JPH0914074A - インタンク式燃料ポンプ装置 - Google Patents

インタンク式燃料ポンプ装置

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JPH0914074A
JPH0914074A JP17092795A JP17092795A JPH0914074A JP H0914074 A JPH0914074 A JP H0914074A JP 17092795 A JP17092795 A JP 17092795A JP 17092795 A JP17092795 A JP 17092795A JP H0914074 A JPH0914074 A JP H0914074A
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JP
Japan
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tank
fuel
fuel pump
case
pump device
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JP17092795A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Nakai
秀之 中井
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を少なくし、これらの部品を容易に
組付可能とし、多機能を有し安価に製作可能なインタン
ク式燃料ポンプ装置を提供する。 【構成】 燃料タンクの内部に搭載する燃料ポンプは、
樹脂製のポンプケース16の筒体24の内部に収容され
る。この筒体24の外部に、サーミスタケース部85
1、コンデンサケース部831、センダゲージ取付部8
6等は、ポンプケース16と一体に成形されている。サ
ーミスタケース部851、コンデンサケース部831、
センダゲージ取付部86の内部に、燃料ポンプ、サーミ
スタ、コンデンサ、センダゲージをそれぞれ、燃料ポン
プの挿入方向と同方向から挿入組み付けできる。サーミ
スタケース部851の上端開口部からサーミスタを収容
後、ヒンジ部853を折り返し、サーミスタキャップ部
852の蓋をし、爪部854、855、857を引っ掛
け係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料タンクの内部に燃
料ポンプと燃料フィルタとこれらの保持手段を備えたイ
ンタンク式燃料ポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として特開平3−105055
号公報に示されるように、燃料タンク内に設けた燃料ポ
ンプから吐出された燃料を吐出パイプを介して燃料タン
クの外部へ圧送し、圧送された燃料を図示しない燃料噴
射弁からエンジンの燃焼室に噴射供給し、余剰燃料をリ
ターンパイプを通してサブタンク内に戻すようにしたも
のが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この特開平3−105
055号公報に開示されるインタンク式燃料ポンプは、
燃料ポンプ等の機能部品の取付部材が金属製であり、各
部品の固定手段としてねじ締め、クリップ止め等が用い
られており、各部品の部品点数が多く、さらには、ろう
付け、溶接等の表面処理等の加工工程等を多く必要とす
るため、コストアップになるという問題があった。
【0004】他の従来技術として、特開平5−2621
45号公報に開示される燃料チューブの結合装置には、
配管の連結部に従来から使用されていたフレア継ぎ手結
合やゴムホース結合に比べて作業性の向上するワンタッ
チコネクタ(クイックコネクタ)が使用されている。近
年、燃料タンク周りの配管についても同様に、燃料ポン
プを吊り下げ支持するフランジのチューブ類の反タンク
側結合もワンタッチコネクタを用いた構造が採用される
傾向にある。
【0005】しかし、このいわゆるクイックコネクタと
称される結合構造部分は樹脂製であり、このクイックコ
ネクタが接続される相手側のチューブは金属あるいは樹
脂製であるため、クイックコネクタの強度が十分に高く
確保されてはいないため、時として、例えば組付作業時
あるいは飛び石等の外力が加わったとき、クイックコネ
クタまたはチューブが破損あるいは破壊することが発生
し、このような破損破壊が発生した場合には燃料漏れを
起こす恐れがある。また破損破壊したコネクタまたはチ
ューブ等の破損部分あるいは破壊部分から埃、水等の外
部異物が侵入することにより腐蝕が進行しやすいという
問題がある。
【0006】本発明の目的は、部品点数を少なくし、こ
れらの部品を容易に組付可能とし、多機能を有し安価に
製作可能なインタンク式燃料ポンプ装置を提供すること
にある。本発明の他の目的は、コネクタ管が外部から外
力を受けたときの保護力あるいは保護性能が良好なイン
タンク式燃料ポンプ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1記載のインタンク式燃料ポンプ
装置は、燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料ポンプを
前記燃料タンク内に設けるインタンク式燃料ポンプ装置
であって、燃料ポンプを収容する樹脂製のポンプケース
と、前記燃料タンクに搭載されるタンク内部品を収容す
るタンク内部品ケースとを備え、前記ポンプケースの外
側に前記タンク内部品ケースが一体成形により形成され
ていることを特徴とする。
【0008】請求項2記載のインタンク式燃料ポンプ装
置は、前記タンク内部品ケースは、前記タンク内部品に
作用する重力を受ける受け面と、前記タンク内部品に作
用する重力方向と直角方向の動きを規制する側面とを備
えるとともに、前記タンク内部品ケースは、前記タンク
内部品を上から挿入できるように前記受け面の対向部に
開口部を有することを特徴とする。
【0009】請求項3では、前記ポンプケースは、前記
燃料ポンプに作用する重力を受けるポンプ受け面と、前
記燃料ポンプに作用する重力方向と直角方向の動きを規
制するポンプ側面とを備えるとともに、前記ポンプケー
スは、前記燃料ポンプを上から挿入できるように前記ポ
ンプ受け面の対向部にポンプ挿入用開口部を有すること
を特徴とする。
【0010】請求項4では、前記タンク内部品ケース
は、サーミスタを収容するサーミスタケースであること
を特徴とする。請求項5では、前記サーミスタケース
は、上部に蓋を有することを特徴とする。請求項6で
は、前記蓋は、前記サーミスタケースにヒンジ部で取付
けられていることを特徴とする。
【0011】請求項7では、前記蓋の外周部に爪部を設
けていることを特徴とする。請求項8では、前記タンク
内部品ケースは、コンデンサを収容するコンデンサケー
スであることを特徴とする。請求項9では、前記タンク
内部品ケースは、センダゲージを収容するセンダゲージ
ケースであることを特徴とする。
【0012】請求項10では、前記センダゲージケース
は、スナップフィットの嵌合構造を有することを特徴と
する。請求項11では、相手方のセンダゲージにもスナ
ップフィットの嵌合構造を有することを特徴とする。請
求項12では、前記センダゲージケースは、先端部が狭
くなる空間部を形成する凹状溝部を有することを特徴と
する。
【0013】請求項13では、前記凹状溝部の先端部に
下端壁面を有することを特徴とする。請求項14では、
前記センダーゲージケースは、先端に行くほど広くなる
凸状突起部を有することを特徴とする。請求項15で
は、前記ポンプケースは、その外側に、燃料リターン通
路を有するリターン燃料通路部を形成していることを特
徴とする。
【0014】請求項16では、前記リターン燃料通路部
は、フランジ側部材とのスナップフィットの嵌合構造を
有することを特徴とする。請求項17では、前記リター
ン燃料通路部は、下端部が配管脱着可能形状部を有する
ことを特徴とする。請求項18では、前記ポンプケース
は、ベーパー排出穴を有することを特徴とする。
【0015】請求項19では、前記ポンプケースは、前
記燃料タンクに吊り下げ固定されるフランジ側部材との
スナップフィットの嵌合構造を有することを特徴とす
る。請求項20では、前記ポンプケースは、前記フラン
ジ部との高さ方向位置決め用の当接面を有することを特
徴とする。請求項21では、前記タンク内部品はセンダ
ゲージの金属プレートであり、前記側面は、センダゲー
ジケースの左右両端部に形成され、前記金属プレートを
脱着時に前記ポンプケースの軸方向に案内するとともに
前記金属プレートに作用する重力方向と直角方向のうち
前記金属プレートに対して垂直方向および平行方向への
前記金属プレートの動きを規制する溝部と、前記溝部の
前記開口部側端部に設けられ前記金属プレートに作用す
る重力方向と直角方向のうち前記金属プレートに対して
平行方向への前記金属プレートの動きを規制する締り部
とを有し、一対の前記締り部の間に前記金属プレートが
圧入固定されることを特徴とする。
【0016】請求項22では、前記締り部と前記金属プ
レートとの当接位置は前記溝部の前記金属プレート挿入
側端部から離れていることを特徴とする。請求項23で
は、前記ポンプケースは、前記タンク内部品に設けられ
たリード線を固定する固定部が一体成形されていること
を特徴とする。請求項24では、燃料タンク内の燃料を
汲み上げる燃料ポンプを前記燃料タンク内に設けるイン
タンク式燃料ポンプ装置であって、燃料ポンプを支持す
るとともに燃料タンクに固定されるフランジと、前記燃
料ポンプで汲み上げた燃料を外部に供給するためのコネ
クタ管であって前記フランジと一体に樹脂成形されるコ
ネクタ管と、前記フランジに設けられ、前記コネクタ管
のフランジ側への動きを規制する規制部材とを備えたこ
とを特徴とする。
【0017】請求項25では、前記コネクタ管の反フラ
ンジ側に外力が作用するのを規制する保護カバーを設
け、前記保護カバーをフランジ側部材に所定の固定方法
で固定することを特徴とする。請求項26では、請求項
25記載のフランジ側部材は、前記規制部材であること
を特徴とする。
【0018】請求項27では、前記固定方法は、穴と突
起との嵌合によることを特徴とする。請求項28では、
前記穴は前記フランジ側部材に設けられていることを特
徴とする。
【0019】
【作用および発明の効果】請求項1記載のインタンク式
燃料ポンプ装置によると、燃料ポンプを収容する樹脂製
のポンプケースと、単数または複数のタンク内部品を収
容するタンク内部品ケースとが一体成形により形成され
ているため、タンク内部品の取り付け具の部品点数を低
減することができるので、組み付け作業が容易に行える
効果がある。
【0020】請求項2記載のインタンク式燃料ポンプ装
置によると、タンク内部品ケースの受け面がタンク内部
品に作用する重力を支持し、側面がタンク内部品に作用
する重力方向の直角方向の動きを規制するため、タンク
内部品の落下を防止する。また、タンク内部品ケースの
上からタンク内部品を挿入できるように前記受け面の対
向部に開口部を有するため、タンク内部品の組付けが容
易に行える。
【0021】請求項3では、受け面の対向部に形成され
る開口部からポンプケースと他のタンク内部品ケースに
それぞれ燃料ポンプとタンク内部品を同方向に挿入でき
るため、組み付け作業が容易に行える。請求項4、5、
6または7では、タンク内部品ケースがサーミスタを収
容するサーミスタケースである場合、サーミスタの取付
け用の蓋の一体品化、その蓋の係止、その係止解除、部
品点数の低減等により、組み付け作業や部品管理の容易
化等の利点がある。
【0022】請求項8では、タンク内部品ケースがコン
デンサを収容するコンデンサケースである場合、コンデ
ンサの組み付けの容易化および部品点数を低減できる効
果がある。請求項9、10、11、12、13または1
4では、タンク内部品ケースがセンダゲージを収容する
センダゲージケースである場合、センダゲージの脱落防
止、取付け取外し、位置決め、樹脂成形時の型抜き等を
容易に行える効果がある。
【0023】請求項15または16では、ポンプケース
の外側に燃料リターン通路を有するリターン燃料通路部
を形成している場合、部品点数を低減できるし組付けが
容易になる。またリターン燃料通路部がフランジ側部材
とのスナップフィットの嵌合構造を有するため、リター
ン通路部とフランジ側部材との取付け取外しが容易に行
える。さらに、請求項17では、リターン燃料通路部の
下端部が配管脱着可能形状部を有するため、リターンチ
ューブの取り付けにより燃料ベーパのポンプ吸込を防止
することができる。
【0024】請求項18では、ポンプケースがベーパー
排出穴を有するため、ベーパの逃がし、異音の低減等の
効果がある。請求項19では、ポンプケースは、前記燃
料タンクに吊り下げ固定されるフランジ側部材とのスナ
ップフィットの嵌合構造を有するため、燃料タンクへの
燃料ポンプケースの取付けや保持が行いやすいという効
果がある。
【0025】請求項20では、ポンプケースが高さ方向
位置決め用の当接面を有しているのでフランジからの高
さを容易に決定できるという効果がある。請求項21で
は、側面の上部には金属プレートに対する垂直方向への
金属プレートの動きを規制する溝部が形成されていない
ため、金属プレート脱着時のスライド長さが短くなり、
これにより側面の上方に要する金属プレート脱着用スペ
ースを小さくできる。また、金属プレートの上端が締り
部に圧入され下端が溝部に保持されるので、センダゲー
ジの位置精度を向上させて液面を高精度に検出できると
いう効果がある。
【0026】請求項22では、締り部と金属プレートの
当接位置が溝部から離れているため金属プレートによっ
て締り部が押し広げ易く、したがって締り部に金属プレ
ートを圧入し易いという効果がある。請求項23では、
リード線の固定部がポンプケースに一体成形されている
ので部品点数が少なくできしかもリード線がかさばらな
いという効果がある。
【0027】請求項24では、燃料ポンプで汲み上げた
燃料を外部に供給するためのコネクタ管のフランジ側へ
の動きを規制部材により規制するため、コネクタ管が外
力を受ける場合にコネクタ管の破損あるいは破壊を防止
することができる。請求項25では、フランジ側部材に
コネクタ管の反フランジ側に外力が作用するのを規制す
る保護カバーを設けるため、前記請求項24の場合と同
様に、コネクタ管あるいはフランジの破損または破壊を
防止することができる。
【0028】請求項26では、請求項24と請求項25
の構成を合体し、フランジ側部材と規制部材とを兼用の
部材にするため、省部品で複数の機能をもたせることが
できるという効果がある。請求項27では、保護カバー
とフランジ側部材とを穴と突起との嵌合による固定とし
たため、取付および取外し作業が容易になるという効果
がある。
【0029】請求項28では、フランジ側部材に嵌合用
の穴が設けられることで、突起の前記穴への嵌め込み作
業が容易になるという効果がある。請求項29では、燃
料タンク内において、ブラケットと、ポンプケースと、
フランジとを三分割にスナップフィット嵌合により取付
取外しできる構成にしたので、燃料ポンプの交換作業等
を容易に行えるという効果がある。
【0030】請求項30では、前記フランジリブ部に内
外を連通する窓部を設けたため、燃料タンク内の燃料が
窓部を流通することができるので、フランジ等のタンク
内部品に与える衝撃力を緩和することができる。したが
って、タンク内部品の破損または破壊を防止することが
できる。請求項31では、前記フランジの下端側と前記
ポンプケースの上端側、及び、前記ポンプケースの下端
側と前記ブラケットの上端側をスナップフィット嵌合す
る構造部分において、爪部を嵌合穴から嵌合解除すると
き、嵌合穴側の部材の凹部に工具等を挿入することで、
嵌合穴側の部材または爪部を弾性的に撓ませることで爪
部を嵌合穴から容易に取り外すことができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)本発明のインタンク式燃料ポンプ装置の
一実施例を図1〜図31に示す。図7は、燃料タンクに
取付けたインタンク式燃料ポンプ装置を示し、図1〜図
4はインタンク式燃料ポンプ装置の外観透視図、図5は
図2に示すV−V線断面図、図6は図1に示すVI−VI線
断面図である。
【0032】図7に示すように、燃料タンク1の内部に
インタンク式燃料ポンプ装置2が装着されている。金属
製の上タンク3と下タンク4はインシュレータ5とボル
ト11およびナット12により挾持固定されている。上
タンク3の給油口10にはゴムブーツ7を介在させて供
給管6が接続されている。下タンク4の内部にはサブタ
ンク8が設置され、サブタンク8内の内部と外部とを連
通する連通管9が設けられている。
【0033】そして上タンク3の開口部3aにフランジ
21が取付けられ、このフランジ21に燃料ポンプ1
4、電気部品31およびセンダを収容するポンプケース
16が吊り下げられている。次に、インタンク式燃料ポ
ンプ装置2の構成部品について図8に基づいて説明す
る。
【0034】ポンプケース16の内部に燃料ポンプ14
を取付け、ポンプケース16の外部に燃料フィルタ1
3、センダゲージ41、電気部品31を取付けている。
以下、(1) 燃料フィルタ13、(2) 燃料ポンプ14、
(3) ポンプケース16、(4) フランジ、(5) センダゲー
ジ41、(6) 電気部品31、(7) ポンプクッション51
および(8) 吐出部品61について説明する。
【0035】(1) 燃料フィルタ13 燃料フィルタ13は、本発明のインタク式燃料ポンプ装
置外部に設けられているサブタンク8内に備えられ、サ
ブタンク8内中の燃料中の異物を除去し濾過する機能を
もっている。この燃料フィルタ13は、燃料ポンプ14
の底部に取付けられている。
【0036】(2) 燃料ポンプ14 燃料ポンプ14は、燃料を吸い込むポンプ部71とポン
プ部を駆動するモータ部72とポンプ部71からモータ
部72の内部を通って燃料を吐出する吐出部73とから
なる。また燃料ポンプ14は、モータの駆動電流を供給
するための電気供給部74を有している。この燃料ポン
プ14は、樹脂製のポンプケース16の内部に収容され
る。
【0037】(3) ポンプケース16 ポンプケース16は、その詳細が図9〜図19に示され
る。ポンプケース16は、ポンプ取付部81、吊り
下げ固定部82、コンデンサ取付部83、リターン
燃料通路部84、残量警告表示部85およびセンダ
取付部86からなる。
【0038】 ポンプ取付部81は、燃料ポンプ14
を収容するための有底円筒状の筒体24からなる。この
筒体24の底部には燃料ベーパを排出する排出口25が
形成されている。 吊り下げ固定部82は、ポンプケース16をフラン
ジに固定するための爪部27、28が筒体24の上端外
周部に設けられている。組付時、この爪部27、28が
フランジ21の嵌合溝に弾性的に嵌合される。
【0039】これにより、フランジ21にポンプケース
16が吊り下げ固定される。また、フランジ21はポン
プケース16に設けられた当接面16a〜16eにて当
接し、これによりポンプケース16のフランジ21から
の高さが規定される。 コンデンサ取付部83は、後述するコンデンサ32
を収容するコンデンサケース部831、コンデンサ32
を弾性嵌合固定する爪部833、834、835ならび
にコンデンサリード線固定部832が形成されている。
爪部835にはコンデンサ32の外れ防止用引っ掛かり
凸部836が形成されている。
【0040】 リターン燃料通路部84は、ポンプ取
付部81の外部に筒体24と平行に連通孔841が形成
されている。この連通孔841は、上端側でフランジ2
1に形成される連通孔216に接続され、下端側でリタ
ーンチューブ842に接続される筒状のリターンチュー
ブ下端部が形成されている。上端側はフランジ21の雄
コレクタ部221の爪部55と嵌合固定のためのスナッ
プフィット用取付穴844が形成されている。
【0041】 残量警告表示器取付部85は、図5に
示すごとくサーミスタ48取付用のサーミスタケース部
851と、このサーミスタケース部の上端開口部をふさ
ぐサーミスタキャップ部852とからなる。サーミスタ
キャップ部852はヒンジ部853によりサーミスタケ
ース部851と接続されており、可撓性のヒンジ部85
3を曲げることによりサーミスタキャップ部852がサ
ーミスタケース部851の上端開口部を閉塞可能となっ
ている。図5の二点鎖線で示した部分であるサーミスタ
キャップ部852の外周部にはサーミスタケース部85
1の上端に掛り止め可能な爪部854、855、857
が形成されている。またサーミスタケース部851の底
部にはケース内外を連通する燃料遅延用オリフィス部8
56が形成されている。このサーミスタケース部851
の内部に後述するサーミスタ48が収容される。サーミ
スタ48はタンク内燃料の残量を検知するもので、残量
が所定量以下になったとき例えばオフの電気信号を発生
する。
【0042】 センダゲージ取付部86は、液面計と
してのセンダゲージの取付金属プレート42を嵌合し位
置決めする位置決め凸部861、862と、この金属プ
レート42の両側を挿入方向に案内する案内部863、
864とからなる。位置決め凸部861、862は、筒
体24の延びる方向に外周上に凸状に形成され、これよ
りも幅広部分の両側にL字状の案内部863、864が
突き出している。案内部863、864の位置決め凸部
861、862と対向する面には、金属プレート42の
挿入時のスライド面となる当接面863a、864aが
形成されている。位置決め凸部862、861の下端側
にはセンダゲージの取付用金属プレートの穴に嵌合可能
なスナップフィット部865が形成されており、さらに
下端側に金属プレート42の組付終点位置となる係止部
866、867が凸状に形成されている。この位置決め
凸部861、862ならびに案内部863、865は樹
脂で型抜き成形可能なように勾配が付与されている。
【0043】なお、センダゲージ取付部86は取付固定
部82から径外方向に突出して設けられており、その中
央部分は突出部868にて取付固定部82に支えられて
いる。突出部868の外周部868aはR形状になって
おり、センダゲージの取付用金属プレートをスライドす
る際に引っ掛からずスムーズに組付け取外しができるよ
うにしてある。
【0044】(4) フランジ21 フランジ21は、図1および図2に示すように、樹脂製
で、円板部211と、この円板部211の下面に環状に
形成される補強リブ212と、この環状リブ212の内
側に垂れ下がる燃料供給部213と、この燃料供給部2
13に平行に設けられる燃料戻し部214とからなる。
【0045】円板部211は、その外周部のリブ212
が上タンク3の開口穴3aに嵌合し、リテーナ22およ
びプレート23を介してボルト29により円板部211
が上タンク3に締付固定されている。また円板部211
の上側には、燃料供給部213の連通孔215に連通す
る燃料供給パイプ217、ならびに、燃料戻し部214
の連通孔216に連通する燃料戻しパイプ218が形成
されている。さらに円板部211には、燃料ポンプ14
のモータ部を駆動するための電流を供給する電気コネク
タ219が形成されている。
【0046】燃料供給部213の下端部は、燃料ポンプ
14の吐出部73を嵌合する雌コネクタ部が形成され
る。また燃料戻し部214の下端部は、リターン燃料通
路部84に嵌合する雄コネクタ部221が形成され、こ
の雄コネクタ部221の外周部にスナップフィット嵌合
用の爪部55が形成されている。 (5) センダゲージ(液面計) センダゲージ41を図20、図21および図22に基づ
いて説明する。
【0047】センダゲージ41はタンク内燃料の液面を
電気抵抗値から検知する液面計として機能し、サーミス
タ48は残量警告灯として機能する。センダゲージ41
は、ポンプ側フランジへの取付ブラケットとして機能す
る金属プレート42と、位置決め用凸部43、44とを
有する。なお、取付ブラケットとして機能するのは金属
プレート42の外側下部42aの部分(図21斜線部)
であり、外側上部42bの部分はなくても良い。外側上
部42bがない場合はフランジ21との間にスペースが
でき脱着作業がしやすくなる。また金属プレート42の
下端には相手ハウジングのスナップフィット部と嵌合す
る外れ防止用穴45が形成されている。本実施例では外
れ防止用穴45は四角形状であるが、形状に限定はなく
四角形状でなくても丸型形状であっても良い。またこの
金属プレート42に対し揺動可能にアーム47の一端が
取付けられ、このアーム47の他端に液面に浮遊可能な
フロート46が回動可能に取付けられている。また金属
プレート42の側方にはタンク内燃料の残量表示する残
量警告灯として機能するサーミスタ48が設けられてい
る。
【0048】サーミスタ48は連結部50により金属プ
レート42に連結されている。連結部50は、ポンプケ
ース16に嵌込むときにその側壁が間に嵌まるよう挾持
するよう隙間50aが形成されている。またサーミスタ
48のサーミスタ用リード線49が引き出されている。 (6) 電気部品31 電気部品31は、図23に示すように、コンデンサ32
と、燃料ポンプ14側の電源供給部に接続可能な燃料ポ
ンプ側コネクタ33と、フランジ21側に接続可能なフ
ランジ側コネクタ34とからなる。フランジ側コネクタ
34から引き出されるリード線35、36は、途中から
コンデンサ側と燃料ポンプ側コネクタ33側とに二股に
電気的に配線が別れている。コンデンサ32は電線回路
を構成し雑音を防止するものである。コンデンサ32
は、リード線37、38によりリード線35、36に結
線されており、燃料ポンプ側コネクタ33のリード線3
9、40は同じくリード線35、36に結線されてい
る。このコンデンサ32は、コンデンサ取付部83にス
ナップフィット嵌合される。またポンプ側コネクタ33
は、電気コネクタ部に嵌合されて電気的に接続される。
【0049】(7) ポンプクッション51 ポンプクッション51について図29、30、31に基
づいて説明する。ポンプクッション51は、ゴム製で、
ポンプケース16の内底部と燃料ポンプ14との間にポ
ンプ座として挿入される。ポンプクッション51は、取
付用の凹状切欠部52を有し、また中央部にポンプの軸
回転を妨げない空間部53を有し、さらにポンプケース
16の内底部との位置決め用の位置決め突起54、55
が形成されている。さらに燃料ポンプ14のベーパ排出
通路としての凹溝56が形成されている。このポンプク
ッション51とクリップ56を介してフィルタ13が燃
料ポンプ14とポンプケース16との間に固定される。
【0050】(8) 吐出部品61 燃料ポンプ14の吐出部73は、図8に示すように、ス
ペーサ65、Oリング64、キャップ63を介してフラ
ンジ21の燃料供給部213の雌コネクタ部に連結され
る。次に前記第1実施例の特徴部分についてまとめる
と、次のとおりである。
【0051】(1) 燃料ポンプ14のポンプケース16を
樹脂製にしたため、フランジ21との結合をスナップフ
ィット嵌合することができる。 (2) 残量警告器表示部85のサーミスタケース部851
をポンプケース16と一体成形している。 (3) サーミスタキャップ部852をサーミスタケース部
851と一体成形している。このため、センダゲージ4
1のサーミスタ48をサーミスタケース部851の内部
に組付けた後、帯状のヒンジ部853を折り返し、サー
ミスタケース部85の上端開口部にサーミスタキャップ
部852の蓋をする。またサーミスタキャップ部852
の嵌合部の組付方向には勾配を設けているので組付しや
すい。さらに、サーミスタキャップ部852に爪部85
4、855、857を設けているので、サーミスタケー
ス部851を挟み込みキャップの外れ防止が図られてい
る。
【0052】(4) コンデンサケース部831をポンプケ
ース16と一体に形成している。コンデンサ32は、燃
料ポンプ14の雑音防止する役割がある。この実施例で
は、コンデンサ32をコンデンサケース部831に挿入
するというワンタッチ操作で簡単に取付けられるという
利点がある。 (5) コンデンサ32のコンデンサリード線固定部832
がポンプケース16と一体に形成されているため、リー
ド線の切断防止に役立っている。
【0053】(6) リターン燃料通路部84をポンプケー
ス16と一体に成形している。このため、リターン燃料
通路部84の上端部に形成されるスナップフィット取付
用穴844にフランジ21側の爪部55が嵌合すること
により、フランジ21とリターン燃料通路部84との固
定部分が燃料のリターン通路を兼ねている。 (7) リターン通路下端部843は、図34に示すリター
ンチューブ94、95、96を取り付けられる形状のほ
か、バルジまたはスプールとの配管脱着可能形状にする
こともできる。
【0054】(8) センダゲージ41の取付部をポンプケ
ース16と一体に形成している。勾配部をもった凹凸状
の溝部を設け、さらに下端にはスナップフィット部を備
えている。金属プレート42を凹凸状の溝部にスライド
させながら勾配によって次第に脱方向で挟み込まれ、こ
の溝部の内側側面と金属プレート42のプレス打ち出し
用の突起の側面が接しながら締まっていき、金属プレー
ト42の組付方向が規制される。さらに金属プレート4
2がスナップフィット部を乗越えハウジング下端壁と接
したときが組付終了位置となる。これにより、組付が容
易でかつ取外れ防止機能がある。
【0055】(9) ポンプクッション51の位置決め口な
らびにフィルタ逃し部が設けられている。 (10) 燃料ポンプ14からのベーパ排出用孔25が設け
られているため、ベーパ排出効果が良好となる。本実施
例のようにポンプケース16を筒状にしたとき、ベーパ
排出部がポンプケース内面に当たるとき衝突音、振動音
が発生しやすいが、このような問題はベーパ排出用孔2
5を備えることによって解消される。
【0056】(第2実施例)本発明の第2実施例を図3
2に示す。この第2実施例では、燃料ポンプ14の吐出
部とフランジ21側の燃料供給部とをゴムホース91で
連結し、フランジ21側の燃料戻し部とポンプケース1
6側のリターン燃料通路部とをゴムホース92により接
続した例である。その他の構成部分については前記第1
実施例と同様に燃料ポンプ14を収容するポンプケース
16に電気部品取付部、センダゲージ取付部等がポンプ
ケース外部に形成されている。
【0057】この第2実施例においても、同様にポンプ
部品点数が低減され、軽量化され、各ポンプ内部品の取
付が簡単に行えるという効果がある。上記ゴムホースは
ナイロンチューブ等に代えることができる。 (第3実施例)本発明の第3実施例を図33に示す。図
33に示す第3実施例は、ポンプケース16の外部に取
付けるコンデンサリード固定部の形状を変更した例であ
る。このようにポンプケース16の筒体24の外側部に
コンデンサリード線固定部837を設けることもでき
る。
【0058】またコンデンサリード固定部837の拡大
図を図37に示す。コンデンサリード固定部837は筒
体24の端部240から外径方向に突出しており端部2
40の角部240aならびに240bはアール形状とな
っている。これによりコンデンサ取付部83からポンプ
ケース16内に延びるリード線37、38の断線を未然
に防止できる。
【0059】(第4実施例)本発明の第4実施例を図3
4に示す。図34に示すものは、リターンチューブの形
状の変形例である。リターンチューブは、燃料ベーパを
含む場合、このリターンされる燃料中の気泡がポンプ部
へ吸い込むことのないよう各種の工夫をした例である。
図34(A)に示すリターンチューブ94はL字状に曲
がっており、(B)に示すリターンチューブ95は底ま
で長く延びL字状に曲がり、(C)に示すリターンチュ
ーブ96は直状となっている。
【0060】(第5実施例)本発明の第5実施例を図3
5に示す。図35に示す第5実施例は、図13に示すリ
ターンチューブ下端部843に代わる他の変形例であ
る。この図35に示す形状のリターンチューブ下端部8
47は、リターンチューブを嵌合するときの係止用の大
径部848が形成されている。
【0061】(第6実施例)本発明の第6実施例を図3
6に示す。図36に示す第6実施例はコンデンサ取付部
の形状をより成形しやすいように形状を変更した例であ
る。コンデンサリード線固定部838は、コンデンサケ
ース部831に直列に設けられており、よりコンパクト
な形状になっている。
【0062】(第7実施例)本発明の第7実施例を図3
8に示す。図38に示す第7実施例は、ポンプケース1
61の側面に燃料フィルタが貫通できるようなスリット
161aを設けている。これにより、燃料ポンプ14と
燃料フィルタ13を組付け後ポンプクッション51とと
もにポンプケース161に挿入することが可能になる。
また、燃料ポンプ14および燃料フィルタの点検または
交換時に両者を一体で脱着可能であり工数低減に有利で
ある。
【0063】(第8実施例)本発明の第8実施例を図3
9〜図41に示す。図39および図40は、クイックコ
ネクタの装着部分を示し、図41はこのクイックコネク
タを装着した燃料タンクの状態を示す。フランジ21の
外部に突き出すメインチューブ101は、フランジ21
と樹脂により一体成形されるもので、メインチューブ1
01の内部に燃料ポンプ14の吐出部18から吐出され
た燃料を受け入れる燃料通路102が形成され、この燃
料通路102からほぼ直角方向にL字状に曲がる燃料通
路103を有する。
【0064】このメインチューブ101のフランジ21
の上面に平行に延びるメインチューブ101の部分に図
示しないクイックコネクタを装着し係止する凸部104
が外周に環状に形成されている。このメインチューブ1
01の延びる方向は図39に示されるように燃料フィル
タ13の延びる方向と反対方向から若干傾く角度になっ
ている。そしてこのメインチューブ101の下方にメイ
ンチューブ保護プレート106が垂直にフランジ21と
一体に樹脂成形されている。このメインチューブ保護プ
レート106は、メインチューブ101の凸部104と
所定の隙間をおいて形成されている。
【0065】この第8実施例によると、メインチューブ
101に図40に示す矢印方向に外力が加わったとき、
メインチューブ保護プレート106が下支えをし、メイ
ンチューブ101が直接フランジ21に当たるのを防止
している。メインチューブ保護プレート106は円弧状
の受け面107が形成される。 (第9実施例)本発明の第9実施例を図42〜44に示
す。
【0066】図42に示す第9実施例は、図39〜図4
1に示す第8実施例のメインチューブ101の上部に保
護プレート109を装着した実施例である。図43、4
4はメインチューブ101の上部に保護プレート109
を装着する前の状態を示す。この第9実施例は、保護プ
レート109が(1) カバー部110と(2) 保護プレート
部111とからなる。
【0067】(1) カバー部110は、メインチューブ1
01の上側にこれを覆うように被せられる。 (2) 保護プレート部111は、カバー部110と樹脂に
より一体に成形されるもので、メインチューブ101に
隙間を介して脚部112、113がフランジ24に当接
する。脚部112、113の内部には規制部材としての
メインチューブ保護プレート106を挿入する空間部1
14が形成され、脚部112、113の前記空間部11
4側に爪部115、116が形成される。図42に示す
ように、保護プレート部111の内側の爪部115、1
16が前記メインチューブ保護プレート106の穴11
7、118に嵌合する。
【0068】この第9実施例によると、図42に示すよ
うに、保護プレート109がメインチューブ101の上
部に装着されるため、メインチューブ101に嵌合する
クイックコネクタ装着部に外部から外力が加わっても、
メインチューブ保護プレート106の受面107がメイ
ンチューブ101を支持するため、メインチューブ10
1の根元あるいはクイックコネクタ120が破損するこ
とはない。
【0069】またこの第9実施例では、メインチューブ
保護プレート106の穴117、118に嵌る爪部11
5、116によって保護プレート109を簡単な構造で
装着できるとともに、前述の下方向への外力に加え、そ
の直角方向の外力からも保護プレート部111によりメ
インチューブ101並びにクイックコネクタ120を保
護するという効果がある。さらには、水、埃、雪等の侵
入を極力防止することができるという効果がある。
【0070】この第9実施例では、保護プレート109
の爪部115、116の押し広げで特殊な工部を用いる
ことなしに保護プレート109のメインチューブ101
への装着が簡単な作業で行える。装着時、手動でメイン
チューブ保護プレート106の穴117、118に爪部
115、116を押し込むだけで保護プレート109を
簡単に組付けることができる。
【0071】図42に示す保護プレート109に代わる
変形例としての保護プレートを図45〜図54に示す。
図45に示す保護プレート310は同一面に同一高さで
爪部115、116を形成したもの、図46に示す保護
プレート311は異なる面に同一高さで爪部115、1
16を形成したもの、図47に示す保護プレート312
は、同一面に同一高さで爪部115、116を形成し爪
の対向面に窓部320を形成したもの、図48に示す保
護プレート313は異なる面に同一高さで爪部115、
116を形成し、この爪部の対向面に窓部320を形成
したもの、図49に示す保護プレート314は両面に同
一高さで爪部115、116を形成したもの、図50に
示す保護プレート315は異なる面に異なる高さで爪部
115、116を形成したもの、図51に示す保護プレ
ート316は両面に同一高さで爪部115、116を形
成し、爪部115、116の直交面に窓部320を設け
たもの、図52に示す保護プレート317は図45に示
す保護プレートに第2の脚部支え部121を形成したも
の、図53に示す保護プレート318は同一面に同一高
さで爪部115、116を形成し、カバー部122を形
成したもの、図54に示す保護プレート319は同一面
に同一高さで爪部115、116を形成し、カバー部1
23を形成したものである。
【0072】(第10実施例)次に、図55〜図63に
燃料タンクの帯電を防止するアース回路を設けた実施例
を示す。例えば、燃料タンク1内に外部から燃料を供給
するとき、燃料が給油口6を流れるとき給油口6との間
の摩擦により燃料タンク1が帯電し、この静電気を帯び
た燃料タンク1の電荷を燃料タンク外に導くアース回路
を設けたものである。ここに示す第10実施例は、フラ
ンジ側電気コネクタ31にあるマイナス端子をシール用
ガスケット191側に露出させてアース回路を形成した
例である。
【0073】燃料タンク1に燃料ポンプ14を固定する
ブラケットを樹脂部品で形成する場合、この樹脂が不導
体であるため、燃料等の摩擦によって静電気が発生し、
各部品の損傷を引き起こすことのないよう工夫したもの
である。静電対策には、各部品を導電性材料とするかあ
るいは専用のアース回路を設ければ良いが、いずれの場
合も部品点数が増えコストアップするため好ましくな
い。以下に示す第10実施例では、部品点数を抑え、組
付を容易にし安価に燃料タンクアース用回路を形成する
ことに目的がある。
【0074】図55〜図58に示す第10実施例は、燃
料タンク1の蓋部分を形成するフランジ21に燃料ポン
プ駆動用電気コネクタとしてのフランジ側電気コネクタ
131を設け、このフランジ側電気コネクタ131のマ
イナス側端子132を導電性ガスケット134側の外部
に露出させ、この露出部分をガスケット134に電気的
に接触させるようにしたものである。
【0075】フランジ21と一体に形成したフランジ側
電気コネクタ131の内部には、図55に示すように、
マイナス側端子132がインサート成形により固定され
ている。このマイナス側端子132は、U字状に曲げら
れるU字部133が樹脂の外部に露出し、この露出部分
がガスケット134に当接している。また上タンク3に
固定部材135およびフランジ保持プレート136によ
りフランジ21の外周縁部137が固定される。
【0076】図57および図58に示すように、フラン
ジ側電気コネクタ131とポンプ側電気コネクタ33と
は、それぞれマイナス側、プラス側がそれぞれリード線
139、140により接続されている。フランジ側電気
コネクタ131のマイナス側端子132は、合成樹脂で
マイナス側端子132を一体成形するとき、フランジ2
1が燃料タンク1の開口部に装着された状態でマイナス
側端子132がガスケット134の内周に接触するよう
にリブ143の外部に露出成形される。
【0077】従って、金属製の上タンク3に発生する静
電気は導電性のガスケット134、マイナス側端子13
2およびアース用リード線139、140を経由して電
気的に短絡しているので、静電気による損傷や電気的な
支障が防止される。この第10実施例によると、専用の
タンクアース回路を設けることなしに、部品点数を削減
し省スペースで静電気対策を講ぜられる。
【0078】またこの第10実施例によると、フランジ
側電気コネクタ131のマイナス側端子132のU字状
部133がプレス成形による曲部となっているので、ガ
スケット134の装着時にガスケット134の破損や破
壊を防止する。またさらにはマイナス側端子132のU
字状部133の露出部はフランジリブ143の外径と同
径または若干大きい径としているので、ガスケット13
4の内周部と確実に電気的に接触するという効果があ
る。
【0079】図59に第10実施例に使用するガスケッ
ト134の側面図と横断面図を示す。第10実施例によ
るガスケット134は楕円断面を有する円環状でありシ
ール面35aがフランジ21と燃料タンク1にはさまれ
燃料をシールする。また、この第10実施例のガスケッ
トの形状を変形した第1〜第4の変形例を図60から図
63に示す。
【0080】図60から図63においてガスケット35
1、352、353、354のシール面351a、35
2a、3530a、354aはフランジと燃料タンクと
にはさまれ受圧を受けタンク内燃料をシールする機能を
有する。図60に示す第1変形例のガスケット351は
矩形状横断面を有する円環状であり、上下のシール面3
51aと351aがフランジと燃料タンクに挟まれて燃
料をシールする。
【0081】図61に示す第2変形例のガスケット35
2は同心の二重の円環を内外に配し、それらの間をつな
いだ形状になっている。内側円環3520の径daは外
側円環3521の径dbとほぼ同径であり、フランジ、
燃料タンクとの間でシールする面は主に352aであ
る。この2つの円環によりシールの機能を高める効果が
得られる。
【0082】図62に示す第3変形例のガスケット35
3は内側円環部3530と外側円環部3531の中央部
をつないだ形状であり、これに加え外部に径方向に突出
する突起3532があり、この突起の上面3532a、
あるいは側面3532b、あるいは3532cで端子と
接触するようになっている。このガスケット353では
突起が端子との強い接触により変形してもその変形は外
側円環部3531で吸収されるのでシール面である35
30aが変形せず、良好なシール効果を得ることができ
る。
【0083】図63に示す第3変形例のガスケット35
4は上下に突起が3か所ずつ形成され、このうちの内側
の上下それぞれの2つの突起先端面354aにてシール
され、側面354bで端子と接触する。このガスケット
354においても図17のガスケット353と同様な効
果がある。次に、電気コネクタ131にインサート成形
により固定したマイナス側端子の変形例を図64〜図6
9に第11〜16実施例として示す。
【0084】(第11実施例)図64Aに示す第11実
施例は、前記図55に示す第10実施例と同様のもの
で、そのマイナス側端子132の具体的な形状が図64
B、Cに示される。この第11実施例のマイナス側端子
についての作用および効果は前述したとおりであるので
説明を省略する。
【0085】(第12実施例)本発明の第12実施例を
図65に示す。図65に示す第12実施例は、直線状の
マイナス側端子141に、この端子141とは別体の端
子142を溶接またはハンダ付けにより固定している。
この端子142の反接続142a側がリブ143の外部
に露出しており、この露出部144がガスケット134
に電気的に接触している。
【0086】(第13実施例)本発明の第13実施例を
図66に示す。図66に示す第13実施例は、端子14
2の露出部に幅広面積の広幅露出部145をT字状に設
けた例である。このT字状の広幅露出部はリブ143の
外周の円弧よりも曲率半径が小さい半径に湾曲して設け
られている。これは電気的接触をガスケット134との
間で良好に行うためである。
【0087】(第14実施例)本発明の第14実施例を
図67に示す。図67に示す第14実施例は、マイナス
側端子146に折り曲げ部147を設け、この折り曲げ
部147にこれとは別体の端子148を溶接またはハン
ダ付けにより固定した。この端子148の反接続側はT
字状に電気的接触面積を良好にするT字状部149が形
成されている。
【0088】(第15実施例)本発明の第15実施例を
図68に示す。図68に示す第15実施例は、マイナス
側端子150に、これとは別体の端子148をかしめ後
溶接、ハンダ付け等により固定し、反固定側にT字状部
151を設けた。
【0089】(第16実施例)本発明の第16実施例を
図69に示す。図69に示す第16実施例は、マイナス
側端子152から分岐する分岐端子153を設け、この
分岐端子153の反分岐側にT字状部154を形成した
例である。この第16実施例によると、マイナス側端子
152と一体に分岐端子153が形成されるため、樹脂
成形時の部品点数が低減されているという効果がある。
【0090】以上、フランジ側電気コネクタ131のマ
イナス側端子を通しての燃料タンク1との導通を図った
が、いずれも、燃料タンク1からガスケット134およ
び電気コネクタ用マイナス端子を通してタンクに帯びた
静電気が燃料タンク外にアースされる。次に、燃料タン
ク1内に収容した燃料ポンプ14のクッション部の改良
に関する実施例を図70〜図92に第17〜21実施例
として示す。
【0091】(第17実施例)本発明の第17実施例を
図70〜図77に示す。図70〜図77に示す第17実
施例は、金属製ブラケット155により燃料ポンプ14
を燃料タンク1から吊り下げ固定する例である。図72
に燃料タンクへの金属ブラケットの取付状態を示し、図
73、74に燃料ポンプ並びにフランジを示し、図7
5、76、77にポンプクッションを示し、図70と図
71にこの第17実施例の特徴部分であるポンプクッシ
ョンを用いた燃料ポンプの取付状態を示す。
【0092】図70および図71に示すように、ブラケ
ット161の燃料ポンプ座面162に位置決め用穴16
3を形成している。この位置決め用穴163にポンプク
ッション164の突起165が嵌合している。このポン
プクッション164の上面に燃料ポンプ14が座ってい
る。図73、74に示すように、燃料ポンプ14は、そ
の吐出部18が金属製のメインチューブ67に接続さ
れ、このメインチューブ67の上端は金属製のフランジ
172の外部のパイプ173からインジェクタ側に供給
される。またフランジ172はエンジン側から燃料タン
ク側に燃料を戻すリターンチューブ174が設けられて
いる。燃料ポンプ14のポンプ側電気コネクタ33には
リード線175、176が取り出されてフランジ172
の外部に端子177、178が設けられている。フラン
ジ172は、上タンク3の上側に設けられるリテーナ1
71並びにボルト169、ナット170により固定され
ている。上記燃料ポンプ14をブラケット161に座ら
せるために燃料ポンプ14とブラケット161の間に介
在させるポンプクッション164は、その具体的な形状
が図75、76、77に示される。
【0093】ポンプクッション164は、ゴム製で、ブ
ラケット161側に位置決め用突起165が形成され
る。この位置決め用突起165は、ブラケット161の
位置決め用穴163(図71参照)に嵌合する。この第
17実施例によると、ブラケット161の位置決め用穴
163にポンプクッション164の突起165を挿入す
るため、ブラケット161に燃料ポンプ14を組付ける
ときポンプクッション161が外れにくい。
【0094】またポンプクッション161はゴム製で、
成形するとき、成形ゲート残り部分を前記突起165と
することにより成形ゲート残りを切削除去する必要はな
い。従来は、ポンプクッションの成形ゲート部分を相手
側部品との干渉回避のために切削除去する工程が必要と
なりコスト高となっていたが、この実施例では成形ゲー
ト残りを残すことにより切削工程を省くことでコスト低
減が図れる。突起165の径、大きさ、位置、形状等は
相手側部品に応じて成形時に設定することができる。
【0095】また本実施例では、組付途中に製品を傾け
たりしてもポンプクッション161が外れにくいという
効果がある。さらにはポンプクッション組付後のゲート
部の末端が燃料ポンプ14の底面と接触するようにして
おけばポンプウィズブラケットの振動低減効果も得られ
る。 (第18実施例)本発明の第18実施例を図78、7
9、80に示す。
【0096】ポンプクッション181は、ゴム製で、そ
の底面側に外れ防止用の位置決め突起182が形成され
る。 (第19実施例)本発明の第19実施例を図81、8
2、83に示す。図81、82、83に示す第19実施
例は、前記第17、18実施例と異なる形状のポンプク
ッション184である。このポンプクッション184に
も同様に位置決め用突起185が設けられている。突起
185がブラケットの位置決め用穴に嵌ることによりポ
ンプクッション184がブラケット161から外れ難い
という効果がある。従ってポンプ姿勢等が傾いたとして
もポンプクッションが外れにくいので組付が容易に行え
るという効果がある。
【0097】図84は、ポンプクッション184の上に
座らせる燃料ポンプ14の外観を示すものである。 (第20実施例)本発明の第20実施例を図85、8
6、87、88に示す。図85、86、87、88に示
すインタンク式燃料ポンプ402は、燃料ポンプ14を
保持するブラケットの形状を他の形状にしたものであ
る。すなわち燃料タンク1から燃料ポンプ14を吊り下
げ固定するために燃料ポンプ14を支持するブラケット
405を金属製で構成した例である。
【0098】この実施例においても燃料ポンプ14の下
面にポンプクッション403を介してブラケット405
に燃料ポンプ14を座らせている。ポンプクッション4
03は前述したように突起404を有しており、この突
起404がブラケット405の位置決め用穴に嵌合する
ことで、ブラケット405からのポンプクッション40
3の外れを防止している。
【0099】(第21実施例)本発明の第21実施例を
図89〜92に示す。図89に示す第21実施例は、樹
脂製ブラケット(燃料ポンプ収容ケース)を用いた例で
ある。このブラケットは、燃料ポンプ14を収容するポ
ンプケース16である。
【0100】この図89に示す第21実施例は、樹脂製
ブラケットであるポンプケース16に燃料ポンプ14を
収容し、このポンプケース16の上端を樹脂製フランジ
21にスナップフィット固定することで燃料タンク1か
ら燃料ポンプ14を吊り下げ固定する例である。この第
21実施例においてもポンプクッション164を燃料ポ
ンプ14の下に座らせることで燃料ポンプ14を収容す
るポンプケース16内にポンプクッション164がずれ
ることなく外れることなく取付けられ、このポンプクッ
ション164の上に燃料ポンプ14を設けることができ
る。図90、91、92は、このポンプケース16の底
部に突起を設けたことが判る図を示している。
【0101】(第22実施例)本発明の第22実施例を
図93に示す。図93に示す第22実施例はフランジ2
1に一体になっているメインチューブ101の燃料通路
102にフランジ21と反対方向に突起102aを突出
している例である。この突起102aによりフランジ2
1とは反対側から作用する何らかの荷重をこの突起10
2aで受け止めることにより、メインチューブ101の
燃料通路103部分にこの荷重をかけないようにするこ
とができる。さらにこの突起102aの突出寸法を大き
くすることにより、メインチューブ101にクイックコ
ネクタを装着した状態においてもクイックコネクタにも
荷重をかけないようにすることができる。
【0102】(第23実施例)本発明の第23実施例を
図94〜図101に示す。この図94〜図101に示す
第23実施例では、フランジ21から吊り下げられるケ
ース部をポンプケース331とブラケット341とから
構成し、フランジ21とポンプケース331とブラケッ
ト341の三分割の構成にしている。ポンプケース33
1の上爪332がフランジ21の嵌合穴322にスナッ
プフット嵌合している。またポンプケース331の下側
の下爪333がブラケット341の嵌合穴342にスナ
ップフィット嵌合している。フランジ21の嵌合穴32
2は、フランジ21の下端側にポンプケース331と結
合可能な位置に周方向に複数個設けられている。また嵌
合穴322と上爪332の位置は、周方向に120度間
隔に設けることで、重量バランスをほぼ均等にし、上爪
332の破損または破壊を防止することができる。また
ポンプケース331の下部の下爪333に嵌合するブラ
ケット341の嵌合穴342についても同様に周方向に
ほぼ120度等分に設けられている。これにより重量バ
ランスは均等になり特定の下爪333の破損破壊を防止
することができる。
【0103】また図94および図95に示すように、フ
ランジ部21は、先頭部分に複数のスリット部323を
有している。これにより嵌合穴322に上爪332が弾
性的に嵌合するときのスナップフィット効果が高められ
る。またスリット部323は燃料ポンプ供給電源用リー
ド線の取り回しとしても利用できる。メインチューブ1
01は、リターンチューブ381に接続され、リターン
チューブ381内の通路は圧力調整器382から更に燃
料フィルタ383に接続されている。
【0104】またフランジ21のスリット部323の下
端部分は面取りあるいは曲面形状にしている。これによ
りリード線等の取り回しにスリット部323を利用する
ときリード線の切断を防止している。またフランジリブ
部325のケース側の下端内面を面取りあるいは曲面形
状としている。これにより、ポンプケース331がフラ
ンジ21の円筒部に挿入組み付けしやすいという効果が
ある。図96に示すようにメインチューブ101にはメ
インチューブ用リブ部324が補強用に設けられてい
る。
【0105】図99および図100および図101に示
すように、円筒状のフランジリブ部325の下端部には
嵌合穴322の下側部分で内壁側に凹部326が設けら
れている。この凹部326は、図100および図101
で斜線で示す部分で形成されている。これにより、ポン
プケース331の上爪332をフランジリブ部325の
下端側から嵌合穴322に挿入するとき、凹部326が
あることによりこの部分を滑らせて容易にスナップフィ
ット嵌合することができる。
【0106】上記第23実施例によると、フランジリブ
部325とポンプケース331とフランジ341とが三
分割であるから、燃料ポンプの交換が容易に行えるとい
う効果がある。また第23実施例では、嵌合穴322を
フランジリブ部325の下端側に周方向に複数個設けた
ため、これにポンプケース331の上爪332をスナッ
プフィット嵌合させることにより容易に組み付け取りは
ずしを行えるという効果がある。 さらには、上爪33
2と嵌合穴322とを挿入するとき、滑らせてスナップ
フィットが容易に行えるように、凹部326をフランジ
リブ部325の内周壁の下端側の嵌合穴322の下部分
に設けたため、スナップフィット嵌合を容易に行えると
いう効果がある。これは、この凹部326の部分にマイ
ナスドライバ等の工具を挿入することで、取り外し時、
容易にスナップフィット嵌合を解除することができるこ
とを意味している。
【0107】(第24実施例)本発明の第24実施例を
図102および図103に示す。この第24実施例は、
上記第23実施例の図100および図101に示した構
造に代えて、フランジリブ部325の凹部326の径方
向外側一部分を凸状に凸部327を形成した例である。
この凸部327の部分で凹部326の肉厚が薄くなる部
分を反対側面で厚肉としているため、フランジリブ部3
25の厚さを同一厚さにすることで、補強効果がある。
【0108】(第25実施例)本発明の第25実施例を
図104〜図106に示す。図104〜図106に示す
第25実施例は、フランジリブ部325の軸方向に窓部
327、328を周方向に追加増設した例である。この
第25実施例によると、フランジ21の軽量化が図れる
とともに材料費が軽減され、窓部は軸方向に同一方向ス
ライドで形成され、軸方向に並んでいるので、ポンプの
高さを組付位置で可変出来る。これにより、さまざまな
深さの燃料タンクに対応するインタンク式フューエルポ
ンプブラケットを組付けることができるのでコストダウ
ンできる。さらには、燃料タンク内の燃料が衝撃により
移動するときに衝突効果を和らげてこの窓部327、3
28を燃料が流通することにより衝撃が小さくなりバッ
フル効果が大きいという効果がある。従ってフランジリ
ブ部325の横荷重が軽減されリブ強度が大きいという
効果がある。
【0109】(第26実施例)本発明の第26実施例を
図107〜図109に示す。図107〜図109に示す
第26実施例は、ポンプケース331を示している。ポ
ンプケース331は上部にフランジ21の嵌合穴322
と嵌合スナップフィット用の上爪332を外周に3個有
し、ブラケット341の嵌合穴342にスナップフィッ
ト嵌合する下爪333を外周に複数個有する。上爪33
2および下爪333はフランジリブ部325またはブラ
ケット341に軸方向に相対移動させることで嵌合穴3
22または342に嵌合できるように外周が傾斜面を有
している。
【0110】この第26実施例のポンプケース331を
使用することによりポンプケース331とフランジ21
との取付け取りはずしが容易に行え、またブラケット3
41とポンプケース331との取付けまたは取り外しが
容易に行えるという効果がある。 (第27実施例)本発明の第27実施例を図110に示
す。
【0111】図110に示す第27実施例は、ポンプケ
ース331の上爪332の下側に取付け取り外し用凹部
334を設けた例である。また下爪333の上側に取付
け取り外し用凹部335を形成した例である。この凹部
334および335を形成することにより、スナップフ
ィット解除時、マイナスドライバ等の工具をこの凹部3
34または335に押し込みリブ部を押し広げることで
上爪332と嵌合穴322の解除ならびに下爪333と
嵌合穴342との解除が容易に行える。
【0112】(第28実施例)本発明の第28実施例を
図111に示す。図111に示す第28実施例は、ポン
プケース331の軸方向にポンプケース内外を連通する
窓部336を形成した例である。この窓部336は一個
の窓部に着目すると軸方向に延びたもので、これがポン
プケースの外周の周方向に複数形成されている。
【0113】この第28実施例によると、燃料タンク内
の燃料がこの窓部336を流通するため、ポンプケース
331の強度を低下させることなく、この燃料タンクを
搭載した車両の旋回、急発進、急停車時に燃料タンク内
で発生する液波がポンプケース331、フランジ21に
与える衝撃力を低減できる。従ってポンプケース331
ならびにフランジ21の破壊損傷が効果的に防止される
という効果がある。
【0114】(第29実施例)本発明の第29実施例を
図112および図113に示す。図112および図11
3に示す第29実施例は、ブラケット341の外観を示
す。このブラケット341にはポンプケース331の下
爪333に嵌合する嵌合穴342が周方向に複数個形成
されている。この実施例では取り外し用の凹部を有しな
い。
【0115】この第29実施例のブラケット341を用
いると、底部341aから3ケ所側壁部341b、34
1c、341dが突出しており、その側壁部に嵌合穴が
形成されているので、ポンプケース331の下爪333
との取付け取り外しがスナップフィットの嵌合解除によ
り容易に行うことができる。 (第30実施例)本発明の第30実施例を図114およ
び図115に示す。
【0116】図114および図115に示す第30実施
例は、ブラケット341にポンプケース331側の爪部
が係合する窓部343および344の長さをブラケット
341の軸方向に延長した例である。この窓部343が
軸方向に延びていることにより爪が嵌合する部分の残り
の空間部分がタンク内の燃料が流通する通路となりバッ
フル効果がある。また窓部344は、ポンプケース33
1の下爪333が嵌合する機能の他に、燃料ポンプのベ
ーパ排出用の穴としても機能する役割がある。
【0117】この実施例では、円周方向のスライドコア
を用いずに上下方向のスライドコアにて窓部を形成でき
るのでコストダウンとなる。 (第31実施例)本発明の第31実施例を図116およ
び図117に示す。図116および図117に示す第3
1実施例は、ブラケット341の嵌合穴342から下側
のブラケット内周壁に凹部345を形成した例である。
凹部345は嵌合穴342のポンプケース331側に形
成される。これによりスナップフィット解除がこの凹部
345を利用して容易に行えるという効果がある。
【0118】(第32実施例)本発明の第32実施例を
図118および図119に示す。図118および図11
9に示す第32実施例は、ブラケット341に窓部34
6を形成した例である。この窓部346は、ブラケット
の内外を連通する円形状の穴である。これによりブラケ
ット341の軽量化が図れる。
【0119】(第33実施例)本発明の第33実施例を
図120に示す。図120に示す第33実施例は、フラ
ンジ21の上部からメインチューブ351、リターンチ
ューブ352、ブリーザチューブ353及び電気コネク
タがそれぞれ外部に向けて形成されている。この各チュ
ーブ351、352、353の外周部にはクイックコネ
クタの外れ防止用の環状凸部354、355、356が
それぞれ設けられている。この凸部354、355、3
56は、いずれもフランジ21の最大外径よりも上から
見て径外方向側に設けられている。こうすることによ
り、樹脂型成形するとき、型抜きを凸部354、35
5、356で行うことで容易に型割成形することができ
る。
【0120】またこの実施例では、メインチューブ35
1、リターンチューブ352、ブリーザチューブ353
の取出し方向は、同一方向もしくは反対方向にすること
で成形型分割の構造が簡素となり、コストダウンにつな
がる。 (第34実施例)本発明の第34実施例を図121に示
す。
【0121】図121に示す第34実施例は、燃料の液
面を検出するセンダゲージ361の長さをタンク深さに
合わせて可変にした例である。フランジ21のボス部3
62にステー364の一端がねじ363により固定さ
れ、他端がセンダゲージ本体366にねじ365で固定
されている。またフロート368を一端に固定するフロ
ートアーム367の他端はセンダゲージ本体366に固
定されている。ねじ365を緩めステー364のセンダ
ゲージ本体366に対する相対位置を変更することによ
りタンク深さにフロート368の位置を合わせることが
できる。
【0122】(第35実施例)本発明の第35実施例を
図122および図123に示す。図122および図12
3に示す第35実施例は、フランジ21に形成されるリ
ターンチューブ部371の下端に別体のナイロンチュー
ブ372の一端をクリップ373により固定した例であ
る。ポンプケース331から突き出すクランプ部374
でナイロンチューブ372が固定され、または、ガイド
機能を持たせ図123に示すように隙間を有しているの
で、その隙間分変位しても構わない。しかし、ナイロン
チューブ372の外径よりクランプ部374の先端が小
さいので外れることはない。ナイロンチューブ372を
用いたが、ゴムホース等を本発明では用いても良い。 (第36実施例)本発明の第36実施例を図124に示
す。この第36実施例は、センダゲージ取付部およびセ
ンダケージの取付ブラケットとして機能する金属プレー
トの形状が第1実施例とは異なる例である。
【0123】図124に示すように、金属プレート74
2は、外側下部42aに対して所定距離だけ図124で
上方位置から金属プレート742の幅方向に突出する押
爪743a、743bを有し、これにより外側下部42
aよりも広幅の圧入部743が形成されている。また、
金属プレート742には、ポンプケース16の径内方向
に凸状に位置決め用の二つのプレス打出部744が設け
られている。
【0124】この金属プレート742が組付けられるセ
ンダゲージ取付部760の案内部763、764は、金
属プレート挿入開始端に設けられた平板状の締り部76
3a、764aと、この締り部763a、764aに続
いて形成される横断面L字状の溝部763b、764b
とからなる。案内部763、764には、互いに向かい
合う内壁の間隔が図124で下側に向かって次第に狭く
なるように勾配が付与されている。この間隔は、溝部7
63b、764bの図124で上端では金属プレート7
42の外側下部42aの幅よりも広く下端では外側下部
42aの幅とほぼ等しく、かつ締り部763a、764
aでは金属プレート742の圧入部743の幅よりも狭
く外側下部42aの幅よりも広い。また、センダゲージ
取付部760の位置決め凸部861、862には図12
4で下側に向かって次第に幅が広くなるように勾配が付
与されており、これによりセンダゲージ760の幅方向
外側に相当する位置決め凸部861、862の側面の間
隔は図124で下側に向かって次第に広くなっている。
この間隔は、位置決め凸部861、862の図124で
上端では二つのプレス打出部744の側面の距離よりも
広く下端ではプレス打出部744の距離よりも狭い。こ
の他の部分の構成は第1実施例と実質的に同様である。
【0125】センダゲージ取付部760への金属プレー
ト742の組付時、図124で上方から金属プレート7
42を溝部763b、764bに挿入すると、組付けが
進行するにつれて溝部763b、764bの互いに向か
い合う内壁の間に外側下部42aが挟み込まれる。同時
に、位置決め凸部861、862の側面に二つのプレス
打出部744の側面が接しながら次第に締まっていくこ
とにより、金属プレート742の組付方向が規制され
る。そして、金属プレート742の下端がスナップフィ
ット部865を乗り越えて金属プレート742の外れ防
止用穴45がスナップフィット部865に嵌合するとと
もに、圧入部743が締り部763a、764aの間に
圧入された段階で組付けが終了する。このとき、金属プ
レート742の下端は、センダゲージ取付部760の係
止部866、867に当接するかまたは係止部866、
867との間に若干の隙間を有する。また、図124に
示すように、圧入部743の押爪743a、743bと
締り部763a、764aとの当接位置763c、76
4cは、溝部763b、764bの金属プレート挿入開
始端から図124で上方に所定距離だけ離れている。
【0126】ポンプケースにセンダゲージを組付けるた
めには、センダゲージの上端に組付用のスペースが必要
となる。このセンダゲージ組付用スペースを小さくする
目的で金属プレートの長さを短くするとセンダゲージの
がたつきが大きくなり液面検出精度が低下する。また、
センダゲージ組付けの順序を任意に設定できないため工
程設計が制約される。
【0127】この第36実施例によると、組付終了時に
圧入部743が締り部763a、764aの間に圧入さ
れることにより、案内部743、744の上下両端で金
属プレート742の幅方向および回転方向への動きを規
制するので、案内部743、744の長さが比較的短い
場合にも金属プレート742の組付後のがたつきを効果
的に抑えることができる。これにより、この金属プレー
ト742を介して組付けられるセンダゲージの位置精度
が向上するため液面検出精度が高くなるという効果があ
る。平板状の締り部763a、764bと押爪743
a、743bとの当接位置763c、764cは溝部7
63b、764bの金属プレート挿入開始端から所定距
離だけ離れているため、押爪743a、743bにより
締り部763a、764bが押し拡げ易い。このため、
圧入部743の締り部763a、764aへの圧入が容
易である。また、案内部763、764の金属プレート
挿入開始端にはL字状の溝部763b、764bに替え
て締り部763a、764bが設けられている。この締
り部763a、764bは平板状でありポンプケース1
6の外周側に対して開放されているので、金属プレート
742の脱着時のスライド長さは溝部763b、764
bの長さ分だけでよく、このため案内部763、764
の上方に要するセンダゲージ取付用スペースを小さくす
ることができる。
【0128】(第37実施例)本発明の第37実施例を
図125〜図127に示す。この第37実施例は、リタ
ーンレスシステム化された燃料供給部、燃料戻し部の燃
料通路形状および成形型の構成に関するものである。図
125に示すように、フランジ21には、燃料ポンプ吐
出部に連結された燃料供給管713および圧力調整器に
連結された燃料戻し管714が円板部211を貫通して
フランジ21と一体成形されている。燃料供給管713
の上端からは、燃料をエンジン側に供給するメインチュ
ーブ711と燃料戻し管714に連結されたリターンチ
ューブ712とが燃料供給管713に対して垂直に互い
に反対方向に延びている。そして、燃料供給管713と
メインチューブ711とから燃料供給部701が構成さ
れ、リターンチューブ712と燃料戻し管714とから
燃料戻し部702が構成される。メインチューブ71
1、リターンチューブ712、燃料供給管713および
燃料戻し管714の内部には、それぞれ燃料通路72
1、722、723、724が形成されている。
【0129】燃料ポンプの吐出部から燃料供給管713
内に送出される燃料は、燃料供給管713の上端におい
てメインチューブ711からエンジンに至るメイン側と
リターンチューブ712から圧力調整器に至るリターン
側とに分岐される。リターン側への燃料は圧力調整器に
よって所定の圧力に調整され、エンジンの消費分だけの
燃料がメイン側へと圧送され、残りの余剰燃料は圧力調
整器の下流側に配設された燃料フィルタを通過してタン
ク内へと戻される。
【0130】燃料通路721、722、723、724
は、次のようにして燃料供給部701および燃料戻し部
702の内部に形成される。燃料ポンプの吐出部からメ
インチューブ712への燃料通路713を形成する供給
通路ピン732およびリターンチューブ712から圧力
調整器への燃料通路714を形成するリターン通路ピン
733は、図125で上下方向である鉛直方向にセット
される。そして、供給通路ピン732およびリターン通
路ピン733の上部を貫通して、燃料通路721、72
2を形成するメインチューブピン731が図125で左
右方向である水平方向にセットされる。
【0131】ここで、供給通路ピン732とメインチュ
ーブピン731との相貫部において供給通路ピン732
の径はメインチューブピン731の径よりも大きい。こ
れにより、燃料通路713から燃料通路721へと通路
容積が減少するのでダンパ部が形成され、このダンパ部
によりポンプ振動等を低減することができる。さらに、
この相貫部の外形部の除肉による軽量化および成形型の
型割り構造の簡素化が可能である。また、リターン通路
ピン733とメインチューブピン731との相貫部にお
いてリターン通路ピン733の径はメインチューブピン
731の径よりも大きい。これにより、燃料通路714
から燃料通路721へと通路容積が減少するのでダンパ
部が形成され、このダンパ部によりポンプ振動等を低減
することができる。さらに、この相貫部の外形部の除肉
による軽量化および成形型の型割り構造の簡素化が可能
である。
【0132】また、メインチューブピン731が供給通
路ピン732およびリターン通路ピン733の上部を貫
通してセットされていることにより、以下に示す効果が
ある。フランジにメインチューブや電気コネクタ等を一
体成形する場合、成形型の型割り構造によってはメイン
チューブピンの長さを長くする必要がある。しかし、こ
のメインチューブピンは型の抜取りを容易にするため型
の先端側に向けて細くなっているため、図126に示す
比較例のようにメインチューブピン631が供給通路ピ
ン632およびリターン通路ピン633の上部に当接し
た構成ではメインチューブピン631が長くなるほどこ
の当接位置におけるメインチューブピン631の径が細
くなり、樹脂成形圧力等によってメインチューブピン6
31の位置が不安定になりやすい。例えばフランジの外
周側から樹脂を注入すると、図127に示すように樹脂
圧によりメインチューブピン631が供給通路ピン63
2およびリターン通路ピン633の上部から浮き、この
ためメインチューブピン631と供給通路ピン632お
よびリターン通路ピン633との隙間630に樹脂が流
れ込んで固まることにより燃料通路部に樹脂の薄膜が形
成されて燃料通路の相貫が不十分になる。この薄膜を成
型後の加工により除去することもできるが、コストアッ
プを招くという問題があり、また切削粉が残留すると圧
力調整器に侵入する不具合を生じるので切削粉を除去す
る必要がある。
【0133】第37実施例によると、メインチューブピ
ン731が供給通路ピン732およびリターン通路ピン
733の上部を貫通しているため、燃料通路部の薄膜形
成を防止することができる。なお、図125に示すよう
に樹脂注入ゲートをメインチューブピン731の上方に
設けることにより、メインチューブピン731が供給通
路ピン732およびリターン通路ピン733を押え込む
方向に樹脂注入圧力がかかるので、メインチューブピン
731が供給通路ピン732およびリターン通路ピン7
33の上部に当接する構造でも薄膜の発生を防止する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のインタンク式燃料ポンプ
装置を示す側面透視図である。
【図2】図1の平面透視図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1の別の角度から見た側面透視図である。
【図5】図1に示すV−V線断面図である。
【図6】図1に示すVI−VI線断面図である。
【図7】本発明の第1実施例のインタンク式燃料ポンプ
装置を燃料タンク内に取付けた状態を示す断面図であ
る。
【図8】第1実施例の部品構成を示す図である。
【図9】本発明の第1実施例のポンプケースを示すもの
で、(A)は図10に示すA方向矢視図、(B)は図1
0に示すB方向矢視図、(C)は図10に示すC方向矢
視図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図9の底面図である。
【図12】図10に示すXII −XII 線断面図である。
【図13】図9に示すXIII−XIII 線断面図である。
【図14】図9に示すXIV 部分の拡大図である。
【図15】第1実施例のポンプケースの平面図である。
【図16】図15に示すXVI 部分の拡大図である。
【図17】図15に示す矢印XVII方向矢視図である。
【図18】図15に示すXVIII 方向矢視図である。
【図19】図15に示すXIX −XIX 線断面図である。
【図20】センダゲージの平面図である。
【図21】図20の矢印XXI 方向矢視図である。
【図22】図20の矢印XXII方向矢視図である。
【図23】電気部品を示す平面図である。
【図24】図23に示すXXIV方向矢視図である。
【図25】図23に示すXXV 方向矢視図である。
【図26】燃料ポンプの正面図である。
【図27】図26に示すXXVII 方向矢視図である。
【図28】図26に示すXXVIII方向矢視図である。
【図29】ポンプクッションの正面図である。
【図30】図29に示すXXX 方向矢視図である。
【図31】図29に示すXXXI方向矢視図である。
【図32】リターン燃料通路部の変形例である第2実施
例の燃料タンク取付状態を示す断面図である。
【図33】燃料ポンプケースの変形例である第3実施例
の燃料ポンプケースを示す平面図である。
【図34】リターンチューブの変形例である第4実施例
を示す図である。
【図35】リターンチューブ下端部の変形例である第5
実施例を示す図である。
【図36】(A)はコンデンサ取付部の変形例である第
6実施例を示す図、(B)はそのB方向矢視図である。
【図37】(A)は図33のコンデンサリード固定部の
拡大図、(B)はそのB方向矢視図である。
【図38】(A)はポンプケースの変形例である第7実
施例を示す図、(B)はその異なる角度から見た図であ
る。
【図39】本発明の第8実施例によるインタンク式燃料
ポンプ装置を示すもので、(A)は平面図、(B)はそ
のB方向矢視図である。
【図40】第8実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の
側面図である。
【図41】第8実施例の燃料タンク取付状態を示す断面
図である。
【図42】第9実施例の保護プレート装着状態を示すも
ので、(A)は平面図、(B)は(A)のB方向矢視
図、(C)は(B)のC方向矢視図である。
【図43】第9実施例の保護カバー装着可能なインタン
ク式燃料ポンプ装置を示すもので、(A)はその平面
図、(B)はB方向矢視図である。
【図44】第9実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の
側面図である。
【図45】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図46】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図47】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図48】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図49】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図50】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図51】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図52】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図53】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図54】保護プレートの変形例を示すもので、Aは平
面図、BはそのAのB方向矢視図、CはそのBのC方向
矢視図である。
【図55】第10実施例の主要部を示すもので、図57
のA−A線断面図である。
【図56】第10実施例の燃料タンク取付状態を示す断
面図である。
【図57】第10実施例のインタンク式燃料ポンプ装置
の平面図である。
【図58】第10実施例のインタンク式燃料ポンプ装置
の側面図である。
【図59】第10実施例のガスケットの変形例を示すも
ので、(A)は平面図、(B)はその横断面図である。
【図60】ガスケットの変形例を示すもので、(A)は
平面図、(B)はその横断面図である。
【図61】ガスケットの変形例を示すもので、(A)は
平面図、(B)はその横断面図である。
【図62】ガスケットの変形例を示すもので、(A)は
平面図、(B)はその横断面図である。
【図63】ガスケットの変形例を示すもので、(A)は
平面図、(B)はその横断面図である。
【図64】第11実施例のフランジ側電気コネクタ部の
断面図である。
【図65】第12実施例のフランジ側電気コネクタ部の
断面図である。
【図66】第13実施例のフランジ側電気コネクタ部の
断面図である。
【図67】第14実施例のフランジ側電気コネクタ部の
断面図である。
【図68】第15実施例のフランジ側電気コネクタ部の
断面図である。
【図69】第16実施例のフランジ側電気コネクタ部の
断面図である。
【図70】本発明の第17実施例の主要部部分切欠図で
ある。
【図71】図70に示すA方向矢視図である。
【図72】本発明の第17実施例の燃料タンク取付状態
を示す断面図である。
【図73】本発明の第17実施例のインタンク式燃料ポ
ンプの平面図である。
【図74】本発明の第17実施例のインタンク式燃料ポ
ンプの側面図である。
【図75】本発明の第17実施例のポンプクッションの
平面図である。
【図76】図75のB方向矢視図である。
【図77】図76のC方向矢視図である。
【図78】第18実施例のポンプクッションの平面図で
ある。
【図79】第18実施例のポンプクッションの側面図で
ある。
【図80】第18実施例のポンプクッションの底面図で
ある。
【図81】第19実施例のポンプクッションの平面図で
ある。
【図82】第19実施例のポンプクッションの側面図で
ある。
【図83】第19実施例のポンプクッションの底面図で
ある。
【図84】第19実施例の燃料ポンプを示すもので、
(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は底面図であ
る。
【図85】第20実施例のインタンク式燃料ポンプの平
面図である。
【図86】第20実施例のインタンク式燃料ポンプの側
面図である。
【図87】図86とは別の角度から見た側面図である。
【図88】第20実施例のインタンク式ポンプの底面図
である。
【図89】第21実施例の燃料タンク取付状態を示す断
面図である。
【図90】第21実施例のインタンク式ポンプ装置の平
面図である。
【図91】第21実施例のインタンク式燃料ポンプの側
面図である。
【図92】第21実施例のインタンク式ポンプの底面図
である。
【図93】第22実施例のインタンク式燃料ポンプの突
起部を示す側面図である。
【図94】本発明の第23実施例のインタンク式燃料ポ
ンプ装置の側面図である。
【図95】第23実施例の別の角度から見た側面図であ
る。
【図96】第23実施例のフランジの平面図である。
【図97】第23実施例のフランジの側面図である。
【図98】第23実施例の別の角度から見たフランジの
側面図である。
【図99】第23実施例のフランジの底面図である。
【図100】図99のA部分拡大図である。
【図101】図100に示すB−B線断面図である。
【図102】第24実施例のスナップフィット用嵌合穴
を示す図である。
【図103】図102に示すB−B線断面図である。
【図104】第25実施例のフランジの平面図である。
【図105】第25実施例のフランジの側面図である。
【図106】第25実施例のフランジの別の角度から見
た側面図である。
【図107】第26実施例のポンプケースの平面図であ
る。
【図108】第26実施例のポンプケースの側面図であ
る。
【図109】第26実施例のポンプケースの底面図であ
る。
【図110】第27実施例のポンプケースの側面図であ
る。
【図111】第28実施例のポンプケースの側面図であ
る。
【図112】第29実施例のブラケットの展開図であ
る。
【図113】第29実施例のブラケットの側面図であ
る。
【図114】第30実施例のブラケットを示す展開図で
ある。
【図115】第30実施例のブラケットの側面図であ
る。
【図116】第31実施例のブラケットの展開図であ
る。
【図117】第31実施例のブラケットの側面図であ
る。
【図118】第32実施例のブラケットの展開図であ
る。
【図119】第32実施例のブラケットの側面図であ
る。
【図120】第33実施例のインタンク式ポンプ装置を
示す平面図である。
【図121】第34実施例のインタンク式ポンプ装置の
側面図である。
【図122】第35実施例のインタンク式ポンプ装置の
側面図である。
【図123】図122に示すA−A線断面図である。
【図124】第36実施例のインタンク式燃料ポンプ装
置の側面図である。
【図125】第37実施例のインタンク式燃料ポンプ装
置の成形時の部分断面図である。
【図126】比較例としてのインタンク式燃料ポンプ装
置の成形に用いられるピンの樹脂注入前のセット状態を
示すもので、(A)は側面図、(B)はそのCXXVI −CX
XVI線断面図である。
【図127】比較例としてのインタンク式燃料ポンプ装
置の成形に用いられるピンの樹脂注入時の状態を示すも
ので、(A)は側面図、(B)はそのCXXVII−CXXVII線
断面図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 インタンク式燃料ポンプ装置 3 上タンク 4 下タンク 10 給油口 13 燃料フィルタ 14 燃料ポンプ 16 ポンプケース 18 吐出部 21 フランジ 24 筒体 25 ベーパ排出口 27、28 爪部 31 電気部品 32 コンデンサ 33 燃料ポンプ側コネクタ 34 フランジ側コネクタ 41 センダゲージ 51 ポンプクッション 61 吐出部品 71 ポンプ部 72 モータ部 73 吐出部 74 電源供給部 81 ポンプ取付部 82 吊り下げ固定部 83 コンデンサ取付部 84 リターン燃料通路部 85 残量警告表示取付部 86 センダゲージ取付部 101 メインチューブ 102、103 燃料通路 104 凸部 106 メインチューブ保護プレート 109 保護プレート 110 カバー部 111 保護プレート部 115、116 爪部 117、118 穴 120 クイックコネクタ 131 フランジ側電気コネクタ 132 マイナス側端子 133 U字部 143 リブ 211 円板部 212 リブ 213 燃料供給部 214 燃料戻し部 831 コンデンサケース部 832 コンデンサリード線固定部 841 連通孔 842 リターンチューブ 844 スナップフィット取付用穴 851 サーミスタケース部 852 サーミスタキャップ部

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料ポ
    ンプを前記燃料タンク内に設けるインタンク式燃料ポン
    プ装置であって、 燃料ポンプを収容する樹脂製のポンプケースと、前記燃
    料タンクに搭載されるタンク内部品を収容するタンク内
    部品ケースとを備え、前記ポンプケースの外側に前記タ
    ンク内部品ケースが一体成形により形成されていること
    を特徴とするインタンク式燃料ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記タンク内部品ケースは、前記タンク
    内部品に作用する重力を受ける受け面と、前記タンク内
    部品に作用する重力方向と直角方向の動きを規制する側
    面とを備えるとともに、前記タンク内部品ケースは、前
    記タンク内部品を上から挿入できるように前記受け面の
    対向部に開口部を有することを特徴とする請求項1記載
    のインタンク式燃料ポンプ装置。
  3. 【請求項3】 前記ポンプケースは、前記燃料ポンプに
    作用する重力を受けるポンプ受け面と、前記燃料ポンプ
    に作用する重力方向と直角方向の動きを規制するポンプ
    側面とを備えるとともに、前記ポンプケースは、前記燃
    料ポンプを上から挿入できるように前記ポンプ受け面の
    対向部にポンプ挿入用開口部を有することを特徴とする
    請求項2記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  4. 【請求項4】 前記タンク内部品ケースは、サーミスタ
    を収容するサーミスタケースであることを特徴とする請
    求項2または3に記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  5. 【請求項5】 前記サーミスタケースは、上部に蓋を有
    することを特徴とする請求項4記載のインタンク式燃料
    ポンプ装置。
  6. 【請求項6】 前記蓋は、前記サーミスタケースにヒン
    ジ部で取付けられていることを特徴とする請求項5記載
    のインタンク式燃料ポンプ装置。
  7. 【請求項7】 前記蓋の外周部に爪部を設けていること
    を特徴とする請求項6記載のインタンク式燃料ポンプ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記タンク内部品ケースは、コンデンサ
    を収容するコンデンサケースであることを特徴とする請
    求項2または3に記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  9. 【請求項9】 前記タンク内部品ケースは、センダゲー
    ジを収容するセンダゲージケースであることを特徴とす
    る請求項2または3に記載のインタンク式燃料ポンプ装
    置。
  10. 【請求項10】 前記センダゲージケースは、スナップ
    フィットの嵌合構造を有することを特徴とする請求項9
    記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  11. 【請求項11】 相手方のセンダゲージにもスナップフ
    ィットの嵌合構造を有することを特徴とする請求項10
    記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  12. 【請求項12】 前記センダゲージケースは、先端部が
    狭くなる空間部を形成する凹状溝部を有することを特徴
    とする請求項11記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  13. 【請求項13】 前記凹状溝部の先端部に下端壁面を有
    することを特徴とする請求項12記載のインタンク式燃
    料ポンプ装置。
  14. 【請求項14】 前記センダゲージケースは、先端に行
    くほど広くなる凸状突起部を有することを特徴とする請
    求項12記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  15. 【請求項15】 前記ポンプケースは、その外側に、燃
    料リターン通路を有するリターン燃料通路部を形成して
    いることを特徴とする請求項13または14記載のイン
    タンク式燃料ポンプ装置。
  16. 【請求項16】 前記リターン燃料通路部は、フランジ
    側部材とのスナップフィットの嵌合構造を有することを
    特徴とする請求項15記載のインタンク式燃料ポンプ装
    置。
  17. 【請求項17】 前記リターン燃料通路部は、下端部が
    配管脱着可能形状部を有することを特徴とする請求項1
    5記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  18. 【請求項18】 前記ポンプケースは、ベーパー排出穴
    を有することを特徴とする請求項1、2、3、4、1
    3、14、15、16または17記載のインタンク式燃
    料ポンプ装置。
  19. 【請求項19】 前記ポンプケースは、前記燃料タンク
    に吊り下げ固定されるフランジ側部材とのスナップフィ
    ットの嵌合構造を有することを特徴とする請求項1〜1
    8のいずれか一項記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  20. 【請求項20】 前記ポンプケースは、前記フランジ部
    との高さ方向位置決め用の当接面を有することを特徴と
    する請求項19記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  21. 【請求項21】 前記タンク内部品はセンダゲージの金
    属プレートであり、前記側面は、センダゲージケースの
    左右両端部に形成され、前記金属プレートを脱着時に前
    記ポンプケースの軸方向に案内するとともに前記金属プ
    レートに作用する重力方向と直角方向のうち前記金属プ
    レートに対して垂直方向および平行方向への前記金属プ
    レートの動きを規制する溝部と、前記溝部の前記開口部
    側端部に設けられ前記金属プレートに作用する重力方向
    と直角方向のうち前記金属プレートに対して平行方向へ
    の前記金属プレートの動きを規制する締り部とを有し、
    一対の前記締り部の間に前記金属プレートが圧入固定さ
    れることを特徴とする請求項9記載のインタンク式燃料
    ポンプ装置。
  22. 【請求項22】 前記締り部と前記金属プレートとの当
    接位置は前記溝部の前記開口部側端部から離れているこ
    とを特徴とする請求項21記載のインタンク式燃料ポン
    プ装置。
  23. 【請求項23】 前記ポンプケースは、前記タンク内部
    品に設けられたリード線を固定する固定部が一体成形さ
    れていることを特徴とする請求項3記載のインタンク式
    燃料ポンプ装置。
  24. 【請求項24】 燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料
    ポンプを前記燃料タンク内に設けるインタンク式燃料ポ
    ンプ装置であって、 燃料ポンプを支持するとともに燃料タンクに固定される
    フランジと、 前記燃料ポンプで汲み上げた燃料を外部に供給するため
    のコネクタ管であって前記フランジと一体に樹脂成形さ
    れるコネクタ管と、 前記フランジに設けられ、前記コネクタ管のフランジ側
    への動きを規制する規制部材とを備えたことを特徴とす
    るインタンク式燃料ポンプ。
  25. 【請求項25】 前記コネクタ管の反フランジ側に外力
    が作用するのを規制する保護カバーを設け、前記保護カ
    バーをフランジ側部材に所定の固定方法で固定すること
    を特徴とする請求項24記載のインタンク式燃料ポンプ
    装置。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のフランジ側部材は、
    前記規制部材であることを特徴とする請求項24記載の
    インタンク式燃料ポンプ装置。
  27. 【請求項27】 前記固定方法は、穴と突起との嵌合に
    よることを特徴とする請求項25または26記載のイン
    タンク式燃料ポンプ装置。
  28. 【請求項28】 前記穴は前記フランジ側部材に設けら
    れていることを特徴とする請求項27記載のインタンク
    式燃料ポンプ装置。
  29. 【請求項29】 燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料
    ポンプを前記燃料タンク内に設けるインタンク式燃料ポ
    ンプ装置であって、 燃料ポンプを支持する樹脂製のブラケットと、 燃料ポンプの全部または一部の側面を外周側で被覆する
    樹脂製のポンプケースと、 前記燃料タンクの上タンクに支持され、燃料タンク内部
    に吊り下げられるフランジリブ部を有するフランジとを
    備え、 前記フランジの下端側と前記ポンプケースの上端側、及
    び、前記ポンプケースの下端側と前記ブラケットの上端
    側をスナップフィット嵌合したことを特徴とするインタ
    ンク式燃料ポンプ装置。
  30. 【請求項30】 前記フランジリブ部に内外を連通する
    窓部を設けたことを特徴とする請求項29記載のインタ
    ンク式燃料ポンプ装置。
  31. 【請求項31】 前記フランジの下端側と前記ポンプケ
    ースの上端側、及び、前記ポンプケースの下端側と前記
    ブラケットの上端側をスナップフィット嵌合する構造
    は、爪部と、この爪部が嵌合する嵌合穴とからなり、 前記爪部を前記嵌合穴に取付嵌合するときまたは嵌合解
    除するとき作業を容易にする凹部を嵌合穴側の部材に形
    成したことを特徴とする請求項29または30記載のイ
    ンタンク式燃料ポンプ装置。
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