JPH09142358A - 自動二輪車のリヤサスペンション - Google Patents

自動二輪車のリヤサスペンション

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JPH09142358A
JPH09142358A JP7304222A JP30422295A JPH09142358A JP H09142358 A JPH09142358 A JP H09142358A JP 7304222 A JP7304222 A JP 7304222A JP 30422295 A JP30422295 A JP 30422295A JP H09142358 A JPH09142358 A JP H09142358A
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    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車高調整装置の合理的な配置によって燃料タ
ンク容量の増大と車高調整時の整備性向上を図ることが
できる自動二輪車のリヤサスペンションを提供するこ
と。 【構成】 リヤアーム2とリンク機構3及びリヤクッシ
ョン4を介して後輪20を車体側に上下動自在に懸架す
るリヤサスペンション1において、前記リンク機構3と
リヤアーム2との接続部に車高調整装置10を設ける。
本発明によれば、車高調整装置10がリンク機構3とリ
ヤアーム2との接続部に設けられるため、リヤクッショ
ン4の上部空間を有効に利用することができ、リヤクッ
ション4の上方に設けられる燃料タンク25の容量を増
大することができる。又、自動二輪車の車高調整時には
燃料タンク25やシートを取り外す必要がないため、車
高調整作業を作業性良く簡単に行うことができ、高い整
備性を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リヤアームとリン
ク機構及びリヤクッションを介して後輪を車体側に上下
動自在に懸架する自動二輪車のリヤサスペンションに関
する。
【0002】
【従来の技術】図6に自動二輪車のリヤサスペンション
101を示すが、該リヤサスペンション101は、車体
(図示例では、エンジン122)に回転自在に連結され
たリヤアーム102と、該リヤアーム102と車体(エ
ンジン122)との間に設けられたリンク機構103及
び該リンク機構103と車体(エンジン122)との間
に介装されたリヤクッション104によって構成されて
おり、リヤアーム102の後端部に回転自在に支承され
た後輪120は該リヤサスペンション101によって上
下動自在に懸架されている。
【0003】尚、上記リンク機構103は、車体(エン
ジン122)に連結されたリレーアーム105とリヤア
ーム102に連結されたコネクティングロッド106と
で構成されており、前記リヤクッション104の下端は
リレーアーム105の一端に連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、例
えば図6に示すように、車高調整装置110がリヤクッ
ション104の上部取付部に設けられていたため、燃料
タンク125の容量が制約を受けるばかりか、車高調整
時には燃料タンク125や不図示のシートを取り外す必
要があったために甚だ整備性に欠けるという問題があっ
た。
【0005】従って、本発明の目的とする処は、車高調
整装置の合理的な配置によって燃料タンク容量の増大と
車高調整時の整備性の向上を図ることができる自動二輪
車のリヤサスペンションを提供することにある。
【0006】又、図6に示すように、従来のリヤサスペ
ンション101にあっては、リンク機構103を構成す
るリレーアーム105とコネクティングロッド106と
の連結点P1 がリレーアーム105の車体(エンジン1
22)への連結点P2 よりも車体後方に位置していたた
め、後輪120の上下ストロークによってはコネクティ
ングロッド106がリレーアーム105又はリヤクッシ
ョン104と干渉する可能性があり、この干渉を避ける
ためにコネクティングロッド106を左右2本設ける必
要があった。
【0007】従って、本発明の目的とする処は、リンク
機構の構成部材を1本化して軽量化とコストダウンを図
ることができる自動二輪車のリヤサスペンションを提供
することにある。
【0008】更に、図6に示す従来のリヤサスペンショ
ン101においては、リンク機構103を構成するリレ
ーアーム105とコネクティングロッド106の長さは
一定不変であったため、該リンク機構103のレバー比
及びリヤクッション104の減衰特性も一定不変であっ
て、部品を交換しない限り、リンク機構103のレバー
比やリヤクッション104の減衰特性を任意に調整する
ことは不可能であった。
【0009】従って、本発明の目的とする処は、部品を
交換することなく、リンク機構のレバー比やリヤクッシ
ョンの減衰特性を任意に調整することができる自動二輪
車のリヤサスペンションを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、リヤアームとリンク機構及
びリヤクッションを介して後輪を車体側に上下動自在に
懸架する自動二輪車のリヤサスペンションにおいて、前
記リンク機構とリヤアームとの接続部に車高調整装置を
設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記リンク機構は車体に連結された第1の
リンク部材と前記リヤアームに連結された第2のリンク
部材とで構成され、前記車高調整装置は第2のリンク部
材の一端を調整ボルトを介してリヤアームに位置調整自
在に取り付けることによって構成されるものとしたこと
を特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記第1のリンク部材と前記第2のリンク
部材との連結点を第1のリンク部材の車体への連結点よ
りも車体前方に配置したことを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の発明において、前記第2のリンク部材を長さ調整可
能に構成したことを特徴とする。
【0014】従って、請求項1又は2記載の発明によれ
ば、車高調整装置がリンク機構とリヤアームとの接続部
に設けられるため、リヤクッション上部の空間を有効に
利用することができ、リヤクッションの上方に設けられ
る燃料タンクの容量を増大することができる。そして、
車高調整時には燃料タンクやシートを取り外す必要がな
いため、車高調整作業を作業性良く簡単に行う行うこと
ができ、高い整備性を確保することができる。
【0015】又、請求項3記載の発明によれば、リンク
機構を構成する第1のリンク部材と第2のリンク部材と
の連結点を第1のリンク部材の車体への連結点よりも車
体前方に配置したため、後輪の全ストローク範囲におい
て第2のリンク部材が第1のリンク部材及びリヤクッシ
ョンと干渉することがなく、第2のリンク部材を1本化
してリヤサスペンションの軽量化とコストダウンを図る
ことができる。
【0016】更に、請求項4記載の発明によれば、第2
のリンク部材の長さを調整することができるため、部品
を交換することなく、リンク機構のレバー比を変えてリ
ヤクッションの減衰特性を任意に調整することができ
る。尚、第2のリンク部材の長さ調整によって車高が変
化した場合には、車高調整装置による車高調整によって
車高を一定に保つことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0018】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係るリヤサスペンションを示す自動二輪車後部の
側面図、図2は同リヤサスペンションの最圧縮状態を示
す自動二輪車後部の側面図、図3は図1のA−A線拡大
断面図である。
【0019】図1に示すように、自動二輪車の後輪20
は本発明に係るリヤサスペンション1によって車体側に
上下動自在に懸架されているが、リヤサスペンション1
はリヤアーム2とリンク機構3及びリヤクッション4に
よって構成されている。
【0020】而して、上記リヤアーム2は、その前端部
がピボットシャフト21によって車体側(本実施の形態
では、エンジン22)に回動自在に連結されており、同
リヤアーム2の後端部には後輪20が後車軸23によっ
て回転自在に支承されている。尚、本実施の形態におい
ては、エンジン22はメインフレーム24と共に車体フ
レームの一部を構成しており、その上方には燃料タンク
25が配置されている。
【0021】又、前記リンク機構3はリヤアーム2と車
体(エンジン22)との間に設けられており、これは三
角形状のリレーアーム5と棒状のコネクティングロッド
6とで構成され、両者は点P1 にて互いに回転自在に連
結されている。そして、リレーアーム5は点P2 におい
て車体(エンジン22)に回転自在に連結されており、
コネクティングロッド6とリヤアーム2との接続部には
車高調整装置10が設けられている。
【0022】ここで、上記車高調整装置10の構成の詳
細を図3に基づいて説明する。
【0023】車高調整装置10は、リヤアーム2の前方
下部に進退自在に螺合する有底筒状の調整ボルト7を含
んで構成されており、該調整ボルト7はこれの外周に螺
合する調整ナット8によってリヤアーム2に固定されて
いる。尚、調整ボルト7の一端外周部(非ネジ部)に
は、不図示の工具が係合すべきナット部7aが形成され
ている。
【0024】そして、上記調整ボルト7には断面コの字
上のブラケット9が六角穴付ボルト11によって結着さ
れており、該ブラケット9には前記コネクティングロッ
ド6の後端部がボルト12によって回動自在に連結され
ている。即ち、コネクティングロッド6の後端部にはベ
アリング13が嵌め込まれており、このベアリング13
にはスリーブ14が通され、コネクティングロッド6の
後端部をスリーブ14と共にブラケット9に嵌め込んだ
後、前記ボルト12をブラケット9とスリーブ14に通
し、該ボルト12の端部に螺合するナット15を締め付
けることによって、前述のようにコネクティングロッド
6の後端部がブラケット9に回動自在に連結されてい
る。
【0025】他方、図1に示すように、前記リヤクッシ
ョン4はリンク機構3と車体(エンジン22)との間に
介装されており、その下端部は点P3 にて前記リレーア
ーム5の一端に連結され、同リヤクッション4の上端部
は点P4 にて車体(エンジン22)に連結されている。
【0026】次に、本発明に係るリヤサスペンション1
の作用を説明する。
【0027】自動二輪車の走行中において後輪20が路
面凹凸に追従して上下動すると、該後輪20を支承する
リヤアーム2はピボットシャフト21を中心として図1
の矢印a方向に揺動し、このリヤアーム2の揺動はリン
ク機構3によってリヤクッション4の図示矢印c方向の
伸縮動に変換され、このリヤクッション4の伸縮動に伴
って発生する減衰力によって後輪20が路面から受ける
衝撃が吸収緩和され、これによって自動二輪車の乗心地
性等が高められる。
【0028】ところで、図2には後輪20が上限にスト
ロークしてリヤクッション4が最圧縮にある状態を示す
が、このとき、リレーアーム5はリヤクッション4から
図示矢印c1 方向の大きな圧縮反力を受けるためにコネ
クティングロッド6と調整ボルト7を大きな力Fで引っ
張る。
【0029】而して、本実施の形態においては、図2に
示す状態ではコネクティングロッド6と調整ボルト7と
が一直線上に位置するように各部材の寸法が設定されて
いるため、調整ボルト7には引張力Fのみが作用し、こ
の引張力Fに基づく曲げモーメントは作用しない。この
結果、調整ボルト7のリヤアーム2への取付部に十分高
い取付強度が確保される。
【0030】次に、車高調整装置10による自動二輪車
の車高調整について説明する。
【0031】自動二輪車の車高調整に際しては、先ず、
図3に示す調整ボルト7の中に不図示の工具を差し込ん
で六角穴付ボルト11を緩めるとともに、調整ナット8
を緩める。すると、調整ボルト7は単独で回転可能とな
るため、該調整ボルト7のナット部7aに不図示の工具
を係合させて調整ボルト7を回すと、調整ボルト7は図
3の矢印d1 又はd2 方向に進退動する。
【0032】而して、調整ボルト7を車体前方(図3の
矢印d1 方向)に移動させれば、コネクティングロッド
6を介してリレーアーム5が連結点P1 を中心として矢
印b1 方向に回動してリヤクッション4を押し下げるた
め、自動二輪車の車高が低く調整される。逆に、調整ボ
ルト7を車体後方(図3の矢印d2 方向)に移動させれ
ば、コネクティングロッド6を介してリレーアーム5が
連結点P1 を中心として矢印b2 方向に回動してリヤク
ッション4を押し上げるため、自動二輪車の車高が高く
調整される そして、上述のようにして自動二輪車の車高が調整され
ると、調整ナット8を締め付けて調整ボルト7をリヤア
ーム2に固定するとともに、六角穴付ボルト11を締め
付けて調整ボルト7とブラケツト9とを結合一体化させ
る。
【0033】而して、本実施の形態に係るヤサスペンシ
ョン1においては、車高調整装置10がリンク機構3と
リヤアーム2との接続部に設けられているため、リヤク
ッション4上部の空間を有効に利用することができ、リ
ヤクッション4の上方に設けられた燃料タンク25の容
量を増大することができる。
【0034】又、車高調整時には燃料タンク25や不図
示のシートを取り外す必要がないため、車高調整作業を
作業性良く簡単に行う行うことができ、高い整備性を確
保することができる。
【0035】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図4及び図5に基づいて説明する。尚、図4は本
発明の実施の形態2に係るリヤサスペンションを示す自
動二輪車後部の側面図、図5は図4のB−B線拡大断面
図であり、これらの図においては図1乃至図3に示した
と同一要素には同一符号を付しており、以下、それらに
ついての説明は省略する。
【0036】本実施の形態においても、リヤサスペンシ
ョン1はリヤアーム2とリンク機構3及びリヤクッショ
ン4によって構成されているが、本実施の形態において
は、リンク機構3を構成するリレーアーム5とコネクテ
ィングロッド6との連結点P1 がリレーアーム5の車体
(エンジン22)への連結点P2 よりも車体前方(図4
の左方)に配置されるとともに、コネクティングロッド
6はその長さが調整可能に構成されている。
【0037】ここで、コネクティングロッド6の構成の
詳細を図5に基づいて説明する。
【0038】コネクティングロッド6はロッド本体6a
の両端中心部にロッドエンド6b,6cの一端を螺着し
て構成されており、ロッドエンド6b,6cの他端はリ
レーアーム5、ブラケット9にピロボール16,17及
びボルト18,12を介して回動及び傾動自在に連結さ
れている。尚、ボルト12,18はナット15,19に
よってリレーアーム5とブラケット9にそれぞれ結着さ
れている。
【0039】ところで、前記ロッドエンド6b,6cに
形成されたネジ部6b−1,6c−1はそれぞれ左ネ
ジ、右ネジを構成しており、両ロッドエンド6b,6c
はネジ部6b−1,6c−1に螺合するナット26,2
7によってロッド本体6にそれぞれ固定されている。
【0040】而して、本実施の形態に係るリヤサスペン
ション1も前記実施の形態1のそれと同様に作用する
が、本実施の形態に係るリヤサスペンション1において
は、リンク機構3を構成するコネクティングロッド6の
長さを調整することができるため、何ら部品を交換する
ことなく、リンク機構3のレバー比を変えてリヤクッシ
ョン4の減衰特性を任意に調整することができる。即
ち、前述のようにロッドエンジ6b,6cのネジ部6b
−1,6c−1はそれぞれ左ネジ、右ネジを構成してい
るため、両ナット26,27を緩めた後にロッド本体6
aを何れかの方向に回すと、コネクティングロッド6の
全体が伸縮してその長さが任意に調整される。このよう
にしてコネクティングロッド6の長さを調整した後に両
ナット26,27を締め付ければ、両ロッドエンド6
b,6cはロッド本体6aに固定されて一体化され、コ
ネクティングロッド6は調整後の長さに固定される。
尚、コネクティングロッド6の長さ調整によって自動二
輪車の車高が変化した場合には、前記実施の形態1にお
いて説明した車高調整装置10による車高調整によって
自動二輪車の車高を一定に保つことができる。
【0041】又、本実施の形態では、前述のようにリレ
ーアーム5とコネクティングロッド6との連結点P1
リレーアーム5の車体(エンジン22)への連結点P2
よりも車体前方に配置したため、後輪20の全ストロー
ク範囲においてコネクティングロッド6がリレーアーム
5及びリヤクッション4と干渉することがなく、該コネ
クティングロッド6を1本化して当該リヤサスペンショ
ン1の軽量化とコストダウンを図ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
又は2記載の発明によれば、車高調整装置がリンク機構
とリヤアームとの接続部に設けられるため、リヤクッシ
ョン上部の空間を有効に利用することができ、リヤクッ
ションの上方に設けられる燃料タンクの容量を増大する
ことができる。そして、車高調整時には燃料タンクやシ
ートを取り外す必要がないため、車高調整作業を作業性
良く簡単に行う行うことができ、高い整備性を確保する
ことができるという効果が得られる。
【0043】又、請求項3記載の発明によれば、リンク
機構を構成する第1のリンク部材と第2のリンク部材と
の連結点を第1のリンク部材の車体への連結点よりも車
体前方に配置したため、後輪の全ストローク範囲におい
て第2のリンク部材が第1のリンク部材及びリヤクッシ
ョンと干渉することがなく、第2のリンク部材を1本化
してリヤサスペンションの軽量化とコストダウンを図る
ことができるという効果が得られる。
【0044】更に、請求項4記載の発明によれば、第2
のリンク部材の長さを調整することができるため、部品
を交換することなく、リンク機構のレバー比を変えてリ
ヤクッションの減衰特性を任意に調整することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るリヤサスペンショ
ンを示す自動二輪車後部の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るリヤサスペンショ
ンの最圧縮状態を示す自動二輪車後部の側面図である。
【図3】図1のX−X線拡大断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るリヤサスペンショ
ンを示す自動二輪車後部の側面図である。
【図5】図4のY−Y線拡大断面図である。
【図6】従来のリヤサスペンションを示す自動二輪車後
部の側面図である。
【符号の説明】
1 リヤサスペンション 2 リヤアーム 3 リンク機構 4 リヤクッション 5 リレーアーム(第1のリンク部材) 6 コネクティングロッド(第2のリンク部材) 7 調整ボルト 10 車高調整装置 20 後輪 P1 リレーアームとコネクティングロッドとの連
結点 P2 リレーアームの車体への連結点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤアームとリンク機構及びリヤクッシ
    ョンを介して後輪を車体側に上下動自在に懸架する自動
    二輪車のリヤサスペンションにおいて、 前記リンク機構とリヤアームとの接続部に車高調整装置
    を設けたことを特徴とする自動二輪車のリヤサスペンシ
    ョン。
  2. 【請求項2】 前記リンク機構は車体に連結された第1
    のリンク部材と前記リヤアームに連結された第2のリン
    ク部材とで構成され、前記車高調整装置は第2のリンク
    部材の一端を調整ボルトを介してリヤアームに位置調整
    自在に取り付けることによって構成されることを特徴と
    する請求項1記載の自動二輪車のリヤサスペンション。
  3. 【請求項3】 前記第1のリンク部材と前記第2のリン
    ク部材との連結点を第1のリンク部材の車体への連結点
    よりも車体前方に配置したことを特徴とする請求項2記
    載の自動二輪車のリヤサスペンション。
  4. 【請求項4】 前記第2のリンク部材を長さ調整可能に
    構成したことを特徴とする請求項2又は3記載の自動二
    輪車のリヤサスペンション。
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