JPH08232792A - インタンク式燃料ポンプ装置 - Google Patents

インタンク式燃料ポンプ装置

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JPH08232792A
JPH08232792A JP7081459A JP8145995A JPH08232792A JP H08232792 A JPH08232792 A JP H08232792A JP 7081459 A JP7081459 A JP 7081459A JP 8145995 A JP8145995 A JP 8145995A JP H08232792 A JPH08232792 A JP H08232792A
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tank
fuel
fuel pump
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gasket
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Hideyuki Nakai
秀之 中井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料タンク及びタンク内部品の帯電を防止し
た軽量化及び簡素化可能なインタンク式燃料ポンプを提
供する。 【構成】 燃料タンク1の内部に、燃料ポンプを内蔵す
るポンプケース16、圧力調整器22および燃料フィル
タ23が設けられている。金属製の燃料タンク1は、ガ
スケット24、端子31、アース用リード線37を経由
して車両ワイヤハーネスに電気的に導通している。圧力
調整器22は、圧力調整器用ブラケット、燃料フィルタ
用ブラケット、端子31、アース用リード線37を経由
して車両ワイヤハーネスに電気的に導通している。さら
に燃料フィルタ23は、端子31、燃料フィルタ用ブラ
ケット、アース用リード線37を経由して車両ワイヤハ
ーネスに電気的に導通している。従って、燃料タンク1
および各種のタンク内部品の帯電を効果的に防止してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料タンクまたはタン
ク内の部品に発生する静電気を燃料タンクの外部に導く
インタンク式燃料ポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、燃料タンクの内部に燃料ポン
プと圧力調整器と燃料フィルタを内蔵し、燃料タンク周
りのリターン配管を単純化する技術が知られている。例
えば、米国特許5195494号公報に開示される燃料
分配システムは、燃料タンクから燃料を吸入する入口と
燃料フィルタに接続される出口とを有する燃料ポンプを
備え、燃料ポンプの第1の出口から燃料フィルタを経由
してエンジンに燃料を分配するようにしている。チェッ
クバルブは、フィルタ出口とエンジンへの燃料ラインと
の間に位置し、燃料ポンプが停止する時にエンジンから
燃料タンク側に燃料流れが逆流するのを阻止している。
基準圧がチェックバルブの下流側の燃料フィルタの出口
側に接続された圧力調整器が設けられ、その出口は、フ
ィルタにおける燃料圧力が高くなるとフィルタをバイパ
スして燃料を燃料タンクに戻すように燃料ポンプの第2
の出口に接続されており、実質的に一定燃料圧をエンジ
ンに分配できるように維持している。燃料圧力は、エン
ジンであるいは燃料ライン中で増大し、自動的にレギュ
レータが開きポンプからの燃料の一部が燃料タンクに通
じる出口の燃料圧を一定に調整する燃料供給システムで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインタンク式燃料ポンプ装置を構成する各部
品を電気絶縁製樹脂で構成する場合、不導体であるた
め、燃料の摩擦等により静電気が発生し、樹脂部品の損
傷を引起こす不具合があった。このような静電気の帯電
を防止する技術については、開示がない。
【0004】このような従来のインタンク式燃料ポンプ
装置に静電気対策を講ずるには、専用のアース回路を設
ければよいが、この場合には部品点数が増えてコストア
ップになるという問題がある。本発明は、燃料タンクま
たはタンク内部品の帯電を防止した軽量化および簡素化
可能なインタンク式燃料ポンプを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1〜17において、燃料ポンプ以外のタン
ク内部品がアース手段を有するグループを示し、請求項
18〜26においては、燃料タンクの電荷を導電性ガス
ケット、アース用リード線および燃料ポンプ用マイナス
側リード線を経由して燃料タンクの外部へ導くリード線
の端子とフランジとの固定をフランジの突起で行なうグ
ループを示す。
【0006】本発明の請求項1記載のインタンク式燃料
ポンプ装置は、燃料タンクの内部に燃料ポンプおよびタ
ンク内部品を設けたインタンク式燃料ポンプ装置であっ
て、前記タンク内部品がアース手段を有することを特徴
とする。本発明の請求項2記載のインタンク式燃料ポン
プ装置は、請求項1記載のインタンク式燃料ポンプ装置
であって、前記燃料ポンプは電動式燃料ポンプであり、
前記燃料タンクが前記電動式燃料ポンプのマイナス側へ
のアース手段を有することを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3記載のインタンク式燃料
ポンプ装置は、請求項1または2記載のインタンク式燃
料ポンプ装置であって、前記燃料タンクの蓋に前記タン
ク内部品が取付けられていることを特徴とする。本発明
の請求項4記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求
項3記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記
アース手段は、第1アース手段と、該第1アース手段に
接触部にて接触する第2アース手段とを有し、前記第1
アース手段は弾性体であることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項5記載のインタンク式燃料
ポンプ装置は、請求項4記載のインタンク式燃料ポンプ
装置であって、前記第1アース手段は、前記蓋と前記燃
料タンクとの間に挾持面にて挾持されるガスケットであ
ることを特徴とする。本発明の請求項6記載のインタン
ク式燃料ポンプ装置は、請求項5記載のインタンク式燃
料ポンプ装置であって、前記接触部は前記挾持面とは別
に設けられていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項7記載のインタンク式燃料
ポンプ装置は、請求項6記載のインタンク式燃料ポンプ
装置であって、前記ガスケットは円環状の円板形状であ
り、前記接触部は、前記円環状の円板形状の径方向内側
面であることを特徴とする。本発明の請求項8記載のイ
ンタンク式燃料ポンプ装置は、請求項4から7のいずれ
か一項に記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、
前記第2アース手段は、金属部材を有し、この金属部材
は、前記ガスケットの内径側にガスケットの円弧と同方
向に丸めてあることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項9記載のインタンク式燃料
ポンプ装置は、請求項8記載のインタンク式燃料ポンプ
装置であって、前記金属部材は、タンク内部品を保持す
ることを特徴とする。本発明の請求項10記載のインタ
ンク式燃料ポンプ装置は、請求項1または2記載のイン
タンク式燃料ポンプ装置であって、前記アース手段は、
タンク内部品を保持する金属部材であることを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項11記載のインタンク式燃
料ポンプ装置は、請求項10記載のインタンク式燃料ポ
ンプ装置であって、前記金属部材は、フランジ側の凹部
に引掛かる爪部を有することを特徴とする。本発明の請
求項12記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求項
11記載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記
金属部材は、フランジ側にアウトサートされるアウトサ
ート部材を有することを特徴とする。
【0012】本発明の請求項13記載のインタンク式燃
料ポンプ装置は、請求項1から12のいずれか一項に記
載のインタンク式燃料ポンプ装置であって、前記タンク
内部品は圧力調整器であることを特徴とする。本発明の
請求項14記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、請求
項1から13のいずれか一項に記載のインタンク式燃料
ポンプ装置であって、前記タンク内部品は燃料フィルタ
であることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項15記載のインタンク式燃
料ポンプ装置は、インタンク式燃料ポンプに取付けられ
るタンク内部品を固定する固定手段であって、この固定
手段は、タンク内部品の帯電をインタンク式燃料ポンプ
のアース端子に逃がすアース手段を兼ねていることを特
徴とする。本発明の請求項16記載のインタンク式燃料
ポンプ装置は、請求項15記載のインタンク式燃料ポン
プ装置であって、前記タンク内部品は、圧力調整器であ
ることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項17記載のインタンク式燃
料ポンプ装置は、請求項15記載のインタンク式燃料ポ
ンプ装置であって、前記タンク内部品は燃料フィルタで
あることを特徴とする。本発明の請求項18記載のイン
タンク式燃料ポンプ装置は、燃料タンクの内部に燃料ポ
ンプおよび燃料タンク内部品を設けたインタンク式燃料
ポンプ装置であって、燃料ポンプまたはタンク内部品を
支持する樹脂フランジと、この樹脂フランジを固定する
燃料タンクと、前記燃料タンクに接触し燃料タンクの内
外を気密に保持する導電性ガスケットと、前記導電性ガ
スケットに電気的に接続される燃料タンクアース用マイ
ナス側リード線であって、前記燃料タンクの電荷を前記
導電性ガスケットを通して外部に逃がす燃料タンクアー
ス用リード線と、前記アース用リード線に接続され、前
記導電性ガスケットと組付時に接続され、かつ前記アー
ス用リード線を前記樹脂フランジに固定する固定部とを
備え、前記樹脂フランジは前記導電性ガスケット側面を
規制するリブを有することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項19記載のインタンク式燃
料ポンプ装置は、請求項18記載のインタンク式燃料ポ
ンプ装置であって、前記固定部は、前記フランジと前記
アース用リード線とをスナップフィット固定する形状を
有することを特徴とする。本発明の請求項20記載のイ
ンタンク式燃料ポンプ装置は、請求項18記載のインタ
ンク式燃料ポンプ装置であって、前記固定部は、前記ア
ース用リード線と前記樹脂フランジとをワッシャクリッ
プ方式に固定する形状を有することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項21記載のインタンク式燃
料ポンプ装置は、請求項18記載のインタンク式燃料ポ
ンプ装置であって、前記固定部は、前記樹脂フランジに
形成される突起に圧入される圧入構造を有することを特
徴とする。本発明の請求項22記載のインタンク式燃料
ポンプ装置は、請求項18記載のインタンク式燃料ポン
プ装置であって、前記アース用リード線は前記リブに嵌
合可能な断面U字状部分を有し、このU字状部分がガス
ケットに接触することを特徴とする。
【0017】本発明の請求項23記載のインタンク式燃
料ポンプ装置は、前記リブは径方向内壁面に爪部を有
し、前記固定部は前記爪部にスナップフィット嵌合する
嵌合穴を有することを特徴とする。本発明の請求項24
記載のインタンク式燃料ポンプ装置は、前記ガスケット
と前記リブは前記リブの外周面を当接面とし、前記固定
部は前記当接面の内側にあることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項25記載のインタンク式燃
料ポンプ装置は、請求項24記載のインタンク式燃料ポ
ンプ装置であって、前記固定部は、前記フランジに形成
される凸部に嵌合される嵌合穴を有することを特徴とす
る。本発明の請求項26記載のインタンク式燃料ポンプ
装置は、請求項24または25記載の燃料タンクの内部
に燃料ポンプおよび燃料タンク内部品を設けたインタン
ク式燃料ポンプ装置であって、燃料ポンプまたはタンク
内部品を支持する樹脂フランジと、この樹脂フランジを
固定する燃料タンクと、前記燃料タンクに接触し、燃料
タンクの内外を気密に保持する導電性ガスケットと、前
記導電性ガスケットに電気的に接続される燃料タンクア
ース用マイナス側リード線であって、前記燃料タンクの
電荷を前記導電性ガスケットを通して外部に逃がす燃料
タンクアース用リード線と、前記アース用リード線に接
続され、前記導電性ガスケットと組付時に接続され、か
つ前記アース用リード線を前記樹脂フランジに固定する
固定部とを備え、前記樹脂フランジは前記導電性ガスケ
ット側面を規制するリブを有し、前記ガスケットと前記
リブは前記リブの外周面を当接面とし、前記当接面と前
記フランジ面との交わる部分に前記リード線の先端を逃
がす逃がし部が形成されていることを特徴とする。
【0019】
【作用および発明の効果】請求項1記載のインタンク式
燃料ポンプ装置によると、燃料タンクの内部にある燃料
ポンプ、圧力調整器等のタンク内部品がアース手段を有
するため、帯電に起因するタンク内部品の損傷の発生が
防止される。請求項2では、燃料タンクが電動式燃料ポ
ンプのマイナス側へのアース手段を有するため、燃料タ
ンク外部の配線が不要であり電気的な支障はない。請求
項3では、燃料タンクの蓋にタンク内部品が取付けられ
ているため、タンク内部品の保守点検作業が容易に行え
る。
【0020】請求項4記載のインタンク式燃料ポンプ装
置によると、シールする弾性体がアース手段にもなって
いるので部品点数を少なくすることができる。また請求
項5記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、蓋が
ガスケットでシールされ、かつガスケットが前記燃料タ
ンクとマイナス側との間のアース手段であるため、小部
品でシールと静電気発生防止が図れる。
【0021】請求項6記載のインタンク式燃料ポンプ装
置によると、第2アース手段とガスケットとが接触する
部分とシール部とが離れているのでシール部の歪に影響
を与えることが少なく良好にシールできる。請求項7記
載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、簡単な形状
でシールとアースとが達成できる。
【0022】請求項8記載のインタンク式燃料ポンプ装
置によると、金属部材がガスケットの内径側にガスケッ
トの円弧と同方向に丸めてあるため、ガスケットに損傷
を与え難い。請求項9または10記載のインタンク式燃
料ポンプ装置によると、金属部材が静電気除去とタンク
内部品の保持を兼ねることで、小部品で帯電の除去及び
タンク内部品の固定が行える。
【0023】請求項11記載のインタンク式燃料ポンプ
装置によると、フランジ側の凹部に金属部材の爪部が引
掛かり外にはみ出ないため、他のタンク内部品と干渉す
ることなしに、小部品で、帯電の除去及びタンク内部品
の固定が行える。請求項12記載のインタンク式燃料ポ
ンプ装置によると、金属部材はフランジ側にアウトサー
トされるアウトサート部材を有するため、強度が高い。
【0024】請求項13記載のインタンク式燃料ポンプ
装置によると、インタンク式燃料ポンプに取付けられる
圧力調整器の静電気発生防止あるいは保持、固定を簡単
な構成で行うことができる。請求項14記載のインタン
ク式燃料ポンプ装置によると、インタンク式燃料ポンプ
に取付けられる燃料フィルタの静電気発生防止あるいは
保持、固定を簡単な構成で行うことができる。
【0025】請求項15ないし17記載のインタンク式
燃料ポンプ装置によると、インタンク式燃料ポンプに取
付けられるタンク内部品を固定する固定手段は、タンク
内部品の帯電をインタンク式燃料ポンプのアース端子に
逃がすアース手段を兼ねているため、タンク内の小スペ
ースを有効に利用して圧力調整器等のタンク内部品の静
電気を除去できるという効果がある。
【0026】請求項18記載のインタンク式燃料ポンプ
装置によると、前記アース用リード線に接続される固定
部が前記樹脂フランジに組み付けられるとき、前記樹脂
フランジのリブが前記導電性ガスケット側面を規制し、
前記固定部が前記導電性ガスケットと接触し電気的に接
続されるため、樹脂フランジに前記固定部を組み付ける
だけで、この固定部を導電性ガスケットに電気的に接続
できるので、機械的固定と電気的接続とを同時に簡単な
操作で行えるという効果がある。
【0027】請求項19記載のインタンク式燃料ポンプ
装置によると、前記固定部と前記フランジとをスナップ
フィット固定できるため、取付操作が簡単である。請求
項20記載のインタンク式燃料ポンプ装置によると、前
記固定部と前記フランジとをワッシャクリップ固定でき
るため、取付操作が簡単である。請求項21記載のイン
タンク式燃料ポンプ装置によると、前記固定部を前記樹
脂フランジの突起に圧入するという簡単な操作で、取付
操作が簡単に行える。
【0028】請求項22記載のインタンク式燃料ポンプ
装置によると、前記アース用リード線の断面U字状部分
が前記リブに嵌合すると、アース用リード線がガスケッ
トに接続するため、簡単な操作で燃料タンクをアースす
ることができる。請求項23記載のインタンク式燃料ポ
ンプ装置によると、前記リブは径方向内壁面に爪部を有
し、前記固定部は前記爪部にスナップフィット嵌合する
嵌合穴を有するため、前記リブの爪部と固定部の嵌合穴
とのスナップフィット嵌合により簡単な操作によりアー
ス用リード線と燃料タンクとを電気的に接続することが
できる。
【0029】請求項24記載のインタンク式燃料ポンプ
装置によると、前記ガスケットと前記リブとは前記リブ
の外周面を当接面とし、前記固定部は前記当接面の内側
にあるため、空間を有効に使用して固定部をフランジに
固定することができる。請求項25記載のインタンク式
燃料ポンプ装置によると、前記固定部の嵌合穴と前記フ
ランジの凸部とが確実に係止される。
【0030】請求項26記載のインタンク式燃料ポンプ
装置によると、前記当接面と前記フランジ面との交わる
部分に前記リード線の先端を逃がす逃がし部が形成され
ているため、前記フランジとリード線の先端との干渉が
ないので、確実に電気的接続を行えるという効果があ
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)本発明のインタンク式燃料ポンプ装置の
一実施例を図1〜図14に示す。この第1実施例は、燃
料タンク内に収容した燃料ポンプ以外のタンク内部品が
アース手段と接続されている例を示す。
【0032】図4は、燃料タンクに取付けたインタンク
式燃料ポンプ装置を示し、図2はインタンク式燃料ポン
プ装置の平面図、図3はインタンク式燃料ポンプ装置の
側面図、図1は本実施例の要部平面図、図5は図1に示
すV方向矢視図である。図4に示すように、燃料タンク
1の内部にインタンク式燃料ポンプ装置2が装着されて
いる。金属製の上タンク3と下タンク4はインシュレー
タ5とボルト11およびナット12により挾持固定され
ている。上タンク3の給油口10にはゴムブーツ7を介
在させて供給管6が接続されている。下タンク4の内部
にはサブタンク8が設置され、下タンク4のサブタンク
8の内部と外部とを連通する連通パイプ9が設けられて
いる。
【0033】サブタンク8の内部には燃料ポンプのポン
プフィルタ15、ポンプ部を内蔵するポンプケース1
6、供給管17、この供給管17から分岐される供給管
18と戻し管19、内部に設けられた不導体のダイアフ
ラムおよびばねにて圧力室内の圧力を調整する圧力調整
器22および内部に設けられた不導体のフィルタエレメ
ントにて燃料を濾過する燃料フィルタ23が設けられて
いる。圧力調整器22および燃料フィルタ23を吊下げ
固定するフランジ24は、上タンク3に取付けられてい
る。
【0034】ポンプケース16の内部のポンプ部にてポ
ンプフィルタ15を通して汲上げられる燃料は、供給管
17から圧送され戻し管19から燃料タンク1側の圧力
調整器22へ圧送され、この圧力調整器22により一定
圧力に調整され供給管18からエンジン側へ圧送され
る。余剰燃料は、圧力調整器22を通り、燃料フィルタ
23で濾過されて燃料タンク1内に戻される。
【0035】上タンク3に取付けられるフランジ24
は、ポリアセタール等の樹脂によりチューブ類と電気コ
ネクタ39とブラケット等の部品が一体成形されたもの
である。このフランジ24の燃料タンク1の内部側に
は、圧力調整器22と燃料フィルタ23が吊下げ等によ
り固定されている。電気コネクタ39は図示しない車両
用ワイヤハーネスに電気的に接続される。
【0036】圧力調整器22および燃料フィルタ23の
固定は、次のとおりとなっている。図1、図2および図
5に示すように、円板状のフランジ24の下面の外周近
傍にボス部としての凸部27が形成されており、この凸
部27の内部に下端面27aの中央部から上方に向けて
例えば黄銅製のアウトサートナット部材28が埋設され
ている。第1実施例では、フランジ24の凸部27に金
属製のアウトサートナット部材28を設けることにより
樹脂の強度の弱い点を補強している。このアウトサート
ナット部材28は例えば黄銅等の導電性ナットからな
り、このナットを超音波圧入あるいはインサート成形に
より設けている。この凸部のサート埋設部は肉盗み部が
あり、成型加工がしやすい。また、ボルトの長さ選択の
自由度が増す。また28断面Kは27端面Mと同等以上
タンク底側に突出しておりナットに挿入するボルトをK
面で受けることができるので、樹脂であるフランジ24
のへたりを防止する効果がある。この凸部27の下面2
7aに、圧力調整器用ブラケット29、燃料フィルタ用
ブラケット30および端子がカラー32を介してボルト
33により締付固定されている。圧力調整器のケース本
体およびブラケット29は金属製または導電性樹脂等か
らなる。また、燃料フィルタのケースは不導体の樹脂か
らなり、燃料フィルタ用ブラケット30は、カーボンを
含む導電性樹脂等からなる。
【0037】図1および図3に示すように、フランジ2
4の外周端から下方に垂れるように形成される環状のL
字部24aの径方向内側に導電性の環状ガスケット35
が介装されてこの環状ガスケット35の下面に上タンク
3のフランジ取付穴内周端部3aが突出し、このフラン
ジ取付穴内周端部3aとフランジ24の内周突起241
とでガスケット35が挾持固定されている。また、ガス
ケット35の径方向内側面にはフランジの内周突起24
1の外周面241aとが接触しているが、ガスケット3
5の径方向内側面の一部には端子31のガスケット接触
部311が接触している。
【0038】この端子31について、その形状および機
能を図6〜図12に基づいて詳述する。端子31は、
ガスケット接触部311と、フランジ係止部315
と、リード線接触部317とからなる。 ガスケット接触部311は、フランジ係止部315
の底板部315cからL字状に折曲げられる部分で、曲
面部312とこの曲面部312の両側に形成される折曲
部313とからなる。そして、この曲面部312の両端
側にガスケット35の内径側に折曲げられる折曲部31
3が形成されている。この折曲部313が形成されるこ
とにより、ガスケット装着時にガスケット35の破損破
壊を防止するようにしている。さらにこの端子はプレス
にて成型されているがガスケット側はプレスR側となる
ようになっている。また曲面部312は、ガスケット3
5との接触時に電気的接触を保つように曲率半径Rtが
ガスケット35の内径側の装着前の曲率半径Rgよりも
大きい曲率半径をもつ円弧状に形成してあり、またその
円弧の中心はガスケット内径の中心と一致する位置に組
付けられる。さらに、フランジの内周突起241の外周
面241aについても、中心はガスケット内径の中心と
一致した位置にある円弧形状であり、その円弧の半径は
Rfである。RtとRfの間にはRt≧Rfの関係があ
る。すなわち端子の曲面部312はフランジ内周突起2
41の外周面241aに対し同じかやや外側に突出した
位置に設けられている。したがって、装着時には曲面部
312とガスケット35の内周面とが弾性力により密着
することにより、両者の電気的導通が確保される。ま
た、端子31の導通性を向上するために、端子31の表
面に錫メッキ等の表面処理を施すこともできる。
【0039】 フランジ係止部315は、爪部315
aを有しており、この爪部が図5に示すようにフランジ
24のボス部としての凸部27の上端面27bに引掛か
り保持されるようになっている。そして底板部315c
にボルト33挿通用の取付穴316が形成されている。 リード線接触部317は、底板部315cの前記ガ
スケット接触部311と反対側方向に延びて途中から折
曲げられるように形成され、先端部に二本の爪が延びる
絶縁かしめ部318が形成され、これの付根部側に二本
の爪状の導電かしめ部319が形成されている。取付
時、図6に示すように、ポンプケース16のポンプ部の
マイナス側アース用リード線37の端部の絶縁被覆部3
7aが絶縁かしめ部318でかしめ固定され、芯線37
bが導電かしめ部319によりかしめ固定されている。
【0040】組付時、図5に示すように、フランジ24
の下面側の凸部27の下端面27aに圧力調整器用ブラ
ケット29および燃料フィルタ用ブラケット30を重
ね、さらにその下側から端子31を重ねてその爪部31
5aを引掛保持してその下側からボルト33をアウトサ
ートナット部材28に締付固定する。そして、このフラ
ンジ24の外周部に環状のガスケット35を装着し、上
タンク3のフランジ取付穴内周端部3aに取付ける。
【0041】従って、金属製の燃料タンク1の給油口1
0と燃料流れとの摩擦等により発生する電気は、金属製
の上タンク3、導電性のガスケット35、端子31およ
びアース用リード線37を経由して電気的に短絡する。
これにより静電気対策が施されている。第1実施例によ
ると、供給管を通して給油する際にゴムブーツ7で発生
し、燃料タンク1全体に帯電した静電気は、小さな部品
であるガスケット35および端子31を経由してリード
線37に導通する。これにより静電気の蓄電の発生が防
止される。
【0042】なお、圧力調整器22の吸込部は、フラン
ジ24のインロー部にOリング等でシールされ、圧力調
整器22の吐出部は燃料フィルタ23のインロー部にO
リング等でシールされている。燃料フィルタ23を含む
燃料フィルタ用ブラケット本体は、導電性樹脂を使って
形成してもよい。以上説明したように、第1実施例で
は、(1) 金属製の燃料タンク1に発生する静電気は、ガ
スケット24、端子31、アース用リード線37を経由
して車両ワイヤハーネス等に導通する。また、(2) 圧力
調整器22のダイアフラムに発生する静電気は、ケース
本体から圧力調整器用ブラケット29、燃料フィルタ用
ブラケット30、端子31、アース用リード線37を経
由して車両ワイヤハーネスに導通する。さらに(3) 燃料
フィルタ23のフィルタエレメントに発生する静電気
は、フィルタケースから端子31、アース用リード線3
7を経由して車両ワイヤハーネスに導通する。従って、
燃料タンク1および各種のタンク内部品の帯電を効果的
に防止している。
【0043】また第1実施例では、(4) 圧力調整器22
と燃料フィルタ23の固定および取外れ防止に係る工夫
がなされている。すなわち、フランジ24を樹脂材料で
形成した場合、黄銅等の導電性ナットを圧入等によりフ
ランジ24に組付けておき、圧力調整器22と燃料フィ
ルタ23とを共締めしている。さらに、端子31に引掛
ける爪部315aを一体に設け、フランジ24の凸部2
7に当接させて共締めしている。
【0044】さらに第1実施例では、(5) ガスケット3
5の破損防止構造として、ガスケット35の内周側にお
いて、端子31の曲面部312の両端側にガスケット3
5の内径側に折曲げられる折曲部313が形成されてい
るため、ガスケット装着時にガスケット35の破損破壊
を防止する効果がある。さらに、端子31の曲面部31
2の曲率半径Rtを、ガスケット35の内周側の曲率半
径Rgよりも大きい曲率半径にしてあり、さらに曲面部
312の中心とガスケット内径の中心とは同一点である
ため、端子31の装着後に、端子31とガスケット35
の両部品が確実に電気的接触することができる。
【0045】第1実施例の燃料フィルタケースは不導体
樹脂で形成しているが導電性樹脂であっても良く、また
金属であっても良い。図14に第1実施例に使用するガ
スケット35の側面図と横断面図を示す。ガスケット3
2は楕円断面を有する円環状でありシール面35aがフ
ランジと燃料タンクにはさまれ燃料をシールする。ま
た、この第1実施例のガスケットの形状を変形した第1
〜第4の変形例を図15から図18に示す。
【0046】図15から図18においてガスケット35
1、352、353、354のシール面351a、35
2a、3530a、354aはフランジと燃料タンクと
にはさまれ受圧を受けタンク内燃料をシールする機能を
有する。図15に示す第1変形例のガスケット351は
矩形状横断面を有する円環状であり、上下のシール面3
51aと351aがフランジと燃料タンクに挟まれて燃
料をシールする。
【0047】図16に示す第2変形例のガスケット35
2は同心の二重の円環を内外に配し、それらの間をつな
いだ形状になっている。内側円環3520の径daは外
側円環3521の径dbとほぼ同径であり、フランジ、
燃料タンクとの間でシールする面は主に352aであ
る。この2つの円環によりシールの機能を高める効果が
得られる。
【0048】図17に示す第3変形例のガスケット35
3は内側円環部3530と外側円環部3531の中央部
をつないだ形状であり、これに加え外部に径方向に突出
する突起3532があり、この突起の上面3532a、
あるいは側面3532b、あるいは3532cで端子と
接触するようになっている。このガスケット353では
突起が端子との強い接触により変形してもその変形は外
側円環部3531で吸収されるのでシール面である35
30aが変形せず、良好なシール効果を得ることができ
る。
【0049】図18に示す第3変形例のガスケット35
4は上下に突起が3か所ずつ形成され、このうちの内側
の上下それぞれの2つの突起先端面354aにてシール
され、側面354bで端子と接触する。このガスケット
354においても図17のガスケット353と同様な効
果がある。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図19〜図30に
示す。
【0050】この第2実施例は、図24に示すように、
燃料タンク1の上タンク3に帯びた電荷をガスケット3
5、燃料用タンクアース用マイナス端子41および燃料
タンクアース用リード線42を通して燃料タンク外へア
ースする。その構造は、フランジ24の下面に形成され
る円環状のリブ43に燃料タンクアース用マイナス端子
41が係止され、この状態で上タンク3とガスケット3
5と燃料タンクアース用マイナス端子41とが構造的に
接触し、電気的に導通するようになっている。この燃料
タンクアース用マイナス端子41の端子組付状態につい
て、(1) フランジ24、(2) 燃料タンク用マイナス端子
41および(3) 燃料タンクアース用マイナスリード線4
2に分けて詳述する。
【0051】(1) フランジ24 フランジ24は、その外観が図25、26、27および
28に示されるように、フランジ24の下面に円環状の
リブ43が形成され、このリブ43の一部分で他の部品
との空間的干渉のない位置にJ状の一対の突起44、4
5を対向するように設け、その中央部の径方向内側に同
じく中心方向に突出する凸部46を形成する。この突起
44、45と凸部46で形成される空間部分に、燃料タ
ンクアース用マイナス端子41のU字部ががたつかない
ように挿入嵌合される構造になっている。このJ状突起
44、45および凸部46は、燃料タンクアース用マイ
ナス端子41を嵌合固定したとき燃料タンクアース用マ
イナスリード線42の取り回しが行いやすい位置に形成
するのが望ましい。
【0052】 (2) 燃料タンクアース用マイナス端子41 燃料タンクアース用マイナス端子41は、その構造を図
29A〜Eに示すように、U字状部47と連結部4
8とリード線固定部49とからなる。 U字状部47は、横断面がU字形状で径方向外壁5
0がリブ43の円弧よりも若干曲率半径の小さい円弧状
に湾曲して形成され、径方向内壁51は、ほぼ直線状に
形成され、径方向外壁50と径方向内壁51とを連結す
るU字状底部52は、平坦面状に形成される。この径方
向外壁50と径方向内壁51の高さは、図24に示すよ
うに、前記のフランジ24のリブ43の高さよりも小さ
く設定してある。これは、燃料タンクアース用マイナス
端子41のU字状部47がリブ43の一部分にU字状の
密接状態の係止を確保するためである。この係止状態で
ガスケット35の径方向内側面と径方向外壁50とが接
触する。
【0053】 連結部48はU字状部47と後述する
リード線固定部49とを連結する部分である。 リード線固定部49は、第1の脚短かしめ部53と
第2の脚長かしめ部54とからなる。図24に示すよう
に、リード線固定部49の第1のかしめ部53は燃料タ
ンクアース用マイナスリード線42の導線をかしめ固定
し、第2のかしめ部54はリード線42の絶縁被覆部を
かしめ固定する部分である。
【0054】(3) 燃料タンクアース用マイナスリード線
42 燃料タンクアース用マイナスリード線42は、図30に
示すように、燃料ポンプ13のポンプ側端子に接続する
燃料ポンプ側コネクタ57と電気コネクタ39に接続す
るフランジ側コネクタ58とを電気的に接続するリード
線59、60の内の一方のリード線に電気的に接続され
ている。図30において符号61、62は結線部を示
し、符号63はリード線59、60から分岐するリード
線61、62により電気的に接続されるコンデンサ63
を示す。
【0055】以上、フランジ24、燃料タンクアース用
マイナス端子41および燃料タンクアース用マイナスリ
ード線42について説明したが、その取付状態は図24
に示す通りであり、このフランジ24の燃料タンク1へ
の取付状態の全体図は図19に示す通りであり、フラン
ジ24に吊り下げられた燃料ポンプ13は、図20、2
1、22および図23に示すとおりである。この第2実
施例において、第1実施例と実質的に同一の構成部分に
ついては同一符号を付し、燃料タンクアース用端子組付
部分以外の部分についての構成は第1実施例と同様であ
るのでここではその説明を省略する。
【0056】この第2実施例によると、燃料タンク1に
静電気として帯びた電荷がガスケット35、燃料タンク
アース用マイナス端子41および燃料タンクアース用マ
イナスリード線42を通して燃料タンク外へアースする
ことができる。そしてこの第2実施例によると、燃料タ
ンクアース用マイナス端子41がフランジ24と突起と
してのリブ43とJ状の突起44、45並びに凸部46
によって係止されるため、燃料タンクアース用マイナス
端子41の組付時、組付作業が容易のため、フランジ2
4への燃料タンクアース用マイナス端子41の固定が確
実なものになるという効果がある。
【0057】(第3実施例)本発明の第3実施例を図3
1、32および33に示す。この第3実施例の端子組付
状態を図31に示し、この端子組付部分の特徴の一つで
あるフランジの特徴部分を図32A、Bに示し、同じく
特徴部分の一つである燃料タンクアース用マイナス端子
を図33A、BおよびCに示す。
【0058】図31に示すように、第3実施例の燃料タ
ンクアース用マイナス端子71の取付部分は、フランジ
24の下面に、前記第1実施例と同様に形成される円環
状のリブ43の一部分にスナップフィット用の爪部76
が径方向内側壁面に形成される。また、径方向外側壁面
の下端部分には面取り部75が形成される。この面取り
部75はスナップフィット時、燃料タンクアース用マイ
ナス端子71の係止のための挿入を容易にするもので、
作業性を向上させるという役割がある。このリブ43に
嵌合する燃料タンクアース用マイナス端子71は、その
形状が図33のA、BおよびCに示される。燃料タンク
アース用マイナス端子71はU字状部72を有し、この
U字状部72の凹部分がフランジ24のリブ43に挿入
されるもので、図31に示すように、リブ43への嵌合
時ガスケット35が燃料タンクアース用マイナス端子7
1のU字状部72に接触する。U字状部72の内側壁部
分には爪部76に嵌合する矩形状の嵌合穴73が形成さ
れている。この燃料タンクアース用マイナス端子71
は、プレス加工により形成され、導電性の金属からな
る。その他の部分については、第2実施例と同様である
ので、実質的に第2実施例の構成部分と同様の部分につ
いては同一符号を付し、説明を省略する。
【0059】この第3実施例によると、フランジ24の
リブ43に燃料タンクアース用マイナス端子71のU字
状部72を容易に挿入嵌合し、スナップフィット固定す
ることができる。この第3実施例によっても、燃料タン
ク1の上タンク73からガスケット35、燃料タンクア
ース用マイナス端子71および燃料タンクアース用マイ
ナスリード線42を通して燃料タンク1に帯びた電荷が
燃料タンク外へリード線を通してアースされる。
【0060】(第4実施例)本発明の第4実施例を図3
4、35および図36に示す。この第4実施例は、図3
4に示すように、フランジ24の下面の円環状リブ43
の径方向内側部分に形成される突起78に燃料タンクア
ース用マイナス端子81を係止した例である。
【0061】フランジ24の下面に形成される円環状の
リブ43の径方向外側に凹溝82が形成される。この凹
溝82は、燃料タンクアース用マイナス端子81のU字
状部82の先端部の逃し部として機能する。燃料タンク
アース用マイナス端子81のU字状部82の付け根側に
穴83が形成され、図36A、Bに示すように、この穴
83の縁面の周りに端子固定用突起84が形成されてい
る。この突起84は、本実施例では4個形成されてお
り、この4個の突起84がフランジ24の円錐状の突起
78の外周傾斜面に当接することで係止および位置ずれ
を防止している。
【0062】フランジ24は、リブ43の径方向内側に
円錐状の突起78が形成される。突起78は、燃料タン
クアース用マイナス端子81を固定するための部分であ
る。また燃料タンクアース用マイナス端子81のU字状
部82の先端部を逃がす部分の凹部86の反対側部分に
補強用リブ85がフランジ外側面に形成されている。
【0063】この第4実施例によると、燃料タンクアー
ス用マイナス端子81の組付時、フラン24のリブ43
および突起78にそれぞれU字状部82および嵌合穴8
3が嵌り合うように挿入し、突起18の円錐斜面に突起
84を押しつけることによりこの燃料タンクアース用マ
イナス端子81がフランジ24にがたつかないで係止さ
れる。
【0064】(第5実施例)本発明の第5実施例を図3
7、38および39に示す。図37、38および39に
示す第5実施例は、フランジ24の下面に形成される端
子固定用突起部92の形状に工夫点を施した例である。
フランジ24の下面に形成される円環状のリブ43の径
方向内側に端子固定用突起部92を形成する。この端子
固定用突起部92は、一対の爪部93、94を有し、こ
の爪部93、94の内側部分の空間に燃料タンクアース
用マイナス端子91を嵌め込み固定可能に形成されてい
る。
【0065】この突起部92に嵌合される燃料タンクア
ース用マイナス端子91は、図39A、Bに示すように
とりわけ格別な形状工夫は施されていない。すなわち、
この第5実施例の燃料タンクアース用マイナス端子91
は、U字状部82、胴部95およびリード線固定部49
からなり、この胴部95が端子用固定用突起部92に弾
性的に嵌合される。U字状部82およびリード線固定部
49については、第1実施例および第4実施例と同様で
あるので説明を省略する。
【0066】この第5実施例では、端子組付時、フラン
ジ24の端子固定用突起部92に燃料タンクアース用マ
イナス端子91の胴部95を爪部93、94の間の空間
部に押込み嵌合固定するとともにリブ43に挿入すると
いう単純な操作でフランジ24に燃料タンクアース用マ
イナス端子91を係止固定することができる。このフラ
ンジ24と燃料タンクアース用マイナス用端子91をガ
スケット35を介して上タンク3に組付けることで上タ
ンク3の蓋部の固定が行える。
【0067】この第5実施例によると、燃料タンク1に
帯びた電荷は、ガスケット35、燃料タンクアース用マ
イナス端子91、リード線42を通して電気配線を通し
て燃料タンク外にアースされる。 (第6実施例)本発明の第6実施例を図40〜図42に
示す。
【0068】図40〜42に示す第6実施例は、フラン
ジ24の下面にボス部240を一体成形し、このボス部
240に端子91の穴91aを通し、端子91をボス部
240にタッピングスクリュ99にてネジ止めしてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるインタンク式燃料ポ
ンプ装置の主要部を示すもので、図2に示すI部分拡大
平面図である。
【図2】本発明の第1実施例によるインタンク式燃料ポ
ンプ装置の平面図である。
【図3】本発明の第1実施例によるインタンク式燃料ポ
ンプ装置の側面図である。
【図4】本発明の第1実施例のインタンク式燃料ポンプ
装置を燃料タンクに取付けた状態を示す断面図である。
【図5】図1に示すV方向矢視図である。
【図6】端子とアース用リード線とを取付けた状態を示
す平面図である。
【図7】図6に示すVII 方向矢視図である。
【図8】第1実施例の端子の平面図である。
【図9】図8に示すIX方向矢視図である。
【図10】第1実施例の端子の斜視図である。
【図11】図10に示す端子のリード線接触部のXI方向
矢視図である。
【図12】(A)は図11に示すA−A線断面図、
(B)は図11に示すB−B線断面図である。
【図13】図5の拡大図である。
【図14】第1実施例のガスケットを示すもので、
(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図15】第1変形例のガスケットを示すもので、
(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図16】第2変形例のガスケットを示すもので、
(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図17】第3変形例のガスケットを示すもので、
(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図18】第4変形例のガスケットを示すもので、
(A)はその側面図、(B)はその横断面図である。
【図19】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置を
燃料タンクに取付けた状態を示す断面図である。
【図20】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の
平面図である。
【図21】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の
側面図である。
【図22】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の
底面図である。
【図23】第2実施例のインタンク式燃料ポンプ装置の
図21と別角度から見た側面図である。
【図24】第2実施例の端子組付状態を示すもので、図
20のXXIV− XXIV 線断面図である。
【図25】第2実施例のフランジを示し、図26に示す
XXV 方向矢視図である。
【図26】第2実施例のフランジを示す側面図である。
【図27】第2実施例のフランジの底面図である。
【図28】第2実施例のフランジの一部分を示すもの
で、(A)は、図27に示すXXVIII部分の拡大図、
(B)はそのU−U線断面図である。
【図29】第2実施例の燃料タンクアース用マイナス端
子を示すものでAは平面図、BはそのB方向矢視図、C
はそのC−C線断面図、DはBに示すD−D断面図、E
はBに示すE−E線断面図である。
【図30】第2実施例の燃料タンクアース用リード線の
配線を示す図である。
【図31】第3実施例の端子組付状態を示す断面図であ
る。
【図32】第3実施例のフランジの一部を示すもので、
Aは断面図、BはそのB方向矢視図である。
【図33】第3実施例の燃料タンクアース用マイナス端
子を示すもので、Aは平面図、Bは側面図、CはBのC
−C線断面図である。
【図34】第4実施例の端子組付状態を示す断面図であ
る。
【図35】第4実施例のフランジの一部を示すもので、
Aは断面図、BはAのB方向矢視図である。
【図36】第4実施例の燃料タンクアース用マイナス端
子を示すものでAは平面図、Bは側面図である。
【図37】第5実施例の端子組付状態を示す断面図であ
る。
【図38】第5実施例のフランジの一部を示すもので、
Aは断面図、BはそのB方向矢視図である。
【図39】第5実施例の燃料タンクアース用マイナス端
子を示すものでAは平面図、Bは側面図である。
【図40】第6実施例の端子組付状態を示す断面図であ
る。
【図41】Aは第6実施例のフランジの一部を示す断面
図、BはAのB方向矢視図である。
【図42】Aは第6実施例の燃料タンクアース用マイナ
ス端子を示す平面図、BはAのB方向側面図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 インタンク式燃料ポンプ装置 3 上タンク 4 下タンク 6 供給管 8 サブタンク 9 連通パイプ 15 ポンプフィルタ 16 ポンプケース(燃料ポンプ) 17 供給管 18 供給管 19 戻し管 22 圧力調整器(タンク内部品) 23 燃料フィルタ(タンク内部品) 24 フランジ(蓋) 27 凸部(ボス部) 28 アウトサートナット部材(金属部材、アウト
サート部材) 29 圧力調整器用ブラケット(アース手段) 30 燃料フィルタ用ブラケット(アース手段) 31 端子(金属部材、アース手段、固定手段) 33 ボルト 35 ガスケット(アース手段) 37 アース用リード線(アース手段、アース端
子) 39 電気コネクタ 41 燃料タンクアース用マイナス端子 42 燃料タンクアース用マイナスリード線 43 リブ(突起) 44、45 突起 46 凸部 47 U字状部 48 連結部 49 リード線固定部 50 径方向外壁 51 径方向内壁 52 U字状部 53、54 かしめ部 56 リード線 57 燃料ポンプ側コネクタ 58 フランジ側コネクタ 71 燃料タンクアース用マイナス端子 73 嵌合穴 76 爪部 78 突起 81 燃料タンクアース用マイナス端子 82 U字状部 83 嵌合穴 84 突起 91 燃料タンクアース用マイナス端子 92 端子用固定突起部 95 胴部 311 ガスケット接触部 312 曲面部 313 折曲部 315 フランジ係止部 317 リード線接触部

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクの内部に燃料ポンプおよびタ
    ンク内部品を設けたインタンク式燃料ポンプ装置であっ
    て、 前記タンク内部品がアース手段を有することを特徴とす
    るインタンク式燃料ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料ポンプは電動式燃料ポンプであ
    り、前記燃料タンクが前記電動式燃料ポンプのマイナス
    側へのアース手段を有することを特徴とする請求項1記
    載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料タンクの蓋に前記タンク内部品
    が取付けられていることを特徴とする請求項1または2
    記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  4. 【請求項4】 前記アース手段は、第1アース手段と、
    該第1アース手段に接触部にて接触する第2アース手段
    とを有し、前記第1アース手段は弾性体であることを特
    徴とする請求項3記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1アース手段は、前記蓋と前記燃
    料タンクとの間に挾持面にて挾持されるガスケットであ
    ることを特徴とする請求項4記載のインタンク式燃料ポ
    ンプ装置。
  6. 【請求項6】 前記接触部は前記挾持面とは別に設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載のインタンク式
    燃料ポンプ装置。
  7. 【請求項7】 前記ガスケットは円環状の円板形状であ
    り、前記接触部は、前記円環状の円板形状の径方向内側
    面であることを特徴とする請求項6記載のインタンク式
    燃料ポンプ装置。
  8. 【請求項8】 前記第2アース手段は、金属部材を有
    し、この金属部材は、前記ガスケットの内径側にガスケ
    ットの円弧と同方向に丸めてあることを特徴とする請求
    項4から7のいずれか一項に記載のインタンク式燃料ポ
    ンプ装置。
  9. 【請求項9】 前記金属部材は、タンク内部品を保持す
    ることを特徴とする請求項8記載のインタンク式燃料ポ
    ンプ装置。
  10. 【請求項10】 前記アース手段は、タンク内部品を保
    持する金属部材であることを特徴とする請求項1または
    2記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  11. 【請求項11】 前記金属部材は、フランジ側の凹部に
    引掛かる爪部を有することを特徴とする請求項10記載
    のインタンク式燃料ポンプ装置。
  12. 【請求項12】 前記金属部材は、フランジ側にアウト
    サートされるアウトサート部材を有することを特徴とす
    る請求項11記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  13. 【請求項13】 前記タンク内部品は、圧力調整器であ
    ることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に
    記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  14. 【請求項14】 前記タンク内部品は、燃料フィルタで
    あることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項
    に記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  15. 【請求項15】 インタンク式燃料ポンプに取付けられ
    るタンク内部品を固定する固定手段であって、 この固定手段は、タンク内部品の帯電をインタンク式燃
    料ポンプのアース端子に逃がすアース手段を兼ねている
    ことを特徴とするインタンク式燃料ポンプ装置。
  16. 【請求項16】 前記タンク内部品は、圧力調整器であ
    ることを特徴とする請求項15記載のインタンク式燃料
    ポンプ装置。
  17. 【請求項17】 前記タンク内部品は、燃料フィルタで
    あることを特徴とする請求項15記載のインタンク式燃
    料ポンプ装置。
  18. 【請求項18】 燃料タンクの内部に燃料ポンプおよび
    燃料タンク内部品を設けたインタンク式燃料ポンプ装置
    であって、 燃料ポンプまたはタンク内部品を支持する樹脂フランジ
    と、 この樹脂フランジを固定する燃料タンクと、 前記燃料タンクに接触し、燃料タンクの内外を気密に保
    持する導電性ガスケットと、 前記導電性ガスケットに電気的に接続される燃料タンク
    アース用マイナス側リード線であって、前記燃料タンク
    の電荷を前記導電性ガスケットを通して外部に逃がす燃
    料タンクアース用リード線と、 前記アース用リード線に接続され、前記導電性ガスケッ
    トと組付時に接続され、かつ前記アース用リード線を前
    記樹脂フランジに固定する固定部とを備え、 前記樹脂フランジは前記導電性ガスケット側面を規制す
    るリブを有することを特徴とするインタンク式燃料ポン
    プ装置。
  19. 【請求項19】 前記固定部は、前記フランジと前記ア
    ース用リード線とをスナップフィット固定する形状を有
    することを特徴とする請求項18記載のインタンク式燃
    料ポンプ装置。
  20. 【請求項20】 前記固定部は、前記アース用リード線
    と前記樹脂フランジとをワッシャクリップ方式に固定す
    る形状を有することを特徴とする請求項18記載のイン
    タンク式燃料ポンプ装置。
  21. 【請求項21】 前記固定部は、前記樹脂フランジに形
    成される突起に圧入される圧入構造を有することを特徴
    とする請求項18記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  22. 【請求項22】 前記アース用リード線は前記リブに嵌
    合可能な断面U字状部分を有し、このU字状部分がガス
    ケットに接触することを特徴とする請求項18記載のイ
    ンタンク式燃料ポンプ装置。
  23. 【請求項23】 前記リブは径方向内壁面に爪部を有
    し、前記固定部は前記爪部にスナップフィット嵌合する
    嵌合穴を有することを特徴とする請求項18記載のイン
    タンク式燃料ポンプ装置。
  24. 【請求項24】 前記ガスケットと前記リブは前記リブ
    の外周面を当接面とし、前記固定部は前記当接面の内側
    にあることを特徴とする請求項18記載のインタンク式
    燃料ポンプ装置。
  25. 【請求項25】 前記固定部は、前記フランジに形成さ
    れる凸部に嵌合される嵌合穴を有することを特徴とする
    請求項24記載のインタンク式燃料ポンプ装置。
  26. 【請求項26】 燃料タンクの内部に燃料ポンプおよび
    燃料タンク内部品を設けたインタンク式燃料ポンプ装置
    であって、 燃料ポンプまたはタンク内部品を支持する樹脂フランジ
    と、 この樹脂フランジを固定する燃料タンクと、 前記燃料タンクに接触し、燃料タンクの内外を気密に保
    持する導電性ガスケットと、 前記導電性ガスケットに電気的に接続される燃料タンク
    アース用マイナス側リード線であって、前記燃料タンク
    の電荷を前記導電性ガスケットを通して外部に逃がす燃
    料タンクアース用リード線と、 前記アース用リード線に接続され、前記導電性ガスケッ
    トと組付時に接続され、かつ前記アース用リード線を前
    記樹脂フランジに固定する固定部とを備え、 前記樹脂フランジは前記導電性ガスケット側面を規制す
    るリブを有し、前記ガスケットと前記リブは前記リブの
    外周面を当接面とし、前記当接面と前記フランジ面との
    交わる部分に前記リード線の先端を逃がす逃がし部が形
    成されていることを特徴とする請求項24または25記
    載のインタンク式燃料ポンプ装置。
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