JPH09139040A - ディスク記録再生システム及びそのヘッド浮上変動検出方法 - Google Patents

ディスク記録再生システム及びそのヘッド浮上変動検出方法

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JPH09139040A
JPH09139040A JP7296929A JP29692995A JPH09139040A JP H09139040 A JPH09139040 A JP H09139040A JP 7296929 A JP7296929 A JP 7296929A JP 29692995 A JP29692995 A JP 29692995A JP H09139040 A JPH09139040 A JP H09139040A
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    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】HDDの内部において、ヘッドからの再生信号
を使用してヘッドの浮上変動を監視し、許容範囲外の浮
上変動を簡易に検出することにより、異常なデータ記録
再生動作の発生を未然に防止し、結果的に確実なデータ
記録再生動作を実現することにある。 【解決手段】ヘッド2によりディスク1に記録されたデ
ータが読出されたときに得られる再生信号を入力し、所
定のデータ再生処理を実行するデータ再生処理回路のA
GC回路9のAGC電圧を利用して、ヘッドの浮上変動
を監視するシステムである。CPU11は、AGC回路
9のAGC電圧をA/Dコンバータ10によりディジタ
ルデータに変換して入力し、ヘッドの浮上変動を監視す
る。CPU11は、入力したAGC電圧とメモリ12に
保存された閾値データDTとを比較する。CPU11は
許容範囲を越えたときに、ヘッドの浮上量が異常変動し
たことを指示する浮上変動検出信号FSを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スク装置に適用するディスク記録再生システムであっ
て、特にヘッドの浮上変動検出手段を備えたディスク記
録再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばハードディスク装置(HD
D)等のディスク記録再生装置では、記録媒体であるデ
ィスクにデータを記録再生するための磁気ヘッド(以下
単にヘッドと称する)が設けられている。
【0003】ヘッドは、ヘッドアクチュエータとボイス
コイルモータ(VCM)とからなるキャリッジ機構によ
り保持されて、ディスクの半径方向に移動するように構
成されている。ヘッドは、ヘッドアクチュエータによ
り、ディスク上に所定の間隔(浮上量)を以て浮上した
状態で、データの記録再生動作を行なう。
【0004】HDDでは、特にヘッドからの再生出力特
性(リード信号のレベル)が性能を決定する重要な要素
の一つであり、十分に高い再生出力が要求される。再生
出力特性は、ヘッド自体の特性の他に、前記の浮上量に
大きく依存している。ヘッド自体に関しては、誘導型ヘ
ッドと比較して相対的に高い再生出力が得られるMR
(magnetoresistive)ヘッドが注目さ
れている。
【0005】一方、浮上量との関係では、浮上量をd、
データの記録波長をλとした場合に、ヘッドの再生出力
Epは、「−55*(d/λ)」(dB)に比例するこ
とが確認されている。「−55」は理論値であり、例え
ば文献「BSTJ,30,1951,P.1145−1
173に記載されているThe reproducti
on of magnetically record
ed signals,by R.L.Wallac
e」に開示されている。
【0006】即ち、浮上量が大きくなると、それに伴っ
て再生出力Epが低下し、逆に小さくなると増加する特
性である。また、データの記録時においても、浮上量が
大きくなると、ディスクに対して十分な磁束の記録磁界
が得られず、データの記録磁化状態が悪化する。
【0007】一方、ヘッドの浮上量を小さくした場合
に、ディスクの表面上に形成されている突起物(テクス
チャと呼ばれる細かな凹凸)に、ヘッドが接触してディ
スクとヘッドに対して磨耗や損傷の問題が発生する。テ
クスチャは、CSS方式のHDDでは、ヘッドがディス
ク上のCSSエリアに接触して状態のときに、吸着現象
の発生を防止するために形成されている。
【0008】したがって、ヘッドの浮上量は、テクスチ
ャの高さが下限値であり、また十分な再生出力が得られ
る高さが上限値となり、この上下限値の範囲が許容範囲
となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、HD
Dでは、ディスクに対するヘッドの浮上量を、所定の許
容範囲内に設定することが必要である。しかし、実際上
では、例えばHDDの内部に発生する塵埃等の影響によ
り、ヘッドの浮上量は変動することが確認されている。
【0010】ヘッドの浮上変動は許容範囲外の場合に
は、再生出力の低下によりリードエラーが発生する確率
が高くなる。また、データ書込み動作(記録動作)にお
けるデータの記録磁化状態の悪化により、結果的にデー
タ破壊を引き起こす要因となる。
【0011】このため、ヘッドの浮上量の変動(浮上変
動)を測定または検出する各種の方式が開発されてい
る。例えば光学干渉を利用した方法、再生波形のスペク
トラム分析を利用した方法、再生信号の半値幅を測定す
る方法、または再生信号の回転数を変更して、ヘッドが
ディスクに衝突するときの回転数により定常回転時の浮
上量を推定する方法等が提案されている。これらの方法
は、例えば文献IEEETrans.on instr
umentation and Mesuremen
t,vol.43,No.2,April,1994
(Klass B.Klassen et al,“S
lider−Disk ClearanceMesur
erments in Magnetic Disk
Drives Using the Readback
Transducer”)に記載されている。
【0012】しかしながら、いずれの方法も、専用のテ
スタ等の計測器を必要としたり、HDDのデータ記録再
生処理回路に方法を実現するための複雑な回路を付加す
る必要がある。要するに、HDDの内部で、前記のヘッ
ドの浮上変動を簡易に検出する方式は開発されていな
い。
【0013】本発明の目的は、HDDの内部において、
ヘッドからの再生信号を使用してヘッドの浮上変動を監
視し、許容範囲外の浮上変動を簡易に検出することによ
り、異常なデータ記録再生動作の発生を未然に防止し、
結果的に確実なデータ記録再生動作を実現することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヘッドにより
ディスクに記録されたデータが読出されたときに得られ
る再生信号を入力し、所定のデータ再生処理を実行する
データ再生処理回路のAGC回路の制御電圧信号を利用
して、ヘッドの浮上変動を監視するシステムである。
【0015】データ再生処理回路では、ゲイン可変機能
を有する増幅回路(VGA)が設けられており、ヘッド
からの再生信号のレベルは所定レベルに維持される。V
GAは、AGC回路の制御電圧信号に従ってゲインが調
整される。AGC回路は、再生信号のレベル変動に従っ
て変動する制御電圧信号を生成する。
【0016】浮上変動検出手段は、AGC回路の制御電
圧信号をA/Dコンバータによりディジタルデータに変
換して入力し、ヘッドの浮上変動を監視するCPUであ
る。CPUは、予め用意した基準値と制御電圧信号のレ
ベルとを比較し、この制御電圧信号のレベルが所定の許
容範囲を越えたときに、ヘッドの浮上量が変動したこと
を指示する浮上変動検出信号を出力する。
【0017】この浮上変動検出信号を利用して、例えば
データ書込み動作を禁止する制御を実行する。具体的に
は、浮上変動検出信号を書込み禁止信号として、データ
書込み制御回路に入力する。また、浮上変動検出信号を
ホストコンピュータに転送して、ホストコンピュータ側
で警告処理を実行する。警告処理とは、例えば表示装置
の画面上に、HDDに異常が発生したことを示す表示処
理を実行する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本実施形態に関係するディス
ク記録再生システムの要部を示すブロック図である。 (システム構成)本実施形態は、例えばPRML(Pa
rtial Response Maximum Li
kelihood)方式のリードチャネルを使用したデ
ータ再生処理回路を有し、セクタサーボ方式を採用した
HDDを想定したディスク記録再生システムである。
【0019】本システムは、図1に示すように、ディス
ク1、ヘッド2、データ再生処理回路、マイクロプロセ
ッサ(CPU)11、メモリ12、及びインターフェー
スコントローラ13を有する。
【0020】ディスク1は、スピンドルモータ3により
高速回転し、ヘッド2により記録再生されるデータを磁
気的に記録する記録媒体である。ディスク1は、図4に
示すように、複数枚が軸方向に所定の間隔を以てスピン
ドルモータ3の軸に固定されている。
【0021】ディスク1は、同心円状の多数のトラック
が構成されて、各トラックが例えば50程度のセクタに
分割されたフォーマット構成がなされている。さらに、
本実施形態では、CDR(constant dens
ity recording)方式のフォーマット構成
を想定し、図3に示すように、多数のトラックTRが複
数のゾーンz0〜zn(0〜nはゾーン番号を意味す
る)に分割されている。CDR方式では、各ゾーンz0
〜zn毎に、セクタ数及びデータ転送速度が異なる。
【0022】ヘッド2は、例えばリード動作専用のMR
ヘッドとライト動作用の誘導型薄膜ヘッドとからなる複
合型ヘッドであり、スライダと称するヘッド本体に実装
されている。
【0023】ヘッド2は、図1に示すように、ディスク
1の表面に対して所定の間隔(浮上量FH)で浮上して
いる状態でデータの記録再生動作を実行する。実際に
は、スライダがディスク1上を浮上している状態であ
る。
【0024】ヘッド2は、図4に示すように、1枚のデ
ィスク1に対して各データ記録面(表面と裏面)毎に配
置されている。ここでは、h0〜hmはヘッド番号を意
味している。
【0025】ここで、複数のヘッド2は、図示しないヘ
ッドアクチュエータにより、同時にディスク1の半径方
向に移動するように構成されている。ヘッドアクチュエ
ータは、ボイスコイルモータ(VCM)により回転駆動
される。
【0026】データ再生処理回路は、ゲイン可変機能を
有するアンプ(VGA)5と、そのゲインを自動調整す
るためのAGC(automatic gain co
ntrol)回路9と、ローパスフィルタ(LPF)6
と、リード信号処理回路7と、全波整流回路(FWR)
8とを有する。
【0027】VGA5は、ヘッド2により読出されて、
ヘッドアンプ4から出力された再生信号のレベルを所定
レベルに維持するための増幅回路である。LPF6は、
再生信号の高域ノイズを除去するためのフィルタであ
る。
【0028】リード信号処理回路7は、LPF6から出
力された再生信号から、例えばPRML方式によりディ
ジタルの再生データ(例えばNRZ符号)RDに再生す
るための信号処理回路である。再生されたデータRD
は、インターフェースコントローラ13を介してホスト
コンピュータに転送される。
【0029】即ち、リード信号処理回路7は、ディジタ
ルフィルタ(FIRフィルタ)からなるPRイコライ
ザ、A/Dコンバータ、ビタビデコーダ、および記録デ
コーダ等の要素を有する。記録デコーダは、ビタビデコ
ーダにより推定されたデータ系列を記録データのコード
(通常ではNRZコード)に復号化する回路である。
【0030】インターフェースコントローラ13は、デ
ィスクコントローラ(HDC)とも呼ばれており、デー
タ記録再生制御とホストインターフェースの機能を有す
る。本実施形態では、インターフェースコントローラ1
3は、CPU11から出力される浮上変動検出信号FS
を入力して、後述する書込み禁止処理や警告処理を実行
する。
【0031】FWR8は、LPF6の出力信号である再
生信号を整流する。AGC回路9は、オペアンプからな
る積分回路を有し、FWR8の出力信号を積分して直流
成分を抽出して、ゲイン調整用の制御電圧(DC電圧)
として出力する。
【0032】VGA5は、AGC回路9から出力される
制御電圧によりゲインを調整されて、入力信号である再
生信号のレベルを所定値に維持するような増幅処理を行
なう。
【0033】さらに、本実施形態のシステムは、AGC
回路9から出力されるゲイン調整用の制御電圧(DC電
圧)をディジタルデータCVに変換して、CPU11に
出力するA/Dコンバータ10を有する。
【0034】このA/Dコンバータ10は、本実施形態
に関係するヘッドの浮上変動検出動作に必要な測定デー
タとしてAGC回路9の制御電圧に相当するディジタル
データCVを生成する。
【0035】CPU11は、メモリ12に予め保存され
た閾値データDT(基準値データ)に基づいて、ディジ
タルデータCVから制御電圧のレベル値が許容範囲内で
あるか否かを判定し、許容範囲外のときには浮上変動検
出信号FSを出力する浮上変動検出処理を実行する(後
述する)。 (閾値データDTの算出処理)本実施形態では、CPU
11は、メモリ12に予め保存した閾値データDT(基
準値データ)に基づいて、浮上変動検出処理を実行す
る。以下、図5と図6を参照して、閾値データDTの算
出処理について説明する。
【0036】まず、CPU11は、初期値の設定処理を
行なう(ステップS1〜S3)。ここで、ヘッド数をH
とし、図4に示すように、各ヘッド2にはヘッド番号m
が割り当てられている。CPU11は、ヘッド番号mの
指定によりヘッドを選択する。
【0037】閾値データDTを保存するメモリ12のメ
モリアドレスをMAとする。さらに、図3に示すよう
に、ディスク1に構成されたゾーン数をNとし、それぞ
れにゾーン番号nが割り当てられている。
【0038】CPU11は、ヘッド番号m(例えばm=
0)のヘッド2を選択し、ディスク1上のゾーン番号n
(例えばn=0)のゾーンにシークさせる(ステップS
4,S5)。
【0039】CPU11は、選択したヘッド2(番号
0)により、指定したゾーン(番号0)内の複数のトラ
ックからデータの再生動作を実行させる。このデータ再
生動作では、ヘッド2は各トラックに設けられているサ
ーボエリアから、サーボデータを読出す。
【0040】ここで、図3に示すように、本実施形態の
セクタサーボ方式では、ディスク1上の全トラックに
は、所定の間隔でサーボエリアSAが配置されている。
このサーボエリアSAには、HDDの製造時に予めヘッ
ド2の位置決め制御に使用するサーボデータが記録され
ている。
【0041】ヘッド2により読出されたサーボデータに
相当する再生信号は、図1に示すように、ヘッドアンプ
4、VGA5、LPF6を経て、FWR8に入力され
る。AGC回路9は、FWR8により整流された再生信
号のレベルに応じた制御電圧(DC電圧)を生成して出
力する。
【0042】A/Dコンバータ10は、AGC回路9か
らの制御電圧をディジタルデータCVに変換して、CP
U11に出力する。これにより、CPU11は、指定さ
れたヘッド番号m(m=0)とゾーン番号n(n=0)
に対応するAGC電圧CVを測定する(ステップS
6)。CPU11は、ゾーン内の複数のサーボエリアS
Aや複数のトラックからのAGC電圧CVを測定して、
その平均値を算出する(ステップS7)。
【0043】次に、CPU11は、算出したAGC電圧
の平均値(これをCVとする)に所定の係数Kを乗算し
て、閾値データ(基準値データ)DTを算出する(ステ
ップS8)。
【0044】ここで、本実施形態の閾値データDTの定
義と浮上変動検出の原理を説明する。前述したように、
ヘッド2の浮上量が変動すると、それに伴って再生信号
のレベルが変動する。即ち、浮上量が大きくなると再生
レベルが低下し、逆に小さくなると増加する。したがっ
て、ヘッド2の浮上量が変動すると、AGC電圧のレベ
ルも変動する。
【0045】閾値データDTは、ヘッド2の浮上変動の
許容範囲の上限値(DTmax とする)と下限値(DTmi
n とする)を示し、AGC電圧のレベル変動の上限値と
下限値に相当する基準値である。
【0046】したがって、CPU11は、測定したAG
C電圧CVの変動範囲が閾値データDTの範囲内であれ
ば、ヘッド2の浮上変動が許容範囲内と判定し、閾値デ
ータDTの範囲外であれば異常浮上であると判定し、浮
上変動検出信号FSを出力する。
【0047】ここで、閾値データDTを算出するための
係数Kを求めるための具体例を示す。前述したように、
浮上量をd、データの記録波長をλとした場合に、ヘッ
ドの再生出力Epは、「−55*(d/λ)」(dB)
に比例する。
【0048】いま仮に、浮上量を「d=0.1um」、記
録波長を「λ=0.5um」とした場合に、再生信号の相
対値Epは、「Ep=−55*(0.1/0.5)=−
11(dB)」となる。
【0049】浮上量が50%変化した場合を異常とする
と、許容範囲の上限浮上量が「d1=0.05um」、下
限浮上量が「d1=0.15um」となる。それぞれに対
応する再生信号の相対値Ep1,Ep2は、「Ep1=
−55*(0.05/0.5)=−5.5(dB)」、
「Ep2=−55*(0.15/0.5)=−16.5
(dB)」となる。
【0050】即ち、浮上変動時の再生出力は±5.5
(dB)変化するから、上限と下限を決定するための係
数Kはそれぞれ(Kmax =1.88倍)と(Kmin =
0.53倍)となる。
【0051】このようにして、CPU11は、各ヘッド
番号mに対して各ゾーン番号n毎の閾値データDTを算
出して、メモリ12に保存する(ステップS9〜S1
4)。結果的に、メモリ12には、図5に示すように、
ヘッド番号とゾーン番号毎に、浮上変動の許容範囲を決
定するための閾値データDTのテーブルが保存される。 (書込み禁止処理と警告処理)次に、第1の実施形態と
して、前述の閾値データDTを使用した浮上変動検出処
理を、図2と図7を参照して説明する。
【0052】まず、CPU11は、アクセス対象の論理
アドレスに対応する物理アドレスが設定されると、物理
アドレスを構成するヘッド番号mのヘッド2を、アクセ
ス対象の目標トラック番号を含むゾーンznまでシーク
させる(ステップS20)。
【0053】CPU11は、ヘッド2がサーボエリアS
Aから読出すサーボデータに基づいて、ヘッド2を目標
トラック上に位置決め制御する。このとき、ヘッド2の
リード動作により、読出されたサーボデータに対応する
再生信号が、データ再生処理回路に入力される(ステッ
プS21)。
【0054】データ再生処理回路では、AGC回路9
は、前述したように、再生信号(サーボデータ)のレベ
ルに応じた制御電圧(AGC電圧)を生成する(ステッ
プS22)。
【0055】CPU11は、A/Dコンバータ9を介し
て、AGC電圧に相当するディジタルデータCVを入力
し、AGC電圧のレベル変動を測定する(ステップS2
3)。CPU11は、メモリ12に保存された閾値デー
タのテーブル(図5を参照)から、該当するヘッド番号
とゾーン番号に対応する閾値データDT(DT0〜DT
N)を検索して取り出す(ステップS24)。
【0056】さらに、CPU11は、測定したAGC電
圧CVと閾値データDTとを比較し、AGC電圧CVが
閾値データDTで示す許容範囲(上限値DTmax と下限
値DTmin との範囲)に含まれるか否かを判定する(ス
テップS25,S26)。
【0057】許容範囲外であれば、CPU11は、ヘッ
ド2の浮上量が異常に変動していると判定し、浮上変動
検出信号FSをインターフェースコントローラ13に出
力する(ステップS27)。
【0058】インターフェースコントローラ13は、浮
上変動検出信号FSの入力に応じて、書込み禁止処理ま
たは異常警告処理を実行する(ステップS28)。異常
警告処理では、インターフェースコントローラ13は、
ホストコンピュータに対して、HDDに異常が発生し、
データの記録再生エラーが発生したことを通知する。ホ
ストコンピュータは、例えば表示装置の画面上に、HD
Dに異常が発生したことを表示する。これにより、ユー
ザは、表示装置の画面上からHDDの異常発生を確認す
ることができる。
【0059】ヘッドの異常浮上の場合には、前述したよ
うに、データの記録再生動作が誤動作する可能性が高い
ため、ホストコンピュータまたはユーザの操作により、
HDDの動作を停止させることにより、データを保護す
ることができる。
【0060】一方、書込み禁止処理では、図2に示すよ
うに、CPU11からの浮上変動検出信号FSは、書込
み制御回路20に入力される。書込み制御回路20は、
オア(OR)ゲート20a、インバータ20b、および
ナンド(NAND)ゲート20cを有し、異常発生時に
インターフェースコントローラ13から出力されるライ
トゲートWG(論理レベル“L”がアクティブ)を制御
して書込み動作を禁止するための回路である。
【0061】オアゲート20aには、浮上変動検出信号
FS以外にも、例えば電源監視回路からの異常検出信号
AS1やヘッド2の衝突検出信号AS2などの異常検出
信号が入力される。
【0062】ナンドゲート20cの第1の入力端子に
は、インターフェースコントローラ13から出力された
ライトゲートWGが入力される。ここで、オアゲート2
0aの入力端子に、論理レベル“H”の浮上変動検出信
号FSが入力されると、ナンドゲート20cの出力は論
理レベル“H”となる。したがって、論理レベル“L”
のライトゲートWGの出力が禁止となる。
【0063】このような書込み制御回路20により、ヘ
ッドの浮上量が変動して、異常浮上が発生した場合に
は、データの書込み動作は禁止となる。特にヘッドの浮
上量が許容範囲を越えて高くなっている場合に、ディス
クに対して十分な磁束の記録磁界が得られず、データの
記録磁化状態が悪化する可能性が高くなる。このような
場合に、書込み動作が禁止となるため、不完全な記録磁
化状態で記録されることを防止できるため、未然にデー
タが破壊されるような事態を防止することができる。
【0064】なお、当然ながら、データの書込み動作が
禁止になった場合には、インターフェースコントローラ
13からホストコンピュータに、書込み動作異常として
通知される。 (データ記録再生動作のリトライ処理)第2の実施形態
は、CPU11により、ヘッド2の異常浮上が検出され
た場合に、データ記録再生動作において、記録動作(ラ
イト動作)と再生動作(リード動作)の場合に分けた処
理を実行する。
【0065】即ち、図8のフローチャートに示すよう
に、CPU11は、ヘッド2からの再生信号に応じたA
GC電圧を監視し、閾値データDTに対して許容範囲外
のAGC電圧CVを測定すると、データ記録再生動作の
動作モードを判定する(ステップS30〜S33)。
【0066】即ち、ヘッドの浮上変動により異常浮上が
発生したときに、ライト動作モードであれば、CPU1
1はデータ書込み動作の再実行(ライトリトライ処理)
を行なう(ステップS33のYES,S34)。
【0067】このライトリトライ処理では、インターフ
ェースコントローラ13のキャッシュメモリに格納され
たキャッシュデータを使用して、データ書込み動作の再
実行を行なう。この後に、CPU11は、浮上変動検出
信号FSを出力して、前述のように書込み動作を禁止状
態にする(ステップS37)。
【0068】同様にして、ヘッドの浮上変動により異常
浮上が発生したときに、リード動作モードであれば、C
PU11はデータ読出し動作の再実行(リードリトライ
処理)を行なう(ステップS35のYES,S36)。
このリードリトライ処理では、CPU11はデータ再生
処理回路の各種パラメータ(LPF6のパラメータ等)
を変更して、データ読出し動作の再実行を行なう。
【0069】この後に、CPU11は、浮上変動検出信
号FSを出力して、前述のような異常警告処理を実行す
る(ステップS37)。以上のように第2の実施形態に
よれば、ヘッド2の異常浮上を検出した時点で、ライト
リトライ処理またはリードリトライ処理を実行すること
により、データ書込み異常やリードエラーの発生を最小
限にすることが可能となる。
【0070】そして、ライトリトライ処理またはリード
リトライ処理後に、浮上変動検出信号FSを出力するこ
とにより、書込み禁止処理や異常警告処理などのエラー
処理を実行して、異常浮上の検出後のデータ書込み異常
やリードエラーの発生を防止することができる。 (浮上変動の平均値の監視とライト禁止フラグ)第3の
実施形態は、CPU11により、ヘッド2の異常浮上が
検出された場合に、CPU11は内部レジスタに、予め
ライト禁止フラグがセットされている場合に、データ書
込み禁止処理を実行する方式である。
【0071】さらに、第3の実施形態は、AGC電圧C
Vの平均値を算出して、ヘッド2の異常浮上を判定する
方式である。即ち、図9のフローチャートに示すよう
に、CPU11は、ヘッド2からの再生信号に応じたA
GC電圧CVを測定すると、その平均値CVaを算出す
る(ステップS40〜S42)。CPU11は、予め設
定された測定回数を実行し、例えばトラック1周分のA
GC電圧を測定し、その平均値CVaを算出する。
【0072】CPU11は、算出した平均値CVaと閾
値データDTとを比較し、AGC電圧CVが閾値データ
DTで示す許容範囲に含まれるか否かを判定する(ステ
ップS43)。
【0073】許容範囲外であれば、CPU11は、ヘッ
ド2の浮上量が異常に変動していると判定し、浮上変動
検出信号FSをインターフェースコントローラ13に出
力する(ステップS44)。
【0074】ここで、CPU11は、図11に示すよう
に、内部レジスタにライト禁止フラグWPがセットされ
ている場合に、前述のデータ書込み禁止処理(ライト禁
止処理)を実行する(ステップS45のYES,S4
6)。
【0075】ライト禁止フラグWPは、例えばインター
フェースコントローラ13を介してホストコンピュータ
からセットされる。ライト禁止フラグWPがセットされ
ていない場合には、ヘッドの異常浮上状態が発生した場
合に、データ書込み動作は禁止とはならないが、異常警
告処理は実行される。 (複数のゾーンの異常検出処理)第4の実施形態は、該
当するゾーン番号で異常浮上を検出したときに、内部レ
ジスタにフラグをセットし、さらに同一ヘッド番号に属
する他のゾーン番号のフラグをチェックして、複数のゾ
ーンで異常浮上が発生した場合に浮上変動検出信号FS
を出力する方式である。
【0076】即ち、図10のフローチャートに示すよう
に、CPU11は、ヘッド2からの再生信号に応じたA
GC電圧CVを測定すると、その平均値CVaを算出す
る(ステップS50〜S52)。
【0077】CPU11は、算出した平均値CVaと閾
値データDTとを比較し、AGC電圧CVが閾値データ
DTで示す許容範囲に含まれるか否かを判定する。ここ
で、許容範囲外であれば、CPU11は、図11に示す
ように、該当するヘッド番号(mとする)とゾーン番号
(1とする)に対応する内部レジスタのエリアにフラグ
(ビット“1”)をセットする(ステップS53)。
【0078】次に、CPU11は、内部レジスタを検索
して、同一ヘッド番号(m)に属する他のゾーン番号の
フラグをチェックする(ステップS54)。このチェッ
ク処理により、同一ヘッド番号(m)において、複数の
ゾーン(ここでは番号1,2)にフラグがセットされて
いれば、CPU11は浮上変動検出信号FSを出力する
(ステップS55のYES,S56)。
【0079】また、前記と同様に、内部レジスタにライ
ト禁止フラグWPがセットされている場合に、データ書
込み禁止処理を実行する(ステップS57のYES,S
58)。
【0080】以上のように第4の実施形態によれば、選
択したヘッド番号(m)のヘッド2がシークしたゾーン
番号で異常浮上が検出された場合に、CPU11は、内
部レジスタにフラグをセットし、同一ヘッド番号の他の
ゾーン番号に対するフラグの有無をチェックする。
【0081】このチェック結果により、他のゾーン番号
にもフラグがセットされていれば、即ち複数のゾーンで
異常浮上が発生していれば、CPU11は浮上変動検出
信号FSを出力する。
【0082】このような方式により、ヘッド2の異常浮
上状態が定常的であるか、偶発的に発生したかを識別
し、複数のゾーンで異常浮上が発生すれば定常的である
と判定し、浮上変動検出信号FSを出力する。したがっ
て、ヘッド2の異常浮上状態を確実に認識し、HDDの
動作を停止するような異常処理に移行することが可能と
なる。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、デ
ータ再生処理回路のAGC電圧を測定することにより、
複雑な測定回路を使用することなく、ヘッドの浮上変動
を監視して異常浮上状態を検出することができる。した
がって、異常浮上状態を要因とする異常なデータ記録再
生動作の発生を未然に防止し、結果的に確実なデータ記
録再生動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するディスク記録再生
システムの要部を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態に関係する書込み制御回路の要
部を示すブロック図。
【図3】本実施形態に関係するディスクのフォーマット
構成を説明するための概念図。
【図4】本実施形態に関係するディスクとヘッドとの関
係を示す概念図。
【図5】本実施形態に関係するメモリの記憶内容を示す
概念図。
【図6】本実施形態に関係する閾値データの算出方法を
説明するためのフローチャート。
【図7】第1の実施形態に関係する動作を説明するため
のフローチャート。
【図8】第2の実施形態に関係する動作を説明するため
のフローチャート。
【図9】第3の実施形態に関係する動作を説明するため
のフローチャート。
【図10】第4の実施形態に関係する動作を説明するた
めのフローチャート。
【図11】第4の実施形態に関係する内部レジスタの記
憶内容を示す概念図。
【符号の説明】
1…ディスク 2…ヘッド 3…スピンドルモータ 4…ヘッドアンプ 5…ゲイン可変機能を有するアンプ(VGA) 6…ローパスフィルタ(LPF) 7…リード信号処理回路 8…全波整流回路(FWR) 9…AGC回路 10…A/Dコンバータ 11…マイクロプロセッサ(CPU) 12…メモリ 13…インターフェースコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 572 9558−5D G11B 20/18 572B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上に浮上した状態のヘッドによ
    り、前記ディスクに対してデータの記録再生を行なうデ
    ィスク記録再生システムであって、 前記ヘッドにより前記ディスクに記録されたデータが読
    出されたときに、前記ヘッドから出力される再生信号の
    レベルを所定レベルに維持するための増幅回路であっ
    て、ゲイン可変機能を有する増幅手段と、 前記再生信号のレベルに基づいて、前記増幅手段のゲイ
    ンを自動調整するためのゲイン調整用の制御電圧信号を
    生成するAGC手段と、 前記AGC手段から出力された前記制御電圧信号のレベ
    ルを監視し、前記制御電圧信号のレベルが所定の許容範
    囲を越えたときに、前記ヘッドの浮上量が変動したこと
    を指示する浮上変動検出信号を出力する浮上変動検出手
    段とを具備したことを特徴とするディスク記録再生シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記浮上変動検出手段から前記浮上変動
    検出信号が出力されたときに、前記ヘッドにより前記デ
    ィスクにデータを記録するデータ書込み動作の場合には
    データ書込み動作を再実行し、前記ヘッドにより前記デ
    ィスクからデータを再生するデータ読出し動作の場合に
    はデータ読出し動作を再実行するように制御するリトラ
    イ制御手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の
    ディスク記録再生システム。
  3. 【請求項3】 前記ディスクにデータを記録するとき
    に、そのデータを保存するキャッシュメモリを有し、前
    記リトライ制御手段は、前記浮上変動検出手段から出力
    された前記浮上変動検出信号に応じて、前記データ書込
    み動作を再実行するときに、前記キャッシュメモリに保
    存されたデータを使用することを特徴とする請求項2記
    載のディスク記録再生システム。
  4. 【請求項4】 ディスク上に浮上した状態のヘッドによ
    り、前記ディスクに対してデータの記録再生を行なうデ
    ィスク記録再生システムであって、 前記ヘッドにより前記ディスクに記録されたデータが読
    出されたときに、前記ヘッドから出力される再生信号の
    レベルを所定レベルに維持するための増幅回路であっ
    て、ゲイン可変機能を有する増幅手段と、 前記再生信号のレベルに基づいて、前記増幅手段のゲイ
    ンを自動調整するためのゲイン調整用の制御電圧信号を
    生成するAGC手段と、 前記AGC手段により生成された前記制御電圧信号のレ
    ベルと前記ヘッドの浮上量との関係に基づいて予め測定
    されたデータであって、前記制御電圧信号のレベル変動
    の許容範囲を規定する基準値データを記憶したメモリ手
    段と、 前記ヘッドから前記再生信号が出力されたときに、前記
    AGC手段から出力された前記制御電圧信号のレベルと
    前記メモリ手段から読出した前記基準値データとを比較
    し、前記制御電圧信号のレベルが前記基準値データによ
    り規定された所定の許容範囲を越えたときに、前記ヘッ
    ドの浮上量が変動したことを指示する浮上変動検出信号
    を出力する浮上変動検出手段とを具備したことを特徴と
    するディスク記録再生システム。
  5. 【請求項5】 ディスク上に浮上した状態のヘッドによ
    り、前記ディスクに対してデータの記録再生を行なうデ
    ィスク記録再生システムであって、 前記ヘッドにより前記ディスクに記録されたデータが読
    出されたときに、前記ヘッドから出力される再生信号の
    レベルを所定レベルに維持するための増幅回路であっ
    て、ゲイン可変機能を有する増幅手段と、 前記再生信号のレベルに基づいて、前記増幅手段のゲイ
    ンを自動調整するためのゲイン調整用の制御電圧信号を
    生成するAGC手段と、 データの記録再生動作時以外に、前記ヘッドを前記ディ
    スクに構成された複数のゾーンに順次シークさせて、前
    記各ゾーン毎に前記再生信号に応じた前記制御電圧信号
    のレベルを測定し、前記ヘッドの浮上量との関係に基づ
    いて前記制御電圧信号のレベル変動の許容範囲を規定す
    る前記各ゾーン毎の基準値データを算出してメモリに記
    憶する測定手段と、 データの記録再生動作時に、前記ヘッドから出力された
    再生信号に応じた前記制御電圧信号のレベルを検出し、
    前記メモリから前記ヘッドが位置するゾーンに対応する
    前記基準値データを読出し、前記制御電圧信号のレベル
    が前記基準値データにより規定された所定の許容範囲を
    越えているときに、前記ヘッドの浮上量が変動したこと
    を指示する浮上変動検出信号を出力する浮上変動検出手
    段とを具備したことを特徴とするディスク記録再生シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記浮上変動検出手段は、前記ヘッドが
    位置するゾーンに対応する前記制御電圧信号のレベルが
    前記所定の許容範囲を越えているときにフラグをセット
    するためのレジスタを有し、前記データの記録再生動作
    時にアクセス対象のゾーンに対応する前記制御電圧信号
    のレベルが前記所定の許容範囲を越えているときであっ
    て、前記レジスタをチェックして前記アクセス対象のゾ
    ーンと同一ヘッドに対応する他のゾーンに対してフラグ
    がセットされている場合に前記浮上変動検出信号を出力
    するように構成されたことを特徴とする請求項5記載の
    ディスク記録再生システム。
  7. 【請求項7】 前記測定手段は、前記ヘッドの浮上量の
    変動に伴って変動する前記再生信号に応じた前記制御電
    圧信号のレベルを測定し、前記浮上量の変動許容範囲を
    規定する上限値と下限値に従った各係数を算出し、この
    各係数を前記制御電圧信号のレベル値に乗算した上限と
    下限のそれぞれの閾値を前記基準値データとして算出す
    ることを特徴とする請求項5記載のディスク記録再生シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 ディスク上に浮上した状態のヘッドによ
    り、前記ディスクに対してデータの記録再生を行なうデ
    ィスク記録再生システムであって、 前記ヘッドにより前記ディスクに記録されたデータが読
    出されたときに、前記ヘッドから出力される再生信号の
    レベルを所定レベルに維持するための増幅回路であっ
    て、ゲイン可変機能を有する増幅手段と、 前記再生信号のレベルに基づいて、前記増幅手段のゲイ
    ンを自動調整するためのゲイン調整用の制御電圧信号を
    生成するAGC手段と、 前記AGC手段から出力された前記制御電圧信号のレベ
    ルを監視し、前記制御電圧信号のレベルが所定の許容範
    囲を越えたときに、前記ヘッドの浮上量が変動したこと
    を指示する浮上変動検出信号を出力する浮上変動検出手
    段と、 前記浮上変動検出手段から出力された前記浮上変動検出
    信号に応じて前記ヘッドによるデータの記録動作を禁止
    するライト禁止制御手段とを具備したことを特徴とする
    ディスク記録再生システム。
  9. 【請求項9】 ディスク上に浮上した状態のヘッドによ
    り、前記ディスクに対してデータの記録再生を行なうデ
    ィスク記録再生システムであって、 前記ヘッドにより前記ディスクに記録されたデータが読
    出されたときに、前記ヘッドから出力される再生信号の
    レベルを所定レベルに維持するための増幅回路であっ
    て、ゲイン可変機能を有する増幅手段と、 前記再生信号のレベルに基づいて、前記増幅手段のゲイ
    ンを自動調整するためのゲイン調整用の制御電圧信号を
    生成するAGC手段と、 前記AGC手段から出力された前記制御電圧信号のレベ
    ルを監視し、前記制御電圧信号のレベルが所定の許容範
    囲を越えたときに、前記ヘッドの浮上量が変動したこと
    を指示する浮上変動検出信号を出力する浮上変動検出手
    段と、 前記浮上変動検出手段から出力された前記浮上変動検出
    信号に応じて、システムに異常が発生したことを警告す
    る警告手段とを具備したことを特徴とするディスク記録
    再生システム。
  10. 【請求項10】 ディスク上に浮上した状態のヘッドに
    より前記ディスクに対してデータの記録再生を実行し、
    前記ヘッドから出力される再生信号のレベルを所定レベ
    ルに維持するためのゲイン可変機能を有する増幅手段
    と、前記再生信号のレベルに基づいて前記増幅手段のゲ
    インを自動調整するためのゲイン調整用の制御電圧信号
    を生成するAGC手段とを備えたディスク記録再生シス
    テムにおいて、 データの記録再生動作時以外に、前記ヘッドを前記ディ
    スクに構成された複数のゾーンに順次シークさせて、前
    記各ゾーン毎に前記再生信号に応じた前記制御電圧信号
    のレベルを測定するステップと、 前記各ゾーン毎に前記制御電圧信号のレベルの平均値を
    算出するステップと、 前記ヘッドの浮上量の変動許容範囲を規定する上限値と
    下限値に従った各係数を算出し、この各係数を前記制御
    電圧信号の平均値に乗算した上限と下限のそれぞれの閾
    値を前記基準値データとして前記各ゾーン毎に算出する
    ステップと、 前記各ゾーン毎の基準値データをメモリに記憶するステ
    ップと、 データの記録再生動作時に、前記ヘッドから出力された
    再生信号に応じた前記制御電圧信号のレベルを検出し、
    前記メモリから前記ヘッドが位置するゾーンに対応する
    前記基準値データを読出し、前記制御電圧信号のレベル
    が前記基準値データにより規定された所定の許容範囲を
    越えているときに、前記ヘッドの浮上量が変動したこと
    を指示する浮上変動検出信号を出力するステップとから
    なることを特徴とするヘッド浮上変動検出方法。
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