JPH07129573A - 文書処理方法及び装置 - Google Patents

文書処理方法及び装置

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JPH07129573A
JPH07129573A JP5275282A JP27528293A JPH07129573A JP H07129573 A JPH07129573 A JP H07129573A JP 5275282 A JP5275282 A JP 5275282A JP 27528293 A JP27528293 A JP 27528293A JP H07129573 A JPH07129573 A JP H07129573A
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JP
Japan
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word
character
key code
reading
field
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JP5275282A
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Inventor
Kiyonori Wakai
聖範 若井
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力した読みに対する所望の文字表記が選択
して出力されやすくした文書処理方法及び装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 入力された読みに対応する文字表記を出力す
る文書処理装置であって、読みと文字表記と前記文字表
記に分野情報を対応させて記憶する単語辞書105と、
入力中の文書データの分野情報に対応して、入力された
読みに対応する文字表記を前記辞書を参照して抽出する
通常変換機能101及び、複数の変換候補が存在する
時、それを選択されている分野別に表示する同音語変換
機能102を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば漢字の読みを入力
して該当する文字表記に変換して出力する文書処理方法
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4〜図6を参照して従来の技術を説明
する。図4は従来の単語辞書の構成を示し、漢字の読み
を表わすキーコードと対応した漢字表記と、その優先度
を表す優先度情報が格納されている。いま、仮名漢字変
換処理において、漢字の読みが入力されると、その入力
された読みを示すキーコードに対応する単語が、図4の
単語辞書を参照して検索され、その入力された読みに対
応する全ての変換候補が抽出される。例えば、読みとし
て「こうてい」が入力されると、その変換候補が複数個
存在する。これら変換候補の中の最も優先度が高いもの
(或いは辞書の先頭の側に格納されているもの: この
実施例では「肯定」)が出力される。この出力された単
語がユーザの目的とする単語と異なる場合は、同音語変
換ステップにより、例えば図5の501で示すように、
1度に表示可能な個数の変換候補をそれらの優先度に従
って一覧表示する。これら表示された単語中に所望の単
語が存在する時は、カーソル503によりその単語を指
示して、所望の単語を選択する。
【0003】一方、それら表示された単語群中に目的と
する変換候補が表示されていない時には、次の一覧表示
502を表示するように指示する。そして前述と同様
に、これら表示された単語中に所望の単語が存在する時
は、カーソル503によりその単語を指示して、所望の
単語を選択する。
【0004】また、全ての変換候補を表示しても目的と
している漢字がない時は、例えば[ESC]キー等によ
り処理を一旦中断し、単語登録ステップにより新規に単
語を登録する処理に移行する。即ち、この単語登録ステ
ップでは、単語の読みと、それに対応する漢字を指定し
て単語登録する。こうして登録された単語は、同音語変
換ステップにより、図6に示すように一覧表示される。
ここで漢字「皇帝」を選択したい時は、カーソルを漢字
「皇帝」の位置に移動し、[選択]キー等を押下するこ
とにより候補単語を選択する。こうしてこの選択された
漢字が、現在出力されている変換候補と置換され、これ
と同時に単語学習される(読みに対する漢字表記を記憶
する)。
【0005】このような単語学習によって、再び同じ読
みが入力された時には、上述の選択された候補単語と同
じ単語が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、1つの読
みに対して対応する単語が複数個存在する時は、単語辞
書に付与された優先度情報や、単語学習により表示され
る変換候補が決定され、同音語を選択する際には、その
優先度及び単語学習に従って一覧が表示される。この
時、単語学習は1つの読みにおいてのみ有効であり、そ
の他の読みについては、それぞれの読みを入力して単語
学習する必要がある。そのため、以下に示すような問題
がある。
【0007】その文書が対象としている分野(政治、経
済、歴史、…)によっては、ある単語が頻繁に使われる
が、その単語が単語学習されておらず、単語辞書での優
先度も低い場合には、所望の単語がなかなか表示されな
い等の不具合があった。また特定の分野を意識してユー
ザが単語登録した単語辞書を使用する場合、その分野以
外の文書では、目的とする漢字表記の単語が出力されな
かったり、同音語変換ステップにおいて所望の単語を表
示させるのに時間がかかり、その漢字を表示させて選択
するのに多くの時間を要したり、また或いは、通常は使
用されるはずのない単語までが出力されてしまうため、
その単語の決定に多くの時間を費やすことになる。この
ように、ある読みに対して複数の変換候補が存在する場
合は、1つ1つの単語を表示させて同音語を決定する必
要があるため、文書入力の操作性が低下し、また操作ミ
ス等により、誤って意味の異なる漢字表記に変換された
文書を作成してしまう等の危険性があった。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、入力した読みに対する所望の文字表記が選択して出
力されやすくした文書処理方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文書処理方法は以下の様な工程を備える。即
ち、入力された読みに対応する文字表記を出力する文書
処理方法であって、読みと文字表記とを対応させ、前記
文字表記に更に分野情報を対応させる工程と、入力中の
文書データの分野情報に対応して、入力された読みに対
応する文字表記を選択する工程とを有する。
【0010】上記目的を達成するために本発明の文書処
理装置は以下の様な構成を備える。即ち、入力された読
みに対応する文字表記を出力する文書処理装置であっ
て、読みと文字表記と前記文字表記に分野情報を対応さ
せて記憶する辞書と、入力中の文書データの分野情報に
対応して、入力された読みに対応する文字表記を前記辞
書を参照して抽出する抽出手段とを有する。
【0011】
【作用】以上の構成において、読みと文字表記と前記文
字表記に分野情報を対応させて辞書に記憶しておき、入
力中の文書データの分野情報に対応して、入力された読
みに対応する文字表記を、その辞書を参照して抽出する
ように動作する。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0013】図3は本実施例の文書処理装置の概略構成
を示すブロック図である。
【0014】図3において、301は装置全体を制御す
るCPU、304はCPU301によって実行される制
御プログラムや各種データを記憶しているプログラムメ
モリで、図1に示す各種機能を実行する制御プログラム
が記憶されている。302はキーボードで、マウス等の
ポインティングデバイス302aを接続し、オペレータ
の操作により各種データやコマンド等が入力される。3
03は、例えばCRTや液晶等の表示部である。305
はRAMで、CPU301の実行時にワークエリアとし
て使用されるとともに、ハードディスク306よりロー
ドされた単語辞書105が記憶されている。306は外
部記憶装置としてのハードディスク、307も同様に外
部記憶装置であるフロッピィディスク装置である。30
8はプリンタで、文書データ等の印刷に使用される。
【0015】図1は第1実施例の文書処理装置の機能ブ
ロック図、図2は第1実施例の文書処理装置で使用され
る単語辞書105の一例を示す図である。
【0016】この単語辞書105には、単語のキーコー
ド(読みに相当)と、そのキーコードに対応する単語の
漢字表記、優先度情報及びその単語の分野を表す分野情
報がそれぞれ関連付けられて記憶されている。この単語
辞書105のデータの一例を図7及び図8に示す。本実
施例の文書処理装置では、この単語辞書105に基づい
て仮名漢字変換が行われ、この単語辞書105に格納さ
れている単語データ104と、その時の分野学習とによ
り、入力されたキーコード(読み)を仮名漢字混じり文
に変換する通常変換機能101(図18のフローチャー
ト)と、同じく単語データ104と分野学習により入力
されたキーコードに対応した候補の一覧を表示して同音
語を抽出して表示し分野学習を更新する同音語変換機能
102(図19のフローチャート)と、単語辞書105
に対して新規に登録したり変更する単語登録機能103
(図20のフローチャート)とを備えている。尚、単語
辞書105における単語データ104は、1つのキーコ
ードに対する漢字表記と分野情報を含んでいる。
【0017】図2は本実施例の単語辞書105のデータ
構成例を説明するための図で、201はキーコードが
「こうてい」で、表記が「肯定」(優先度“1”、分野
情報「共通」)の単語データを示し、202はキーコー
ドが「こうてい」で表記が「高低」(優先度“2”、分
野情報「経済」)の単語データを、203はキーコード
が「こうてい」で表記が「工程」(優先度“3”、分野
情報「産業」)の単語データを示している。
【0018】次に図18のフローチャートを参照して、
第1実施例の文書処理装置における通常変換処理を説明
する。
【0019】まずステップS1で、キーボード302か
ら入力さたキー情報を、装置内部で使用可能なキーコー
ド(文字コード(読み))に変換する。次にステップS
2に進み、変換対象となるキーコード表と照合して、入
力されたキーコードが変換対象外のキーコードかどうか
判断する。変換対象外のキーコードの時はステップS6
に進み、それらに対応する処理を行う。例えば、カーソ
ルの移動等はここで行われる。
【0020】一方、ステップS2で対象外のコードでな
い時はステップS3に進み、入力されたキーコードと一
致するキーコードを有する全ての単語データ104を単
語辞書105の中から検索し、そのキーコードに該当す
る全ての変換候補を抽出する。次にステップS4に進
み、単語学習されている単語があればその候補を、その
候補がない時は分野学習されている単語があるかを調
べ、あればその候補を選択する。これらいずれの候補も
存在しない時は、従来と同様に単語辞書105に含まれ
ている優先度情報の最も高い候補を選択する。こうして
ステップS5に進み、ステップS4で選択された単語を
持つ変換候補を出力する。
【0021】図9及び図13は本実施例における通常の
仮名漢字変換処理の場合を示し、図9では読みを表すキ
ーコード「こうてい」が入力された時、分野学習が無い
場合の変換結果として「肯定」が出力される例を示して
いる。又、図13では、キーコード「こうか」が入力さ
れて分野学習がない時、「効果」が選択されて出力され
ることを示している。
【0022】図19は第1実施例の文書処理装置におけ
る同音語変換処理を示すフローチャートで、ステップS
11〜ステップS14及びステップS18は、前述の図
18のステップS1〜4及びステップS6と同様である
ので説明を省略する。
【0023】ステップS14で変換候補が抽出されると
ステップS15に進み、その抽出された候補を、優先順
或いは予め定められた順序に従って一覧表示する。この
一覧表示の一例が図10及び図14に示されている。図
10及び図14では、優先度の順にブロック501、ブ
ロック502の順に候補単語が表示されている。図10
は分野学習がない場合を示し、ここでブロック502の
単語「公定」がカーソルで指示され、選択キーが押下さ
れると単語「公定」が選択される。
【0024】次にステップS16に進み、この一覧表示
された候補の中から、ユーザの指示に従って選択された
候補に、同音語を変更する。例えば、図14の例では、
候補単語ブロック501,502が表示されている状態
で、カーソル503によりブロック502の単語「皇
帝」を指示してキーボード302の選択キー(図示せ
ず)を押下すると、その選択された単語「皇帝」が最終
結果として表示される(図15)。次にステップS17
に進み、その選択された同音語が有する分野情報(歴
史)に従って、その単語の分野学習を更新する。
【0025】図20は第1実施例の文書処理装置におけ
る単語登録処理を示すフローチャートである。
【0026】ステップS21では、キーボード302よ
り入力されたキー情報を、装置内部で使用可能なキーコ
ード(文字コード)に変換する。次にステップS22に
進み、その入力されたキーコードと処理対象キーコード
表と照合する等により、入力されたキーコードが処理対
象外キーコードかどうか判断し、処理対象外の場合はス
テップS27に進み、その入力されたキーコードに対応
する処理を行う。例えば、カーソルの移動等はここで行
われる。
【0027】一方、ステップS22で対象外キーコード
でない時はステップS23に進み、登録を行おうとする
単語のキーコードを、画面の指示に従ってユーザが入力
する。図11はキーコード「こうてい」を入力して、単
語「皇帝」を新規に登録する画面例を示し、図12は、
キーコード「こうか」を入力して、単語「黄禍」を変更
して登録する画面例を示している。
【0028】こうしてキーコードが設定されるとステッ
プS24に進み、登録しようとする単語の表記(漢字表
記)を画面の指示に従ってユーザが入力する(図11,
図12)。ステップS25では、ステップS23とS2
4とで指定したキーコードと漢字表記に対応する単語が
存在するかどうか判断し、存在しなければ、例えば図1
1に示すように新規に分野情報を設定し、存在していれ
ば、例えば図12に示すように分野情報を変更する。こ
うしてステップS26に進み、上記の操作により設定さ
れた単語データを単語辞書105に格納する。図8は、
このようにしてキーコードが「こうてい」で、表記が
「皇帝」の単語が、分野情報「歴史」で単語辞書105
に登録された状態を示している。
【0029】即ち、より具体的な例を説明すると、単語
学習も分野学習もされていない状態でキーコード「こう
てい」を入力すると、単語辞書105から単語が抽出さ
れて、最も優先度の高い「肯定」が選択されて画面に出
力される(図9)。ここで、この「肯定」が、ユーザが
求めている「皇帝」と異なる場合は、同音語変換機能1
02を用いて目的としている候補を探す。この同音語変
換機能102では、キーコード「こうてい」から変換さ
れる全ての候補のうち一度に表示可能な変換候補群を表
示する。この中に所望の候補漢字がない時は、ユーザは
次の候補群を表示するように指示する(図10)。
【0030】図10から明らかなように、候補の一覧を
全て表示しても所望の単語「皇帝」が無かったため、こ
の「皇帝」を新たに単語登録する。この単語登録機能1
03では、入力したキーコードと表記に対応する単語が
単語辞書105に存在しなかった時には新規に登録を行
う(図11)。これにより図8に示すように、単語「皇
帝」が分野情報「歴史」で登録される。また一方、存在
している単語データの内容を変更する時には、その単語
データの変更処理を行う(図12)。図12では、図7
に示すように単語「黄禍」の分野情報が「共通」であっ
たのに対し、この変更処理により図8に示すように分野
情報が「歴史」に変更されている。
【0031】このような操作を行った上で、キーコード
「こうか」を入力すると、単語学習も分野学習もされて
いないので、最も優先度の高い「効果」が出力される
(図13)。
【0032】更に、キーコード「こうてい」を入力して
目的とする「皇帝」に変換するために同音語変換を行
う。これは前述のように図14において、候補単語群の
中から「皇帝」を指示することにより行われる。この時
点の同音語変換機能では、単語「皇帝」は単語学習も分
野学習もされていないので、その一覧表示の順序は変わ
らないが、新規に単語登録された「皇帝」が候補文字群
に含まれて表示される。そこで「皇帝」をカーソル50
3で選択すると、候補が「肯定」より「皇帝」に置換さ
れると共に、キーコード「こうてい」に対する単語学習
と、分野学習「歴史」が行われる(図15)。
【0033】次に、キーコード「こうてい」を入力して
変換すると、単語学習及び分野学習により、図16に示
すように「皇帝」が出力される。また、分野情報が「歴
史」の時に、キーコード「こうか」を入力すると、分野
学習により「歴史」の分野情報を持つ「黄禍」が出力さ
れる(図17)。 [第2実施例]図21及び図22は本発明の第2実施例
の単語辞書の構成例を示す図である。これらの図を比較
すると、図22ではキーコード「こうてい」に対応して
表記「公邸」が新規に追加され、その分野情報が「政
治」「建築」の2つに設定されている。又、キーコード
「こうか」に対応する表記「公課」の分野情報が「共
通」から「政治」に変更されている。
【0034】図23は、キーコード「こうてい」の表記
「公邸」を新規に登録する画面表示例を示し、図24は
「公課」の分野情報を変更する一例を示している。
【0035】図25はブロック502の「公邸」をカー
ソル503で指示し、分野学習を「政治」「建築」とす
る。図26は「公邸」を選択した表示例を示し、図27
は分野学習「政治」「建築」においてキーコード「こう
てい」が入力されたときの、出力表記例(「公邸」)を
示している。また図28、図29に示すように、、分野
情報が「政治」「建築」の時にキーコード「こうか」が
入力されると、表記「公課」が選択され、キーコード
「こうてつ」が入力されると、表記「鋼鉄」が選択され
ている。 [第3実施例]次に図30以降を参照して、本発明の第
3実施例を詳細に説明する。図30はこの第3実施例の
機能構成を示す機能ブロック図で、ここで使用される単
語辞書105のデータ構成は前述の第1及び第2実施例
の構成と同様である。401は分野指定機能を示し、こ
こでは指定される分野と抽出される分野を指定してい
る。この分野指定に従って、選択される漢字表記が選択
され、これにより各表記に対応する分野学習データ40
2が更新される。この更新された分野学習データに従っ
て、通常変換機能101及び同音語変換機能102が実
行されることは前述の実施例の場合と同様である。
【0036】図31は第3実施例における通常変換処理
機能を示すフローチャートで、このフローチャートにお
けるステップS31、S32及びS38のそれぞれは、
前述の図18のフローチャートにおけるステップS1、
S2及びS6のそれぞれと同様であるので、その説明を
省略する。
【0037】ステップS33では、抽出される範囲指定
が分野指定に限定されているかを判断する。このような
変換時の分野指定或いは分野指定への限定は、キーボー
ド302或いはポインティングデバイス302aによる
変換モード設定処理により指示される。ここで分野指定
に限定されている時はステップS37に進み、入力され
たキーコードと一致するキーコードを有する全ての単語
データ104のうち、指定された分野指定が一致するも
のだけを単語辞書105から抽出してステップS35に
進む。
【0038】一方、ステップS33で、抽出範囲が分野
に限定されない時はステップS34に進み、入力された
キーコードと一致するキーコードを有する全ての単語デ
ータ104を検索し、その単語データに基づいて生成さ
れる全ての変換候補を抽出する。そしてステップS35
で、ステップS34或いはステップS37で抽出された
変換候補の中に単語学習されている単語があればその候
補を、無ければ分野指定されている単語があればその候
補を、それでも無い時は従来と同様に単語辞書に含まれ
ている最も優先度の高い変換候補を出力する。こうして
ステップS36で、その変換候補を出力する。
【0039】図32は第3実施例における同音語変換を
示すフローチャートで、このフローチャートにおけるス
テップS41,S42,S46,S47及びS49のそ
れぞれは、前述の図19のフローチャートにおけるステ
ップS11,S12,S15,S16及びS18のそれ
ぞれと同様であるので、その説明を省略する。
【0040】ステップS43では、抽出範囲指定が分野
指定に限定されているかどうかを判断し、限定されてい
ない時はステップS44に、限定されている時はステッ
プS48に進む。ステップS44では、キーボード30
2より入力されたキーコードと一致したキーコードを有
する全ての単語データ104を単語辞書105から抽出
し、見つかった単語から生成される全ての変換候補を抽
出する。一方、ステップS48では、キーボード302
より入力されたキーコードと一致したキーコードを有す
る全ての単語データ104の内、指定されている分野情
報と一致している分野情報を有する単語データだけを単
語辞書105から抽出し、見つかった単語から生成され
る全ての変換候補を抽出する。
【0041】そしてステップS45で、ステップS44
或いはステップS48で抽出された変換候補の中に単語
学習されている単語があればその候補を、無ければ分野
指定されている単語があればその候補を、それでも無い
時は従来と同様に単語辞書に含まれている最も優先度の
高い変換候補の順に変換候補を抽出する。こうして抽出
した変換候補を一覧表示し(ステップS46)、ステッ
プS47でユーザにより、カーソル等を用いて指示され
た変換候補に決定して出力する。
【0042】図33は第3実施例における分野指定機能
を示すフローチャートである。この処理では、まずステ
ップS51でキーボード302より入力されたキーコー
ドを装置内で使用可能なキーコードに変換する。次にス
テップS52に進み、その入力されたキーコードが処理
対象のキーコードかどうかを、テーブル等を参照して判
断する。処理対象のキーコードの時はステップS53に
進み、指定しようとする分野のキーコードを画面の指示
に従ってユーザが入力する。そしてステップS54で、
抽出される分野の範囲を画面の指示に従ってユーザが入
力する。尚、ステップS55の処理は前述のステップS
38、S49の処理と同じである。
【0043】次に図34〜図40を参照して第3実施例
の具体例を説明する。
【0044】図34は分野指定なしで、抽出範囲が「共
通」の時に、キーコード「こうてい」が入力された時の
通常の変換処理結果を示しており、ここでは図21に示
す単語辞書が参照され、最も優先度の高い「肯定」に変
換されている。図35は、この「肯定」がユーザが所望
する漢字表記と異なるため、同音語変換機能を使用して
同音語群を表示した例を示している。図35ではカーソ
ル503を用いて、ユーザが所望する漢字表記「公定」
が選択されている。そして、この表記「公定」に対し
て、図36に示すように対象となる分野「経済」を指定
する。
【0045】こうして分野を「経済」に指定して、キー
コード「こうてい」を入力すると、単語辞書105に格
納されている単語データの中から、このキーコードに該
当する全ての単語データが抽出される。ここで前述の
「公定」が単語学習されていれば、この表記「公定」が
選択されて出力されるが、単語学習されていない時は図
37に示すように、分野情報が「経済」の中で最も優先
度の高い「高低」が抽出されて表示される。そこで、同
音語変換処理を実行すると、図38に示すように、分野
が「経済」である表記が最初に表示される。
【0046】尚、前述の実施例では、変換候補の選択に
は単語学習と、分野情報の学習と、単語辞書中にある単
語の優先度情報を参照して選択しているが、その他にも
単語が選択された頻度や、その単語の品詞等を利用する
ことも考えられる。
【0047】以上説明したように本実施例によれば、入
力される文書が対象とする分野に応じて変換候補が選択
される。これにより、1つのキーコード(読み)に対し
て複数の表記候補がある場合、所望の表記を選択するた
めの操作が少なくて済み、変換ミス等による文書の品質
低下を避けることができる。
【0048】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力される文書が対象とする分野に応じて読みに対応する
文字表記が選択されるので、変換効率が上り操作性が良
くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の文書処理装置の機能を示
す機能ブロック図である。
【図2】本実施例で使用する単語辞書のデータ構造を示
す図である。
【図3】本実施例の文書処理装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図4】従来の単語辞書の構成例を示す図である。
【図5】従来の同音語変換処理を説明するための図であ
る。
【図6】従来の同音語変換処理を説明するための図であ
る。
【図7】本実施例の単語辞書のデータ構成例を説明する
ための図である。
【図8】図7の分野情報を変更した、かつ新規に単語を
登録した後の単語辞書のデータ構成例を説明するための
図である。
【図9】第1実施例の通常の変換処理例を示す図であ
る。
【図10】第1実施例の同音語変換処理を示す図であ
る。
【図11】第1実施例の単語登録処理の画面表示例を説
明するための図である。
【図12】第1実施例における単語の分野情報を変更す
る画面表示例を示す図である。
【図13】第1実施例における通常変換処理(分野学習
なし)を示す図である。
【図14】第1実施例の同音語変換処理(分野学習「歴
史」)を示す図である。
【図15】第1実施例の同音語変換処理(分野学習「歴
史」)を示す図である。
【図16】第1実施例の通常変換処理(分野学習「歴
史」)を示す図である。
【図17】第1実施例の通常変換処理(分野学習「歴
史」)を示す図である。
【図18】第1実施例の通常変換処理を示すフローチャ
ートである。
【図19】第1実施例の同音語変換処理を示すフローチ
ャートである。
【図20】第1実施例の単語登録処理を示すフローチャ
ートである。
【図21】本発明の第2実施例の単語辞書の一例を示す
図である。
【図22】本発明の第2実施例の単語辞書の一例を示す
図である。
【図23】第2実施例の新規単語登録の画面表示例を示
す図である。
【図24】第2実施例の分野情報を変更する単語登録の
画面表示例を示す図である。
【図25】第2実施例の同音語変換処理を説明するため
の図である。
【図26】第2実施例の通常変換処理を説明するための
図である。
【図27】第2実施例の通常変換処理を説明するための
図である。
【図28】第2実施例の通常変換処理を説明するための
図である。
【図29】第2実施例の通常変換処理を説明するための
図である。
【図30】本発明の第3実施例の文書処理装置の機能を
示す機能ブロック図である。
【図31】第3実施例の通常変換処理を示すフローチャ
ートである。
【図32】第3実施例の同音語変換処理を示すフローチ
ャートである。
【図33】第3実施例の分野指定処理を示すフローチャ
ートである。
【図34】第3実施例の通常変換処理を説明するための
図である。
【図35】第3実施例の同音語変換処理を説明するため
の図である。
【図36】第3実施例の分野指定処理の画面表示例を示
す図である。
【図37】第3実施例の通常変換処理を説明するための
図である。
【図38】第3実施例の同音語変換処理を説明するため
の図である。
【符号の説明】
101 通常変換機能 102 同音語変換機能 103 単語登録機能 104 単語データ 105 単語辞書 301 中央演算処理装置 302 キーボード 302a ポインティングデバイス 303 表示部 304 プログラムメモリ 305 RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された読みに対応する文字表記を出
    力する文書処理方法であって、 読みと文字表記とを対応させ、前記文字表記に更に分野
    情報を対応させる工程と、 入力中の文書データの分野情報に対応して、入力された
    読みに対応する文字表記を選択する工程と、 を有することを特徴とする文書処理方法。
  2. 【請求項2】 読みと分野情報とに対応付けて新規な文
    字表記を登録する工程を更に有することを特徴とする請
    求項1に記載の文書処理方法。
  3. 【請求項3】 既に登録されている文字表記の分野情報
    を変更する工程を更に有することを特徴とする請求項1
    に記載の文書処理方法。
  4. 【請求項4】 入力された読みに対応する文字表記を出
    力する文書処理装置であって、 読みと文字表記と前記文字表記に分野情報を対応させて
    記憶する辞書と、 入力中の文書データの分野情報に対応して、入力された
    読みに対応する文字表記を前記辞書を参照して抽出する
    抽出手段と、 を有することを特徴とする文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記読みに対応する複数の文字表記が存
    在する時、前記複数の文字表記を所定の順に表示する同
    音語表示手段と、前記同音語表示手段により表示された
    同音語群より所望の文字表記を選択する選択手段とを更
    に備えることを特徴とする請求項4に記載の文書処理装
    置。
JP5275282A 1993-11-04 1993-11-04 文書処理方法及び装置 Withdrawn JPH07129573A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055867A (ja) * 2000-08-11 2002-02-20 Omron Corp 情報配信サーバ及び利用端末並びに情報配信方法及びデータベース更新方法並びに情報共有システム
JP2002099459A (ja) * 2000-09-25 2002-04-05 Omron Corp 情報保管サーバ及び情報配信サーバ並びに端末及び情報保管方法並びに処理方法
JP2006031205A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Sony Corp 情報処理装置および方法、プログラム記録媒体、並びにプログラム

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