JPH09144349A - 補強部材の取付構造 - Google Patents
補強部材の取付構造Info
- Publication number
- JPH09144349A JPH09144349A JP7339841A JP33984195A JPH09144349A JP H09144349 A JPH09144349 A JP H09144349A JP 7339841 A JP7339841 A JP 7339841A JP 33984195 A JP33984195 A JP 33984195A JP H09144349 A JPH09144349 A JP H09144349A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing member
- back frame
- opening
- attached
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】容易に施工ができ、かつ、位置の調整を容易に
行なえる補強部材５の取付構造を提供することにある。 【解決手段】壁パネル１裏に開口部３ａが壁パネル１裏
方向に向けて取付けられた断面視Ｃの字形状の裏枠体３
に、補強部材５を取付る構造において、該開口部３ａ幅
よりも一辺が小さい幅で、かつ、他辺が裏枠体３の内法
幅よりも大きい幅の略長方形状をしてなるナット部７
を、補強部材５にネジ６にて取付けて、該ナット部７を
開口部３ａに挿入して、ネジ６を締め付けることによ
り、ナット部７と補強部材５にて開口端部３ｂを挟み込
み、裏枠体３に補強部材を取付けていること。
行なえる補強部材５の取付構造を提供することにある。 【解決手段】壁パネル１裏に開口部３ａが壁パネル１裏
方向に向けて取付けられた断面視Ｃの字形状の裏枠体３
に、補強部材５を取付る構造において、該開口部３ａ幅
よりも一辺が小さい幅で、かつ、他辺が裏枠体３の内法
幅よりも大きい幅の略長方形状をしてなるナット部７
を、補強部材５にネジ６にて取付けて、該ナット部７を
開口部３ａに挿入して、ネジ６を締め付けることによ
り、ナット部７と補強部材５にて開口端部３ｂを挟み込
み、裏枠体３に補強部材を取付けていること。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、補強部材の取付構
造に関するものである。詳しくは、壁パネルを構成する
断面視Ｃの字形状の裏枠体に補強部材を取付ける構造に
関するものである。
造に関するものである。詳しくは、壁パネルを構成する
断面視Ｃの字形状の裏枠体に補強部材を取付ける構造に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】足腰等の筋力が低下した高齢者が、自分
の身体を支持し歩行や立上り等の動作を容易にできるよ
うに、室内の壁面に手摺り８を取付けるが、床パンに壁
パネル１を立設して、その壁パネル１の上に天井パネル
を載置してユニット化される浴室、トイレなどのユニッ
トルーム１０においては、手摺り８にかかる荷重を受け
るために壁パネル１の裏面に補強部材５を取付けて、こ
の補強部材５に壁パネル１を介して手摺り８を設けてい
る。図６に示すように、壁パネル１は、基板２の表側に
タイル４を貼り、基板２の裏側に縦横に裏枠体３を取付
けて構成されており、この裏枠体３の所定の位置に補強
部材５をネジ６止めしている。
の身体を支持し歩行や立上り等の動作を容易にできるよ
うに、室内の壁面に手摺り８を取付けるが、床パンに壁
パネル１を立設して、その壁パネル１の上に天井パネル
を載置してユニット化される浴室、トイレなどのユニッ
トルーム１０においては、手摺り８にかかる荷重を受け
るために壁パネル１の裏面に補強部材５を取付けて、こ
の補強部材５に壁パネル１を介して手摺り８を設けてい
る。図６に示すように、壁パネル１は、基板２の表側に
タイル４を貼り、基板２の裏側に縦横に裏枠体３を取付
けて構成されており、この裏枠体３の所定の位置に補強
部材５をネジ６止めしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
補強部材５の取付構造においては、ネジ６止めした後で
は、補強部材５の位置を調整できず、初めから正確な取
付位置に補強部材５を持ってきて、片手で補強部材５を
押さえながら、他方の手でネジ６止めしなければなら
ず、施工性が悪かった。例えば、ドリルネジ６で固定す
る場合は、かなりの力が必要であり、片手で行なうに
は、難しく、また、タッピンネジ６を使用する場合は、
下孔を開けておく必要があり、施工工数が増えてしまう
といった問題が生じてしまう。
補強部材５の取付構造においては、ネジ６止めした後で
は、補強部材５の位置を調整できず、初めから正確な取
付位置に補強部材５を持ってきて、片手で補強部材５を
押さえながら、他方の手でネジ６止めしなければなら
ず、施工性が悪かった。例えば、ドリルネジ６で固定す
る場合は、かなりの力が必要であり、片手で行なうに
は、難しく、また、タッピンネジ６を使用する場合は、
下孔を開けておく必要があり、施工工数が増えてしまう
といった問題が生じてしまう。
【０００４】以上の問題点に鑑み、本発明では、容易に
施工ができ、かつ、位置の調整を容易に行なえる補強部
材５の取付構造を提供することにある。
施工ができ、かつ、位置の調整を容易に行なえる補強部
材５の取付構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の請求項１の発明において、壁パネル１裏に開口部
３ａが壁パネル１裏方向に向けて取付けられた断面視Ｃ
の字形状の裏枠体３に、補強部材５を取付る構造におい
て、該開口部幅３Ａよりも一辺が小さい幅７Ｃで（３Ａ
＞７Ｃ）、かつ、他辺が裏枠体３の内法幅３Ｂよりも大
きい幅７Ｄ（３Ｂ＜７Ｄ）の略長方形状をしてなるナッ
ト部７を、補強部材５にネジ６にて取付けて、該ナット
部７を開口部３ａに挿入して、ネジ６を締め付けること
により、ナット部７と補強部材５にて開口端部３ｂを挟
み込み、裏枠体３に補強部材５を取付けているので、予
めナット部７を補強部材５に緩く取付けておき、ナット
部７のみを開口部３ａより挿入して、ナット部７を取付
けているネジ６を回すだけで、ナット部７が裏枠体３内
法の壁面に当接し、ナット部７が回転するのが阻止され
て、締め付けられて、裏枠体３に穴を開けずに、補強部
材５を裏枠体３に取付ることができる。また、取付けた
後にでも、開口方向にスライドさせて、取付位置の微調
整を簡単にできる。そのため、施工の簡略化、省力化、
工数の削減が可能となり、施工性が向上する。
発明の請求項１の発明において、壁パネル１裏に開口部
３ａが壁パネル１裏方向に向けて取付けられた断面視Ｃ
の字形状の裏枠体３に、補強部材５を取付る構造におい
て、該開口部幅３Ａよりも一辺が小さい幅７Ｃで（３Ａ
＞７Ｃ）、かつ、他辺が裏枠体３の内法幅３Ｂよりも大
きい幅７Ｄ（３Ｂ＜７Ｄ）の略長方形状をしてなるナッ
ト部７を、補強部材５にネジ６にて取付けて、該ナット
部７を開口部３ａに挿入して、ネジ６を締め付けること
により、ナット部７と補強部材５にて開口端部３ｂを挟
み込み、裏枠体３に補強部材５を取付けているので、予
めナット部７を補強部材５に緩く取付けておき、ナット
部７のみを開口部３ａより挿入して、ナット部７を取付
けているネジ６を回すだけで、ナット部７が裏枠体３内
法の壁面に当接し、ナット部７が回転するのが阻止され
て、締め付けられて、裏枠体３に穴を開けずに、補強部
材５を裏枠体３に取付ることができる。また、取付けた
後にでも、開口方向にスライドさせて、取付位置の微調
整を簡単にできる。そのため、施工の簡略化、省力化、
工数の削減が可能となり、施工性が向上する。
【０００６】本発明の請求項２の発明において、前記ナ
ット部７は、コーナー部７ａを切り欠いてなるので、ナ
ット部７と開口端部３ｂとの当接面積を広くすることが
できる。そのため、補強部材５を壁パネル１の裏面に強
固に取付けることができる。
ット部７は、コーナー部７ａを切り欠いてなるので、ナ
ット部７と開口端部３ｂとの当接面積を広くすることが
できる。そのため、補強部材５を壁パネル１の裏面に強
固に取付けることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面を参照しつつ説明する。図１は、本発明の一実施の
形態に係る補強部材５の取付構造を示す。図２は、本発
明の一実施の形態に係るナット部７と開口端部３ａの取
付状態を示す。図３は、本発明の一実施の形態に係る補
強部材５の取付施工手順を示す。図４は、本発明の一実
施の形態に係る壁パネル１裏面の補強部材５の取付状態
を示す。図５は、本発明の一実施の形態に係る補強部材
５の取付けたユニットルーム１０を示す。
図面を参照しつつ説明する。図１は、本発明の一実施の
形態に係る補強部材５の取付構造を示す。図２は、本発
明の一実施の形態に係るナット部７と開口端部３ａの取
付状態を示す。図３は、本発明の一実施の形態に係る補
強部材５の取付施工手順を示す。図４は、本発明の一実
施の形態に係る壁パネル１裏面の補強部材５の取付状態
を示す。図５は、本発明の一実施の形態に係る補強部材
５の取付けたユニットルーム１０を示す。
【０００８】図１に示すように、浴室、トイレ等のユニ
ットルーム１０の壁を構成している壁パネル１は、基板
２の上にタイル４を貼り、その基板２の裏側には、縦横
に裏枠体３を取付てなる。この裏枠体３は、断面視Ｃの
字形状をしており、開口部３ａが裏方向に向くように取
付られている。
ットルーム１０の壁を構成している壁パネル１は、基板
２の上にタイル４を貼り、その基板２の裏側には、縦横
に裏枠体３を取付てなる。この裏枠体３は、断面視Ｃの
字形状をしており、開口部３ａが裏方向に向くように取
付られている。
【０００９】前記裏枠体３に補強部材５の取付手順を図
２、３にて説明する。ナット部７は、前記裏枠体３の断
面視Ｃの字形状の開口部幅３Ａよりも一辺が小さい幅７
Ｃ（３Ａ＞７Ｃ）で、かつ、他辺が裏枠体３の内法幅３
Ｂよりも大きい幅７Ｄ（３Ｂ＜７Ｄ）の略長方形状をし
てなる細長形状に形成されている。
２、３にて説明する。ナット部７は、前記裏枠体３の断
面視Ｃの字形状の開口部幅３Ａよりも一辺が小さい幅７
Ｃ（３Ａ＞７Ｃ）で、かつ、他辺が裏枠体３の内法幅３
Ｂよりも大きい幅７Ｄ（３Ｂ＜７Ｄ）の略長方形状をし
てなる細長形状に形成されている。
【００１０】このナット部７を予めネジ６にて補強部材
５に緩めに取付ておく。ナット部７の一辺７Ｃは開口部
幅３Ａよりも幅狭に形成しているため（３Ａ＞７Ｃ）、
開口部３ａ内にナット部７を挿入することができる。こ
の挿入した状態にて、再度ネジ６を締め付けていく。
５に緩めに取付ておく。ナット部７の一辺７Ｃは開口部
幅３Ａよりも幅狭に形成しているため（３Ａ＞７Ｃ）、
開口部３ａ内にナット部７を挿入することができる。こ
の挿入した状態にて、再度ネジ６を締め付けていく。
【００１１】ネジ６を締め付けることにより、ナット部
７の他辺７Ｄを裏枠体３の内法幅３Ｂよりも幅広に形成
したので（３Ｂ＜７Ｄ）、図２に示すように、裏枠体３
にナット部７の端部が若干回転して当接し、それ以上、
ナット部７が回転しないように阻止される。これによ
り、ナット部７が回転せずに、ネジ６を締め付けていく
ことができ、ナット部７と補強部材５にて開口端部３ｂ
を挟み込んで、補強部材５を断面視Ｃの字形状の裏枠体
３に取付ることができる。
７の他辺７Ｄを裏枠体３の内法幅３Ｂよりも幅広に形成
したので（３Ｂ＜７Ｄ）、図２に示すように、裏枠体３
にナット部７の端部が若干回転して当接し、それ以上、
ナット部７が回転しないように阻止される。これによ
り、ナット部７が回転せずに、ネジ６を締め付けていく
ことができ、ナット部７と補強部材５にて開口端部３ｂ
を挟み込んで、補強部材５を断面視Ｃの字形状の裏枠体
３に取付ることができる。
【００１２】また、図４に示すように、縦方向の裏枠体
３に補強部材５を取付ける場合は、上下方向に補強部材
５をスライドさせて、取付位置の高さ調整をすることが
できる。同様に横方向の裏枠体３に補強部材５を取付け
る場合は、左右方向にスライドさせ横方向の取付位置の
調整をすることができる。
３に補強部材５を取付ける場合は、上下方向に補強部材
５をスライドさせて、取付位置の高さ調整をすることが
できる。同様に横方向の裏枠体３に補強部材５を取付け
る場合は、左右方向にスライドさせ横方向の取付位置の
調整をすることができる。
【００１３】なお、取付強度を増すために、ナット部７
は、図２に示すように長方形のコーナー部７ａを切り欠
いた形状として、締め込んだときに裏枠体３の開口端部
３ｂとナット部７の当接面積が大きくなるようにして保
持力を増すことができ、強固に取付けることができる。
は、図２に示すように長方形のコーナー部７ａを切り欠
いた形状として、締め込んだときに裏枠体３の開口端部
３ｂとナット部７の当接面積が大きくなるようにして保
持力を増すことができ、強固に取付けることができる。
【００１４】以上により、簡単に補強部材５を壁パネル
１裏に取付ることができる。その結果、図５に示すよう
に、十分な強度をもつ補強部材５に支持して、室内に手
摺り８等の器具類を取付けることができる。
１裏に取付ることができる。その結果、図５に示すよう
に、十分な強度をもつ補強部材５に支持して、室内に手
摺り８等の器具類を取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る補強部材の取付構
造を示す。
造を示す。
【図２】本発明の一実施の形態に係るナット部と開口端
部の取付状態を示す。
部の取付状態を示す。
【図３】本発明の一実施の形態に係る補強部材の取付施
工手順を示す。
工手順を示す。
【図４】本発明の一実施の形態に係る壁パネル裏面の補
強部材取付状態を示す。
強部材取付状態を示す。
【図５】本発明の一実施の形態に係るユニットルームを
示す。
示す。
【図６】従来の補強部材の取付構造を示す。
１ 壁パネル ２ 基板 ３ 裏枠体 ３ａ 開口部 ３ｂ 開口端部 ４ タイル ５ 補強部材 ６ ネジ ７ ナット部 ７ａ コーナー部 ８ 手摺り １０ ユニットルーム
Claims (2)
- 【請求項１】壁パネル裏に開口部が壁パネル裏方向に向
けて取付けられた断面視Ｃの字形状の裏枠体に、補強部
材を取付る構造において、 該開口部幅よりも一辺が小さい幅で、かつ、他辺が裏枠
体の内法幅よりも大きい幅の略長方形状をしてなるナッ
ト部を、補強部材にネジにて取付けて、該ナット部を開
口部に挿入して、ネジを締め付けることにより、ナット
部と補強部材にて開口端部を挟み込み、裏枠体に補強部
材を取付けることを特徴とする補強部材の取付構造。 - 【請求項２】前記ナット部は、コーナー部を切り欠いて
なることを特徴とする請求項１に記載の補強部材の取付
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7339841A JPH09144349A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 補強部材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7339841A JPH09144349A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 補強部材の取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09144349A true JPH09144349A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18331330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7339841A Pending JPH09144349A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 補強部材の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09144349A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015001053A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | ミサワホーム株式会社 | 屋外設置物の留付方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51102906U (ja) * | 1975-02-17 | 1976-08-18 | ||
| JPS5958129U (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-16 | 東陶機器株式会社 | ユニツトル−ムにおける側壁パネル |
| JPH0532602U (ja) * | 1991-08-21 | 1993-04-30 | 積水化学工業株式会社 | 浴室の手摺壁パネル取り付け構造 |
| JPH0547136U (ja) * | 1991-12-02 | 1993-06-22 | 株式会社フジタ | 天井装着部材用固定金具及び固定部の構造 |
| JPH0643156U (ja) * | 1992-11-10 | 1994-06-07 | 株式会社イナックス | ユニットルーム |
| JPH0662013U (ja) * | 1993-02-15 | 1994-09-02 | 積水ハウス株式会社 | 溝形鋼への取付け用金具 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP7339841A patent/JPH09144349A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51102906U (ja) * | 1975-02-17 | 1976-08-18 | ||
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015001053A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | ミサワホーム株式会社 | 屋外設置物の留付方法 |
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