JPH0926958A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

Info

Publication number
JPH0926958A
JPH0926958A JP7176125A JP17612595A JPH0926958A JP H0926958 A JPH0926958 A JP H0926958A JP 7176125 A JP7176125 A JP 7176125A JP 17612595 A JP17612595 A JP 17612595A JP H0926958 A JPH0926958 A JP H0926958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion
unit
input
information
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7176125A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3442197B2 (ja
Inventor
Takeshi Hirose
岳史 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP17612595A priority Critical patent/JP3442197B2/ja
Publication of JPH0926958A publication Critical patent/JPH0926958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3442197B2 publication Critical patent/JP3442197B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Translation (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 日本語の読み情報を文節位置の異なる場合も
含めた同音語の全ての組み合わせ候補に変換し、これに
より文節位置の異なる場合の仮名漢字変換の効率化を図
る。 【課題解決手段】 日本語の読み情報を漢字仮名交じり
文に変換するための辞書情報を格納した辞書メモリと、
キーボードと、表示装置と、CPUを備え、CPUによ
り、辞書メモリに格納された辞書情報を参照することに
より、入力された日本語の読み情報を漢字仮名交じり文
に変換して表示する。その際、入力された日本語の読み
情報を、文節位置の異なる場合も含めた同音語の全ての
組み合わせ候補に変換し、その変換結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、日本語ワードプ
ロセッサのような仮名漢字変換機能を有する文書処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の文書処理装置において
は、入力文字列に対する仮名漢字変換の結果が操作者の
求める表記でない場合に、求める表記を得るための、い
わゆる次候補選択機能が実現されている。そして、多く
の文書処理装置では、一般に文節と呼ばれる変換処理単
位をもとに変換結果候補を扱っており、次候補選択時の
処理単位もこれに準じているものが多い。
【0003】このようなことから、現在、次候補選択処
理は、変換結果の区切り位置(文節位置)は正しいが表
記の異なる場合と、文節位置そのものが異なっている場
合の2つに分けられる。
【0004】前者における次候補選択機能は、文節位置
は変えずに表記の異なる候補(同音語の候補)を順次あ
るいは一括表示し、操作者が所望の表記を選択する方法
がとられており、同音語選択などと呼ばれる機能である
(以後、同音語選択処理と呼ぶ)。
【0005】また、後者については、変換結果に対して
伸縮指示を行って所望の文節位置を得る方法が取られて
おり、区切り修正や文節位置修正機能などと呼ばれる
(以後、区切り修正処理と呼ぶ)。当然ながら、この場
合には区切り修正処理の後、さらに同音語選択処理が必
要なこともある。
【0006】このように、複数の次候補選択機能を組合
せなければ変換結果を修正できないことがあるなど、仮
名漢字変換結果の修正作業の操作性は、文書作成を効率
よく行う上での重要な要因となっている。特に現在、区
切り位置の間違いを含む変換結果の修正作業は手間がか
かり、仮名漢字変換機能を用いた文書作成における効率
低下の一因である。
【0007】これらの理由から、種々の次候補選択機能
が提案されており、例えば、次候補選択したい変換結果
に対して、区切り位置が共通な次候補と、区切り位置の
異なる次候補を同時に表示する方法が、特公平6−10
804号公報等に示されている。
【0008】あるいは、同音語選択処理で出力される候
補中に、区切り位置の等しい同音語候補と区切り位置の
異なる候補とが混在し、これらの候補が次候補要求に応
じて順次出力されるような装置も知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】文書作成中に上記で述
べた次候補選択機能を用いて変換結果に修正を施すと
き、特に区切り位置の修正を含む場合の作業効率の低下
が著しい。これは、区切り位置の誤っている箇所を見つ
けることが難しいこと、修正した箇所(文節などの変換
単位)を指定するために手間がかかること、さらに、修
正操作そのものが複雑(例えば、入力部としてキーボー
ドを備えた装置であれば複数のキーを逐次、あるいは同
時に打鍵しなければならない等)といった原因による。
また、区切り修正機能に関しては、装置毎に操作仕様が
異なる場合が多く、他の装置で文書の作成を行う場合に
戸惑いを生じることが多い。
【0010】これらの問題を解決するために、次候補選
択方法(とくに区切り位置の修正に関して)が工夫され
ているが、逆に出力部分への出力形態が複雑化したり、
操作そのものが複雑化してしまうといった問題が生じて
いる。場合によっては装置の機構そのものの複雑化(例
えば、キーボード上のキー数の増加や配置の変更など)
を招くこともある。
【0011】また、区切り位置の等しい同音語候補と区
切り位置の異なる候補とを混在させて順次出力するよう
にした装置では、同音語選択候補中に区切り位置の異な
る候補が同時に含まれているため、次候補数の増大を招
いたり、次候補の出現パターンが予想できない、などの
問題がある。また、区切り位置の異なる候補が次候補と
して出力可能な場合が限られる(入力文字列変換後に次
候補要求を続けて行った場合のみ)など、任意に区切り
位置を変えることができない、という問題がある。
【0012】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、従来の同音語選択(文節区切り位置はそ
のままで文節間の単語の表記を変える)や、文節区切り
修正といった次候補選択機能に加え、変換結果の全範囲
あるいは特定範囲に対し、文節区切り位置の異なる場合
やその区切り位置に応じた同音語選択も含めた変換可能
な複数の変換候補を作り出す機能を備え、これらを次候
補として順次出力していき(以後、この処理を表記系列
選択処理と呼ぶ)、これにより、変換結果の修正作業、
特に文節区切り位置の異なる場合の作業の効率化を図る
ようにした文書処理装置を提供するものである。
【0013】また、この発明は、上記の表記系列選択処
理を行う際、この処理の起動要求の指示については、既
存の次候補の指示要求のための入力手段を利用するもの
とし、区切り位置の修正および同音語候補の選択を一度
に行う機能を実現することを目的としている。
【0014】また、この発明においては、現在、比較的
長い入力文字列を一度に変換する連文節変換やべた書き
入力変換などと呼ばれる機能が実現されているが、これ
らの変換結果に対しては、表記系列選択時の変換範囲を
限定することで、変換候補数の組み合わせ的爆発を押さ
え、選択時の負担を軽減する。
【0015】さらに、変換する上でも効率的であると考
えられる数文節程度の範囲であれば、次候補数の増大が
それほどでもないため、修正箇所(文節)の指定位置に
かかわらず、入力範囲の全てを表記系列選択処理時にお
ける修正範囲として扱い、これにより、修正範囲の指定
を不要とし、操作を容易にする。
【0016】そして、従来の同音語選択処理は、入力部
としてキーボードを備えた装置の場合、多くは変換指示
キーを続けて打鍵することで実現がなされているが、こ
の発明の表記系列選択処理においても、同様の指示キー
にてその処理が実現されるようにし、キーの打鍵時間や
回数、打鍵時のストローク長などにより、従来の同音語
選択処理との切り分けを行い、それにより、操作性の複
雑化や装置の機構的な複雑化を回避する。また、従来の
装置の枠組みに新たに表記系列選択機能を追加すること
を可能にし、装置の実現を容易にする。
【0017】当然ながら、操作性の複雑化(例えば複数
のキーを組み合わせて使用しなければならない等)とい
う問題がなければ、これまでの次候補選択機能の指示要
求とは別の方法で指示するようにしてもよい。
【0018】さらに、次候補生成時の出力順(候補の優
先度評価)に、第1位候補(仮名文字列からの最初の変
換結果)を決定する際に用いるルールとは別のルールを
設ける(一定方向に文節長が伸縮していくなど)こと
で、次候補の出現パターンを予想しやすくし、操作性の
向上を図る。
【0019】そして、表記系列選択処理においては、あ
る程度の不要候補が含まれることは避けられないが、特
定ルールにもとづき生成される候補を限定することで、
候補数の増加を抑制し、選択時の負担を軽減する。ま
た、出力については、同音語選択と表記系列選択とで修
正範囲の出力形態を変えることで、次候補選択状態の区
別を容易にし、操作性の向上を図る。
【0020】さらに、現在、次候補選択(特に同音語選
択)おいて、順次候補を出力するものについては、それ
らを逆順に出力し、直前候補に溯れる前候補呼び出し機
能が実現されているが、この前候補呼び出しの指示要求
を同音語選択時と表記系列選択時とで切り分けない場合
は、指示要求直前の次候補選択の内容(種別)を記憶し
ておき、前候補呼び出し指示があった場合は、その記憶
内容に基づき、それぞれの前候補を出力するようにし、
それにより、前候補呼び出しも含めた次候補選択の操作
性を向上させる。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1はこの発明の構成を
示すブロック図である。この図に示すように、この発明
は、日本語の読み情報を漢字仮名交じり文に変換するた
めの辞書情報を格納した辞書記憶部101と、日本語の
読み情報を入力する入力部102と、辞書記憶部101
に格納された辞書情報を参照することにより、入力され
た日本語の読み情報を漢字仮名交じり文に変換して出力
する変換部103と、変換部103から出力された漢字
仮名交じり文を記憶する変換情報記憶部104と、変換
情報記憶部104に記憶された変換結果を出力する出力
部105とを備え、変換部103が、入力された日本語
の読み情報を、文節位置の異なる場合も含めた同音語の
全ての組み合わせ候補に変換し、その変換結果を変換情
報記憶部104に出力することを特徴とする文書処理装
置である。
【0022】この発明において、入力部102として
は、日本語の読み情報を入力できるものであればよく、
仮名文字列を入力することが可能なキーボード、また
は、ペン、マウス、もしくはトラックボールなどのポイ
ンティングデバイスを用いることができる。また、マイ
クロホンを有し、そのマイクロホンで受けた日本語の音
声情報を認識して仮名文字列に変換することが可能な各
種の日本語音声認識装置を用いることもできる。
【0023】辞書記憶部101としては、ROMのよう
な内部メモリや、フロッピーディスク装置や磁気ディス
ク装置などの各種の外部記憶装置を用いることができ
る。変換部103としては、ROM,RAM等を備えた
マイクロプロセッサを用いるのが便利であり、変換情報
記憶部104としては、通常、その中のRAMが用いら
れる。
【0024】出力部105としては、CRTディスプレ
イ装置や液晶ディスプレイ装置などの表示装置や、熱転
写型のドットプリンタやレーザプリンタ等の各種の印刷
装置を用いることができる。
【0025】この発明によれば、入力部102から入力
された日本語の読み情報は、変換部103によって漢字
仮名交じり文に変換されるのであるが、その際、入力さ
れた日本語の読み情報は、文節位置の異なる場合も含め
た同音語の全ての組み合わせ候補に変換され、その変換
結果が変換情報記憶部104に出力される。
【0026】したがって、入力された日本語の読み情報
を、文節位置の異なる場合も含めた同音語の全ての組み
合わせ候補に変換することができるので、文節位置の変
更を使用者が指示する必要がなくなり、仮名漢字変換に
おける操作性が向上する。
【0027】また、この発明は、日本語の読み情報を漢
字仮名交じり文に変換するための辞書情報を格納した辞
書記憶部と、日本語の読み情報を入力する入力部と、辞
書記憶部に格納された辞書情報を参照することにより、
入力された日本語の読み情報を漢字仮名交じり文に変換
して出力する変換部と、変換部から出力された漢字仮名
交じり文を記憶する変換情報記憶部と、変換情報記憶部
に記憶された変換結果を出力する出力部とを備え、変換
部が、入力された日本語の読み情報の文節位置を決定
し、決定した文節位置間の日本語の読み情報を、同音語
の候補に順次変換し、その変換結果を変換情報記憶部に
出力する逐次候補生成部と、入力された日本語の読み情
報を、文節位置の異なる場合も含めた同音語の全ての組
み合わせ候補に変換し、その変換結果を変換情報記憶部
に出力する一括候補生成部とからなり、入力部が、変換
部の逐次候補生成部と一括候補生成部とのいずれを用い
て、入力された日本語の読み情報を漢字仮名交じり文に
変換するのかを指定するための生成部指定キーを備えて
なることを特徴とする文書処理装置である。
【0028】この発明によれば、生成部指定キーによ
り、変換部の逐次候補生成部と一括候補生成部とのいず
れを用いて、入力された日本語の読み情報を漢字仮名交
じり文に変換するのかを指定することができるので、従
来の仮名漢字変換処理と、日本語の読み情報を文節位置
の異なる場合も含めた同音語の全ての組み合わせ候補に
変換する処理とを意識的に選択して、これらの処理を行
わせることができる。これにより、文節位置の異なる場
合も含めた同音語の全ての組み合わせ候補に変換する処
理を選択した場合には、文節位置の変更を使用者が指示
する必要がなくなり、仮名漢字変換における操作性が向
上する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
てこの発明を詳述する。なお、これによってこの発明が
限定されるものではない。
【0030】図2はこの発明を日本語ワードプロセッサ
に適用した一実施例の構成を示すブロック図である。以
下の説明においては、日本語ワードプロセッサとしての
基本的な機能である仮名漢字変換機能については、公知
の機能を用いるため詳述はしない。
【0031】この図において、1は装置全体の制御を行
うための処理制御部であり、ROM,RAM等を備えた
マイクロプロセッサから構成されている。2は日本語の
読み情報を仮名文字列で入力したり、仮名漢字変換の指
示、次候補選択の指示などを行うための入力部であり、
キーボード、ペン入力タブレットなどから構成されてい
る。
【0032】3は入力制御部であり、入力部2から入力
される信号を取り込み、処理制御部1へ送る。この入力
制御部3は、次候補選択に関する入力信号の種別を判定
する入力判断部3aと、出力部4に対する範囲指定に関
する信号を認識する指定範囲認識部3bとを含んでい
る。
【0033】出力部4は、入力文字列や仮名漢字変換結
果などを出力するものであり、CRTディスプレイ装置
やLC(液晶)ディスプレイ装置などの表示装置から構
成されている。5は出力部4の出力信号を制御する出力
制御部である。
【0034】6は仮名漢字変換処理を行うためのプログ
ラムが格納されている変換処理部であり、仮名漢字変換
処理を行う仮名漢字変換処理部6aと、変換制御処理部
6bとを含んでいる。仮名漢字変換処理部6aは、主と
してROMから構成されている。変換制御処理部6b
は、仮名漢字変換処理以外の処理および制御を行う。
【0035】7は日本語の読み情報を漢字仮名交じり文
に変換するためのいわゆる仮名漢字変換処理に用いる単
語辞書や各種テーブル類の辞書情報を格納するための辞
書格納部で、主にROMから構成されている。
【0036】8は辞書検索の結果や候補間の接続情報な
ど、仮名漢字変換処理中に必要となる情報を一次的に格
納するための第1記憶部であり、主にRAMから構成さ
れている。9は仮名漢字変換結果の表記情報を一時的に
格納するための第2記憶部であり、主にRAMから構成
されている。
【0037】10は入力文字列に対する最初の変換結果
を生成する第1候補生成部であり、主にROMから構成
されている。11は変換結果に対して次候補要求があっ
た場合に対象区間の次候補表記を生成する第2候補生成
部であり、主にROMから構成されている。
【0038】処理制御部1は、辞書格納部7に格納され
た辞書情報を参照することにより、入力された日本語の
読み情報を漢字仮名交じり文に変換し、その漢字仮名交
じり文を第2記憶部9に格納し、格納した漢字仮名交じ
り文を出力部4に出力して表示する。
【0039】そして、その際、処理制御部1は、入力さ
れた日本語の読み情報の文節位置を決定し、決定した文
節位置間の日本語の読み情報を、同音語の候補に順次変
換し、その変換結果を第2記憶部9に格納する逐次候補
生成処理を行う。また、入力された日本語の読み情報
を、文節位置の異なる場合も含めた同音語の全ての組み
合わせ候補に変換し、その変換結果を第2記憶部9に格
納する一括候補生成処理も行う。
【0040】入力部2は、これらの逐次候補生成処理と
一括候補生成処理とのいずれの処理を選択して、入力さ
れた日本語の読み情報を漢字仮名交じり文に変換するの
かを指定するための生成部指定キーを備えている。
【0041】以下、図3に示すフローチャートに従い、
本実施例における処理の流れを説明する。なお、本実施
例は、次候補選択機能として従来の同音語選択処理(文
節区切り位置はそのままで文節間の単語の表記を変える
処理)の機能と、区切り修正処理(文節区切り位置を変
える処理)の機能を備えた装置に、後述する表記系列選
択機能を追加した場合について説明したものである。
【0042】すなわち、従来の同音語選択や、文節区切
り修正といった次候補選択機能に加え、変換結果の全範
囲あるいは特定範囲に対し、文節区切り位置の異なる場
合やその区切り位置に応じた同音語選択も含めた変換可
能な複数の変換候補を作り出す機能を備え、これらを次
候補として順次出力していき(以後、この処理を表記系
列選択処理と呼ぶ)、これにより、変換結果の修正作
業、特に文節区切り位置の異なる場合の作業の効率化を
図るものである。
【0043】まず、一般的な仮名漢字変換処理の流れと
して、入力部1から入力された文字列を読み込み、第1
記憶部8に格納する(ステップS1)。例えば入力文字
列として「はつのぜんてんこうがたかいへいしききゅう
じょう」が入力された場合の、出力部4の状態の一例を
図4の(a)に示す。
【0044】この入力された文字列に対し、仮名漢字変
換処理部6aでは、辞書格納部7に格納された単語辞書
や接続テーブルなどの情報を用いて変換処理を行う(ス
テップS2)。ここで通常は文節といわれる単位の候補
群が生成され、それぞれに関する品詞情報や候補間の優
先順位等が第1記憶部8に記憶される。
【0045】次に、最初に出力すべき変換結果の表記情
報(漢字コードなど)が第1候補生成部10で生成さ
れ、第2記憶部9に格納される(ステップS3)。そし
て処理制御部1は、生成された変換結果を第2記憶部9
から取り出し、出力部4に出力する(ステップS4)。
変換結果出力後は、次の入力信号待ちの状態となり、操
作者が入力した信号に応じて処理が起動される(ステッ
プS5)。
【0046】例えば、新たに文字列が入力された場合に
は、変換結果が確定されたものと見なして、ステップS
1へ進み、同様の変換処理が繰り返されることになる。
あるいは、日本語ワードプロセッサの終了信号、変換の
取り消し要求信号など、次候補選択処理以外の信号が入
力された場合は、それぞれの処理が起動される。なお、
ここでは次候補選択処理以外の各処理の詳細な説明は省
く。
【0047】次候補選択指示の入力が入力部2からあっ
た場合には、変換制御処理部6bにより、その要求指示
が仮名漢字変換処理の直後(入力仮名文字列を漢字仮名
交じり文字列に変換した直後)の初期要求指示であるか
どうかが判定され、そうであった場合には、次候補選択
初期状態として判定された次候補選択の処理種別が第1
記憶部8に記憶される(ステップS6)。すなわち、同
音語選択なのか、区切り修正なのか、表記系列選択処理
なのかの区別である。
【0048】次候補選択処理の起動要求の指示として
は、同音語選択と表記系列選択とで共通なものを用い
る。すなわち、入力部2がキーボードを備えたものであ
れば、指示の方法としては、変換要求キーを打鍵するこ
ととし、打鍵時のストローク長や、打鍵時間、打鍵回数
などを入力判定部3aで判定し、同音語選択と表記系列
選択の起動を切り分ける。
【0049】ここで、打鍵時のストローク長による判定
としては、軽く打鍵した時点では同音語選択と判断し、
さらに深く押し込まれると表記系列選択と判断するなど
の判定方式を用いる。
【0050】打鍵時間による判定としては、一定時間以
内の打鍵であれば同音語選択と判断し、それ以上の時間
押されていた場合は表記系列選択と判断するなどの判定
方式を用いる。
【0051】打鍵回数による判定としては、打鍵回数が
特定回数以下の場合は同音語選択と判断して同音語選択
を起動し続けるが、特定回数を越えると表記系列選択と
判断して表記系列選択に切り替える等などの判定方式を
用いる。もちろん、表記系列選択処理を要求するための
指示キーを新たに入力部2に設けてもよい。
【0052】また、従来の同音語選択あるいは区切り修
正処理の場合は、修正対象範囲に対して各処理が起動さ
れる(ステップS7あるいはステップS8)。なお、こ
れら従来技術の次候補選択処理の詳細な説明は省く。
【0053】表記系列選択処理の要求信号があった場合
には、次候補となる表記系列を生成する対象範囲の認識
が行われる(ステップS9)。一般的に出力部4へ出力
中の対象範囲(例えば文字列にアンダーラインを付して
出力するなど)は、変換制御処理部6bで常に管理され
ており、対象範囲の移動要求が入力部2よりなされた場
合は、指定範囲認識部3bで新たな指定先を認識した上
で、変換制御処理部6bの情報が随時更新されている。
よって、表記系列選択の要求があった時点での対象範囲
に関する情報を取り込み、対象範囲を認識する。
【0054】なお、従来の同音語選択などでは、次候補
の生成範囲を、仮名漢字変換の処理単位である文節とし
ているものが多く、対象文節に下線を付加したり反転表
示を施すなどして区別している。図4の(b)は、従来
技術での変換処理後の出力部4の表示状態の一例を示し
たものである。図中の実線アンダーラインは同音語選択
等の修正対象範囲を示すものである。なお、図4の
(b)以下、後述の図4の(c)〜(f)は、いずれも
入力文字列が図4の(a)であった場合に対応するもの
である。
【0055】表記系列選択処理における次候補生成の対
象範囲については、前述のような同音語選択時の対象範
囲(下線や反転表示による区別)を含めた数文節とした
り、変換結果の文節数に応じて範囲の伸縮を行うなどの
方法を用いる。
【0056】図4の(c)に、従来の同音語選択におけ
る対象範囲を含め後方3文節分を表記系列選択の対象範
囲とし、同音語選択の対象範囲部分とそれ以外の部分で
出力形態を異ならせた一例を示す。図4の(c)中の実
線アンダーラインは図4の(b)と同様に、従来の同音
語選択等の対象範囲を示し、破線アンダーラインは表記
系列選択の対象範囲を示している。
【0057】操作者の一回の変換処理における入力単位
が数文節程度であるような場合、あるいは、同程度の入
力長が最も多いと思われる場合などは、文節を単位とし
て対象範囲の如何にかかわらず、常に入力全体を表記系
列選択の対象範囲としてもよい。
【0058】この場合には、表記系列選択の対象範囲が
入力全体と決まっているので、図4の(c)に示したよ
うな同音語選択の対象範囲との区別を示す破線アンダー
ラインなどの表示はなくてもよい。
【0059】以上で述べたようなルールに基づき、表記
系列選択の対象範囲を認識した後、当該範囲における次
候補表記系列が第2候補生成部11で生成される(ステ
ップS10)。
【0060】第2候補生成部11では、先の仮名漢字変
換処理(ステップS2)において生成された候補や、そ
れらの接続情報などを第1記憶部8から取り出し、対象
範囲に対して解析可能な表記系列を作り出す。図4の
(d)には、図4の(c)中の対象範囲を変換結果の誤
った文字列(「開閉し貴球場」)部分へ移動した場合の
様子を示す。対象範囲を移動するための指示は、従来、
入力用のカーソルを移動させるといったものが一般的で
あるが、このための指示キーを新たに設けてもよく、本
実施例ではその実現方法はとくに限定しない。なお、図
4の(d)では、同音語選択の対象範囲(「開閉し」)
の後方には1文節しかないため、表記系列選択の対象範
囲は同音語の対象部分も含め2文節となっている。
【0061】図5に対象範囲を解析した場合の系列とな
りうる候補群(変換単位の集まり)を模式的に示す。こ
れらの変換単位を組み合わせて表記系列が生成される。
なお、候補群は図4の(d)に示した例中の対象範囲に
関してのものである。
【0062】表記系列選択の候補生成に関しては、特定
のルールに従い、生成される候補に制限をかけるように
する。これは、同音語候補の数や対象範囲の長さなどに
よって表記系列の数が増大する場合を考慮したもので、
系列の数が一定数を越える場合には、この特定のルール
に基づいて制限をかけるようにする。具体的には、単語
の頻度などの辞書情報によって制限をかける。つまり、
頻度の低いものは表記系列に加えないようにする。
【0063】第2候補生成部11で生成された表記系列
は、第2記憶部9に格納される。図6に、図5に示した
候補群を用いた場合に生成される表記系列候補を模式的
に示す。
【0064】表記系列生成後は、第2候補生成部11に
おいて、第2記憶部9に格納された表記系列候補に対し
出力順位を決めるための次候補間の優先度評価を行う
(ステップS11)。これは、通常の変換処理(第1位
候補を決定するために用意されているもの)で用いる評
価ルールを適用してもよい。すなわち、辞書中の頻度情
報や文法情報に基づく評価処理や語と語の共起関係を記
述した用例情報などを用いる評価処理を適用してもよ
い。
【0065】また、変換処理で用いる評価ルールとは異
なるルールを設けてもよい。例えば、表記系列選択で
は、系列を構成する変換処理単位(文節など)の長さ順
とするなどの評価ルールを設ける。具体的には、対象範
囲の先頭文節を規準に長さによって昇順あるいは降順に
ソートするようにする。このような場合には、例えば表
記系列選択時の候補の出力順が一定のルールに従ってお
り、操作者が所望する表記系列の出現パターンが予想し
やすいなどの効果がある。あるいは、出力順位の評価ス
テップは省いてもよく、第2記憶部9に格納された順序
で出力するようにしてもよい。
【0066】図7に、第2記憶部9に格納された表記系
列候補(図6)に、対象範囲の先頭文節から順次、文節
長の伸びる方向へ次候補を並べるルールを適用し、再度
第2記憶部9に格納した場合の例を模式的に示す。同じ
く、図8に、文節長の縮まる方向へ次候補を並べるルー
ルを適用した場合の例を示す。図7及び図8中の矢印
は、次に出力部4に出力される候補を示しており、連続
する次候補要求信号に応じて更新されるものである。ま
た、現在、対象範囲に出力されている「開閉し貴球場」
という表記系列は候補の先頭に格納されている。これ
は、後述する前候補要求に対応するためのものである。
【0067】処理制御部1は、評価ルールにもとづき、
第2記憶部9に格納された次候補から、次に出力すべき
候補を表すマーカ(図7あるいは図8中の矢印に相当)
が指し示す表記系列を、現在の対象範囲の表記と置き換
えて出力部4へ出力する(ステップS12)。
【0068】図4の(e)は、図4の(d)に対し表記
系列選択要求を指示した場合の出力部4の状態を示す例
である。ただし、この場合、第2記憶部9の内容が図7
に示すような状態であるものとする。同様に、図4の
(f)は、第2記憶部9の内容が図8に示す状態であっ
た場合の出力部4の例である。
【0069】出力部4への出力形態については、同音語
選択の要求指示と表記系列選択の要求指示の方法が共通
である場合には、繰り返し次候補選択を行うときなど、
どちらの次候補が出力されているのか分かりにくくなる
場合がある。特に、表記系列選択の対象範囲を常に入力
全体とし、表記系列選択の対象範囲を出力部4に明示し
ない場合などに問題となる。
【0070】例えば、図9の(a)に示すような入力
「せっちかのうくいき」に対して仮名漢字変換処理を行
った結果、図9の(b)のようになったとする。ただ
し、以下図9の(b)〜(e)の実線アンダーラインは
同音語選択の対象範囲を表すものとする。対象範囲「設
置かの」に対して同音語選択が要求された場合の次候補
が格納されている様子を表す模式図を図10に示す。な
お、次候補は出力順に並んでいるものとし、矢印が次に
出力される候補を表しているものとする。この状態で従
来技術である同音語選択を指示すると、対象範囲である
実線アンダーライン部分の次候補が出力され、図9の
(c)のようになる。さらに、同音語選択要求を続ける
と、図9の(d)、次に図9の(e)のように出力され
る。
【0071】同様の入力における表記系列選択時の様子
を図11の(a)以下に示す。また、図12は、図11
の(b)における表記系列選択の対象範囲「設置かの浮
く行き」に対して、表記系列選択が要求された場合の次
候補が格納されているようすを表す模式図である。次候
補は出力順に並んでいるものとし、矢印が次に出力され
る候補を表しているものとする。
【0072】図11の(a)及び(b)はそれぞれ図9
の(a)及び(b)と同様であり、図11の(c)に、
表記系列選択の指示要求があった場合の出力部4の出力
例を示す。また、図11の(c)に対してさらに表記系
列選択の指示を繰り返すと、図11の(d),(e),
(f)のように出力される。なお、図11の(b)〜
(f)では、図9の(b)〜(e)と同様に実線アンダ
ーラインは同音語選択の対象範囲を表し、表記系列選択
の対象範囲は入力全体であり、特に明示されていない例
である。
【0073】ここで図9の(a)〜(e)と図11の
(a)〜(f)とを比較すると、例えば図9の(c)と
図11の(c)の出力状態が同じであるなど、操作者に
とって同音語選択と表記系列選択の区別がつきにくくな
ってしまう。
【0074】したがって、出力部4への次候補の出力形
態を同音語選択時と表記系列選択時とで異ならせるよう
にし、指示方法を同じくする次候補選択の区別をつける
ようにする。
【0075】例えば、表記系列選択の指示要求があった
場合には、対象範囲を反転表示するようにする。表記系
列選択時の出力例である図11の(a)〜(f)につい
て、対象範囲を反転表示させた例を図13の(a)〜
(f)に示す。図13の(c)〜(f)の斜線部分が表
記系列選択の対象範囲を示している。次候補の内容等は
図11の(a)〜(f)と同様であり、出力部4への出
力形態のみが異なる。
【0076】なお、例では同音語選択の対象範囲が除か
れているが、同時に出力してもかまわない。その他、出
力部4がカラー液晶ディスプレイ装置(LCD)などの
場合は、画面への表示色の使い分けによって区別するな
どの方法を用いてもよい。
【0077】次候補を出力部4に出力した後は(ステッ
プS12)、再び操作者の入力信号待ち状態となる。こ
こで、同種の次候補要求が続けられた場合(同音語選択
や表記系列選択で操作者が所望の表記を得るまで繰り返
し要求するなど)、処理制御部1は、第2記憶部9に格
納された次候補を順次出力していく。すなわち、連続す
る表記系列選択の要求指示において、2回目以降は第2
記憶部9中の次候補に対するマーカ(次に出力すべき候
補を示す)を更新し(ステップS13)、マーカに指し
示される次候補を出力部4に出力する。なお、従来技術
である同音語選択や区切り位置修正時の連続要求に関し
ては説明を省く。
【0078】ここで、次候補選択要求に応じて対象範囲
の次候補を最後まで出力してしまった場合は、以後の出
力を中止するか、次候補のない旨を操作者に知らせる
か、あるいは、最初の候補から再度出力するなどの処理
を行う。
【0079】従来より同音語選択の出力順と逆の順序で
次候補を出力していく前候補呼び出しなどと呼ばれる機
能が実現されているが、表記系列選択においても、第2
記憶部9に格納された次候補を用い、マーカを逆順に更
新しながら出力することで同様の機能を実現する。ただ
し、前候補呼び出しを指示するための入力方法を、同音
語選択時の前候補要求の方法と共通にする装置において
は、同音語選択の対象範囲に関する前候補要求なのか、
表記系列選択に対する前候補要求なのかの判別がつかな
い。
【0080】したがって、ステップS6で各次候補選択
の初期起動時に記憶される次候補選択処理の種別をもと
に、前候補の出力を制御することで、変換制御処理部6
bにおいて前候補要求の直前状態に対応する(同音語選
択であったのか表記系列選択であったのか)前候補を決
定する。
【0081】例えば、何らかの次候補要求操作を施した
結果、出力部4の状態が図11の(d)のようなもので
あったとする。この場合に、前候補要求の指示がある時
など、同音語選択の対象範囲である実線アンダーライン
部分「接地」の前候補を出力すべきか、表記系列選択の
対象範囲である「接地可能区域」(ただし、入力全体を
表記系列選択の対象範囲とした場合)の前候補を出力す
べきかを、直前の次候補要求選択によって切り分ける。
【0082】このようにして、表記系列選択処理、すな
わち、変換結果の全範囲あるいは特定範囲に対し、文節
区切り位置の異なる場合やその区切り位置に応じた同音
語選択も含めた変換可能な複数の変換候補を作り出し、
これらを次候補として順次出力していく処理を行い、こ
れにより、変換結果の修正作業、特に文節区切り位置の
異なる場合の作業の効率化を図る。
【0083】以上、本発明の一実施例について説明し
た。なお、実施例中の出力部4への出力例では、実線お
よび破線アンダーラインや斜線を用いたが、具体的な出
力方法に関してはこれに限定されるものではない。ま
た、入力部2として、主にキーボードを備えた入力装置
における説明を行ったが、入力部2はこれに限定される
ものではない。
【0084】
【発明の効果】この発明によれば、入力された日本語の
読み情報を、文節位置の異なる場合も含めた同音語の全
ての組み合わせ候補に変換するようにしたので、文節位
置の変更を指示する必要がなくなり、これにより、変換
結果の修正作業、特に区切り位置の異なる場合の作業を
効率化することができ、仮名漢字変換における操作性が
向上する。
【0085】また、入力された日本語の読み情報を漢字
仮名交じり文に変換する場合に、変換部の逐次候補生成
部と一括候補生成部とのいずれを用いて変換するのかを
指定できるようにした場合には、従来の仮名漢字変換と
同様の処理と、日本語の読み情報を文節位置の異なる場
合も含めた同音語の全ての組み合わせ候補に変換する処
理とを意識的に選択して、これらの処理を行わせること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明を日本語ワードプロセッサに適用した
一実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】実施例における処理の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図4】実施例における出力部の表示状態の一例を示す
説明図である。
【図5】表記系列選択の対象範囲を解析した場合の系列
となりうる候補群を模式的に示す説明図である。
【図6】図5に示した候補群を用いた場合に生成される
表記系列候補を模式的に示す説明図である。
【図7】文節長の伸びる方向へ表記系列候補を並べるル
ールを適用した例を模式的に示す説明図である。
【図8】文節長の縮まる方向へ表記系列候補を並べるル
ールを適用した例を模式的に示す説明図である。
【図9】実施例における出力部の表示状態の一例を示す
説明図である。
【図10】対象範囲「設置かの」に対して同音語選択が
要求された場合の次候補が格納されている様子を模式的
に示す説明図である。
【図11】表記系列選択時の出力部の表示状態の一例を
示す説明図である。
【図12】表記系列選択が要求された場合の次候補が格
納されている様子を模式的に示す説明図である。
【図13】表記系列選択の対象範囲を反転表示させた例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 処理制御部 2 入力部 3 入力制御部 3a 入力判定部 3b 指定範囲認識部 4 出力部 5 出力制御部 6 変換処理部 6a 仮名漢字変換処理部 6b 変換制御処理部 7 辞書格納部 8 第1記憶部 9 第2記憶部 10 第1候補生成部 11 第2候補生成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日本語の読み情報を漢字仮名交じり文に
    変換するための辞書情報を格納した辞書記憶部と、 日本語の読み情報を入力する入力部と、 辞書記憶部に格納された辞書情報を参照することによ
    り、入力された日本語の読み情報を漢字仮名交じり文に
    変換して出力する変換部と、 変換部から出力された漢字仮名交じり文を記憶する変換
    情報記憶部と、 変換情報記憶部に記憶された変換結果を出力する出力部
    とを備え、 変換部が、入力された日本語の読み情報を、文節位置の
    異なる場合も含めた同音語の全ての組み合わせ候補に変
    換し、その変換結果を変換情報記憶部に出力することを
    特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 日本語の読み情報を漢字仮名交じり文に
    変換するための辞書情報を格納した辞書記憶部と、 日本語の読み情報を入力する入力部と、 辞書記憶部に格納された辞書情報を参照することによ
    り、入力された日本語の読み情報を漢字仮名交じり文に
    変換して出力する変換部と、 変換部から出力された漢字仮名交じり文を記憶する変換
    情報記憶部と、 変換情報記憶部に記憶された変換結果を出力する出力部
    とを備え、 変換部が、入力された日本語の読み情報の文節位置を決
    定し、決定した文節位置間の日本語の読み情報を、同音
    語の候補に順次変換し、その変換結果を変換情報記憶部
    に出力する逐次候補生成部と、入力された日本語の読み
    情報を、文節位置の異なる場合も含めた同音語の全ての
    組み合わせ候補に変換し、その変換結果を変換情報記憶
    部に出力する一括候補生成部とからなり、 入力部が、変換部の逐次候補生成部と一括候補生成部と
    のいずれを用いて、入力された日本語の読み情報を漢字
    仮名交じり文に変換するのかを指定するための生成部指
    定キーを備えてなることを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】 入力部が、変換部の変換動作を指示する
    変換指示キーをさらに備え、 変換部が、変換指示キーによる変換指示時において、そ
    の時点までに既に入力されている日本語の読み情報の内
    の特定範囲に対する変換結果を出力することを特徴とす
    る請求項1記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 入力部が、変換部の変換動作を指示する
    変換指示キーをさらに備え、 変換部が、変換指示キーによる変換指示時において、そ
    の時点までに既に入力されている日本語の読み情報の全
    範囲に対する変換結果を出力することを特徴とする請求
    項1記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 変換部が、変換結果を出力する際に、複
    数候補間の優先度づけのためのルールを、逐次候補生成
    部と一括候補生成部とでそれぞれ別々に備えていること
    を特徴とする請求項2記載の文書処理装置。
  6. 【請求項6】 変換部が、変換結果を出力する際に、変
    換候補のうち、特定の基準を満たす候補だけに限定した
    変換結果を出力することを特徴とする請求項2記載の文
    書処理装置。
JP17612595A 1995-07-12 1995-07-12 文書処理装置および文書処理方法 Expired - Fee Related JP3442197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17612595A JP3442197B2 (ja) 1995-07-12 1995-07-12 文書処理装置および文書処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17612595A JP3442197B2 (ja) 1995-07-12 1995-07-12 文書処理装置および文書処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0926958A true JPH0926958A (ja) 1997-01-28
JP3442197B2 JP3442197B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=16008117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17612595A Expired - Fee Related JP3442197B2 (ja) 1995-07-12 1995-07-12 文書処理装置および文書処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3442197B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3442197B2 (ja) 2003-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4829901B2 (ja) マニュアルでエントリされた不確定なテキスト入力を音声入力を使用して確定する方法および装置
US5349368A (en) Machine translation method and apparatus
KR20000035960A (ko) 고속 타자 장치와 방법
JPH07114558A (ja) 漢字変換訂正処理方式
JP3442197B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
JPH06195326A (ja) 文書入力方法及び装置
JP3749292B2 (ja) 仮名漢字変換装置
JP3115616B2 (ja) 仮名漢字変換装置および方法
JP2000148334A (ja) 文字処理装置及びその方法、及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
JPS5844528A (ja) 同音異義語選択方式
JPS60129874A (ja) 日本語文字入力装置
JPH06119314A (ja) 文書作成装置
JPH01130262A (ja) 音声ワードプロセッサ
JPH08161320A (ja) 文書作成装置及びその表示処理方法
JPH0122944B2 (ja)
JPH0492957A (ja) 文書処理装置
JPH01213747A (ja) キーボード入力装置
JPH05242078A (ja) 文字処理方法
JPH01144158A (ja) 中国語文入力方式
JPH05189413A (ja) かな漢字変換装置
JPS6326766A (ja) 仮名漢字変換装置
JPH07325812A (ja) 仮名漢字変換装置
JPH09179858A (ja) 文書作成装置および表示方法
JPH0991278A (ja) 文書作成装置
JPS62123558A (ja) かな漢字変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees