JP3834797B2 - インタンク式燃料ポンプ装置 - Google Patents

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    • F02M37/46Filters structurally associated with pressure regulators

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、燃料タンクまたはタンク内の部品に発生する静電気を燃料タンクの外部に導くインタンク式燃料ポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、燃料タンクの内部に燃料ポンプと圧力調整器と燃料フィルタを内蔵し、燃料タンク周りのリターン配管を単純化する技術が知られている。
例えば、米国特許5195494号公報に開示される燃料分配システムは、燃料タンクから燃料を吸入する入口と燃料フィルタに接続される出口とを有する燃料ポンプを備え、燃料ポンプの第1の出口から燃料フィルタを経由してエンジンに燃料を分配するようにしている。チェックバルブは、フィルタ出口とエンジンへの燃料ラインとの間に位置し、燃料ポンプが停止する時にエンジンから燃料タンク側に燃料流れが逆流するのを阻止している。基準圧がチェックバルブの下流側の燃料フィルタの出口側に接続された圧力調整器が設けられ、その出口は、フィルタにおける燃料圧力が高くなるとフィルタをバイパスして燃料を燃料タンクに戻すように燃料ポンプの第2の出口に接続されており、実質的に一定燃料圧をエンジンに分配できるように維持している。燃料圧力は、エンジンであるいは燃料ライン中で増大し、自動的にレギュレータが開きポンプからの燃料の一部が燃料タンクに通じる出口の燃料圧を一定に調整する燃料供給システムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のインタンク式燃料ポンプ装置を構成する各部品を電気絶縁製樹脂で構成する場合、不導体であるため、燃料の摩擦等により静電気が発生し、樹脂部品の損傷を引起こす不具合があった。このような静電気の帯電を防止する技術については、開示がない。
【0004】
このような従来のインタンク式燃料ポンプ装置に静電気対策を講ずるには、専用のアース回路を設ければよいが、この場合には部品点数が増えてコストアップになるという問題がある。
本発明は、燃料タンクまたはタンク内部品の帯電を防止した軽量化および簡素化可能なインタンク式燃料ポンプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1〜17において、燃料ポンプ以外のタンク内部品がアース手段を有するグループを示す
【0006】
本発明の請求項1記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、燃料タンクの内部に燃料ポンプおよびタンク内部品を設けたインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記燃料ポンプは電動式燃料ポンプであり、前記燃料タンクおよび前記タンク内部品を前記燃料ポンプのマイナス側へアースするアース手段を前記燃料タンクの内部に備え、前記燃料タンクの内部において、前記アース手段から前記燃料ポンプのマイナス側へ至るアース回路が形成され、前記燃料タンクは、前記アース手段を経由して車両のワイヤーハーネスに導通されていることを特徴とする。
本発明の請求項2記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項1記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記アース手段は、前記燃料ポンプに電力を供給するリード線に電気的に接続していることを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項3記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項1または2記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記燃料タンクの蓋に前記タンク内部品が取付けられていることを特徴とする。
本発明の請求項4記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項3記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記アース手段は、導電性のガスケットと、該ガスケットに接触部にて接触するアース用リード線とを有し、前記ガスケットは弾性体であることを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項5記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項4記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記ガスケットは、前記蓋と前記燃料タンクとの間に挾持面にて挾持されることを特徴とする。
本発明の請求項6記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項5記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記接触部は前記挾持面とは別に設けられていることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項7記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項6記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記ガスケットは円環状の円板形状であり、前記接触部は、前記円環状の円板形状の径方向内側面であることを特徴とする。
本発明の請求項8記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項4から7のいずれか一項に記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記アース用リード線は、金属部材を有し、この金属部材は、前記ガスケットの内径側にガスケットの円弧と同方向に丸めてあることを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項9記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項8記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記金属部材は、タンク内部品を保持することを特徴とする。
本発明の請求項10記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項1または2記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記アース手段は、タンク内部品を保持する金属部材であることを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項11記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項10記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記金属部材は、フランジ側の凹部に引掛かる爪部を有することを特徴とする。
本発明の請求項12記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項11記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記金属部材は、フランジ側にアウトサートされるアウトサート部材を有することを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項13記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項1から12のいずれか一項に記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記タンク内部品は圧力調整器であることを特徴とする。
本発明の請求項14記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項1から13のいずれか一項に記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記タンク内部品は燃料フィルタであることを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項15記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、燃料ポンプに取付けられるタンク内部品を固定する固定手段を備え前記固定手段は、前記タンク内部品の帯電を前記燃料ポンプのアース端子に逃がすアース手段を兼ね、前記燃料タンクの内部において前記固定手段から前記燃料ポンプのアース端子へ至るアース回路が形成され、前記タンク内部品は前記固定手段を経由して車両のワイヤーハーネスに導通されていることを特徴とする。
本発明の請求項16記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項15記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記タンク内部品は、圧力調整器であることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項17記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項15記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記タンク内部品は燃料フィルタであることを特徴とする。
【0019】
【作用および発明の効果】
請求項1記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、燃料タンクの内部にある燃料ポンプ、圧力調整器等のタンク内部品がアース手段を有し、燃料タンクはアース手段を経由して車両のワイヤーハーネスに導通するため、帯電に起因するタンク内部品の損傷の発生が防止される。請求項2では、アース手段は燃料ポンプに電力を供給するリード線に電気的に接続しているため、燃料タンク外部の配線が不要であり電気的な支障はない。請求項3では、燃料タンクの蓋にタンク内部品が取付けられているため、タンク内部品の保守点検作業が容易に行える。
【0020】
請求項4記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、シールするガスケットがアース手段にもなっているので部品点数を少なくすることができる。また請求項5記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、蓋がガスケットでシールされ、かつガスケットが前記燃料タンクとマイナス側との間のアース手段であるため、小部品でシールと静電気発生防止が図れる。
【0021】
請求項6記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、第2アース手段とガスケットとが接触する部分とシール部とが離れているのでシール部の歪に影響を与えることが少なく良好にシールできる。
請求項7記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、簡単な形状でシールとアースとが達成できる。
【0022】
請求項8記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、金属部材がガスケットの内径側にガスケットの円弧と同方向に丸めてあるため、ガスケットに損傷を与え難い。
請求項9または10記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、金属部材が静電気除去とタンク内部品の保持を兼ねることで、小部品で帯電の除去及びタンク内部品の固定が行える。
【0023】
請求項11記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、フランジ側の凹部に金属部材の爪部が引掛かり外にはみ出ないため、他のタンク内部品と干渉することなしに、小部品で、帯電の除去及びタンク内部品の固定が行える。
請求項12記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、金属部材はフランジ側にアウトサートされるアウトサート部材を有するため、強度が高い。
【0024】
請求項13記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、インタンク式燃料ポンプに取付けられる圧力調整器の静電気発生防止あるいは保持、固定を簡単な構成で行うことができる。
請求項14記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、インタンク式燃料ポンプに取付けられる燃料フィルタの静電気発生防止あるいは保持、固定を簡単な構成で行うことができる。
【0025】
請求項15ないし17記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、インタンク式燃料ポンプに取付けられるタンク内部品を固定する固定手段は、タンク内部品の帯電をインタンク式燃料ポンプのアース端子を経由して車両のワイヤーハーネスに逃がすアース手段を兼ねているため、タンク内の小スペースを有効に利用して圧力調整器等のタンク内部品の静電気を除去できるという効果がある。
【0031】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
本発明のインタンク式燃料ポンプ装置の一実施例を図1〜図14に示す。
この第1実施例は、燃料タンク内に収容した燃料ポンプ以外のタンク内部品がアース手段と接続されている例を示す。
【0032】
図4は、燃料タンクに取付けたインタンク式燃料ポンプ装置を示し、図2はインタンク式燃料ポンプ装置の平面図、図3はインタンク式燃料ポンプ装置の側面図、図1は本実施例の要部平面図、図5は図1に示すV方向矢視図である。
図4に示すように、燃料タンク1の内部にインタンク式燃料ポンプ装置2が装着されている。金属製の上タンク3と下タンク4はインシュレータ5とボルト11およびナット12により挾持固定されている。上タンク3の給油口10にはゴムブーツ7を介在させて供給管6が接続されている。下タンク4の内部にはサブタンク8が設置され、下タンク4のサブタンク8の内部と外部とを連通する連通パイプ9が設けられている。
【0033】
サブタンク8の内部には燃料ポンプのポンプフィルタ15、ポンプ部を内蔵するポンプケース16、供給管17、この供給管17から分岐される供給管18と戻し管19、内部に設けられた不導体のダイアフラムおよびばねにて圧力室内の圧力を調整する圧力調整器22および内部に設けられた不導体のフィルタエレメントにて燃料を濾過する燃料フィルタ23が設けられている。圧力調整器22および燃料フィルタ23を吊下げ固定するフランジ24は、上タンク3に取付けられている。
【0034】
ポンプケース16の内部のポンプ部にてポンプフィルタ15を通して汲上げられる燃料は、供給管17から圧送され戻し管19から燃料タンク1側の圧力調整器22へ圧送され、この圧力調整器22により一定圧力に調整され供給管18からエンジン側へ圧送される。余剰燃料は、圧力調整器22を通り、燃料フィルタ23で濾過されて燃料タンク1内に戻される。
【0035】
上タンク3に取付けられるフランジ24は、ポリアセタール等の樹脂によりチューブ類と電気コネクタ39とブラケット等の部品が一体成形されたものである。このフランジ24の燃料タンク1の内部側には、圧力調整器22と燃料フィルタ23が吊下げ等により固定されている。電気コネクタ39は図示しない車両用ワイヤハーネスに電気的に接続される。
【0036】
圧力調整器22および燃料フィルタ23の固定は、次のとおりとなっている。図1、図2および図5に示すように、円板状のフランジ24の下面の外周近傍にボス部としての凸部27が形成されており、この凸部27の内部に下端面27aの中央部から上方に向けて例えば黄銅製のアウトサートナット部材28が埋設されている。第1実施例では、フランジ24の凸部27に金属製のアウトサートナット部材28を設けることにより樹脂の強度の弱い点を補強している。このアウトサートナット部材28は例えば黄銅等の導電性ナットからなり、このナットを超音波圧入あるいはインサート成形により設けている。この凸部のサート埋設部は肉盗み部があり、成型加工がしやすい。また、ボルトの長さ選択の自由度が増す。また28断面Kは27端面Mと同等以上タンク底側に突出しておりナットに挿入するボルトをK面で受けることができるので、樹脂であるフランジ24のへたりを防止する効果がある。この凸部27の下面27aに、圧力調整器用ブラケット29、燃料フィルタ用ブラケット30および端子がカラー32を介してボルト33により締付固定されている。圧力調整器のケース本体およびブラケット29は金属製または導電性樹脂等からなる。また、燃料フィルタのケースは不導体の樹脂からなり、燃料フィルタ用ブラケット30は、カーボンを含む導電性樹脂等からなる。
【0037】
図1および図3に示すように、フランジ24の外周端から下方に垂れるように形成される環状のL字部24aの径方向内側に導電性の環状ガスケット35が介装されてこの環状ガスケット35の下面に上タンク3のフランジ取付穴内周端部3aが突出し、このフランジ取付穴内周端部3aとフランジ24の内周突起241とでガスケット35が挾持固定されている。また、ガスケット35の径方向内側面にはフランジの内周突起241の外周面241aとが接触しているが、ガスケット35の径方向内側面の一部には端子31のガスケット接触部311が接触している。
【0038】
この端子31について、その形状および機能を図6〜図12に基づいて詳述する。端子31は、▲1▼ガスケット接触部311と、▲2▼フランジ係止部315と、▲3▼リード線接触部317とからなる。
▲1▼ ガスケット接触部311は、フランジ係止部315の底板部315cからL字状に折曲げられる部分で、曲面部312とこの曲面部312の両側に形成される折曲部313とからなる。そして、この曲面部312の両端側にガスケット35の内径側に折曲げられる折曲部313が形成されている。この折曲部313が形成されることにより、ガスケット装着時にガスケット35の破損破壊を防止するようにしている。さらにこの端子はプレスにて成型されているがガスケット側はプレスR側となるようになっている。また曲面部312は、ガスケット35との接触時に電気的接触を保つように曲率半径Rtがガスケット35の内径側の装着前の曲率半径Rgよりも大きい曲率半径をもつ円弧状に形成してあり、またその円弧の中心はガスケット内径の中心と一致する位置に組付けられる。さらに、フランジの内周突起241の外周面241aについても、中心はガスケット内径の中心と一致した位置にある円弧形状であり、その円弧の半径はRfである。RtとRfの間にはRt≧Rfの関係がある。すなわち端子の曲面部312はフランジ内周突起241の外周面241aに対し同じかやや外側に突出した位置に設けられている。したがって、装着時には曲面部312とガスケット35の内周面とが弾性力により密着することにより、両者の電気的導通が確保される。また、端子31の導通性を向上するために、端子31の表面に錫メッキ等の表面処理を施すこともできる。
【0039】
▲2▼ フランジ係止部315は、爪部315aを有しており、この爪部が図5に示すようにフランジ24のボス部としての凸部27の上端面27bに引掛かり保持されるようになっている。そして底板部315cにボルト33挿通用の取付穴316が形成されている。
▲3▼ リード線接触部317は、底板部315cの前記ガスケット接触部311と反対側方向に延びて途中から折曲げられるように形成され、先端部に二本の爪が延びる絶縁かしめ部318が形成され、これの付根部側に二本の爪状の導電かしめ部319が形成されている。取付時、図6に示すように、ポンプケース16のポンプ部のマイナス側アース用リード線37の端部の絶縁被覆部37aが絶縁かしめ部318でかしめ固定され、芯線37bが導電かしめ部319によりかしめ固定されている。
【0040】
組付時、図5に示すように、フランジ24の下面側の凸部27の下端面27aに圧力調整器用ブラケット29および燃料フィルタ用ブラケット30を重ね、さらにその下側から端子31を重ねてその爪部315aを引掛保持してその下側からボルト33をアウトサートナット部材28に締付固定する。そして、このフランジ24の外周部に環状のガスケット35を装着し、上タンク3のフランジ取付穴内周端部3aに取付ける。
【0041】
従って、金属製の燃料タンク1の給油口10と燃料流れとの摩擦等により発生する電気は、金属製の上タンク3、導電性のガスケット35、端子31およびアース用リード線37を経由して電気的に短絡する。これにより静電気対策が施されている。
第1実施例によると、供給管を通して給油する際にゴムブーツ7で発生し、燃料タンク1全体に帯電した静電気は、小さな部品であるガスケット35および端子31を経由してリード線37に導通する。これにより静電気の蓄電の発生が防止される。
【0042】
なお、圧力調整器22の吸込部は、フランジ24のインロー部にOリング等でシールされ、圧力調整器22の吐出部は燃料フィルタ23のインロー部にOリング等でシールされている。燃料フィルタ23を含む燃料フィルタ用ブラケット本体は、導電性樹脂を使って形成してもよい。
以上説明したように、第1実施例では、(1) 金属製の燃料タンク1に発生する静電気は、ガスケット24、端子31、アース用リード線37を経由して車両ワイヤハーネス等に導通する。また、(2) 圧力調整器22のダイアフラムに発生する静電気は、ケース本体から圧力調整器用ブラケット29、燃料フィルタ用ブラケット30、端子31、アース用リード線37を経由して車両ワイヤハーネスに導通する。さらに(3) 燃料フィルタ23のフィルタエレメントに発生する静電気は、フィルタケースから端子31、アース用リード線37を経由して車両ワイヤハーネスに導通する。従って、燃料タンク1および各種のタンク内部品の帯電を効果的に防止している。
【0043】
また第1実施例では、(4) 圧力調整器22と燃料フィルタ23の固定および取外れ防止に係る工夫がなされている。すなわち、フランジ24を樹脂材料で形成した場合、黄銅等の導電性ナットを圧入等によりフランジ24に組付けておき、圧力調整器22と燃料フィルタ23とを共締めしている。さらに、端子31に引掛ける爪部315aを一体に設け、フランジ24の凸部27に当接させて共締めしている。
【0044】
さらに第1実施例では、(5) ガスケット35の破損防止構造として、ガスケット35の内周側において、端子31の曲面部312の両端側にガスケット35の内径側に折曲げられる折曲部313が形成されているため、ガスケット装着時にガスケット35の破損破壊を防止する効果がある。さらに、端子31の曲面部312の曲率半径Rtを、ガスケット35の内周側の曲率半径Rgよりも大きい曲率半径にしてあり、さらに曲面部312の中心とガスケット内径の中心とは同一点であるため、端子31の装着後に、端子31とガスケット35の両部品が確実に電気的接触することができる。
【0045】
第1実施例の燃料フィルタケースは不導体樹脂で形成しているが導電性樹脂であっても良く、また金属であっても良い。
図14に第1実施例に使用するガスケット35の側面図と横断面図を示す。
ガスケット32は楕円断面を有する円環状でありシール面35aがフランジと燃料タンクにはさまれ燃料をシールする。また、この第1実施例のガスケットの形状を変形した第1〜第4の変形例を図15から図18に示す。
【0046】
図15から図18においてガスケット351、352、353、354のシール面351a、352a、3530a、354aはフランジと燃料タンクとにはさまれ受圧を受けタンク内燃料をシールする機能を有する。
図15に示す第1変形例のガスケット351は矩形状横断面を有する円環状であり、上下のシール面351aと351aがフランジと燃料タンクに挟まれて燃料をシールする。
【0047】
図16に示す第2変形例のガスケット352は同心の二重の円環を内外に配し、それらの間をつないだ形状になっている。内側円環3520の径daは外側円環3521の径dbとほぼ同径であり、フランジ、燃料タンクとの間でシールする面は主に352aである。この2つの円環によりシールの機能を高める効果が得られる。
【0048】
図17に示す第3変形例のガスケット353は内側円環部3530と外側円環部3531の中央部をつないだ形状であり、これに加え外部に径方向に突出する突起3532があり、この突起の上面3532a、あるいは側面3532b、あるいは3532cで端子と接触するようになっている。このガスケット353では突起が端子との強い接触により変形してもその変形は外側円環部3531で吸収されるのでシール面である3530aが変形せず、良好なシール効果を得ることができる。
【0049】
図18に示す第3変形例のガスケット354は上下に突起が3か所ずつ形成され、このうちの内側の上下それぞれの2つの突起先端面354aにてシールされ、側面354bで端子と接触する。このガスケット354においても図17のガスケット353と同様な効果がある。
(第2実施例)
本発明の第2実施例を図19〜図30に示す。
【0050】
この第2実施例は、図24に示すように、燃料タンク1の上タンク3に帯びた電荷をガスケット35、燃料用タンクアース用マイナス端子41および燃料タンクアース用リード線42を通して燃料タンク外へアースする。その構造は、フランジ24の下面に形成される円環状のリブ43に燃料タンクアース用マイナス端子41が係止され、この状態で上タンク3とガスケット35と燃料タンクアース用マイナス端子41とが構造的に接触し、電気的に導通するようになっている。この燃料タンクアース用マイナス端子41の端子組付状態について、(1) フランジ24、(2) 燃料タンク用マイナス端子41および(3) 燃料タンクアース用マイナスリード線42に分けて詳述する。
【0051】
(1) フランジ24
フランジ24は、その外観が図25、26、27および28に示されるように、フランジ24の下面に円環状のリブ43が形成され、このリブ43の一部分で他の部品との空間的干渉のない位置にJ状の一対の突起44、45を対向するように設け、その中央部の径方向内側に同じく中心方向に突出する凸部46を形成する。この突起44、45と凸部46で形成される空間部分に、燃料タンクアース用マイナス端子41のU字部ががたつかないように挿入嵌合される構造になっている。このJ状突起44、45および凸部46は、燃料タンクアース用マイナス端子41を嵌合固定したとき燃料タンクアース用マイナスリード線42の取り回しが行いやすい位置に形成するのが望ましい。
【0052】
(2) 燃料タンクアース用マイナス端子41
燃料タンクアース用マイナス端子41は、その構造を図29A〜Eに示すように、▲1▼U字状部47と▲2▼連結部48と▲3▼リード線固定部49とからなる。
▲1▼ U字状部47は、横断面がU字形状で径方向外壁50がリブ43の円弧よりも若干曲率半径の小さい円弧状に湾曲して形成され、径方向内壁51は、ほぼ直線状に形成され、径方向外壁50と径方向内壁51とを連結するU字状底部52は、平坦面状に形成される。この径方向外壁50と径方向内壁51の高さは、図24に示すように、前記のフランジ24のリブ43の高さよりも小さく設定してある。これは、燃料タンクアース用マイナス端子41のU字状部47がリブ43の一部分にU字状の密接状態の係止を確保するためである。この係止状態でガスケット35の径方向内側面と径方向外壁50とが接触する。
【0053】
▲2▼ 連結部48はU字状部47と後述するリード線固定部49とを連結する部分である。
▲3▼ リード線固定部49は、第1の脚短かしめ部53と第2の脚長かしめ部54とからなる。図24に示すように、リード線固定部49の第1のかしめ部53は燃料タンクアース用マイナスリード線42の導線をかしめ固定し、第2のかしめ部54はリード線42の絶縁被覆部をかしめ固定する部分である。
【0054】
(3) 燃料タンクアース用マイナスリード線42
燃料タンクアース用マイナスリード線42は、図30に示すように、燃料ポンプ13のポンプ側端子に接続する燃料ポンプ側コネクタ57と電気コネクタ39に接続するフランジ側コネクタ58とを電気的に接続するリード線59、60の内の一方のリード線に電気的に接続されている。図30において符号61、62は結線部を示し、符号63はリード線59、60から分岐するリード線61、62により電気的に接続されるコンデンサ63を示す。
【0055】
以上、フランジ24、燃料タンクアース用マイナス端子41および燃料タンクアース用マイナスリード線42について説明したが、その取付状態は図24に示す通りであり、このフランジ24の燃料タンク1への取付状態の全体図は図19に示す通りであり、フランジ24に吊り下げられた燃料ポンプ13は、図20、21、22および図23に示すとおりである。この第2実施例において、第1実施例と実質的に同一の構成部分については同一符号を付し、燃料タンクアース用端子組付部分以外の部分についての構成は第1実施例と同様であるのでここではその説明を省略する。
【0056】
この第2実施例によると、燃料タンク1に静電気として帯びた電荷がガスケット35、燃料タンクアース用マイナス端子41および燃料タンクアース用マイナスリード線42を通して燃料タンク外へアースすることができる。
そしてこの第2実施例によると、燃料タンクアース用マイナス端子41がフランジ24と突起としてのリブ43とJ状の突起44、45並びに凸部46によって係止されるため、燃料タンクアース用マイナス端子41の組付時、組付作業が容易のため、フランジ24への燃料タンクアース用マイナス端子41の固定が確実なものになるという効果がある。
【0057】
(第3実施例)
本発明の第3実施例を図31、32および33に示す。
この第3実施例の端子組付状態を図31に示し、この端子組付部分の特徴の一つであるフランジの特徴部分を図32A、Bに示し、同じく特徴部分の一つである燃料タンクアース用マイナス端子を図33A、BおよびCに示す。
【0058】
図31に示すように、第3実施例の燃料タンクアース用マイナス端子71の取付部分は、フランジ24の下面に、前記第1実施例と同様に形成される円環状のリブ43の一部分にスナップフィット用の爪部76が径方向内側壁面に形成される。また、径方向外側壁面の下端部分には面取り部75が形成される。この面取り部75はスナップフィット時、燃料タンクアース用マイナス端子71の係止のための挿入を容易にするもので、作業性を向上させるという役割がある。
このリブ43に嵌合する燃料タンクアース用マイナス端子71は、その形状が図33のA、BおよびCに示される。燃料タンクアース用マイナス端子71はU字状部72を有し、このU字状部72の凹部分がフランジ24のリブ43に挿入されるもので、図31に示すように、リブ43への嵌合時ガスケット35が燃料タンクアース用マイナス端子71のU字状部72に接触する。U字状部72の内側壁部分には爪部76に嵌合する矩形状の嵌合穴73が形成されている。この燃料タンクアース用マイナス端子71は、プレス加工により形成され、導電性の金属からなる。その他の部分については、第2実施例と同様であるので、実質的に第2実施例の構成部分と同様の部分については同一符号を付し、説明を省略する。
【0059】
この第3実施例によると、フランジ24のリブ43に燃料タンクアース用マイナス端子71のU字状部72を容易に挿入嵌合し、スナップフィット固定することができる。
この第3実施例によっても、燃料タンク1の上タンク73からガスケット35、燃料タンクアース用マイナス端子71および燃料タンクアース用マイナスリード線42を通して燃料タンク1に帯びた電荷が燃料タンク外へリード線を通してアースされる。
【0060】
(第4実施例)
本発明の第4実施例を図34、35および図36に示す。この第4実施例は、図34に示すように、フランジ24の下面の円環状リブ43の径方向内側部分に形成される突起78に燃料タンクアース用マイナス端子81を係止した例である。
【0061】
フランジ24の下面に形成される円環状のリブ43の径方向外側に凹溝82が形成される。この凹溝82は、燃料タンクアース用マイナス端子81のU字状部82の先端部の逃し部として機能する。燃料タンクアース用マイナス端子81のU字状部82の付け根側に穴83が形成され、図36A、Bに示すように、この穴83の縁面の周りに端子固定用突起84が形成されている。この突起84は、本実施例では4個形成されており、この4個の突起84がフランジ24の円錐状の突起78の外周傾斜面に当接することで係止および位置ずれを防止している。
【0062】
フランジ24は、リブ43の径方向内側に円錐状の突起78が形成される。突起78は、燃料タンクアース用マイナス端子81を固定するための部分である。また燃料タンクアース用マイナス端子81のU字状部82の先端部を逃がす部分の凹部86の反対側部分に補強用リブ85がフランジ外側面に形成されている。
【0063】
この第4実施例によると、燃料タンクアース用マイナス端子81の組付時、フラン24のリブ43および突起78にそれぞれU字状部82および嵌合穴83が嵌り合うように挿入し、突起18の円錐斜面に突起84を押しつけることによりこの燃料タンクアース用マイナス端子81がフランジ24にがたつかないで係止される。
【0064】
(第5実施例)
本発明の第5実施例を図37、38および39に示す。
図37、38および39に示す第5実施例は、フランジ24の下面に形成される端子固定用突起部92の形状に工夫点を施した例である。
フランジ24の下面に形成される円環状のリブ43の径方向内側に端子固定用突起部92を形成する。この端子固定用突起部92は、一対の爪部93、94を有し、この爪部93、94の内側部分の空間に燃料タンクアース用マイナス端子91を嵌め込み固定可能に形成されている。
【0065】
この突起部92に嵌合される燃料タンクアース用マイナス端子91は、図39A、Bに示すようにとりわけ格別な形状工夫は施されていない。すなわち、この第5実施例の燃料タンクアース用マイナス端子91は、U字状部82、胴部95およびリード線固定部49からなり、この胴部95が端子用固定用突起部92に弾性的に嵌合される。U字状部82およびリード線固定部49については、第1実施例および第4実施例と同様であるので説明を省略する。
【0066】
この第5実施例では、端子組付時、フランジ24の端子固定用突起部92に燃料タンクアース用マイナス端子91の胴部95を爪部93、94の間の空間部に押込み嵌合固定するとともにリブ43に挿入するという単純な操作でフランジ24に燃料タンクアース用マイナス端子91を係止固定することができる。このフランジ24と燃料タンクアース用マイナス用端子91をガスケット35を介して上タンク3に組付けることで上タンク3の蓋部の固定が行える。
【0067】
この第5実施例によると、燃料タンク1に帯びた電荷は、ガスケット35、燃料タンクアース用マイナス端子91、リード線42を通して電気配線を通して燃料タンク外にアースされる。
(第6実施例)
本発明の第6実施例を図40〜図42に示す。
【0068】
図40〜42に示す第6実施例は、フランジ24の下面にボス部240を一体成形し、このボス部240に端子91の穴91aを通し、端子91をボス部240にタッピングスクリュ99にてネジ止めしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるインタンク式燃料ポンプ装置の主要部を示すもので、図2に示すI部分拡大平面図である。
【図2】本発明の第1実施例によるインタンク式燃料ポンプ装置の平面図である。
【図3】本発明の第1実施例によるインタンク式燃料ポンプ装置の側面図である。
【図4】本発明の第1実施例のインタンク式燃料ポンプ装置を燃料タンクに取付けた状態を示す断面図である。
【図5】図1に示すV方向矢視図である。
【図6】端子とアース用リード線とを取付けた状態を示す平面図である。
【図7】図6に示すVII 方向矢視図である。
【図8】第1実施例の端子の平面図である。
【図9】図8に示すIX方向矢視図である。
【図10】第1実施例の端子の斜視図である。
【図11】図10に示す端子のリード線接触部のXI方向矢視図である。
【図12】(A)は図11に示すA−A線断面図、(B)は図11に示すB−B線断面図である。
【図13】図5の拡大図である。
【図14】第1実施例のガスケットを示すもので、(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図15】第1変形例のガスケットを示すもので、(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図16】第2変形例のガスケットを示すもので、(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図17】第3変形例のガスケットを示すもので、(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図18】第4変形例のガスケットを示すもので、(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図19】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置を燃料タンクに取付けた状態を示す断面図である。
【図20】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の平面図である。
【図21】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の側面図である。
【図22】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の底面図である。
【図23】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の図21と別角度から見た側面図である。
【図24】第2実施例の端子組付状態を示すもので、図20のXXIV− XXIV 線断面図である。
【図25】第2実施例のフランジを示し、図26に示すXXV 方向矢視図である。
【図26】第2実施例のフランジを示す側面図である。
【図27】第2実施例のフランジの底面図である。
【図28】第2実施例のフランジの一部分を示すもので、(A)は、図27に示すXXVIII部分の拡大図、(B)はそのU−U線断面図である。
【図29】第2実施例の燃料タンクアース用マイナス端子を示すものでAは平面図、BはそのB方向矢視図、CはそのC−C線断面図、DはBに示すD−D断面図、EはBに示すE−E線断面図である。
【図30】第2実施例の燃料タンクアース用リード線の配線を示す図である。
【図31】第3実施例の端子組付状態を示す断面図である。
【図32】第3実施例のフランジの一部を示すもので、Aは断面図、BはそのB方向矢視図である。
【図33】第3実施例の燃料タンクアース用マイナス端子を示すもので、Aは平面図、Bは側面図、CはBのC−C線断面図である。
【図34】第4実施例の端子組付状態を示す断面図である。
【図35】第4実施例のフランジの一部を示すもので、Aは断面図、BはAのB方向矢視図である。
【図36】第4実施例の燃料タンクアース用マイナス端子を示すものでAは平面図、Bは側面図である。
【図37】第5実施例の端子組付状態を示す断面図である。
【図38】第5実施例のフランジの一部を示すもので、Aは断面図、BはそのB方向矢視図である。
【図39】第5実施例の燃料タンクアース用マイナス端子を示すものでAは平面図、Bは側面図である。
【図40】第6実施例の端子組付状態を示す断面図である。
【図41】Aは第6実施例のフランジの一部を示す断面図、BはAのB方向矢視図である。
【図42】Aは第6実施例の燃料タンクアース用マイナス端子を示す平面図、BはAのB方向側面図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク
2 インタンク式燃料ポンプ装置
3 上タンク
4 下タンク
6 供給管
8 サブタンク
9 連通パイプ
15 ポンプフィルタ
16 ポンプケース(燃料ポンプ)
17 供給管
18 供給管
19 戻し管
22 圧力調整器(タンク内部品)
23 燃料フィルタ(タンク内部品)
24 フランジ(蓋)
27 凸部(ボス部)
28 アウトサートナット部材(金属部材、アウトサート部材)
29 圧力調整器用ブラケット(アース手段)
30 燃料フィルタ用ブラケット(アース手段)
31 端子(金属部材、アース手段、固定手段)
33 ボルト
35 ガスケット(アース手段)
37 アース用リード線(アース手段、アース端子)
39 電気コネクタ
41 燃料タンクアース用マイナス端子
42 燃料タンクアース用マイナスリード線
43 リブ(突起)
44、45 突起
46 凸部
47 U字状部
48 連結部
49 リード線固定部
50 径方向外壁
51 径方向内壁
52 U字状部
53、54 かしめ部
56 リード線
57 燃料ポンプ側コネクタ
58 フランジ側コネクタ
71 燃料タンクアース用マイナス端子
73 嵌合穴
76 爪部
78 突起
81 燃料タンクアース用マイナス端子
82 U字状部
83 嵌合穴
84 突起
91 燃料タンクアース用マイナス端子
92 端子用固定突起部
95 胴部
311 ガスケット接触部
312 曲面部
313 折曲部
315 フランジ係止部
317 リード線接触部

Claims (17)

  1. 燃料タンクの内部に燃料ポンプおよびタンク内部品を設けたインタンク式燃料ポンプ装置であって、
    前記燃料ポンプは電動式燃料ポンプであり、
    記燃料タンクおよび前記タンク内部品を前記燃料ポンプのマイナス側へアースするアース手段を前記燃料タンクの内部に備え
    前記燃料タンクの内部において、前記アース手段から前記燃料ポンプのマイナス側へ至るアース回路が形成され、
    前記燃料タンクは、前記アース手段を経由して車両のワイヤーハーネスに導通され
    ていることを特徴とするインタンク式燃料ポンプ装置。
  2. 前記アース手段は、前記燃料ポンプに電力を供給するリード線に電気的に接続していることを特徴とする請求項1記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  3. 前記燃料タンクの蓋に前記タンク内部品が取付けられていることを特徴とする請求項1または2記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  4. 前記アース手段は、導電性のガスケットと、該ガスケットに接触部にて接触するアース用リード線とを有し、前記ガスケットは弾性体であることを特徴とする請求項3記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  5. 前記ガスケットは、前記蓋と前記燃料タンクとの間に挾持面にて挾持されることを特徴とする請求項4記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  6. 前記接触部は前記挾持面とは別に設けられていることを特徴とする請求項5記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  7. 前記ガスケットは円環状の円板形状であり、前記接触部は、前記円環状の円板形状の径方向内側面であることを特徴とする請求項6記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  8. 前記アース用リード線は、金属部材を有し、この金属部材は、前記ガスケットの内径側にガスケットの円弧と同方向に丸めてあることを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  9. 前記金属部材は、タンク内部品を保持することを特徴とする請求項8記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  10. 前記アース手段は、タンク内部品を保持する金属部材であることを特徴とする請求項1または2記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  11. 前記金属部材は、フランジ側の凹部に引掛かる爪部を有することを特徴とする請求項10記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  12. 前記金属部材は、フランジ側にアウトサートされるアウトサート部材を有することを特徴とする請求項11記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  13. 前記タンク内部品は、圧力調整器であることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  14. 前記タンク内部品は、燃料フィルタであることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  15. インタンク式燃料ポンプに取付けられるタンク内部品を固定する固定手段を備え
    前記固定手段は、前記タンク内部品の帯電を前記燃料ポンプのアース端子に逃がすアース手段を兼ね、前記燃料タンクの内部において前記固定手段から前記燃料ポンプのアース端子へ至るアース回路が形成され、
    前記タンク内部品は前記固定手段を経由して車両のワイヤーハーネスに導通されていることを特徴とするインタンク式燃料ポンプ装置。
  16. 前記タンク内部品は、圧力調整器であることを特徴とする請求項15記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  17. 前記タンク内部品は、燃料フィルタであることを特徴とする請求項15記載のインタンク式燃料ポンプ装置
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