JPH0914248A - 緩み止めねじ及び緩み止めねじの製造方法 - Google Patents

緩み止めねじ及び緩み止めねじの製造方法

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JPH0914248A
JPH0914248A JP19894095A JP19894095A JPH0914248A JP H0914248 A JPH0914248 A JP H0914248A JP 19894095 A JP19894095 A JP 19894095A JP 19894095 A JP19894095 A JP 19894095A JP H0914248 A JPH0914248 A JP H0914248A
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JP
Japan
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collar
screw
head
loosening
seat surface
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Pending
Application number
JP19894095A
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English (en)
Inventor
Taizo Murao
泰造 村尾
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Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で確実な緩み止め力を有する緩み止
めねじの提供。 【構成】頭部2に一体のカップ状の鍔3にこれの周縁に
沿って延び且つ緩み方向に向かうに従って座面から突出
して傾斜するとともに緩み方向の端面4aが座面に対し
てほぼ直立した複数個の突片4を形成し、この突片4が
座面の周縁に沿い等間隔をおいて複数個形成された緩み
止めねじ1の構成。 【効果】ねじの回転中心から頭部座面の周縁の突片まで
の距離が長くなり、緩み止めねじの緩み方向の回転を阻
止するトルクを最大限大きくすることができ、大きな緩
み止め力が得られる。また、締付け時には鍔の弾性力は
最大限大きくなり、しかも鍔を有する頭部の座面と相手
材との接触位置もねじの中心から最大限離れることがで
きるので、緩み止め効果の高い緩み止めねじが得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじ締め時には相手材
上を滑り、緩み時には相手材に食い込んで緩み方向の回
転を阻止する突片を頭部と一体のカップ状の鍔の周縁近
くの座面に形成した緩み止めねじとこのねじの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、緩み止めねじとしては頭部の座面
に突起を形成してこの突起が緩み方向の回転を阻止する
ようにしたねじが多用されている。この種のねじではい
ずれも突起は頭部座面の中心から放射状に形成され、そ
の突起の断面形状はほぼ二等辺三角形状をなしている。
また、このように、頭部座面に突起を形成したねじであ
って、このねじの呼び径は4.0mmで、締付けトルク
を152〜183N・cm(15.5〜18.7Kgf
・cm)で締め付け、その緩みトルクの測定結果を表1
に示す。
【0003】
【表1】
【0004】この表1に示すように、突起を頭部座面に
形成した緩み止めねじの緩みトルクは63.7〜91.
1N・cm(6.5〜9.3Kgf・cm)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、このように
この種の緩み止めねじでは頭部の座面の突起が相手材に
食い込むことにより、緩み止めねじの緩み方向の回転を
阻止する一定の緩み止め効果が得られているが、前記突
起はねじの頭部座面に形成されているため、ねじの回転
中心から頭部座面の周縁までの突起の距離が短く、緩み
止めねじの緩み方向の回転を阻止するトルクを最大限大
きくすることができず、緩み止めの阻止力に限界があ
る。また、緩み止め効果を得るためにカップ状の鍔を頭
部座面に一体に形成したものもあるが、これは前記従来
例よりも相手材との接続部分がねじの回転中心から遠く
なっている分だけ緩み止め力は僅か大きくなるが、十分
な効果が得られない等の課題が生じている。
【0006】本発明の第1の目的は、上記課題を解消す
るとともに簡単な構成で確実な緩み止め力を有する緩み
止めねじの提供であり、本発明の第2の目的は、カップ
状の鍔を有する緩み止めねじにおいて、このカップ状の
鍔の周縁に突片を簡単に形成する緩み止めねじの製造方
法の提供である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
カップ状の鍔3を有する頭部2とねじ山5aを有する脚
部5とからなり、頭部2に一体の鍔3の座面にその周縁
に沿って延び且つ緩み方向に向かうに従って座面から緩
やかに傾斜しながら突出するとともに緩み方向の端面4
aが座面に対してほぼ直立した複数個の突片4を形成
し、しかもこの突片4が座面の周縁に沿い等間隔をおい
て複数個形成されたことにより達成される。
【0008】本発明の第2の目的は、所定寸法に切断さ
れた素材の一端に鍔3を有する頭部2を成形し、続いて
前記頭部2と一体の脚部5にローリング工程11におい
てねじ山5aを形成し、更に、鍔加工工程12におい
て、前記鍔3を脚部5の方向に末広がりのカップ状に成
形すると同時に前記鍔3の周縁に緩み方向に向かうに従
って座面から緩やかに傾斜しながら先端が突出するとと
もに緩み方向の端面4aが座面に対してほぼ直立した複
数個の突片4を形成する緩み止めねじの製造方法を提供
することにより達成される。
【0009】
【作 用】ねじ1を相手材6に対して締付けていくと、
このねじ1は座面が相手材6に接するまで締め付けられ
る。この時、カップ状の鍔3の周縁にある突片4は締付
け方向において緩やかに低くなるよう傾斜しているた
め、この突片4は相手材6上を滑りながら移動し、ねじ
1は所定締付けトルクに達すると、締付け完了となる。
一方、緩み方向の回転はこの突片4の緩み方向の端面4
aが相手材6に食い込むことになり、緩みが阻止され
る。しかも、鍔3の座面の突片4はその周縁近くで相手
材6に食い込むため、鍔3の座面と相手材6との接触位
置がねじの中心から最大限離れることができ、前記鍔4
の弾性力により得られる座面抵抗の増大と相まって座面
抵抗を最大限大きくすることができ、緩み止め効果の高
い緩み止めねじを提供することができる。
【0010】更に、このような緩み止めねじ1の製造
は、ヘッダ工程10でねじ1の頭部2の成形と同時に平
らな鍔3を作り、その後、ローリング工程11で脚部5
にねじ山5aを形成する。続いて鍔加工工程12におい
て、脚部5の方向に末広がりでカップ状の鍔3に成形
し、鍔3の周縁に等間隔をおいて複数個の突片4を形成
する。この後、表面処理工程13及び仕上げ処理工程1
4で必要に応じて熱処理及び鍍金処理を施し、製品とし
て完成させることにより、緩み止め効果の高い緩み止め
ねじ1が提供できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1において、1は緩み止めねじであり、周縁が
末広がりのカップ状の鍔3が付いた頭部2とねじ山5a
を有する脚部とからなっている。前記鍔3を有する頭部
2の座面は円錐形状となっており、この鍔3の周縁には
図3に示すように、三等分された位置にこの周縁に沿
い、座面より下方に突出する突片4が形成されている。
この突片4はねじ締め方向側が低くなるように緩やかに
傾斜しており、他方の緩み方向において、図2に示すよ
うに、突片4の端面4aは高くしかもほぼ座面に対して
直立して形成されている。これは緩み止めねじ1の緩み
方向への回転時にこの突片4が相手材6に食い込むよう
になっている。また、この突片4はこの実施例では、三
等分されて3個形成されているが、これは3個以上であ
れば、4個、5個、6個あるいはそれ以上であってもよ
い。
【0012】このような緩み止めねじ1を相手材6に締
付けると、カップ状の鍔3を有する頭部2の座面の突片
4がその緩い傾斜面側から徐々に相手材6に接触を始
め、更に、ねじ1を締付けると、図4に示すように、突
片4は相手材6に食い込みながら頭部2の座面が相手材
6に接触するまで無理なく締付けられる。この時、鍔3
を有する頭部2の座面の突片4が鍔3の周縁の近くに位
置しているため、緩み止めねじ1の中心から突片4まで
の距離が最大となり、突片4が相手材6に食い込んだ時
に緩み止めねじ1の緩み方向の回転を阻止するトルクは
最大限大きくなる。また、鍔3の突片4はその周縁近く
で相手材6に確実に食い込むから、鍔3を有する頭部2
の座面の突片4は相手材6の抵抗を大きく受けるととも
に、鍔3の弾性力により得られる座面抵抗の増大と相ま
って緩み止め力を最大限大きくすることができ、緩み止
め効果の高い緩み止めねじ1を提供することができる。
【0013】この実施例における緩み止めねじ1をねじ
の呼び径4.0mmで、締付けトルクを152〜183
N・cm(15.5〜18.7Kgf・cm)で締付
け、その緩みトルクの測定結果を表2に示す。
【0014】
【表2】
【0015】この表2に示すように、緩み止めねじの緩
みトルクは101〜190N・cm(10.3〜19.
4Kgf・cm)であり、従来に比べて緩み止め効果は
確実に向上する。
【0016】また、このような緩み止めねじ1の製造に
おいては、所定寸法にあらかじめ切断された素材(図示
せず)に対して図5に示すように、頭部2と平らな鍔3
を形成するヘッダ工程10に続いてねじ1の脚部5にね
じ山5aを形成する転造ダイス(図示せず)からなるロ
ーリング工程11を設ける。これに続いて、前記鍔3を
脚部5の方向に末広がりのカップ状に加工するとともに
鍔3に等間隔をおいて鍔3の周縁に沿い、突片4を形成
する鍔加工工程12を配置する。この鍔加工工程12は
平らな鍔3の外周を脚部5の先端方向へ押し出すと同時
に突片4がねじ1の締付け方向側が低くなるように緩や
かに傾斜し、緩み方向においてこの突片4の端面4aは
高くしかも座面にほぼ直立した面となるよう突出させる
構造のプレス加工である。この鍔加工工程12で得られ
た緩み止めねじ1はこの後、通常のねじ製造工程におい
て用いられる表面処理工程13及び仕上げ処理工程14
が配置されており、これにより必要に応じて熱処理及び
鍍金処理が施されるようになっている。
【0017】これにより、最初に所定寸法の素材に対し
てヘッダ工程10で頭部2が成形されると同時に頭部2
と一体の平らな鍔3が形成される。続いて脚部5にロー
リング工程11でねじ山5aが形成され、更に、前記鍔
3は鍔加工工程12でカップ状に加工されるとともに鍔
3の周縁に沿い等間隔をおいて突片4が形成される。こ
の後、表面処理工程13及び仕上げ処理工程14で製品
としての熱処理及び鍍金処理が施されて製品としての緩
み止めねじ1が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した実施例から明らかなよう
に、本発明は頭部2に一体の鍔3の座面の周縁に沿って
延び且つ緩み方向に向かうに従って座面から緩やかに傾
斜しながら突出するとともに緩み方向の端面4aが座面
に対してほぼ直立した複数個の突片4を形成し、この突
片4が座面の周縁に沿い等間隔をおいて複数個形成され
た緩み止めねじ1であるから、ねじの回転中心から頭部
座面の周縁の突片までの距離が長くなり、緩み止めねじ
の緩み方向の回転を阻止するトルクを最大限大きくする
ことができ、大きな緩み止め力が得られる。また、締付
け時には鍔の弾性力は最大限大きくなり、しかも鍔を有
する頭部の座面と相手材との接触位置もねじの中心から
最大限離れることができ、その結果、座面抵抗も最大限
大きくなり、緩み止め効果の高い緩み止めねじが得られ
る。更に、鍔がカップ状であるので、ねじの首部の不完
全ねじ部がこの鍔で覆われるからねじ浮きが生じない。
【0019】また、頭部2の座面に連続する鍔3を頭部
2と一体に成形し、続いて前記頭部2と一体の脚部5に
ローリング工程11においてねじ山5aを形成し、更
に、鍔加工工程12において、鍔3をカップ状に加工す
ると同時に前記鍔3の周縁に緩み方向に向かうに従って
座面から緩やかに傾斜しながら先端が突出するとともに
緩み方向の端面4aがほぼ直立した複数個の突片4を形
成する緩み止めねじの製造方法であるから、カップ状の
鍔を有する緩み止めねじにおいて、平らな鍔をカップ状
に加工するとともに鍔の周縁に突片を形成する鍔加工工
程を付加するだけで簡単に緩み止め効果の大きい緩み止
めねじを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す緩み止めねじの要部断
面正面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】緩み止めねじと相手材との締付け状態を示す要
部断面図である。
【図5】本発明の緩み止めねじの製造工程を示す工程図
である。
【符号の説明】 1 緩み止めねじ 2 頭部 3 鍔 4 突片 4a 端面 5 脚部 5a ねじ山 6 相手材 10 ヘッダ工程 11 ローリング工程 12 鍔加工工程 13 表面処理工程 14 仕上げ処理工程

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ状の鍔3を有する頭部2とねじ山
    5aを有する脚部5とからなり、頭部2に一体の鍔3の
    座面にその周縁に沿って延び且つ緩み方向に向かうに従
    って座面から緩やかに傾斜しながら突出するとともに緩
    み方向の端面4aが座面に対してほぼ直立した複数個の
    突片4を形成し、しかもこの突片4が座面の周縁に沿い
    等間隔をおいて複数個形成されていることを特徴とする
    緩み止めねじ。
  2. 【請求項2】 所定寸法に切断された素材の一端に鍔3
    を有する頭部2を一体に成形し、続いて前記頭部2と一
    体の脚部5にローリング工程11においてねじ山5aを
    形成し、更に、鍔加工工程12において、前記鍔3を脚
    部5の方向に末広がりのカップ状に加工すると同時に前
    記鍔3の周縁に緩み方向に向かうに従って座面から緩や
    かに傾斜しながら先端が突出するとともに緩み方向の端
    面4aが座面に対してほぼ直立した複数個の突片4を形
    成したことを特徴とする緩み止めねじの製造方法。
JP19894095A 1995-06-30 1995-06-30 緩み止めねじ及び緩み止めねじの製造方法 Pending JPH0914248A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168118A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Kurashiki Kako Co Ltd 防振装置及びその製造方法
EP2431109A1 (en) 2010-09-21 2012-03-21 Union Seimitsu Co., Ltd. Method for manufacturing fastening screw and fastening screw
JP2016217568A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 東芝キヤリア株式会社 貯湯式給湯機およびねじ
JP2017072366A (ja) * 2016-12-08 2017-04-13 東芝キヤリア株式会社 ねじおよびねじの製造方法

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EP2431109A1 (en) 2010-09-21 2012-03-21 Union Seimitsu Co., Ltd. Method for manufacturing fastening screw and fastening screw
JP2016217568A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 東芝キヤリア株式会社 貯湯式給湯機およびねじ
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