JPH09131120A - コンバインにおける縦搬送装置 - Google Patents

コンバインにおける縦搬送装置

Info

Publication number
JPH09131120A
JPH09131120A JP29307595A JP29307595A JPH09131120A JP H09131120 A JPH09131120 A JP H09131120A JP 29307595 A JP29307595 A JP 29307595A JP 29307595 A JP29307595 A JP 29307595A JP H09131120 A JPH09131120 A JP H09131120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveying
tension mechanism
rotary belt
endless rotation
culms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29307595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3418042B2 (ja
Inventor
Atsushi Tonari
厚史 戸成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP29307595A priority Critical patent/JP3418042B2/ja
Publication of JPH09131120A publication Critical patent/JPH09131120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3418042B2 publication Critical patent/JP3418042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠近調節に伴って生じる穀稈搬送用無端回動
帯の緩みを確実にとることができるテンション機構を提
供して、穀稈搬送用無端回動帯の回動が円滑に行われる
ようにする。 【解決手段】 複数の輪体8a,8b,8c,8dにわ
たって穀稈搬送用無端回動帯14を巻回するとともに、
この穀稈搬送用無端回動帯14の終端側に対向する状態
に挾持レール15を接近配置して、刈取穀稈の株元をフ
ィードチェーン9側に挾持搬送するよう構成し、搬送終
端側の輪体8cを、フィードチェーン9に対して穀稈長
手方向に遠近調節可能に構成し、この遠近調節に伴って
生じる穀稈搬送用無端回動帯14の緩みをとるテンショ
ン機構13を設け、テンション機構13を構成するに、
付勢手段の付勢力により穀稈搬送用無端回動帯14の位
置変更に追従して自動的に穀稈搬送用無端回動帯14の
緩みをとる自動テンション機構20と、調節固定式のテ
ンション機構21とを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の輪体にわた
って穀稈搬送用無端回動帯を巻回するとともに、この穀
稈搬送用無端回動帯の終端側に対向する状態に挾持レー
ルを接近配置して、前記無端回動帯と挾持レールにより
刈取穀稈の株元をフィードチェーン側に挾持搬送するよ
う構成し、前記複数の輪体のうち搬送終端側の輪体を、
前記フィードチェーンに対して穀稈長手方向に遠近調節
可能に構成し、この遠近調節に伴って生じる前記穀稈搬
送用無端回動帯の緩みをとるテンション機構を設けてあ
るコンバインにおける縦搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインにおける縦搬送装置は、扱深
さ調節可能にその後部における左右向きの支点周りで揺
動自在に構成し、短稈の場合、縦搬送装置を下降させる
ことによりできるだけ株元側を挟持搬送してフィードチ
ェーンに渡すようにしているが、縦搬送装置の下方に
は、刈取穀稈を掻き集める回転パッカーや切断装置等が
あり、その下降にも限度があることから、この構成だけ
では短稈の扱深さ調節が不十分になる。そこで、上記構
成に加えて前記複数の輪体のうち搬送終端側の輪体を、
前記フィードチェーンに対して穀稈長手方向に遠近調節
可能に構成して、短稈に対しては前記搬送終端側の輪体
を搬送終端側でフィードチェーンから穀稈長手方向に遠
ざけて、より株元側をフィードチェーンに渡すようにし
ている。
【0003】このような縦搬送装置には、前記の遠近調
節に伴って生じる前記穀稈搬送用無端回動帯の緩みをと
るテンション機構を設けてあり、従来、このテンション
機構を構成するに、付勢手段の付勢力により前記穀稈搬
送用無端回動帯の位置変更に追従して自動的に前記穀稈
搬送用無端回動帯の緩みをとる自動テンション機構を設
けてあるだけであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、前記テンション機構は前記自動テンション機構から
構成してあるだけであったために、穀稈搬送用無端回動
帯の位置変更が大きくなると、それに伴って付勢手段の
付勢力が弱くなり、穀稈搬送用無端回動帯の緩みを十分
にとることが困難で、穀稈搬送用無端回動帯の回動が円
滑に行われなくなることがあった。
【0005】本発明の目的は、前記遠近調節に伴って生
じる穀稈搬送用無端回動帯の緩みを確実にとることがで
きるテンション機構を提供して、穀稈搬送用無端回動帯
の回動が円滑に行われるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕本発明の特徴構成は、テンション機構を構成す
るに、付勢手段の付勢力により前記穀稈搬送用無端回動
帯の位置変更に追従して自動的に前記穀稈搬送用無端回
動帯の緩みをとる自動テンション機構と、調節固定式の
テンション機構とを設けてあることにある。
【0007】〔作用〕請求項1の構成によれば、前記自
動テンション機構に加えて調節固定式のテンション機構
を設けてあるから、穀稈搬送用無端回動帯の位置変更が
大きくなっても、穀稈搬送用無端回動帯の緩みを確実に
とることができる。
【0008】〔効果〕従って、前記遠近調節に伴って生
じる穀稈搬送用無端回動帯の緩みを確実にとることがで
きるテンション機構を提供できて、穀稈搬送用無端回動
帯の回動を円滑に行わせることができるようになった。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示すように、クローラ式走
行装置1を備えた走行車体に、刈取部2を油圧シリンダ
3による支軸4周りでの揺動で昇降操作自在に連結する
とともに、脱穀装置7を搭載し、刈取部2に、植立穀稈
引起し装置5と、刈刃6と、刈取穀稈を脱穀装置7のフ
ィードチェーン9に送る縦搬送装置12とを設けて自脱
型コンバインを構成してある。
【0010】前記縦搬送装置12は、株元側挾持搬送装
置8と穂先側係止搬送装置10とから成り、扱深さ調節
可能にその後部における左右向きの支点周りで揺動自在
に構成している。
【0011】図2に示すように、前記株元側挾持搬送装
置8は、1個の駆動輪体8a・搬送始端側の第1遊転輪
体8b・終端側の第2遊転輪体8c・それらの中間の第
3遊転輪体8dにわたって搬送爪付チェーンの穀稈搬送
用無端回動帯14を巻回するとともに、この穀稈搬送用
無端回動帯14の終端側に対向する状態に挾持レール1
5を接近配置し、搬送経路を迂回する湾曲状の第1支持
杆16aの遊端部に固定したホルダー16に、挾持レー
ル15の一対の支持ロッド17を無端回動帯14に対す
る接近離間方向に摺動自在に取付け、挾持レール15を
無端回動帯14に接近させる方向に付勢するスプリング
18を前記一対の支持ロッド17にわたって設け、前記
無端回動帯14と挾持レール15により刈取穀稈の株元
をフィードチェーン9側に挾持搬送するよう構成してあ
る。
【0012】搬送終端側の前記第2遊転輪体8cは、搬
送フレームに基端部を左右揺動自在に枢支された支持ア
ーム19の先端部で回転自在に支持するとともに、支持
アーム19の長手方向中間部に形成した複数のボルト挿
通孔41から所定のボルト挿通孔41を選択して、搬送
フレーム側の雌ねじ部にボルト固定することにより、フ
ィードチェーン9に対して穀稈長手方向に近接した状態
と離間した状態とに遠近調節可能に構成してある。
【0013】そして、前記の遠近調節に伴って生じる穀
稈搬送用無端回動帯14の緩みをとるテンション機構1
3を設け、このテンション機構13を構成するに、穀稈
搬送用無端回動帯14の位置変更に追従して自動的に穀
稈搬送用無端回動帯14の緩みをとる自動テンション機
構20と、調節固定式のテンション機構21とを設けて
ある。
【0014】前記自動テンション機構20は、搬送フレ
ームに天秤揺動自在に屈曲部を支持された「く」の字形
の揺動部材23の一端でテンション輪24を回動自在に
支持するとともに、このテンション輪24が前記駆動輪
体8aと第3遊転輪体8dとの間で穀稈搬送用無端回動
帯14を外側から押圧するように、前記揺動部材23の
他端を付勢手段としてのスプリング22で引き付勢して
構成してある。なお、前記第3遊転輪体8dは、前記揺
動部材23の揺動軸芯Pと同芯に前記搬送フレーム22
で枢支してある。
【0015】図2,図3,図4に示すように、前記調節
固定式のテンション機構21は、前記第1遊転輪体8b
と第3遊転輪体8dとの間で穀稈搬送用無端回動帯14
の連結ピンを押圧するガイドレール27を、搬送フレー
ムにより穀稈搬送用無端回動帯14側に遠近調節自在に
支持して構成してある。この遠近調節機構は、ガイドレ
ール27を支持する支持ブラケット26に複数のボルト
挿通孔29を形成するとともに、搬送フレーム側の支持
ブラケット28に雌ねじ部を形成し、複数のボルト挿通
孔29から所定のボルト挿通孔29を選択して、両ブラ
ケット26,28同士をボルトで固定するよう構成して
ある。前記ブラケット26には第2支持杆25を固着し
て、その一端を、刈取部2の支持フレーム42に当接し
て下限を設定するストッパーに構成してある。図2は、
前記第2遊転輪体8cをフィードチェーン9に近接させ
た状態を、図3は逆に離間させた状態を示している。
【0016】図5に示すように、前記穂先側係止搬送装
置10は、駆動輪体30と2個の遊転輪体31とにわた
ってチェーン32を巻回し、チェーン32に樹脂製の係
止爪33を起伏自在に取付け、係止爪33を搬送作用域
で起立状態に維持するガイドレール34を設け、チェー
ン32を穀稈非搬送領域において張り付勢する緊張手段
Aを設けて構成してある。前記緊張手段Aは、倒伏姿勢
にある複数の係止爪33の幅方向両端側の底部にチェー
ン32の外方から接触作用する断面U字状の板金製弓形
緊張部材35と、この緊張部材35をチェーン32で囲
まれたループ空間の内側方向に押圧付勢する付勢機構3
6とを連動連係して構成してある。
【0017】前記緊張部材35は、そのチェーン移動方
向上手側端に設けた支軸37周りで揺動自在に支持さ
れ、付勢機構36は固定側のネジブラケット38と揺動
板39とに亘る引張りバネ40で構成してある。
【0018】図6,図7(イ),(ロ),(ハ)に示す
ように、前記緊張部材35は、チェーン32の複雑な動
きに追従可能に、チェーン32の移動方向下手側を切り
欠くとともに、その切り欠き部周りの溝を下手側ほど幅
広に形成してある。
【0019】なお、特許請求の範囲の項に図面との対照
を便利にするために符号を記すが、この記入により本発
明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの前部の側面図
【図2】搬送終端側の輪体をフィードチェーンに対して
穀稈長手方向に近接させた状態の株元側挾持搬送装置の
平面図
【図3】搬送終端側の輪体をフィードチェーンに対して
穀稈長手方向に離間させた状態の株元側挾持搬送装置の
平面図
【図4】調節固定式のテンション機構の縦断面図
【図5】穂先側係止搬送装置の平面図
【図6】緊張部材の背面図
【図7】(イ)係止爪を支持した状態における図6のイ
−イ視図 (ロ)係止爪を支持した状態における図6のロ−ロ視図 (ハ)係止爪を支持した状態における図6のハ−ハ視図
【符号の説明】
8a,8b,8c,8d 輪体 9 フィードチェーン 13 テンション機構 14 稈搬送用無端回動帯 15 挟持レール 20 自動テンション機構 21 調節固定式のテンション機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の輪体(8a),(8b),(8
    c),(8d)にわたって穀稈搬送用無端回動帯(1
    4)を巻回するとともに、この穀稈搬送用無端回動帯
    (14)の終端側に対向する状態に挾持レール(15)
    を接近配置して、前記無端回動帯(14)と挾持レール
    (15)により刈取穀稈の株元をフィードチェーン
    (9)側に挾持搬送するよう構成し、前記複数の輪体
    (8a),(8b),(8c),(8d)のうち搬送終
    端側の輪体(8c)を、前記フィードチェーン(9)に
    対して穀稈長手方向に遠近調節可能に構成し、この遠近
    調節に伴って生じる前記穀稈搬送用無端回動帯(14)
    の緩みをとるテンション機構(13)を設けてあるコン
    バインにおける縦搬送装置であって、 前記テンション機構(13)を構成するに、付勢手段の
    付勢力により前記穀稈搬送用無端回動帯(14)の位置
    変更に追従して自動的に前記穀稈搬送用無端回動帯(1
    4)の緩みをとる自動テンション機構(20)と、調節
    固定式のテンション機構(21)とを設けてあるコンバ
    インにおける縦搬送装置。
JP29307595A 1995-11-10 1995-11-10 コンバインにおける縦搬送装置 Expired - Fee Related JP3418042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29307595A JP3418042B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 コンバインにおける縦搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29307595A JP3418042B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 コンバインにおける縦搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09131120A true JPH09131120A (ja) 1997-05-20
JP3418042B2 JP3418042B2 (ja) 2003-06-16

Family

ID=17790132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29307595A Expired - Fee Related JP3418042B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 コンバインにおける縦搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3418042B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1078807C (zh) * 1997-10-30 2002-02-06 株式会社久保田 联合收割机的收割谷秆输送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1078807C (zh) * 1997-10-30 2002-02-06 株式会社久保田 联合收割机的收割谷秆输送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3418042B2 (ja) 2003-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09131120A (ja) コンバインにおける縦搬送装置
JP2021185783A (ja) コンバイン
JPH1128013A (ja) コンバインの穀稈搬送装置
JPH0716016A (ja) コンバインの刈取茎稈搬送構造
JP2000279020A (ja) コンバインの株元挾持搬送装置
JP7260497B2 (ja) コンバイン
JP2000139166A (ja) コンバインの穀稈供給搬送装置
JPH0937629A (ja) 根菜収穫機の切断装置構造
JP2000270660A (ja) 刈取収穫機の茎稈搬送部構造
JP3478936B2 (ja) コンバインの縦搬送装置
JP3367175B2 (ja) 刈取装置における穀稈搬送装置
JP4289621B2 (ja) 自脱型コンバインの穀稈搬送構造
JPH046511Y2 (ja)
JPS6227079Y2 (ja)
JP3369792B2 (ja) 脱穀機における排藁搬送装置
JPH083243Y2 (ja) コンバインの縦搬送装置
JPH0120841Y2 (ja)
JP2002095332A (ja) コンバインの穀稈狭扼装置
JPS5927732Y2 (ja) コンバイン
JP2007252226A (ja) コンバイン
JP4168201B2 (ja) コンバイン
JPH10127142A (ja) コンバインの扱深搬送装置
JP2561445B2 (ja) コンバインの刈取前処理装置
JPH08172864A (ja) コンバインの穀稈搬送部
JPH10136754A (ja) コンバインの穀稈継送装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100411

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees