JPH09142629A - ベルトコンベア - Google Patents

ベルトコンベア

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Publication number
JPH09142629A
JPH09142629A JP30251295A JP30251295A JPH09142629A JP H09142629 A JPH09142629 A JP H09142629A JP 30251295 A JP30251295 A JP 30251295A JP 30251295 A JP30251295 A JP 30251295A JP H09142629 A JPH09142629 A JP H09142629A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
rollers
belt conveyor
small
conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP30251295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Fujita
一樹 藤田
Mamoru Maenaka
衛 前中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitta Corp filed Critical Nitta Corp
Priority to JP30251295A priority Critical patent/JPH09142629A/ja
Publication of JPH09142629A publication Critical patent/JPH09142629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ventilation (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井壁をエアーフィルタで構成したクリーン
ルーム内で使用した場合でも被搬送物に塵が付着しにく
いベルトコンベアを提供すること。 【解決手段】 間隔を設けて小径ローラ1,1を配置す
ると共に前記した各小径ローラ1の下方にそれぞれ駆動
ローラ2を設け、前記小径ローラ1,1及び駆動ローラ
2,2の外周面を利用してループ状のベルト3を張設
し、前記駆動ローラ2,2を同期回転させるようにした
ものであって、コンベア自体から発生した微細な塵がベ
ルト3の搬送面側に付着しないようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベルトコンベア
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ベルトコンベアは一般に図4に示すよう
に一対のローラ90,90相互間にベルト91を張設す
ると共に前記ベルト91の内側面に駆動ローラ93を接
触させて構成してあり、前記駆動ローラ93へのベルト
91の巻付け角度を大きくしてこれら相互間のスリップ
を防ぐべくローラ92,92を設けている。
【0003】したがって、駆動ローラ93の回転力はベ
ルト91の回転力として有効に伝達され、ベルト91の
搬送面に載置された被搬送物は円滑に移送される。
【0004】しかしながら、上記ベルトコンベアでは、
例えば、天井壁をエアーフィルタで構成したクリーンル
ーム内において、上部開放の箱体内に収容する態様でウ
エハーを移送するような場合、ウエハーに微細な塵が付
着する危険性がある。
【0005】何故ならば、ローラ92,92と接触して
いるベルト部分が搬送面側であることからローラ92や
ベルト91から発生した微細な塵がベルト91の搬送面
側に付着し、エアーフィルタからのエアーが直接ベルト
91の搬送面にあたったときに前記塵が舞い上がってク
リーンルーム内を汚染するからである。また、上記ベル
トコンベアでは、コンベア相互の乗り継ぎのときにウエ
ハーを収容した箱体が移送方向前方側のコンベアのベル
トに衝突し、その際に生じる振動により発塵を引き起こ
す可能性もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、天井壁をエアーフィルタで構成したクリーンルーム
内で使用した場合でも被搬送物に塵が付着しにくいベル
トコンベアを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のベルトコンベ
アは、間隔を設けて小径ローラ1,1を配置すると共に
前記した各小径ローラ1の下方にそれぞれ駆動ローラ2
を設け、前記小径ローラ1,1及び駆動ローラ2,2の
外周面を利用してループ状のベルト3を張設し、前記駆
動ローラ2,2を同期回転させるようにしたものであっ
て、コンベア自体から発生した微細な塵がベルト3の搬
送面側に付着しないようにしてある。
【0008】つまり、このベルトコンベアでは、天井壁
をエアーフィルタで構成したクリーンルーム内で使用し
た場合でも、塵が舞い上がってクリーンルーム内を汚染
するようことはないから、被搬送物に微細な塵が付着す
る危険性は少ない。また、コンベア相互の乗り継ぎのと
きに被搬送物が移送方向前方側のコンベアのベルトに衝
突する危険性は回避できるから乗り継ぎの際に発塵を引
き起こす可能性も少なく、その結果、被搬送物に微細な
塵が付着する危険性は少ない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面に従って説明する。
【0010】このベルトコンベアは、天井壁をエアーフ
ィルタで構成したクリーンルーム内において図3に示す
ように、上部開放の箱体B内に収容する態様でウエハー
Uを移送するような場合に使用されるものであり、並設
した二本のベルト3に掛け渡す態様で前記箱体Bを移送
するようにしている。 〔ベルトコンベアの基本構造について〕このベルトコン
ベアは、基本的には、図1や図2に示すように、間隔を
設けて配置された小径ローラ1a,1b(二つを並設
け)と、小径ローラ1a,1a及び小径ローラ1b,1
bの下方にそれぞれ設けられた駆動ローラ2と、前記小
径ローラ1a,1b及び駆動ローラ2,2の外周面を利
用して張設されたループ状のベルト3と、前記小径ロー
ラ1a,1b相互間に設けられた多数の荷重受け用ロー
ラ4と、前記駆動ローラ2を回転させる駆動機構5と、
上記箱体Bを一定の軌跡で移動させるためのガイド6
と、前記したコンベア構成物が取り付けられる架台7と
から構成されている。 〔小径ローラ1a,1bについて〕小径ローラ1a,1
bはその直径を20mm程度に設定した外周面をクラウ
ンとしたものであり、図1に示すように架台7の最上部
材7aの上端両側部近傍にブラケット(図示せず)を介
して回転自在に取り付けられている。なお、この実施形
態では小径ローラ1,1の軸心間距離は1500mmに
設定してある。
【0011】したがって、この部分の構成を小径ローラ
1a,1bとしたことからナイフエッジ式のものと比較
して発塵の可能性は極めて低くなる。 〔駆動ローラ2について〕駆動ローラ2,2はその直径
を60mm程度に設定した二つのクラウン部を有するも
のであり、図1や図2に示すように、架台7の中間部材
7aに配置された一対のブラケット70に軸受け71を
介して回転自在に取り付けられている。
【0012】なお、この実施形態では駆動ローラ2,2
相互間距離を1200mmとすることにより駆動ローラ
2へのベルト3の巻付け角を比較的大きくしてあり、駆
動ローラ2とベルト3とのスリップの発生を防止してい
る。 〔ベルト3について〕ベルト3は、織物にゴム板を加硫
接着して成る一般的なものを使用しており、ベルト幅を
50mmに設定してある。このベルト3は図1や図3に
示すように、小径ローラ1a,1b及び駆動ローラ2,
2並びに荷重受け用ローラ4の外周面を利用して張設さ
れており、このことから課題を解決する手段の欄の後段
部分に記載したように、これらローラ1a,1b,2,
4とベルト3とから発生した微細な塵がベルト3の搬送
面側に付着しない。〔荷重受け用ローラ4について〕荷
重受け用ローラ4はその直径を40mm程度に設定した
外周面をクラウンとしたものであり、図2に示すように
架台7の最上部材7bに配置されたブラケット72に回
転自在に取り付けられている。 〔駆動機構5について〕駆動機構5は、図1や図3に示
すように、上記中間部材7aの下面に取り付けられたモ
ータ50と、前記モータ50の出力軸に取り付けられた
プーリ51と、中間部材7aにブラケットを介して回転
自在に取り付けられたプーリ52,52と、上記駆動ロ
ーラ2の延長軸20に取り付けられたプーリ53,53
と、プーリ51,52,53に張設された伝動用ベルト
54とから構成されている。したがって、モータ50を
回転状態にすると、プーリ51,52,53及び伝動用
ベルト54を介して駆動ローラ2は回転し、ベルト3は
回転状態になる。 〔ガイド6について〕ガイド6は、図1や図2に示すよ
うに、上記最上部材7bの上面に設けられた一対のブラ
ケット60,61と、前記ブラケット61の内面側に回
転自在に取り付けられた小ローラ62とから構成されて
おり、ウエハーUが収容された箱体Bは同図に示すよう
に、小ローラ62,62により挟み込まれるようにして
移動せしめられる。 〔架台7について〕架台7は、図1や図2に示すよう
に、市販されている型鋼を組み合わせ溶接して構成され
ている。
【0013】このベルトコンベアは上記の上記のような
構成であるから、天井壁をエアーフィルタで構成したク
リーンルーム内において図3に示すように、上部開放の
箱体B内に収容する態様でウエハーUを移送するような
場合でも、前記ウエハーUがコンベア自体から発生した
微細な塵が舞い上がってクリーンルーム内を汚染するよ
うことはないから、被搬送物に微細な塵が付着する危険
性は少ない。コンベアの乗り継ぎ時においても同様であ
る。
【0014】なお、この発明のベルトコンベアは上記実
施形態に限定されるものではなく、一本のベルトを小径
ローラと二本のモーターローラとの外周面を利用して張
設するような形態でもよい。
【0015】
【発明の効果】課題を解決するための手段の欄に記載し
た作用の内容から、天井壁をエアーフィルタで構成した
クリーンルーム内で使用した場合でも被搬送物に塵が付
着しにくいベルトコンベアを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のベルトコンベアの一部を
断面した側面図。
【図2】図1に示したベルトコンベアのX−X断面図。
【図3】図1に示したベルトコンベアの要部の斜視図。
【図4】一般的なベルトコンベアの概念図。
【符号の説明】
1 小径ローラ 2 駆動ローラ 3 ベルト 4 荷重受け用ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を設けて小径ローラ(1)(1)を
    配置すると共に前記した各小径ローラ(1)の下方にそ
    れぞれ駆動ローラ(2)を設け、前記小径ローラ(1)
    (1)及び駆動ローラ(2)(2)の外周面を利用して
    ループ状のベルト(3)を張設し、前記駆動ローラ
    (2)(2)を同期回転させるようにしたものであっ
    て、コンベア自体から発生した微細な塵がベルト(3)
    の搬送面側に付着しないようにしてあることを特徴とす
    るベルトコンベア。
  2. 【請求項2】 小径ローラ(1)(1)相互間に多数の
    荷重受け用ローラ(4)を具備させてあることを特徴と
    する請求項1記載のベルトコンベア。
JP30251295A 1995-11-21 1995-11-21 ベルトコンベア Pending JPH09142629A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30251295A JPH09142629A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 ベルトコンベア

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JP30251295A JPH09142629A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 ベルトコンベア

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JPH09142629A true JPH09142629A (ja) 1997-06-03

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ID=17909862

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JP30251295A Pending JPH09142629A (ja) 1995-11-21 1995-11-21 ベルトコンベア

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2835329A1 (en) 2013-08-09 2015-02-11 Miura Co., Ltd. Conveying apparatus comprising a pairs of hydraulic cylinders

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2835329A1 (en) 2013-08-09 2015-02-11 Miura Co., Ltd. Conveying apparatus comprising a pairs of hydraulic cylinders
US9327908B2 (en) 2013-08-09 2016-05-03 Miura Co., Ltd. Conveying apparatus

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