JPH09132005A - ライナー層を有する空気入りタイヤ - Google Patents

ライナー層を有する空気入りタイヤ

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JPH09132005A
JPH09132005A JP8218740A JP21874096A JPH09132005A JP H09132005 A JPH09132005 A JP H09132005A JP 8218740 A JP8218740 A JP 8218740A JP 21874096 A JP21874096 A JP 21874096A JP H09132005 A JPH09132005 A JP H09132005A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ライナー層を有する空気入りタイヤを提供す
る。 【解決手段】 ライナー層が、(A)(i)ハロブチル
ゴムまたは(ii)ハロブチルゴムとブチルゴムとの混
合物(50重量%はハロブチルゴム)約35%〜約85
%、および(B)エピハロヒドリンゴム約15%〜約6
5%を含有するゴムブレンド100重量部に対して、
(a)(i)硫黄約0.1〜5部、(ii)メルカプト
ベンゾチアゾール、メルカプトベンゾチアゾール誘導
体、スルフェンアミド、チウラム、およびジチオカルバ
メート塩促進剤約0.1〜5部、および(iii)酸化
亜鉛促進剤約0.5〜10部、から成る硫黄硬化剤系約
1.0〜20部;ならびに(b)(i)二官能性および
三官能性メルカプト化合物系硬化剤化合物約0.1部〜
5部、および(ii)第Ia族および第IIa族金属の
酸化物、水酸化物および炭酸塩金属化合物促進剤約0.
2部〜10部、から成る硬化剤系約0.3部〜10部;
から成る架橋ブレンド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エピハロヒドリンゴム
および(i)ハロブチルゴムまたは(ii)ブチルゴムと
ハロブチルゴムとの混合物(この場合ハロブチルゴムは
混合物の少なくとも50重量%を占める)のブレンドか
ら得られる架橋ブレンドをライナー層として有する空気
入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】ハロブチルゴムとブチルゴムとの架橋ブ
レンドを基材として作られたタイヤライナーは、気体
(特に空気)の封じ込めに対する感度ゆえの難点を有し
ている。過去において、エピクロルヒドリンゴムと前記
ブレンドとを架橋させて気体の不透過性を改良したこと
がある(例えば米国特許第3586087号を参照され
たい)。しかしながら、これらの改良されたタイヤライ
ナー組成物は良好な空気不透過性を有するが、硬化速
度、スコーチ安全性および物理的諸性質の優れたバラン
スを有しておらず、しかも主として天然ゴムから成るタ
イヤカーカスに良好に付着しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明によれば、
(A)ハロブチルゴムまたはブチルゴムとハロブチルゴ
ムとの混合物および(B)エピハロヒドリンゴムのブレ
ンドを架橋させるための架橋用組成物が、ゴムブレンド
の各々100重量部に対して、(a)(i)硫黄約0.
1部〜約5部、(ii)メルカプトベンゾチアゾール、メ
ルカプトベンゾチアゾール誘導体、スルフェンアミド、
チウラムおよびジチオカルバメート塩からなる群より選
択される硫黄促進剤約0.1部〜約5部、および(ii
i)酸化亜鉛促進剤約0.5部〜約10部、からなる硫
黄硬化剤系約1.0部〜約20部;ならびに(b)
(i)二官能性および三官能性メルカプト化合物および
それらの誘導体からなる群より選択される非硫黄硬化剤
化合物約0.1部〜約5部、および(ii)周期律表第I
a族および第IIa族金属の酸化物、水酸化物および炭
酸塩からなる群より選択される金属化合物促進剤約
0.2部〜約10部、からなる非硫黄硬化剤系約0.3
部〜約10部;からなることを特徴としている。
【0004】本発明の架橋用組成物により硬化されたゴ
ムレンドは硬化速度、硬化状態、スコーチ安全性および
物理的諸性質の優れたバランスを有しており、且つ気体
(特に空気)に対する良好な不透過性を示しつつ改良さ
れたタイヤカーカス付着性を有している。その硬化ブレ
ンドは気体の封じ込めに対る感度が重要である空気入り
タイヤの内側チューブおよび内側ライナーとして有用で
ある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】硫黄硬化剤系はハロブ
チルゴムまたはそれとブチルゴムとの混合物に存在する
不飽和結合を介して硬化させる。非硫黄硬化剤系はブレ
ンドのハロゲン含有ゴムに存在するハロゲン官能基を介
して硬化させる。
【0006】好適な硫黄硬化剤はメルカプトベンゾチア
ゾールおよびその誘導体〔例えばメルカプトベンゾチア
ゾールジスルフィド、2,2′−ジチオビス(ベンゾチ
アゾール)およびその塩〕、テトラメチルチウラム、カ
ドミウムジエチルジチオカルバメート、N−シクロヘキ
シル−2−ベンソチアジル−スルフェンアミドおよび
N,N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアジルスルフェ
ンアミドである。
【0007】好適な非硫黄硬化剤は2,5−ジメルカプ
ト−1,3,4−チアジアゾール、2−メルカプト−
1,3,4−チアジアゾール−5−ベンゾエート、トリ
チオシアヌル酸、ジチオヒダントイン、ジメルカプトト
リアゾール、ジチオールトリアゼン、およびそれらのエ
ステルおよび誘導体単独、またはそれらと米国特許第4
128510号および同第4288576号に記載の適
当な有機塩基活性剤との組合せである。
【0008】元素の周期律表第Ia族および第IIa族
の金属の酸化物、水酸化物および炭酸塩より選択される
好適な金属化合物促進剤は酸化マグネシウムおよび炭酸
バリウムである。
【0009】架橋用組成物の最適量は希望する架橋度、
希望するスコーチ安全度、および希望する硬化速度によ
り影響を受けるであろう。使用量の決定は当業者の技術
の範囲内である。
【0010】硫黄硬化剤系は好ましくは、ゴムブレンド
の各々100重量部に対して約1.7部〜約9部、より
好ましくは約3.0部〜約7部の量で本発明の架橋用組
成物中に存在する。非硫黄硬化剤系は好ましくは約0.
5部〜約7部、より好ましくは約0.7部〜約5部の量
で本発明組成物中に存在する。
【0011】硫黄硬化剤系は好ましくは、ゴムブレンド
の各々100重量部に対して、硫黄約0.2部〜約1
部;有用な促進剤約0.5部〜約3部;および酸化亜鉛
促進剤約1.0部〜約5部(より好ましくは約1.5部
〜約3.0部);から成る。
【0012】非硫黄硬化剤系は好ましくは、ゴムブレン
ドの各々100重量部に対して、非硫黄硬化剤化合物約
0.2〜約2部;および第Ia族または第IIa族金属
化合物促進剤約0.3部〜約5部(より好ましくは約
0.5部〜約3.0部);から成る。第Ia族または第
IIa族金属化合物促進剤は酸受容体としても機能す
る。
【0013】本発明の架橋用組成物は、重量基準で、
(a)ハロブチルゴムまたはブチルゴムとの混合物(こ
の場合ハロブチルゴムは混合物の少なくとも50重量%
を占める)約35%〜約85%;および(b)エピハロ
ヒドリンゴム約15%〜約65%;のゴムブレンドを架
橋または加硫するのに使用される。
【0014】ゴムブレンドはゴムコンパウンドと、本発
明の架橋用組成物を除く全ての所望成分とを、均質混合
を行ういずれかの所望方法で、例えばバンバリーミキサ
ー(Banbury mixer)または2本差速ロー
ル機でブレンドすることにより調製される。
【0015】その後、例えばこのブレンド成分と本発明
の架橋用組成物とを慣用のゴムロール機で単に混練する
方法で、本発明の架橋用組成物をブレンド成分に配合ま
たは混合する。混練は約50℃〜約90℃で行うのが好
ましい。架橋用組成物とポリマーとを混合する他の方法
は、当業者によって明白であるだろう。
【0016】架橋は昇温下に行われる。一般に架橋温度
は約140℃〜約260℃、好ましくは約150℃〜約
225℃、最も好ましくは約150℃〜約205℃であ
るだろう。架橋時間は温度と反対に変化し、約5秒〜約
10時間の範囲であるだろう。架橋温度および時間は当
業者の技術の範囲内である。
【0017】当分野でよく知られるように、ブチルゴム
はイソブチレン約95.5〜約99.5モル%とイソプ
レン約0.5〜約4.5モル%とのコポリマーである。
【0018】ハロブチルゴムはハロゲン化されたブチル
ゴムである。ハロゲンは塩素または臭素とブチルゴムと
を当分野で知られた方法を使って反応させることにより
ブチルゴムの後処理の結果として存在する。ハロブチル
ゴムにはクロルブチルゴム、ブロムブチルゴム、または
クロルブチルゴムとブロムブチルゴムとの混合物が含ま
れる。
【0019】この種の材料には塩素または臭素とブチル
ゴムとを反応させることにより製造されるクロルブチル
ゴムおよびブロムブチルゴムとが含まれ、この場合もと
の不飽和結合(通常約0.5〜3.0モル%のイソプレ
ン残基)がかなり保留される。商業的に入手しうる適当
なクロルブチルゴムは約1.1%〜約1.35%の塩素
および約0.5〜2モル%の不飽和を有し、そして大型
(4インチ)ローターを使用した100℃(212°
F)、8分後のムーニー粘度(Mooney visc
osity)が40〜89MLである。高不飽和ブチル
ゴムから製造される満足のゆくブロムブチルゴムは2.
1〜3.0重量%の臭素および約0.96の密度(25
℃)を有し、40〜70MLのムーニー粘度(100
℃)を示す。
【0020】一般に、ハロブチルゴムまたはブチルゴム
とハロブチルゴムとの混合物はゴム含有量の約35〜約
85重量%、好ましくは約40〜約75重量%の量で存
在する。ハロブチルゴムが好適である。
【0021】エピハロヒドリンゴムには(1)エピクロ
ルヒドリン、エピブロムヒドリンのようなエピハロヒド
リンのホモポリマー;(2)エピハロヒドリンと30%
以下の飽和エポキシモノマーまたは不飽和エポキシモノ
マーとのコポリマー;および(3)エピハロヒドリンと
(a)30%以下の飽和エポキシモノマーまたはその混
合物、(b)不飽和エポキシモノマーまたはその混合
物、もしくは(c)(a)および(b)の混合物とのタ
ーポリマー;が含まれる。エピハロヒドリンポリマーは
エピハロヒドリンモノマー単独または1種以上の上記エ
ポキシモノマーとの組合せを適当な触媒(例えば有機金
属触媒)を用いて重合させることにより製造される。例
えば水とアルキルアルミニウム化合物との反応生成物が
適当な有機金属触媒である。この種のホモポリマーはエ
ポキシド結合を含む重合反応によって誘導される反復構
【化1】 (式中Xはハロゲンである)を有すると考えられる。適
当なハロゲンは塩素および臭素である。代表的な飽和エ
ポキシモノマーにはエチレンオキシドのようなアルキレ
ンオキシドが含まれ、そして代表的な不飽和エポキシモ
ノマーにはアリルグリシジルエーテルが含まれる。
【0022】エピハロヒドリンポリマーは多少の結晶化
度を示す強いゴム様材料であり、高分子量、約1.35
〜約1.38の密度、および約40〜約80MLのムー
ニー粘度(100℃、4分後)を有する。本発明の実施
に際して使用するのに適するエピハロヒドリンポリマー
の性状および製造は米国特許第3158500号に詳し
く開示されており、この特許の記載内容は参照によりこ
こに引用される。
【0023】エピハロヒドリンと30%以上の飽和エポ
キシモノマー(特にエチレンオキシドのようなアルキレ
ンオキシドモノマー)とのコポリマーおよびターポリマ
ーは必要とされる空気不透過性を有しておらず、タイヤ
の内側ライナーおよび内側チューブとして役に立たな
い。
【0024】エピハロヒドロリンと不飽和エポキシモノ
マー(例えばアリルグリシジルエーテル)とのコポリマ
ーまたはターポリマーは、ゴムブレンド中のハロブチル
ゴムまたはその混合物およびカーカス中の天然ゴムの不
飽和結合と共に同時加硫される傾向がある。好ましく
は、約1〜約30%の不飽和エポキシモノマーが使用さ
れる。エピハロヒドリンと飽和エポキシモノマーとのコ
ポリマーおよびターポリマーは好適には約10%以下、
最適には約5%以下の飽和エポキシモノマーを含有す
る。
【0025】エピハロヒドリンゴムは好ましくは全ゴム
ブレンドの約15〜約65重量%、より好ましくは約2
5〜約55重量%の量で存在する。
【0026】ゴムブレンド中に存在する(a)ハロブチ
ルゴムまたはそれとブチルゴムとの混合物および(b)
エピクロルヒドリンゴムの量は合計で100%である。
【0027】本発明の架橋用組成物のほかに、ゴムブレ
ンドはゴムの加硫の際に通常使用される他の成分を含有
することができる。例えば、増量剤、充填剤、顔料、安
定化剤、抗酸化剤、粘着付与剤、可塑剤、および軟化剤
を添加しうる。充填剤、特にカーボンブラックの存在
は、必ずしも必要ではないが有益である。充填剤の粒径
は限定的でない。
【0028】ポリクロロプレンゴム、ミネラルラバー
(ブローンアスファルト)、および塩素化炭化水素ポリ
マー(例えば塩素化ポリイソプレンゴムおよび塩素化ポ
リオレフィン)のような他の添加剤もゴムブレンドの約
1〜約10重量%の量で存在しうる。
【0029】一般に、塩素化炭化水素ポリマーは重量基
準で約30〜70%、好ましくは約40〜約66%の塩
素含有量、およびサイズ排除クロマトグラフィーで測定
して約50,000〜約1,000,000の分子量を
有する。塩素含有量が約63〜約66重量%の塩素化ポ
リイソプレンが好適な塩素化炭化水素ポリマーである。
【0030】ポリクロロプレンは生強度を改善し、ミネ
ラルラバーは熟成付着性を改善し、そして塩素化炭化水
素ポリマーは一般に空気および他の気体の不透過性を改
善する傾向がある。
【0031】
【実施例】表1に記載の下記実施例は本発明を例示する
ものである。対照または比較例を表2に示す。実施例お
よび対照は先に説明した方法と同じ方法で製造される。
実施例および対照の性状をそれぞれ表3と表4に示す。
【0032】本明細書において全て部およびパーセント
は、他に指示がない限り重量基準によるものである。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】タイヤカーカスへの付着性は少なくとも2
5T剥離lbs/in−pliであるものが許容される
が、好ましくは30T−剥離lbs/in−pli以上
である。
【0038】ムーニースコーチ時間は3単位上昇に対し
て16分またはそれ以上が良好であり、5単位上昇にし
ては20分またはそれ以上が良好である。
【0039】引張強さは少なくとも900psiのもの
が許容されるが、好ましくは900psi以上である。
【0040】対照1は、大きな粒径のカーボンブラック
と油とを含有するゴムブレンドを酸化マグネシウム/エ
チレンチオ尿素の慣用架橋剤系で架橋したとき許容しう
る引張強さを与えないが、同じゴムを基材とする組成物
(実施例1)を本発明の架橋用組成物により架橋すると
許容しうる引張強さを与えることを示している。
【0041】対照2は、小さな粒径のカーボンブラック
を含むが油を含まない同一のゴムブレンドを慣用架橋剤
系で同様に架橋するとき許容しうる引張強さまたはスコ
ーチ安全性を与えないが、同一組成物(実施例2)を本
発明の架橋用組成物で架橋すると許容しうる引張強さお
よびスコーチ安全性を与えることを示している。
【0042】対照3は、比較的少量のクロルブチルゴム
(25%)を含むゴムブレンドを本発明の架橋用組成物
で架橋するとき、許容しうるスコーチ性状または付着性
を有する材料が得られないことを示している。
【0043】対照4は硫黄硬化剤系のみを、そして対照
5は非硫黄硬化剤系のみを、表示のゴムブレンドを架橋
する際に使用するとき、許容しうるスコーチ性状を有す
る材料が得られないことを示している。さらに非硫黄硬
化剤系のみの使用(対照5)は許容しうる引張強さを有
する材料も与えない。
【0044】通常、油はゴム組成物を一層気体透過性に
する。実施例1の組成物は実施例2の組成物よりも気体
透過性であるが、改良されたスコーチ安全性、硬化速度
および物理的性質を有している。
【0045】タイヤカーカスは一般に天然ゴムと少量の
他のゴム(例えばスチレン−ブタジエン)とから成り、
そして慣用の硫黄硬化剤系を用いて加硫される。
【0046】
【発明の効果】従って、本発明は(a)ハロブチルゴム
またはブチルゴムとハロブチルゴムとの混合物(この場
合ハロブチルゴムは混合物の少なくとも50重量%を占
める);および(b)エピハロヒドリンゴム;のブレン
ドを架橋するのに特に適した硫黄/非硫黄架橋用組成物
を提供する。本発明組成物により硬化されたゴムブレン
ドは硬化速度、硬化状態、スコーチ安全性および物理的
諸性質の一層優れたバランスを有しており、そしてタイ
ヤカーカスへの改良された付着性ならびに良好な気体不
透過性を有している。この加硫ゴム材料は、使用中加圧
空気にさらされる全ての内部タイヤ面上に加硫ゴムライ
ナー層を有する空気入りタイヤの内側ライナーおよび内
側チューブとして特に有用である。
【0047】本明細書において用いる“本質的に成る”
という表現は、規定しようとする組成物の本質的な性状
および特徴に実施的に悪影響を及ぼす十分な濃度の列挙
されていない物質を全て排除するものであるが、前記性
状および特徴に悪影響を及ぼさない濃度の列挙されてい
ない物質1種またはそれ以上の存在を許容するものであ
る。
【0048】本発明の特徴、利点およびその他の特定の
実施態様は、前述の技術内容を読んだ後に当分野で通常
の知識を有する者には容易に明らかとなるであろう。こ
の点に関して、本発明の特定の実施態様がかなり詳細に
開示されたが、本発明の精神および範囲を逸脱すること
なくこれらの実施態様の変更ならびに修飾が可能であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/40 KFF C08K 5/40 KFF 5/44 KFH 5/44 KFH 5/47 KFJ 5/47 KFJ C08L 23/28 LCU C08L 23/28 LCU //(C08L 23/28 71:03)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用中加圧空気にさらされる全ての内部
    タイヤ面上にライナー層を有する空気入りタイヤであっ
    て、該ライナー層が、(A)(i)ハロブチルゴムまた
    は(ii)ハロブチルゴムとブチルゴムとの混合物(こ
    の場合混合物の少なくとも50重量%はハロブチルゴム
    である)約35%〜約85%、および(B)エピハロヒ
    ドリンゴム約15%〜約65%を含有するゴムブレンド
    を、ゴムブレンドの各々100重量部に対して、(a)
    (i)硫黄約0.1部〜約5部、(ii)メルカプトベ
    ンゾチアゾール、メルカプトベンゾチアゾール誘導体、
    スルフェンアミド、チウラム、およびジチオカルバメー
    ト塩からなる群より選択される硫黄促進剤約0.1部〜
    約5部、および(iii)酸化亜鉛促進剤約0.5部〜
    約10部、から成る硫黄硬化剤系約1.0〜約20部;
    ならびに(b)(i)二官能性および三官能性メルカプ
    ト化合物およびそれらの誘導体からなる群より選択され
    る非硫黄硬化剤化合物約0.1部〜約5部、および(i
    i)周期律表および第Ia族および第IIa族金属の酸
    化物、水酸化物および炭酸塩からなる群より選択される
    金属化合物促進剤約0.2部〜約10部、から成る非硫
    黄硬化剤系約0.3部〜約10部;から成る架橋用組成
    物の存在下で、架橋を行うのに十分な温度に加熱するこ
    とによって架橋されている架橋ブレンドを含むことを特
    徴とする上記空気入りタイヤ。
JP8218740A 1985-01-14 1996-08-20 ライナー層を有する空気入りタイヤ Expired - Lifetime JP2714372B2 (ja)

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US691334 1985-01-14

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