で
あるため、変換単位の異なる仮名漢字変換処理機能を有
する装置間での次候補選択処理部分の移植性が高い。ま
た、仮名漢字変換における内部的な変換単位が各装置に
固有であってもそれによる次候補選択の操作の仕様は影
響を受けないことから、操作者に対して操作性の一貫し
た装置の提供が可能である。
装置の基本構成図であり、1は、仮名漢字変換結果など
を表示するための出力装置で、CRT、LCDなどから
なる。2は、文字列の入力や変換指示、次候補選択指示
などを行うための入力装置で、キーボード、ペン入力タ
ブレットなどからなる。3は、装置全体の制御を行うた
めの装置制御部で、CPUなどからなる。4は、仮名漢
字変換処理を行うためのプログラムが格納されている変
換処理部で、ROMなどからなる。5は、仮名漢字変換
処理に用いる単語辞書や各種テーブル類を格納するため
の辞書記憶部で、ROMなどからなる。6は、仮名漢字
変換処理における、辞書検索の情報や変換結果などを一
次的に格納するための候補格納用バッファで、RAMな
どからなる。7は、次候補選択処理を行うためのプログ
ラムが格納されている候補選択処理部で、ROMなどか
らなる。8は、次候補選択処理における、次候補表記な
どを一次的に格納するための候補格納用バッファで、R
AMなどからなる。
い、本発明の実施例における処理の流れを説明する。た
だし、読み文字列の入力や読み文字列入力直後の変換処
理など、一般的な仮名漢字変換処理に関する部分は処理
フローからは省き、次候補選択要求があった場合の処理
の流れのみを記述している。
対して、変換処理部4は、辞書記憶部5に格納された単
語辞書やテーブル類などを参照して仮名漢字変換処理を
行い、変換結果である漢字かな交じり文字列を候補格納
用バッファ1に格納する。図3は、実施例における出力
装置1上での一表示形態を示した図であるが、いま、入
力文字列が図3(a)に示すように「ちゅうごくかいが
しけんきゅう」であり、仮名漢字変換を施した結果、最
初の変換要求に対して図3(b)に示すように「中国会
が試験球」という文字列が得られたものとする。また、
この場合に候補格納用バッファ6に格納されている仮名
漢字変換の変換結果候補群を図4(a)に示す。ただ
し、図4は、各候補の表記情報に加えて候補間の位置情
報(候補同士のつながり)も格納していることを模式的
に表したものである。すなわち、表記「中国」は入力か
な文字列「ちゅうごく」の部分を変換した結果であり、
これには入力かな文字列「かいが」の部分を変換した結
果である「絵画」などの候補が続き得るということであ
り、表記情報とともに入力かな文字列に対する位置情報
(入力文字列に対して何文字目から何文字目までの変換
結果に当たるのか)を格納しておくことで実現できる。
ここで、本来変換した表記が「中国絵画史研究」である
とすると、「会が」以降の表記が誤っているため、操作
者は正しい表記を得るために次候補選択要求を指示する
ことになる。
は文字単位で行い、操作者は図3(c)に示すように誤
り区間の先頭文字である「会」の部分を指定することに
なる。なお、図では指定文字部分を斜線で示している
が、出力装置1への実際の表示形態はこの限りではな
い。また、文字位置を指定するための入力装置2は、キ
ーボードであればカーソルキーなどのキーを割り当てた
り、ペン入力タブレットであればペンによる文字位置の
指示などが考えられる。次候補の範囲指定がなされ変換
要求があった場合、装置は候補選択処理部7を起動す
る。候補選択処理部7では、まず次候補選択範囲の認
識、すなわち、どの文字に対して次候補の要求があった
のかを調べる(図2ステップ201)。そして次候補要
求のあった文字を取り込み、候補選択処理時に使用する
バッファ8の所定の箇所へ格納する。次に、装置は、出
力装置1に出力中である変換要求指定位置の直前までの
文字列と、図4(a)に示されるような候補バッファ6
との比較を行うために、指定位置の直前文字列を取り込
み(第2図ステップ202)、バッファ8の所定の箇所
へ格納する。
である「中国」が取り込まれ、変換要求指定文字「会」
が候補バッアァ6に格納されている変換結果のどの部分
に相当するかを得るために、直前文字列と候補バッアァ
6に格納されている次候補群との比較がなされる。すな
わち、図4(b)に示すように、「中国」と表記の異な
る、「宙」や「語句」などの候補は直前文字列と不一致
であると判断して検索対象から除き、「中国」は候補全
体が一致したものとして記憶される。そして、この場合
「中国」という文字を部分的に含む候補はないことか
ら、指定文字「会」の位置が決定され、該文字と置き換
え可能な次候補の対象としては「中国」に続く可能性の
ある「絵画紙」「下位が」などが選択されることになる
(図2ステップ203)。
換要求指定文字「会」の直前文字列を確定情報(操作者
が所望している表記であった)とみなし、不要な候補で
ある「宙」や「語句」などは除外される。また、現在出
力中の「会」を含む「会が」や「会」なども除外される
(除外された状態を図4(b)においては2重線で表し
ている)。
次候補群のうち「会」の次候補となりうる文字に対して
マーキングを行い(図2ステップ204)、出力可能な
次候補の決定を行う(マーキングされた状態を図4
(b)においては、「↓」で表している)。実施例で
は、これにより「会」と置き換え可能な次候補としては
「絵画紙」の「絵」や「下位が」の「下」などが見つか
る。
が見つかった場合は(図2ステップ205)、次候補の
出力順位を決定する(図2ステップ206)。順位の決
定は、変換処理部4に記述されている仮名漢字変換処理
で用いる優先順位づけのルール、たとえば辞書記憶部5
に記憶されている単語の頻度を利用するなどの方法をも
う一度繰り返し適用してもよいし、優先順位づけ処理そ
のものが不必要ならば(たとえば、次候補は検索順とし
てしまう)省いてもかまわない。
候補の順位決定には、先に行った仮名漢字変換処理時と
は別の処理方法を用意してもよい。例えば、各候補の文
節としての長さをもとにして、一定方向に文節の伸縮が
なされるように順位決定するなどである。
い、文字「会」と置き換え可能な「絵」「下」「貝」な
どは、操作者の次候補要求に応じて順次出力装置1に表
示される。例えば、「絵画」「下位が」「貝が」「下
位」「貝」「絵画紙」…(下線部分が指定位置と置き換
え可能な文字を示す)のような順に出力順位が決定され
ると、これらの次候補に関する選別結果がバッファ8に
格納され、操作者による指示の入力を待つ状態となる
(図2ステップ208)。
「絵」と「絵画紙」の「絵」など部分的に共通な表記を
すべて表示候補とすると、同じ文字が何度も繰り返し表
示されるという煩わしさがあるため、これら共通の表記
は重複を省くことも考えられる。また、表示形態とし
て、次候補要求の指定位置部分の文字だけを変換可能な
文字に置き換えてもよいが、請求項3に記した装置のよ
うに、通常は該位置以降の文字列の変更も同時になされ
た方が操作者に対しても扱いやすい場合が多い。なお、
実施例においては、必要ならば指定位置以降の文字列も
同時に変更して、出力装置1に表示する方法をとってい
る。すなわち、図3(d)に示すように、次候補中の
「絵画」の「絵」が操作者によって選択された場合、
「絵」に続く「画」の部分も併せて変更されるような場
合である。このような場合には、置き換え可能な各文字
が文節(あるいは単語)の一部なのかを判定した上、必
要な範囲を一度に出力装置に表示する。
た後、さらに続けて他の次候補要求があった場合(図2
ステップ209)、先に決定した順番にしたがって、次
候補を表示していく(図2ステップ206〜208を繰
り返す)。なお、他に表示すべき候補がなければ、最初
の候補「会」に戻ってもよいし、他の次候補がない旨を
表示するなどして操作者に知らせてもよい。
る、あるいは、次候補中には見つからなかったことで、
指定位置の変更や読み文字列の入力などの次候補選択処
理の確定信号に相当する指示を受け取ると(図ステップ
210)、指定位置に対する次候補選択処理を終える。
その後、他の2部分に対しても引き続き次候補指定がな
されれば、装置は図2ステップ201〜210を同様に
繰り返すことになる。例えば、図3(e)に示すように
更に「試験」の「試」の位置を指定し、次候補要求があ
った場合では、装置は候補選択処理部7において次候補
の選別を行い、図4(c)に示すように変更可能な
「紙、誌、史、私、氏」などを選択し、これらの候補を
次候補要求に対し順次表示していく。図3(f)に次候
補選択処理の結果、「史」の文字が選ばれた様子を示
す。なお、図4(c)に示すように、「絵画史」の
「史」が選択されることによって、これに後続可能な候
補は「研究」のみとなるため「試験」の「験」および
「球」の部分の表示も同時に変更されることになる。
こうし」(図6(a))であった場合の、候補格納用バ
ッファ6に格納されている仮名漢字変換処理直後の次候
補群の内容を図7(a)に示す。いま、最初の変換結果
が「貴公子」(図6(b))であり所望の表記が「寄稿
し」であるとすると、操作者は誤っている最初の文字で
ある「貴」の部分の次候補選択から開始する。「貴」の
次候補になりうる文字は図7(b)の↓で示す部分であ
り、例えば次候補の出力順が図7(b)に示されている
順序であるとすると、次候補は「寄港し→起工し→帰校
→…→起稿し→寄稿し」の順で表示される。この場合、
最終的に得たい表記「寄稿し」も変換候補としては最後
に表示されるが、現在一般にワープロなどでなされてい
る変換キーによる次候補選択手段では、変換キーの打鍵
回数が多くなる。また、請求項1に記載の装置の場合で
あれば、変換キーを押し続けることで所望の表記が得ら
れるかどうかが最初に分からない。したがって、操作者
は最初の次候補要求で表示される「寄港し」に対して
「寄」の部分は正しいので、これを確定し(確定のため
の入力指示は特に必要なく、次候補要求の指定位置を次
の文字に移動した場合には確定とするなどで実現でき
る)、次候補要求の指定位置を「港」に変更する(図6
(c)〜(d))。なお、図7(b)および(c)中の
二重線を引いた候補は、図4(b),(c)同様、指定
された修正対象の文字について次候補の検索、絞り込み
を行った結果、不要となったもの(次候補の対象から外
れた候補)であり、修正指定文字の直前文字列などの確
定情報にもとづき随時次候補の絞り込みが行われていく
様子を示している。図7(c)は、更に続けて次候補要
求がなされた場合の次候補バッファ群の内容を示したも
のであり、直前までの表記が「寄」であり、且つ「寄港
し」以外の候補だけに次候補が絞り込まれた様子であ
る。「寄航し」「寄稿し」が置き換え可能な次候補とな
り、その他の候補は棄却されることとなる。出力装置1
には図6(e)および(f)に示すように、「航」
「稿」が順次表示され、操作者は所望の表記である
「稿」を得て次候補選択操作を終える。この例で示すよ
うに、仮名漢字変換単位である文節(あるいは単語)の
途中文字(「寄稿し」の「港」など)に対しても、文字
単位で次候補選択要求が可能であり、次候補要求指定の
自由度が高い操作性の向上した文書処理装置が実現でき
る。
入力文字列に対する変換結果の表記をすべて生成した上
で次候補の検索を行っているが、次候補表記の生成、保
持の方法はこの限りではない。例えば、次候補群の表記
の生成は修正要求がなされた後、修正位置の前後の必要
文字列を逐次生成しながら、候補の検索を行うといった
方法も考えられる。また、同実施例では修正指定文字の
直前までの表記を操作者が確定したものとして、指定文
字の次候補検索の絞り込みに利用しているが、これは逐
次、修正作業を行う場合の修正文字の指定方向に依存す
るものである。したがって、入力文字列に対する変換結
果を後方より修正するような装置であれば、修正指定文
字の直後を確定情報とするといった方法も考えられ実施
例に限られるものではない。
おいて入力文字列が「ちゅうごくかいがしけんきゅう」
であった場合の、出力装置1上の表示画面の例を図5
(a)〜(f)に示す。すなわち、図5(a)は入力文
字列「ちゅうごくかいがしけんきゅう」が入力された直
後の状態を示しており、図5(b)は仮名漢字変換処理
を行った結果「中国会が試験球」という表記が第一位候
補として決定され、出力装置1に出力された状態を示し
ている。なお、図5(b)中の斜線部分は図3(b)〜
(f)同様、次候補要求を行いたい文字部分を指定する
ための一表示形態であり、図5(c)〜(f)において
も同様である。以下、図5(c)は、文字「会」に対し
て次候補要求がなされた直後の出力装置1の様子を示
し、第5図(d)は、次候補として「会」のかわりに
「絵」が操作者によって選択され、あわせて「画」
(「絵」が「絵画」の一部分であることは候補格納用バ
ッファ6内を検索した際にわかるため)の部分も修正さ
れた様子を示す。
は、ある文字に対して次候補要求がなされた場合に、表
示画面中の変換結果周辺に新たに設けられ、その中に次
候補群の表示がなされることを示している。また、同図
中の記号「⇒」は次候補中のどの候補が選択対象になっ
ているかを示すものであり、更に次候補文字列の表示
中、太字部分が次候補要求文字と置き換え可能な文字で
あることを示している。これらは図5(e)〜(f)に
ついても同様である。また、図5(e)は、引き続き文
字「試」に対して次候補要求がなされた直後の出力装置
1の様子を示し、図5(f)は、次候補として「試」の
かわりに「史」が選択され、あわせて「研究」(候補格
納用バッファ6を検索した際に「史」は「絵画史」の一
部であり、また「絵画史」に続き得る候補は「研究」で
あることがわかるため)の部分も修正された様子を示
す。以上、図5(a)〜(f)では、次候補要求の指定
を行った文字に対して、それと変更可能な候補を一括し
て出力装置1に表示する請求項2に記載の発明の一実施
例における出力装置1上での表示形態の具体例を示し
た。なお、次候補要求範囲の指定方法や次候補の選別部
分などの処理は請求項1と同様である。また、この例で
は、操作者の次候補選択時の負担をより軽減するため、
変更可能な文字の前後の文字列も同時に出力している
が、各候補に関しての出力すべき範囲や形態はこの例に
限られるものではない。次候補の一括表示方法に関して
も、実施例においては変換結果周辺に表示エリアを設け
ているが、出力装置1の表示画面最下段に表示する方法
があるなど表示形態については実施例に限定されるもの
ではない。
は、仮名漢字変換結果を所望の表記に修正する際、同音
語選択や文節の区切り修正などの区別なく単一の次候補
選択操作で表記の修正が可能であり、該修正操作の仕様
は仮名漢字変換における内部的な変換単位に依存しない
文書処理装置の実現が可能である。
ある。
である。
す図である。
群の格納形態を表す模式図である。
群の格納形態を表す模式図である。
群の格納形態を表す模式図である。
す図である。
を示す図である。
群の格納形態を表す模式図である。
群の格納形態を表す模式図である。
群の格納形態を表す模式図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 読み文字列の入力及び漢字かな交じり文
字列への変換を指示する入力手段と、入力された読み文
字列を漢字かな交じり文に変換する仮名漢字変換手段
と、変換結果を表示する表示手段と、仮名漢字変換処理
で用いる辞書を記憶する辞書情報記憶手段と、仮名漢字
変換結果の漢字かな交じり文字列を格納する変換結果格
納手段と、前記表示手段に表示された変換結果に対し次
候補選択の要求を行う際に、次候補選択される部分を文
字単位で指定する文字指定手段と、前記文字指定手段に
よって指定された文字に対する次候補を、前記変換結果
格納手段から検索する次候補検索手段とを具備し、前記
次候補検索手段は、前記文字指定手段によって指定され
た文字およびその前後部分の文字列に基づき、前記変換
結果格納手段に格納された次候補群から、前記文字指定
手段によって指定された任意の文字と置き換え可能な次
候補を絞り込むことを特徴とする文書作成装置。 - 【請求項2】 前記次候補検索手段は、前記文字指定手
段によって指定された文字の直前部分までの文字列を確
定文字列として扱い、前記文字指定手段によって指定さ
れた任意の文字と置き換え可能な次候補の絞り込みを行
うことを特徴とする請求項1に記載の文書作成装置。 - 【請求項3】 前記次候補検索手段によって検索された
次候補を、前記文字指定手段によって指定された文字と
置き換えて前記表示手段に表示する際に、指定された文
字以外の部分も同時に、前記検索された次候補に応じた
他の文字に置き換えることを特徴とする請求項1に記載
の文書作成装置。 - 【請求項4】 前記文字指定手段によって指定された任
意の文字に対して、複数の次候補が検索された場合に
は、前記仮名漢字変換手段に含まれる候補の優先順位づ
けの方法とは異なる方法により検索された次候補間の優
先順位づけを行うことを特徴とする請求項1に記載の文
書作成装置。 - 【請求項5】 前記文字指定手段によって指定された文
字の次候補を、前記表示手段に一括して表示することを
特徴とする請求項1に記載の文書作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30447895A JP3749292B2 (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 仮名漢字変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30447895A JP3749292B2 (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 仮名漢字変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09146939A true JPH09146939A (ja) | 1997-06-06 |
JP3749292B2 JP3749292B2 (ja) | 2006-02-22 |
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ID=17933512
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP30447895A Expired - Fee Related JP3749292B2 (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 仮名漢字変換装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3749292B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013157157A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-24 | シャープ株式会社 | 入力文字列変換装置、電子機器、入力文字列変換方法、文字列変換プログラム |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP30447895A patent/JP3749292B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2013157157A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-24 | シャープ株式会社 | 入力文字列変換装置、電子機器、入力文字列変換方法、文字列変換プログラム |
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---|---|
JP3749292B2 (ja) | 2006-02-22 |
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