JPH06119314A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH06119314A
JPH06119314A JP4263991A JP26399192A JPH06119314A JP H06119314 A JPH06119314 A JP H06119314A JP 4263991 A JP4263991 A JP 4263991A JP 26399192 A JP26399192 A JP 26399192A JP H06119314 A JPH06119314 A JP H06119314A
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JP
Japan
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kana
candidate
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kanji
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JP4263991A
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Inventor
Takeshi Inoue
健 井上
Yukihiro Fukunaga
幸弘 福永
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、漢字混じり仮名漢字変換時に複数
の異なる読みの同音語候補が存在した場合にも、オペレ
ータに望む同音語候補を容易に選択させることを目的と
している。 【構成】 本発明において、入力装置1から入力された
漢字混じり仮名文字列は漢字仮名変換部8にて仮名文字
列に変換された後、仮名漢字変換部11により漢字仮名
混じり文に変換されるが、変換候補制御部14はその時
生じる同音語候補を表示装置22の画面上の文書中に表
示する。この際、読み仮名付加部15は前記同音語候補
に読み仮名を付加し、読み仮名表示部17は前記読みを
前記同音語候補にルビをつけて表示すると共に、別の読
みの同音語候補がある場合は上線を前記ルビに施して表
示する。その後、ペンにより前記ルビの部分がピックさ
れると、変換候補制御部14は別の読みの同音語候補を
表示し、前記ペンにより同音語候補部分がピックされる
と変換候補制御部14は次候補の同音語を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手書きによる漢字混じり
の仮名文字列が入力されると、これを漢字混じり仮名漢
字変換する文書作成装置に係わり、特に異なる読みを有
する同音語候補の表示及び選択処理に関する。
【0002】
【従来の技術】キーボードより仮名入力を行なう文書作
成装置の場合、変換候補は全て同音語であり、第1変換
候補は文書中の入力位置に反転等の修飾を付加して表示
される。オペレータはこの表示により変換候補に他の候
補があることを知り、必要に応じて次候補選択、一括表
示選択、或いは確定処理等を行なって、文書を入力して
いた。
【0003】このような変換候補の表示・選択方法を採
用した場合、特に仮名漢字変換の場合と異なり、漢字混
じり文字列の漢字混じり仮名漢字変換では、単語の一部
を漢字で入力した際、例えば「海上(かいじょう)」に
変換する目的で「かい上」と入力した場合、オペレータ
が入力時に意識している読み「かいじょう」以外にも
「買上(かいあげ)」等の別の読みとなる変換候補が出
力される場合があり、オペレータに違和感を与えると共
に、読みが異なる変換候補が混在することで、選択誤り
をする可能性が高くなるという不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】漢字混じり文字列の漢
字混じり仮名漢字変換を行う際に、従来のように第1の
変換候補を文書中の入力位置に表示した後、オペレータ
に適切な変換候補を選択させて、文書を入力する従来の
方式では、当初入力した漢字混じり文字列の読みとして
オペレータが意図した読みとは別の読みがあると、この
別の読みに対する変換候補が出力されてしまう場合があ
るため、変換候補選択に時間がかかると共に、読みが異
なる変換候補が混在するため、選択誤りを起こす恐れが
高くなるという欠点があった。
【0005】そこで本発明は上記の欠点を除去し、漢字
混じり仮名漢字変換時に複数の異なる読みの同音語候補
が存在した場合にも、オペレータに望む同音語候補を容
易に選択させることができる文書作成装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は入力された漢字
混じり文字列を漢字混じり仮名漢字変換して得られた同
音語候補を表示してオペレータに選択させることによ
り、文書を編集/作成する文書作成装置において、前記
同音語候補に読み仮名を付ける読み仮名付加手段と、こ
の読み仮名付加手段により付けられた読み仮名を前記同
音語候補にリンクして表示すると共に別の読み仮名の候
補がある場合にはこれを示す文字修飾或いは輝度変化に
より前記表示を行うよみ仮名表示手段と、別の読み仮名
の同音語候補を選択するモードを設定する第1の設定手
段と、同じ読みの同音語候補を選択するモードを設定す
る第2の設定手段と、第1の設定手段により別の読み仮
名の同音語候補の選択モードが設定されると別の読みの
読み仮名の同音語候補を表示し、第2の設定手段により
同じ読みの同音語候補が設定されると同じ読みの次候補
同音語を表示する変換候補表示手段とを具備した構成を
有する。
【0007】
【作用】本発明の文書作成装置において、漢字混じり仮
名漢字変換時に得られる同音語候補に読み仮名を付加し
て画面上に表示することで、オペレータに選択中の同音
語候補の読みを知らせると共に、読み仮名に付加された
表示修飾により異なる読みの変換候補の存在をオペレー
タに知らせる。オペレータは表示された同音語候補の読
みをペンでピックすることで、別の読みの同音語候補を
表示させて、この同音語候補の選択動作に移行し、又、
表示中の同音語候補をペンでピックすることで、同じ読
みの同音語候補の次候補選択に移行する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の文書作成装置の一実施例を示し
たブロック図である。1はスタイラスペンで描画された
手書き文字を入力するタブレット等の入力装置、2は入
力装置1から入力されたデータを一旦入力バッファ3に
全て保存した後、直前データの処理が終了次第、入力順
にデータを出力する入力制御部、3は入力データを一旦
保存する入力バッファ、4は入力又は作成された文書の
書式を設定する書式設定部、5は手書き文字等を認識し
て文字コード化する文字認識部、6は文字認識対象デー
タを保存する認識用バッファ、7は文字認識部5の文字
認識に供される認識用データを格納した認識辞書、8は
漢字文字列を仮名文字列に変換する漢字仮名変換部、9
は漢字混じり仮名漢字変換の対象となっている文字列を
保存する漢字仮名変換用バッファ、10は漢字を仮名に
変換する時に参照される漢字仮名変換辞書、11は仮名
文字列を仮名漢字混じり文に変換する仮名漢字変換部、
12は仮名文字列を格納する仮名漢字変換用バッファ、
13は仮名漢字変換時に参照される仮名漢字変換辞書、
14は同音語候補を文書バッファ19に転送する等の制
御を行う変換候補制御部、15は仮名漢字変換部11か
ら送られてくる同音語候補に読みをつける読み仮名付加
部、16は仮名漢字変換部11から送られてくる同音語
候補とその読みを格納する変換候補バッファ、17は表
示装置22の画面上に表示される同音語候補に読みのル
ビをつけて表示する読み仮名表示部、18は同音語候補
の一括表示選択の場合に、同音語候補を読み別にまとめ
て読みと共に表示装置22に表示する変換候補選択・表
示部、19は表示装置22に表示される文字列を保存す
る文書バッファ、20は表示装置22に対する表示制御
を行う表示制御部、21は表示装置22に表示されるデ
ータが表示形式で展開される表示用バッファ、22は文
字や記号或いは図形等を表示する表示装置である。
【0009】次に本実施例の動作について説明する。入
力装置1はスタイラスペン等によって時系列的に入力さ
れた座標位置を拾得することが可能で、表示装置22は
CRT、LCDディスプレイ等の画面表示装置のことで
ある。オペレータはこれらによって対話的に文書作成作
業を進めることになる。前記入力装置1はオペレータに
よりスタイラスペン等によって入力された座標を入力時
間と共に入力制御部2に転送する。入力制御部2は転送
された入力データを一旦全て入力バッファ3に保存し、
直前データの処理が終了次第、再び入力順に入力データ
の座標が制御用のアイコン領域であるか、文書入力領域
であるかを識別する。
【0010】その結果、制御用のアイコン領域で、前記
入力データが制御信号であった場合、前記入力制御部2
は前記制御信号に従って、印刷書式を設定する書式制御
部4を始めとするコピー、保存等の各種文書編集機能
(図示せず)を起動する。一方、入力データの座標が文
書入力領域であった場合、前記入力制御部2は入力デー
タを文字認識部5に転送する。文字認識部5は入力制御
部2から転送された入力筆跡の座標データを認識用バッ
ファ6に順次格納するが、入力時間間隔や入力座標の変
化から1文字分のデ−タの前記バッファ6への格納が終
了したと判断した段階で、認識辞書7を参照して前記一
文字分の認識処理を行って文字をコード化する。
【0011】コード化された文字は漢字仮名変換部8に
送られる。漢字仮名変換部8は送られてきたコード化さ
れた文字を漢字仮名変換用バッファ9に格納する。その
後、漢字仮名変換部8は漢字仮名変換辞書10を参照し
て前記漢字仮名変換用バッファ9に格納されている文字
列の中の漢字文字列部分を単語、文節等の適当な単位で
仮名に変換して、全て仮名文字列にする。こうして全て
仮名文字列に変換された文字列は仮名漢字変換部11に
送られる。仮名漢字変換部11は送られてきた前記仮名
文字列を漢字仮名変換の場合と同様に仮名漢字変換用バ
ッファ12に格納する。その後、仮名漢字変換部11は
前記仮名漢字変換用バッファ12に格納された仮名文字
列を仮名漢字変換辞書13を参照して漢字混じり文字列
に変換する。仮名漢字変換部11は仮名漢字変換結果の
同音語候補を全て変換候補制御部14に転送する。尚、
仮名漢字変換部11は漢字仮名変換部8による漢字仮名
変換結果に別の候補がある場合に、この別の全ての仮名
文字列に対しても仮名漢字変換処理を繰り返して行う。
【0012】変換候補制御部14は仮名漢字変換部11
から送られてきた仮名漢字変換により得られる同音語候
補を変換候補バッファ16に格納する。この時、読み仮
名付加部15は、仮名漢字変換部11から送られてきた
同音語候補に読みをつけて、この読み情報を変換候補バ
ッファ16に前記変換候補とリンクして格納する。尚、
読み仮名付加部15は仮名漢字変換用バッファ12に格
納されている同音語候補の変換前の仮名文字列から前記
同音語候補の読みを探して、読み仮名をつける動作を行
う。この際、変換候補制御部14は仮名漢字変換結果の
第1候補を仮に選択されたものとして、文書バッファ1
9に格納する。これにより、表示制御部20はこの文書
バッファ19内の前記第1候補を表示用バッファ21に
展開することにより、表示装置22上の作成中文書の入
力位置に表示する。この時、読み仮名表示部17は選択
中の同音語候補の読みを変換候補バッファ16から取り
出し、これを文書バッファ19に格納することにより、
表示装置22に表示されている同音語候補の上方にルビ
で表示する。この際、読み仮名表示部17は表示中の同
音語候補の読みと異なる読みの候補が変換候補バッファ
16に格納されている場合、前記表示装置22に既に表
示されている同音語候補の読みを示すルビに上線を付し
て表示するように、表示制御部20に指示を出す。変換
候補選択・表示部18は、一括表示・選択の場合に、表
示装置22の画面に一括選択用のウインドゥを開き、こ
のウインドゥ上に同音語候補をその読み別にまとめて、
その読み仮名も併せて表示する。
【0013】オペレータの意図とは異なる読みの同音語
候補が表示装置22に表示された場合で、このルビ表示
されている読みの部分をオペレータによりスタイラスペ
ン等でピックされた時は、読み仮名表示部17は選択中
の同音語候補の別の読みを変換候補バッファ16から読
み出してきて、これを表示装置22にルビ表示する。オ
ペレータは表示装置22に表示された同音語候補に対し
て、次候補を選択したり、或いは現在選択されている同
音語候補を確定する等の操作を行うが、この操作を受け
て変換候補制御部14及び読み仮名表示部17は選択さ
れた次候補の同音語と、その読みのルビを表示装置22
に表示する。その結果、変換候補がオペレータにより選
択されると、変換候補制御部14は選択された文字列を
変換候補バッファ16から読み出して、これを文書バッ
ファ19に転送する。これにより、表示装置22に表示
されている文書中の入力位置に選択された同音語候補が
ルビなしで表示される。ここで、表示制御部20は書式
制御部4の情報にしたがって展開された前記文書バッフ
ァ19内のデータを表示用バッファ21内に表示形式で
展開する。表示制御部20は前記表示用バッファ21の
内容を常に表示装置22に表示する。これにより、表示
装置22には文書バッファ19に格納された文書が常に
表示される。
【0014】図2は図1に示した装置における文字列の
入力から変換候補の表示までの処理の流れを示したフロ
ーチャートである。ステップ201にて、表示装置22
と一体化された入力装置1上の文書入力領域に記入され
た筆跡は文字認識部5によって認識されて文字コードと
なる。ステップ202にてコード化された文字は漢字仮
名変換用バッファ9に順次格納され、単語・文節等の適
当な文字列単位となると、漢字仮名変換部8によって仮
名文字列に変換された後、ステップ203にて、仮名漢
字変換用バッファ12に格納される。この時の漢字仮名
変換候補の数をステップ204にて変数nにセットす
る。次に、全ての候補について仮名漢字変換を行なうた
めにカウンタiに0をステップ205にてセットする。
仮名漢字変換部11はステップ206にて仮名漢字変換
用バッファ12の第i番目に格納されている仮名文字列
を仮名漢字変換し、その時得られた仮名漢字変換候補は
変換候補制御部14を通して変換候補バッファ16にス
テップ207にて格納される。又、読み仮名付加部15
はステップ208にて仮名漢字変換を行なった仮名文字
列を変換候補バッファ16に格納する。続いて、次の漢
字仮名候補を仮名漢字変換するために、カウンタiをス
テップ209にて1進め、ステップ210にてiがnよ
り小さい場合は次の漢字仮名変換候補が存在することを
意味するため、ステップ206に戻って、再び仮名漢字
変換を行なう。ステップ210にてiがn以上である場
合は漢字仮名変換候補が存在しない場合に相当するた
め、ステップ211へ進む。ステップ211にて、変換
候補制御部14は変換候補バッファ16の第1候補を仮
に選択された候補として、表示装置22の画面上の文書
中に表示する。同時に、読み仮名表示部17は変換候補
バッファ16から対応する読み仮名を取り出し、前記文
書中に表示された変換候補の上方にルビで表示する。そ
の時、読み仮名表示部17は表示する読み仮名以外の読
み仮名が存在するか否かを調査し、存在する場合はステ
ップ212のnが1より大きい場合に対応し、ステップ
213へ進む。一方、存在しない場合はステップ212
のnが1以下である場合に相当し、ステップ214へ進
む。ステップ213にて読み仮名表示部17は表示装置
22上の同音語候補につけられたルビに上線を施して表
示する。ステップ214にて読み仮名表示部17は表示
装置22上の同音語候補にルビだけを付けて表示する。
オペレータは、読み仮名によって意図した同音語候補が
出力されているか否かを知り、更に上線の有無によって
表示中の読みと異なる読みの変換候補が存在することを
容易に知ることができる。
【0015】図3は、図1に示した装置によって複数の
異なる読みの変換候補が存在する場合の次候補選択を行
なう際の処理の流れを示したフローチャートである。仮
に同音語候補が選択されて表示装置22の画面上の文書
中に表示された場合、まず、ステップ301にて表示さ
れた候補に同音語候補が存在するか否かを判定し、存在
する場合はステップ302に進み、存在しない場合はス
テップ303へ進む。ステップ302では次候補の選択
モードを同音語選択モードに設定し、ステップ303で
は別読み選択モードに設定する。次に、オペレータがス
テップ304にてペン入力により候補選択或いは確定を
行なうが、この際ピックされた座標位置が表示装置22
の画面に表示中の変換候補の読み仮名の所であったか、
候補文字の所であったかをステップ305にて判定し、
上記いずれかの場合はステップ306へ進み、いずれで
もない場合はステップ309へ進む。ステップ306で
は前記ピックされた座標位置が候補文字の読み仮名上で
あったか否かを判定し、読み仮名上であった場合はステ
ップ307へ進み、読み仮名上でない、即ち候補文字上
であった場合はステップ308へ進む。ステップ307
では別読みの候補を選択するために別読み選択モードに
装置を設定した後、ステップ304へ戻る。ステップ3
08では読みの同じ候補を選択するために同音語選択モ
ードに装置を設定した後、ステップ304へ戻る。
【0016】一方、ステップ309に進んだ場合、ピッ
クされた前記座標位置が次候補アイコン上であったか否
かを判定し、次候補アイコン上であった場合はステップ
310に進み、そうでない場合はステップ314へ進
む。ステップ310では同音語選択モードか否かを判定
し、そうである場合はステップ311へ進み、そうでな
い場合はステップ312へ進む。ステップ311では、
変換候補バッファ16から読みが同じ同音語候補を取り
出して、これを表示装置22に表示した後、ステップ3
04へ戻る。ステップ312に進んだ場合は別読み選択
モードであるため、ここで変換候補バッファ16から読
みの異なる次候補同音語を取り出して表示装置22に表
示すると共に、ステップ313にて新たな候補の読み仮
名を同表示装置22にルビで表示した後、ステップ30
4へ戻る。ステップ314へ進んだ場合、ここで確定ア
イコンがピックされたか否かを判定し、ピックされない
場合はステップ304へ戻り、ピックされて場合はステ
ップ315へ進む。選択モードの切り替え及び次候補選
択処理が終了すると、上記のように確定アイコンがピッ
クされるか、或いは次の文字の入力が開始されるので、
表示中の候補が確定されたとして、ステップ315にて
確定された候補文字列を変換候補バッファ16から読み
出して文書バッファ19に格納する。これにより、ステ
ップ316にて表示装置22に表示された確定された候
補文字から読み仮名が消去され処理が終了する。
【0017】図4は図1に示した装置を用いて「踊り場
に立つと階上から音が聞こえた」という文書を作成する
ために、「階上から」を「かい上から」と入力した場合
の入力画面の一例である。図4(A)は「かい上から」
をペンで入力した直後を示しており、直前部分までは既
に認識処理・候補選択が終了しているため、コード化さ
れた文字で表示されている。図4(B)は「かい上か
ら」が認識され、漢字仮名変換及び仮名漢字変換が行な
われ、第1候補として「階上」が文書中に表示されてい
る。また、その読み仮名として「かいじょう」がルビで
表示されている。「階上」に下線が表示されているのは
同音語候補が存在すること、「かいじょう」が上線引き
で表示されているのは、異なる読みの変換候補が存在す
ることをそれぞれ示している。変換候補の確定が行われ
ると、読み仮名及び同音語を示す下線が消去され図4
(C)に示す状態となる。
【0018】図5は、次候補選択の一例を示したもの
で、図5(A)は、図4と同じ文書を入力した際に第1
候補として「海上」が出力された場合を示している。オ
ペレータが同音語の次候補を選択するが、本例では制御
アイコン領域に設定される次候補アイコンがトグル状と
なっており、同音語と、別読みの次候補とのいずれを選
択するかを切り替えて使用する。切り替えは読み仮名を
ピックするか、変換候補をピックするかによって行なわ
れ、仮名漢字変換が終了した状態ではデフォルトとし
て、同音語選択モードになる。また、この次候補アイコ
ンはトグル状とせず、2種類を準備しても構わない。通
常の同音語選択の場合は図4(B)及び(C)と同様の
状態となる。一方、図5(B)に示すように第1候補が
目的と異なる読みの「買上」であった場合、異なる読み
の候補を選択するために読み仮名部分をピックし、図5
(C)に示すように次候補のモードを別読みに切り替え
る。続いて次候補アイコンをピックすることにより、図
5(D)に示すように異なる読みの候補が表示される。
【0019】図6は、変換候補の一括選択を行なう際の
一例を示している。オペレータが制御アイコン領域に設
定される一括選択アイコンをピックすることで、一括選
択表示部18により表示装置22の画面に一括選択用の
ウインドウが開く。このウインドウ上で変換候補は同音
語単位でまとめられ、その読み仮名も併せて表示され
る。候補の選択は変換候補文字列をペンで直接ピックす
る等によって行なわれる。
【0020】図7は、図1に示した変換候補バッファ1
6の記憶内容例を示しており、「かい上」の変換候補が
格納されている。図中のOxffは同音語の開始及び読みの
開始を、Oxfeは読みの終了及び候補文字列の開始を、Ox
00は各変更候補文字列の終端を、Oxfcは全変更候補の終
端をそれぞれ示すセパレータである。それぞれのセパレ
ータによって区画されて各読み及び候補文字列が格納さ
れている。
【0021】本実施例によれば、手書き入力の漢字混じ
り文字列を漢字混じり仮名漢字に変換する際に生じる同
音語候補を選択する際に、前記同音語候補に対し読み仮
名を付加して表示装置22の画面上に表示することがで
き、且つ異なる読み仮名があった場合は上線が施された
ルビで表示するため、複数の異なる読みの同音語候補が
存在した場合にもオペレータの望む文字の変換候補であ
るか否かを容易に判断することができる。又、第1候補
で誤った読みの候補を出力された場合も、次候補選択で
は希望する読みを先に選択した後、同音語選択すること
ができると共に、一括選択では読み別に並べられた同音
語候補から選択を行うことができるため、漢字混じり仮
名漢字変換時の変換候補選択作業を効率よく行うことが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の文書作成装置
によれば、漢字混じり仮名漢字変換時に複数の異なる読
みの同音語候補が存在した場合にも、オペレータに望む
同音語候補を容易に選択させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書作成装置の一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】図1に示した装置における文字列の入力から変
換候補の表示までの処理の流れを示したフローチャー
ト。
【図3】図1に示した装置によって複数の異なる読みの
変換候補が存在する場合の次候補選択を行なう際の処理
の流れを示したフローチャート。
【図4】図1に示した装置を用いて「踊り場に立つと階
上から音が聞こえた」という文書を作成するために、
「階上から」を「かい上から」と入力した場合の入力画
面例を示した図。
【図5】図1に示した表示装置に表示された次候補選択
の画面例を示した図。
【図6】図1に示した表示装置に表示された変換候補の
一括選択を行なう際の画面例を示した図。
【図7】図1に示した変換候補バッファの記憶内容例を
示した模式図。
【符号の説明】
1…入力装置 2…入力制御部 3…入力バッファ 4…書式制御部 5…文字認識部 6…認識用バッ
ファ 7…認識辞書 8…漢字仮名変
換部 9…漢字仮名変換用バッファ 10…漢字仮名
変換辞書 11…仮名漢字変換部 12…仮名漢字
変換用バッファ 13…仮名漢字変換辞書 14…変換候補
制御部 15…読み仮名付加部 16…変換候補
バッファ 17…読み仮名表示部 18…変換候補
選択・表示部 19…文書バッファ 20…表示制御
部 21…表示用バッファ 22…表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された漢字混じり文字列を漢字混じ
    り仮名漢字変換して得られた同音語候補を表示してオペ
    レータに選択させることにより、文書を編集/作成する
    文書作成装置において、前記同音語候補に読み仮名を付
    ける読み仮名付加手段と、この読み仮名付加手段により
    付けられた読み仮名を前記同音語候補にリンクして表示
    すると共に別の読み仮名の候補がある場合にはこれを示
    す文字修飾或いは輝度変化により前記表示を行うよみ仮
    名表示手段と、別の読み仮名の同音語候補を選択するモ
    ードを設定する第1の設定手段と、同じ読みの同音語候
    補を選択するモードを設定する第2の設定手段と、第1
    の設定手段により別の読み仮名の同音語候補の選択モー
    ドが設定されると別の読みの読み仮名の同音語候補を表
    示し、第2の設定手段により同じ読みの同音語候補が設
    定されると同じ読みの次候補同音語を表示する変換候補
    表示手段とを具備したことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 前記変換候補表示手段は読み同音語候補
    を仮名別に一括して表示することを特徴とする請求項1
    記載の文書作成装置。
JP4263991A 1992-10-02 1992-10-02 文書作成装置 Pending JPH06119314A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4263991A JPH06119314A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 文書作成装置

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JP4263991A JPH06119314A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 文書作成装置

Publications (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016062310A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 カシオ計算機株式会社 入力装置、入力方法及びプログラム
JP2018198043A (ja) * 2017-05-22 2018-12-13 ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド 文字や単語を入力する方法、及び入力システム

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