JPH0913857A - 建築用電動シャッターにおける障害物検知装置 - Google Patents

建築用電動シャッターにおける障害物検知装置

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JPH0913857A
JPH0913857A JP18636095A JP18636095A JPH0913857A JP H0913857 A JPH0913857 A JP H0913857A JP 18636095 A JP18636095 A JP 18636095A JP 18636095 A JP18636095 A JP 18636095A JP H0913857 A JPH0913857 A JP H0913857A
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嘉宏 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッターカーテン下端の座板を固定座板と
可動座板とで構成して、固定座板に対する可動座板の相
対上動に基づいて障害物検知を行うにあたり、一つの検
知体で検知できるように構成する。 【構成】 固定座板9にリンク杆15を介して作動杆1
4を連結して、該作動杆14が可動座板10の上動に伴
い上方に平行移動するように構成し、作動杆14の上動
に伴い拡開状に突出揺動する揺動体21等により構成さ
れる検知作動体を、作動杆14の右端に一体形成される
補助杆17対向する固定座板9に設けて構成した建築用
電動シャッターにおける障害物検知装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル、住宅等の建築物
の出入り口や窓等の開口部に建付けられる建築用電動シ
ャッターにおける障害物検知装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
建築用電動シャッターのなかには、シャッターカーテン
の閉鎖作動時に障害物があった場合、これを検知して緊
急停止させるための障害物検知装置を設けることがあ
る。この様な障害物検知装置として、シャッターカーテ
ン最下端に設けられる座板底面にテープスイッチを設
け、該テープスイッチが障害物に接触することで障害物
検知をするようにしたものがある。ところがこのもの
は、テープスイッチがゴム等の樹脂材で被覆されている
ため、小石等を挟んだ状態で全閉するとテープスイッチ
は癖がついたままになって復元しづらく、障害物検知状
態のままになってしまうという問題がある。
【0003】そこで、座板を、シャッターカーテン側に
設けられる上座板と、該上座板に対して上下動変位可能
に設けた下座板とで構成し、障害物を挟んだことに伴う
下座板の上座板に対する上動に基づいて障害物検知がな
される構成にすることが提唱される。ところがこの場
合、左右何れか一方に偏寄した位置で障害物を挟むと、
下座板は該挟んだ側のみが上動する傾斜状態となり、こ
れを検知するには、検知スイッチを少なくとも左右に設
けなければならないこととなって部品点数が増加するう
え、左右幅が大きくなると中央部が下方に撓んで障害物
検知が不確実なものになる等の問題がある。
【0004】これに対し、下座板を平行リンク機構を介
して上座板に連結し、左右何れか偏寄した位置で障害物
を挟んでも下座板が水平姿勢を維持した状態で上動する
ように構成し、これによって検知スイッチを1個にする
ことが提唱される。ところが座板底部は、前後方向に幅
広になっているのが一般で、座板の左右両端部について
は幅広部を切欠く等してガイドレールのガイド溝に嵌合
しているが、下座板は、前記平行リンク機構により上動
した場合に、スイング状に上動するため左右方向にも移
動することになり、そうすると、座板の幅広部左右端が
ガイドレール表面に当たったりガイド溝に嵌入した部分
がガイド溝の溝底に当たったりして上動が邪魔されて障
害物検知が損なわれるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる建築用電
動シャッターにおける障害物検知装置を提供することを
目的として創案されたものであって、ガイドレールに案
内されるシャッターカーテン最下端に一体的に連結され
る上座板と、該上座板に対して上下動変位自在に設けら
れる下座板とを備え、下座板の上座板に対する上動を障
害物検知作動とするにあたり、前記上座板には、平行リ
ンク機構を介して上下動可能に吊持され、下座板の上動
に追随して上動する作動杆を設け、該作動杆の上動を障
害物検知作動としたことを特徴とするものである。
【0006】そして本発明は、この構成によって、左右
一方のガイドレールに検知スイッチを設ければ良いもの
でありながら、下座板が左右方向に移動してガイドレー
ルに当たることがないようにしたものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は開口部に建付けられる建築
用電動シャッターであって、該シャッター1は、開口部
の左右両側に一体的に建付けられるガイドレール2、該
ガイドレール2に両側縁部がガイドされて上下動し開口
部を開閉するシャッターカーテン3、開口部上方に設け
られシャッターカーテン3の巻取り、巻出しを行う巻取
りドラム4、該巻取りドラム4を内装するシャッターケ
ース5、巻取りドラム4を正逆回動せしめる開閉機6等
の各種部材装置を用いて構成されていること等は何れも
従来通りの構成となっている。
【0008】前記左右のガイドレール2は、断面略コ字
形をし、その前後ガイド溝辺2a、2aの開口端部は、
互いに内方に向けて湾曲状に折曲したガイド辺2b、2
bが形成され、これによって、ガイドレール2は、間口
方向が開口した蟻溝状のガイド溝2cになっている。こ
のガイドレール2のうち、本実施例では図2に示すよう
に右側のものの一方のガイド溝辺2aに後述するテープ
スイッチSが設けられている。
【0009】前記シャッターカーテン3は、複数枚のス
ラット3aが上下方向一連状にインターロック結合され
ることで連結形成されており、その最下端には、本発明
の障害物検知装置が実施された座板8が連結されてい
る。この座板8は、スラット3aに連結される固定座板
(本発明の上座板に相当する)9と、該固定座板9の下
側に設けられる可動座板(本発明の下座板に相当する)
10とで構成されるが、固定座板9は、スラット3aに
連結するための連結部11aが上縁部に形成された第一
板材11と、スペース辺12aが前方向に突出する第二
板材12とで一体に形成される。つまり、これら板材1
1、12同志は、第一板材11に形成の係止爪11b
に、第二板材12に形成の係止受け12bを係止した状
態で螺子13を用いて一体に緊着されるが、その対向間
隔は、前記スペース辺12aが第一板材11に形成の係
合溝11dに嵌合当接することで保持される設定になっ
ている。そして該一体に形成された固定座板9は、両板
材11、12の下端縁には、対向間隔を存する状態で互
いに内方に向けて折曲した係止辺11c、12cが形成
され、これによって、固定座板9には、下端縁が開口し
た蟻溝状の嵌合溝9aが形成されている。
【0010】一方、可動座板10は、下端縁部に前後方
向幅広の底板部10aと、上端縁部に前記係止辺11
c、12cに抜止め状に係止する係止受け辺10bと、
該係止受け辺10bの下側に位置して係止辺11c、1
2cにスライド嵌合するスライド辺10cと、該スライ
ド辺10cと底板辺10aとの間に位置し、スライド辺
10cより前後方向に厚く設定される回り止め辺10d
とを有する状態で一体に型形成されており、さらに可動
座板10の左右両端部は、底板部10aについて回り止
め辺10dを残す状態で切欠かれていて、前記ガイド溝
2cに遊嵌するように設定されている。そして可動座板
10は、固定座板9に対し、係止受け辺10bが係止辺
11c、12cに当接する自重垂下姿勢から上方に向け
て相対的に上動できる設定になっている。
【0011】14は平行リンク機構を構成する複数のリ
ンク杆15を介して固定座板9に吊持される長尺状の作
動杆であって、該作動杆14は、スペース辺12aの下
側において嵌合溝9a内を上下方向に平行移動できるよ
うに設定されている。この作動杆14は、実施例におい
ては断面略H形状をした型材14aと、前記リンク杆1
5の下端縁部が揺動自在に軸支される連結辺14bとを
用いて一体に形成されていて、前後および上下方向に反
り変形をしない剛性をもたせているが、前記連結辺14
bには、リンク杆15の枢軸14cに軸支される状態で
樹脂性のローラ16が、作動杆14の上下縁より僅かに
上下方向に突出する状態で設けられている。さらに、作
動杆14は、可動座板10の係止受け辺10bの上面に
ローラ16が点接触状に当接する状態で支持されてお
り、可動座板10が下動する自然状態でリンク杆15は
図2に示すように左高右低状に傾斜している。そして、
後述するように、可動座板10が障害物に当接して固定
座板9に対して相対上動することに基づき、作動杆14
は、リンク杆15による平行リンク作用を受けて右上方
向に平行移動して障害物検知作動をする設定になってい
る。
【0012】17は前記作動杆14の右端に位置する連
結辺14bに一体形成されている補助杆であって、該補
助杆17には前記と同じ部材からなるローラ16aの一
対が設けられていて、作動杆14と一体となって上方に
平行移動するようになっている。18は作動杆14の上
方への平行移動を受けて作動する検知作動体を構成する
ケーシングであって、該ケーシング18は第二板材12
の右端内面に一体的に止着され、下端縁が前記ローラ1
6aを臨むべく開口し、ケーシング18に可動体19が
上下方向移動自在に内嵌しているが、該可動体19は、
ピン19aがケーシング18に穿設の上下方向を向く長
孔18aに案内されて上下動する設定になっている。そ
して可動体19は、下面19bが前記ローラ16aに当
接するよう弾機20によって付勢弾持されており、前記
可動座板10の障害物当接に基づく作動杆14の上方へ
の平行移動に伴い弾機20に抗して非検知姿勢から検知
姿勢に上動する構成になっている。
【0013】一方、21は前記テープスイッチSに前後
方向対向する位置に配され、上端部がケーシング18の
右側面18bに支軸21aを介して前後方向揺動自在に
軸支される一対の揺動体であって、該各揺動体21の中
間部には、揺動体21の垂下姿勢で上方にいくほど互い
に前後方向外方に偏寄する状態で長孔21bが穿設され
ており、この長孔21bに前記可動体19の右側面19
cに突設の可動ピン19dが移動自在に嵌合している。
そして、可動体19の非検知姿勢では可動ピン19dが
長孔21bの下端に位置しており、この状態では、揺動
体21は下端縁が下方に向けて垂下していてテープスイ
ッチSに対して非接触状態になっているが、可動体19
が検知姿勢になると、長孔21bを可動ピン19dが上
動することになって、揺動体21は、支軸21aを支点
として前後方向に拡開状に揺動し、これによって一方の
揺動体21がテープスイッチSに当接し、而してテープ
スイッチSのスイッチ切換えがなされて障害物検知が行
われる設定になっている。
【0014】因みに、テープスイッチSからの配線22
は、ガイドレール2の上端部に穿設した引出し孔2dか
ら一旦外部に引き出されたものが、シャッターカーテン
3を巻取りドラム4からガイドレール2に案内するシャ
ッターガイド23に穿設の引出し孔23aを通ってシャ
ッターケース5内に引き込まれ、そして必要な配線接続
が行われるようになっており、前記障害物検知によるテ
ープスイッチSの切換えがなされたことに基づいてシャ
ッターカーテン3の下降が緊急停止される設定になって
いる。
【0015】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、シャッターカーテン3の開閉作動は、開閉機6の
正逆駆動に伴うシャッターカーテン3の上下昇降によっ
て行われることになるが、シャッターカーテン3の閉鎖
作動中に障害物があった場合、可動座板10は、障害物
に当接することに伴い固定座板9に対して相対的に上動
するが、可動座板10の上動に基づき作動杆14が上方
へ平行移動し、そして可動体19が弾機20に抗して検
知姿勢となって、可動ピン19dの長孔21b内の移動
により揺動体21が前後方向に拡開揺動せしめられてテ
ープスイッチSの切換えが行われ、これによって障害物
検知がなされてシャッターカーテン3が緊急停止するこ
とになる。
【0016】このように、本発明が実施されたもので
は、障害物が可動座板10に当接して相対上動すること
に伴い、平行リンク機構を介して吊持された作動杆14
が上方に平行移動する。この結果、障害物検知作動を作
動杆14の平行移動とすることができ、本実施例では、
この平行移動に基づいて突出揺動した揺動体21でテー
プスイッチSの切換えを行って障害物検知がなされる。
従って、テープスイッチSを用いながら、該テープスイ
ッチSは、座板底面に設けたもののように癖が付いて復
元しにくくなるようなことがなく、ガイドレール2内に
収納したものにできる。しかもこのものは、障害物が左
右端に偏寄した場合のように可動座板10が傾斜状に相
対上動しても、検知作動をする作動杆14は平行移動す
ることになるから、相対上動を直接検知するもののよう
に可動座板10が傾斜しても検知できるよう複数の検知
スイッチを設ける必要がなく、1箇所の検知でよいこと
となる。しかも、このものでは、障害物に当接したとき
に可動座板10は直上方向に上動することになるので、
平行リンク機構を介して可動座板を吊持したもののよう
に、可動座板10における底板部10aの切欠き端やガ
イド溝に嵌合した端部部位がガイドレール2の表面やガ
イド溝の溝底面に当たって上動が損なわれることがな
い。
【0017】さらにこのものでは、作動杆14は、略H
形状の型材14aが用いられていて前後および上下方向
への反り変形が少ないものに構成されているから、テー
プスイッチSに遠い左側に偏寄した障害物検知をした場
合に、作動杆14が反って検知作動が右側に伝わらなく
なってしまうことが回避される。そのうえ、連結辺14
bにはローラ16が軸支されて、可動座板10の係止受
け辺10b上面への当接が点接触状となっているため、
作動杆14が可動座板10の相対上動に伴い上方に平行
移動する場合に、面接触状になって摺動するものに比し
て円滑に行われることになる。しかも、平行リンク機構
を構成するリンク杆15は、自然状態において左高右低
状に傾斜して作動杆14を支持しており、可動座板10
の右上方への平行移動を受け易い状態となっており、作
動杆14の障害物に対する感応性を一層高めることがで
きる。
【0018】また、可動座板10の左右両端部は、底板
部10a部位において上下方向に高さHを有する回り止
め辺10dが残される状態で切欠かれており、そしてこ
の回り止め辺10dがガイドレール2のガイド溝2cに
上下方向に長くなって回り止め状に遊嵌されているの
で、底板部10aの前後方向端部に障害物が当接した場
合に可動座板10が前後方向に傾斜状に回って上動作動
が損なわれるようなことが回避される。
【0019】さらにこのものでは、一対の揺動体21が
前後方向に拡開する状態で突出揺動することとなって、
そのうちの一方のものがテープスイッチSの切換えをす
るが、他方のものは、反対のガイド溝辺2a方向に突出
して突っ張ることができ、これによって、一方の揺動体
21がテープスイッチSを押圧する際に逃げてしまうこ
とを回避している。
【0020】尚、本発明は前記実施例に限定されないも
のであり、作動杆14の上方の平行移動が障害物検知作
動となるものであればよいのであって、それを検知する
具体的手段として、図18〜図20に示す第二実施例の
ように、検知スイッチ24とし、この検知信号を送信器
25から発信する赤外線等の無線媒体で受信器(図示せ
ず)送信するようにしても勿論よい。また、作動杆の障
害物検知作動を、第一実施例のように揺動体21ではな
く、図21に示す第三実施例のようにパンタグラフ式の
作動部材26、図22に示す第四実施例のように折曲自
在な作動部材27でテープスイッチSの切換えをするよ
うにしても勿論良い。
【0021】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、シャッターカーテンの閉鎖作動中
に障害物に当接して下座板が上座板に対して相対上動し
た場合に、上座板に平行リンク機構を介して吊持された
作動杆が上動することを障害物検知作動としているの
で、障害物が左右端部側にあって下座板が傾斜状に相対
上動するような場合であっても作動杆の上動がなされる
ことになって、下座板の相対上動を直接検知するものの
ように複数の検知スイッチを設けることなく一つの検知
スイッチで障害物検知ができるうえ、下座板を平行リン
ク機構を介して吊持するもののように下座板が左右方向
に移動することなく直上方向に上動するので、下座板が
ガイドレールに当たって上動が損なわれるようなことが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築用電動シャッターの概略正面図である。
【図2】座板部の一部切欠き正面図である。
【図3】座板部の平面図である。
【図4】座板部の要部を拡大した切欠き正面図である。
【図5】座板部の作用説明図である。
【図6】座板部から検知作動体を外した状態の側面図で
ある。
【図7】第一板材の正面図である。
【図8】第一板材の背面図である。
【図9】図9(A)は第二板材の正面図であり、図9
(B)は第二板材の平面図である。
【図10】図10(A)は可動座板の正面図であり、図
10(B)は可動座板の平面図であり、図10(C)は
可動座板の側面図である。
【図11】ガイドレール部の一部切欠き側面図である。
【図12】障害物非検知状態におけるガイドレールの断
面図である。
【図13】障害物検知状態におけるガイドレールの断面
図である。
【図14】図14(A)は作動杆の正面図であり、図1
4(B)は作動杆の底面図である。
【図15】図15(A)は型材の正面図であり、図15
(B)は型材の側面図である。
【図16】図16(A)は検知作動体の正面図であり、
図16(B)は検知作動体の平面図であり、図16
(C)はガイドレールの一部切欠き側面図である。
【図17】シャッターガイドの底面図である。
【図18】第二実施例の座板部を示す一部切欠き正面図
である。
【図19】第二実施例の座板部の要部を拡大した切欠き
正面図である。
【図20】第二実施例の座板部を示す側面図である。
【図21】第三実施例の座板部を示す作用説明図であ
る。
【図22】第四実施例の座板部を示す作用説明図であ
る。
【符号の説明】
1 シャッター 2 ガイドレール 2a ガイド溝辺 3 シャッターカーテン 3a スラット 4 巻取りドラム 5 シャッターケース 6 開閉機 8 座板 9 固定座板 9a 嵌合溝 10 可動座板 10a 底板部 10b 係止受け辺 10d 回り止め辺 11 第一板材 12 第二板材 14 作動杆 15 リンク杆 16 ローラ 17 補助杆 18 ケーシング 19 可動体 19d 可動ピン 20 弾機 21 揺動体 S テープスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 厚 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールに案内されるシャッターカ
    ーテン最下端に一体的に連結される上座板と、該上座板
    に対して上下動変位自在に設けられる下座板とを備え、
    下座板の上座板に対する上動を障害物検知作動とするに
    あたり、前記上座板には、平行リンク機構を介して上下
    動可能に吊持され、下座板の上動に追随して上動する作
    動杆を設け、該作動杆の上動を障害物検知作動としたこ
    とを特徴とする建築用電動シャッターにおける障害物検
    知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、作動杆の障害物検知
    作動の検知は、作動杆の上動に連動してガイドレールの
    ガイド溝辺方向に向けて突出揺動する揺動体と、ガイド
    溝に設けられ、前記突出した揺動体に感応して切換え作
    動をするテープスイッチとで行うように構成したことを
    特徴とする建築用電動シャッターにおける障害物検知装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、作動杆の障害物検知
    作動の検知は、作動杆の上動に感応して切換わる検知ス
    イッチであることを特徴とする建築用電動シャッターに
    おける障害物検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、作動杆
    には、下座板に当接するローラが点在されていることを
    特徴とする建築用電動シャッターにおける障害物検知装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2769340A1 (fr) * 1997-10-06 1999-04-09 Somfy Volet roulant motorise

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2769340A1 (fr) * 1997-10-06 1999-04-09 Somfy Volet roulant motorise
EP0908593A1 (fr) 1997-10-06 1999-04-14 Somfy Volet roulant motorisé

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