JPH09133154A - パルス発生器付摩擦クラッチ - Google Patents
パルス発生器付摩擦クラッチInfo
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- JPH09133154A JPH09133154A JP8243628A JP24362896A JPH09133154A JP H09133154 A JPH09133154 A JP H09133154A JP 8243628 A JP8243628 A JP 8243628A JP 24362896 A JP24362896 A JP 24362896A JP H09133154 A JPH09133154 A JP H09133154A
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- friction clutch
- flywheel mass
- casing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/131—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses
- F16F15/13114—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses characterised by modifications for auxiliary purposes, e.g. provision of a timing mark
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/70—Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D13/70—Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
- F16D2013/706—Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members the axially movable pressure plate is supported by leaf springs
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 信号受信装置のためのパルス発光器として作
用する、車両のための摩擦クラッチに取り付けられるリ
ングを、該リングが可能な限り最小の作業労力で固定可
能であり、重量を軽減し、コストを最小に抑えるように
形成すること。 【解決手段】 摩擦クラッチが、駆動装置に固定可能の
フライホイールマスと、押圧ばねならびにプレッシャプ
レートを収容するために利用されるケーシングと、フラ
イホイールマスおよびケーシングの回転軸を取囲む信号
受信装置との関連でパルス発生器として作用するリング
とを備えている。該リングは、半径方向の厚さが薄いた
め、小さな半径方向力により変形可能であり、該リング
内径部が拡張または縮小することにより該リングのフラ
イホイールマス又はケーシングのように、収容のために
指定された部品に、リングと配設された部品との間の摩
擦接続を作るため該に収容のために指定された部品の外
径部に適合可能である。
用する、車両のための摩擦クラッチに取り付けられるリ
ングを、該リングが可能な限り最小の作業労力で固定可
能であり、重量を軽減し、コストを最小に抑えるように
形成すること。 【解決手段】 摩擦クラッチが、駆動装置に固定可能の
フライホイールマスと、押圧ばねならびにプレッシャプ
レートを収容するために利用されるケーシングと、フラ
イホイールマスおよびケーシングの回転軸を取囲む信号
受信装置との関連でパルス発生器として作用するリング
とを備えている。該リングは、半径方向の厚さが薄いた
め、小さな半径方向力により変形可能であり、該リング
内径部が拡張または縮小することにより該リングのフラ
イホイールマス又はケーシングのように、収容のために
指定された部品に、リングと配設された部品との間の摩
擦接続を作るため該に収容のために指定された部品の外
径部に適合可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術の分野】本発明は、駆動装置に固定
可能のフライホイールマスと、押圧ばね及びプレッシャ
プレートを収容するケーシングと、フライホイールマス
及びケーシングと同心に設けられ、信号受信装置と協働
して、パルス発生器として作用するリングとを備えた摩
擦クラッチに関する。
可能のフライホイールマスと、押圧ばね及びプレッシャ
プレートを収容するケーシングと、フライホイールマス
及びケーシングと同心に設けられ、信号受信装置と協働
して、パルス発生器として作用するリングとを備えた摩
擦クラッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ特許第３４１６３１６Ａ１号公報
からは、マーク群を設けた１つのリングをケーシングの
回転運動を監視する信号受信装置のためにパルス発生器
として作用させるために、車両用摩擦クラッチのケーシ
ングにマーク群を設けた１つのリングをリベット締めに
より固定することが知られている。前記リングは、前記
特許公報の図面が示すように、ケーシングの円錐領域の
上方で押開され、この結果、該リングは、該ケーシング
のところで支持されないので補強材を用いて形成しなけ
ればならない。この場合の欠点は、前記リングが該補強
材のために相対的に重くなり、かつ高価であり、かつ該
補強材のために比較的労力をかけてケーシングに固定し
なければならないことである。
からは、マーク群を設けた１つのリングをケーシングの
回転運動を監視する信号受信装置のためにパルス発生器
として作用させるために、車両用摩擦クラッチのケーシ
ングにマーク群を設けた１つのリングをリベット締めに
より固定することが知られている。前記リングは、前記
特許公報の図面が示すように、ケーシングの円錐領域の
上方で押開され、この結果、該リングは、該ケーシング
のところで支持されないので補強材を用いて形成しなけ
ればならない。この場合の欠点は、前記リングが該補強
材のために相対的に重くなり、かつ高価であり、かつ該
補強材のために比較的労力をかけてケーシングに固定し
なければならないことである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、信号
受信装置のためにパルス発生器として作用する、車両用
摩擦クラッチに取付けられるリングを、該リングが可能
な限り最少の作業労力で固定可能であり、重量を軽減
し、コストを最少に抑えるように形成することである。
受信装置のためにパルス発生器として作用する、車両用
摩擦クラッチに取付けられるリングを、該リングが可能
な限り最少の作業労力で固定可能であり、重量を軽減
し、コストを最少に抑えるように形成することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、駆動装置に固定可能のフライホイールマスと、押圧
ばね及びプレッシャプレートを収容するケーシングと、
フライホイールマス及びケーシングと同心に設けられ、
信号受信装置と協働して、パルス発生器として作用する
リングとを備えた摩擦クラッチにおいて、リングが可変
形性のために好ましくは半径方向に若干の厚さを有し、
この結果、該リングの内径部が拡大または縮小すること
により、該リングと配設される部品との間の摩擦係合を
作るためにリングを収容する指定された部品の外径部に
使用可能であることを特徴とする摩擦クラッチを提供す
る。
に、駆動装置に固定可能のフライホイールマスと、押圧
ばね及びプレッシャプレートを収容するケーシングと、
フライホイールマス及びケーシングと同心に設けられ、
信号受信装置と協働して、パルス発生器として作用する
リングとを備えた摩擦クラッチにおいて、リングが可変
形性のために好ましくは半径方向に若干の厚さを有し、
この結果、該リングの内径部が拡大または縮小すること
により、該リングと配設される部品との間の摩擦係合を
作るためにリングを収容する指定された部品の外径部に
使用可能であることを特徴とする摩擦クラッチを提供す
る。
【０００５】半径方向へ若干の厚さを有するリングを形
成することにより、比較的小さな、半径方向に作用する
力は、前記リングを摩擦クラッチの円板状またはリング
状の部品の外径上に取り付けるために十分であり、これ
は請求の範囲に基づき前記部品の外径部の最大寸法まで
前記リングを拡大させることにより又は縮小を利用して
前記リングを縮小することにより実現可能である。上述
のリングを収容する指定された部品の場合において、こ
れは、たとえば、在来型クラッチのフライホイールマ
ス、二連フライホイールマスの一次側フライホイールマ
ス、または隔膜ばねおよびプレッシャプレートを収容す
るクラッチのケーシングである。この場合においては、
好ましくはリングの伸長領域においてリングを収容する
部品の外径が本質的に回転軸方向に延長することであ
る。
成することにより、比較的小さな、半径方向に作用する
力は、前記リングを摩擦クラッチの円板状またはリング
状の部品の外径上に取り付けるために十分であり、これ
は請求の範囲に基づき前記部品の外径部の最大寸法まで
前記リングを拡大させることにより又は縮小を利用して
前記リングを縮小することにより実現可能である。上述
のリングを収容する指定された部品の場合において、こ
れは、たとえば、在来型クラッチのフライホイールマ
ス、二連フライホイールマスの一次側フライホイールマ
ス、または隔膜ばねおよびプレッシャプレートを収容す
るクラッチのケーシングである。この場合においては、
好ましくはリングの伸長領域においてリングを収容する
部品の外径が本質的に回転軸方向に延長することであ
る。
【０００６】本発明に基づくリングは、該リングを製造
するための一次製品の段階から、リング状に曲げられ、
かつ両帯端をリングに互いに溶接する。ここで、使用さ
れる材料が変形可能の曲げ強度の少ない帯状材料である
とき、著しく少ない労力で済むので、コスト的に有利に
製造可能である。
するための一次製品の段階から、リング状に曲げられ、
かつ両帯端をリングに互いに溶接する。ここで、使用さ
れる材料が変形可能の曲げ強度の少ない帯状材料である
とき、著しく少ない労力で済むので、コスト的に有利に
製造可能である。
【０００７】パルス発生器としての作用を発揮するため
に、前記リングは請求の範囲に基づき該リングの周面に
複数のマーク群を設けてあり、前記マーク群は凹み群と
して形成することができ、穿孔または穴明けにより製造
可能である。または、前記リングが、予め設定された間
隔において適切な圧延処理により、該リングの周面に、
各２つの押込みの間に鐘形を形成するために押出を行う
ことにより、近似的にリムの形状を有するようにするこ
とも可能である。上述のリングは、好ましくは本発明の
請求の範囲のその他の形成に基づきケーシングと一体型
に形成された、回転軸方向の伸長部に固定可能であり、
その際、当然ながら、前記伸長部自体も、たとえば穿孔
等によりマーク群を配設することにより本発明に基づく
リングの代替として形成することが可能である。
に、前記リングは請求の範囲に基づき該リングの周面に
複数のマーク群を設けてあり、前記マーク群は凹み群と
して形成することができ、穿孔または穴明けにより製造
可能である。または、前記リングが、予め設定された間
隔において適切な圧延処理により、該リングの周面に、
各２つの押込みの間に鐘形を形成するために押出を行う
ことにより、近似的にリムの形状を有するようにするこ
とも可能である。上述のリングは、好ましくは本発明の
請求の範囲のその他の形成に基づきケーシングと一体型
に形成された、回転軸方向の伸長部に固定可能であり、
その際、当然ながら、前記伸長部自体も、たとえば穿孔
等によりマーク群を配設することにより本発明に基づく
リングの代替として形成することが可能である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づきより詳しく説明する。
づきより詳しく説明する。
【０００９】図１は、車両用摩擦クラッチを示す。図１
の左側にフライホイールマス１を設けてあり、該フライ
ホイールマス１は図示していない内燃機関のクランクシ
ャフトに固定することができる。フライホイールマス１
は、半径方向外側においてリム２を支持し、該リムは同
じく図示していないスタータピニオンにより作用係合に
取付可能である。また、前記フライホイールマス１はケ
ーシング５に支持される。公知であるので、詳細に説明
しないが、該ケーシング５は、たとえば隔膜ばねにより
実現される押圧ばね８を支持し、前記押圧ばね８はプレ
ッシャプレート９を介してクラッチディスク１０のフェ
ーシング３に作用することができる。また、該プレッシ
ャプレート１の反対側に形成されたフェーシング４は、
たとえばフライホイールマス１により形成することがで
きるカウンタプレッシャプレートに作用する。クラッチ
ディスク１０は、半径方向内側においてハブ１１を支持
し、該ハブ１１を介して該クラッチディスク１０は、こ
こに示していない変速機軸とともに回転係合接続にする
ことができる。
の左側にフライホイールマス１を設けてあり、該フライ
ホイールマス１は図示していない内燃機関のクランクシ
ャフトに固定することができる。フライホイールマス１
は、半径方向外側においてリム２を支持し、該リムは同
じく図示していないスタータピニオンにより作用係合に
取付可能である。また、前記フライホイールマス１はケ
ーシング５に支持される。公知であるので、詳細に説明
しないが、該ケーシング５は、たとえば隔膜ばねにより
実現される押圧ばね８を支持し、前記押圧ばね８はプレ
ッシャプレート９を介してクラッチディスク１０のフェ
ーシング３に作用することができる。また、該プレッシ
ャプレート１の反対側に形成されたフェーシング４は、
たとえばフライホイールマス１により形成することがで
きるカウンタプレッシャプレートに作用する。クラッチ
ディスク１０は、半径方向内側においてハブ１１を支持
し、該ハブ１１を介して該クラッチディスク１０は、こ
こに示していない変速機軸とともに回転係合接続にする
ことができる。
【００１０】図１に表した摩擦クラッチの上半分の断面
図に示すように、フライホイールマス１の半径方向外側
範囲にはリム２に接しながらリング１２が設けられる。
該リング１２は、該リング１２が載置される前に半径方
向に拡大された後、摩擦係合式にフライホイールマス１
の上に載置される。この結果、該リングはフライホイー
ルマス上に載置後の負荷が軽減されるとき、弾性的に縮
小しながら、摩擦係合式にフライホイールマス上に座
し、または該リング内径部に若干の遊びをもつリング１
２が、フライホイールマス１の外径部に対して、該フラ
イホイールマス上に押上され、フライホイールマス上で
縮小される。この場合においては、その都度のリング１
２の内径部が若干の直径変化により半径方向にフライホ
イールマス１の外径部に適合可能である。これにより該
フライホイールマス１の外径部とリング１２との間の摩
擦係合を作ることができる。上述のようなリング１２の
原材料として、好ましくは、帯状材料２５のような曲げ
強度の少ない板金が（図６）適している。前記帯状材料
を、リング状に曲げ（図７）、鍛接部２８により両帯端
２６、２７を互いに接続することによりリング１２が製
造される。
図に示すように、フライホイールマス１の半径方向外側
範囲にはリム２に接しながらリング１２が設けられる。
該リング１２は、該リング１２が載置される前に半径方
向に拡大された後、摩擦係合式にフライホイールマス１
の上に載置される。この結果、該リングはフライホイー
ルマス上に載置後の負荷が軽減されるとき、弾性的に縮
小しながら、摩擦係合式にフライホイールマス上に座
し、または該リング内径部に若干の遊びをもつリング１
２が、フライホイールマス１の外径部に対して、該フラ
イホイールマス上に押上され、フライホイールマス上で
縮小される。この場合においては、その都度のリング１
２の内径部が若干の直径変化により半径方向にフライホ
イールマス１の外径部に適合可能である。これにより該
フライホイールマス１の外径部とリング１２との間の摩
擦係合を作ることができる。上述のようなリング１２の
原材料として、好ましくは、帯状材料２５のような曲げ
強度の少ない板金が（図６）適している。前記帯状材料
を、リング状に曲げ（図７）、鍛接部２８により両帯端
２６、２７を互いに接続することによりリング１２が製
造される。
【００１１】リング１２には、その周面に等間隔で形成
される複数のマーク群１４が設けられている。前記マー
ク群１４の１つが、信号受信装置１５の伸長領域にあ
り、前記信号受信装置１５が１つの信号を、ここに示し
ていない後置の電子評価装置に引き渡すたびごとに、図
示した信号受信装置１５と協働して該マーク群１４はパ
ルス発生器として作用する。上述のような電子評価装置
は、たとえば先行技術としてドイツ特許第３４１６３１
６Ａ１号公報において説明されているように、たとえば
内燃機関の瞬間回転数ならびに点火時点またはその他の
パラメータの算出に利用可能であり、この結果、特に場
合により必要な点火時点および／または燃料供給の修正
または調整が内燃機関の運転状態に依存して可能にな
る。マーク群１４は、好ましくは凹み群１６により形成
され、該凹み群１６はリング１２の穿孔または穴明けに
よって作ることができる。同様に当然ながら考えられる
のは、リング１２の周面が押出加工処理され、この加工
処理により予め設定された間隔で周面の押出が行わる。
これにより形成される２つの半径方向の凹み（図４およ
び図５）の間に材料の鐘形１８がもたらされる。この押
出加工処理に基づき、リング１２はリム状の外郭を有
し、その際、たとえばリング１２の周面の各鐘形１８は
マーク群１４として作用することができる。
される複数のマーク群１４が設けられている。前記マー
ク群１４の１つが、信号受信装置１５の伸長領域にあ
り、前記信号受信装置１５が１つの信号を、ここに示し
ていない後置の電子評価装置に引き渡すたびごとに、図
示した信号受信装置１５と協働して該マーク群１４はパ
ルス発生器として作用する。上述のような電子評価装置
は、たとえば先行技術としてドイツ特許第３４１６３１
６Ａ１号公報において説明されているように、たとえば
内燃機関の瞬間回転数ならびに点火時点またはその他の
パラメータの算出に利用可能であり、この結果、特に場
合により必要な点火時点および／または燃料供給の修正
または調整が内燃機関の運転状態に依存して可能にな
る。マーク群１４は、好ましくは凹み群１６により形成
され、該凹み群１６はリング１２の穿孔または穴明けに
よって作ることができる。同様に当然ながら考えられる
のは、リング１２の周面が押出加工処理され、この加工
処理により予め設定された間隔で周面の押出が行わる。
これにより形成される２つの半径方向の凹み（図４およ
び図５）の間に材料の鐘形１８がもたらされる。この押
出加工処理に基づき、リング１２はリム状の外郭を有
し、その際、たとえばリング１２の周面の各鐘形１８は
マーク群１４として作用することができる。
【００１２】図２は、ケーシング５の実施態様を示し、
この実施態様の場合においては、前記ケーシング５は、
フライホイールマス１の周面上に延長する回転軸方向伸
長部２０を有する。該伸長部２０は、リング１２の収容
に利用される。その際、前記リング１２は、すでにフラ
イホイールマス１を利用して、詳しく説明した方法と同
じ方法で製造および取付けが可能である。その他の実施
例としては、同様に、回転軸方向の伸長部２０自体に該
軸方向の伸長部がマーク群１４を設けることにより、リ
ング１２の機能を代替させることが可能である（図
３）。
この実施態様の場合においては、前記ケーシング５は、
フライホイールマス１の周面上に延長する回転軸方向伸
長部２０を有する。該伸長部２０は、リング１２の収容
に利用される。その際、前記リング１２は、すでにフラ
イホイールマス１を利用して、詳しく説明した方法と同
じ方法で製造および取付けが可能である。その他の実施
例としては、同様に、回転軸方向の伸長部２０自体に該
軸方向の伸長部がマーク群１４を設けることにより、リ
ング１２の機能を代替させることが可能である（図
３）。
【００１３】図２および図３に基づく実施態様は、好ま
しくは摩擦クラッチ等の場合に適用することができ、前
記摩擦クラッチの場合においては、ケーシング５が該ケ
ーシング５の回転軸方向の伸長部２０とともにフライホ
イールマス１の周面を取囲む。
しくは摩擦クラッチ等の場合に適用することができ、前
記摩擦クラッチの場合においては、ケーシング５が該ケ
ーシング５の回転軸方向の伸長部２０とともにフライホ
イールマス１の周面を取囲む。
【００１４】当然ながら全ての実施態様の場合において
常に注意すべきことは、リング１２が、もしくは回転軸
方向の伸長部２０の形成時に、マーク群１４とともに、
厳密に回転方向に位置決めされたリングも、その都度フ
ライホイールマス１に係合されることである。すなわ
ち、このようにしてのみ、信号受信装置１５を介して電
子評価装置に引き渡される信号は摩擦クラッチの実際の
作動状態を反映することが保証される。
常に注意すべきことは、リング１２が、もしくは回転軸
方向の伸長部２０の形成時に、マーク群１４とともに、
厳密に回転方向に位置決めされたリングも、その都度フ
ライホイールマス１に係合されることである。すなわ
ち、このようにしてのみ、信号受信装置１５を介して電
子評価装置に引き渡される信号は摩擦クラッチの実際の
作動状態を反映することが保証される。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、本発明は、駆動装置に固
定可能のフライホイールマスと、押圧ばね及びプレッシ
ャプレートを収容するケーシングと、フライホイールマ
ス及びケーシングと同心に設けられ、信号受信装置と協
働して、パルス発生器として作用するリングとを備えた
摩擦クラッチにおいて、リングが可変形性のために好ま
しくは半径方向に若干の厚さを有し、この結果、該リン
グの内径部が拡大または縮小することにより、該リング
と配設される部品との間の摩擦係合を作るためにリング
を収容する指定された部品の外径部に使用可能であるこ
とを特徴とする摩擦クラッチとしたので、信号受信装置
のためのパルス発生器として作用する、車両のための摩
擦クラッチに取付けられるリングを、該リングが可能な
限り最少の作業労力で固定可能であり、重量を軽減し、
コストを最少に抑えるように形成することができる。
定可能のフライホイールマスと、押圧ばね及びプレッシ
ャプレートを収容するケーシングと、フライホイールマ
ス及びケーシングと同心に設けられ、信号受信装置と協
働して、パルス発生器として作用するリングとを備えた
摩擦クラッチにおいて、リングが可変形性のために好ま
しくは半径方向に若干の厚さを有し、この結果、該リン
グの内径部が拡大または縮小することにより、該リング
と配設される部品との間の摩擦係合を作るためにリング
を収容する指定された部品の外径部に使用可能であるこ
とを特徴とする摩擦クラッチとしたので、信号受信装置
のためのパルス発生器として作用する、車両のための摩
擦クラッチに取付けられるリングを、該リングが可能な
限り最少の作業労力で固定可能であり、重量を軽減し、
コストを最少に抑えるように形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】フライホイールマスに取り付けたパルス発生器
として作用するリングを備えた摩擦クラッチの部分断面
側面図である。
として作用するリングを備えた摩擦クラッチの部分断面
側面図である。
【図２】図１と同様であるが、ただしケーシングの回転
軸方向の伸長部に配設されたリングを有する。
軸方向の伸長部に配設されたリングを有する。
【図３】図２と同様であるが、ただしパルスを発生する
リングとしてケーシングの回転軸方向伸長部が形成され
る。
リングとしてケーシングの回転軸方向伸長部が形成され
る。
【図４】図２と同様であるが、リングの周面に押込み群
および鐘形群を有する。
および鐘形群を有する。
【図５】図４に基づくリングのセグメント。
【図６】リングの製造工程。
【図７】リングの製造工程。
【図８】リングの製造工程。
１ フライホイールマス ２ リム ３ フェーシング ４ フェーシング ５ ケーシング ８ 押圧バネ ９ プレッシャープレート １０ クラッチディスク １１ ハブ １２ リング １４ マーク郡 １５ 信号受信装置 １６ 凹み郡 １８ 鐘形 ２０ 伸張部 ２５ 帯状材料 ２６ 両帯端 ２７ 両帯端 ２８ 鍛接部
Claims (7)
- 【請求項１】 駆動装置に固定可能のフライホイールマ
スと、押圧ばね及びプレッシャプレートを収容するケー
シングと、フライホイールマス及びケーシングと同心に
設けられ、信号受信装置と協働して、パルス発生器とし
て作用するリングとを備えた摩擦クラッチにおいて、 リング（１２）が可変形性のために好ましくは半径方向
に若干の厚さを有し、この結果、該リング（１２）の内
径部が拡大または縮小することにより、該リング（１
２）と配設される部品（１；５）との間の摩擦係合を作
るためにリング（１２）を収容する指定された部品（フ
ライホイールマス１、ケーシング５）の外径部に使用可
能であることを特徴とする摩擦クラッチ。 - 【請求項２】 請求項１に記載の摩擦クラッチにおい
て、 リング（１２）が曲げ強度の少ない材料から、好ましく
は帯状材料（２５）から成り、前記帯状材料（２５）を
曲げることにより、鍛接部（２８）を利用して両帯端
（２６、２７）を互いに接続し、リング状に製造可能で
あることを特徴とする摩擦クラッチ。 - 【請求項３】 請求項１および２に記載の摩擦クラッチ
において、 リング（１２）がその周面に予め設定された間隔でマー
ク群（１４）を有し、前記マーク群（１４）のうち各々
が信号受信装置（１５）と協働して該信号受信装置にパ
ルスを起こすために作用することを特徴とする摩擦クラ
ッチ。 - 【請求項４】 請求項３に記載の摩擦クラッチにおい
て、 マーク群（１４）がリング（１２）内の凹み群（１６）
によって形成されることを特徴とする摩擦クラッチ。 - 【請求項５】 請求項１および２または３に記載の摩擦
クラッチにおいて、 リング（１２）がその周面に予め設定された間隔で押出
群を有し、前記押出群から選択により押込群（１７）若
しくは鐘形群（１８）が信号受信装置（１５）と協働し
てマーク群（１４）として作用することを特徴とする摩
擦クラッチ。 - 【請求項６】 フライホイールマスの周面上に伸長し、
該フライホイールマスの周面を取囲み、該フライホイー
ルマスの回転軸方向に伸長部を有するケーシングを備え
た請求項１に記載の摩擦クラッチにおいて、 伸長部（２０）にマーク群（１４）が設けられることを
特徴とする摩擦クラッチ。 - 【請求項７】 フライホイールマスの周面上に伸長し、
該フライホイールマスの周面を取囲み、該フライホイー
ルマスの回転軸方向に伸長部を有するケーシングを備え
た請求項１に記載の摩擦クラッチにおいて、 伸長部（２０）がマーク群（１４）により形成されたリ
ング（１２）を収容するために備えられていることを特
徴とする摩擦クラッチ。
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